今月
2028年07月
1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031
アーカイブ
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
ページ内検索

   表示:全て(3473件)
<< [-10]
2020年02月08日(土) | ♯556 11年ぶりに再訪 和寒越冬キャベツ編
2020年02月08日(土) | シャキシャキのキャベツが雪の下から登場!
2020年02月08日(土) | 森アナ作「越冬キャベツの歴史」紙芝居!
2020年02月08日(土) | 大胆だけど繊細な作業!
2020年02月08日(土) | バケツリレー形式でキャベツを運ぼう!
2020年02月08日(土) | キャベツをもってトライ!?
2020年02月08日(土) | 最短調理で激うまキャベツ料理!
2020年02月01日(土) | ♯555 十勝ラクレット編
2020年02月01日(土) | 世界が認めたチーズとは
2020年02月01日(土) | チーズ作りは力仕事!
2020年02月01日(土) | 十勝全体のチーズの品質をあげる!

[+10] >>

2011年01月15日(土) |  生産者の想いを込めた塩だれには・・・

もんすけ「じゃーん、もんすけです!」

塩やっき「じゃーん、塩やっきです!」

もんすけ「あれぇ君は誰だぁ?」

塩やっき
「僕はオホーツク北見塩やきそばの
イメージキャラクター”塩やっき”です。
みんな、よろしくね!」

もんすけ
「ねぇねぇ、塩やっき君に質問!
 オホーツク北見塩やきそばは、
 いつ頃からあるの?」

塩やっき
「"食を通じたまちおこし"を合言葉に
 平成19年に出来たんだよ。
 そして、さっぽろオータムフェストなど
 各地の様々なイベントに参加して、
 みなさんに知ってもらおうと頑張っているんだ。
 ちなみに去年10月各地のご当地メニューが競う、
 ”B-1グランプリin横手”では
 見事3位を獲得しました~~~!」

もんすけ
「オホーツク北見塩やきそばってすごいんだね」

塩やっき
「ちなみに北見市内の飲食店27軒で
 食べることが出来ます。
 お店にはマップもおいてあるので
 是非見てね!」

オホーツク産のホタテ、
道産割り箸、北見産タマネギと
【オホーツク北見塩やきそば】の
7つのルールを次々と解明したあぐり一行。

森崎
「さあ、それぞれ色々行って見ました。
 ただもう1個ありましたよね…
 シェフに渡されたナゾの液体!
 この秘密を解く鍵がこの建物の中に
 あるそうだ!」

やって来たのは
“北海道立オホーツク圏
 地域食品加工技術センター”。
地元の食材を使った商品開発を
行う研究施設なのです。
 
まずはご挨拶をすると…

男性「どうぞ名刺を…」

森崎
「どうもどうも…研究員、
 拔山嘉友(ぬきやま よしとも)さん。
 あれ?
 オホーツク塩やきそば副会長!!」

拔山さんはこれまで
大人気になった生キャラメルをはじめ、
チーズやソーセージなど数多くの
製品開発に携わってきたのです。

拔山さん
「北見市は農業・水産業・酪農・畜産など
 色んな食材が揃うんですね。
 その分、食品加工をする企業が
 たくさんあるので、
 その商品開発のお手伝いを色々やってます」

森崎
「じゃあ、ナゾの液体を作ったのは??」

拔山さん
「実は私です!
 これは“塩だれ”なんですよ。
 どんなお店でも本格的な味付けを
 手軽にできるようにというコトで
 この“塩だれ”を開発したんですね!」

最後のルールは
「味付けはソースではなく塩とする」こと。
開発した塩ダレは、
オホーツク海の塩や北見産玉ネギなどの
おいしいエキスなどを15種類以上
ブレンドしているのです。

拔山さん
「味の決め手になるのが、もう1つ。
 この白く濁った液体、ホタテのエキス!
 
