あぐりファミリー市民農園野菜作り企画! 札幌市西区の市民農園で 野菜作りを始めたあぐり一行。 まず、それぞれの家族が育てる野菜の 畝(うね)を作りました。
あまりの肉体労働に弱音を吐くときも… カイトのお父さん 「(明日会社)休んじゃいますか…」
畝作りの後は野菜の成長を促すため、 土の温度を高める≪マルチング≫という 作業を行い、いよいよ苗植え!
収穫への期待を込めて、 一つ一つ丁寧に苗植えを行いました。
それから、およそ2ヶ月。 今回、一行が農園で行うのは!?
森崎 「野菜の収穫だ!とるぞ~~!」
一同「おおお~~!」
5月から始まったあぐりファミリーの野菜作り。 今回はいよいよ待ちに待った収穫祭です。
佐々木 「(以前に比べて)景色が変わりましたね!」
森崎 「最初に見たときは…こうだったんですよ」
1回目の撮影は5月11日。 遠くの山々にはまだ雪が残っていました。 茶色い畑にはまだ何もありませんでした。
森崎 「2日目来た時はこうだったんですよ」
2回目の撮影は5月25日。 やっと気温も上がり始め木々の梢にも 緑が芽吹いてきました。 畑にも小さな苗や支柱などが立ち並び 本格的な畑作りが始まりました。
森崎 「3回目はどうですか?(撮影8月3日) 街がどんどん発展してきたみたいで すごいね!」
藤尾 「後ろの森と同化しちゃいましたね!」
佐々木 「それぞれの野菜も大きくなりました。 ではこの農園で頑張ってくれている 家族をお呼びしましょう!」
一組目は小西さんファミリー。 お母さんが苦手なキュウリと、 全員が育てたいというカボチャ。 そしてカイト君が苦手なミニトマトを栽培!
二組目の家族は樫見さんファミリー。 ハグムちゃんの苦手なゴーヤと お母さんが育てたいという枝豆、 そして全員が大好きなミニトマトを 栽培しています。
藤尾「これまで頑張ってきましたね」 森崎「何が思い出に残ってる?」
ハグム「初めてトマトがなった時!」
佐々木 「樫見家はどのくらいの頻度で来てました?」
樫見浩一さん 「週に1回ペースで水やったり 草を刈ったり… 倒れているものを起こしたり… いろいろ作業が多かったんですけど…」
小西正俊さん 「カボチャが最初…腐ってたんですよね! それで妻がいろいろ近所から聞いて “ワラ”を敷いたら良いと聞いて それをやった途端どんどん実っていった!」
森崎 「そうなんだ~色々あったんですね…」
佐々木 「では野菜を見に行きたいと思います」
森崎 「たくさんの野菜が実ったということで… 収穫祭をやりましょう!」
一同「いええ~~い」
野菜生産者であり市民農園の園主でもある 伊部義幸さんと一緒にまずは農園の様子を 確認していきましょう。
森崎 「ちょっと!ここだよね… うわ~すげー!」
あまりの変わりように驚くリーダー もう緑色に茂っています!
森崎「なってんじゃん これ~!」
まず見たのはゴーヤ。
藤尾「ゴーヤなってんじゃん!」
森崎「かわいいねえ~」
藤尾 「ゴーヤの赤ちゃん。 作るの難しいって言われたよね?」
ハグム「けど意外となってて…」
伊部さん 「今年は気温が高いから (成長が)後半で良くなったんだよね」
森崎「このままいけば…」
伊部さん 「かなり美がなると思うよ。何十個もだ!」
佐々木 「ゴーヤはこれから収穫ですね。 では次にいきましょう」
森崎「うわ~かわいい!」
目の前には真っ赤なミニトマト
佐々木 「収穫を迎えたトマトがいっぱいあるので 今日はかなりの数が取れると思いますよ」
さてゴーヤ・トマトと来て次は…枝豆!
