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2020年09月05日(土) | レッドビートの生育過程とは…
2020年09月05日(土) | 鮮やかな赤に感動!!
2020年09月05日(土) | 収穫体験!
2020年09月05日(土) | レッドビートをいただきます!
2020年08月29日(土) | ♯583 札幌市・大浜みやこカボチャ編
2020年08月29日(土) | 特徴その1…砂の熱!
2020年08月29日(土) | 特徴その2…葉っぱが日傘に!?
2020年08月29日(土) | 特徴その3…畑で完熟できる!
2020年08月29日(土) | 特徴その4…検査官の目が光る!
2020年08月29日(土) | ブランドを維持する努力とは…
2020年08月29日(土) | 大浜みやこのスイーツを食べよう!

[+10] >>

2017年09月09日(土) |  ラジコンヘリGO!


「私達の目の前にヘリコプターがあります」

リーダー
「農薬を散布するためのヘリコプターですね」

永井さん
「1回目の散布が終っているので
 今回は水を散布してみます」

農薬散布はタイミングが重要!ということで、
今回はデモンストレーションですが、
通常は、病害虫対策に用いられる農薬を、
水で8倍に薄めて散布します。
リーダー
「農薬は今の世の中
 ネガティブにとらえがちですが
 農薬がないとお米自体が病気になってしまう。
 なら病気米がいいのか?ってなったら
 私達はそんなことないわけですからね。
 こうした最小限の農薬
 しっかり病気予防をして下さっている」

ということで、ラジコンヘリコプターによる
農薬散布のデモンストレーションがスタート!

リーダー「浮いた~~!かっこいい!」

森「出てる!出てる!」

リーダー
「ちゃんと真下じゃなく広く
 散布している状態で撒いてますね」

永井さん
「今、止まった位置とかを指示しているのが
 あちらのナビゲーターなんです」

リーダー「あそこに人が!」

永井さん
「ここまで撒きますって位置を把握。
 遠くからだとオペレーターは見えないので」

リーダー
「そうか。ラジコンを操作している人は
 ヘリコプターが向こうに行っちゃったら
 分からないですもんね」

永井さん
「障害物がないかや、
 ここまで撒きましたよって
 全部指示を出しているんです」

北竜町では、ヘリコプターの操縦士のほか、
無線機で指示を与えるナビゲーターも配置します。
これは、隣接する田んぼに
ヘリコプターが侵入したり、
散布する田んぼ以外への農薬飛散を防ぐため。

生産者の綿密な連携体制と
徹底した安全管理のもと、
作業が行われているのです。

リーダー
「毎日お米を触る職人としてどうでしたか?」

内田さん
「こんなに手のかかっている仕事を
 毎日していらっしゃるとは
 ゆめゆめ思わなかったので
 その努力はすごいと思います」

じゃじゃん、もんすけです!
低農薬栽培のブランド米
“北竜ひまわりライス”を生産する北竜町!
安全安心な米作りは
今から30年ほど前にスタートしました!
長い年月をかけた生産者の地道な努力と、
地域一丸となって取り組む姿勢が評価されて、
今年見事、日本農業賞の大賞を受賞!
北竜ひまわりライス生産組合の川村さんに、
その思いを聞いてみたよー。
北竜ひまわりライス生産組合 組合長
川村功さん
「我々が受賞できた要因の1つは
 生産情報公表農産物JAS規格の取得があり
 ただ一般的に知名度が上がってないことで
 その辺をPRしていきたい。
 また若い人達が取り組んでいる
 農薬8割カットの北竜ひまわりライス
 農薬節減米きたくりんを前面に出しながら
 我々もこれから販路拡大に努めていきたい」
 
いつも、当たり前のように買っている
安全安心なお米だけど、北竜町を含めた
道内各地の生産者の努力によって
届けられているってことを、
絶対に忘れちゃいけないよね。

2017年09月09日(土) |  お米を使ったサラダ!?