 実はこのホタテのエキスは
 ホタテのゆで汁を利用してます。

 加工場ではホタテを食塩水でボイルします。
 繰り返し繰り返し塩ゆでにするんですが
 ちょっとずつホタテのうま味が
 溶け出していって、このエキスになるんです」

そのホタテエキスの味とは-

森崎
「しょっぱい!
 けど最後にうま味が残る。
 最高級のホタテのにぎりを
 食べたような感じのあと口です」

拔山さん
「ホタテの加工の仕事なんかも
 イロイロ協力させてもらっているうちに
 生産者の人たちが
 コレをなんとかしたいんだ
 って想いがあったので、
 じゃあ“塩だれ”にも使おうという
 コトになったんですよね」

藤尾
「北見の人の想いがこのビンに
 詰まっているワケですね!」

森崎
「しかも、おいしくってエコですね!」


2011年01月15日(土) |  塩やきそばの作り方は?
ミッションをすべてクリアし、
8つのルールをすべてを解明したあぐりっこ隊。
約束だった【オホーツク北見塩やきそば】の
作り方を教えていただくことに!

ホテル黒部
梶井敏幸さん
「玉ネギを切りましょう。
 北見産の玉ネギは生で食べると
 スゴクからいんですけど、
 炒めるとものすごく甘く変化します。
 なので塩味に合うには薄く切らないで、
 大きく切って食感を残しましょう。
 (約0.5~1センチ幅)」

こうしてそれぞれの具材を準備。
素材の食感も楽しめるよう大き目に
カットしていくのがポイントです。

では早速炒めていきましょう。
最初は玉ネギからです。

梶井さん
「料理のコツは火の通りが
 遅いモノから順番に入れることです。
 ではシメジ・キャベツ・ホウレンソウを
 入れましょう!」

佐々木
「お次は道内産の麺を入れます」

梶井さん
「道内産の麺は粘りがありますよ。
 普通のソース焼きそばは、
 この時点でソースを入れますが
 塩やきそばのソースはしょっぱくなるので
 最後にいれますよ」

最後に一気に仕上げますよ。

梶井さん
「タコもカニもホタテも新鮮だから
 あまり火が通らないほうがイイんで
 最後に入れましょう!
 これで一気にまとめて
 秘伝の塩だれをいれますよ。
 もうこれでほぼ出来ちゃいました」

最後はお皿ではなく
鉄板に盛り付けです。

森崎
「また具だくさんだもーん!」

さて食べる直前に
魔法の水(ブイヨン)をかけます!

藤尾
「湯気がきたよ~」

森崎
オホーツクの海で泳いでる!オレ!」

さあ、いただきま~す!

森崎
「おいしい!!」

ようすけ君
海の味がイッパイしておいしい!」

実は梶井料理長は
“オホーツク北見塩やきそば推進協議会”の
会長さんでもあるんです。

梶井さん
「北見って町を売り出そうっていう
 心意気でみんなでやってます。
 やきそばを売りながら
 北見市をPRするのが
 我々のコンセプトにあるんですよ」

森崎
「いろんな人が海から山から森から
 美味しいものを作ろう!
 北見の名物を作ろうという集まってる。
 熱いパワーがスゴイです!
 27店舗あるんだから
 食べ歩きするのも楽しいですよね
 はしごします!」

藤尾仁志の週刊あぐりニュース。

こんにちは今日は珍しい野菜の
意外な活躍をご紹介します。

十勝の菓子店「六花亭」が出している
季節限定の商品にに使われているのが…
「つくねいも」です。

道内では池田町だけで栽培されている野菜で、
関西では高級和菓子の材料にも使われています。

栽培をしている十勝高島農協の青年部では、
この野菜をもっと多くの人に知ってもらおうと、
イベントで、すりおろしの実演や試食を行いました。

つくねいもは栄養面で優れているだけでなく
ゆっくり消化されるため
ダイエット効果も期待できるそうで、
これから注目を集めそうです。

つくねいもはすごい粘りが特徴ということで、
私もその「粘り強さ」と和菓子のような
上品な笑しゃべり口調で…(と続く…)
…失礼しました…

以上、あぐりニュースでした。


2011年01月08日(土) |  ♯126 和食・洋食 テーブルマナー編 
森崎
2011年
  あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします!
 さあ今年もあぐり王国は
 北海道の美味しいものを
 楽しくお届けいたします!」

