森崎 「あぐり王国in わっかな~い!! 」
※画面「な」と「い」の文字辺りであぐり一行が走っています!
先週に引き続き… ファームステイin稚内 (いざ後編!)
前回の放送では 初体験の酪農のお手伝いに あぐりっこ悪戦苦闘… 獣医さんの仕事にビックリ仰天…でした。
さて今回はどんなコトにチャレンジするのかな?
お世話になっているのは 稚内で60年!4代目秀幸さんを中心に 家族で助け合う大硲(おおさこ)牧場。
豊かな自然環境を活かし、 牛がのびのびと暮らせる 「放牧」での飼育にこだわっています。
前回の放送では牛さん達の寝床など、 牛舎を清掃したあぐりっこ。
夕方になって放牧していた乳牛たちが 牛舎に戻ってくる時間になりました。
森崎 「あちこち放牧で散らばっていた牛ですが… わかるんですかね…寄ってきてますね」
秀幸さん 「そうですね! (牛舎に)帰ってくる時間なんで」
森崎 「あぐりっこがキレイにして ベットメイクした牛舎に牛さんが帰ってきます。 ではどうやって牛舎にもどすのか? 秀幸さん、お願いします」
秀幸さん 「ハイ!…では…」といきなり、
ベーベベベベベーーーー と呼びかけます。
すると… 「モーーー」と牛さんたちも返答、 そしてゆっくりゆっくり寄ってきました。
佐々木・河野 「うわ~来た来た来た~~」
森崎 「1頭行けば、みんなついていくんだって」
先陣きって進んだ牛さんに続けと みんな並んで牛舎へ向っていきます。
では早速あぐりっこもチャレンジ!
牛舎に前に集まった牛さんたち。
扉が開くと順に並んで 自分の場所へと移動していきます。
森崎 「順番守ってるよね」
佐々木 「とってもおりこうさんですね」
森崎 「行列を守る日本の牛!っていう感じ」
牛舎に入ってみると、 各自決められた自分の部屋に入ってました。
森崎 「自分の部屋もわかるんですか?」
克子さん 「わかりますよ!」
一同「すご~い」
さて牛が牛舎に戻ったら お次の仕事は「さく乳」です。
ただ今回は特別に あぐりっこが体験できること… というコトで「手でしぼる体験」を させていただくことになりました。
あぐりっこ「ヤッター!」
ギュウーっとお乳を搾るあぐりっこ。
ミオちゃん 「温かい。もっと難しいと思ったけど 意外と簡単で…楽しい!」
初めての乳しぼり。 あぐりっこには楽しい体験だったよう。
森崎 「みんなシッカリ搾れたね」
秀幸さん 「みんなセンスあると思いますよ!」
毎日、朝と夕方、1日2回の搾乳は 家族で役割分担をして手際良く。 専用の機械で衛生面に 細心の注意をはらって行います。
さて乳しぼり体験が終了すると…
森崎 「バーベキュー大会~ イエーイ!」
一同「ヤッター!!」
みんなの目の前には立派なお肉が-
森崎 「なんかスゴイお肉をご用意頂きました~ なんですか・・・コレ!」
秀男さん 「まさに肉です」
河野 「肉の中でもスゴイ肉ですよ、霜降りが…」
秀男さん 「自分でもこんな肉ができてビックリです」
河野 「お父さんが作ったお肉!?」
一同「すご~~い」
河野 「お父さん、肉牛もやってるの?」
秀男さん 「趣味でね」
河野 「趣味で肉牛って聞いたコトないですよ」
秀男さん 「おもしろいかな~と思って!」
では早速焼いてきましょう…
森崎 「いや~これ緊張するなあ~」
ではお味は-
森崎 「柔らか~い!!」
あぐりっこ 「柔らかい!美味しすぎる」
森崎 「牛そのモノのお肉の甘みを 感じられるってスゴイですね。 チカラのあるお肉です!!」
さて秀男さんの返答は…?
秀男さん 「…あっそう…(平常心・・・)」
一同、大爆笑!
河野 「あっそう!って…(笑)」
もちろん大硲牧場自慢の牛乳も頂きました!
