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2020年09月05日(土) | 収穫体験!
2020年09月05日(土) | レッドビートをいただきます!
2020年08月29日(土) | ♯583 札幌市・大浜みやこカボチャ編
2020年08月29日(土) | 特徴その1…砂の熱!
2020年08月29日(土) | 特徴その2…葉っぱが日傘に!?
2020年08月29日(土) | 特徴その3…畑で完熟できる!
2020年08月29日(土) | 特徴その4…検査官の目が光る!
2020年08月29日(土) | ブランドを維持する努力とは…
2020年08月29日(土) | 大浜みやこのスイーツを食べよう!
2020年08月22日(土) | ♯582 美瑛町・農業景観編
2020年08月22日(土) | リーダーの最高の笑顔撮影!?

[+10] >>

2017年08月19日(土) |  もぎたてキャベツをいただこう♪


「もぎたてのキャベツを頂きましょう」

上村さん「一番贅沢な食べ方は…」

バリバリバリッ

リーダー「みっしり詰まってるね~」

上村さん
「真ん中が甘くてやわらかい!」

森「スイカみたい」

では「いただきま~す」

ガブッ!!バリバリ…

ムツキ「甘いっ!」

アオイ
「シャキシャキしてて歯ごたえがあって
 めっちゃおいしいです!」

リーダー
あま~い!!

 みずみずしい~~!」

上村さん
「(真ん中の部分が)
 一番甘いし柔らかいと思うね」

リーダー
暑い日はキャベツの丸かじりに限るね!」

鹿追町では、このとれたての
鮮度と品質を保つ為、
コンテナに収穫したキャベツを、
そのまま予冷庫でひと晩冷やします。

翌日にはコンテナごと出荷され
全国へと輸送。
箱詰めなどの作業がない分、
コストも時間も短縮でき、
関東なら出荷から3日目
九州でも4日目には到着し、
鮮度を維持したまま、
加工場へと届けられるんです。

リーダー
「コンテナのまま運ばれるんですね」


「全国へ運ばれたキャベツは
 どういう風に変身していくんですか?」

上村さん
「トンカツ屋さんだったり
 カット野菜のコールスローになったり
 皆さんの食卓に並んでいる形になりますね」

じゃじゃん もんすけです!
鮮度を維持して出荷される鹿追町のキャベツ。
でも、加工された後の栄養価はどうなるのかな?
札幌保健医療大学の荒川先生に聞いてみたよ!
荒川義人教授
「カット野菜は色々な野菜で
 栄養価について研究されていますが
 勿論カットの仕方や時間によって違いますが
 一般的にはそれほど栄養価は下がらない!
 という研究結果がでてきていますね。
 加工や貯蔵の技術がかなり進歩しているので
 生に近い状態で、成分が変化しない状態で
 流通することができるようになったので
 丸ごと買うのは理想としても買えない時に
 “カット野菜だから買わない”ということで
 だから“食べない”ということに繋がると
 そっちの方がむしろマイナスだと思います」
 
それじゃあ、どんな栄養成分が含まれているの?
「特徴的なのはビタミンUという成分ですが
 一般的にキャベジンと言われたりしている。
 これは体の中で胃の調子を整えてくれる。
 具体的には胃酸の分泌を押さえてくれる。
 独特の風味成分イソチオシアネートという
 成分が含まれています。
 悪い菌をやっつける抗菌性や
 体の中の酸化をおさえる抗酸化性など
 だんだんわかってきています」

丸ごとひと玉を使い切れない人は、
カット野菜やパックサラダを買って
積極的にキャベツを取り入れようね!


2017年08月19日(土) |  キャベツ料理をいただこう♪


「鹿追町のキャベツを使ったお料理を
 ご用意いただきました」

リーダー「すごいですね」


「このお料理作ったの今田さんなんです!」

今田
「私が作らせていただきました…」

リーダー「また~??」

今田さん「本当!!」

今田さん
「パスタのサラダなんですけど
 コールスローが乗っています。
 キャベツを練り込んだパスタです。
 パウダーにして練り込みました」

キャベツを細かく刻み、
コールスローサラダをつくり、
パスタと和えるだけのスパサラ。
市販されているカットキャベツや、
コールスローから作れば、
あっという間にできあがる簡単レシピ!