「名産品のひまわり油をつかったお料理を
 披露していただきます!」

JAきたそらちフレッシュミズの
吉田三夏子さんと新井陽子さんに
地元名産品のひまわり油と、
“北竜ひまわりライス”を使った
アイデアレシピを披露していただきます!

吉田さん
「北竜産のひまわりを原料にして
 種から絞った無添加の1番搾りで
 クセがなくってサラッとしています」

リーダー
「この油をどう利用するのでしょう?」

吉田さん
「北竜ひまわりライスと野菜を一緒に使って
 ライスサラダを作ってみようと思います」

リーダー「ライスサラダ??」

詳しいライスサラダの作り方は
レシピコーナーに!

http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20170909&selectmonthforcal=201709

吉田さん「お米をお水で洗います」

リーダー
違います! 
 炊く前に洗うんです!
 北竜町以外ではお米を洗ってから
 炊くんですけど…」

吉田さん「うふふふ」

ご飯を軽く水で洗うのは、
粘りを落としてサッパリとした食感に
仕上げるため!
さてどんなお味になるのか?

リーダー
「あぐり王国は10年やっているんですけど…
 こんなに信じられないメニューはなかった。
 これは…不安です!
果たしてライスサラダはどんな美味しさなのか?
そしてさらに、今回はせっかくなので、
寿司職人の内田さんとのコラボ料理にも
チャレンジ! その料理は…

吉田さん
「さっぱり味わえる
 ガリを合わせた酢飯のおにぎりです」

リーダー
「ガリと酢飯ですか?
 チャレンジャーですね」

ということでガリを合わせた酢飯のおにぎりを、
寿司職人の内田さんと一緒に作って頂きます。
ガリは150年以上受け継がれる
「弁天山 美家古寿司」のものを使い、
酢飯も内田さんに作っていただきます!

ここで親方のガリを頂いてみると…

吉田さん
「おいしい!フレッシュな感じ」

新井さん
「酸味がキツくないですね」


2017年09月09日(土) |  ガリとと酢飯のおにぎり!

さっそく内田さん直伝の酢飯作りスタート!

まず炊いた北竜ひまわりライス
ななつぼしのご飯に合わせ酢を加えて、
米と馴染ませるのですが、、
ココで寿司職人のワンポイント!

リーダー
「うちわで扇いで冷ましたりしません?」

内田さん
「実は酢飯に限ってはですね、
 合わせ酢がお米に
 全部合わせ終わってから!」

新井さん
「子供にうちわで扇いでもらいながらしてたので
 最後にするもんなんだな~って!」

風を与えて、
米粒一つ一つにしっかり艶を出したところで、
酢飯に細かく刻んだガリを混ぜ合わせます。
あとは、おにぎりを握って完成です!

リーダー
「シンプルだけどすごく美味しそう!
 すごく食べたい」

作り方はレシピコーナーをご覧ください!

http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20170909&selectmonthforcal=201709

「北竜ひまわりライス」の米と、
名産品の「ひまわり油」を使ったお手軽料理!
生産者の永井さんも交えて全員でいただきます!

永井さん「美味しい。さわやかに食べられます」

内田さん「ご飯が野菜として入っている感じ」

リーダー
「これはうまい!
 油のおかげでお米一粒一粒が
 コーティングされてパラパラとほぐれているし
 その油が全くしつこくない!
 すがすがすい~感じですよね」

そして老舗のガリを合わせた酢飯のおにぎりも!

