森崎 「というコトでナウマン象からスタートです」
佐々木 「今日は帯広から車でだいたい一時間くらい、 幕別町の忠類にやって来ました。 ここはナウマン象の化石が発見された場所!」
あぐりっこ 「へえーー」
佐々木 「コチラです!」
ヒカル君 「花みたい!」
サクラちゃん 「ゆりね?」
森崎 「すごい!よく知ってるね~」
藤尾 「カタチがお花みたいな野菜ですね」
森崎「パオーン」
道内の産地の中でもトップクラスの 人気を誇る忠類産。 高い品質の“ゆりね”を 生産する秘訣はどこにあるのか? この道10年ゆりね生産者・村田さんに 教えていただきました。
収穫直前のゆりね畑についた一行。
藤尾 「はじめてみました、ゆりね畑。 なんか那覇空港降りた感じ…」
森崎 「南国のヤシの実みたいな感じ。 “ゆりね”と言いますが・・・、 何の花が咲くんですか?」
ゆりね生産者 村田英男さん 「ゆりの花ですね」
森崎 「わあ~ゆりだよね!」
佐々木 「大きな花ですね」
森崎 「でも、花を咲かせるのではなく 根っこを育てるのが“ゆりね”なんですね」
村田さん 「コレだけ大きな花を咲かすってコトは たくさんの養分を必要とするんです。 根を大きくするために、 早く丁寧に花を摘み取っているんですよ」
ではお次は“ゆりね収穫”を見てみましょう。
村田さん 「稲刈りの要領で クキと葉の部分を刈って行きます」
森崎 「ホント稲刈りみたいだ~」
村田さん 「次はコレをトラクターのプラウで 起こしていきます!」
一同 「起こしていく???」
豪快にトラクターで掘り起こしていきます。
森崎 「土がめくれていく!」
藤尾 「一枚土の皮をめくるようですね」
森崎 「根でびっしり! 3つのクキでこんなんだよ!」
佐々木 「島みたい」
村田さん 「これを1つのクキにしますよ」
藤尾 「うわっカツラみたい!」
村田さん 「さあ、まだ“ゆりね”見えないですよね? ココからがミラクルなんですよ!」 と言って、 優しく“ゆりね”の根の土を 振り落としていくと…
一斉に 「わー出てきた!」
佐々木 「白いダイヤだあ~」
根の間からチョコッと顔を出した 真っ白な“ゆりね”。
最後は慎重に 根の部分と“ゆりね”を 手で切り離します。
ポキッ
一同「わ~すごい~!」
藤尾 「真っ白!!キレイ」
森崎 「アレ?今切り離したけど “ゆりね”の上にも下にも根っこがある?」
村田さん 「下の根は“ゆり”自体が倒れないように支えて、 水分を良く吸う根なんです。 上根は“ゆり”が太るための養分を一生懸命、 吸収している根なんですね」
役割の分かれた立派な根を持つ“ゆりね”。 しかし根の間にある白い(ゆりねの)部分は 「りん茎(けい)」といって、茎! 私たちが食べていたのは、 茎にでんぷんが蓄積した部分だったのです。
“ゆりね収穫”にチャレンジ! 数十本もの丈夫な根が絡み合っている“ゆりね”。 プロでも大変な収穫ですが上手にできるかな?