※作り方はレシピコーナーをご覧ください!

http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20170819&selectmonthforcal=201708

料理の腕は一級品という
JA鹿追町の今田さんですが、その味は…?

リーダー
「うほっ!キャベツ!畑のキャベツみたい。
 パスタになってもキャベツの甘みは残ってる。
 甘いよ~」

アオイ
「やっぱりキャベツの甘さがあって
 混ぜて食べると色も良くておいしい!」


「コールスローがまたいいです!
 すごい麺にからんできますね。
 どこを食べてもキャベツのシャキシャキ感を
 楽しめておいしいです」

もうひと品は「キャベツと豚肉のミルフィーユ」。
キャベツと豚バラ肉を重ね合わせ、
バターを入れて、蒸し焼きに。
弱火で15分ほどすれば、完成です!

リーダー
「おいしい。ザクザクと…」

ムツキ
「キャベツが甘くて豚肉と合っていい!
 めっちゃうまい!!」

森「それは今田さんの腕ですから!」

リーダー「すごいシェフです」

リーダー
「星2つぐらいあげたい!!」

今田さん
「星3つじゃないですか」

リーダー
「キャベツ革命があった鹿追町ではあった。
 大きく変化した訳ですよね」

上村さん
「待ち望んでいたのは収穫機!
 それまでは、
 人が全部取って箱に詰めて送る…という中で
 機械化の一貫体制ができたんで
 少なかった作付面積もだんだん増えてきたので
 たくさんのキャベツを食べてもらえるように
 生産者は努力するだけと思います」

今田さん
「今のところ収穫機と言っても
 後ろに人がたくさん必要です。
 始まったばかりですけど、
 これを自動化して人がいなくても
 収穫できる機械を農業試験場や大学と
 一緒になって考えているところです」


「次、来た時どんな風になっているのか…
 ちょっと怖いですね」

リーダー
「まず私達の相手がロボットでしょうね(笑)」

 

みなさん、こんにちは!
今日は、Aびばいが開催するイベントを
紹介するよ。

あす10時からJAびばいの駐車場で行われる
「JAびばい祭(さい)」。

「もちまき」や「野菜詰め放題対決」などの
イベントや、今年の目玉・美唄産小麦で作る
「窯焼きピザ」も食べられるんだって!

豪華景品も当たる「わくわく大抽選会」もあるので
みんなも是非、行ってみてね!

≪第23回 JAびばい祭≫
日時:8月20日(日)午前10時~(雨天決行)
場所:JAびばい駐車場
問い合わせ:JAびばい農業振興部企画相談課
      ℡0126-63-2165

お・ま・け

さて森アナウンサーの収穫シーンで…

バリッバリッバリッ

リーダー
「なんか一生懸命やってるな、この人。
 うわっすげーすげー」

バリッバリッ

リーダー
この野郎!この野郎!
石崎部長!」


やめてください!
 見てるかもしれないんですからっ!!」

-----------------------------------
8月5日のクイズ
「ダイコンを乾燥させて作る加工品は、
 何ダイコンだったかな?」

正解は「切干大根」でした。


2017年08月05日(土) |  ♯440 無駄なく活用!芽室町のダイコン編

突然ですが、この細長く…黄色味を帯びた…、
チリチリとした食材…。
昔から使われる日本の伝統的な食材なんですが、
皆さん、わかりますか?

【街頭インタビュ-】
「干した…やつ…」(10代)
「干物…?」(20代)
「かんぴょうですか…?」(20代)

若い世代にはわからないようですが、
料理をする機会が多い女性の皆さんは…?

「大根の干したやつ…切干大根?」
「切干大根?2週間に1回くらいは使います」
「煮たり・炒めたり・漬物にして食べる事も!」

そう!この食材とはズバリ
切干大根(きりぼしだいこん)」!

水で戻して煮物などに使う、
和食の定番食材のひとつですが、
若い世代には、あまり馴染みがない様子…。
漬物や味噌汁、大根おろしなど、
様々な活用法があるダイコンですが、
実はこの「切干大根」は、
桁違いの栄養価
秘めていることをご存知でしたか?

