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2018年03月17日(土) |  ♯467 日本の伝統調味料“本みりん”を学ぶ編

重厚な香りと、まろやかな甘み…
日本で古くから親しまれている、
琥珀色の調味料…みりん
煮物などの和食には欠かすことのできない、
日本人なら誰もが知っている調味料ですが、
「みりん」そのもの自体を味わってもらうと…

街頭インタビュー
「なんか甘いお酒みたいな感じですよね」
「梅酒…ハチミツがもっと入ってる感じ」
「えっなんでしょう…分からない」

「ブランデーとか入ってそうな…
(みりんなんですよ)
 えっ!!みりんなんですか?そうなんだ」
「料理する時に使ったりはするんですけど
 本当のみりんじゃなくて
 みりん風調味料を使っているので
 風味が全然違う!!」

そもそもみりんは、
原料をアルコールで長期間熟成した
本みりんと、
アルコールをほぼ使わずに、
糖類や香料などを調合して短期間でつくる、
みりん風調味料の2種類があり
風味が異なります。

街頭インタビューでは、
「本みりん」を味わってもらったのですが、
手間暇をかけてつくる高価な本みりんに比べ、
現代は、安価なみりん風調味料が
親しまれている傾向に…

時代とともに
馴染みが薄くなっているのかもしれない
本みりんですが、
天然の原料と伝統の製法で
作るからこその魅力が、
ぎっしり詰まっているんです!

ということで今回のあぐり王国ネクストは、
小樽にある老舗の酒蔵がつくる、
高品質な本みりんに注目します!

森結有花アナウンサー
「北海道を代表する老舗酒造
 田中酒造にやってきました」


「今回は本みりん!
 本みりんの製造方法について
 学んでいこうと思います」

森崎リーダー
「私も使っているとはいえ
 知らないことがたくさんあると思うんで
 勉強させてもらいます」


「今回なんですがあぐりっこではなく
 あぐりっこのお母様方に
 お越しいただいています」

今回は、あぐりっこのお母さんが参加!
関西出身で「みりんは身近な調味料!」
という岡田朋子さん。

みりんは使っているけれど、
いまいち活用法がわからないという、
加納美香さんです!

リーダー
「今日はみりんということなんですけど
 主婦の方々にとっては
 強い味方ではないでしょうか?」

美香さん
「あの…あまり減らないので…
 って言うか私、
 あまり料理上手な方じゃないので…」

リーダー「美味しいですよ!」

美香さん
「や~食べた事ないくせに」

バシッ(つっこむ美香さん笑)

リーダー
「そうなんです。食べた事ないんです笑」

※すでに面白くなりそうな予感が…

美香さん
「実家からみりんをビンでもらったんですよ。
 それが台所にあるんですけど
 なかなかそれが減らなくて…
 今日は勉強させてもらいたいです!」

リーダー
「朋子さんはどうでしょう?」

朋子さん
「私は関西出身なので
 砂糖よりはみりんをよく使います」

森「へえ~~~」


「スーパーで当たり前のように
 みりんやみりん風調味料を使ってますが
 今回はどのように作っているのか
 一緒に学んでいきましょう」

リーダー
「学びましょう!
 料理に入れるとどうして美味しくなるのか
 秘密までしっかりと探りましょう」


2018年03月17日(土) |  本みりんってこんなに美味しい!!

創業1899年、小樽の老舗酒蔵「田中酒造」。
代表銘柄の日本酒、
「宝川(たからがわ)」をはじめ、
道内では唯一、
「本みりん」の製造販売を行なっているんです。

■田中酒造 亀甲蔵
 住所:小樽市信香町2-2
 電話:0134-21-2390

本みりんについて、詳しく教えていただく、
田中酒造の岡田栄造さん。

自慢の本みりんを見せていただくことに-

リーダー
「あらステキ~♪」

岡田さん
『魔法の一滴 本みりん』 です。
 主原料は北海道産のもち米を100%使用。
 一滴垂らすだけで
 お料理の味や照りが変わるということで
 この名前になりました」

