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2016年08月13日(土) | ♯395 収穫最盛期!道内有数の生産地でキュウリを学ぶ編
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2016年08月13日(土) |  ♯395 収穫最盛期!道内有数の生産地でキュウリを学ぶ編

青々として細長く、
ゴツゴツとした皮にパリッとした食感…

その90%以上が水分でできている
野菜といえば…キュウリ!

夏のイメージが強いキュウリですが、
旬は秋まで続くんです!

北海道にも数多く点在するキュウリの生産地。
中でも極上の名産キュウリを育てるエリアが…

今週のあぐり王国ネクストは、
三笠で収穫最盛期を迎えた
「キュウリ」に注目です!

憧れ
「今日はJAいわみざわ管内にあります
 三笠市にやってきました!」

森崎「良い場所ですね!最高だね」

憧れ
「今日は岩見沢や三笠で盛んに栽培されている
 キュウリです!」

森崎
「このあたりは農産物は何でも盛んですけど
 今日はキュウリ!」

北川
「キュウリはよくピクルスにしています。
 どーんと買ってどーんと漬けてしまうんです」

森崎「憧れさんはどうですか?」

憧れ「私は…生でかじる!」

森崎「はあ~~何かをつけて?」

憧れ
「塩を振って、かじって、塩振って、かじって…」

北川
「ははは!子ども!?
 夏休みの子どもみたい!」

ではあぐりっこをよびましょう♪

今回のあぐりっこは、
畑仕事をしてみたいという、
小学4年の伊藤梅久美(メグミ)ちゃんと、
いろいろな道産野菜を食べてみたい!
5年生の竹内悠星(ユウセイ)君です!

憧れ「2人はキュウリ好きですか?」

ユウセイ
「一番大好きです!」

森崎「おおお~そうなの!」

ユウセイ
シャキシャキしている所が大好き!」

森崎
「歯ごたえ!パリパリシャキシャキだね」

※あぐりロケに参加するあぐりっこ達は
 事前に何の野菜を取り上げるか
 全く知りません!
 この時、初めて「キュウリ」と知って
 ユウセイ君は大大大興奮しています…

森崎「メグちゃんはどうかな?」

メグミ「みそとかつけて食べる!」

森崎「みそキュウリね」

ユウセイ
「僕もみそつけて食べるのが大好き!」

憧れ
食べ方が大人ですね!」

森崎「あなたと反対ですよ!」

果たして、キュウリのレシピは広がるのか…。
早速、収穫真っ只中だという生産者のもとへ。

森崎「立派なハウスがいっぱいあるよ」

憧れ
「キュウリ生産者の上原さんにお世話になります」

素敵な笑顔で迎えてくれた上原秀明さん。
まずは栽培されているキュウリについて
聞いてみます!

2016年08月13日(土) |  みずみずしいオーシャン♪

憧れ
「何という品種のキュウリなんですか?」

上原さん
オーシャンを作っています」

北川
「オーシャンは馴染があるのかな?」

森崎
「オーシャンは一番有名な品種ですよ」

上原さん「そうですね!」

ではハウスの中に入っていきます…

森崎「うおおおっ!くるねえ

北川「空気かわりますね」

実はハウスの中は40度…猛暑です…

憧れ「広いですねえ」

森崎「向こうまで随分距離があるよお」

森崎
「さあ目の前にキュウリがなってますか?」

あぐりっこ「なってる!」

森崎「これがオーシャン!」

憧れ
「いぼが鋭いというか…
ツンツンしてますね」

上原さん
「新鮮な時はトゲトゲも立ってます!」

北川「すごーい鋭い!サボテンみたい!」

上原さん
「スーパーに出荷されていっちゃうと
 トゲは潰れてない状態になります」

北川「そうなんですかあ」

憧れ
「オーシャンの特徴は?」

上原さん
「色が濃い目パリッとした食感ですね」

ツヤがあり、みずみずしく、
実が締まったオーシャン。
主力品種として
道内でも最も生産されている
キュウリなんです。

2016年08月13日(土) |  カッターで収穫するよ♪

憧れ
「普段キュウリの収穫をする時はハサミ?」

上原さん
「いえ!うちの収穫では
 キュウリカッターを使っています!」

ユウセイ「それで切れるのかな?」

上原さん
「やってみようかな…」

キュウリカッターを親指にセットします。
そのままキュウリを持って
軸にカッターの刃を当てて軽く押すだけ…

北川「簡単!」

憧れ「早い!」

森崎
「キュウリキレイだねえ。痛い痛い…」

取れたてのキュウリを持ってみると
ユウセイ「痛い痛い痛い!」

…ということで、あぐりメンバーも
キュウリカッターを使って、
オーシャンの収穫をお手伝い!

森崎「力が入らなくてもOK!」

メグミ
「手を添えただけでパチッと切れた…!」

ユウセイ
「もっと硬いかと思ったけどスパッと切れた」

作業自体は簡単そうに見えますが、
暑いハウスの中なのでノドもカラカラ…。
早速、とれたてのキュウリで、
渇きを癒やすことに!