新井さん
お米もおいしい。ガリが全然違う」

吉田さん
「酢飯もふっくらしてるって言うか
 ご飯の一粒一粒が美味しい」

内田さん
「自分の店の合わせ酢もガリも
 つくづくおいしいなと思います」

リーダー「素晴らしい!」


「お米もみずみずしいから相性が本当に抜群!
 お互いに引き立てあってる感じですね」


「どうでしたか?親方。
 今日一日体験してみて」

内田さん
「今日1番わたしが感じたのは
 みなさんのチームワークと絆がなかったら
 今日の作業は全くできないと思って。
 これで東京に帰ったら
 地域の人たちと仲良くして
 いい仕事をしていかなきゃならないって
 つくづく思いました」

さあ収穫までラストスパート。
立派なお米になってね~

みなさんこんにちは!
今日は「来年度北海道立農業大学校」の
入校に関するお知らせだよ。

未来を担う優れた農業者を育成している
「北海道立農業大学校」では、
来年4月入校に向けた、
受験願書の受付を始めるんだって!
推薦入試が9月26日~10月6日まで。
一般入試は10月10日~10月20日までが
受付期間だよ!詳しくは、
北海道立農業大学校教務部まで、
問い合わせてみてね~

熱い志をもって北海道で農業経営を目指す
みんなのチャレンジを待ってるよ~

以上もんすけの週刊あぐりニュースでした!

【北海道立農業大学校】
受験願書の受付スタート
=受付期間=
■推薦入試■
9月26日(火)~10月6日(金)
■一般入試■
10月10日(火)~10月20日(菌)

=問い合わせ=
北海道立農業大学校教務部教務課
電話:0156-24-2122

お・ま・け

みなさんお待たせしました。
森アナウンサー
虫取り網での「予察」のそ・の・後!

スーパーマンのような永井さんが
森アナウンサーを救助に向かいました。

森アナウンサー
「はあ~へえ~」

リーダー「お帰りなさい」

森アナウンサー「はあ…」

今にも消えいるような森アナ…

森アナウンサー
「死ぬかと思った…」

リーダー
どうして?
 どうしてこれで死ぬかと思うの?」

森アナウンサー「ちょっと泣きそう」

リーダー
「どうしてこれで泣くんですか?」

森アナウンサー
「帰ってこられないかと思ったああ」

無事のご帰還、ご苦労さまでした♪

-----------------------------------
9月2日のクイズ
「ミニトマトの生産量 北海道トップの町は、
 どこだったかな?」

正解は「仁木町」でした。


2017年09月02日(土) |  ♯443 道内一の産地!仁木が全国に誇るミニトマト編

お弁当のひと品や料理に
彩りを添える野菜・・ミニトマト!
食べやすいサイズと、
そのまま使える手軽さから、
今や食卓に欠かせない野菜のひとつ。

1980年代に登場すると、
その消費量は急速に拡大!
全国的に野菜全体の生産量は少なくなる中で、
ミニトマトは今も順調に生産量を
伸ばしています。

そんな中、道内でいち早く栽培を始め、
品質の高さと、
甘みと酸味の絶妙なバランスで、
全国から注目を集めるミニトマトが…

今週のあぐり王国ネクストは…、
全国から注文が来るミニトマトを生産!
道内ナンバーワンの産地へ!