森崎「うわっシゲシゲじゃん!」
とここで浩一さんが開口一番 「あっすげっ!」
枝豆が枝いっぱいに実ってました。
藤尾 「こんなハイテンションなお父さん、 見たことない!」
伊部さん 「8月20日くらいになれば実が入るはず」
佐々木「立派に育っていますよ」
樫見ファミリーのゴーヤと枝豆は、 収穫までもう少しのようですが、 ミニトマトは沢山の収穫が期待できそうです!
なんと目の前には巨大化したキュウリが!
森崎 「こんな野菜あったか?」
カイト 「大きくしたら いっぱい食べられるんじゃないかな と思って…」
藤尾「そういう発想ね!」
森崎 「こんなに大きくなっても美味しいですか?」
伊部さん 「いや味は変わらないよ!」
森崎 「藤尾君もキュウリが苦手なんで 頑張って食べますから!」
藤尾 「あら…テンション下がってる どうしよ…」
キュウリの次はミニトマト。
佐々木「色が違いますね」
森崎 「すごいトマトのいい香りがする!」
佐々木 「そんなに背は大きくなっていませんが 実は下の方にいっぱいなっている!」
伊部さん 「管理の仕方で2本立ちにしたら まだ良くなる!」
森崎 「もっと上に上にだ! (支えに)沿わせてあげれば 上に伸びだんだね」
伊部さん 「そしたら赤くなるのが早くなるの。 日当たりが良くなるから!」
栽培方法に多少の改善点はありましたが、 ミニトマト、キュウリ、共に生育は順調。 そして最後の野菜カボチャを確認!
佐々木 「カボチャの出来はどうですか?」
伊部さん 「良いんじゃないでしょうか! 完全に実が入っている!」
佐々木 「よく見るとマルチの横に “ワラ”が敷き詰められています」
森崎「これが“腐れ”予防ですね」
佐々木 「それぞれシッカリ実がなってました」
藤尾「いや~すごい!」
佐々木「春から比べたら景色が全然違う!」
何もない畑に苗を植えてから、 それぞれの家族が丹誠込めて育てた野菜達。 その成長を実感しながら、いよいよ収穫です。
森崎 「実ったものをとっていこうぜ!」
ハグムはトマトを収穫。
佐々木「豊作ですよ!」
森崎「赤を超えた赤!美味しそう」
さてカイトは巨大キュウリを収穫。
カイト「お…重い!」
みんなでキュウリの収穫をお手伝い。
なぜか藤尾君がキュウリを持って…
藤尾 「ボクは今何を持っているんでしょうか?」
じゃ~ん、もんすけです。 誰でも気軽に本格的な野菜作りが 体験できる市民農園。 苗を植えて育てるだけではなく、 収穫後にも大切な作業があるんだよ~
全ての作物を収穫したあとは、 農園で使ったマルチング材や竹材・ネットなど、 取り外して持ち帰ることがルールなんです。 みんなでマナーを守って、 楽しい野菜作りをしたいよね~
佐々木 「青空のもと、とれたて野菜を いただきましょう」
あぐり一行「いえ~い!」
今回は番組にも度々登場して頂いている 料理研究家で栄養士の坂下美樹先生に、 とれたて野菜を使った、 栄養満点のお手軽料理を教えて頂きます!
坂下先生 「今日はたっぷりの野菜で… ちょっと苦手な野菜もあると聞いてますが 秘密のものを作りたいと思います」
小西さんファミリーは “野菜たっぷりフライパンピザ”、 樫見さんファミリーは “野菜たっぷり食べるスープ”を作ります。
※詳しい作り方はレシピコーナーを ご覧ください。
ここでちょっとブレイク! 野菜料理の前に大事な野菜摂取量について お勉強していきましょう。
みんなは350gという数字が いったい何かわかるかな~? 答えは大人が1日に食べなければならない 野菜の量なんです!
でも、なぜ野菜を食べなければ ならないのかなあ~?
