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2020年05月16日(土) | ♯569 釧路町・白カブ編
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2020年05月16日(土) |  ♯569 釧路町・白カブ編
突然ですが、カブの選び方!
白い根の部分は、皮のきめが滑らかでツヤがあるモノ。
葉の部分は、緑色が濃く、
しおれていないモノを選ぶと良いでしょう。
続いて、カブの保存方法!

葉をつけておくと根の水分が奪われるので、
切り分けて別々に保存します。

根は、そのままの状態で密封!
葉は、湿らせたペーパーなどで包んで、
水分を含ませた状態で密封すると良いでしょう。
ということで今回の食材は…カブ!

釧路町の白カブに注目します!
森結有花アナウンサー
「今回注目するのは白カブです。
 あぐり王国を担当した
 1年目に取材させてもらいました」

森崎博之リーダー
「1年目の中でも早い時期でしたよね…
   まだあなたをポンコツと呼んでいいのか…
 決めきれてない時ですよね」

森アナ
「そうです!そうです!
 距離感に迷っていた時期です」
2017年の春。
  森アナがあぐり王国の担当になって間もない頃、
釧路町の白カブを取材しました。
その時の収穫体験の様子…
(2017年6月17日放送)
森崎リーダー
「バキバキ葉っぱが折れてますけど…」

生産者 猪瀬恵美子さん
「折れてますね…」
森アナ「力の加減が難しいんですよ」

あぐりっこ 南花音ちゃん(当時小学3年生)
「ポンポンって抜けたよね?」

あぐりっこ 山崎舞美ちゃん(当時小学6年生)
「ね!何も考えずにやったらできるよ」

スタッフも大爆笑!
花音ちゃん、上手に収穫できました。

リーダー「上手だねえ」

猪瀬さん
「上手だねえ。上手だわあ。これ全然折れてない」
猪瀬さん
「マミちゃんも上手だねえ。一本も折れてない」

リーダー「上手だねえ」

森アナ「え~っ!すごいすごい!」
当時、森アナの不器用すぎるキャラクターは、
まだ認知されておらず、
リーダーを始め、現場は困惑しきりだったのでした。

そんな、どうでもよいエピソードは置いときまして…
冷涼な気候を好む白カブ。
夏でも涼しい釧路町は、白カブの栽培に適した環境。
4月の上旬から10月末まで出荷されています。

2020年05月16日(土) |  白カブ生産者さんは「大変!」と言わない!
森崎リーダー「女性の生産者さん!」

森アナ
「猪瀬さん!強いというかカッコいい女性でした!」

リーダー
「絶対『大変!』っていう言葉を口にしなかったよね…」
2017年6月17日の放送を振り返ってみます。
白カブ栽培スケジュールをフリップを見ながら
確認していたとき…

リーダー「けっこう忙しいですよね?」

猪瀬さん「いえ。これがまたヒマなんです」

リーダー「はい???」

猪瀬さん「私はラクしてますね」
収穫したカブを1個1個洗浄作業するシーンでは…

リーダー
「これ700個洗うのにどれくらい時間かかりますか?」

猪瀬さん
「洗うのには700個なんで2時間くらいです」
森アナ「イヤイヤ…」

リーダー「猪瀬さん!大変ですね!!」
猪瀬さん
「う~~~~ん…。どうかなあ(笑)」

リーダー「絶対『大変!』って言わない」
最後の試食シーンでも…

リーダー
「あのカブを洗う水は冷たいですか?」

猪瀬さん「…冷たいです」

リーダー「大変ですね」

猪瀬さん「いいえ」

リーダー「あはははは」

最後まで笑顔だった女性生産者の猪瀬さんでした!
森アナ
「実際にカブを軍手で磨いたんですが…」
森アナ
「ものすごく水が冷たくて
 10分くらいで手の感覚がなくなったんです。
 それを約2時間毎日やるって言ってました…」
森アナ
「でも『大変!』って言わなかったですから。
 かっこよかった!!」

リーダー「強かったですね!」
そんな頼もしい生産者たちが
栽培している釧路町の白カブ。
猪瀬さんとは別の生産者の方に
今年の栽培の様子をビデオ通話で見せて頂きます。

2020年05月16日(土) |  テレビ電話で白カブをみせてもらおう!
森アナ
「釧路町の鈴木さんと
 テレビ電話がつながっています。
 こんにちは~!」
リーダー
「こんにちは~
 今日はカブを見せていただけるということですが
 そこはハウスですよね?」

生産者 鈴木和博さん
「今ハウスの中にいま~す。カブ映します?」
リーダー
「うわああああ。すご~い。
 ピンピンと茎が立っていますね!
 今年どうですか?」
鈴木さん
「出荷のはじめは気候がよかったので
 早めにスタートはしていましたが
 大雪・大雨でちょっとハウスに水が入って
 部分的に生育が悪いところが少しあります」

