ビッグサイズの 花束を抱えて河野登場!
森崎 「すげーきれいじゃん!」 佐々木 「河野さん、ありがとうございます! 誕生日を迎えるので 豪華な花束を持ってきて くれたんですね!」
河野 「誕生日?知りませんよッ!」
佐々木 「月形町特産のお花で 花束を作ってくれたのかな?と」
河野 「じゃあ、あげますよ! この紫と白のカンパニュラ。 花言葉は 《おしゃべり》です」
佐々木 「お花と言いますと月形町は 全道でも有数の切り花産地! 今日はお花の栽培も見学しますが… 実はコチラでございます。じゃーん!」
河野 「僕はじめて見ますよ!」
森崎 「えっ!これボク大好物です! おいしいですよ!」
あぐりっこ 「なんだコレ? キュウリに似てる!」
ヨウスケくん 「なんかメロンの匂いがする!」
森崎 「実はコレ、 カンロと言います」
河野 「今日はこのカンロを 勉強しにいくぞー」
一同 「イェーイ!」
まずは生産者の 加藤さんを訪れた一行。 早速ハウスの中に潜入・・・
森崎 「あるかな?カンロ」
あぐりっこ 「あった~~」
河野 「ゴロゴロあるね」
あぐりっこ 「ちっちゃいのもあった!」
森崎 「花が咲いてその下に 実がふくらむって感じかな」
森崎 「だけどカンロだけ 植えられているわけでは ないみたい…」
加藤 隆之さん 「実は長ネギなんです」
森崎 「え~!?なんでカンロ畑に 長ネギがあるんですか?」
地面いっぱいにツルをのばすカンロ。 一体どのくらいの長さなのか?
河野 「長い長いなが~い!」
佐々木 「リーダーより長い!」
河野 「全部まっすぐにしたら2m半位いきそう」
加藤さん 「収穫する時、 目じるしがでるんですよ」
佐々木 「目じるし?」
加藤さん 「《リング》って言うんですけど、 ヘタと実の間が離れて わかるようになってくる。 そのサインで収穫するんです」
森崎 「本当だ。実とクキ(ツル)の間に すき間が開いてきている」
河野 「線が入ってますね」
森崎 「どうやって収穫するんですか?」
加藤さん 「指でポロンってやるんです」
森崎 「クキ(ツル)をポロンとやる・・・ うわー メッチャカンタンだったあ!」
あぐりっこ隊も収穫体験!
ヨウスケ君 「あっさりとれた!」
メイちゃんもチャレンジすると
森崎 「動かしただけで とれっちゃったよ!」
次に規格を分ける「選果」について 教えていただきましょう!
加藤さん 「重量別にサイズを分けて 箱詰めしたり、 規格外も分けて箱にして 出荷の準備をしますよ」
早速カンロの入ったカゴを ハカリの上に乗せると・・・
加藤さん 「1個抜いてみてください!
河野 「1個抜きますよ!」
森崎 「何か言ったよ 今!」
河野 「あの今、 ボクの服のサイズを 言ってきましたけど!」
加藤さん 「これが3Lの規格なんです!」 河野 「これが3Lってこと?」
森崎 「引き算したんだ! 1個の抜いた重さを 計ってくれたんだ!」
加藤さん 「そうです! ハカリが計算して規格を 教えてくれるんです」
一同ため息まじりに 「すごい・・・」
リーダーも選果にチャレンジ
森崎 「Lだと思います。取ります」
(男性の声) 「M(エム)」
佐々木 「えっM?L?」
森崎 「M!エム! しかも男の声だった!なんで?」
加藤さん 「LとMの発音が似ているんで 男性と女性の声の違いで 聞き間違いを防いでますよ」
森崎 「へえ~~」
あぐりっこ隊もやってみると―
(女性の声) 一個とって・・・「L」 また一個とって・・・「L」 またまた一個とって・・・「L」
調子づいてきたところで・・・ 「M(エム)」
佐々木 「お待たせしました! 青空のもとでカンロをいただきましょう」
河野 「ぜいたくですよお」
慣れた手つきで 皮をむいていく加藤さん。
森崎 「リンゴをむいているような 音がするよね」
皮をむいてカンロを 真ん中から切ると…
一同 「うわ~~」
河野 「こうなってるんだ!ビッシリだね」
加藤さん 「ワタのトコロが美味しいので そのまま食べてください!」
佐々木 「糖度が12度くらい あるらしいですよ!」
森崎 「うわっ高いね」
あぐりっこ 「うん!甘い甘い!おいしいっ」
佐々木 「ジューシー」
森崎 「爽やかな甘さが風のように 突き抜けていくみたい」
メイちゃん 「メロンと似ている味がする」
ユウト君 「果肉がシャリシャリしておいしい」
ヨウスケ君 「種はあまり感じない」
そして生産者ならではの 食べ方があるのだとか!