河野
「さあ今年最初のテーマは何ですか?」

佐々木
おいしく食べるために
 大切なことを学んでいきます!」

森崎
「何だろう!」

河野
「気になる!」

新年最初のテーマを勉強しに
一行はとある場所へと移動してきました。

その場所とは…

森崎
ドレスアップさせていただきました!
 あぐり王国ではかつてない格好です」

河野
「あぐりっこも可愛い」

森崎
「すごい場所に来ましたよ!
 コチラです、どうぞ!」

訪れたのは街の中心部に立つ
札幌プリンスホテル。
地上107メートルの最上階には、
360度の絶景が楽しめる
本格フレンチレストランもあるのです。

こちらで学ぶのは?

【札幌プリンスホテル】
住所:札幌市中央区南2条西11丁目
電話:011-241-1111

森崎
「今日のあぐり王国は何かが違います。
 まずは洋食を食べるために大切なことを
 学ぶということで、
 ズバリそれは何ですか?」

佐々木
「ズバリ、マナーです

河野
「マナーを学ぶ!?」

ココからはマナー教室の講師も務める
ソムリエの尾池さんに教えていただきます。

札幌プリンスホテル 
サービスリーダー/ソムリエ
尾池 慶紀(おいけ よしのり)さん
「マナーというのは
 みなさまの人間性が出ます。
 そういった部分をしっかり
 覚えているかどうかということです」

一番最初は「座るマナー」です。

森崎
座るマナーって何?
 わからないな…」

尾池さん
「基本的には
左から入って左から出る、
 というのが座り方になります」

さらにテーブルと体の距離は こぶし一つ分。
姿勢を正し、食事をこぼさないようにする
大切なポイントなのです。


2011年01月08日(土) |  意外なマナー スープは直接飲んで良い??

マナー講座、まずは飲み物からスタートです。

尾池さん
「今後のあぐり王国のご発展を祈念しまして
 乾杯したいと思います。 乾杯! 」

一同
「かんぱ~い」

カチンカチン!

みんな、グラスをお隣さんと
当てて乾杯・・。

尾池さん
「乾杯の仕方というのは目線で乾杯をして
 グラスとグラスを当てない!
 というのがマナーです。
 居酒屋さんなどでビールのジョッキを
 ぶつけるのはかまわないんですが、
 こういった西洋料理では目線で乾杯
 というのがマナーです」

ちなみにナプキンを広げるタイミングは、
飲み物や料理のサービスが始まる時。
こちらにも、正しい所作が-

森崎
「ナプキンは二つ折りにして
 “わ”になった側を手前に置く!
 拭くときはナプキンを開いて
 裏側で拭くんですって。
 そうすると汚れも見えない!
 これがスマートなマナーなんですって」

佐々木
「合理的ですねえ」

お次はスープです。

尾池さん
「基本的には、並んでいるナイフとフォークの
 外側から使っていただきます」

尾池さん
「スープ用のスプーンは一番右端にありますので
 そちらを使っていただきます」
あぐりっこ、ぎこちなく食べる・・

森崎
「みんな恐る恐る食べていますけど!」

ここで尾池さんからクイズが-

尾池さん
「取っ手のついた器に入ったスープを
 このまま口に運んで、器から直接飲んで
 イイと思いますか?」

ちょっと緊張気味なあぐりっこは
全員「飲んではダメ」という意見。ところが-

尾池さん
「これは持って飲んで
 かまいません!」

河野
「えぇ~~ちょっと意外!」

尾池さん
「取っ手のついている食器に関しては
 持って飲んでいただいても
 マナー違反ではありません。
 
 ただオススメはしません。
 が、間違っているコトではありません」

安心したのか
直接持って飲みだす河野。

森崎
「こっちのほうが似合いますね!」

尾池さん
「もう一度言いますが
 
 オススメはしません!」

河野
「あっ!スミマセン、スミマセン…」

音を出すのは厳禁!
スープは飲むというより、食べる感覚。
ちなみにスプーンは、食事中はカップの中に。
食べ終わったらカップの外にだすのです。

2011年01月08日(土) |  マナーは食事を楽しくするもの!
お次はお魚料理。
さっそく外側のナイフとフォークを使って
食べてみますが、
みんなちょっと使い方が違うような…