村田さん 「“ゆりね”は傷つきやすいので、 直接触れないようにやってみてください!」
ヒカル君 「うううう~~」
みんな「がんばって~!!」
“ゆりね”はとってもデリケート。 皮がないので土が擦れただけで 傷がついてしまうのです。
お次はタイキ君が挑戦。 クキと“ゆりね”を切り離そうとしますが-
タイキ君 「とれない~」
森崎 「あの~機械が入るのは 掘り起こすところだけですか?」
村田さん 「そうです!基本は手作業なんですよ」
一斉に「大変!!」
実は収穫だけでなく“ゆりね”の栽培も とっても大変なんです。
村田さん 「“ゆりね”栽培には5~6年かかるんです」
藤尾 「春植えて秋に収穫ではないんですか?」
なんと6年もの時間をかけて栽培する“ゆりね”。 種を作るのに3年、 そして出来た種を成長させるのに、 更に3年必要なのです。
成長の過程を見てみると・・・ 佐々木 「こちらは“ゆりね”の赤ちゃんですね」
森崎 「ちっちゃいねえ~」
この“ゆりね”の赤ちゃんを元に種を作っていきます。 まずはこれを土に植え大きく成長させます。
そして10センチくらいの大きさになったら、 かたまりから1枚をとって、 土の中で更に一年育てます。 そこで根が出れば「種」。 この3年間は気が抜けません。
村田さん 「この3年間は網室でハウスを囲って 虫とかを予防しウィルスに かからないようにしてます。 まあお嬢様ですねっ」
続いては出来た種を畑に植え、大きくします。 成長する力が弱い“ゆりね”は1年では それほど大きくなれません。 そこで2年から3年の時間をかけて、 ゆっくり成長させるのです。
森崎 「大変だ~」
佐々木 「実はさらにさらにビックリするコトが…」
村田さん 「実は必ず毎年違う畑に 植えかえていくんです!」
一同「ええ~何で?」
村田さん 「同じトコロだと根が張って、 養分も吸えなくなるし、 病気もつきやすくなる。 なので新しい畑に移しているんです」
森崎 「広大な土地がある北海道ならでは、ですね」
村田さん 「特にこの地域は“ゆりね”を作れる畑が 豊富にあるので比較的 “ゆりねづくり”が盛んなんです」
じゃ~ん、もんすけです! 全道各地で栽培される“ゆりね”。 なんと忠類では生産者自ら、 品種改良に取り組む程、 昔から力をいれて栽培しているんだよ。
JA忠類 西川 敬二さん 「ここ忠類での“ゆりね”の栽培は古く、 昭和40年に組合が発足し、 今年で46年目となります。 現在の組合員は22名。 6年の時間をかけて 大切に収穫した“ゆりね”は、 《ナウマン象のゆりね》として、 主に関東・関西の集荷市場を中心に 毎年約90トンが出荷されています。
また初めて“ゆりね”を食べる人にもオススメ! 面倒な作業がなく、袋を開けてすぐ料理に使える 《かきゆり》も扱っております」
へぇ~とっても便利だね。 これならぼくにでも簡単に使えそう。 試してみようっと。
《かきゆり》購入に関しては- ■JA忠類 電話)01558-8-2311
続いては箱詰め。 ここでもデリケートな“ゆりね”を守る 工夫がたくさんありました。
村田さん 「まず根っこの土をきれいに切り落とします」
村田さん 「次にコレを並べていきます。 そしてここで洗います」
ゆっくりと機械が動いて“ゆりね”が シャワーのトンネルに入っていきます。
森崎 「すごいゆっくりだねえ~」
村田さん 「このぐらいゆっくりじゃないと だめなんだよね…」
森崎 「1個1個の工程に“ゆりね”への 愛情を感じますね!」
あぐりっこ 「あっ出てきている!キレイ!真っ白」
佐々木 「キレイに土が取れてますね」
商品価値を高めるため、 きれいに水洗い。 こうして冷水に入れることで、 乾燥と変色を防ぐ効果もあるのです。 白いダイヤとも言われる“ゆりね”。 いよいよ最後の作業です-
“ゆりね”を箱の中へ。 細心の気遣いが必要とのことで、 こちらは奥様のあかねさんが担当。 ここで意外なものが活躍!