森崎 「えっ!丸ごと?」
佐々木 「バナナみたい!」
河野 「かぶりついちゃってくださいよ」
カンロ丸かじりのリーダー
河野 「大丈夫ですか? 動物みたくなってますよ」
佐々木 「モリサキっていう 生き物みたいになってます!」
じゃーん もんすけです! 月形のカンロはどのような所に 出荷しているのでしょうか?
JA月形町 伊藤圭二さん 「月形でのカンロの栽培は古く、 50年以上前から 栽培されていたといいます。 現在では生産者21戸が栽培しており、 5月下旬から9月下旬まで 出荷しています。 出荷総数量は1万9千ケースを 予定しています。 札幌を中心に岩見沢・室蘭 函館・滝川に出荷しており 出荷数量の90%以上を 道内で販売しています」
佐々木 「月形町ではどのくらいの種類の お花を栽培しているんですか?」
野崎 大輔さん 「だいたい500種類ぐらいです」
森崎 「そんなにあるの? 全部種類言えます?」
野崎さん 「言えないです!」
スターチスのハウスへ移動-
扉を開いたその先には-
一同 「うわあ~~キレイ!」
佐々木 「花畑だあ~」
森崎 「これはキレイだあ」
あぐりっこ 「色がちがう!」
森崎 「全部スターチス? 濃い色と淡い色があって…」
野崎さん 「全部スターチスです」
森崎 「花の中に花がある??」
野崎さん 「白いのが花なんです。 ピンク色の部分は 花びらを支えるガクなんですよ」
森崎 「ハウスいっぱいにあるけど こんなに花の需要が あるってことですか?」
野崎さん 「家の仏壇とかに飾るのに 結構使われていますね。 普通に花束としても 大丈夫じゃないですかね!」
森崎 「全部で何本あるの?」
野崎さん 「株で2600。 花は2万6千本です」
森崎 「2万6千本のスターチス。 すごい数だよ…」
では最後にみんなで~
「花のまち月形町~ キレイ~~」
藤尾 仁志の週刊あぐりNEWS
こんにちは! 今週は競走馬の生産で有名な JAしずないの青年部から あの可愛らしい野菜の ニュースが届きました。
生産量は道内トップクラス 日高地方新ひだか町静内の ミニトマトが今、 本格的な出荷時期を迎えています。
ブランド名は一般公募によって 決定した《太陽の瞳》。 太陽の日差しをふんだんに浴び、 つぶらで真っ赤に色づいた ミニトマトにぴったりのネーミングです。
静内ミニトマト部会では ミニトマトの糖度や酸度、 ビタミンCの数値を 独自に計測したり、 市場関係者を交えた 青空視察研修で 積極的なPRを行うなど 更なるブランド力向上に 取り組んでいます。
《太陽の瞳》は、 札幌・苫小牧・静内、そして 道外7つの市場を加えた 10の市場に10月末まで 出荷される予定です。
爽やかな風味が口いっぱいに 広がりますよ! みなさんも是非食べてみて下さい!