 

森崎
「正式な使い方ってあるのでしょうか?」

尾池さん
「ライスをフォークの外側に
 乗せる方がいますが、
 欧米の人に言わせると
 なんとアクロバット的な食べ方なんだと
 非常にヒヤヒヤするんですね。
 なのであまり良くないですね

尾池さん
「周りをちょっと見ていただいて
 周りと食べ方のスピードを
 合わせる
というのが
 マナーのひとつにあります。
 一人だけ早く食べ終わると
 周りのみんなに早くしなきゃと
 思わせてもいけません。
 逆に遅すぎても次のお料理が
 運ばれてきません。
 できれば均等に食べるペースを
 合わせていただいた方がよろしいですね」

洋食の最後はお肉料理です。
今回ご用意いただいたのは
鶏モモ肉のソテー、ハニーマスタードソース!
美味しそうですが
なんと骨付きなんです。

尾池さん
「ちょっと子供たちには難しいかな…」

お肉料理と一緒に運ばれてきたのは
“フィンガーボール”です。
これは指を洗う銀器です。
フィンガーボールと共に運ばれてきた料理は、
「手を使って食べても良い」という
メッセージでもあるのです。
では鶏肉の正しい頂き方とは?
尾池さん
「まずモモ肉を裏返します。
 骨と骨の間の軟骨がありますので
 ここにナイフを入れていただくと
 軟骨なので簡単に切れます」

尾池さん
「あとは骨にフォークを入れて
 削ぐように切っていきます」

森崎
「えぐるような!」

佐々木
「すごい簡単でキレイ!」

尾池さん
「最後に表に返すと
 見た目は変わらないですが
 骨が抜けた状態になります」

早速みんなもチャレンジ!
上手に出来たところで
ゆっくりお食事を楽しみました。

森崎
「こういうマナーってどうして
 存在するんでしょうね?」

尾池さん
「マナーを覚えるということよりも
 楽しく食事をするために
 覚えるのがマナーですね」

森崎
「そうか楽しむためのものね!
 それを聞くと気持ちがちょっと楽になった」

じゃーん、もんすけです!
ナイフとフォークには、
食事の進み具合を知らせる使い方もあるんです。
料理を食べている途中は、
ナイフとフォークはハの字に置きます。

食べ終わったらフォークを上向きにして、
ナイフと揃えて皿の右斜め下に。

こうすることでお店の方が
スムーズに対応できるんだね。


2011年01月08日(土) |  日本の心をマナーで学ぼう!

佐々木
「さあ続いて我々は
 着物と袴に着替えさせてもらいました」

森崎
「さあ次は和食です!すごいトコロに来たぜ」

訪れたのは、日本料理 花城(はなぎ)。
海や山の旬の幸を取り揃える人気のお店です。
先付け・椀物から始まる
美しい器で出される季節の食材。
この美しい和食の頂き方を教えていただくのは、
マナーのスペシャリスト、
椿 武愛子(つばきむつこ)先生です。

【日本料理 花城】
住所:札幌市豊平区豊平4条1丁目1-1
   ルネッサンスサッポロホテル 3階
電話:011-814-8711 

椿 武愛子さん
「今から覚えておくと紳士淑女になれます。
 そしてマナーというのは人の前で
 “恥をかかない”ことと
 “相手を不愉快にさせない”ために
 覚えるんですよ」

まずは和食の基本、お箸の扱い方です。

椿さん
「割り箸の折り方からお話します。
 割り箸は上下でポンと割ります。
 左右で割ってしまうと、両肘がお隣の方に
 ぶつかってしまうでしょう。
 ですので上下に割りましょう」

次は箸置きにおかれたお箸を
持ってみましょう。

椿さん
「まず右手(利き手)で上から箸を持ちます。
 そして左手で箸を支えます」

椿さん
「最後に右手で箸を持ち直します。
 3つの動作で出来ますね」

佐々木
「とってもスマートですね」

しっかりお箸の持ち方も覚えましょう!