森崎 「あっま~い!」
ヒカル君 「ソフトクリームの味がする」
河野 「それぐらい甘いよな」
森崎 「この甘みはどこから来るんでしょうね?」
秀男さん 「どっから来るんだべ…」
克子さん 「家族の愛じゃないかしら…」
一同「ぶははは~」
森崎 「なんて仲の良い家族なんでしょう!」
しのぶさん 「とにかく会話が多い家族なんです」
森崎 「おじいちゃんもおばあちゃんも ホントよくしゃべりますもんね~~」
秀男さん 「しゃべらされているんだって!」
60年の歴史ある大硲牧場。 酪農を愛する4代目秀幸さんの想いとは…
秀幸さん 「ある程度のストレス解消は おいしい牛乳に比例するんじゃないかと- 涼しくてストレスがかからない虫も少ない… 【放牧】に適した土地でもあるので 【放牧型】でいきたいと思います」 秀男さん 「家族経営だから大変でも、 家族だったら次の日ゆっくり休める。 それがイイところだと思います」
森崎 「休みのないお仕事ってどうですか?」
克子さん 「私も東京から30年前に嫁いできたんですけど 全然イイかなって思ってます! 気候と風景がね… まあ~夫もイイけれどね…!」
森崎 「ちょっと~随分だなあ~」
話は60年前に牧場を始めた頃の話に-
河野 「昔はどうやって牛乳を届けたんですか?」
秀男さん 「馬です。馬車で!」
一同キョトン…
秀男さん 「牛乳を4キロの道を馬車で トコトコ運んでたんです」
牧場を切り開いてきた先人たちの苦労、 そして今の生産者たちの熱意があってこそ おいしい牛乳を飲めることがわかりました…。
さて今夜は大硲家にお泊りするあぐりっこ。
森崎 「早く寝るんだぞ! 酪農家さんは朝早いからね。朝何時ですか?」
秀幸さん「5時ですね」
ヒカル君 「うわっキッツイ…」 と頭を抱える。
森崎 「ヒカルは朝弱いんです… じゃあ…明日もシッカリ頑張ってください! ではヨロシクお願いします!」
まるでおじいちゃんおばあちゃんの家に お手伝いに来たようなあぐりっこ。
お風呂に入り布団を敷いて… さて今日一日の感想を聞いてみると-
タクヤ君 「疲れた…急に疲れがドッときた!」
ヒカル君 「明日、乳しぼりをもう1回やってみたいな」
さくらちゃん 「難しいことが多かったけど楽しかった!」
ミオちゃん 「牛が生活する中で掃除をしたほうがイイから 掃除をまたやりたい!」
どうして掃除が必要か? どうして乳しぼりが大切か? 色んなコトを学んだからこそ もう1度やってみたい!と思えたようです。
では、おやすみなさい…
翌朝6:30。 あぐりっこのお仕事スタートです。
さくらちゃん 「みなさんおはようございます。 今から朝のお仕事を手伝おうと思います。 お父さん、ヨロシクお願いします」
最初に行うのは牛舎の掃除。 二日目となり、 あぐりっこの手つきも様になってきました。 掃除の後は機械を使った搾乳もお手伝いしました。
さてここでリーダー達もやって来ました。
森崎 「朝の作業を終えたばかりの あぐりっこ達です。おはよっ」
あぐりっこ「おはようございま~す」
森崎 「おい~大丈夫かヒカル~」
ヒカル君「(ぼ~っとして)大丈夫です…」
森崎 「お前もっと元気な子だろう! どんだけ朝、弱いのよ~」
河野 「昨日の夜はすぐ寝たの?」
タクヤ君 「お風呂からあがったらポッテンキュー!」
森崎 「ポッテンキューか!」
さて2日目も頑張ってお手伝いです!
