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2014年07月05日(土) | ♯296 北海道産スナップえんどうの魅力に迫る編
>>

2014年07月05日(土) |  ♯296 北海道産スナップえんどうの魅力に迫る編

突然ですが問題です!
次にあげる3つのキーワードから連想する野菜は
いったい何でしょう

①1970年代にアメリカから導入されて栽培が
 はじまり日本では比較的歴史の浅い野菜。

②名前には『ポキッと折る』という意味を持った
 英語が付けられています。

③食感は『シャキシャキ』。
 味は甘~い緑色の野菜。

この野菜が何かわかりましたか?
正解は『スナップえんどう』!

実はこの野菜、主に本州産がメインでしたが、
最近北海道での生産も少しずつ増えているんです!

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「ベータカロテンやビタミンCなど豊富。
 生活習慣病の予防に繋がります。
 これから暑くなって紫外線が強くなってきたら
 抗酸化性という力を持っているので
 紫外線などから体を守る働きがある」

初夏が旬の『スナップえんどう』に含まれる
驚くべき栄養価!知られざる栽培方法や
生産者ならではの食べ方など
『スナップえんどう』の魅力に迫ります!

佐々木
「今日は道南のせたな町にやって来ました!
 山も海もあって美味しいものもある町!」

森崎「もうすぐそこ海なんでしょ?」

藤尾「風車があるところが海なんですって」

森崎「奥尻島行きたいなあ」

藤尾「泳ぎます?」

今回のあぐりっこは初参加の小4女の子。
何でもチャレンジしたい! 
明るく元気いっぱいの常通綾乃(アヤノ)ちゃんと
野菜を育てて食べてみたい! 
農業に興味津々の小田嶋美優(ミユ)ミユちゃんです。

 

佐々木
「今日みんなでお勉強する野菜はコチラです」

あぐりっこ「スナップえんどう??」

森崎「知ってる?」

あぐりっこ「知らない!」

森崎「スナップえんどう知らないかあ」

森崎
「お豆なんだけどシャッキシャキの…
 もっとメジャーだと思ってたけどね。
 見たらわかるかな?」

とここで藤尾君がスナップえんどうの真似を…

佐々木「色もこんな感じ」

森崎「食べたらパリッシャキ!」

藤尾「パリッ!」

森崎「どう説明しても分かってもらえない感じ」

佐々木
「スナップえんどうがどのようになっているのか?
 この野菜の魅力は何なのか?
  生産者の所に行って勉強しましょう~」

森崎「勉強しましょう!」

あぐりっこ
「(いまいちテンションに乗りきれず)…」

森崎「…あれ??」

藤尾「興味持ってよ!」

あぐりっこ「(クスクスクスクス)」

藤尾「興味もっても!僕のこと勉強してよ」

スナップ藤尾くん
あぐりっこにじゃれます。
逃げるあぐりっこ!

さあ、では生産者さんのもとへレッツゴ~

農業一筋50年の大ベテラン、
御年71歳の生産者、本井嘉宏さん。
スナップえんどうのほかホウレンソウや
お米も生産しています。

藤尾
「スナップえんどうってどういう風に
 実っているとおもう?」

みゆ「う~ん、わからない!」

森崎
「スナップえんどうを知っている人も
 どのようになっているのかは
 ちょっと想像できないかもね…」

佐々木
「初めてスナップえんどうを見ますからね…」

おしゃべりしながら歩いていると…

森崎「見えるかな…」

あぐりっこ「わ~見えた!すごい」

さて初スナップえんどうはどうかな?


2014年07月05日(土) |  ぷっくり…すべすべ…初めてのご対面♪

藤尾
「どれがスナップえんどうか分かる?」

あぐりっこ「わかる!」「わかる!」

あやの「バナナみたいな形!」

森崎
「どんな形?体で表現してみて!」

あやの「こんな形!」

と言って藤尾スナップマンと同じように
体を曲げるあぐりっこ。

藤尾「そうでしょ!こうでしょ!」

あやの「なんか枝豆みたい!」

森崎
「そうだよね。そして上のほうにいくと
 こんな見事な花が咲いているんだね」

本井さん
「花が咲いて10日近くで収穫するんですよ」
『スナップえんどう』は
花が咲いた後に実を付け、
そのあと5日~6日程度で
収穫できるまでに成長します。

森崎「収穫っていつぐらいですか?」

本井さん
「5月の末からですね。
 温度が高くなると成長が抑制されるんです」

藤尾
「温度管理がすごい大変な繊細な植物なんですね」

ここでスナップえんどうに触ってみました。

森崎「うわ~パンパンだ」

みゆ「ツルツルする!」

じゃ~ん もんすけです!
スナップえんどうが実をつけるまでを簡単に解説!

