(以前のVTR振り返り)
森崎「トマトが苦手?」
マヤ「ナス・パプリカ・カブ・ピーマンとか」
タイチ「(野菜の山が)えんま魔大王っぽい…」
森崎「野菜が嫌いな人?」
あぐりっこ「ハイ!(4人中3人も…)」
衝撃的な事実から始まった 今年のあぐりファーム2014。 その舞台は「ホクレンくるるの杜」。 ここに開園したあぐりファームで、 野菜への苦手意識を克服しよう!と 野菜の成長を学ぶことにしたのが およそ半年前の事でした…
そして今回のロケでは何と… 森崎「野菜たちありがとう」
リーダーたちが見ているのは あぐりっこが書いた絵日記。 実はあぐりっこ、 あぐりファームでの半年に及ぶ奮闘を 自ら日記に残していたんです。
佐々木 「まずは日記であぐりファームを 振り返りましょう」
まずは第1回目の放送(5月31日OA)から 振り返っていきましょう。
あぐりファーム第1回では みんなが野菜をどのぐらい苦手なのか リサーチするため、 お父さんと母さんに協力して頂き 普段の食事の様子を撮影させてもらいました。 (撮影日:5月17日) もちろん、あぐりっこには内緒で…すると、
マヤちゃんは自分のハシは使いたくないほど トマトが苦手だという事が分かったり、 タイチくんはブロッコリーやピーマンの苦味が イヤだという事が分かりました。
この時のことをタイチくんの日記には…
タイチ 「5月17日(土曜日)。 マヤちゃんの食事の様子を見ました。 『うわあ!トマトよけてる~』と思いました。 ボクじゃなくて良かった と思いました。ところが ボクも撮られていました。 『そういえば前にみんなが変な態度を とっていたなあ』と思い出しました」 みんなの苦手な野菜がわかったところで それらの野菜を栽培することにした 今年のあぐりファーム。 この時の気持ちはというと……
タイチ 「育てる野菜を聞いて 『嫌いな野菜ばっかりだ』と思いました」
マヤ 「農家さんと同じ仕事をするのは初めてなので ものすごく楽しみです! でもトマトかあ…」
やはりネガティブな気持ちもあったみたい! けれど畑での作業はとっても頑張ってくれました。
第1回はミニトマトとピーマンを 育てるためのベッドを作り、 ニンジンと枝豆の種植えを行いました。 はじめての農作業の感想は?
第2回目の放送は8月9日。
1回目の撮影からおよそ1か月後(6月19日) この日はミニトマトとピーマンの 苗植えなどを行いました。
佐々木 「あぐりファームのミニトマトが実りました」
森崎 「ということは…実ったということは 分かるな?目の前のミニトマト! マヤ、食べますか?」
マヤ「食べます!」
そう!トマトが苦手なマヤちゃんが 苗植えをして実ったミニトマトを 食べる事が出来るか チャレンジする日だったんです。
マヤ「いただきます…」
パクリ…もぐもぐ…ごっくん!
マヤ「食べられました」
森崎「おお~!どんな気持ち?」
マヤ「うれしい!」
この時の事をマヤちゃんは 日記でこう書いていました!
マヤ 「お次はなんと!! 初、ミニトマト一口で食べる! そして…すっぱい!」
というのが正直な感想だったみたい… けれどマヤちゃんのチャレンジは立派!
出村先生 「目で食べていただきたいと思って ちょっと工夫してみました!」
モモカ「食べたい!食べたい!」 マヤ「変えたやつだと美味しそう」
佐々木「ワクワクしてるねえ」
森崎 「トマトが苦手な子の1個食べなさいって言うより まず目で見て楽しもう!トマトを愛でよう! こういうサプライズと喜びがあると 手を伸ばしたくなりますね」
もちろんみんなバクバク食べてました!
次の撮影は8月22日。
マヤ 「8月22日(金曜日)。 今日はとっても太っちょなピーマンを 収穫しました」
雨が降る中 あぐりっこ「ピーマンとったぞ~~」
この後、本降りになる前に 急いでバスに避難しました…
9月22日。 いよいよあぐりファームでの 最後の撮影となりました。
河野 「くるるの杜シリーズで初めての快晴です!」
恵まれた天気とは裏腹に、 一人テンションの低いタイチ君。 理由は、この日のメインが ブロッコリーとキャベツの収穫だから!
さてそのブロッコリーはと言うと… 河野「ちょっとすごくない!」 タイチ「でかっ!」
そこには通常の2倍は ありそうなブロッコリーが… このブロッコリー、くるるの杜では こんなふうに収穫するんです。
バリバリバリ… そう!大根みたいに抜くんです。
河野「抜けた抜けた~」
タイチ「重い…」
さて葉っぱをとってみると タイチの顔より大きいブロッコリーが出現!
