佐々木 「こんにちは!あぐり王国です。 さて河野さんの前に炊飯ジャーがあります。 ソチラの蓋をオープンしてください」
河野 「いいですか?オープン!! 」
一同 「うわーーい!!」
佐々木 「旭川と鷹栖で育てられている 《JAたいせつ米》です」
お味のほうは?
森崎&河野 「うまいっ!」
今回やって来たのは、 米どころとして有名な旭川市と鷹栖町。 実は冬のこの時期に、 あるフルーツが育てられていたのです!
早速、冬の田んぼに向った一行。
森崎 「キレイだね~イイですね~」
佐々木 「一面銀世界!しかもコチラは すべて“田んぼ”なんですよ! 水田でございます!」 河野 「雪に覆われると、より広さを感じるね」
さあ、ここからはあぐりっこも一緒参加です!
佐々木 「水田の隣にあるハウスの前にやって参りました」
森崎 「ビニールハウスが並んでますね」
佐々木 「それではココであぐりっこにクイズを出します」
田んぼが雪に覆われるこの時期に、 こちらのハウスではある物が 育てられているのです。 ヒントは、 ジャムにしてもおいしい真っ赤なフルーツ。
さて、なーんだ?
森崎 「正解は何でしょう?せ~のっ!」
あぐりっこ 「イチゴ~~」
森崎 「正解!何でわかった?」
イブキちゃん 「だって看板があるから~!!」
森崎 「あれれ大ヒントだしちゃった」
河野 「何でわざわざココでクイズ出したん?」
ではハウスの中を覗いてみましょう!
オープン!!
「うわ~~~!」
佐々木 「何がなってる?」
あぐりっこ 「イチゴ!」
ミユ君 「いきなり夏になった!!」
ハウスの中はポッカポカ。
かわいいイチゴを見てみると・・・
森崎 「真っ赤なイチゴちゃ~~ん!」
河野 「幸せ~!」
森崎 「イチゴは何粒あるんだろう?」
河野 「このハウスで株はどのくらいあるんですか?」
イチゴ生産者 大田雅一郎さん 「2100株になります!」
タイキ君 「3万粒あると思う」
ミユ君 「少なくとも2万5千くらい?」
森崎 「刻んだよ、コレ!」
森崎 「もっとじゃない?10万粒とか?」
大田さん 「当たりですね~10万5千ぐらいです! 」
森崎 「10万5千粒!?スゲー」
大田さんのハウスでは、 11月下旬から7月中旬までの8ヶ月間、 イチゴを地元市場に出荷、 各方面で販売されています。
お米の収穫が終わった後、 春までの大切な収入源となっているのです。
河野 「イチゴが地面じゃなくて、 高い所にありますね!」
大田さん 「高設(こうせつ)栽培って言いますね」
森崎 「これだと、どんなイイことがあるかな?」
あぐりっこ 「採りやすい!」
森崎 「他にどんな長所がありますか?」
大田さん 「水の管理がしやすいです」
森崎 「確かに!すごくキレイだよね、ハウスの中」
河野 「銀色のシートは何?」
大田さん 「冬場は日照量が足りないでしょ! ソレを補うのに銀の反射材を使って イチゴに光を集めているんです」
高品質なイチゴを育てるための工夫。 シートを使い太陽の恵みを効率よく当てことで、 全体がより赤く、糖度も増すのです。
さてここで収穫方法を教えてもらいました。
大田 「イチゴをつまんで、ひねって!」
ポロン!
河野 「うわっカンタン!」
森崎 「直接引っ張らないんですね」
大田さん 「ひねるような感じでやると 楽にとれますよ」
こちらの品種は、 九州の佐賀県で盛んに 育てられている“さがほのか”。 酸味が少なくて甘みが強いのが 特徴なんです。
では早速いただいてみましょう!
マオちゃん 「甘いっ」
ミウ君 「甘くておいしい!」
森崎 「甘いのと酸味とバランスがすばらしいですね」
森崎 「栽培は大変だと思うんですけど、 それでもイチゴをつくろうって やっているコトは、何なんでしょうね?」
大田さん 「やっぱり食べてくれる人が おいしそうな顔をすること!喜んでくれる! これが農家のイチバンの励みになるんですよ」
最後に特別にご許可をいただいて みんなで“イチゴ狩り”をさせてもらいました。
もうみんな大盛り上がりでした!
