ケイちゃん 「今日はあぐりリポート拡大版! 1ヵ月半に及ぶ集大成をお送りします」
カズト君 「では今日も元気なリーダー達を紹介しましょう。 せ~のっ! リーダー達~~」
リーダー 「うわ~~い! (手を振る) ってオイ! いつもと逆じゃないか! ずいぶんシッカリしてるな~キミら」
藤尾 「上手すぎるやろ!」
4人のあぐりっこがあるミッションを与えられ 番組の農園「あぐりファーム」の様子を リポートしている「あぐりファームリポート」
この中で成長を追っている作物達に 嬉しい変化が!
ということで一向がやってきたのは 「食と農のふれあいファーム くるるの杜」。
では作物の成長を見てみましょう!
森崎 「これ~トウキビめちゃめちゃ背が高くなった!」
藤尾 「あぐりっこの背丈と同じぐらいじゃない?」
みんなで植えたトウキビ、最初は小さな種でした。 およそ一カ月で10センチ程に伸び、 その3週間後にはトウキビ特有の 立派な葉が現れ、幹もシッカリ! こうして種まきから二ヶ月で、 1メートル程にまで成長しました。
森崎 「トウキビの種を3粒ずつ植えました。 そのアト…何を行った?」
コウノスケ君 「一番成長しているモノだけ残して アトの2本を抜いた!」
森崎 「何ちゅーうんだ?そういうの?」
コウノスケ君 「…間引き(小声で)…」
森崎 「間引き!そうです!」
とっても優しく説明してくれる山口さん。 トウキビが実る仕組みを教えてくれました。
山口さん 「これは雄の花、花粉を出す【穂】です」
山口さん 「実を出すのはココ!」
森崎 「葉っぱの集合体のような所が 『雌しべ』なんですね。 ここに受粉して実がなるんですね」
山口さん 「これからは半分以上は 良いモノになって下さいという 《心》を持っていただくだけ!」
森崎 「手をかけるとかじゃなくて… 《心》です」 藤尾 「なるほどお~」
「ノーザンルビー」には白い花、 「メークイン」には紫の花が誇らしく咲いています。
藤尾 「ジャガイモの種類が違ったら 花の色も違うって意外じゃない?」
ケイちゃん 「種類が違っても同じ色だと思っていた」
種イモを植えてから二ケ月。 ちゃんとジャガイモが実ってくれているか、 試し掘りをしてみよう!
森崎 「うわ~スッゲー!キレイな色が出てきた」
土の中から現れたのはノーザンルビー。
森崎 「ちょっと磨くとこんなきれいな色! 中は白と赤が混ざったような…」
佐々木 「このままでも、 もう食べられるのかな~って 見えるんですけど?」
コウノスケ君 「野菜の成長力はスゴイと思った! 早く食べたい!」
因みに隣に植えたメークインも 順調に実を付けていました。 ジャガイモの収穫は9月上旬予定とのこと。 これは楽しみだあ~続いては…
作物が最も元気な夏! 畑の野菜は着実にスクスクと成長していました。 ではハウスの中の夏野菜達はどうかな?
ハウスに入ると…なぜか大爆笑に??
あぐりっこ 「うわ~巨大化したキュウリ!!」
藤尾 「へちま植えたんじゃないの?」
佐々木 「ズッキーニみたい」
ユリカの顔よりもでっかいキュウリです。
森崎 「すごい立派なトゲがあるんですよ」
藤尾 「金棒みたいですよね」
早速もぎたてのキュウリをいただきま~す!
あぐりっこ 「おいしい!」
ユリカちゃん 「おいしいし、 背も大きくなったからスゴイうれしい」
さてお次の野菜も巨大化してますが 何の野菜でしょうか…
あぐりっこ 「巨大とうがらし??」
山口さん 「《ピメント》と言いますけど、 これから徐々に色が変わってきます。 カラフルピーマンです」
森崎 「何色になるんですか?」
山口さん 「オレンジ色になると思います」
お次はナスですが-
森崎 「葉っぱをよけると、すごい生ってる」
山口さん 「収穫やや遅れ!」
佐々木 「そうか…私達がちょっと目を離したスキに こんなに大きくなっていたんですね」
みんなで植えたトマト。 二ケ月前とは比べ物にならないほど茎は太く、 葉っぱも大きく成長してくれました!
真っ赤になったトマトを食べてみると-
カズキ君 「フルーツみたいで、おいしい!」
森崎 「甘い!!」
ちょっと大きくなり過ぎてた野菜もあるけれど、 ハウスの中の作物達は しっかり成長してくれていました。
最後に観察に行ったのは…田んぼです。
森崎 「次は田んぼだぁ!でっかくなったな!」
あぐりっこ 「何かついてる!稲的なもの??」
森崎 「稲穂ですか?」
山口さん 「そうです!」
二ケ月前は雑草と見間違えてしまうような 小さな苗でしたが、 一か月後には大きく成長しながら 株が増える「分げつ」を経て、 今では稲穂を出すまでに! およそ50cmにも成長しました。
ユリカリポーターとカズトリポーターは 草の中に隠れていた 稲穂の赤ちゃんを確認していたので、 この成長は嬉しいサプライズ!
