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2019年06月15日(土) |
♯527 祝50周年!安平町・アサヒメロン編
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2019年06月15日(土) |
♯527 祝50周年!安平町・アサヒメロン編
5月9日、札幌市中央卸売市場。
この日、道内で最も早く市場に出回る
メロンの初セリが行われました!
4玉15万円の値が付いたこのメロン!
今年、生産50周年を迎えた
由緒あるブランドメロン!
その名もアサヒメロン!
今回のあぐり王国ネクストは
安平町のアサヒメロンに注目!
森結有花アナウンサー
「安平町にやってきました」
森崎博之リーダー
「のどかな所だね~素敵だな。
そんな中、ひときわビニルハウスが
ドーンと目立ちますよ!
あの中に何が入っているか?ワクワクしますね」
森崎リーダー
「安平町というと早来町と追分町が
平成の大合併で一緒になってできた町。
酪農など盛んだしチーズもめっちゃ有名!」
森アナ
「今回は安平町で生産されているブランドメロン!」
森崎リーダー
「今、何て言いました?」
森アナ「ブランドメロン」
リーダー「うわあああああああ」
森アナ
「良いリアクションですねえ」
森崎リーダー「メロンですかあ」
森アナ「大人も子供もメロンって…」
リーダー「うわああああああい」
森アナ「はしゃいでる笑」
リーダー「メロンだあああああ」
森アナ
「あぐりっこのために
リアクション残しておいてください」
ということで今回は、
あのハウスで育てているブランドメロン、
アサヒメロンを掘り下げていきます。
あぐりっこは、メロンが大好きな2人。
小学4年生の大谷泰聖(タイセイ)君と、
同じく4年生の相川浬央奈(リオナ)ちゃん、
2人とも番組初登場です!
森崎リーダー
「今日はメロンですってよ」
あぐりっこ「いえええええ~い」
リーダー負けずに
「いえええええ~い」 あまりの勢いに怖気ずく子供たち
リーダー「まあ落ち着け」
森アナ
「(あなたが)落ち着け落ち着け!
こっちのセリフです(笑)」
リーダー「メロン好き?」
あぐりっこ「大好きです!」
リオナ
「すごい甘くて汁がジワーッと出てくる!」
リーダー「そうだねえ」
タイセイ 「すごいうれしいし
早く食べたいなあ!!」
リーダー「なんか落ち着かないねえ」
森アナ「リーダーが一番ソワソワしてる!」
リーダー「過呼吸ぎみです!!」
リーダーもあぐりっこも、
食べることしか頭に無いようですが、
まずはアサヒメロンについて勉強してもらいます。
2019年06月15日(土) |
寒暖差20℃が美味しくさせる!
追分アサヒメロン組合の副会長を務める
林出一樹さんに、
アサヒメロンを詳しく教えてもらいます。
林出さん
「今年で追分アサヒメロン組合は50年を迎え、
夕張メロンに次いで長い産地になります」
リーダー「夕張と近いもんね」
林出さん「この山の向こうが夕張なんで!」
森アナ
「メロンを作るのにに適した場所なんですね」
林出さん
「日中と夜の温度差が大きいというところで
良い物が取れるということになります!」
リーダー「寒暖差ってどれくらいあるんですか?」
林出さん「20℃ぐらい寒暖の差があります」
リーダー
「一声で言いましたけどスゴイこと!
昼と夜で20℃違うんですよ」
あぐりっこ「えええええ」
リーダー
「札幌も時々あるけど
ここはとくに寒暖の差が大きいところ!」
メロン栽培に適した自然環境で
作られているアサヒメロン。
安平町の追分旭(おいわけあさひ)地区を中心に
生産していることから、
アサヒメロンと名付けられています。
森アナ
「アサヒメロンがどのように作られているか
スケジュールをみていきましょう」
アサヒメロンの種まきは、
寒さの厳しい1月から始まります。
小さな芽が生えたらポットに移し苗を育てます。
種まきからおよそ1か月後、ハウスに定植します。
林出さん
「この後、ツルを2本にして
(メロンの)玉をつけていきます!」
森アナ
「ビニルハウス並んでいますけど
もう玉はついている状態?」
林出さん
「ついてるのもあるし
植えたばかりのもあるし
1週間ごとに植えているので」
リーダー
「そうか。段階があるんですね」
林出さんの農場では17棟のハウスで、
時期をずらしながら栽培。
5月から10月にかけて、
およそ3万玉のメロンを出荷しています。
そこで、栽培時期の違うハウスをいくつか見せて頂き、
成長過程を追ってみることにー
そこには、驚きの連続が…
2019年06月15日(土) |
猛烈に暑いハウスの中で作業!