■魔法の一滴 本みりん(500ml)
 価格:1340円(税込)
 詳しくはHPへ
 http://tanakashuzo.com/

リーダー「一滴でもいいんですか?」

岡田さん
「そうですね!」

リーダー
「そんなことしたら美香さんの家から 
みりんがなくなりません!」

2001年から販売を始めた、
田中酒造の人気商品のひとつ、
「魔法の一滴 本みりん」。

いったい、どんな美味しさなのか、、
味見させていただけるということで…

朋子さん
「すごい良い香りします!!」

ひとさじ、飲んでみると…

朋子さん
「まろやか~な感じ!」

美香さん「結構お酒の味がする」

岡田さん
「これでアルコール度数13%あります。
 日本酒に近いですね」


あ~おいしい!
 まろやかでコクがある」

リーダー
「高級なプリンを食べた後口のような…
 デザート的な感じじゃないですか!?」

朋子さん
「バニラアイスにかけて食べたい!」

リーダー「ぜいたく~♪」

岡田さん
「時間を経ることで
 深みのあるコクとあま味が出ます」

リーダー「何年ですよね」

岡田さん
「通常、日本酒ですと
 約一か月で製品ができるんですが
 本みりんの場合は
 3年かけて製品ができます」

あぐり一行「へええええ」

本みりんは、蒸した道産のもち米と、
日本酒の製造にも使っている米こうじ、
そして焼酎を合わせて長期間熟成する…

という、昔ながらのシンプルな製法で造られます。

岡田さん
「日本酒の場合は酵母が入って
 アルコール発酵がありますけども
 みりんにはアルコール発酵の過程がないです。
 そこが大きな違います。
 もち米のでんぷん質を
 米麹が持っている糖化酵素
 でんぷんを糖分にどんどん変えていく」


「このように手間がかかるものなので
 道内では本みりんを製造しているのは
 ここ田中酒造さんだけなんです」

リーダー
「えっ!ここだけなんですか。
 頭が下がります」


2018年03月17日(土) |  本みりんの製造をみていこう
続いて、原料の仕込みを終えて
熟成段階に進んだ本みりんを、
特別に見せていただけることに…

岡田さん
「こちらが熟成をしているタンクです」

リーダー「すごい!いっぱいある~」

岡田さん
「本みりんの仕込み時期っていうのは
 5月以降になってしまうんですけど
 こちらで約1年間熟成をしている
 途中のものでございます」

リーダー
「中いっぱい入っているんだ」

岡田さん
「そうですね。
 約2000リットル入ってます」

リーダー「2000リッター!?」

岡田さん
「ちょっと中に行って、すくって
 見ていただこうと思います」

熟成を始めてから1年が経過した本みりんとは、
いったい、どんな状態なのでしょうか…

岡田さん「このような…」

あぐり一行「うわあ~~」

「黄金色だ…」

香りをかいでみると…

リーダー
「香りがまだとがっている感じします」

岡田さん
「これが2年3年と経つとまろやかになります。
 先ほどと比べる意味でも
 ちょっとだけなめていただいて…」

製品との熟成年数の違いは、わずか2年ですが、
味わいに、どれほどの差があるのでしょうか…

朋子さん「あっ!全然違いますね」

リーダー「全然違う?」

朋子さん「全然違いますわ!」

美香さん
「まだまだ…あまいな…ったら変ですよね…」

笑いのツボにはまる森アナ「アハハハ」

美香さん
「味が出てない…中途半端…
 私がそんなエラそうなこと言えませんけど…」

美香さん大丈夫です。

いまは熟成中です(笑)

リーダー
「こういうのをいただくと
 3年かかるんだなって事が分かりますね」

森「この前段階はどうなってるんですか?」

岡田さん
「この前段階は圧搾する前で
 まさに甘酒のような状態で
 それをすり潰すと
 昔は“白酒”として飲まれていました」

リーダー
「へ~知ってました?
 白酒というのはみりんを作る過程のなかで
 できるものだった!」

あぐりっこ母「知りません!」

リーダー「ぼくも知りませんでした!」


2018年03月17日(土) |  14年熟成みりんのお味は…?