森アナ「味はどうですか?」

鈴木さん「味は最高だと思います!!」

リーダー「わお~素晴らしい!!」

鈴木さん
「甘くて美味しいので食べてもらえれば…と
 生産がんばりたいと思ってます!!」
 
リーダー
「なんかあれでしょう。
 収穫したあと、冷たい水で洗うのでしょう。
 大変でしょう?」

鈴木さん
「いやいやあ!!やっぱ鮮度の良いうちに
 収穫しないといけないので、
 今は朝5時頃からですけど
 夏場に関しては朝4時頃から収穫します」
 
リーダー「うわ~大変だねえ」

鈴木さん
「いやいや!!
 それが職業だと思ってますから!」

リーダー
「カブの生産者は絶対大変だって言わないね。
 すごいねえ」
リーダー
「あの~元気もらってます!
 ありがとうございます」

鈴木さん
「我々も一生懸命頑張りたいと思います」

リーダー
「楽しみに札幌からエールを送りますね」

鈴木さん「よろしくお願いしま~す」

リーダー「応援してます!ありがとうございます」
森アナ「ありがとうございます」

リーダー
「いや~お元気!生産者さんは元気ですね~」

森アナ「明るいですよね」

リーダー「明るいよね!」

森アナ
「野菜も生産者さんも元気なんだって思うと
 安心しますし、
 こっちも元気もらいましたね!!」

2020年05月16日(土) |  白カブの栄養はすごいぞ!
そんな元気いっぱいに育っている
白カブの栄養について学んでいきます。
森アナ「札幌保健医療大学の荒川教授です」

リーダー「今週もよろしくお願いします」

番組でおなじみの荒川先生に、
白カブの栄養について根掘り葉掘りお聞きします。
荒川先生
「野菜なので水分がこんなに多いんですけど…」

リーダー「すごい水分量だあ」

荒川先生
「炭水化物もそこそこ入っていて
 カリウムが結構多い!
 日本人は塩分取り過ぎですが
 ナトリウムを排せつしてくれます」
リーダー
「ナトリウムを排せつする役割がカリウム!」

荒川先生
「カリウムが多いというのが1つの特徴です」
荒川先生
「あとでんぷんを分解してくれる
 消化酵素のアミラーゼも含まれます。
 例えばご飯と一緒に食べると
 お腹の中のアミラーゼを使わないで
 カブのアミラーゼででんぷんを消化してくれる。
 なのでお腹の負担を助けてくれますね」
リーダー
「うわ~そうか。
 本来はお腹が頑張るところを
 このカブが担ってくれるんだ。すげ~!」
荒川先生
「ただ熱を加えると働きが弱くなってしまうので
 できるだけ生か…
 もしくは熱を加える時は大きいサイズで調理すると
 熱の通りが弱くなり栄養分を活かせます!」
そして、さらに注目すべきは葉に含まれる栄養。

荒川先生
「これすごいんですよ。
 緑黄色野菜として扱われていて
 野菜の優等生ほうれん草と比較しても
 ビタミンCが約2倍!」

リーダー「ほうれん草の2倍??」
 
荒川先生
「キウイフルーツやレモンに匹敵する 
 ビタミンCをもっているんですよね。
 葉っぱのほうが!」
リーダー
「じゃあポパイの腕とか2倍になっちゃうじゃない!」

荒川先生
「オリーブも3人くらい助けられるんじゃないかと…」

森アナ「乗ってきた…!!」

リーダー「乗ってきましたね。先生!!」
荒川先生
「それと春の七草『すずな』ですよね。
 1月7日くらいになるとお腹の負担が大きくて
 消化の能力が下がってくるんですけど
 その時に七草がゆを食べるんですよね。
 そもそもカブは消化を助けてくれるということで
 七草がゆを食べて1年間元気に過ごそう!
 という意味。
 カブのチカラが必要ってことになりますよね!」

リーダー
「七草がゆというのは
 体の負担を回復しようと食べるもの。
 その回復食に使われる食材なんだもん」

森アナ「だから健康野菜ですよね」

2020年05月16日(土) |  白カブクッキング♪
そんな栄養満点の白カブを、
今度は根から葉まで料理します。

森アナ
「白カブを使った料理を
 今週もフードプロデューサー青山さんに
 教えていただきます!
 よろしくお願いします」

Kitcten Support青 フードプロデューサー
青山 則靖さん
「よろしくお願いします!
 まず1品目は炒飯を作ろうと思ってます」

リーダー
「カブ炒飯?それ美味しいの??」

青ちゃん
「多分出来上がるまでは半信半疑だと思います。
 食べたら…確実に!です」

※詳しいレシピはこちら
※クックパッドでもご覧いただけます!
青ちゃん
「まずカブは皮をむいて約1cmの角切りにします。
 ぜひ森アナにやっていただきたいな…と」
まずは皮をむきましょう。

森アナ
「家では皮をむかないで使っちゃうことが多いです。
 だからこれでいいのか分からないんですけど…」

青ちゃん
「そうですね。カブは中と外の固さが結構違うので
 加熱するときは皮を取ったほうがに崩れない!」

リーダー「そういうことかあ」
角切りはできました!