1つ目のハウスに入ってみますが―
あぐりっこ「すごーーーい」
リーダー
「もわあ!!熱のカーテンがある」
森アナ「熱気がスゴイですね」
3-2 リーダー「ハウスの中、暑いですねえ」
リーダー「ハウスの中、暑いですねえ」
タイセイ「メロンなってる!!」
リオナ「ちっちゃい!」
タイセイ「いつも見るメロンより小ちゃい」
ここは、定植してから、およそ40日後のハウス。
まだまだ実は小さいのですが、
プチン!
リーダー「取っちゃうんだ…あらあああ」
林出さん
「将来のアサヒメロンがここでなくなります…」
リーダー
「そんな残酷なこと言わないでくださいよ」
これは、摘果(てきか)という作業。
1本のツルに実をつけた複数の果実から、
良いものだけを選んで、他は全て摘み取ります。
そうすることで、
土や葉から得る栄養が残った果実に集中し、
甘く大きな実ができるのです。
森アナ
「わさわさって探しながら数えて取って…
全てて作業ですよね」
森崎リーダー
「しかも暑い中の作業ですよね。
これは酷ですよね」
林出さん「すでに暑いですね…」
と、ここで、あぐりっこがメロンの見た目の
あることに気付きました。
タイセイ「線がない!あみあみが…」
森アナ
「ツルツルですねえ。
これから模様が出てくるんですか?」
林出さん
「これから徐々にネットがかかってきます」
2019年06月15日(土) |
メロンのネットはかさぶた!??
ということで、先程のハウスから、
10日ほど経った状態のメロンを見てみると。
リオナ
「網目模様ができてる!網アミが出来てる」
リーダー 「全然違うねえ」
タイセイ
「網目がついたし、しかも大きい!」
森アナ
「これはなんで先ほどのツルツル状態から
網目模様になったんですか?」
林出さん
「成長するとメロンに亀裂が入ります。」
成長して亀裂が入る?
それがメロンの網目模様とどういう関係が?
リーダー、解説をお願いします。
リーダー
「メロンの皮って固いじゃないですか。
食べられないじゃないですか。
しっかりしてるんですよ。
でもメロンの中身(果肉)は皮以上に
大きくなろうとするんですよ」
リーダー
「どんどん大きくなろうとすると
皮の表面がひび割れてくる!
でも大丈夫なんだよ。
それは正しい成長なんだけど
ミシミシミシッて線が入ってきて…」
森アナ
「中の実が皮よりもおっきくなろうと
ってことですか」
リーダー
「人間でいうと残酷だけど張り裂けてくる!
でもそこが大丈夫で汁が出るんだけど
それが乾いてかさびたみたくなるの」
森アナ「ひええええ」
リーダー
「メロンのネットはかさぶたなんです」
森アナ「えっ!知ってた?」
タイセイ「知らない知らない…!」
リーダー「かさぶたメロンです」
網目の仕組みがわかったところで、 あぐりっこがまた気になるものを発見。
タイセイ
「さっきは小さいメロンは下に台がなかった」
リーダー
「そうだね。全部のメロンに台座が置かれています。
これはなんでしょうか?」
林出さん
「ビニールにそのまま置いてしまうと
火傷したり形が悪くなったりする…」
リーダー
「こういうプラスチック!