椿さん
「薬指で下の箸をおさえます。
 人差し指と中指で上の箸を挟んで
 動かします」
 
続いては海や山の旬の素材を
盛り合わせたお料理が登場。

椿さん
「エビは腰が曲がるまで長生きしましょうね、
 黒豆はマメに今年も頑張りましょう、という
 意味がありますね。
 料理人はこういうことも考えているんですよ」

さて美しい食べ方とは?

椿さん
左手は必ず器に添えてください。
 片手で食べるのは犬食いです。
 姿勢が悪くなり、ちょっと格好悪いですね。
 左手を添えるだけで、
 とてもキレイにみえますよ」
 

他にも和食にはタブーがあります。
例えば器の中の好きな料理を
箸で選ぶ「さぐり箸」
箸で器をひき寄せたりする行為「寄せ箸」
そして煮物などをつかむのではなく、
突き刺して食べる「刺し箸」は、
マナー違反なのです。

2011年01月08日(土) |  一番のマナーは感謝を持っていただく事!

続いては、椀盛。
実はふたの開け方にもマナーがあるんです。

椿さん
「左手を器に添えます。
 右手でフタの上を持ちましょう。
 そして、フタを開けてチョット立てます。
 これで汁が器の中に流れますね!
 決してフタを振ってはいけませんよ」

椿さん
「そして左手から右手にかえて
 お膳の外に出します。
 このお盆には
 いただくモノと箸しかおきません。
 いろんなモノを乗せてはいけませんよ」

続いては上級編、焼き魚を食べ方です。

椿さん
「頭を押えてお魚を3枚おろしにするように・・。
 まずは骨の上の部分から
 召し上がります。
 まずは、こうしてお魚の半身を
 キレイにいただきます」

さてお魚の裏側はどうするのか?

椿さん
お魚は裏返しにしてはいけません。
 骨の下に箸を入れて
 骨を身から切り離しますよ」

一同
「わーキレイキレイ!」

リーダーもチャレンジ!
背骨だけキレイに取れました!

森崎
「イエーイ!
 先生でもこんなコトしたらダメでしょ?」

椿さん
「ハイ!それはダメです」

最後に出てきたのは
お吸い物とゴハンとお漬物です。

椿さん
「これは専門用語では
 【留椀(とめわん)】と言います。
 今までお酒を飲んでいた方に
 《いよいよお食事になりますよ》なので
 《お酒は止めますよ》という
 意味なんですね」

このお食事をいただくときにも
マナーがありますよ。

椿さん
「お漬物を食べるとき、
 お箸にとって直接、口に運びますね。
 そうではなく
 必ずワンクッション置いてください。
 1度チョットご飯の上にのせましょう」

森崎
「キレイですねえ~」

椿さん
食事の立ち振る舞いがキレイでしょ。
 漬物も見てください!キレイですね。
 農家の人がいなかったら、
 私達はご飯を食べられない。
 何ヶ月もかかってやっと出来たものですね。
 だから感謝を込めていただかない
 いけないですね」

あぐりっこの感想は・・

ヒビキ君
「自分のお皿の持ち方とか
 間違っているトコロがあったので
 これからは気をつけていこうと思います」

河野
「ヒビキは小学3年生であってるよね?
 シッカリしているなあ」

森崎
「中学3年生なんじゃないか?」

森崎
「家でもお母さんが焼いたサンマを
 あんなにキレイに食べたら絶対喜ぶぞ!」

椿さん
「うれしいですよね。
 今度はタイにしようかな?なんて!」

森崎
「やったね!お母さんってねえ~~」

藤尾仁志の週刊あぐりニュース。

こんにちは!
週刊あぐりニュースの時間です!
今日は子供たちが商品開発に挑戦、
という話題です。

こちらは去年オープンした
「くるるの杜」の調理加工体験室。
集まった親子8組は、
北海道米を使った冷凍ご飯の商品開発に
参加しています。
これまでに商品化を目指す
ホクレンの担当者と一緒に
使用する北海道産の素材を決め、
実際に調理をしながら
メニューを考案してきました。
今回は、そのメニューを工場で作った
試作品のテスト。
塾や習い事の前に
手軽に美味しくモリモリ食べたくなる、
というコンセプトだけに
子供たちの考えが大切なのです。

映像の中の子供達の意見
「チーズがゴロンと入ってて良かったです」
「卵がおいしそうだなと思いました」
                 
この日は商品化するメニューを1つに決めました。
次はパッケージや商品名、発売価格などを
検討するそうです。

自分の考えた商品がお店に並んでたら
うれしいでしょうねぇ。
             
それではまた来週!

