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2008年11月15日(土) |  #19放送分 ファーストレディも気に入ったアノ食材♪

2008年・夏。 北海道洞爺湖サミット。
G8首脳が連日議論を交わす中、

ファーストレディ達は周辺を視察。

真狩村の特設市場では
ところ狭しと北海道の産品が並びました。

そんな中、カナダー・ハーパー首相の夫人や
イギリス・ブラウン首相の夫人をはじめ
ファーストレディの皆さんが
その美味しさに驚いた食材がありました。
実はこの食材、
全国生産量のおよそ98%が北海道産!
その優れた栄養価も注目されるのですが、
なんと道内ではあまり消費されず、
そのほとんどが関西方面へ
出荷されているというのです。
その食材を求めて、あぐりロケスタート。

今回は真狩村の手前の中山峠から!

森「絶景だぞっーーーーー。
  綺麗な羊蹄山ですね!!」

河「見えてませんって。」

松「残念ですね・・・」

見えていると
 こんな感じです。

松「今回取材する農産物。
   コレです!」


一同「なんじゃこりゃ~~~~???」

2008年11月15日(土) |  そのモノを見ても分からないあぐりっこ達・・・

親子でその農作物を
育てているという田村さんの
畑へお邪魔しました。

一同「こんにちはぁ~~~」
すぐ足元に
そのものがゴロゴロしています。

しかし、それを見ても
あぐりっこたちは
それが何なのか分かりません・・・

手で持って近くで見ても

「ニンニク??」

というほど馴染みのない食材・・・

ゆり根ってそうなんですね。

でも、北海道で全国の約98%も生産している。

不思議な産品です。

河「お~~~っ 生のゆり根ってこうなんだ!!
  蒸したモノと全然違う食感ですよ!」


田村さん「生では我々も食べたことないですよ・・・」

2008年11月15日(土) |  へぇ~ ゆり根って こうなっているんだぁ~

収穫直前のゆり根畑。

なんとも不思議な光景です。

ユリ根を見ると
びよ~~~ん と、
長い根っこが
下に向かって生えています。
ゆり根は とにかく面白い!
他の野菜と違うことの
オンパレードです。

真ん中に白い球根が見えますが
その上と下に根があるのが分かります。

上根(うわね)と下根(したね)に
球根は挟まれています。
トラクターが
ゆり根を傷つけないように
深く土を掘って
ひっくり返していきます。
その土の塊を
「よいしょっ」と
ひっくり返すと・・・



たくさんのゆり根が現れます!

この作業、重労働です!!
真っ白で
 プクプクに太ったゆり根。

見るからに美味しそう!

2008年11月15日(土) |  田村さんの 青空ゆり根講座

じゃ~~ん もんすけです。

日本一の生産量を誇る真狩村のゆり根!!

いったいどうやって栽培されるのでしょうか。

まずはJAようていで管理運営する培養施設で
ゆり根の元となる種子を育てまーす。


ゆり根は病気に弱いため中は
完全無菌状態。
徹底した衛生管理の下、
2年もかけて「母球(ぼきゅう)」と呼ばれる
状態にまで育てます。

これが生産者の畑へ届けられます。
この先は、
田村さんの青空ゆり根教室でどうぞ!

ふつう、農産物は
春に種や苗を植えて秋に収穫します。

ところがゆり根はそうではありません。
収穫するまでに6年もかかるんです!

母球の鱗片(りんぺん)の1枚1枚が
ゆり根のタネになります。

これを1年かけて3~5gの「子球」に育てます。

ゆり根は同じ畑では次の年は育たないので
育った「子球」は秋になったら掘り起こして
別な畑に引越しさせます。

それが育つと「養成球」という状態に。

またこれを引越しさせて1年。
これでようやく1個100~150gの
「販売球」になるんだそうです。

3年間、引越ししながら、土の中で
じっくりじっくり大きく育つゆり根。
生産者の皆さんは大変ですね・・・
これを知ると、有難みが増します。

 

1つ1つ手作業で収穫されたゆり根は
適度な湿度の倉庫で2週間ほど貯蔵。
そして水洗いされ、
オガクズのクッションが入った箱へ
丁寧に詰められてJAようていの集荷場へ。
ここから関西方面をはじめ
全国各地へ出荷されるんだよ。

生産者の皆さんは
「お正月だけでなくもっと気軽に
 ゆり根を地元・北海道の皆さんに食べて欲しい」と
願っているそうです。

2008年11月15日(土) |  田村さんちの ゆり根料理をいただきます♪
収穫体験のあとは
田村さんちの特製ゆり根料理を
ごちそうになりました!

