あぐりっこがソフトクリームをペロリ♪
藤尾 「今日は暑いから 冷たいアイスは美味しいな」
シュウヤ「美味しい!イモ?紅イモ?」
佐々木「正解!なんで分かった?」
シュウヤ「“色”的に?」
佐々木 「今日来ているのは石狩市にあります 『JAいしかり地物市場 とれのさと』。 あぐり王国でも何度かお邪魔してますね。 今時期は地元で取れる旬の野菜が 65種類も並んでいるんですよ」
新鮮野菜はもちろん、 今時期は地元で採れたさつまいもを使った ソフトクリームも大人気! 原料になっている紅芋(ベニイモ)を始め、 ちょっとユニークな野菜も 実はこちらで販売されているんです。 それが…
佐々木 「畑で“わかめ”とか“アイス”が 採れるんだって!」
森崎 「だいだいワカメってどこにあるものだ?」
あぐりこ「海とか…」
畑に生えるわかめにアイス!? あぐり王国初登場野菜を 今回はあぐりっこが全力リサーチします。
さて畑に生えるわかめとアイスとは どんなものなのでしょう?
シュウヤ 「ウミブドウとかがあるから ヤマワカメとかもあるんじゃないかな?」
佐々木「よく知ってるねえ」
森崎 「畑からぼこぼこアイスが生えてきたら 嬉しいなあ~」
タカアキ 「うん…けどすぐ溶けると思う」
謎を解くべくあぐりっこがやってきたのは 石狩市の勝藤真智子さんの畑。
勝藤さんは主にグリーンアスパラや 長芋を栽培しているのですが、 数年前から畑に生えるわかめと アイスの栽培も始めたということなんです!
佐々木 「ではワカメの場所に連れて行ってください!」
勝藤さん 「ハイ!こちらですからどうぞ!」
勝藤さん「ハイ!これがワカメです!」
あぐりっこ「何?葉っぱ」「似てない」
森崎「それワカメじゃないですよ~」
シュウヤ 「これもしかして根がワカメ?」
藤尾 「土の中にワカメがあると思う?」
勝藤さん 「名前はオカワカメと言います」
オカワカメは南アメリカの熱帯地域が 原産とされていて、 別名「雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)」 とも呼ばれ、「百薬」の字の通り とても栄養価が高いと言われています。
勝藤さん「どうぞ触ってみて下さい!」
シュウヤ「なんかワカメみたい!」 タカアキ「ツルツル」
森崎「ワカメみたい?」
シュウヤ「すげえ、やわらかい」
佐々木 「普通の植物の葉っぱと ちょっと感触違いませんか?」
森崎「柔らかいです。キレイなハート型」
勝藤さん「生で食べてみますか?」
ということで恐る恐る食べてみることに…
シュウヤ 「(もぐもぐもぐ)…ん?? やっぱり野菜だ!」
佐々木「お味噌汁に入ってるワカメと違う?」
シュウヤ「多少ちがう!苦味がある」
タカアキ 「シャキシャキしている… でも段々ネバネバになってきている!」
そのまま食べると苦くてネバネバ しているというオカワカメ。 ある事をすると驚くべき変化が起こるのですが、 その前に畑に生えるアイスを調べてみることに…
勝藤さん 「これがアイスです! アイスプラントという 洒落た名前がついている野菜です」
シュウヤ「どうもアイスには見えない」
タカアキ「葉っぱが厚そう」
森崎「子供たちガッカリしてますけど…」
勝藤さん 「そうですね。ごめんねえ~」
さてよ~くアイスプラントを観察しよう。
藤尾「(葉っぱ)冷たい?」
シュウヤ「あっつ~~~い!」
森崎 「よ~く見ると特徴ないかい?」
タカアキ 「氷みたいのが付いてる??」
勝藤さん 「氷みたいなかんじでしょ!?」
佐々木「キラキラしているよね」
勝藤さん 「これを取って食べてみたらいいかも…」
シュウヤ一口食べて 「なんか酸っぱい??なんだ??」
森崎「しょっぱい?」
勝藤さん「塩味があるんですよね」
しかしあぐりっこは 「ムシャムシャムシャ…(無言)」
森崎「訝しげですねえ」
