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2021年02月06日(土) | ♯603 千歳市・あん編②黒・うぐいす・黄色…!
2021年02月06日(土) | ♯603 千歳市・あん編③あんこって簡単に作れる!
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2021年01月23日(土) | ♯601 農業の働き方の多様化・愛媛編②農作業ヘルパーと再会!
2021年01月23日(土) | ♯601 農業の働き方の多様化・愛媛編③段々畑へ!
2021年01月16日(土) | ♯600 農業の働き方の多様化・富良野編①

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2020年02月08日(土) |  シャキシャキのキャベツが雪の下から登場!
さてまずは、
あぐりっこに野菜の正体を知ってもらいます。

リーダー
「さあ雪の下にどんな野菜があるか掘ってみよう」

今年は雪が少ないとはいえ、
道北の和寒町!そこそこ積もっています。
リーダー「なんか空洞が見えました!なんだ?」

森アナ「穴が開いてますね」

リーダー
「ここからはデリケートに手でいく?」
ということで、掘っている間に、
ほぼほぼ見えてしまいましたが…

リーダー「出ました!さあこれ何?」

アヤタ「キャベツ!!」

荒井さん「越冬キャベツです!」
こちらが和寒町自慢のブランド野菜、
「和寒越冬キャベツ」。
雪の下から現れましたが、
味は大丈夫なのでしょうか?
荒井さん「切ってみますよ」

バキッバリバリ…!!

リーダー「良い音!!」

森アナ「ビッシリですね!」

荒井さん
「ここが成長点なんですけど
 寒さに耐えるということは
 成長点を守るということで
 この部分に外側から栄養が集中してきます」
荒井さん
「ですから成長点付近を
 ちょっとゆっくり噛んでみてください」

リーダー
「じゃあいくよ。
 君たちが雪の中から掘り起こした
 越冬キャベツです。
 感謝をこめていただきま~す」
バリッ(ホントすごい音です)

カイト「あっ!甘い!!」

リーダー「どれくらい甘い?」

カイト「10倍!!」
アヤタ君も…

バリッ

アヤタ
「甘っ!!野菜じゃないフルーツっす!これ。
 それぐらい甘い!!」
森アナ「普段食べるのと違う?」

アヤタ「全然違う!!」

リーダー「どれくらい違う?」

アヤタ「10倍!!」

森アナ「とにかく10倍甘いキャベツだそうです」
リーダーもガブリッ!!

リーダー
「うん!パイナップル(笑)」
リーダー
「めちゃうまい!
 甘いしうま味がありますね!」

森アナ
「うおっ!甘いですね。ビックリしますね」
荒井さん
「想像以上でしょ?
 ちなみに糖度を数値で表すと10度くらい」

リーダー「10度あるの??」

荒井さん
「外側の青い葉っぱで5~7度ぐらい!」
荒井さん
「いま食べてる中心のほうだと
 成長点を守るということで
 糖度を自分で高めているんです」

2020年02月08日(土) |  森アナ作「越冬キャベツの歴史」紙芝居!
驚きの甘さをもつ和寒越冬キャベツ。
さてここで、このブランド野菜が、
どのような歴史を歩んできたのか解説します。

なんと、この人が…
森アナ
「じゃじゃん!
 和寒越冬キャベツができるまで!
 はじまりはじまり~」

ここからは森アナに紙芝居にお付き合いください。
(絵・語り:森結有花)
森アナ
「さかのぼること50年前。
 1968年、秋のことでした」

リーダー「おーすげー」

森アナ
「この年、和寒町ではキャベツが大豊作。
 ただたくさん出来過ぎてしまって
 市場では大幅に値段が下がってしまいました。
 和寒町の生産者は次々に出荷を諦めてしまいました」
森アナ
「(おじさん風)
 『すまんなあ…許してくれ…』と言って
 キャベツを畑に放置することになってしまいました」
森アナ
「そうして和寒町に冬がやってきました。
 見ての通り和寒町の冬は
 一面雪景色…真っ白です。
 キャベツもその下に埋まってしまいました。
 
 …そうして春を迎えて
 キャベ男さんが再び畑に行くと…

 (再びおじさん風)
 『な…なんということじゃあ~』

 畑に置きっぱなしにしていたキャベツが
 なんと姿・形そのまま!
 青々としているではありませんか!」

リーダー「傷んでなかったんだ!」

森アナ「傷んでなかったんです」
森アナ
「そしてキャベ男さんは
 『母さん母さん、こっちに来てくれ!
  食べてみてくれんかの~』と言って
 キャベ子さんにキャベツを食べさせました。