ドカーン!!
まずは 
ゆり根丸ごと1個のホイル焼き~!!

その迫力に一同ビックリ!
箸で持ち上げると
ズシリとした重量感。

森「いやぁ~ うまそ~~~っ」

リーダー、満面の笑みです。


カブッ


ただただ

ん~~~~~~ン
続いてのお料理は
田村さんちの”ジャーマンゆり根”

では そのレシピです!


(1)軽く水洗いしたゆり根を1枚1枚、
   手ではがします。

(2)さらに水洗いしてから 
  塩を少々ふりかけ 軽くひともみします。

(3)蒸し器で5分ほど蒸したら・・・

(4)お皿に盛り付けて ベーコンを少々と、
   その上に溶けるチーズをのせます。

(5)それを電子レンジで2分ほど加熱すれば完成!!

簡単!おいしい!ゆり根の料理ですよ。

2008年11月15日(土) |  ゆり根の栄養パワー!!

天使大学の荒川先生に
ゆり根の栄養について伺いました。

ポイントはデンプンと
 カリウムなどのミネラル分。

主成分のデンプンは
エネルギー源として大活躍。

そしてカリウムは体内の
余分なナトリウムを排出し
高血圧予防に効果的!


ということです。

中国では昔から
漢方薬の原料として
また薬膳料理の大事な食材として
珍重されていたそうです。

体に良いであろう未解明の成分も
含んでいるというこで、
まだまだ未知の魅力をもった食材!

なんだそうです。

2008年11月15日(土) |  みんなで ゆり根コロッケ作り!!

羊蹄山周辺の
7つのお店が協力して
”ニセコ羊蹄 コロッケ街道”
という地産地消イベントを
11月30日まで実施中だそうです。

その参加店の一つ、
真狩村・「一ふじ」さんの
藤川さんに今回、ゆり根コロッケの
作り方を教えて頂きました。
(1)まずはゆり根の茶色く変色している部分を
  切り落とします。

(2)そのあと、酸化を防ぐため水にさらしておきます。
(3)ゆり根を1枚ずつ手ではがします
  (コロッケ4人分の場合 ゆり根は3個)

(4)はがしたゆり根は軽く水洗いします
リーダーも
やりたくなりました。


ちなみに余ったゆり根は
濡れ新聞に包み
ビニール袋に入れておけば
OKだそうです。
(5)ゆり根を蒸し器に入れて
  中火で10分ほど蒸します


(6)塩コショウを適量ふって味付け


(7)ゆり根独特の臭みを消すために
  生クリームを加えます
  (ゆり根3個に対して生クリーム50ml)

(8)ゆり根の食感が残る程度に
  手でつぶします。
  (まだ熱いので注意!)
(9)コロッケの形にタネをまとめます。
  (既に火が通っているので形は自由でOK)


(10)小麦粉・タマゴ・水を混ぜたもの(天ぷら粉)に
   タネをつけて パン粉をまぶす
(11)170~180度くらいの油で 
    キツネ色になるまで揚げれば
    完成です!!


ご家庭の食卓を華麗に彩る
ゆり根コロッケ。
是非、お試しください!!

2008年11月08日(土) |  #18放送分 季節を問わず美味しいきのこ♪

今週のあぐり王国の
オープニングは
いつもと違っていました。

リーダーもあぐりっこもいない・・・
しかも、藤尾さんも緑のつなぎでない。

そして、まるで平日夕方の情報ワイド番組の
生中継コーナーのような展開です。

中継カメラが
愛別町の協和温泉を訪ねる藤尾リポーターを
追っていきます。

藤「ここへ来ると この町の特産品が
  すぐに分かると聞いてきたんですが・・・」

支配人「はい。では2階の客室を見て頂けると
     お分かりになれますよ。」

藤「客室???」

藤「おーーーっ! 
   たもぎ! なめこ ! 
    きのこですね!!」

支配人「はい。そうなんです。
     では、まつたけのお部屋へどうぞ!」


藤「では、おじゃましま~~す。



             ・・・・・・。」


藤「ちょっとちょっと
   みなさんは・・・・?」

森「いや~おいしいなぁ~
       きのこって。」


松「最高ですよね!!」


藤「部屋を間違えました・・・
   スタジオへお返しします!」

じゃ~~~ん!