熟成させる前の原料をしぼってできる
「白酒(しろざけ)」。
どのようにできるのか、、
簡易的な道具で、
熟成までの製造工程を再現してもらい、
実際に作っていただきました。

≪白酒作り方≫
1)もち米・米こうじをボトルの中にいれる
2)焼酎をボトルの中に入れる

リーダー
焼酎なんですね。水じゃないんだ」

岡田さん
だとまさに糀の甘酒ですね」

岡田さん
「これがどんどん溶けていって
 実際に糖化したものがコチラ」

リーダー
「これ(混ぜたもの)が2か月でこうなる」

岡田さん
「これをすり潰したものが
 白酒として飲まれていた」

糖化(とうか)させたものは、
15%ほどのアルコールを含んでいるため、
水を加えてアルコール度数を下げ、
飲みやすくします。
最後に、口当たりを良くするため、
ミキサーにかけたら「白酒」の完成です。

朋子さん「サラッとして…」

美香さん「お米の味がしますね」

リーダー
「感じでいうと甘酒ですね。
 でもすごく飲みやすい!スッキリ!」


「甘酒みたいな感じですけど
 後味がスッキリしますね」
 
リーダー
「ただですよ。
 これがみりんになっていくというのが
 ちょっとつかめない…」

リーダー
「1年経って、ああ(黄金色)になって
 3年経って、完成って
 これがそうなるのって?不思議な感じ」

岡田さん
熟成というのが
 本みりんの製造過程では大事な所!!」

岡田さん
「当社で販売はしてないんですけど
 14年熟成されてるものがありまして…
 コチラなんですけど…」
リーダー
「うわっ色が!色が…!
 しょうゆじゃん!!」

森「しょうゆですよね!」

リーダー「これみりんですか!?」

岡田さん
「これ1本なんですけども…
リーダーに飲んでいただきたい…」

リーダー
「ええええええええ~~っ!」

 

リーダー
って断る必要なし!」

2018年03月17日(土) |  みりんをもっとPRしてほしい笑!
保存に適した場所で、
14年もの歳月を経て熟成された本みりん。
田中酒造のスタッフですら
味わったことがないという、その美味しさとは…

朋子さん
「う~ん♪全然違います」

リーダー
「うわ~透明感。色は濃いんですけど
 色んなエキスがでていて複雑味を増してる」


ウイスキーみたいな香りがしますね」

リーダー「高貴な香りがするね」


「でもそんなお酒のパンチがなくてまろやか!
 ふっしぎ~~♪」

リーダー
「相当おいしいです!」
熟成度合いによって、
芳醇な香りとコクが増す…
コレこそが日本の伝統調味料である
本みりんの最大の魅力なんです。

リーダー
「こんなそのまんま飲んで
 美味しいと思いました?」

あぐりっこ母「思いませんでした」

リーダー
「このおいしさって知らなかったですよね。
 こういうものなんですよ…
 時間をかけて作られるのが本みりん」

美香さん
「みりんの存在が申し訳ないんですけど
 ちょっと薄いところがあったので…」

美香さん
もっとアピールしたら
 もっと広がりますよね。使い方とか…」

リーダー
アピールが足りないんじゃないか…
 さっきも中途半端じゃないか…って」

リーダー
モンスタークレーマーから
 きてますから笑」

美香さん冗談ですよ~♪

じゃじゃん、もんすけです。
料理の美味しさを引き立てる調味料・本みりん。
いったい、どんな栄養価があるのか、
札幌保健医療大学の荒川先生に聞いてみたよ。

栄養学科 荒川義人教授
「本みりんは糖分やアミノ酸、
 ビタミンB群やミネラルを含んだ調味料。
 糖分は体の中に入るとエネルギーに変わり
 味としてはあま味を出してくれますね。
 アミノ酸は体の中に入るとタンパク質になるが
 それよりも“うま味”の大事な役割をしてる。
 料理自体にツヤを出すこともできますし
 うま味は減塩効果にも繋がりますので
 塩分の節約にも繋がります」

そのほか、アルコールを多く含む本みりんは、
「みりん風調味料」に比べて、
保存性にも優れているんだって。
いろんな料理にもっともっと活用して、
伝統調味料の味わいを楽しみたいよね!