 そうすると…
 (キャベ子さん風)
 『父さん…あ…甘~~い!!』」

もうあぐりっこも我慢できず失笑。
森アナ
「なんと冬を越したキャベツは
 驚くほど甘かったのです!
 それをキャベ男さん
 『ビジネスチャーンス』と思いまして…」
森アナ
「売ってみることに!!
(カワイイ子供風)
 『こんなに甘いキャベツ食べたことない!』
(お父さん風…なのかしら)
 『母さん!このキャベツもう一回買ってきてくれよ』
 と言う風にたちまち大人気になりました」
森アナ
「そして2009年…
 (野太い声で)
 『おーい!お前たち~』
 あぐり王国が取材にやってきました」

リーダー
「僕ですか、それ?
 僕と河野くんと佐々木佑花さん?」

森アナ「松坂さんですね」

森アナ
「リーダーが
 『う…うまい~~~!』と大絶賛です」
リーダー
「あははは(笑)それ必要かな?
 紙芝居のクライマックスですけど…」
森アナ
「さらに人気に拍車がかかって
 2010年ついに『和寒越冬キャベツ』として
 商標登録されたのです」

リーダー
「商標登録の前に我々は取材に来てたんだ」
森アナ
「こうして今に至ります!
 はい!おしまい…」

パチパチパチ

思った以上によく分かったぞ!

2020年02月08日(土) |  大胆だけど繊細な作業!
リーダー
「どうですか?荒井さん。
 本当にこんな感じですか?」

荒井さん
「そうですね。商標を取るのは
 取材の前から取り組んでいたんですけど…」

リーダー
「というのは商標を取ったのと
 あぐり王国の取材は
 なんら関係なかったという…」
荒井さん
「いえいえいえ…そんなことない!
 まあ…あの…
 バックアップがあったんで
 特許庁のほうも速やかに許可をくれた…」
リーダー
「なんか自分たちが大変なことに
 加わったみたいに言ってますけど
 恐れ多いわ!!」

荒井さん
「森アナ!
 だいぶ盛りましたね!!」

森アナ
「ごめんなさい…森だけに…
 失礼いたしました」
森アナ
「ではここで和寒越冬野菜の
 栽培スケジュールを見ていきましょう」

荒井さん「6月にキャベツの種をまきます」

リーダー「ちょっと遅いですね?」
荒井さん
「収穫期に逆算して種をまいてます。
 このキャベツは6月に種をまいて
 芽をださせると
 10月いっぱいの根切りに間に合う!
 種をまいて20日間くらいで定植をします」

リーダー
「定植というはハウスから畑に植えかえる」

荒井さん「1株ずつ植えかえるんだよ」
リーダー「根切りというのは…」

荒井さん
「1株1株、刃物で切って列に寄せる!」

リーダー「手作業で切っちゃうんだ」

森アナ「普通のキャベツと違うことは?」
荒井さん
「特別はないんですけど
 やはり健康なものを育てるには
 元気な土がなければダメなんです!」  
荒井さん
「肥料の中にも有機質肥料というのがありまして
 ちょっと…後ろ…分かんないかな。
 あそこに人が見えるんですけど…」

リーダー「何かまいてますよ」

荒井さん
「あそこにカボチャの“残さ”なんですけど
 有機物ですよね。撹拌してたい肥を作ってます。
 ワラだとか牛のフンとかたくさん混じってます」
荒井さん
「それを機械で撹拌して発酵を促して
 そしてそれを畑に戻す!」

リーダー
「言葉を選ばずにいうと生ごみとうんこ!
 これが土を元気良くしてくれている!
 俺たちは必要ないよな。生ごみとうんこ!」

森アナ「あははは」

リーダー
「でも土にはすごく有効な働きをしてくれる。
 その土で育ったものが美味しくなる!
 ということ!」
大切に育て収穫したあと、
天然の冷蔵庫、雪の下に保存されるキャベツ。
掘り出し作業は、パワーショベルでおおまかに
雪を取り除いてから手作業で拾っていきます。
リーダー
「すごいすごい…表面だけそろっとなでるように
 上の雪をもっていきました」