掃除・さく乳が終わったら次はエサやり。
栄養たっぷりの配合飼料を それぞれの牛にあった量を与えていきます。
エサやりが終わると いよいよ朝の放牧です。
森崎 「来た来た!出勤だ! どもっ(牛の声を代弁中)」
牛舎から出てきた牛たちは いつもと違う雰囲気を 感じとっているようです。
広い牧草地に行く前に-
森崎 「あぐりっこ、おはよっ(牛の声を代弁中)」
河野 「近寄ってきた!みんな覚えてるんじゃないの? あいさつしてから行ったんじゃない?」
ゆっくりと列になって 牧草地へと向う牛の一行。
佐々木 「のどかですね~」
森崎 「1日の大半は広~い牧草地で過ごすんだ」
ファームステイで酪農のお仕事を 学んだあぐりっこ隊。 牛舎の掃除に始まり、 さく乳や放牧、エサやりとミルクやりなど24時間、 酪農家の生活を体験させていただきました…
そしていよいよ お別れの時がやって来ました。
あぐりっこ達から大硲ファミリーへ 作文が送られました。
さくらちゃん 「大硲ファミリーへ 2日間どうもありがとうございました。 あぐりっこ一同とても嬉しかったです。 特にトラクターに乗せてもらった事、 乳しぼりをさせてもらった事、 子牛にミルクをあげたこ事は すごく印象に残っています。 大硲さんたちは毎日この仕事をしているので やっぱりスゴイなと思いました。 貴重な体験をありがとうございました」
森崎 「みんなこの2日間どうだった?」
ミオちゃん 「スゴイ楽しかったです。 掛け声をかけたら、いろんな所にいた牛が 戻ってきたのがスゴイと思った」
タクヤ君 「いろんな貴重な体験をさせてもらって スゴク楽しかったです」
森崎 「この体験を通して子ども達に 伝えたかったコトは?」
秀幸さん 「牛乳ってただ店で売ってるだけでなく、 牛が牛乳を出してくれてるんだってこと。 食べ物というのは 誰かが苦労して作っている! ということを必ず忘れないように 生活してほしいです。
苦労して作ったモノを残さず、 大事なモノという意識を常に持って 生活してくれたら、ありがたいです」
ついにお別れが-
あぐり一行を乗せたバスが大硲家を 出発していきます。
あぐり一行 「ありがとう!」 「さよなら~」 「忘れないよ」
手を振り続ける大硲ファミリー。
バスの中では…
2日間のファームステイで 酪農家さんのお仕事を体験したあぐりっこ。 楽しかったり大変だったり… いろんな想いが湧き上がり 涙が止まりません。
また笑いの絶えない大硲一家との別れに ちょっと寂しくなったようです。
この2日間であぐりっこは 酪農のことや食べること、 家族の大切さなど・・・ たくさんのことを学んだはず。 忘れがたい貴重な体験となりました。 大硲ファミリー 本当にありがとうございました! ※9月3日(土)の放送時間は特別番組のため 4時30分です。お間違えなく!!
藤尾仁志の週刊あぐりニュース。
今日は空知の美唄市からビデオレターが届きました。
【JAびばい青年部・女性部の皆さん】 「みなさん、こんにちは! 美唄産農産物、新鮮野菜がいっぱいの JAびばい祭にぜひ来てください!」
明日行われる【JAびばい祭】では もぎたての新鮮野菜がうれしい 「かあさん青空市」をはじめ、 出店やイベントが盛りだくさんです。 なかでも、このお祭り名物 「運俵リレー」は必見。 バトンの代わりに60キロの米俵を運ぶリレーで 毎年、大盛り上がりするそうです。 あす当日の飛び込み参加もOKです。
家族でお出かけになってみてはいかがですか。
■第17回 JAびばい祭 日程:8月28日(日)10時~ 場所:JAびばい本店駐車場 (美唄市大通り東1北1)
************ 続いては、食べて・見て・触れ合える 楽しい企画が盛りだくさん。 釧路大漁どんぱくで行われるイベントの話題です。
【JA釧路地区青年部協議会の皆さん】 「今日は9月3~4日に 釧路大漁どんぱくの中で行われる 【農業農村フェアinKUSHIRO】 というイベントを紹介をします。 釧路大漁どんぱくは釧路でも最大級の祭りで 釧路の美味しい海の幸を堪能したり 大迫力の花火大会が開催されたり イベントが盛りだくさんです。 私たちはその中で行われる 【農業農村フェアinKUSHIRO】に 企画・参加し、釧路で搾った牛乳・乳製品や 釧路の農畜産物、酪農・農業に触れ合える 体験イベントなど様々な催しを行います。 釧路・北海道のおいしい農畜産物を 食べて・見て・触れてください」
そのほか会場では北海道米の食べ比べや さく乳体験、そしてトラクターの試乗会等、 わくわくする体験イベントがたくさんあるそうです。
来週の土曜と日曜10時から 釧路観光国際交流センター前庭の特設会場で 開催されます。
僕もお祭りのネーミングのように 「どんどんぱくぱく」食べて、 残暑を乗り切りたいですね。 以上、週刊あぐりNEWSでした。
■農業・農村フェアinKUSHIRO (第8回 釧路大漁どんぱく内)
開催:9月3日(土)10時~18時 9月4日(日)10時~16時 場所:釧路市観光国際交流センター 前庭特設会場(釧路市幸町3-3) 問合せ:JA北海道中央会 根釧支所 TEL 0154-22-0910