2018年03月17日(土) |  お手軽みりん料理!

田中酒造のスタッフ、
嵐(あらし)代志子さんに、
幅広い料理に活用できる、
本みりんを使ったアイデアレシピ、
2品を教えていただきます!

嵐さん「宜しくお願いします」

リーダー
「まず半端なくお名前がカッコイイですね」

嵐さん
「ありがとうございます。
 私のほうが先ですから!!」

リーダー「あっそうですか笑」

森「あはははは」

嵐さん
「まずはとっても簡単なんですけど
 煮ないで作れる煮卵風

リーダー「煮卵じゃない?」

嵐さん
「煮卵じゃないんけど
 味の染みた美味しいゆで卵が作れます」

※詳しい作り方はレシピコーナーへ!
http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20180317&selectmonthforcal=201803

美香さん
「みりんも結構使ったので
 すぐに消費できそう!」

もう一品はロールキャベツです。
(詳しい作り方はレシピコーナーをご覧くださいね)

本みりんを使ったお料理をいただきましょう。

まずは煮卵のお味は?

美香さん
「味がしっかり染み込んでいます」


「本当だ!
 すごくしっかり味がついてる。
 しょう油だけのしょっぱさとか
 そういうのが全然なくって
 塩っからいかんじが全くない!」

ロールキャベツはいかがでしょう
朋子さん
「優しいお味でいい感じの甘さと香り…
 おいしいです!」

リーダー
「素材の味を引き立ててる!
 普通のロールキャベツより
 タネのうま味が目立ちますよね
 いや~みりん、すげー」

「本みりん」の実力に、圧倒される一行ですが、
さらなる驚きのレシピが…

嵐さん
デザートもご用意しております」

ということで、そのデザートがコチラ!
バニラアイスに本みりんをかけて味わう
アイスクリーム!
果たして、その美味しさとは…??

美香さん
「あっ!すごい合いますね。
 お店で出したら女性に受けるような気がします」

リーダー
「これは初体験です!
 うわっ!コクがでる~
 バニラアイスのうま味に
 すごい幅広く美味しさが広がりました」


「あとに残る香りがふわっとした上品な香り!」

リーダー
「美味しいよね!
 全てのアイスにみりんかけたいよ!
 めっちゃうまい!」

「これすごい!」

北海道では唯一、
本みりんを製造している田中酒造。
老舗の酒蔵が込める
“みりんづくり”への思いとは…

岡田さん
「北海道産のもち米を100%使って
 本みりんをずっとつくり続けたい!
 量的にはそんなに使うものではないので
 どんなものにでも、少しずつかけて
 試していただけると嬉しいです」

リーダー
「あとはとにかくアピールが足りないって 
 言われましたから、その課題ですね!」

岡田さん「はい…」

美香さん
みりんにごめんなさいって 
 感じなんです」

リーダー
「みりんに申し訳なくなった…」

美香さん
今までちゃんと使えなくて
 ごめんなさいって感じが…」

リーダー
「あ~それ。
 今日の総括みたいな話ですね!
 美香さんがみりんに謝罪するっていう…」

2018年03月17日(土) |  お・ま・け

お・ま・け

白酒シーンでのこと…

リーダー「これみんな好きじゃない?」

岡田さん
「製品化も今後…
今、私もちょっと自信をつけまして…」

「えっ!?今???」

リーダー「飲んでない?」

岡田さん「私まだ飲んでない…」

リーダー「飲んでみる?」

ひと口のむと…

岡田さん
「おいしいです…」

なぜか超小声!!なぜ?なぜ?笑

大爆笑するあぐり一行でした笑

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3月10日のクイズ
「旬の農畜産物情報がチェックできる
 スマホアプリの名前は?」

正解は「ジェイエイ・ジャンプ」でした。


2018年03月10日(土) |  ♯466 JA2MP×先進の情報活用術を学ぶ編

突然ですが!皆さんはスーパーや直売所で
食材を購入する際、
旬のオススメ品やお買い得品などの情報を、
どのように得ていますか?

