佐々木 「こんにちは!あぐり王国です! 今回は我々今金町にやって来ました」
森崎 「いつ来るんだ いつ来るんだと思ったら 今かね!(にんまり)」
佐々木 「さて我々のすぐそばに流れている川なんですが 後志利別川(しりべしとしべつがわ)と言って、 国土交通省の水質調査で、 清流日本一になっている川なんです」
森崎 「キレイな川だね!すごい透明感!」
佐々木 「しかも今金町はまだ他にも 日本一があるんです!」
森崎 「何です?」
佐々木 「ホックホクで甘味があって、 市場に並んでも常に人気がある!」
森崎 「それって今金の野菜?ひょっとして!」
森崎 「ちょっといいですか?」 ガリッッ
佐々木 「エエッー!? (突然の事に素でビックリの佐々木アナ)」
さあ、ここからは あぐりっこも合流してお勉強開始!
河野 「ボク大阪出身ですけど、 大阪でも知られているぐらいですよ!」
あぐりっこ 「へえ~~」
森崎 「実は北海道の人より道外の人に 有名かもしれない」
佐々木 「普通ジャガイモは 一か所の産地で メークインとかきたあかりとか とうやとか男しゃく・・・とか いろんな品種を育てます。 しかし今金町の場合は、 品質のいいジャガイモを作るために 男しゃく一筋!」
森崎 「なんと!男らしい!」
佐々木 「浮気しない!50年間!」
河野 「男しゃく一筋50年!」
森崎 「ハイどうも! 今金男しゃくで~す! 50年やってま~す! (リーダーなりの男しゃくのイメージ…)」
河野 「今金男しゃく出ましたよ! ちょっと胡散臭くて申し訳ないけどね」」
森崎 「ナイス トレビア~ン!」
森崎 「広い畑にやってきたよ!」
農業組合法人ぴりかファーム 西 政明さん 「見渡す限り全部、男しゃくです! うちらでも想像がつかないぐらいでやってます」
西さんはおよそ14万㎡の 畑で今金男しゃくを 育てています! 目の前に広がるのは 露地(ろじ)栽培の男しゃく。 そして画面左端の畑には 何だか黒いトンネルの ようなものが…
森崎 「太い・黒いパイプが 地面に埋まっているような…」
リーダー収穫に挑戦! 露地モノより早く収穫できる マルチ栽培で育てた男しゃくを 特別に収穫させてもらいます!
森崎 「クキのなごりがあるね。 もとは葉っぱがあったんだよね」
西さん 「イモを収穫する前に 機械でクキや葉っぱを 刈り取るんですよ」
畝を覆っている黒いビニールを はがしてみると-
森崎 「土が温かい!」
あぐりっこ 「えーっ!!」
そして土の中からは-
一同 「すごーい!」
森崎 「掘れば掘るほど出てくるよ! こんなに出てきた!」
あぐりっこ隊も収穫にチャレンジ!
ユウト君 「でかいの出てきた!」
クルミちゃん 「まだたくさんある!」
森崎 「出るよ!まだ!」
森崎 「我々は手作業で収穫体験をしましたが 実際はどうなのか?見せてもらいましょう」
西さん 「まずはマルチをはぐ工程にいきますので よろしくお願いしますよ!」
まずは“マルチはぎ機”が 黒いビニールをはいでいきます!
あっという間にビニールをはいで 畝が現れていきます。
一同 「はやーい!すごーい」
もんすけです! 全国から注文が殺到する 人気のブランドジャガイモ「今金男しゃく」。 その栽培のこだわりとは何なのでしょうか?
JA今金町 佐藤 信也さん 「今金町では昭和20年代に高品質な ジャガイモを生産するために 男しゃくひとつに統一しました! どのイモを食べても美味しいを目標に 毎年7月に生産者と関係機関が総出で 生育検査を行います!これは 生育の揃い・病害・雑草などの検査項目で行い 途中の栽培管理がうまくできていないと 合格できません! 今金男しゃくのブランドを守るため 生産者が一丸となって取り組んでおり 市場からは日本一の産地と言われ続けています」
男爵一筋50年! これからもおいしいジャガイモを 作りつづけてほしいよね!
森崎 「マルチをはいだ後はいよいよ イモを掘っていくんですよね!」
マルチのビニールをはがした後は イモ堀り機で畝の中にあるイモを 掘り起こしていきます!