村田あかねさん 「箱の中には“おがくず”を入れます!」
藤尾 「なんで“おがくず”を入れるの?」
あかねさん 「傷がつかないようにと乾かないようにです。 少し湿らした“おがくず”を入れていますよ」
佐々木 「最後まで変色しないようにしてるんですね」
村田さん 「最後までお嬢さんのままで 行って欲しいです!親心です」
森崎 「それにしても最後まで本当に手作業ですね。 奥さまも“ゆりね”大好きですか?」
あかねさん 「大好きなのでよく食べますよ。 カレーに入れるのが一番多いですよ」
もんすけです! 中国では漢方や薬膳としても 使われる“ゆりね”。 主な成分はエネルギー源として 大活躍する「デンプン」、 そして「カリウム」などのミネラル分。 更に妊婦さんにもオススメなんだって!
天使大学 看護栄養学部 荒川 義人教授 「特に【葉酸(ようさん)】という ビタミンの一種がたくさん入っています。 妊産婦の方が丈夫な赤ちゃんを生むのに 非常に重要な役割をするビタミンなんです」
なるほど~。 妊婦さんにもピッタリの野菜なんだね。 ちなみにホクレンと“ゆりね”を生産する 道内のJAでは、妊娠中のママを対象に 道産ゆりねをプレゼントする キャンペーンを行っているんだよ。 その名も ”ママを「ゆりね」で応援プロジェクト” 妊娠中のママは是非応募してみてね。
■ママを「ゆりね」で応援プロジェクト HP)www.mama-yurine.jp ※応募は11月15日(月)締切です
さあ、お楽しみの時間! “ゆりね”を使った おいしいお料理を頂きましょう。 教えてくれるのは芹沢則子さんです。
まずは“ゆりね”の下ごしらえ。
芹沢さん 「まず1枚1枚はがして、汚れを落とします。 汚れた部分があったらピーラーなどで、 削っていますよ」
佐々木 「お料理の仕方がわからないので なかなか“ゆりね”って食べない…」
芹沢さん 「そうですよね!なので私は、 じゃがいもの代わりに “ゆりね”を使ってくださいって 言ってますよ」
一同「なるほどねえ~」
話をしているうちに あっという間に完成したのが 《ゆりねの素揚げ》。 なんと材料は“ゆりね”だけ! 油でさっと揚げるだけの簡単料理。 お味はいかが?
※詳しい内容はレシピコーナーへ
あぐりっこ 「おいしい!甘い!」
森崎 「ホックホクで甘っ…てもう食べたの?」
藤尾 「これ、めっちゃおいしいですわ!」
ほかにも簡単“ゆりね”料理を 教えてもらいました。 詳しくはレシピコーナーをご覧下さいね!
森崎 「いやあ~おいしいわ、ゆりね! チョー手軽に簡単にできます。 やってみませんか?一緒に! 森崎博之でした!(キラッと笑顔)」
藤尾 「ええ~~何そのシメ! 何十年前のテレビよ~」
河野真也の週刊あぐりニュース。
今日のあぐりニュースには、 ゲストが来てくれました。 留萌管内のお米をPRしている 「米飯普及戦士コメファイター」です。 まずは留萌地区農協青年部協議会 から寄せられた、 このコメファイターも登場する イベントの情報です。
来月11月3日文化の日に 留萌市のAコープと羽幌町の ホクレンショップで 留萌管内で生産された おいしいお米や牛乳・乳製品を アピールするイベントが開催されます。
当日は話題の「ゆめぴりか」の試食や 留萌産の牛乳の試飲、 バターのプレゼントがありますよ!