「仁木町ではフルーツと同じくらい
 ミニトマトの生産にも力を入れています」

リーダー「大好き!」


「しかも仁木町のミニトマトは
 北海道での生産量トップ

リーダー
「そうなんですってね…
 ちょっと意外じゃないですかあ」

一緒に学んでくれるあぐりっこは3年ペア。
から揚げが大好き!高橋怜大(レオ)君と
野菜に詳しくなりたい!
がんばり屋の松宮一加(イチカ)ちゃんです。

リーダー「ミニトマト好きですか?」

イチカ「はいっ♪」

リーダー「何番目にすき?」

レオ「野菜で言えば1番目♪

イチカ
「野菜だったらね…5番目くらい!」


「どうやってミニトマトが実っているか
 見た事ありますか?」

イチカ
「うん!2年生の時ミニトマト育てたから」

リーダー「そうだあああ(思い出す)」


「イチカのお父さんじゃないですよね?」

リーダー
「イチカのお父さんじゃないけど
 うちの子がいま2年生だから!
 札幌の子は育てているのかな?」

リーダー「何個くらいなった?」

レオ「4個くらいかな…」

リーダー「4個???」

イチカ
「うちは10個くらいとれた」

リーダー
「うまく育てれば何個くらいとれるか?
 そんなことも質問してみよう」

…ということで、
フルーツの町・仁木町で栽培されているのは、
どんなミニトマトなのか。
早速、生産者のもとへ-

2017年09月02日(土) |  まずは食べてみれえ~


「ミニトマトを栽培されている
 畑中さんがお待ちです」

こんにちは~~

畑中さん
「こんにちは~
 イチカちゃんにレオ君だな」

まずは握手です。

リーダー「さっそく握手です」


「72名からなる『仁木町トマト生産組合』
 名誉会長です!!」

リーダー
「改めて握手をお願いします!
 偉い人が大好きです♪」

大玉トマトから数えると、
その栽培歴はなんと50年!
仁木町のトマト名人・畑中勝征さんに、
ミニトマト栽培について教えて頂きます。

畑中さん「食べてみるかあ?」

リーダー
「さっそくですか?
 いいんじゃない?とりあえず食べて!」

まずは、食べてみなきゃ始まらないという、
畑中さんの強い勧めで、
ミニトマトをひとつずつ収穫!

と思ったら
畑中さん大量に収穫してる!!!

リーダー
「畑中さん何とってるのおお?」

あぐりっこ「ぎゃあああ」

連なりのミニトマトです!

リーダー「まだこっち色づいてないよ」

畑中さん
「仁木町のミニトマトは
 完熟するまでとらない!
 品質が最高の状態で出荷する!」
こちらは「キャロル7(セブン)」といって、
ひと株に200玉ほどが実る主力品種のひとつ。
仁木町で栽培されたものは、
「もてもてネ」というブランド名で
出荷されています。

まずは「いただきま~す」

イチカ「口の中に入るかな?」

パクリッ

イチカ「うーん甘いっ!」

レオ「おいしい~~♪シャキシャキ!」

リーダー
ブシャーッって!
 トマト汁がブシャー!って
 完熟の証しです。味が濃い!!
 酸味とのバランスが良くて
 あと味がさわやか!」

畑中さん
「キャロル7(セブン)というミニトマトは
 ものすごく栽培が難しい!」

リーダー「何が難しいんですか?」

畑中さん「説明してたら半日かかる!」
 
森「はははは」

リーダー「とにかく難しいんだあ」

今でこそ様々な地域で
生産されているミニトマトですが、
仁木町では、30年以上前から、
道内でもいち早く栽培を始めました。

1970年代に大玉トマトから始まり、
80年代にミニトマトの栽培もスタート。
産地化へ向け、独自の栽培技術を
確立していったんです。

実は普通の栽培方法とは違う
そのひとつが、このハウスをよく見ると、
わかるそうなのですが…?


2017年09月02日(土) |  仁木のこだわり 冷涼な気候をいかす

リーダー
「このハウス違和感感じません?」


「感じます。ハウスの端がないです」

リーダー
「端っこないですよね?トンネルですよね」

畑中さん
「全国の産地に行っても仁木町だけですよ」

畑中さん
「向こうからスーーッとなってるでしょ。
 が吹いてハウスを通り抜ける!」

リーダー「風を通す…?」

畑中さん
大事なのは冷やす事なの!」

森「なんで冷やすといいんですか?」

畑中さん
「トマトっていうのは
 寒さに当たればあたるほど
 自衛のために酸を強くする。
 秋になると酸が強くなる。
 冷涼な気候を最大限に活かすためには
 この方法が1番なの!」