こちらが愛別町・協和温泉自慢の
「きのこのフルコース」です。

愛別で育ったおいしいきのこが
これでもか!これでもか!
というくらい、ふんだんに
きのこが使われています♪

ということで、仕切り直して、
藤尾さんもいつものつなぎに着替え、
改めてお料理をいただきました!

土瓶蒸しに
 大満足のリーダー。
きのこグラタンの
おいしさに目を細める松坂アナ。

2008年11月08日(土) |  最新鋭の工場栽培にビックリ!

松「きのこは菌類です!
  (光合成する)植物ではありません。
  地球上には菌類は約7万種あって、
  日本には数千種。
  その中で名前があるものは
  1500種程度なんですって。
  その内、日本で食用としているものは
   野生種もあわせて約50種類!!」

松坂アナ、数字いっぱいの長(?)ゼリフをがんばりました。

そして愛別町では
5つのきのこが生産されているというこで
きのこ当てクイズです。

正解は
・しいたけ
・まいたけ
・えのき
・なめこ

そして当たるわけがない珍きのこ
・えぞゆきのした

以上の5種類です!

この内、3種類のきのこを
3チームに分かれて取材することになりました。
リーダーとよしき君は
”まいたけ班”

まず外にある貯蔵施設へ。

これ オガクズです。
つまり木のくず。

これを袋につめて
まいたけの生える土台
”菌床”(○きんしょう ×キンドコ)を
作るんだそうです。


袋にオガクズを詰めた菌床を
120℃の高温で5時間殺菌!

今回、まいたけチームを案内頂いたのは
農業組合法人「タッグ」の山田さん。

以前は個人の生産者がそれぞれ作っていたそうですが
高品質なまいたけを安定して供給するべく
生産者が集まり法人化して事業を行っているとのこと。
これで無菌状態の
オガクズになるんです。
それに無菌ルームで
まいたけ菌を植え付けます。

そして保管すること
60日間・・・・

オガクズ全体に
まいたけ菌が回って
しろ~~くなります。

ここまでが
培養センターでの作業です。

これを今度は
まいたけを咲かせるために
発生センターへ移動させます!

2008年11月08日(土) |  29歳しいたけ嫌い 出動!

一方そのころ、藤尾&ゆうせいの
「しいたけチーム」は
柴田さんの農場へ。

藤「ゆうせい、しいたけ苦手なんだよ。
  助けてくれな。」

ゆう「うん わかった。」

かわいいきのこがポコポコ出てます!


柴田さんは1棟のハウスに
9000本の”ほだ木”で
しいたけを栽培しています。

まいたけと同じように菌床を使って栽培するのが
しいたけでも一般的ですが、
柴田さんは「より良いモノを」と、
手間と労力がかかる昔ながらの
原木栽培を貫いているそうです。

ほだ木はナラの木で、それにしいたけの菌を
植えつけているそうです。

ナラの木全体にしいたけ菌を回すことを
「ほだ化する」というそうです。

ほだ木は しいたけを咲かすハウス
            ↓
         休ませるハウス
            ↓
      水に浸して菌を活性化させるハウス
            ↓
         咲かすハウス

とグルグル循環させて10回くらい使うそうです。

10回使ったあとのほだ木はスカスカで
軽くなると聞いてビックリ。
 



「きのこ嫌い」ではなく  
 「しいたけ嫌い」という藤尾さん。

藤「かわいい~かわいい~」
  と言い聞かせながら1個収穫しました。

完全に
 しいたけに包囲された藤尾さん。
そして ゆっこ&りらの
「えぞゆきのした」チーム。

初めて見たきのこに大興奮!

えぞゆきのしたは
お馴染みのえのき茸の原種と
いわれている きのこだそうです。

愛別町内でも
伺った山口さんと もう1軒しか作ってないという
珍しく稀少なきのこです。
まいたけ同様に
オガクズを使った菌床で
えぞゆきのしたは栽培されています。

まるでお花のようですね~

えのきと違うのは
茎の部分が茶色がかっていること。
実は、この茎がコリコリ シャキシャキと
歯ごたえがあっておいしいのです!

山口さんの奥様が
お味噌汁を作ってくださいました。

松「だしが出てる! 

りら「コリコリしてる!

大絶賛!!



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