生産者が丹精こめて生産した新米と 乳製品を味わうチャンスをお見逃し無く。
(なにやらコメファイターが河野に耳打ち?) ふむふむ… 「ごはんと牛乳で私のように強くなろう・・」 とのことです。
《米・牛乳合同消費拡大イベント》 ■11月3日(水・祝)開催 ■Aコープるもいルミナス店 午前10:00~午前11:30 ■ホクレンショップ羽幌店 午後1:30~午後3:30
続いてのニュースです。 今月20日、 道南・八雲町にある黒岩小学校で 食の基本“はし”について学ぶ 「はし知育教室」が行なわれました。 黒岩小は「食育」を重視して 様々な活動をしていますが 今回は全校生徒14人に加え、 近隣の小学校や保護者も参加する 特別授業になりました。
講師は“塗りばし”の生産量が 日本一という福井県から 招かれた山口ちとせさん。
山口さんは「箸和文化研究会」という グループのメンバーで 去年4月にあぐり王国でも「正しい持ち方」や 「はし作り」を教えてくれました。
約1時間かけて「マイ箸」を作った子供たち。 何気なく使っているお箸の伝統や文化を知って、 その価値を見直していたようでした。
子供声を合わせて- 「作ったおはしで ゴハンを食べるのが楽しみでーす♪」
というわけで、 今日は米飯普及戦士コメファイターと お送りしました。また来週~
《はしの知育教室の詳しい情報》 ■箸和文化研究所(福井県) HP)http://hashiwabunka.com/
佐々木 「こんにちは。あぐり王国です。 季節は秋ですよ~」
森崎 「あぐり王国が一番ウキウキする季節ですね」
佐々木 「収穫の秋そして食欲の秋です! 秋と言えば、リーダーは?」
佐々木 「さあ今日のあぐりっこはドコにいるのかな?」
森崎 「どこだあ~??」
一緒に「あぐりっこ~!!」
「ハーイ!」
森崎 「コスモスから出てきた~ よろしく~」
佐々木 「こちらをご覧下さい。 これは全国各地で獲れる “そば”の量を比べたグラフです」
森崎 「いやもう段違いじゃん!」
ヒカル君 「ほぼ北海道じゃん!」
佐々木 「ドコが有名かと言いますと…」
森崎 「幌加内そばって有名だよね。 北海道は色んな所で“そば”を作ってる」
佐々木 「弟子屈町は収穫量は少ないが おいしいと評判の“摩周そば”があるんです」
佐々木 「というコトで今日は“そば”の中でも 弟子屈町の“摩周そば”を みんなで勉強したいと思います」
一斉に「イエーイ!!」
“摩周そば”の調査開始! 年間20トンの“摩周そば”をつくっている 猪狩(いかり)さんのそば畑にやってきました。 ところが、畑の様子がチョット変??
森崎 「そばのクキが倒れていませんか?」
摩周そば生産組合 猪狩 広昭さん 「これは…わざとなんですよ!」
猪狩さん 「収穫の数日前の天気の良い日に クキごと倒して天日干しにします。 機械で収穫するんですがスピーディーに 収穫するために乾燥させるんですよ」
天日干しは収穫作業をスムーズに 進めるため。 そしてもう1つ大切なコトもありました。
猪狩さん 「クキが立ったままの収穫だと 青い葉っぱが枯れてくるまで 待たなきゃならないので 収穫がずっと後になってしまうんです」
森崎 「そうか!こうして乾燥させることによって 早期収穫が可能なんですね。 したら“新そば”早く食べられるっしょ!」
猪狩さん 「そうですね!」
“そば”というのは“そばの実”を食べるもの。 どんな形をしているのか じっくり観察してみると- 森崎 「“そば”は本当はすごく長いんだね」
先を見てみると-
森崎 「花が咲いた痕跡があって… その下に実がついているよね」
そばの実をほぐしてみると-
森崎 「色が違うのありますね」
猪狩さん 「黒い方は成熟している状態。 青いのはまだ未熟なので “そば”としては食べられません」
成熟して黒く硬くなった“そば”の実を 触ってみました。
ヒカリ君 「先っぽがとんがってる!」
タイキ君 「硬い…」
森崎 「忍者が使う《まきびし》みたい!」
猪狩さん 「裸足で踏むと痛いですよ」
早速あぐりっこに立ってもらうと-