森アナ「うまいこと表面だけですね」
森アナ「うわ~出てきたあ」

リーダー「上手!!!すごーい!」

2020年02月08日(土) |  バケツリレー形式でキャベツを運ぼう!
リーダー
「ヒーローが降りてきました。
 すごーい!ブラボー」
荒井さん
「こうやって氷を割ると
 あとは手で…出てきますよね」

リーダー
「キレイに取れるわあ。
 この(取り出す)作業を軽減させるためにも
 ちゃんとあのテクニックで
 上の氷をキレイにとる!」
荒井さん
「こうやって下から次から次に出てくる」

そして、この掘り出したキャベツを…

荒井さん
「バケツリレー方式でコンテナに入れます」
荒井さん
「ここである程度の外の葉っぱを落とします。
 黄色い葉っぱだとか…これくらいかな?
 あんまり裸にしちゃうと
 寒いんで風邪ひきますんで…」
荒井さん
「それでこちらの人がキャベツを渡す。
 (受け取った人は)
 端から順番に並べる。
 渡す→積む。渡す→積むの繰り返し」
荒井さん
「それではお願いします。
 森さんは不慣れなんで…
 こういった固い雪を取りますわ」

森アナ
「ありがとうございます。
 でも今ちょっと引っかかりましたけど…
 まあ…いいや…」

リーダー
「間違いないですね。
 森アナだってこれぐらいできますよ」

荒井さん
「じゃあ僕こうやって寄せていきますんで
 リーダーに渡していってください」
カイト&森アナは畑からキャベツを運ぶ係

カイト「よしっ…」
森アナ「重たい!おもた~い」

リーダー「重量野菜なんです」
しっかり受け取るリーダー。

リーダー「はい」
それをアヤタに渡す。

リーダー「はい」
リーダー「俺…いる?」

みんなうすうす感じてました(笑)。

森アナ「確かに!」

もう一度やってみます。

受け取る「はい」。
渡す「はい」

リーダー
「いる?あはははは
 でもバケツリレーってこういう事だよね」

2020年02月08日(土) |  キャベツをもってトライ!?
さあみんなでチカラを合わせてやりますよ。

リーダー
「はい!頑張ろう~!
 はいよっ!カイトキレイだねえ~」

みんなはチカラ作業でどんどん無口に…
荒井さん「結構大変でしょ?」

リーダー「大変ですね…」

森アナ
「リーダー!!!
 リーダーが言わないでくださいよっ!」
森アナ
「葉っぱもしっかりしてるから
 なかなか取れてくれないですね」

荒井さん「取れるだけでいいですよ」

と話していたところ…
バサッ

倒れこむ森アナ

大爆笑のみんな!!

リーダー「森さん今のトライ?」
リーダー
「トライしたの?ナイストライ!大丈夫?」
トライを決めることこそ無いものの、
このように一つ一つ、
手で掘り出しては拾い集めます。
荒井さんの畑だけでも、
およそ8万玉のキャベツがあるそうです。
集めたキャベツは、
生産者が選別・箱詰めしてJAへ出荷。
そこから、全道・全国へと届けられます。
リーダー
「大変な作業のお手伝いでしたけど
 より感謝がこもりましたね。
 もっと美味しく感謝していただきましょう。
 荒井さんありがとうございました。
 冬が楽しみになりました」
荒井さん
「僕らもみなさんに食べてもらうための
 生産の努力を惜しまないように頑張ります!」

2020年02月08日(土) |  最短調理で激うまキャベツ料理!
森アナ
「越冬キャベツを使ったお料理を教わります。
 JA北ひびき青年部の大西さんです!」

リーダー
「あらっ!大西さん宜しくお願いします」

大西純也さん
「料理名としては
 【越冬キャベツのフリフリサラダ】
 僕が勝手につけたんですけど、
 見た目通りかわいい…」

リーダー「見た目はかわいくねえ!!」

あはははは(笑)

※詳しいレシピはこちら
大西さん
「これが簡単そうに見えて
 越冬キャベツの一番おいしい食べ方だと
 僕は思っています!!」

リーダー「本当ですか」

大西さん「これで完成です!」

あぐりっこ「早い!簡単」

リーダー
「これ今日家に帰ったら作れるんじゃない。
 12年やってきたけどね
 こんな早い料理コーナーないわっ!」
森アナ
「では越冬キャベツ料理を頂きましょう。
 ロールキャベツと餃子もご用意いただきました」

大西さん
「ロールキャベツは僕の奥さんが
 餃子は青年部の仲間が男ばかりで作りました」
ではいただきま~す!
まずはフリフリサラダ!