クッション性があって、通気性あり
最後まで乗ったままですか?」
林出さん「収穫まで乗ったままです」
リーダー
「じゃあ1個1個にこれを敷くという作業も
大変ですねえ」
林出さん
「全部手を突っ込んで、
傷つけないように持って、これを敷いていく…」
リーダー「大変!」
森アナ
「でもやっぱりメロンって見た目もキレイですから
栽培の段階で見た目を気にして大事にしている!」
1個1個大切に育てられていることが分かったところで、
またまた気になるものが…
リオナ
「あの長くなってるものってドコから…??」
リーダー「なんか似てない?」
タイセイ「ニラ?」
リオナ「ネギ?」
リーダー
「ネギっぽいよな。
メロン畑に長ネギがあるんだ、実は!」
森アナ「ネギ?なんで?意味が分からない」
林出さん
「ネギを株元に植えてるんですけど
これは病害虫と土の中の病気を
長ネギの匂いと根のチカラで防ぐために
植えているんです」
リーダー
「だから余計な薬はいらないし
色んな散布もネギのおかげで助かってる…」
森アナ「へえ…すごい!!」
発見と驚きだらけのメロン栽培。
メロンは、数ある農作物の中でも、
より手間がかかる作物の一つと言われています。
様々な努力や工夫があって、
ようやく収穫を迎えるのです。
2019年06月15日(土) |
メロン収穫体験!!
森アナ
「3つ目のハウスにお邪魔しました」
リオナ「おっきくなってる!!」
タイセイ「すごおおおい」
林出さん
「こちらが収穫真っ最中!
収穫適期のハウスになります。
種まきから110日になります」
リオナ「すごいおっきい!」
リーダー
「網目もしっかりつきましたね。
お店で並んでいるメロンと同じですね」
林出さん
「こういう風に葉っぱが茶色になったら
収穫のサインです!」
この枯れた葉っぱは、
メロンが不健康というわけではありませ
収穫が近くなったら、あえて水を与えずにおきます。
するとメロンは身の危険を感じて、
子孫を残そうと養分を実に集中させます。
そうすることで、より甘いメロンが出来上がるのです。
林出さんがメロンを収穫します。
リーダー
「収穫も1回1回、腰を曲げながらですもんね」
パチンパチン
リーダー「大きめにツルをカットしました」
林出さん
「ツルの長さを揃えます。玉の幅くらいに。
余計なものは取ります。これで完成です」
タイセイ「待って!お腹空いてきた…」
ということで、
あぐりっこが収穫を体験させてもらいました!
リオナ
「とれました~!!
すごい楽しいです。
切れる感じがサクッと音がして気持ち良い!」
タイセイ「重い…とれました!!」
リーダー「どうしたい、それを?」
タイセイ「食べたい!!」
リーダー
「どうだい。これを暑い中収穫するとなると?」
タイセイ「ちょっと大変…」
リオナ「つらそう」
リーダー「多いときは1日、何玉とりますか?」
林出さん
「1日100ケースなので500玉!」
あぐり一行「ひええええ」
リーダー
「重くて大変だと思う。
本当にご苦労のある農産物ですね。
これ収穫したらスグに食べられますか?」
林出さん
「一応食べられますが
1週間から10日置くと熟して美味しい!」
リーダー「食べごろはまだ先なんだって!」
タイセイ君 何も言わず頷くだけ…
リーダー
「すごいガッカリしている(笑)
今メーターが見えた。
ヒュルルルルーって音立てて下がった!」
2019年06月15日(土) |
屈強な男たちの最終チェック!
ところで、このメロン栽培。
そもそも手間がかかるのに、
他にも思わぬ苦労があるそうで
あぐりっこ「カワイイ」
リーダー「ほのぼのとして欲しいから見てるの?」
森アナ「これちょっと問題なんですよね」
林出さん
「アライグマがメロンを食い荒らす!」
森アナ
「カワイイアライグマですけど、
このアライグマに被害を受けたメロンは…」
リーダー「いや~なんてことだ!」
森アナ「中だけうまい事ほじくって…」
林出さん
「液体が少し残ってるだけで、ほとんどない!」
リーダー「爪で!できるこんなに?」
タイセイ
「できなできない!
メロンの皮、硬いのに!!」
リーダー
「だってビニルハウス閉じてるでしょ?」
林出さん
「爪でビニルハウスをひっかいて入ってくる」
リーダー「侵入罪だ!器物破損」
林出さん
「何10玉とやられるんですよね。端のほう…」
リーダー「私、番兵しましょうか?」
林出さん「お願いします!」
森アナ
「危ないですよ!