まず2月下旬に専用のトレイへ2粒ずつ種を蒔いて、
室温10度~20度に保ったハウスで成長させます。

そして4月上旬に穴の空いた
マルチシートへ苗を移植!

その苗が10センチぐらいになるまで
成長したところで支柱とネットを設置します。

5月下旬には花が咲いて実をつけ収穫となります。

せたな町北桧山では6月上旬にもまた種を蒔いて、
5月~10月まで収穫できるような、
栽培スケジュールをとっているんだって!

森崎
「本井さん、今見えているスナップえんどう、
 収穫する豆はどのぐらいあるんですか?」

本井さん
「まあ簡単に言うと
 1日で収穫するのが約40~50キロぐらい」

森崎
「ちょっと待って…コレを40~50キロとるの??」

あぐりっこ「えっ…」

森崎「何個とれば、そんな重さになるの?」

本井さん「ハハハハッ…」


2014年07月05日(土) |  む…むずかしい収穫体験

ではスナップえんどうの収穫体験♪

佐々木「どのように収穫しますか?」

本井さん「まずサヤよく見る」

佐々木「重さがあるかを見るんですね」

本井さん
「そして軸をくるっと回して…
 (ポキッ)やってご覧♪」

あやのがチャレンジ

あやの「難しい…」

みゆもチャレンジします。

グリグリグリグリ…

なかなかスナップえんどうが取れません。
みゆ「あれ…取れない!」

森崎「意外と収穫は難しい!」

佐々木「ハサミを使わないんですか?」

本井さん「使わないね」

森崎
「本井さん、もう1回やってみて!」

ポキッ 簡単に取れました。

森崎「うまいな!本井さん」

本井さん
「そりゃあ~しょうがないわ。商売だもん!」

ココでリーダーが生産者に負けじと収穫に挑戦!

いつもすんなり収穫できるリーダーが
なんとなんと悪戦苦闘!

スナップえんどうが取れません!

すると本井さん「何をしてるの?」

あぐりっこ「ハハハ」

本井さん「何してんの!ヘタだなあ(笑)」

やっと取れましたがサヤが潰れてる!!

佐々木
「あの…時間かけたうえに…
 潰してしまっている!」

簡単に見えて意外と難しい
スナップえんどうの収穫。
普段のスピードで本井さんが収穫してみると…

 

両手でパチンパチンとどんどん収穫していきます。

あぐりっこ「はや~~い!」「早っ!」

佐々木「見てます?」

本井さん
「見てるよ~つかんだら次にどれをとるか
 見ていかないと間に合わないさ」

あぐりっこ「すごい!」

ここであぐりっこも真剣に収穫に
取り組んでもらいました。

あぐりっこ「よいしょっ」

最初は収穫適期のスナップえんどうを
探し出すだけで時間がかかっていましたが
徐々にスピードアップしてきましたよ。

佐々木
「なんかコツをつかんできたね」

森崎
「やっぱすごいわ…
 ミスター本井が通ったあとは
 何も残っていないわ!」

佐々木「なるほど!」

森崎「取るものが何もない!」

藤尾「収穫体験が出来ていない!」

森崎「ミスター本井、すげえ~!」

あぐりっこも収穫のコツをつかみ、
順調に作業を進めます。
カゴには、スナップえんどうがギッシリ!

作業開始から30分たった
その手さばきは…


2014年07月05日(土) |  美味しい!甘い!が止まらない…

ポキポキポキ…

あぐりっこの手早い収穫に…

藤尾「早い!何今の?」

森崎
「みんなレジェンドになってきた!」

藤尾
「30分前と全然違う!すげ~
 次の見ながらやってる!」

こんなにたくさん収穫できました!

森崎
「生で食べられますか?」

本井さん「食べられるよ」

本井さん
「ここにスジがあるの。
 これを引っ張って…」

藤尾「キレイにとれる!」

森崎
「収穫したてのスナップえんどうを
 いただきます…ポリッシャキ・・」

みゆ
「うわ~すごいシャキシャキしてる”」

森崎
「甘~い!みずみずしい!」

みゆ
「ポリッシャキシャキ…甘い!」

あやの
「うわっ本当だ!甘い!」

佐々木「えぐみとかないんですね」

本井さんおすすめのスナップえんどうの
しゃぶしゃぶをいただくことに!

茹でる時間は20秒が目安。その美味しさとは?

あやの
「さっきのよりも(生より)甘いかも!」

森崎「甘みが…」

あやの「増してる!」

シャキ…

佐々木「あま~い!」

藤尾「みずみずしさがガーンとくる!」

佐々木「スナップえんどうのジュースみたい」

そのままの美味しさを味わったところで、
続いてはマヨネーズを付けて!

あやの「合う!」
みゆ「おいしい!」

本井さんも…「うま~い!」


2014年07月05日(土) |  手作業の選別作業があってこその美味しさ!