さて続いてあぐりっこ隊が訪れたのは、 農産物の直売所。 地元の採れたてイチゴが販売されています。
【たいせつ農産物直売所】 住所:旭川市東鷹栖1条3丁目 電話:0166-57-2141
森崎 「うわ~スゴイ野菜がイッパイ! イチゴがあるね! “大田さんちの”って書いてあるじゃん! 僕らがさっき食べたヤツだ!」
河野 「あの・・・冬ですけど葉モノとかもありますよ この小松菜も大田さんとこだ!」
森崎 「イチバン北海道が雪が多くて寒い2月ですよ。 こんな青々した野菜がある。 ありがたいコトだよね」
こちらでは、イチゴやホウレンソウ、 豆やタマネギなど地元の生産者41軒が提供する 様々な農産物が販売されているのです。
あぐりっこ 「JAたいせつ米!」
森崎 「先ほどJAたいせつ米をいただいて 大変おいしかったんです! これはどういうお米なんですか?」
JAたいせつ 池田修さん 「このお米は地元・大雪山の伏流水で作られた 大自然のミネラルをたっぷり含んだ、 おいしいお米なんですよ」
森崎 「水が違うんだ」
池田さん 「大雪山からの雪どけ水ですね」
森崎 「だから美味しかったんだ!」
さて再びたいせつ農産物直売所。
森崎 「農産物の他に加工品も置いています」
河野 「ジャムいっぱい種類あるんですけど! イチゴのジャム!粒つぶイッパイ!」
JAたいせつ 下村裕一さん 「地元のおいしいイチゴをジャムにしました」
森崎 「スゴイ種類がありますよ!」
河野 「シソジュースや三升漬け、 しそ入りの南蛮味噌! まだまだありますよ!」
下村さん 「地元でとれた農産物で加工してます」
森崎 「地元でとれたモノを、 みなさんで!っていうのが 過程の食卓にも似た“手作り感”があって イイですね!!」
森崎 「風土色を出しながら商品を 開発していくのは素晴らしい取り組みですね」
下村さん 「やはり冬場、地元でとれた 農産物を加工食品にしまして、 より広く一般の方々に おいしさを提供するために 各、加工グループみなさん 頑張って作っております」
下村さん 「コチラは旭川市の方で学校給食にも 野土花の味噌を使っていただいています」
河野 「へえ~イイですね」
森崎 「イイなあ~オレ転校しよう!」
河野 「エッ!転校の前にオッサンすぎて!」
佐々木 「JAたいせつ女性部のみなさんと一緒に クッキング~~!!」
「うわ~~い!やった~~」
地元の食材を使ったお料理に挑戦。 そのメニューとは?
笹川明美さん 「トマトゼリーを作ります。 “JAたいせつ”でとれたトマトを原料にした 《オオカミの桃》のジュースを使います。 あとは粉寒天とグラニュー糖です」
※詳しい内容はレシピコーナーへ
お次は地元の食材を使ったお料理を いただくことに!
主役はもちろん・・・
JAたいせつ米です!
森崎 「おいしいそう!雪原みたい!」
河野 「ジャーの中に白銀の世界が広がっています!」
あまりのいい香りにジャーに寄り添う二人。
河野 「これはあまり良い絵(画面)じゃないでしょ・・・ おっさん二人ですからねぇ~」
佐々木 「リーダー。こちらの蓋も開けてください」
森崎 「オープン!」
あぐりっこ 「うわあああああ~~ (歓喜の声があがる)」
女性部 「これは地元の鷹栖牛ですよ」
森崎 「これをご飯にかけると何だ!?」
あぐりっこ 「牛丼!」
森崎 「正解~!地元のご飯の上に 地元の牛肉が乗ってしまう! これはもう~~ ゴックン(と、のどが鳴る)」
河野 「あっ!!生つば(笑)!!!」
佐々木 「早く食べたい・・・ですね」
森崎 「それではいただきましょう!」
森崎 「最高です!」
河野 「たまりませんなあ~ お肉柔らかい」
佐々木 「玉ネギもトロトロです!」
お次は「いもだんご汁」。 こちらも地元の食材たっぷりです。
最後にあぐりっこたちが作った トマトゼリーもデザートでいただきました。
寒さも吹っ飛び、大満足の一日でした!
佐々木佑花の週刊あぐりニュース。 週刊あぐりNEWSの時間です。 最近お米の新しい食べ方として 注目されている米粉。 今日は今注目の 「米粉を使った料理」コンクールの話題です。
「野菜たっぷりの米粉すいとん」・・・ フランスの家庭料理をアレンジした 「米粉のケーク・サレ」・・・ これらの料理は、道内の中学・高校生が考えた、 「北海道米粉料理コンクール」の応募作品です。
米粉を使った、こちらの5つの アイデア料理の中から、 明日札幌で行われるイベント 「米粉フェア2011」で 最優秀賞が発表されます。
「米粉」はケーキなどのスィーツのほか、 パスタやラーメン、餃子など 様々な用途に使われおり 日本の食料自給率を高める食材として 多方面から注目されています。
ちなみに米粉を使った“米粉パン”は、 北海道をはじめ、全国のおよそ4割もの 学校給食で食べられているそうです。
明日、札幌ファクトリーで開かれる 「米粉フェア2011」では、 米粉製品の試食会なども行われます。
料理コンクールに参加した 中高生たちのアイデア作品、 約90点のレシピも 公開されるということですので、 是非皆さんも米粉料理に チャレンジしてみてはいかがでしょうか? 以上週刊あぐりニュースでした。 【米粉フェア2011】 日時:2月27日(日)12:00~ 場所:サッポロファクトリー アトリウムにて ●北海道米粉料理コンクール表彰式、 米粉製品の試食などを実施