ミニトマトのおいしさの決め手となる
あま味酸味。

仁木町では、あえて涼しい風に当てることで、
体を守るために酸を蓄える働きを促します。

そして、暑い日中と涼しい夜の気温差が、
直接影響することによって糖分もアップ。
この栽培技術によって、あま味と酸味の
絶妙なバランスが生まれるんです!
さらに…

畑中さん「こうやって…」

ゆっさゆっさゆっさ…

ハウスの支柱を揺らし始める畑中さん。

リーダー
ちょっとちょっとどうしました?」

畑中さん「これで花粉交配終わり」

リーダー「いま花粉を落としたんだ!」

リーダー
「上に花が咲いているでしょう。
 その花から花粉が落ちてトマトは実がなる!
 やってみる?」

イチカ「うん!やってみたい!」

リーダー「手が届くかな?」

畑中さん「無理だろうな」

おっと!ギリギリ手が届いた。

ゆっさゆっさゆっさ…

リーダー「いいですか?これで」

畑中さん
「自然のチカラを最大限に活かして
 温室育ちではないトマトにする!!」

ゆっさゆっさゆっさ…

あぐりっこぶら下がり続けます…

ゆっさゆっさゆっさ…


「あの…
 子ども達がそろそろ限界なんですけど…」

畑中さん「ははは!もういいよ~」

より自然環境を生かした栽培に
力を入れている仁木町では
交配を促進するために
ホルモン剤を噴射するほかにも
ハウスの支柱を揺らして受粉を促すことも…

こうして仁木町ならではの
ミニトマトがつくられているんです。


2017年09月02日(土) |  カワイイミニトマトの収穫体験!


「今つくっている品種はどれくらい?」

畑中さん
ミニトマトが5種類
 中玉トマトが3種類」

リーダー
「これまでどれくらい手がけてこられた?」

畑中さん
「今までに500種類以上つくっています」

リーダー「500…」

畑中さん
「その中で世間に出たのは数%だね!」

現在も生産組合の名誉会長として先頭に立ち、
常に新たな品種にチャレンジしている畑中さん。

栽培技術を確立し、
その方法をほかの組合員にも伝え、
情報を共有。
全員が高い品質のミニトマトを生産できるよう、
産地の底上げにも力をいれているんです!

畑中さん
「どのお客さんが、どのトマトを食べても
 同じ味にならないと信用はされない。
 そこが大変なんだわ。
 毎年1年生の気持ちでやらないと難しい。
 30年経った1年生もいるし
 20年経った1年生もいる。
 みんな3年生
 でもおいじさんは1年生だ

あはははは♪

さてここからは…
様々な品種を栽培しているということで、
収穫をお手伝いさせていただきます!

まずはレオ君。畑中さんから収穫方法を教わり
やってみると…「楽しい~♪」

この黄色いミニトマトは
「イエローミミ」という品種で、
仁木町でのブランド名は「もてもてキッキ」。
糖度が高く、酸味が少ないので、
フルーツ感覚で食べられるのだとか。

リーダー
「レオが夢中です。慣れたきたね。
 レオ今どんな気持ちなの?」

レオ「何も考えてない~!!」

リーダー「夢中だねえ」

イチカちゃんも赤い中玉トマトを収穫!

畑中さん
「これはシンディースイート
 “かぐやひめ”

森「どんなトマトなんですか?」

畑中さん「食べたらわかる!!」

甘み酸味バランスが良く、
サラダはもちろん、焼きトマトなど、
加熱調理にも適した「かぐやひめ」。
真っ赤に実り、完熟したものだけを
収穫していきます!


「1日に何個くらい収穫するんですか?」

畑中さん
「一人で40カゴくらいかな…」

イチカ「よょ…40???」

森「イチカ…何カゴくらい出来る?」

イチカ
「う~ん…2カゴくらいかな?」

仁木町では畑中さんを含めた72名が、
年間およそ1600トンものミニトマトを
生産しています。これは道内全体の
およそ6分の1に当たる量で、
生産量・作付け面積ともに、
道内トップを誇っているんです!