ビタミンには体の調子を整え 粘膜を強くする働きがあります。
ミネラルに含まれるカリウムという成分は 血圧を調整する働きがあると言われています。
野菜には人間にとってはとても大切な栄養が 含まれているんですね。
平成23年の札幌市の栄養調査では 札幌市民の1日の野菜摂取量は 293gで約60g不足していました。
小さいお子さんがいらっしゃると 思われる20代30代のご家庭で 野菜摂取量が少ない現状にあります。
野菜を350g食べるには 1日三食、食べる事が大切だと思います。
また野菜を育てる・野菜料理を作るなど 楽しみながら食べていくことも 必要だと思います。
野菜には身体の調子を整えてくれる働きを持つ ビタミンやミネラルが豊富に含まれているんです。 そしてこの2つの栄養素に、 人間のエネルギーとなる 糖質・脂質・タンパク質の 3つを加えたものが 人間の身体に大切な 5大栄養素と呼ばれているんだよ。
病気などにも負けない強い体を作るには、 野菜を摂ることが必要不可欠なんだって~
森崎 「みなさんが作った野菜をベースに 美味しくお料理が完成しました! せ~のっ!いただきま~す」
野菜たっぷりスープを作った ハグムちゃんの感想は…?
ハグム 「(ニッコリ)うふふふ! 生で食べても美味しいけど こういうふうにスープにしたら 甘さが増す」
樫見志のぶさん 「食べるスープという意味がよくわかる!」
森崎 「調味料で出してる味じゃなく 野菜本来の旨み・味がする!」
坂下先生 「塩コショウ量が私の料理人生の中で 1番少ない感じがする!」
さてお次はピザですが…
小西永美さん「キュウリの味がしない!」 正俊さん「うまい!」
伊部さん 「美味しい!カボチャの味がするね」
佐々木「藤尾さん苦手なキュウリは?」
藤尾 「全然気が付かなかった!忘れてた… これはキュウリ苦手な人でも大丈夫!」
森崎 「何が想い出に残っているかな? もし絵日記に書くとしたら どんな絵を書く?」
小西海翔くん 「家族で料理をしたり作物を作ったりして (家族の)コミュニケーションが 深まっている様子を描きたい!」
森崎 「お~家族のコミュニケーションが深まった! お父さんはどうでしたか?」
小西正俊さん 「大変な面もありましたけど こう野菜を栽培して食べてみると スーパーで買う野菜より全然美味しくて もっと色々な野菜を育ててみたいな!と」
佐々木 「どんな気持ちでここに通っていたのかな?」
樫見育(ハグム)ちゃん 「日にちを追うごとに大きくなっていくから それを見て食べるだけじゃなくて 育てることも楽しいと 思うようになった!」
森崎 「伊部さんご家族のお話聞いてどうですか?」
伊部さん 「農業や野菜作りの大変さや苦労を わかってくれたのかな…と 今の話を聞いて思いました」
森崎 「今後とも農園ライフを応援してますので 頑張ってください! ありがとうございました!」
こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。
今日は年に一度の産直市! 「とまこまい広域農業フェア」のお知らせです。
今月25日(日)苫小牧市中央公園で 「とまこまい広域農業フェア」が 開かれます。 会場では今が旬のメークインを始め、 この日の早朝に収穫された 朝もぎスイートコーンなどの 地元農産物を格安で販売します。
さらに毎年大好評の白老牛ハンバーグの 即売会も行われますよ。
詳しくはJAとまこまい広域の ホームページをご確認ください。
このほか会場では地元で生産された 切り花が販売されるフラワーフェスタも 開催します。
以上、週刊あぐりニュースでした!!
≪とまこまい広域農業フェア≫ 日時:8月25日(日) 9:00~11:30 場所:苫小牧市若草中央公園 (苫小牧市若草町2丁目3)
詳しくはJAとまこまい広域HPへ http://www.ja-tomakomaikouiki.com/