森崎 「この四角形の面積! コレぐらいの面積が我々が食べる“そば一人前”」
あぐりっこ 「こんなに使うの?」
佐々木 「みんなが食べる分の“そば”の量って言ったら どんだけ広い畑かってコトですよね」
森崎 「大事に“そば”食べよう」
森崎 「全部取り込んでるぞ!」
巨大なコンバインが“そば”を 取り込んでいきます。
藤尾 「地面を剥がしているみたい!」
佐々木 「カーペットとか布みたいな感じですね」
森崎 「伺ったんですけど、 まず全部コンバインの中に取り込むんです。 そして機械の中でふるいにかけて、 残ったクキは捨てちゃうんだって!」
全国のそばツウの間で 人気急上昇中の「摩周そば」。 “そばの町“ということで、 地元のスーパーには“普通はお店にはない” ユニークなものがあるのだとか-
森崎 「今から何をするんですか?」
JA摩周湖 鈴木 浩さん 「これから“そば粉”をひくんです」
藤尾 「石と石の間から粉が出てきているよ」
鈴木さん 「熱がかかると風味が逃げてしまうので、 粉を落とす量と石臼を回すスピードを 考えてゆっくりやります」
もんすけです。 “そば”を愛する町、弟子屈町。 地元には“そば”を使ったユニークな商品も いろいろあるんだって!
JA摩周湖 豊島 洋樹さん 「JA摩周湖では年間およそ130tの “そば”が収穫されており、 品質に自信をもって栽培しております。
特に加工品にチカラを入れており 乾麺の《摩周 八割そば》、 そば饅頭の《ハイ、私が中島です!》、 ‘いつもあなたのそばに置いてください’ の意味を込めた そば焼酎の《soba 傍》も好評を頂いております。 是非、弟子屈にお越しの際には 食べてみてください」
そば加工品の購入は- ■JA摩周湖 HP)http://www.ja-mashuuko.or.jp/ ホームページで通販可能ですよ
■Aコープてしかが店 住所)弟子屈町中央3丁目7-12 電話)0154-82-2393
特別に、ひきたての“そば粉”を 触らせていただきました。
一斉に「フッカフカ~!!」
タイキ君 「超やわらかい!」
サクラちゃん 「不思議な感じ」
ヒカル君 「世界一やわらかい!」
佐々木 「この粉を使って、 みんながやってみたいと言っていた そば打ち体験をやりましょう!」
あぐりっこ「イエーイ」
ということで森崎チームと 藤尾チームに分かれて “そば打ち”にチャレンジ! 地元の名人に教えていただきしょう!!
そば粉はもちろん挽きたての地元産。 栽培が難しく貴重で、 風味豊かな品種「キタノマシュウ」を使います。 まずは「水まわし」という作業からスタート。
指で円を描くようにしながら粉と水をなじませます。
森崎 「水を入れたら“そば”のこうばしい 香りがたってきた」
残りの水を加えて均一になるように手早く混ぜ、 団子状になったらひとつにまとめる工程へ!
チカラのいる作業にヒカル君 「重たい!」
練る作業は“そば”のコシにつながる 大事なポイント! 空気をぬくように表面がツルツルになるまで 練り上げたら、次は生地をのばす工程です。
まずは生地を真ん中から外側に向って 少しずつのばしていきます。
その後は「角(つの)だし」という作業。 麺棒に生地を巻きつけて転がし、 大きな四角に伸ばしていきます。
どのくらい伸びているか見てみると-
あぐりっこ 「すご~い、のびてる~」
打ち粉をふりながら、 3回折りたたむと伸ばし完了。 最後はのど越しを決める「切る作業」です。 包丁とまな板を使って生地を細かく切ります。
初めての“そば打ち”に悪戦苦闘のあぐりっこ。 それでもなんとか自分達で作った “そば”の完成です。
ではさっそく自分達でつくった “摩周そば”をいただきます。
森崎 「太っ!短っ!何だコレ!」
形は色々ですが、そのお味は? まずは何も付けず、”そば”そのものの 風味を味わいます・・・
サクラちゃん 「ちょっと甘いような感じがする」
タイキ君 「味は甘いね!」
森崎 「“そば”をそのまま食べて 甘味があるって言える小学生はシブいよ」
さあここで食べ比べ! 森崎チームと藤尾チームには 味の違いはあるのかな?