街頭インタビュー
チラシですね。新聞と一緒に入ってくる
 折り込みチラシですね!」
「新聞のチラシです」
「特に見てないです!」
「普段ネットスーパーを利用しているので
 お買い得なのを見つけて買ってます」
「インターネットですかね…
 自分で情報を集めて安い所を見に行ってます」

やはり「お得な情報はチラシで!」
という方が大半でしたが、
現代ではスマートフォンの普及により、
インスタグラムやフェイスブックなどの
SNSも活用して、
手軽に情報を入手しているようです。

そのなかで様々な農畜産物情報
簡単に得られる、
便利なスマートフォンアプリがあることは、
皆さん、ご存知でしたか?

今回のあぐり王国ネクストは、
消費者と産地を結ぶ、
食と農の情報最前線に注目!

旬のオススメ農畜産物をチェックできる、
画期的なアプリや
人気料理動画サービスに学ぶ、
いま話題のインスタ映えテクニックも紹介します!

森結有花アナウンサー
JAいしかりの直売所
 とれのさとにやって来ました!」


「リーダー!普段お買いものする時
 どうやっておススメ情報を得てますか?」

リーダー
「最先端です!
 折り込みチラシです!!」

森「なるほどなるほど(笑)」


「今回は最前線ですから最新のものを紹介!」

リーダー「これ知りたいですよ!」


「こちら…アプリなんで!
 JA2MP(ジェイエイ・ジャンプ)と読む
 アプリなんです」

リーダー「実は知ってます!」

ジェイエイジャンプとは、
JAグループ北海道が勧める
「道民と食と農でつながる
  サポーター550万人づくり」

という取り組みの一環として制作された
スマートフォンアプリ。

道内各地の直売所から旬の情報が
タイムリーに発信される
“オススメ農畜産物情報”や、
“チェックインスポット”と呼ばれる、
JAグループ北海道の関連施設などを訪れて
ポイントを貯め、
豪華プレゼントを抽選でもらえる
コンテンツなど魅力満載のアプリなんです!

※検索は「JA2MP」で出てきますよ!

ちなみに、あぐりメンバーが訪れている
“とれのさと”の情報を見てみると…

リーダー
「とれのさと!出てきました!」

森「実際に農産物の写真があがってますね」

リーダー
「いや~便利です。
 情報の取得が本当に早いなって思います」

スマートフォンで、いつでも手軽に
農畜産物情報が得られる今、
生産者自らも情報発信に取り組んでいるんです!


「今は生産者がスマートフォンなどを使って
 情報を発信している時代なんです。
 そこで実際に情報発信をしている
 農家の方に来て頂きました!どうぞ~」

女性二人「お願いしま~す」

去年、石狩で生産されるサツマイモを使い、
オリジナルスイーツを披露してくれた生産者、
波多野 夢子さん。

“YUMEYASAI(ユメヤサイ)”という
自らのブランドを立ち上げ、農作物の生産と、
SNSを通じた農業の魅力発信を行っています。

そして留寿都村でジャガイモ・長イモ・ゴボウなどを
生産している、吉川巴(ともえ)さん。

野菜ソムリエの資格を持つ吉川さんは、
地元でとれた旬の農産物のアイデアレシピや
活用法などを中心に、波多野さん同様、
SNSで情報を発信しています。

リーダー
いやっ素敵!スゲーよ!
 お写真、いいですね~」


「これだけでポスターとかに使えそう」

リーダー
「波多野さんはユメヤサイという
 セルフブランドもしていて
 これも素敵で新しいんじゃないですか~♪」

森「もっとこうしたいとかありますか?」

波多野さん
「どう撮れば
野菜が美味しく見えるか?
 それを知りたいです」

吉川さん
「どうしても和食になると
 ジャガイモ・ゴボウとか色が無い。
 写真栄えがちょっと難しいので
 そういうのが知りたいです!」


「お二人にもっといい写真を撮ってもらうべく
 その道のプロの方にインスタ映えする
 調理と撮影方法を教えてもらいます!」

ということで今回は、
北海道の旬の食材を使った料理を作り、
女性生産者と
“インスタ映(ば)え”する
テクニックを学びます!