北川「みずみずしい!」

ではキュウリが野菜の中で一番の好物!の
ユウセイ君がひと口いただきます…

パリッ…

森崎「良い音だ…」

ユウセイ「はあああああ(ため息)」

ユウセイ感動してます…
その表情にみんな大爆笑。

ユウセイ「うまい!」

森崎
「うまいか…大好きなキュウリ」

キュウリの美味しさに感激している
ユウセイをみて
出演者も生産者さんもスタッフも
逆になぜか涙が出そうなほど感激…

上原さん
うれしいですね!
 こんなに感動してもらえるとは
 思ってもいなかったので!」

森崎「すっごい大感動!」

さてメグミちゃんも…

メグミ「おいしい!甘い」

さてリーダーも。

森崎
「シャキシャキが強いのね…
 音が聞こえますでしょ?
 こんなにシャキシャキ
 バリバリ食べてるけど
 水分多くて飲み物みたい!」

じゃじゃん!もんすけです!
三笠や岩見沢で生産されているキュウリ
「オーシャン」。
収穫されたキュウリはすべて、
キュウリ専用の選果場に運ばれてくるんだよ。

JAいわみざわ 谷口敦さん
「JAいわみざわでは7.4ヘクタールの土地で
 キュウリを作付けしています。
 44戸で作っておりまして
 朝とったキュウリをすぐに選果して
 その日のうちに出荷しております。
 1日で平均12~15トンくらい、
 多い日だと20トンを超える日もあります。
 大きさでS・M・L。
 色や形でAやBといった規格に分かれます。
 札幌・岩見沢の一部で
 遠い所だと大阪・名古屋・青森にも
 出荷してます。
 オーシャンは歯ごたえがスッキリしていて
 生で食べるのが最もおいしいと思います」
 
10月中旬ごろまで収穫される「オーシャン」。
冷やして丸かじりしたいな~


2016年08月13日(土) |  黒さんごを育てる理由は…

上原さん
「うちではオーシャンの他にもう1つ…
 黒さんごという品種もつくっています」

北川「有名なんですか?」

上原さん
「昔は三笠地区は黒さんごの
 大産地だったんですが
 今ではだんだん生産者が減ってきて…」

森崎
「少なくなってきたけど
 上原さんはやってらっしゃる!」
 
上原さん「そうですね!」

果たして「黒さんご」とは、
どんなキュウリなのか…。
早速ハウスの中へ。

メグミ「さっきより大きい!」

ユウセイ「ゴーヤみたい!」
 
憧れ
「明らかにイボの数が増えてませんか?」

森崎「こういうの見たのは?」

ユウセイ「初めて!」

北川
「黒さんごの特徴はゴツゴツしてるっ?」

上原さん
「そうですね!このキュウリは…
 柔らかくて日持ちがしないんです!
 だからなかなか栽培できない…というか
 取扱いづらい品種だと思います」

三笠では、およそ35年前から生産されている
伝統品種「黒さんご」。
その甘味と、やわらかな食感には定評がある一方、
一般的なキュウリよりも収量が少ない上、
曲がりやすく傷みも早いなど、
流通面でのデメリットがあることから
今では上原さんを含め、生産者は数軒のみ…

「幻のキュウリ」と呼ばれる
品種でもあるんです。

ではいただきま~す♪

ユウセイ
「甘いっ!
 オーシャンとは全然甘さが違う!」

上原さん
「オーシャンと比べると黒さんごは
 甘いなあと感じます」

森崎
「オーシャンよりも見た目は激しいんだけど
 味わいは優しいですね…甘くて柔らかくて」

憧れ
「ジューシーですね!食べやすいですね」

上原さん
「一度食べたら病みつきって感じですね」

三笠の特産品でもある伝統品種「黒さんご」ですが、
上原さんが栽培を始めたのは最近のことなんです。

上原さん
新規就農で三笠市に入って来まして
 出身は釧路市です」

森崎
「黒さんごの事はご存知でしたか?」

上原さん
「オーシャン系しか知らなかったです」

森崎「オーシャンって名前は知ってた?」

上原さん
「ごめんなさい。それも知らなかったですね」

食品関係の仕事を辞め、
三笠に就農して7年になる上原さん。
当時はキュウリの品種名すら
わからなかったそうなんです。

上原さん
「キュウリの栽培を始めて
 黒さんごが有名な品種だと聞いて
 できれば三笠の特産品を長く守りたい!
 というのがありまして。
 (ハウス)1棟から始めまして
 今は50メートルで3棟作ってます」

森崎「すごーい」

新規就農だからこそ、
町の伝統品種を大切にしたい。
そんな熱い思いの上原さんに、
生産者ならではの食べ方があるか聞くと…

上原さん「生で食べるか漬物にするか…」

憧れ
「そこでですよ!
 今日はとある方にキュウリ料理の
 アレンジ方法を教えてもらいます!」

森崎
「キュウリにレパートリーあります??」

ということであぐり一同が向かったのは…


2016年08月13日(土) |  キュウリなのに火を通しちゃう!?