ちょっと動揺するタイチ。
タイチ 「まだ食べられるか、わからない…」
河野 「この後、食べてみようとは思う?」
タイチ 「(食べようとは)思うけど…(苦笑い) 地味に食べたくないって 気持ちもあります」
河野 「そうだよな。ずっとな10年ぐらい 嫌いなんだもんな…」
妙にシーンと静まり重い空気になる…
さてお次はモモカが苦手な キャベツを収穫!
ここでも根こそぎ行きます! バリバリバリ…
モモカ 「葉っぱだから軽いと思ったけど 思っていたよりめっちゃ重くて 持つのが大変だった」
春は小さな小さな種でした。 それがこうして立派な 大きな野菜になりました。
その命の力強さや素晴らしさ。
春から出会った仲間と力を合わせ 楽しみながらの収穫体験。 もう泥んこになるのも 大好きになったはず! とっても生き生きしてます。
モモカ(絵日記より) 「9月22日(月)。 この日に収穫した野菜は ニンジン・ピーマンキャベツ・ ブロッコリー・トマトでした。 ニンジンは葉と根をつかみ 力を入れて抜きます。 収穫してとても楽しかったです 」
河野 「収穫したてのブロッコリーを いただきましょう!」
ブロッコリーを美味しく食べるには ゆで方にコツがあるということ。 ホクレンくるるの杜 農村レストランの 柴崎英二シェフに教えていただきましょう。
柴崎シェフ 「1番美味しく茹でるには… 美味しさを引き出す 塩加減と茹で時間です!」
河野 「これを覚えたら家でもできますね!」
美味しいゆで方は… 柴崎シェフ 「12ℓのお湯に対して大さじ1の塩。 ブロッコリーの色と美味しさを引き出す!」
茹で時間は1分半です。
※詳しいゆで方はレシピコーナーをご覧ください
タイチ 「いただきます!」
ひと口、もぐもぐもぐ…
するとふた口めも
もぐもぐもぐ…
タイチ 「塩がきいていて美味しい!」
河野「えっ?美味しい?」
タイチ「うん」
河野 「まえ言ってたでしょう。 苦味を感じるとか…」
とここでブロッコリー完食しました!
河野 「あっ!食べる前はいけると思った?」
タイチ 「いけないと思ったけど… 意外とおいしくいけた! 苦味もそんなになかった!」
なんと!タイチ君につられ、 ブロッコリーがあまり得意ではない モモカちゃんも食べられました!
ところが柴崎シェフは 他にも野菜を美味しく食べられる 秘密兵器を用意していたんです!
柴崎シェフ 「自家製のマヨネーズを作ってきました。 砂糖の代わりにハチミツを使ってます。 それとさっきみんな収穫してくれた野菜を スティックサラダにしました」
河野 「では好きなものを食べてください!」
すると!
河野 「好きなもの取ってって言ったら タイチがブロッコリーをとってる!」
もうバリバリ食べてます。
モモカは苦手なピーマンを!
モモカ 「美味しい! マヨネーズつければ食べられる!」
タクト 「あま味がちょっと多くて食べやすかった」
マヤ「美味しい!」
※野菜を食べやすくするマヨネーズの作り方は レシピコーナーに詳しく掲載してます
河野 「野菜が苦手な子たちが 集まったんじゃなかったっけ?」
本当に野菜嫌い?と疑ってしまうほど 猛烈に食べだすあぐりっこ!
そして最後はキャベツ! キャベツを調理して距離を縮めてみることに…
佐々木 「この目の前にあるキャベツ。 ちょっと苦手だなあと思う人はいますか?」
ものっすごくコッソリと 小さな手をあげるモモカ。
ということで キャベツのお焼きにチャレンジです。
※詳しい作り方はレシピコーナーを ご覧ください。
まずはキャベツを切っていきましょう。
今回が包丁を使ってお料理するのが 初めての稲田兄妹。さて猫の手にして 慎重に慎重に切っていきますが…
佐々木「きれ…切れているかな?」
佐々木 「切れてない~ 最後まで切らないとね!」
せっかく育てたキャベツだからね。 調理も丁寧に…感謝をこめて…
するとマヤちゃん
マヤ 「タイチ君。また食べてた!」
佐々木 「マヤちゃんはシッカリ見てた」
タイチ「タクトも!」
素知らぬ顔するタクト!
佐々木 「ダメダメ~材料なくなっちゃう」
※詳しい作り方はレシピコーナーへ!