2017年09月02日(土) |  トマト果汁が口いっぱい…幸せだあ~

あぐりっこ
「ミニトマトとれましたあ~」

イエーイ♪

リーダー「どうだった収穫は?」

レオ
「足が痛かったけど気持ち良かった!」

ということで、
黄色いミニトマト「もてもてキッキ」と、
赤い中玉トマト「かぐやひめ」。
それぞれ試食してみます!

レオ「う~ん♪」

イチカが食べると…
プシュッと汁が飛び出しました!

リーダー「何か出たねえ~」

リーダー
「溢れるくらいのトマト果汁がすごい!


「ほぼ果汁ですよ。
 口の中がトマトの果汁でいっぱい!」

じゃじゃん もんすけです!
小さくて食べやすいミニトマト。
でもその栄養価はミニじゃないんだって!
札幌保健医療大学の荒川先生に
教えてもらったよ。

荒川義人教授
「ミニトマトは小さいんですけど
 普通のトマトに比べて
 色々な成分を多く含んでいるんです。
 カリウムや食物繊維はトマトの約1.5倍。
 より注目されるのは
 βカロテン・リコペン・ビタミンCは
 トマトの約2倍は入っています。
 これらはトマトの中で作り出すのに
 日差しが影響するんですよ。
 つまり日差しが当たる部分(表面積)が
 ミニトマトの方がトマトに比べて大きい
 ということがあって、
 したがってそういう成分が増える事になる」

大きいトマトよりも、
高い栄養価を秘めているミニトマト。
みんなもサラダやお弁当に
積極的に取り入れようね!


「さて先ほど収穫したミニトマトが
 選別されている施設にやってきました」

ご案内いただくのはJA新おたるの中谷さん。

リーダー
「人がたくさんいると思ったら
 ミニトマトの数もすごいなあ」

中谷さん
「まずミニトマトをコンベアに流して
 手作業でキズ・汚れがついているもの、
 柔らかくなったものを
 取り除いていきます」

リーダー「お母さん方が目で見て…」

中谷さん「熟練の経験と勘ですね!」

6月下旬~11月上旬にかけて収穫される、
仁木町のミニトマト。
収穫後は、こちらの施設に運ばれ、
人の手で選別していきます。
目と指の感覚を研ぎ澄まし、
キズや汚れがついているものや、
熟してやわらかくなっているものを
取り除くんです。

中谷さん「例えばこんな傷ですよ」

リーダー
「えっえっ?こんな些細な事?」

森「ええええ~傷じゃないですよ」

リーダー
「40歳越えたら見えないですよ」

こうして選別されたミニトマトは、
重さごとに3つのサイズに自動で分別。
ここから箱詰めされていくのですが…

中谷さん
「目視と指先で再度確認します」

リーダー
「またやるの?もうやったよ」

中谷さん
「それが機械から落ちた時に
 割れる可能性もあるので
 それを最後確認します」
 
リーダー
「見てる見てる…
 こうやってキレイなミニトマトだけが
 仁木町から全国へと行くんですね」

仁木町のミニトマトは、関東を中心に
全量を道外へと出荷しています。

味・品質・安定供給の面で
全国のスーパーから高い評価を得ていて、
北海道を代表するミニトマトとして、
各地の消費者に喜ばれているんです!

このほか一部はふるさと納税の
返礼品として出荷したり、
加工品として味わうこともできるんです。


2017年09月02日(土) |  お料理しても美味しさ止まらない!!


「さあ仁木町のミニトマトを使った
 トマトジュースで~す」

リーダー
「ミニトマトを使ったジュースって
 あんまり聞かないですよね」

中谷さん
「そうですね。先ほど選別していた中から
 外品で作ったジュースになります」
 
規格外品を無駄なく使った
ミニトマトジュース。
主力3品種で3種類を製造し、
ホクレンのネットショップや、
北広島のくるるの杜でも販売されています。
その中から「もてもてネ」を試飲することに!