アライグマより危ないかもしれない」
タイセイ「先に食べちゃうんじゃない?」
リーダー「なんなの!この信頼のなさ!」
檻や電気柵を仕掛けるなど、
各農家さんで、対策を講じているそうです。
さて収穫したメロンは、生産者のもとで選別されます。
大きさや形、色、重さなどをチェックして、
秀・優・良の3段階にランク分け。
それぞれ箱に詰めて、JAに出荷します。
ということであぐり一行は、メロン農場から、
安平町の市街地にある選果施設へ移動。
ここに、生産者のところで箱詰めされた
メロンが集まっています。
林出さん
「ここではそれぞれ家で選別したメロンを集めて
検査長を中心に検査しています」
リーダー「すごい厳しい目で見ているんです」
林出さん
「外見のチェック!
でき具合と割れたり・腐 敗してないかチェック!」
リーダー
「生産者さんがまず納屋で見たじゃないですか」
林出さん
「二重のチェックをここで必ずしています」
リーダー
「屈強な男たちがいますが、
1人が見たものを、また見ていますよ!?
あれは信頼がないんですか?(笑)」
林出さん
「最終的に消費者のもとへ行く時に
間違いがないように何重にもチェックしてます」
リーダー
「あんな何回もチェックするの?
そして今食べましたよ!!」
男性「美味しいですね」
リーダー
「検査員とも思えない、いでたちの人は何?」
林出さん
「あの人が最終チェックする検査長の一人!」
リーダー
「あの人検査長なの?ちょっとちょっと来て!」
リーダー
「検査長!今なにしたの?メロン切って…」
丹羽 俊介さん
「ツルの方がおかしかったんで
切って糖度を計って、食味を食べ江確認した!」
リーダー
「検査長!遠くで見るとイカツかったけど
近くでみるとカワイイ!」
丹羽さん「いつも言われる…」
リーダー「どんな思いで検査長をやってますか?」
丹羽さん
「作っている人の今まで作ってきた
メロンをしっかり見ながら
買う人の気持ちになって
変なものを食べて、
もういらない!ってならないように
美味しいからまた買いたいって思うような
メロンを出荷できるように検査しています」
実は、検査長の丹羽さんをはじめ、
検査をしているのは、
全員アサヒメロンの生産者。
メロンを知り尽くした
生産者ならではの目で、
厳しいチェックを行い、
あらゆる基準を満たしたものだけ、
アサヒメロンと認定。
栽培から出荷まで、組合員が一丸となって、
ブランドを維持しているのです。
2019年06月15日(土) |
アサヒメロン!感動の美味しさです
森アナ
「いよいよメロンを食べましょう」
いええええええい!!!
包丁を入れます!
タイセイ「赤肉いええええい♪♪」
リーダー
「うわ~い!!アーアアー
叫び声も可笑しくなってます。
美しいです…」
リオナ「てかてか光ってる!」
森アナ「いいやつだなあ~~」
ではいただきましょう。
リオナ
「うん!美味しい!
汁がジワーッて溶け出す感じで美味しい」
タイセイ「いただきます!」
めっちゃ元気です…
一口食べると「甘い…」
タイセイ
「今まで食べた中で一番美味しいかもしれない!」
リーダー
「あま~~い!これはうまいです!
甘いだけでなくて芳醇!!!!」
森アナ
「甘いですね~美味しい~!!!」
リーダー
「大丈夫か?皮まで食べちゃうんじゃない?」
タイセイ
「全然おなかいっぱいになるまで食べられる!」
今日一日アサヒメロンを見てどう思ったかな?
リオナ
「生産者さんたちがすごい頑張って
腰を曲げて収穫して
おいしいメロンを消費者に提供してるので
感謝でいっぱい!」
林出さん 感動でいっぱい…
「ありがとうございます」
タイセイ
「またメロンを食べる時は
心を込めていただきますって言いたいです」
リーダー
「これまでメロン好きだったよね?
今日どうだった?」
タイセイ「今までの100倍好きになった!」
リーダー
「これは他の果物ランキング追い付きません!」
林出さん
「50年積み上げてきたアサヒメロンを
安平町の希望の光に…
希望のアサヒになれるように頑張りたいです」
リーダー
「アサヒメロンは希望のアサヒ!
これから旬を迎えますね。
今年も何玉会えるかな?この子たち…
また会いたいです。ごちそうさまでした」
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6月8日のクイズ
「今回おじゃました花野菜技術センターは、
なんてマチにあったかな~」
正解は「滝川市」でした。
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