憧れ
「オーシャンと黒さんごを調理して頂くのに
 三笠高校にやってきました!」

北川
調理科があることで有名ですよね」

教えてくださるのは
食物調理科の斎田雄司先生。
そしてアシスタントに食物調理科2年の
伴野賢伸くんと川合琉世くんです。

斎田先生
「調理師を目指す調理師コースと
 パティシエを目指す製菓コースに分かれてます」

三笠高校は2012年に食のプロを育てる
「食物調理科」を新設。一般科目はもちろん、
食品に関する専門的な授業や調理実習、
さらには生徒自身がお客さんに料理をふるまう
「高校生レストラン」などを経験します。

伴野くん
「僕は将来フランス料理のシェフに
 なりたいと思っています」

森崎「わあ~お!トレビアーン♪」

川合くん
「ボクはイタリア料理の店を出したい!」

森崎「いえーい。ボンジョルノ!」

そして今日の食材「キュウリ」とも、
意外な繋がりが…

斎田先生
「実は一番最初の授業でキュウリを使います。
 包丁使いを学ぶために
 キュウリの半月切りを行って
 酢の物を作ります!」

北川「必ず通る道なのね」

森崎「そのキュウリはどこの?」

斎田先生「もちろん!三笠です!」

授業で使う野菜などは、
近隣の生産者たちから規格外品などを
もらうこともあるという三笠高校。

今回は最初の授業で習う「キュウリの酢の物」と、
残り2品をつくっていただくのですが…。

斎田先生
「キュウリを加熱したいと思います!」

あぐり一行「ええええ」

斎田先生
「卵とトマトと一緒に炒めて
 夏らしい中華料理を作ります」
 
さて一体どんなお味になるのでしょうか?
詳しい作り方はレシピコーナー
ご覧下さい。
三笠高校生の技も光りますよ。

「黒さんごとトマトの卵炒め」を食べて…

ユウセイ
「思っていたよりすごい美味しい!
 キュウリと卵の甘さが合って美味しい」

上原さん
「自分でつくった時にはシャキシャキ感が
 残せずベシャベシャになった。 
 このシャキシャキ感が残っていて
 美味しい」

続いてオーシャンを使ったチャーハンは?

メグミ「シャキシャキ!」

憧れ
「おー!思ったよりシャキシャキしてる。
 アクセントきいてますね」

北川
「こんなにキュウリが色々使えるとは
 思いませんでした!」

最後に高校生2人がつくった
「オーシャンと黒さんごの酢の物」は?

森崎
「オーシャンのシャキシャキ感が好きか
 黒さんごの柔らかさが好きか?
 どっちも美味しいキュウリだし
 それぞれの品種特性が活かされている!」

憧れ
「2人は三笠の食材を使う事で
 どんなことを感じてきましたか?」

伴野君
「農家訪問を授業の一貫で行うんですけど
 そういう時に
 こうやって作っているんだなとか
 色んな人が今の自分の練習のための
 食べる材料を作ってくれているんだなって 
 すごい感謝します!」

上原さん
「三笠の食材を使って
 どんどん勉強してもらって…
 生産者としては将来的には
 三笠にもお店を出してくれると嬉しい!」

みなさん、こんにちは!
今日は来週日曜日に美唄市で行われる
お祭りを紹介するよ!

来週21日の日曜日、JAびばいの駐車場で
開催される「JAびばい祭(さい)」。
ウシの丸焼き販売や、もちまき、
キャラクターショーなど子どもから大人まで
楽しめるイベントが盛りだくさん!

旅行券や豪華景品が当たる
「わくわく大抽選会」に参加できる、
抽選券つきのお得なビール券も販売中!
ビールかサワーが3杯、
またはジュース6本と引き換えできる
1000円の抽選券付きビール券の前売り券は、
JAびばいのAコープ2店舗でお求めください!

前売り券を買い忘れても、
祭り会場で当日券が1200円で買えるよ!

≪第22回 JAびばい祭≫
日時:8月21日(日)10:00~
場所:JAびばい駐車場(雨天決行)
お問い合わせ:
JAびばい農業振興部企画相談課
℡:0126-63-2165


2016年08月13日(土) |  お・ま・け
上原さん
「ハウスが4棟から約15~16トンを収穫!」

北川「すごい数!」

憧れ「キュウリがトン?」

上原さん
「キュウリ1本が約100gなんで…
 ちょっと計算お願いします」

森崎
「さあキュウリが何本なんでしょう。
 キュウリがトン!」

なんでクイズ番組になっちゃうの?

憧れ
「誰も計算してないじゃないですかあ!」

8月6日のクイズ
「夏が旬の生のハーブの名前は
 何だったかな?」

正解は「フレッシュハーブ」でした。




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