シャキシャキで甘いスナップえんどう!
美味しさはもちろん栄養価にも
優れているんだって!

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「スナップえんどうはエンドウの仲間。
 えんどう・さやえんどう・グリーンピースが
 比較的古くから作られているのに対して
 スナップえんどうは最近作られています。
 サヤの部分にはベータカロテンや
  ビタミンCが豊富で
  生活習慣病の予防に繋がったり
 抗酸化性という力をもっていますので
 紫外線から体を守る働きをもっています。
 また豆のほうには比較的多くタンパク質が
 入っています。そういう成分をたっぷり
 含んでいる素材の1つですね」

お次はスナップえんどの選別作業をみましょう!

森崎
「選別ということはサイズ分けがあるんですね」

本井さん
「出荷の段階では3つに分けている」

色や形が良くサヤの長さが
8センチ以上であれば『秀L』。
サヤの長さが
5センチ以上8センチ未満であれば『秀M』。
そしてサヤにキズなどがある場合は『A』
というように厳正な選別が行われます。

本井さん
「こうやって種飛びといって
 タネが入っていないでしょ」

森崎「パッと見でわからないしょ」

本井さん「蛍光灯があるしょ」

森崎
「これで透かしてみるんだ」

森崎
「そしてサヤの部分を中央に合わせるんですね」

本井さん
「輸送するときにすり傷がつく。
 だから傷つかないようにお互いを並べる」

森崎
「キチッと並べられてお客さんの所に行くんだ」

生産者の苦労がギッシリ詰まったスナップえんどう。
JAきたひやまでは2008年から栽培をはじめ、
安全安心な『スナップえんどう』を
消費者に届けるため、
生産者のサポートを行っています。

JAきたひやま 武田英智さん
「JAきたひやまではホウレン草に次ぐ
 施設野菜の柱として生産拡大を目指しています。
 昨年からは独立した生産部会を設立して
 栽培技術向上に努めながら
 部会員全員が厳格な出荷基準をもとに
 選別を行って主に道内の市場へ出荷してます。
 ポリポリとした食感と甘みのある味が
 特徴的なスナップえんどうをぜひ召し上がって!」

北海道産の美味しいスナップえんどう。
僕も早く食べたいな~!

森崎
「みんなが我々がスナップ応援団だ!
 全力で応援させていただきます」

本井さん「握手!握手!」

ステキなジェントルマン本井さんでした!

JAきたひやま女性部の皆さん直伝の、
『スナップえんどう』を使った
お手軽料理を頂きます!

教えてくださるのは
大原ノリ子さんと江口幸江さん。

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧ください

みんなでいただきま~す!

ポリポリシャキシャキ…みんな笑顔です!

佐々木
「みんな笑顔になっちゃう味なんですね」

藤尾「お弁当に入ってたら嬉しい!」

森崎「味噌汁になっても歯ごたえいい!」

あやの「味噌と合ってる!(ニッコリ)」

藤尾「なんて幸せな顔するの~!」

もう美味しい美味しいが止まりません。

大原さん
「美味しそうに食べてる!
 料理の仕方ひとつでも
 食感が違ってくるんですよ」

森崎「どんな食べ方が好きだった?」

あやの
「生でマヨネーズをつけるのが一番好き!」

佐々木
「2人は今日何本食べたでしょう?」

みゆ「わかんない!」

あやの「10本以上はたぶん食べたと思う!」

森崎
「そりゃそうだ!炭火焼だけで4本食べてるもんな」

もうスナップえんどうに夢中になりました。
みなさんもぜひ食べてくださいね!

こんにちは。週刊あぐりNEWSの時間です。
熱き男達の闘い!! 
国際トラクターBAMBAのお知らせです。


今月13日(日)に十勝の更別村で
第12回国際トラクターBAMBAが開かれます。

このイベントは去年「あぐり王国」でも
紹介しましたが、
そのスケールの大きさに一同驚きの連続でした。

36台の大きなトラクターが隊列を組み、
更別村のメインストリートをパレードする様子は、
まさに圧巻!

メインイベントは賞金総額120万円の
「トラクターBAMBA!」。
4つのカテゴリーで争われ、
各カテゴリーの優勝者には
賞金20万円が贈られます。

その他、トラクターの試乗コーナーのほか、
屋台なども出ていますので
どなたでも楽しめるイベントとなっていますよ。

詳しくは更別村商工会へお問い合わせください!
 
来週は是非、更別村へ足を運んでみて
北海道農業のスケ―ルの大きさも、
改めて感じてみてください!!

以上、週刊あぐりニュースでした!!

<第12回 国際トラクターBAMBA>
日時:7月13日(日)
場所:更別村更別189-1
問い合わせ:更別村商工会 電話0155-52-2010




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