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2013年07月27日(土) | ♯253 十勝の畑作が支える日本の食・更別編
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2013年07月27日(土) |  ♯253 十勝の畑作が支える日本の食・更別編

日本の食料自給率39%。
それに対して北海道は173%!
日本の食料基地とも言われる我らが北海道。
中でも1000%を超える
驚異的な食料自給率を誇っているのが…
十勝エリア!

番組では日本の食を支える
十勝の農業をシリーズで学ぶため、
今年4月、幕別町を訪れました。

畑作に大切な農業技術である
『輪作』とその重要性。
さらには十勝の代表的な輪作作物、
「馬鈴薯」の種芋切りを学んだ一行。

シリーズ第2弾となる今回は…

食料自給率6000%以上!
農家1戸当たりの農地面積、
札幌ドーム8個分!
十勝エリアトップクラスのある村にお邪魔して
現代農業の進化の形を体感します!!

森崎
「さあやってきました!十勝です!
 うわ~これ~ハハハハ

あまりに広大な畑に興奮気味のリーダー!

河野「すごいですよね」

佐々木
「今回は更別村にやって来ました」

河野
「この朝もやの中の畑がまたキレイ!」

佐々木
「更別村は農家1戸あたりの農地面積が
 札幌ドーム8個分!」

森崎
「十勝どこもでっかいですよ。
 更別村はその中でも大きい方だね」

佐々木
「では十勝畑作第2弾ということで
 いつものあぐりっこを呼んでみましょう」

あぐりっこは全員小学6年生!
幕別町から参加の久保穂ノ花(ホノカ)ちゃん
音更町から参加の加藤あまねちゃん。
そして札幌から参加の白石拓也君と、
大澤結唄君の以上の4名です。

森崎
「前回は“輪作”を学んだね。
 この十勝地方、特に幕別では
 何種類の野菜でまわしていた?」

タクヤ
小麦ビート豆類馬鈴薯

森崎「すごいなっ!」

佐々木「覚えてますねえ」

森崎
「僕たちの目の前に広がっているこの作物。
 畑作4品のうちのひとつ!せ~のっ!」

あぐりっこ「ビート!」

森崎「そうですビートです」

佐々木
「更別村には全国トップクラスを誇るものが
 あるんですが、それは…
 一農家さんが持っている
  トラクターの台数!
 トラクターの平均所有台数は…
 4台以上なんです」

森崎「一家庭で?トラクター!」

大規模農業が展開される「更別村」は、
農家1戸当たりの耕地面積が
およそ45ヘクタール。

北海道の平均農地面積の
およそ2倍もあります。
広大な畑で農作業を行う為にも、
トラクターは必要不可欠なんです。

佐々木
「それだけ大規模に農業をやっている場所。
 ということで十勝のトラクターが
 一堂に会する
『国際トラクターBAMBA』という
 大会にお邪魔したいと思います」

森崎
「国際…トラクタ…ばんば
 トラクターでばん馬するの?」

佐々木「ハイ!」

ということで早速会場へ―


2013年07月27日(土) |  圧巻!トラクターのパレード♪

森崎
「賑わってますなあ~こんにちは!
 みなさん“あぐり王国を
 見に来た人たちですか?”」

佐々木
「いえいえ…トラクターBAMBAの会場です」

河野「すごい人ですね」

森崎「露店とかもあるしフェスティバルだ」

2003年に開催がスタートした
「国際トラクターBAMBA」。
1万5千人を超える来場者が
道内各地から訪れるという、
更別村のビッグイベントなんです。

森崎
「あっ早速トラクターがならんでる。
 チョ~かっこいい!」

あぐりっこ
「でかい!」「かっこいい~♪」
 
「国際トラクターBAMBA」の
実行委員長であり畑作農家でもある
木山卓也さんにイベントについて、
色々と教えて頂きましょう!

森崎「そもそもどういうお祭りなの?」

木山さん
「今回で11回目のイベントなんですが…
 馬のばん馬ありますよね。
 あれを馬じゃなくて
 トラクターでソリを引っ張る競技ですが
 全国探しても他には無いイベント!」

森崎「なんで思いついたの?」

木山さん
更別村といえばトラクター!
 トラクターで何かできないか…と。
 したら後ろに何か引っ張って走れば
 協議になるのでは?と思って!」

森崎「誰考えたんですか?」

木山さん無言で自分を指さして…

森崎「やりましたねえ~」

木山さん
「まずトラクターが並んで走ってくるパレード、
 ロードパレードです!」

森崎
「沿道の皆さんず~っと待ってるんでしょ!」
 …何か入ってきたぞ~~

河野「なんか見えてきた…」

すると遠く視線の先に巨大なロボットのような
トラクターが現れました!