カイト
「美味しいです!
 キャベツとごま油が絡んでて美味しいです」

リーダー
「これはうまい!
 バリバリは外で食べたのと一緒です。
 しっかりとした食感がある!
 風味も良いしサイコウだ!」
リーダー
「ポリ袋1枚で作られたって…
 何かしゃくだね!!
 こんな美味しいものがさあ」
お次は餃子です。

アヤタ
「外はふわっふわなんですけど
 中はキャベツのシャキシャキ感がすごいある!
 美味しいです。これ!」

森アナ
「キャベツめちゃくちゃ存在感ありますね。
 ザックザク!
 ザクッザクッて食感がありまんず(?)」

リーダー「ありまんず??どうしたんず?」
さてお次はロールキャベツ!

リーダー
「う~ん!すごい!
 柔らかく煮込まれているのに
 まだキャベツの食感が残ってますよ。
 キャベツを丸ごと頬張ってる感じになります。
 ふくよかな甘みですね」
大西さん
「作ってる方としては
 美味しいって食べてもらえることは
 すごく作り甲斐もあるし、良い事!
 すごく嬉しいし、作り甲斐もあるし…」

リーダー「うんうん」

大石さん
「2回言いました?今わたし?」

リーダー「同じこと言いました」

大西さん
「そういう声が聴けるのがすごく嬉しいです」
森アナ
「冬の北海道で美味しいキャベツが食べられる事を
 学びました。どうでしたか?」

カイト「たくさん食べたいなあと思った!」
アヤタ
「かがむ中腰の作業とかもあって
 すごく腰とか痛かったですけど
 でもその苦労があって美味しいキャベツが
 生まれるんだなあと思いました」
リーダー
「北海道の雪とかは
 雪害という言葉がある通り不利だった。
 その地形上の不利を
 地の利に変えた!!」
リーダー
「この偶然からできたブランドですが
 今こうやってあること、
 そして今後も続いていくこと。
 これが北海道民として嬉しく思います。
 これからもチカラいっぱい応援します!」
---------------------------------- 
2月1日のクイズ
「十勝ラクレット・モールウォッシュは、
 ナニ温泉の水で磨いていたかな~?」

正解は「モール温泉」でした。

2020年02月01日(土) |  ♯555 十勝ラクレット編
ジャパンチーズアワード2018、金賞受賞!
ワールドチーズアワード2019、
ゴールドメダル賞受賞!
そんな国内外で高い評価を得ているチーズが、
北海道にあります!
その名も十勝ラクレットモールウォッシュ!

今回のあぐり王国ネクストは、
世界が認めた十勝のブランドチーズに注目します!
森結有花アナウンサー
「あぐり王国始まりました!
 今日もよく晴れています!」

森崎博之リーダー
「本当です!まさにお天道様に
 愛してもらっている番組だなって実感があります」
森アナ
「そしてあぐり王国には強力な晴れ男が
 いるんですよね!」

リーダー「改めて言われると恥ずかしいなあ」

森アナ
「こんなものを用意しました。
 ベスト晴れ男アワード2019!
 なんと我らがリーダーがランキングしてます」

リーダー「ありがとうございます!」
あぐり王国の屋外ロケと言えば、
晴れる!晴れる!とにかく晴れる!
それには、自他ともに認める晴れ男、
森崎リーダーが多いに貢献している!と、
あぐり王国界隈ではささやかれています。
森アナ
「ありがとうございます!
 晴れ神さま~~」

リーダー「あははは」
森アナ
「さて私達が来ているのは
 足寄町にある【あしょろチーズ工房】。
 2017年2月に取材で来てますね」
リーダー
「ここはJAの経営で一貫生産で素晴らしいんです。
 美味しいチーズがいっぱいありました」

森アナ
「その美味しいチーズの中から
 リーダーのこの晴れ男アワードにも
 負けないくらいの実績あるチーズが
 いま作られているんです!
 その実績というのが
 ワールドチーズアワード2019という
 世界的にも有名なコンテストで
 最高賞に次ぐゴールドメダル賞を受賞!」
リーダー
「それが言いたいがために
 晴れ男ランキングを出してきてるんですね」