キャベツに米粉を合わせて生地が完成。 これを焼いていきます。
するとさっきまで包丁を使って 緊張していたあぐりっこたちが 解き放たれたように…
タイチ「いえ~い!焼きた~い!」
タクト「オレも焼き~い」
モモカ「私も焼きたい~」
佐々木 「みんな手があがりました…一人ずつね」
あぐりっこ 「野菜をいっぱい食べよう!」
森崎 「モモカがとても苦手だと言っていた キャベツ!」
ではみんなでいただきま~す。
モグモグモグ…
モモカ 「キャベツの苦味も少なくなって おいしさと甘さが溢れだしている!」
タイチ 「キャベツのパリパリ感が残っていて 味はお好み焼きみたい!」
森崎「おいしい!」
森崎「タイチもさ…」
とリーダーが話しているうちから タイチ君、手を伸ばしてブロッコリーを おかわりしてます!
森崎「話聞けって!」
藤尾 「信じられへん…こんなことってあるの?」
苦手な野菜克服にチャレンジしてきた あぐりっこ。半年を振り返ると…
森崎「嫌いな野菜は何ですか?」
マヤ 「嫌いな野菜は…(考えて) あんまりないかな?」
森崎「おおお~~っと!ちょっと!」
佐々木 「野菜を食べられるようになった 自分をどう思う?」
マヤ「ヤッターって思う」
藤尾「羨ましいなあ」
佐々木「一番心に残っていることは?」
モモカ 「トマトパーティーでいろんなものを食べて みんなで笑顔になったところです!」
森崎 「トマトパーティーかわいかったね」
タクト 「モモカがニンジンの種を バンッと固まって蒔いたこと!」
タイチ 「ブロッコリーを食べられたことも嬉しいし ピーマンを食べられたのも嬉しいし 植えるところからやって食べられたから!」
苦手な野菜と向き合った半年。 野菜との距離は確実に縮まったように見えます。 そんな頑張ったあぐりっこに スペシャルゲスト!
あぐりっこ「キャー」
一気にみんなが甘えたような表情に!
そう集まってもらったはみんなのお母さん。 あぐりファームに参加する事で どんな変化があったか聞いてみると…
モモカ&タクトのお母さん 裕美さん 「ピーマンの料理を作ったんですけど 全部食べておかわりまでしてくれて こんなにたべられるようになったんだと ビックリしました」
なんだか褒められて照れくさそうなモモカ。 だけど良い顔してるぞお~!
マヤのお母さん 雅子さん 「(ミニトマトを)食べたとき この子が覚えたのは 頑張らなきゃいけない時に頑張る! ちょっと下向いてうつむき加減で 終わりましたけど 本人はとても自信がついたと思います」
森崎 「ぐっときましたよね。 頑張って食べたんだと思います!」
タイチのお母さん 麻里子さん 「この前の収録後に頂いたブロッコリーを 家でも茹でたんですけども 塩加減にうるさかったです! シェフのやつはもうちょっと 塩が入っていたって!」
森崎 「半年間だったですけども お疲れ様でした!」
あぐりっこ 「ありがとうございました!」
苦手を克服しよう! あぐりっこチーム笑顔で解散♪ 番組をご覧の野菜がちょっと苦手な方! こんな野菜克服方法もありました!
ぜひ野菜にふれ、目で楽しみ 美味しさを引き出す調理をして 野菜を身近に感じてみてください!
そしていつか、 このあぐりっこのように 「おいしい~」って心の底から 思える時がくることを願っています。 今回のあぐりっこの絵日記は エンタメ情報で公開 しています。 小学生とは思えないほどの画力! どうぞそちらもお楽しみくださいませ…
こんにちは。週刊あぐりNEWSの時間です。 空知産の農作物が大集合! 「空知フェア」のお知らせです。
今月28日火曜日まで札幌駅1階にある 北海道どさんこプラザ札幌店にて 【空知フェア】が開催されています。
「“おいしい”が埋もれてた」をキャッチコピーに 空知地方の魅力ある農作物や 加工品が日替わりで、 ズラリと会場に並びます。
例えば北竜町からは普通の大豆より 栄養価が高い「黒千石大豆」の販売、 赤平市からはカレー味や みそ味などがある「あかびらかりとう」 三笠市からは、この時期でも甘い「スイカ」 そして美唄市からは美唄産の原料を使用した 安全安心な「しょう油」や「みそ」の販売などを 行いますよ!
空知フェアも残すところ、 あと10日となりますので ご家族やお友達を誘って、 空知のおいしいものを発見しに行きましょう
以上週刊あぐりニュースでした。
【空知フェア】 10月1日(水)~28日(火)8:00~20:00 北海道どさんこプラザ札幌店 (JA札幌駅1階 札幌市北区北6西4)
お・ま・け!
撮影が終わっても シェフと盛り上がるお母さんたち。 しばらく話し込んでいましたよ~