【ホクレン 食と農のふれあいファーム くるるの杜】
住所:北広島市大曲377-1
電話:011-377-8700


2010年12月25日(土) |  ♯125 北海道米がアツい!酒米&もち米 編
粘り強く、つややか! 
北海道米のエースゆめぴりか!
日本トップクラスのおいしさが評判となり、
全国で話題となりました。
ここ数年ゆめぴりかをはじめとする
北海道のお米の実力がアップ。
しかも注目を集めているのは、
お茶碗で食べるお米だけではないんです。

今回ご一行がやってきたのは
大雪山のふもと、米どころ旭川です。

佐々木
「みなさんこんにちは、あぐり王国です。
 今回は車の中からご挨拶です。
 すでにあぐりっこもいますよ」

森崎
「あぐりっこ、よろしく~」

佐々木
「さてここでクイズです。
 ここに漢字がかいてありますが、わかりますか?」

あぐりっこ
「???」

みなさん、わかりましたか?
この漢字の読み方は
「吟風(ぎんぷう)」「彗星(すいせい)」。

年末年始お祝い事には欠かせない、
あの飲み物を作るお米の品種ですよ~~

早速バスを降り
とある場所にやって来ました。

佐々木
「“吟風”“彗星”とは一体何なのか?
 その答えはコチラです!」

森崎
「どーん!
 そう、みんな大好き、お酒!」

佐々木
「みんなはまだですよ…
 今日は高砂酒造という所にやって来ましたよ」

創業111年、旭川の老舗酒蔵「高砂酒造」。
お酒の原料「酒米」は今までは
本州産が中心でしたが、
最近は事情が変わってきたのだとか…
伝統の酒蔵で起こっている
「お米革命」について、
総合企画課の山崎浩一さんに
教えてもらいましょう。

早速中にはいると-
森崎
「すごい湯気!お米がありますね」

佐々木
「まさに炊きたてみたい!」

森崎
「うーん、イイ香り。
 コレは何をしてるんですか?」

総合企画課 山崎さん
「“蒸米”と言いまして
 お米を今、蒸しているトコロなんです」

森崎
「お米をお酒にする場合、
 炊くんじゃなくて“蒸す”んだって!」

「食べる」ご飯はふっくらとなるよう
炊きあげますが、日本酒を作る場合は、
お米の周りが固いまま、
芯まで火が通っていることが重要。
そのため高温で蒸して使うのです。

森崎
「普通のお米と比べてどうだろう」

あぐりっこ
「ちっちゃい!」

藤尾
「普通のお米と比べて半分くらいですよ!」

山崎さん
「お米を削っているんです!」


2010年12月25日(土) |  酒蔵探訪 日本伝統の酒造り
「削る」とは、お米を精米すること。
普段私たちが食べるお米は、
玄米の外側を10%ほど削っているのですが、
日本酒造りの場合は、
30%以上も削っているのです。

せっかくなので蒸したての酒米を
いただいてみました。

佐々木
「弾力がありますね!」

山崎さん
「酒米はそうなんですよ」

ホノカちゃん
「(お菓子の)グミみたい」

森崎
「グミキャンディね!酒米グミ!」

山崎さん
「分かりやすい発想ですよね~」

ちなみにお米の削る量が多くなるほど、
お酒の値段は高くなります。
「大吟醸」に使われるお米は、
半分以上を削ってしまうのです。

さて吟風と彗星とは何だったのか?