青ちゃん「合格です!」
森アナ
「やったー…
 なに普通にやってるんだみたいな…
 角切りくらいは私もできます!
 ガッカリするのやめてください!
 でーきる!私だってでーきる!」

炒める前に、塩を水に溶かしておきます。
そうすることで混ぜやすくなり、
万遍なく味付けしやすくなります。
青ちゃん「では炒めます…」

リーダー
「ちょっと待ってください!
 箸の持ち方どうなってます?」

青ちゃん「目の錯覚じゃないんです」

リーダー「何本持ってます??」

青ちゃん
「8本です!!でもヘラを使わないです。
 あとフライパンをあおらないです。 
 和食とか炒り卵を作るときに
 箸をいっぱい持ってやる要領です!」

ここからはレシピをご確認くださいね!
こちら
二品目は「カブと鶏肉のじっくり焼き」。

リーダー「これもいい~♪」
青ちゃん
「鶏肉はスープを出してくれた脇役で
 カブが主役というイメージです!」

※詳しくはレシピをご確認くださいね!
こちら
※クックパッドでもご覧いただけます!
続いては「白カブの即席ぬか漬け風」。
ここで先ほどの葉と皮を使います。

青ちゃん
「食パンを使った“ぬか漬け風”のものを作ります」
保存袋に、パン粉、砂糖、ビールを入れて馴染ませます。
そこに塩をまぶし軽く揉みこんだ葉と皮を入れます。

青ちゃん
「これは1時間くらい漬けたもの。
 野菜から水分が出てきてぬか床に!」

リーダー「これもうぬか床って言えますよね」

森アナ「見た目はぬか漬けですね」

※詳しくはレシピをご確認くださいね!
こちら
※クックパッドでもご覧いただけます!

2020年05月16日(土) |  白カブ料理のフルコース
森アナ
「お待ちかね!白カブ料理をいただきましょう」

リーダー
「白カブがご飯にもメインにもおしんこにも!
 いただきま~す!!」
まずは鶏肉とのじっくり焼き。

リーダー
「みずみずしい~カブジュースすごい!
 もともとみずみずしいし、甘いんです。
 その長所をちゃんと閉じ込めながら
 鶏の油と塩のあんばいがよくって
 メッチャうまいです」
森アナ
「シンプル イズ ベストですね!」
森アナ
「塩と鶏肉のうまみだけで
 こんなにカブがおいしくなるんですね!」
さあカブの炒飯です。

リーダー
「やわらかい!甘い!」

青ちゃん
「カブに当たるとふわっとあま味が出てきますよね」

森アナ
「噛むとほかの具材にカブの甘さがまとわさっていく!
 うま~く溶け込んでいく…美味しい!」

リーダー
「これパラパラとしたごはんになってます!」

青ちゃん
「お箸でつぶさなように混ぜる!」
最後のぬか漬けはどうでしょう。

リーダー
「中までしっかり漬かっていて
 歯応えがいいですねえ。
 れっきとした漬物ですね。
 また美味しいもの知っちゃったなあ」
青ちゃん
「カブは火の通りがすごく早いのと
 皮と実の火の通り方が違うことだけを
 ちゃんと理解しておいた方がいいですね」
リーダー
「今日教えていただいた
 皮を厚めにむいて
 中をほんのちょっと火を通す…
 皮は漬物にする!
 便利な方法を教えていただきました。
 すごく役立ちます。ありがとうございました」
みなさんこんにちは!
今日は、道内各地の農家さんから、
メッセージが届いているよ~

まずはJA北みらいの米森弘さんから!
「いまビートの作付けをしておりますが
 それ以外にゴボウやジャガイモを生産してます」
米森さん
「現在コロナで色々みなさん大変かと思いますけど
 美味しくて栄養のたっぷり詰まったお野菜を
 みなさまの食卓に届けたいと思います!
 頑張って植え付け、いたします!!」
続いては、この撮影日に放牧を始めたという、
JA中頓別の十倉さんから!
お話しているのは十倉さんで、
映っているのは息子さんです。
十倉さん
「これから半年間!
 外で元気に育つ牛たちの牛乳を
 ぜひ飲んでください!」

息子の聖(ひじり)君
「牛乳だいすき~♪」

以上もんすけの週刊あぐりニュースでした!

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5月9日のクイズ
「今回紹介した軟白長ネギは、
 なんて地域で作っていたかな~?」

正解は「日高町門別」でした。



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