レオ「おいしい!!」

イチカ「甘いっ!!」

リーダー
「トマトジュース飲んだ事ある?」

イチカ「ない!初めて!」

リーダー「初めてなんだあ」

中谷さん
「飲みやすいですよね。
 甘みもあるし酸味もあるし!」

リーダー
「これはすごい!甘い!」

あっと言う間にあぐりっこも完食!
(実は2杯もおかわりするほどの美味しさ…)

リーダー
「本物よりミニトマト!!」

リーダー
「ミニトマトは何番目に好きですか?」

イチカ「1番!!」

リーダー
「1番になった!?朝は何ていってた?」

イチカ「5番目…」

リーダー
「ちなみに今までの1番は何だったの?」

イチカ
「う~~~~ん…
トマト!!」



…?


…?

リーダー「あははははは」

レオ
「大きさ変わっただけやないの~」

抱腹絶倒。まるで夫婦漫才!

森アナウンサーも転げまわって大笑い♪

さてここからは畑中さんのトマト料理を
いただくことに!

加熱調理に向いた中玉トマト「かぐやひめ」を、
ふんだんに使った
「トマトとソーセージのチーズ卵とじ」。
そして「サケのトマトちゃんちゃん焼き」。

畑中さん
「トマトは魚のくさみを全部吸収するから
 冷えても美味しいわけ」

詳しい作り方は
レシピへGO!

http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20170902&selectmonthforcal=201709

イチカ
「おいしい♪チーズとトマトがあう」

リーダー
「トマトは加熱しても
 しっかり酸味・うま味を蓄えています」

サケのトマトちゃんちゃん焼きは?

リーダー
「魚介からダシがでるじゃないですか?
 そのダシに負けていないトマト!
 おだしをペットボトルにいれて
 持って帰りたい…」

リーダー
「生のトマト、 
 ジュースになったトマト、
 料理になったトマト。どれが好き?」

レオ「料理になったトマト!」

畑中さん「おほほほほ(笑)」

リーダー「嬉しそう!!」

畑中さん「そりゃ嬉しいよ!」

生産開始から40年以上…。
今や道内一の産地に成長した
仁木町のミニトマト。
しかし畑中さんにはまだまだ高い目標が…。

畑中さん
「トマト産業を考えると冬の間に
 道外の南の産地が
 おいしいトマトを作ってほしいなって。
 このイエローは
 うちのシーズンが終った10月には
 愛知県の豊橋農協に行って指導して
 1年中いい味のトマトを供給する!
 これが本当のリレー出荷なんですよ」

リーダー
「冬の間、北海道くらい美味しいものが
 なきゃダメだろうって
 他府県に行って技術指導してくる!!」

畑中さん
「さっき言った通り毎年1年生よ。
 私はトマト歴50年の1年生だから!
 あははは」

森「リーダー、あぐり何年生ですか?」

畑中さん
1年生です!あははは。なっ?」

リーダー「1年生です…」

畑中さんのトマトパワーに
みんな元気をもらった一日でした!

みなさんこんにちは!
今日は石狩地区農協青年部連絡協議会が
開催する直売会を紹介するよ。

9月8日金曜日午前10時から
道産食彩HUG(ハグ)マートで行われる
石狩産野菜の直売会。

当日朝に収穫したばかりの新鮮な野菜を、
若手生産者たちが自ら販売するんだって!