森アナ
「そうですね…いわばちょっと踏み台みたいな…」

リーダー
「やかましいわ。もっと言葉選べるだろう
 それよりどんなチーズ?」

森アナ「これから取材していきましょう」

リーダー
「でも受賞するようなチーズが誕生したんですね。
 嬉しいことですね!」
さて今週のあぐりっこは小学5年生の2人。
笑顔が素敵な後藤里緒(リオちゃん)と、
しっかり者の山崎樹(イツキ)君。
ともに帯広からの参加です。

リーダー「チーズ好きですか?」

あぐりっこ「好きです!」

イツキ「モッツアレラチーズが好きです!」

リーダー「どんなチーズかな?」

いつき「ちょっとツルツルしてる!」

リーダー「リオは?」

リオ
「チェダーチーズ!
 ちょっとモサモサしている感じがして好きです」

リーダー「口の中の水分もってかれる!」
リーダー「ほかに何があるかな?」

イツキ
「カマンベールチーズ!
 ブルーチーズ」

リーダー「すごい!よく知ってるねえ」
リーダー「森さんは何が好きですか?」

森アナ「スライスチーズ!」

リーダー「一番…お子様っぽい感じします」

あははは

リーダー
「チーズはたくさん種類があるし
 色んな食べ方もあるので大好きです!」

森アナ「奥が深いですよね」
リーダー
「知れば知るほどに面白いし、
 おいしくなる気がするね」

そんな奥深いチーズをより知るため早速工房へ!
世界に認められたチーズとは果たして…

2020年02月01日(土) |  世界が認めたチーズとは
森アナ
「あしょろチーズ工房の
 鈴永さんにお話しを伺います」

森崎リーダー「宜しくお願いします」

工場長の鈴永(すずなが)寛さんに、
あぐり王国お目当てのチーズを紹介して頂きます。
森アナ
「私たちの目の前にドドーンと
 チーズがありますね」

リーダー「すごーい!」

森アナ
「こちらがワールドチーズアワード2019で
 受賞した作品なんですか?」

鈴永さん
「そうです!
 十勝ラクレットモールウォッシュです」

リーダー
「すごい!ゴールドメダルに見えてきましたね」
リーダー
「受賞するというのはスゴイことですか?」

鈴永さん
「ヨーロッパの方で評価されるというのは
 良かったと思います」
リーダー「励みになりますか?」

鈴永さん
「そうですね!本場に評価されるというのは
 チーズ作りやってて良かったなと思います」
リーダー
「日本のチーズの歴史ってそもそも浅い訳ですよね」

鈴永さん
「まだ全然ですね。100年もいってない!」

リーダー「ところが本場でチーズ作りというと?」

鈴永さん
「近代的なチーズ作りとなると400年くらいだと思います」

リーダー
「すごいです”改めておめでとうございます」

【十勝ラクレットモールウォッシュ】
150g   1080円(税込)
1ホール 25000円(税込) 
北海道どさんこプラザ札幌店などで販売
通販サイト)「十勝プライド」で検索!
森アナ
「そしてチーズを目の前にすると…
 どうですか?食べたくないですか?」

リーダー「いいんですか??」

全部食べようとするリーダー

森アナ「これは手を出しちゃダメです!」
ということで
十勝ラクレット・モールウォッシュを
ひと切れ試食します。
イツキ「すごい濃いです!味が」

リオ
「味が濃くてちょっとトロけてるというか…
 まろやかみたいな感じ!」
リーダー
「うわ柔らかい。うま~い!ミルキー!」
森アナ
「美味しいですねえ~
 たしかに乳って感じがすごいしますね!」
リーダー
「熟成がちゃんと入ってて味わい深く濃厚!」

森アナ「香りもすごく強いですね」

鈴永さん
「ラクレット特有のコクのある感じが
 特徴のチーズだと思いますね」
リーダー
「モッツアレラタイプが好きだったら
 ちょっとチーズのクセが強くない?」

イツキ「美味しい!大丈夫です」

リーダー
「本当のチーズ好き!あと10年経ったら
 俺と一緒にワイン飲みに行けるかな?」

リオ「味も美味しいけど食べやすいから美味しい」

リーダー
「ゴールドメダルが納得の美味しさです♪」

2020年02月01日(土) |  チーズ作りは力仕事!
あぐり一行が訪れている「あしょろチーズ工房」。
JAが直営しているため、地元の酪農家と連携しやすく、
良質な生乳が安定的に供給されています。
チーズ作りは、その生乳に乳酸菌や酵素を
加えるところから始まります。