森崎「かっこいい~~!」

ユウタ「でかい!長い」
河野「何これ!
こんな景色みたこと無い!
木山さん
「メッチャ感動するんですよ。
 何回見てもたまらない!」

イベントに参加するトラクターを
大勢のギャラリーの前で
披露するロードパレード。

いつもは農作業で活躍している
大型のトラクターが
次々に入場する様はまさに圧巻です!

河野
「けどこんなに農家さんが集まることって
 あるんですか?」

木山さん「ないですね~」

河野
「このお祭りのために集まるんですか?」

木山さん「そうです!」

森崎「すごいなあ」


2013年07月27日(土) |  迫力のBAMBAスタート!
森崎
「こんなふうに注目されることが
 本来ないんです!トラクターは!
 もちろん我々の番組では
 収穫時期とか田おこしで
 トラクターを見ることはありますが
 これはトラクターにとっても
 晴れ舞台ですよね!」

電飾をつけたり
面白い音を出したり…
それぞれ個性あるトラクターが続々と
登場していきますが-

河野「なんか…すごいの来ましたよ!」

佐々木「うわあああ~」

森崎「ランボルギーニだあ~」

河野
「ええ~トラクターにランボルギーニ
 あるんですかあ」

木山さん「はい!ありますね」

森崎「スーパーカーじゃん!」

※ランボルギーニとは
 イタリアの自動車メーカー。

河野「これでいくらするの?」

木山さん「2200万円くらい!」

森崎
「タクヤ、ランボルギーニだぞ。
 知ってるよな?」

タクヤ「はい!もちろん」

タクヤは鉄道・車が大大大好きなんです。

森崎「どうだ。目の前にいるぜ」

タクヤ「迫力があってスゴイ!」

さてロードパレードも大興奮のうちに終了。
いよいよレースがスタートです。

佐々木
「レース会場の目の前にやってきました。
 どういう形で走るんでしょうか?」

木山さん
「長さ150メートル、幅12メートル、
 スラロームになっています。
 トラクターが重りを引きながら
 スラロームしてゴールする競技です」

競技は1レース3台のトラクターによる
トーナメント形式で行われます。
レースはトラクターの馬力別で
3つのグループに分けられ、
馬力の低いグループで1.5トン、
高いクラスでは3トンという、
コンクリート製の重りを引いて
その速さを競います。

さていよいよスタートです。

プワアア~~
スタート合図のラッパが鳴ります。

一気に走り出すトラクター。

畑では力仕事がメインのトラクター。
俊敏そうには見えませんが…

河野「速い!速い!」

森崎「うわうわっカッコイイ~

河野「結構狭いところを行くんだ」

佐々木「すごいコーナリング!」

森崎「すごい!すごい!」

プワアア~~
ゴールのラッパが鳴ります。

このレースは3台ほぼ同時にゴール!

河野「どうなのどうなの?」

佐々木「接戦でしたね!」

木山さん「こんなレースも珍しい!」

出場者たちによる見事な
ドライビングテクニックで
大迫力のレースが繰り広げられる
「国際トラクターBAMBA」。

観客からの大声援が会場に響いてました!

またレース会場のすぐそばには、
多くの子ども達で賑わいをみせる
トラクターの試乗コーナーがあります。
アマネとユウタも体験させてもらい
大満足の様子。

あまね「かっこよかった!」

ユウタ「高さがあって見晴らしがよかった!」

さてここでジャンケンに負けて
トラクターに乗れなかった
大の鉄道・車好きのタクヤから一言を!

タクヤ
「一言いうとしたなら…ええ~~
 乗れて…うらやましいな!

大爆笑のユウタ!