アイスプラントとは南アフリカ原産の植物で、 地中のミネラルを吸い上げる力がある 吸塩(きゅうえん)植物。 粒々は水滴ではなくミネラル分を多く含む ブラッター細胞と呼ばれる葉の一部。
ほのかに感じる塩味と サクサクとした食感がポイント! 名前の由来についてシュウヤが閃きました。
シュウヤ 「アイスって氷の意味なのかな? 氷は英語でアイスだから…」
勝藤さん「たぶんそうだと思います!」
藤尾 「アイスってアイスクリームを想像したけど 氷って意味だったんだね」
シュウヤ「氷って意味だったんだ」
畑に生えるアイスの正体は 凍っているように見える アイスプラントという作物。
ワカメの正体はつるつるとした葉っぱ オカワカメでした。 ちなみにオカワカメの名前の由来は 湯がいてみるとわかるということで 実際に茹でてみると-
サッとオカワカメを湯がいてみると シュウヤ「色が濃くなった!」
■右―茹でる前 左―茹でた後
シュウヤ 「これ形がワカメだったら完全にワカメだ」
茹でたオカワカメを食べてみると…
タカアキ 「ネバネバになっている!」
シュウヤ 「茹でたほうがめっちゃネバネバ!」
森崎「さっき苦かっただろ。今度はどう?」
タカアキ「全然!」
勝藤さん「苦くない?」
タカアキ「うん!」
藤尾 「噛んでると粘り気が増えてきて 飲み込むときにはワカメになってる!」
佐々木 「粘り気があって不思議!」
勝藤さんオススメの ポン酢で頂いてみると…
タカアキ「すごい美味しい!」
シュウヤ「さっきより美味しい!」
森崎 「ワカメ超えだな… ワカメの粘りに+シャキシャキ感!」
森崎 「新しい野菜って先駆者いませんから 作り方とか大変じゃないですか?」
勝藤さん 「オカワカメとかアイスプラントに関しては すごく作りやすかったんですよね。 手間がかからないんです。 アイスプラントは虫も付きづらいんです。 と言うことは無農薬で作れて 安心して食べて頂ける野菜かなと思います」
勝藤さん 「石狩市農業総合支援センターと言う所で 色んな野菜を作っているんです。 珍しい野菜もそうですし 一般的な野菜まで色んな種類がある!」
藤尾 「珍しい野菜があるかもしれない!」
と言うことで早速、 石狩市農業総合支援センターへ!
藤尾「トンネルがあるぞ~」
緑のトンネルをくぐってみると…
シュウヤ「カボチャ?」
森崎「カボチャだね」
例えばこの珍しい花は… 南国の果物パッションフルーツ。 去年は甘くならなかったということで、 今年はハウスで再チャレンジしているんだとか。
さらにこの作物は…しょうが。 高温を好む作物なので それほど大きくならないということですが しっかり収穫できるということです。
他にもユニークな野菜が たくさんあるということで、 案内していただきましょう。
藤尾 「何か新しいブロックにやってきたな…」
熊倉さん 「こちらがピーマンを栽培している列です」
熊倉さん 「このピーマンは“こどもピーマン” と言う名前でお店で売っていると思います」
森崎 「子供でも生で食べられるピーマンという ことですか?」
熊倉さん「そうです!」
早速、こどもピーマンを食べてみると…
パリッシャキッ…
藤尾「いい音するなあ~」
シュウヤ 「んっ甘いっ! シャキシャキして美味しい」
森崎「子どもが嫌う味がないです」
熊倉さん「エグミなどが取り除かれてる」
シュウヤ「これすげえ甘い…」
佐々木「感動してるね」
シュウヤ「なんか丸い!」
あぐりっこ何かを発見したようです。
シュウヤ「トマトみたいな形している!」
タカアキ「本当だあ」
シュウヤ「紫色のトマトみたい!」
熊倉さん「これもナスです!」
と珍しい野菜があるなかで、 石狩の土壌や気候に合い 来年から生産者に作ってもらおうという作物が…
熊倉さん 「収穫するときはヘタが付いてきますよね。 しかす加工用はヘタが必要ないので 収穫するとヘタが茎のほうに付いてきます。 実にはヘタがつかない という特性も兼ね備えたトマトですね」