佐々木 「藤尾さんチームのほうが ツルンとしていて“のどごし”がイイ」
藤尾チーム 「やったあああ~」
もんすけです! 健康食のイメージの“そば”。 さまざまな栄養素が含まれるなか、 特に注目すべきは、良質なタンパク質。 効率よく血や肉になってくれる 必須アミノ酸がバランスよく含まれているんです。 さらに嬉しいのが、カリウムが豊富というコト。 ナトリウムを排出して血圧を下げるのに 効果的と言われています。 低カロリーでありながらも栄養が豊富。 もっとそばをたくさん食べようね。
さらに“おそば”でデザートも 作ってもらいました。 そば粉を使ったクレープです!!
あぐりっこ隊絶賛の摩周そば、 札幌および近郊のお蕎麦屋さんでも 食べることが出来ます。 是非、お試しください。
■正直庵 住所)札幌市南区石山東6丁目8-2 電話)011-592-5039
■そば切り なかむら 住所)北広島市大曲光2丁目1-6 電話)011-377-1223
佐々木佑花の週刊あぐりニュース。
こんにちは。 週刊あぐりニュースの時間です。 農業にかける熱き青春! 今月上旬、 「農業高校の甲子園」ともいわれる 農業クラブの全国大会が 札幌や岩見沢など4地区で開かれました。
農業クラブとは農業学習を支援する組織で、 全国で10万人の高校生が クラブ員として所属しています。 その日ごろの学習成果を競い合う場が 「日本学校農業クラブ全国大会」。 今年は12年ぶりに北海道での開催となり、 全国からおよそ3300人もの 高校生が集結しました。
高校生たちは平板測量の 速さと正確さを競う「測量競技会」、 農作物や種子、農機具、農薬など 実物の展示品を見て 名称や用途・特徴を判定・鑑定し その知識を競う「農業鑑定競技会」、 農業データの入力を速さ・正確さを競う 「農業情報処理競技会」などの分野で 熱い戦いを繰り広げました。
そして、「食料・生産」「環境」 「文化・生活」のジャンルで 日ごろの調査・研究などの活動報告をする 「プロジェクト発表会」では 富良野の緑峰高校がオムカレーを通して 地産地消と食育をPRする 「カレンジャー娘」の取り組みを発表し、 見事、最優秀賞の文部科学大臣賞に輝きました。
おめでとうございます! 農業高校そして農業クラブのみなさんには、 身につけた技術を、 将来、食や農業の分野で ぜひ活かして欲しいと思います。
続いてもイベントのお知らせです。
あす札幌市白石区の 「札幌コンベンションセンター」で 「新・農業人フェア2010」が開催されます。
田舎に住みたい!農業したい!など 農業に役立つ情報が満載なのはもちろん、 家族で楽しめる農畜産物の直売会や ステージイベントもありますよ。
来場・ブース訪問・そしてアンケートの回答で 「牛乳」や「お米」などの プレゼントもあるそうです。
入場は無料で、入退場も自由です。 あすは「新・農業人フェア」へ お出かけしてみてはいかがでしょうか? それでは また来週!
《新・農業人フェア2010》 日時)10月24日(日)10:30~16:00 場所)札幌コンベンションセンター (白石区東札幌6条1丁目)
お問い合わせは- ■北海道農業担い手育成センター 電話)0570-044-055 ※詳しくは「新・農業人フェア2010」のHPへ!