それが2時間ほど経つと、このような状態に…
イツキ「白い!」

リオ「牛乳みたいな感じ…」
リーダー
「牛乳寒天みたいだねえ。
 どんな状態なんですか?」

鈴永さん
「ちょっとプルプルしている状態です」

プルプルフルフル

「うわああああああ」
鈴永さん「触ってみて…」

リオ「スライムみたい!!」
森アナ
「柔らかい!
 持ち上げると手に吸い付いてくる!」
この、ある程度固まった状態の生乳を
細かくカットしていきます。
すると次第に液体と固体に分かれます。
この固形分がチーズの素。

脂肪やタンパク質など、
牛乳の栄養分が凝縮されています。
鈴永さん
「やってみようか!細かく切ってみよう」

ピアノ線を張ったようなカードカッターを両手に持ち
上下左右に動かしてカットしていきます。

リーダー
「大きい塊じゃなく小さく・細かくするんですね」

イツキ「重たっ!すごい重たいです!!」
森アナ
「この混ぜる作業も大事なんですか?」

鈴永さん
「だいたい1時間くらい回すんですけど…」

リーダー「1時間回すの???」

森アナ「混ぜてなきゃダメなんですか?」

鈴永さん
「混ぜてなかったら塊になっちゃいます、また!」
ということで混ぜる作業もお手伝い。

リオ「押しづらい!!重いです」

リーダー
「そうだよね!
 池のボートを漕いでるようなもんだもんね」

2020年02月01日(土) |  十勝全体のチーズの品質をあげる!
ということでお次は…

リーダー
「やってみますか?チャレンジガール!」

森アナ「いいですか?」

リーダー「本当にいいんですか?」
森アナもやってみますが…

森アナ「動かないですね…」

リーダー「行きたい方向に行ってます?」

森アナ「下が詰まってるから…こんな風に…」

リーダー「休まないでやって下さい」
リーダー
「遠い隅まで!角までやって下さい。
 角、スルーしてますよ」

森アナ「角、やってるの!」

リーダー
「こっちはやってるけど、あっちは?」
森アナ
「あっ!そういうことか…
 いやっ広いわ。広いですよ…
 まんべんなくって…」

鈴永さん「代わりましょうか?」
リーダー
「もう…ちょっと…業を煮やしてる!」
抽出した固形分を型にはめ、
機械などで圧力をかけてさらに水分を抜くと、
固くなり形が整います。
そこから熟成に入るのですが、
十勝ラクレットに限っては特殊な方法だそうで…
鈴永さん
「音更町にある熟成庫でやってもらっている!」

リーダー「そうなんですか!?」
十勝ラクレットの熟成は、
足寄町と同じく十勝にある
音更町の共同熟成庫で行われるのだとか。
リーダー
「共同熟成庫?ということは
 足寄のチーズ工房だけでなく
 他からも来ているんですか?」

鈴永さん
「いまは6工房のチーズが入っています」

十勝の名門チーズ工房6軒が、
共同熟成庫にラクレットチーズを持ち寄り、
専門の熟成士が熟成作業を担当しているそうです。
鈴永さん
「それによって十勝全体のチーズの
 品質向上にもつながっていくと思う」
鈴永さん
「共同熟成庫にチーズを入れる事で
 他の工房から学ぶこともあったりとか
 色んなこともあるので、
 1か所にチーズを入れるというのは
 なかなか面白いのかなと…」
 
リーダー
「確かに各工房で作るチーズは違う!
 1か所に集まれば
 情報交換って盛んにおこなわれますから
 結果的にみんなで底上げできるような感じ…
 十勝のチーズがより上に上がっていきそうな
 そんな取り組みですね」
森アナ
「ここからは音更町の共同熟成庫にお邪魔して
 このチーズがどうなっていくのかを
 勉強していきましょう。
 鈴永さんとはここでお別れです」

リーダー
「ありがとうございました。
 また2~3年したら来ます!!」



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