森崎 「きれいにイモが出てくる! これは楽だね!」
あぐりっこ 「すごーい!」
掘り出した男しゃくを切って 中をみてみると-
佐々木 「表面に水分があるのがわかりますね!」
森崎 「キレーイ!」
最後はみんな手作業でイモ拾い! コレがものすごく大変なんです-
森崎 「ずっと中腰での作業ですか?」
西さん 「そうですね! マルチ栽培で育てた早出しの 今金男しゃくは皮が薄いんです。 なので機械ではなく手で拾わないと 傷がついてしまうんです。」 森崎 「なるほど・・・ でもずっとこの体勢はキツイわ」
西さん 「一日に200くらいは拾うと思うけどね」
河野 「このケースで200!?大変!!」
西さん 「朝の7時~晩の6時まで!」
一同一斉に 「うえ~~~!」
身をもって大変さを実感しました!
今金町で「男しゃくいも」を 作る生産者は161軒! 収穫したいもは町内の ”JA今金町 馬鈴薯選果施設”に運ばれます。 こちらの施設の働きについて お聞きしました。
JA今金町 菅原 義高さん 「この施設では一般・露地栽培で 生産された馬鈴薯を 選別して箱詰めを 行っている施設です。
機械選別では中心部に 異状のある馬鈴薯を選別する 赤外線センサーなどがあります。 外観品質は最終的に 人の目で選別するコトが 一番であることから、 この施設では箱詰めする寸前まで 人の目による選別をして出荷しています! 今金町における年間の生産量は約1万トン。 主な出荷先は市場中心で 関東方面を中心として 一部東海方面で販売し、 高く評価されています」
なるほど~~~。 こうした施設のおかげで、 高品質な男しゃくいもが 出荷されているんだね。
森崎 「ここはどういう場所なんですか?」
西さん 「ジャガイモに磨きをかけ重量選別して 規格別に箱詰めしていきます」 マルチ栽培の 早出しの「今金男しゃく」など 収穫の最盛期を迎えるまでは 農家や農業法人ごとに 選別・出荷を行っているのです。
河野 「重さによって、違う場所に 落ちていくんですね」
Sサイズ~3Lサイズまで 機械が重さごとに 選別していきます。
Sサイズと2Lサイズを比較してみると-
河野 「全然違う!」
佐々木 「この機械スゴイ!おもしろい!」
河野 「かしこいわあ~」
森崎 「箱にじゃがいもが入って 次の工程です」
西さん 「シールを入れて 市場に出荷します。 (店頭で売る人が) 袋などに小分けする時に 貼るためのシールなんです。」
森崎 「輝くシールですね!」
今金男しゃくを使ったお料理を 教えてもらいましょう!
森崎 「わぁーい!!」
教えてくれるのは JA今金町女性部 鈴木幸子さん。 今回は今金男しゃくを使った 【今金男しゃくピザ】に挑戦!
通常小麦粉で作るピザ生地を ジャガイモで作っちゃいました!
※詳しい内容・作り方はレシピコーナーへ!
そしてもう一品! 【男しゃく春巻き】
※詳しい作り方はレシピコーナーへ!
藤尾仁志の「週刊あぐりNEWS」
日本が誇る伝統的料理「お漬物」! なんと今年、北海道の漬物ナンバー1を 決めるコンテスト、 “T‐1グランプリ”が 初めて開催されるんです!!
このイベントは 「地元の野菜や果実などの 農産物を使った漬物や 漬け物名人は北海道が誇る地域資源であり、 それらを発掘して、 北海道の特産品として世の中に広めたい」 との想いから、 北海道産青果物拡販宣伝協議会の 協賛で実施されます。
いま“T-1グラプリ”開催事務局では 北海道産食材をふんだんに使った 自慢の漬け物レシピを大募集中です。
12月のファイナル審査では 北海道らしさにこだわった 「なまら北海道部門」のほか、 「伝統」「色彩」「創作」 について優れた4つの部門賞、 そして初代漬物チャンピオン “グランプリ”が決定します!
優勝者には記念品と 10万円相当の副賞が授与。 グランプリと入賞作品は商品化されて お店に並ぶ可能性もあるそうです!
詳しい応募要項は 開催事務局のホームページか 電話でお問い合わせください。 ご家庭自慢のアイディア漬け物 レシピで挑戦してみてはいかがでしょうか? それではまた…来週!
【T-1グランプリ】 ■応募期間 10月31日(日)まで 一次審査 11月中旬 ファイナル審査 12月19日(日)イーアス札幌にて実食審査
■お問い合わせは T-1グランプリ開催事務局 電話)011-223-7331 HP)http://www.t1.hm-c.co.jp/