山口さん 「この前は(稲の下のほうに) 稲の赤ちゃんがいました。 今はもっともっと大きくなってですね コノ付近(稲の上のほう)にいます」
森崎 「そんなに伸びたんだ!」
山口さん 「伸びて赤ちゃんが大きくなってきて まだお腹の中ですけど、 もう出たいですよ…って言ってる時期です」
山口さん 「もうちょっと時間が経つと こうやって穂が出てくるんですよ」
全ての稲穂が外に出てから およそ50日後の収穫です。 お米は成長がゆっくりなんです。
藤尾 「《心》です!」
さて今まで野菜の生長を観察しましたが…
森崎 「皆さんどうしてこんなに 『お米』とか『野菜』とか しっかり学んでいるのか?覚えていますか?」
あぐりっこ 「レストランに出すメニューを考えるため!」
森崎 「どういう料理をレストランで扱っているのか、 シェフに伺います!!」
ご指導いただくのは柴崎英二シェフ。 柔軟なアイディアでユニークなメニューを 次々形にしていく柴崎シェフ。 農村レストランのメニューを考えるための 大事なポイントを伝授していただきます。
まずはシェフお手製「レタスのおひたし」で レタスの意外な魅力を学びましょう。
※作り方はレシピコーナーへ!
コウノスケ君 「スゴイおいしい!甘い。 素材の味が出てる」
ユリカちゃん 「すごいシャキシャキしていて 素材の味がスゴク出て、スゴクおいしい」
シェフの料理でレタスの魅力再発見! さらに、おいしいお勉強は続きます!
農村レストランで出している シェフお手製のお料理をいただきます。
レストランでも人気の一品、 トマトの甘酢漬けの感想は-
ケイちゃん 「甘くてフルーツみたいな感覚で 食べられるから良いなと思う!」
前回の放送でメニューを考える事になった あぐりリポーターたちに、 リーダーは 『旬のモノをメニューに織り込んでほしいわ』、 そしてメニュー作りの先輩は、 「食べた後に笑顔になるようなメニューを」 と言っていました。
ということで今回は、 二つの意見を盛りこみ あぐりリポーター各自が考えてきた オリジナル料理のアイデアを大発表。 農村レストランに相応しいメニューなのか シェフにヒントを頂いちゃおう~
ではあぐりっこのアイデア発表♪
画が得意なケイリポーターは、 トマトを使ったデザート。 二種類のトマトを使って カラフルなゼリーにしたいようです。
ケイちゃん 「赤とオレンジのトマトを使ってゼリーを作り、 間に小さく刻んだトマトとかを挟めて 上にそのままのトマトをトッピングします!」
柴崎シェフ 「思わず『イイね~』と言いたくなったんですけど、 うちはバイキングレストランで1日に 300人ぐらいのお客さんがくるので 作るの大変かな…」
森崎 「今は4層くらいになっているけど 2段ゼリーぐらいなら可能ですか?」
柴崎シェフ 「それだったら検討したいなって感じですね」
そしてカズトリポーターは たっぷりの野菜をトマトで煮込む フランス料理『ラタトゥユ』。 こちらはこのままメニュー化できそう!
続いては?
コウノスケ君 「僕はポテトサラダアイスにしました!」
コウノスケリポーターは みんな大好きポテトサラダに一工夫。 気になるのは「アイス」の文字…
コウノスケ君 「アイスではないけど…アイスっぽい!」
森崎 「ポテトサラダをとにかく アイスみたいな見栄えでかわいく出したい! カワイイなコウノスケ! キュートよ!キミの思いつき」
さあシェフの感想は?
柴崎シェフ 「アイスって聞いた瞬間、 何て断ろうと思ったんですけど、 話を聞いたらカワイイなって!」
シェフからのアドバイスをもらい メニュー化に一歩前進した あぐりリポーター達。 彼らのオリジナルメニューが レストランに登場するのは 今年の秋予定?こうご期待!
~あぐりっこの報告書~ ゆりか・けい 『今日は畑・ハウス・水田に行って成長を 見に行きました。レシピは一番大事なのは 素材本来の味を活かして、 みんなが笑顔になるような メニューを考える事だと思いました』
かずと・こうのすけ 『ジャガイモを掘ったら、ジャガイモ本物の 形になっていて、きれいなルビーのようだった。 ハウスではキュウリとナスとトマトを収穫して 食べて、とにかく甘かった』