せっかくなので、使う食材は、
ジェイエイジャンプの
“オススメ農畜産物情報”に
掲載されている直売所、
JAいしかりの“とれのさと”と、
北広島にある“ホクレン くるるの杜”で
ゲットすることに…


2018年03月10日(土) |  ジェイエイ・ジャンプを活用しよう!
さっそく一行は、スマートフォンを手に、
“とれのさと”の店舗のなかへ…

リーダー
「えーとね、とにかくね…
 まずゴボウ!


「ジェイエイジャンプに載っている
 おススメ情報がまずゴボウです!」

リーダー
「あ~先に見つけちゃった…
 ゴボウの前にYUMEYASAI(ユメヤサイ)♪」

波多野さん「黒豆です♪」

森「ゴボウありました!」

リーダー
「コレダ!え~とね。
 石狩産ゴボウ、1袋180円!」

森「ホントだ~すごい!立派!」

続いて、もう1つのオススメ農畜産物である、
石狩産のブランド豚“樽川ポーク”を探します。

リーダー
「これだ!あった!
 今日のおススメ情報で
 ピックアップされてるのはコレだ!」

JAいしかりの直売所“とれのさと”で、
オススメ農畜産物のゴボウと豚肉をゲットし、
一行は、北広島にある“くるるの杜”へ。

リーダー
「来ました!ワクワクしてきますよね」

森「すご~い♪」

リーダー
「さあ出てきましたよ。
 道産長イモって書いてます!
 探しましょう」


「ありました!あれですね…
 長イモでも帯広の川西とか
 女満別・洞爺湖ってたくさんある」

リーダー
「網走からもあるよ~」

リーダー
「チラシを持ってきて探すのもいいけど
 目的のものが1個しっかりしていると
 買い物が早く済むね!」

リーダー
「じゃあ、どれにしようか…」

吉川さん
「大きい方が美味しいので
 これがおいしいと思います!!」


「ゲットしましたので
 インスタ映えする撮影法を
 プロに教えてもらいましょう」


2018年03月10日(土) |  楽しい・簡単・美味しい料理を学ぼう!
講師に招いたのは、人気料理動画サービス
“mogoo(モグー)”を運営する、
東京・表参道にある
株式会社 Startouts(スタートアウツ)スタッフ、
森結衣(ゆい)さんと西田朱里(あかり)さん。
mogooとは
“たのしい・かんたん・おいしい料理”
コンセプトに、
数十秒の動画で、様々なジャンルのレシピを
わかりやすく伝えるサービスで、
その月間視聴者数はなんと、
延べ1000万人を超えます。
また、盛り付けテクニックを広める
料理教室も開催するなど、
料理の魅力を最大限に引き上げる技術を持つ、
プロフェッショナルのお二人なんです!
リーダー
「今日のおススメでゴボウと豚肉と
 長イモしか買ってませんよ。
 色合いの良いモノ買ってくればよかった…」

西田さん
大丈夫です! 
 茶色いものが集まっても映えるので!」

リーダー「えええ~」

ということでまずは盛り付けテクニック
教えていただく西田さんに、
石狩産のゴボウと豚肉、
そして道産の長イモを使った、
“インスタ映え“する料理を
披露して頂きます。

西田さん
「一品目は長イモを使って
 シャキシャキホクホク♪食感が
 堪らないんですけど
 長イモのコロッケを作ります」

※詳しい作り方はレシピコーナーへ!
http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20180310&selectmonthforcal=201803
 
リーダー
「コロッケでしょ。そんなキレイにって
 なかなか難しいんでない?」

西田さん
「立体感を出したりしようと思って…
 まん丸く可愛くボール状に作ります」

さてお次は?

西田さん
「豚肉とゴボウの煮物です」

2品目は、食物繊維をしっかり味わう
「豚肉とゴボウの煮物」です。

※詳しい作り方はレシピコーナーへ!
http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20180310&selectmonthforcal=201803
 

リーダー
「こちらも全然大変じゃなかたった!
 しかし吉川さん…色が…」

吉川さん
「色が茶色ですねえ~」

森「そんな嫌な顔します??(笑)」

リーダー
「残念な顔してますね~
 mogooにおまかせ!
 mogooなら大丈夫♪」



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