タクヤ、いつかきっと乗れるさあ~


2013年07月27日(土) |  馬耕体験♪ハプニングの予感が…

じゃ~ん、もんすけです!
近代農業に欠かすことのできないトラクター。
十勝におけるその歴史は、
今から50年以上前にさかのぼります。

昭和30年代以降から
トラクターの普及がはじまり、
農業の規模拡大が進められました。

食料自給率1000%を超える
十勝の大規模農業は
機械化と共に進んでいったんだね~

佐々木
「続いては馬耕(ばこう)体験です」

森崎「ばこう体験?」

木山さん
馬で畑を耕す農作業の事。
 それを体験してもらおうと思って」

森崎「それってつまり昔ながらの方法?」

木山さん
昔はこうやって畑を起こしていたんです

森崎
「昔はこれだったんだ。
 これで北海道は開拓されたんでしょ!」

木山さん「そうです」

佐々木
「今日は数少ない
 “馬耕オペレーター”の森浦政明さんに
 お越しいただきました」

森浦さんがオペレートするのは
優しい目をしたリッキー号。

森崎「実際にみてみましょう!」

森浦さん「わかりましたハイハイ! 」

森浦さんが「ハイハイ」と合図すると
リッキー号は前に進み出しました。

森崎「速い!こんなに速いの!」

リッキー号がけん引しているのは
『プラウ』という農耕具。
プラウの両脇にはハンドルがあり
これを握ってプラウの刃を操作します。

森浦さんがリッキーに指示をだし
力強く前進することで
刃が深く土に入り
固い土も耕すことが出来るのです。

リッキーと森浦さんが進んだ後には
ほっこり土が盛り上がっています。

森崎
「こうやって耕していたんだ。スゴイね。
 この広大な十勝平野を馬で…」

木山さん「切り開いてきたんです」

まさに人馬一体となった農法、
「馬耕」を見学したところで、
あぐり一同も体験させて頂くことに!

まず最初は河野くん。

河野「ハイハイ」

合図とともに引きずられる河野君。

スタートとともに危険な香りがプンプン…

河野「ちょっと待って!待って」

森崎「引っ張られてるだけだ~」

森浦さん
「オイオイオイ(止まれの合図)」

河野
「おいおいおいおい…
 これは危ない!これは危ない!
 腰もっていかれます!」

初体験の馬耕に悪戦苦闘しながらも、
少しずつコツをつかんで来た様子。
すると河野が無謀な挑戦に!

河野
「森浦さん、
 一人で行かせてもらえませんか?」

森浦さん「いいよ」
 
ということで河野君、一人で挑戦!

河野「ハイハ~イ!」

リッキー君、
河野くんの合図に素直に従い前進します。

河野
もう僕の言うこと聞くわ!森浦さんどう?」

森浦さん「いい感じだね」

張り切る河野君
河野「ハイハ~イ!ハイハ~イ!(余裕)

と褒められたのも、つかの間…

再び危険な香りが周囲に漂い始めました。


2013年07月27日(土) |  大規模農業を支える確かな進歩を見た!

河野「ハイハ~イ」

河野君の指示で前進するリッキー。

しかしその力強い歩みに
だんだんとバランスを崩し
始める河野君。

河野
ハイハ~イちょっとっとっと
 ハイハ~イ、あっあっ(少しずつ悲鳴に)

河野
イハアア~
 (だんだんと斜めになり
 それを見ている観客からも
 アアア~と悲鳴が)

 あたたたたっ (ハイ♪転倒)

不安的中!河野君転倒しました!

森浦さん「オイオイオイ(止める合図)」

畑に放置された河野君。

森崎
「河野君!植えられちゃったよ畑に!

河野「速い!速い!リッキー」

周りでみていたお客さんたちも大爆笑!
そんな笑い声の中からたくさんの
「よく頑張った~」の声援も頂きました!

このあと馬耕オペレーターの森浦さんに
しっかりサポートして頂きながら
あぐりっこも挑戦!
現代の農業では体験することのできない、
貴重な時間を過ごしました。

さて馬耕体験をしてクタクタのあぐり一行。
彼らが向かったのは…

佐々木
「トラクターBAMBAでは食べ物ブースも
 充実しています。各地を代表する
 お店も出ていて野菜や名産品もあるんです」

森崎「更別村のもの食べたい!」

佐々木
「こちら!地元産の“きたほなみ”を
 100%使用したうどん!」

更別村地域おこし協力隊
永井 有美さん
「のど越しがとても良いですよ!」

『さらべつ産生うどん』
更別産きたほなみ100%で作られた生うどん。
讃岐うどんの製法を再現できる製麺機を使用。

ではみんなでさらべつ産生うどんを
いただきましょう!