森崎
「あっ見つけましたよ!
 “吟風”って漢字が書いてありますよ」

“吟風”“彗星”は北海道の酒米なんです。

手にとって見てみると-

あぐりっこ
「うわー真っ白」

森崎
「ただお米の場合はもう少し
 透明な部分がありますよね?」

山崎さん
「透明な部分はタンパク質で
 コレはもう真ん中のデンプンの部分だけなんです」

お米を削る理由、
それは日本酒造りの妨げになる
外側のタンパク質や脂肪などを取り除き、
おいしさの元となる中心部分のデンプンの
割合を高くするためなのです。

森崎
「酒米の実力はどうなんでしょう?」

山崎さん
「どんどん品種改良して良くなっていています!
 ウチの蔵でも三年ぐらい前から、
 北海道米でつくるお酒が半分を超えています。
 どうせなら、地元の“お米”“お水”“人”で
 作ったお酒じゃないとね!」

北海道米を使った日本酒作り。
ここからは酒造りの最高責任者、
杜氏(とうじ)の森本さんに
教えていただきましょう。

杜氏
森本 良久さん
「今はお酒の命とも言える“酒母(しゅぼ)”を
 つくっているんですね」

酒母(しゅぼ)とは酵母つまり微生物の集まり。
この酵母は糖分をアルコールに
変える役割をしますが、
酒母づくりはお酒の出来を左右する
大切な行程なのです。

あぐりっこ
「泡がいっぱいある!」

森崎
「泡が出たり消えてりしているよね」

森本さん
(タンクの中の酒母を混ぜる)
「下の方から引っ張り揚げるようにまぜます」

リーダーもやってみますが…

森崎
「あんまり回してる感触がないなあ」

温度を一定に保ち、数時間ごとに様子をみます。
こうした手作業が2週間、
休むことなく続けられるのです。
そしていよいよ、本仕込みと呼ばれる工程へ-

2010年12月25日(土) |  北海道のお酒にこだわり続ける!

藤尾
「急に天井が近くなりましたね!」

森崎
「さあタンクの上にいるよ!」

タンクの中を覗いて見ると-

森崎
「登別地獄谷か?っていうくらい
 泡がボコボコ出ていますよ」

森本さん
「仕込んで8日目ぐらいの“もろみ”です」

森本さん
「酒母をタンクに移して、“麹(こうじ)”と
 蒸したお米、水をさらに入れて仕込みます。
 だいたい30日くらいかかります」
森本さん
「北海道では10年チョット前までは
 “酒米”は全然とれなかったんですよ。
 ココ10年ぐらいのことなんです。
 “吟風”だとか“彗星”をボクらが
 使えるようになったのは!
 ソレからは状況が一変したんですよね。
 “大吟醸”も北海道米
 つくれるようになりましたしね!」
 
森崎
「知識と歴史とイロイロ必要になってくるんですね」

お次は“搾り機”の前にやって来ました。

森崎
「これで搾っているんですか~
 これでようやくお酒が誕生するんですね」

ろ過を経てタンクに流れてきたお酒をみると-

森崎
「みんな見て!さっきは白かったけど
 透明になってきているよね!」

山崎さん
「これは搾りたて!できたてです。
 ちょっと飲んでみますか?」

森崎
「うわ~香りがスゴイ!
 濃いですねえ~
 けどさわやかなフルーティーな甘味が残ります」
搾られた原酒は低温に管理された倉庫で
半年ほど寝かし熟成。
こうすることで酒の旨みが引き出され、
まろやかになるのです。
そして残った「しぼりかす」が、
今健康食と注目される【酒粕(さけかす)】なんです。

こちら高砂酒造さんでは
北海道米の“吟風”“彗星”で作られた日本酒、
栄養価が高く美容にも効果が高いと注目される
酒粕を使ったお菓子がズラリ。
さらに、ちょっと変った甘酒もあります。

山崎さん
「麹というお米を55度の温度で8時間
 保温しただけなんです。そうするとお米が勝手に
 柔らかくなって甘くなるんです。
 これはお酒じゃないですよ」

早速飲んでみると-
ウランちゃん
「ジュースみたいな甘さ!」

ユウマ君
「とにかく甘い!」

山崎さん
「本州からやって来たお客様には
 やっぱり北海道のお酒を飲んで
 いただきたいですよね。
 北海道のおいしいものと一緒に!」

森崎
「そうですね!」

■高砂酒造の商品のお問い合わせは-
電話:0166-23-2251
HP:http://www.takasagoshuzo.com/
※通販も可能です




TOP(全件表示)