野菜ソムリエの方と考案した
オリジナルレシピの試食もあるみたいだから、
みんなも是非行ってみてね~

お・ま・け

リーダー「元気なミニトマトですよね」

畑中さん
「ミニトマトで顔・手を洗ったら
 すべすべになるんだよ」

すると畑中さん。
ミニトマトを石鹸のように手でこすって
腕にこすりつけていきます。

リーダー「やだ~勿体ない!」

そんな事にお構いなしの畑中さん(笑)。

畑中さん「手がキレイになるしょ」

ごしごしごしごし…

ミニトマトでリーダーの腕を磨く
おちゃめな畑中さんでした(笑)

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8月26日のクイズ
「北海道農業研究センターがある、
札幌の地名は何だったかな?」

正解は「羊が丘」でした。


2017年08月26日(土) |  ♯442 札幌・羊ヶ丘の農業研究センターに注目編

今からおよそ150年前…、
明治初期に行われた北海道開拓。

「少年よ、大使を抱け!」

開拓の父・クラーク博士の言葉を胸に、
先人たちのたゆまぬ努力によって、
北海道農業は発展。

今や、日本一の食料生産地に…
そして、そんな生産現場を、
明治時代から現代までサポートし続けている
ある機関をご存知ですか?

今週のあぐり王国ネクストは…、
札幌ドームの隣!広大な敷地を有する
農業研究所に注目!
未来を広げる農業研究に迫ります!

森結有花アナウンサー
「札幌の観光名所羊ヶ丘展望台
 やってきました。リーダー!
 この景色を見て何か見えませんか?」

森崎博之リーダー
希望が見えますね…
 あと札幌ドーム!!

森アナウンサー
「注目するのが展望台から札幌ドームまでの
 広大な敷地なんです。
 農研機構 北海道農業研究センターという
 北海道の農業を研究している場所なんです」

リーダー
「そうなんですか。
 じゃあこの羊もですか?

森アナウンサー
羊も研究の1つなんですよ。
 では一緒に学ぶあぐりっこを呼びましょう」

あぐりっこ~~!!

あぐりっこ「は~~い」

リーダー
声が低い(笑)!!
 よろしく~!
 いやあお前たち!久しぶりだなあ」

リーダー
「あなたよりもずっと前から
 あぐり王国に出てくれている!
 俺にとっては戦友みたいなもんだ!!」

森アナウンサー「先輩ですね」

今回はあぐりっこOBの2人が参加!

札幌の高校に通う、
高校1年の行部匠哉(タクヤ)くん。
あぐりっこだった5年前、
田植えから収穫までシーズンを通して、
米について勉強したんです。

そして帯広の農業高校に通う、
同じく1年生の加藤あまねさん。
彼女もあぐりっこ時代、
十勝の畑作について学びました。

2人とも今回のテーマが、
将来の目標に近いということで、
特別に参加してもらったんです!

リーダー「今は何をやってるの?」

あまね
動物がもともとすごい好きだったので
 酪農について学ぼうと思って
 帯広の農業高校に進学しました」

リーダー
「いや~もう~受け答えが丁寧

森アナウンサー
「何かあぐり王国の思い出はありますか?」

タクヤ
「僕は1年間お米作りをやらせて頂いたんで
 その時の畑で食べた 
 お米が美味しかったのを
 よく覚えています」

リーダー
「覚えてる?苗を育てる前に消毒する方法?」

タクヤ
温湯種子消毒
(おんとうしゅししょうどく)」

リーダー「そうです!」

森アナウンサー
「すごおおおおい」

タクヤ
「将来は品種改良とか農業に関わる仕事
 したいなと思っています」

あまね
「私は酪農や畜産系の仕事には
 絶対就きたいと考えています」

リーダー
「知ってたか?お前たち。
 そこの敷地は研究所のものなんだぞ

タクヤ・あまね「知らなかったです」

リーダー
「知らないだろう。
 ここは研究所なんだぞおお(自慢)
 お前たちいいいいい!!」

森アナウンサー
「久しぶりに見たリーダーはどうですか?」

タクヤ・あまね(同時に)
「変わらない…」

大爆笑♪

すっかり成長した、あぐりっこOBの2人と一緒に、
北海道農業研究センターの敷地内へ。
都会の真ん中で行われている研究内容とは…?




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