タクヤ「冷たくて美味しい!」
森崎「すごい食べやすい!」

永井さん
「ゆで立てでよく冷水でしめてます。 
 もともと“きたほなみ”は
 製麺適正に優れています。
 とにかくのど越しのいいものを!
 とこだわってます」

河野「暑い時にはたまりませんねえ~」

さてお腹も心も大満足したあぐり一行。
木山さんの小麦畑で今日一日を振り返ります。

ホノカ「すごく楽しく見られた!」

タクヤ
「一番印象に残ったのは馬耕体験で
 農具を支えるのが大変だったこと!」

森崎
「そういう時代があって
 そういう人がいたから
 今の僕たちがあるんだよ。
 いろんな事が進歩してってるけど
 日本の十勝の大規模農業
 支えるために
 進歩があるんだということが
 今日はよくわかったよね」

河野
「農家の方がこれだけ集まる場所は
 他にはないと思って…
 交流があって情報交換ができるのでは?」

木山さん
「そうですね!そこで輪が広がる」

森崎
「トラクター所有台数が
 全国トップクラスの更別村だからこそ
 できるイベント」

森崎
「明日からまたトラクターを使っての
 農作業が始まりますね。
 大きな収穫、消費者の我々も待ってます。
 今後どんな想いで農作業に従事していく
 ことになりますか?」

木山さん
「消費者の皆さんに安心して
 食べてもらえるような良い作物を作って
 これから頑張っていきたいです!」

河野
うずうずしないですか?
 まっすぐしか進めないことに?」

木山さん
そんなことはないですね(笑)
 (ただ曲がるとき)
 片ブレーキしたりして!(笑)」

スケールが大きい更別村は
そこに住む人たちの心もでっかかった!
さまざまな進歩も苦難の道からだけでなく
楽しむ気持ちからも生まれるのかも…
とっても充実した1日でした。

こんにちは 週刊あぐりNEWSの時間です。
今日はオープンから3周年を迎える
くるるの杜のイベントを2つ続けて紹介!

まずはオホーツクの食を満喫できる
お知らせから…

あす28日(日)に北広島市の
「ホクレン くるるの杜」で、
オホーツクフェアが開催されます。

これは網走や紋別などオホーツク海側に面した
地域の「食」をもっと知ってもらおう!
ということで開かれるイベントです。

会場には湧別町自慢の「ゆうべつ牛」や
新鮮で濃厚な生乳で作った「おこっぺアイス」、
滝上町産の小麦を使用した石窯ピザ等が出店し
オホーツクエリアの様々な食が楽しめます。

そのほか北海道産の砂糖を使った
ラムネ菓子作り体験や
大抽選会などもありますよ。

『オホーツクフェア』
日時:7月28日(日) 10時~16時
場所:ほくれん くるるの杜
   (北広島市大曲377-1)
------------------------------------
続いては来月8月2日から4日にかけて
行われる「杜の感謝祭」のお知らせです。

くるるの杜の中をぐるっと巡るクイズラリーや
小さなお子さまで楽しめるスタンプラリーなど、
イベントが盛りだくさん。
ステージでは○×クイズや
おいしい抽選会等が予定されています。
このほか会場の「農村レストラン」で
先日「あぐり王国」でも紹介した
JAふらの女性部が作ったアイデア料理を
楽しむ事ができますよ。


この夏は私も大好きなくるるの杜から
目が離せないですね!
以上、週刊あぐりニュースでした。

『杜の感謝祭』
8月2日(金)~4日(日)10時~17時


2013年07月27日(土) |  あぐり市民農園リポート♪
あぐりファミリー市民農園
野菜作りリポート!

札幌市西区の市民農園で
野菜作りを始めた2家族。
今回は苗植えから1か月が経過した、
樫見ファミリーの畑を覗いてみましょう!

樫見家はゴーヤ・枝豆・ミニトマトを栽培。

お父さん・浩一さん撮影
「ゴーヤが…2個なりました」

お母さん・志のぶさん
「やった~」

育(ハグム)「いえ~い!」

浩一さん
「なんかすごい、いっぱいなってる!」

育(ハグム)「アイラブトマト~♪」

浩一さん
「なんかひょうたんみたくなってるよ」

ゴーヤの成長に感動した、樫見ファミリー。
それから1週間、樫見畑にある変化が…
浩一さん
「(トマトが)黄色くなってる!」

トマトの苗木もこんなに高くなりました。
浩一さん
「すごいだいぶ高くなってる!
 ハグムより高いなあ」

ハグム「枝豆、紫色の花いっぱいついてる」

志のぶさん
「ってことはいっぱい実がなるってこと?」

この後ゴーヤのトンネルを撤去!
野菜はどれも順調に成長!
収穫祭まであと少しがんばろ~




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