シュウヤ 「収穫も簡単だし育てるも あんまり手間がいらないし すごいラクなトマトだと思った!」
さらに特別な体験をさせてもらいました…
熊倉さん 「ここにあるスイートコーン。 収穫にはほど遠いほどの状況です。 未熟なスイートコーンを ヤングコーンという形で直売所で出てます」
ただこのヤングコーン どこを食べるのかというと…
熊倉さん 「毛ごと…食べれるかな?」
あぐりっこ「ええ~~毛ごと!?」
触ってみると「髪みたい!」
さて恐る恐る食べてみると…
シュウヤ「ん!ちょっと甘いっ」
タカアキ 「これめっちゃ甘い!」
森崎 「甘い!食感はネギっぽい」
熊倉さん 「スイートコーンの1粒に対して 毛が1本ついてきます」
佐々木 「ひげの数だけ粒があるんですね」
シュウヤ 「作っている人(熊倉さんが) なんか忙しそうな感じがする…」
熊倉さん 「そうですか。ありがとうございます」
熊倉さん 「私は野菜を作るのが好きです! 作る楽しさを味わうと やめられないですね」
あぐり一行「へえ~~」
きっぱりとそして自信を持って お答えくださった熊倉さんに あぐり一行も感動!
森崎 「私達は食べる喜びしか知りませんけど 作る喜びもしってらっしゃる。 生産者側の方が得な用な気がします!」
じゃ~ん、もんすけです! これはサツマイモの畑 北海道では珍しいサツマイモだけど、 JAいしかりの青年部は4年前から 力を入れて栽培しているんです。
番組冒頭であぐりっこが食べたソフトクリームは 去年ここで作ったサツマイモを使って 作ってるんだって。
他にもお酒や羊羹など加工品を 作って販売したり 秋にはサツマイモの直売もやってるんだって!
今まで支援センターが試験栽培し 生産者に栽培を勧めた作物はおよそ10種類。 10名程の生産者が栽培をして、 そのほとんどがJAいしかりの 直売所とれのさとに出荷されています。 今ではリピーターもたくさんいるほど 人気なんだって!僕もたべてみた~い
石狩の美味しいものを食べよう!
アイスプラント生産者でもあり おやふる工房の代表の宮北貞子さんに アイスプラントの天ぷらを 作っていただきましょう!
宮北さん 「生でも食べれますけど 天ぷらの方がまたひと味違います」
※詳しい作り方はレシピコーナーへ。
シュウヤ 「テレビに出るのも初めて、 見る野菜も初めて! 食べる野菜も初めて! 初めてづくしだ!」
タカアキ 「まだ成長していないトウモロコシとか 食べるのも初めてだったし おいしかったのも初めて知ったから 楽しかったしビックリしたことも 色々あって楽しかった!」
なんだかこの二人を見ていると みんながホンワカしてしまい…
こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。 今が旬の後志地方の食が満喫できる ランチバイキングのお知らせです。
後志をもっと知るべしフェア2014が 今月25日から来月28日までの約1か月間、 札幌のホテルニューオータニイン札幌で 行われます。
これはランチバイキング形式で 後志の農産物を多くの人たちに知ってもらおうと 後志地区JA青年部が主催するイベントです。
イベント期間中、 羊蹄山麓地域のジャガイモを使った料理や 共和町のフルーツを使ったデザートなどが 登場します。
また期間中の毎週月曜日には、 アンケートに答えて頂いた先着30名様を対象に、 ブドウやジャガイモ、お米などの 後志自慢の農産物プレゼントもありますよ。
ご家族やお友達らと 後志の味を味わってみてはいかがでしょうか?
以上、週刊あぐりニュースでした!!
------------------------------------ 【後志をもっと知るべしフェア2014】 開催期間:8月25日(月)~9月28日(日) 時間:1130~14:40 場所:ニューオータニイン札幌1階 ランデブーラウンジ 札幌市中央区北2西1-1-1 問い合わせ:011-222-1111