ということで今週のあぐり王国ネクストは、
規格外品もムダなく活用!
十勝のダイコン生産に注目です。

森結有花アナウンサー
「十勝の芽室町にやってきました」

森崎リーダー「今日は暑いですねえ」

リーダー
「夏!十勝晴れ!最高の天気!」

森「ただ今の気温ですが34度!!」

リーダー「笑うしかないね」

リーダー
「芽室町と言えばスイートコーン!
 日本一の生産量を誇りますからね」


「そんな中で今回注目するのがダイコンです」

リーダー
「ダイコンいいですね。
 あれですから!ダイコンって
 日本一消費されてる野菜ですからね!
 ってなんか野菜おじさん 
 みたくなってる!」

森「しゃべりが止まらないですね!」


「芽室町ではダイコンの加工品づくり
 行っているということで
 一緒に学ぶあぐりっこをよびましょう!」

リーダー「今日は元気いいですよ~」

あぐりっこ~~!

今回のあぐりっこは、
給食はいつもおかわり!
食べ盛りの3年・片桐巻槙斗(マキト)君と
とれたての野菜を食べてみたい!
しっかり者の4年・宮本蒼大(ソウタ)君です!

リーダー
「初めてかな?今日はどれくらい楽しみだった?」

ソウタ
「すごい楽しみでした…緊張してます」

マキト「緊張して…緊張してました」

リーダー
「今日はねダイコンの加工品ですって」

ソウタ「切干大根とか?」

リーダー
「おっ!良く知ってるね。じゃあダイコンから
 どうやって切干大根になると思う?」

ソウタ
「刻んで…干したり?
 発酵させたりして作ってると思います」

マキト「え~っと…。あまりわかんない!」

ということで…
芽室町のダイコン生産について学ぶため、
まずは栽培されている畑へと向かいます!

2017年08月05日(土) |  一日に10トン収穫するの!?

森「生産者の河口さんです」

あぐりっこ「よろしくお願いします」

リーダー
ちょっとおヒゲがおっかないね…!
 でもああいう人に限って優しいんだよ。
 河口さんの第一印象は?」 

マキト「元気そう!」

ソウタ「大変そう。大変そう」

リーダー
「第一印象“大変そう”って何だ(笑)

芽室町・43軒の生産者から成る
だいこん生産組合の
組合長を務める河口真司さん。
早速、芽室町のダイコンについて
教えて頂きます。

リーダー「今収穫適期ですか?」

河口さん
「収穫最盛期でこの畑は終わりかけです」

リーダー「ダイコンどこにある?」

あぐりっこ
あった!下に!10センチくらい出てる」

収穫してみると…

マキト「大きい!」

ソウタ
「手で抜いたらすごい力が必要だった!」

河口さん
「これは“蒼の砦(とりで)”という品種です」

リーダー「ロマンチックな名前だね」

河口さん
「春先の4月下旬から5月上旬に撒く品種で
 寒さに強いのが特徴です。
 味に関しては甘くて辛味が少ないのが特徴」

比較的、涼しい気候を好むダイコン。
芽室町では6月下旬から10月下旬にかけて
収穫されます。時期に合わせて、
暑さに強いモノ、寒さに強いモノなど、
4品種を栽培しているんです。

リーダー
「収穫最盛期には1日どれぐらい
 収穫するんですか?」

河口さん
「だいたい10トンくらいです」

リーダー「何本分くらいあると思う?」

マキト「20本?」

リーダー
「そしてら、これ1本500キロだぞ!」

河口さん
「だいたい1本が1キロぐらいなので
 約1万本です!

ソウタ「うわっ多い!」


2017年08月05日(土) |  スピーディーな収穫にビックリ!

1日およそ10トンを収穫するということで、
早速、機械での収穫作業を見せて頂きます。

リーダー
「葉っぱがエスカレーターみたいに
 上がっていってる!」

あぐりっこ「葉っぱ切ってる」

森「気持ちいいですねえ」

リーダー
「すごい速さで抜けてるよ。
 ポンポンポンポンポン…って
 抜いているんだよ~!!」
葉を挟み込んで持ち上げ、
ダイコンに傷がつかないよう、
スピーディーに行われる機械収穫!
収穫機の上では、上がってきたダイコンを、
人の手でコンテナに移し変えるんですが…?


「農家さんにしては人数が多くないですか?」

河口さん
「そうですね。生産者の家族だけでは
 人数を集めるのが大変なので
 JAめむろさんで
 まとめて人材を集めてもらっています」

リーダー「JAが人を送りこんでる?」

河口さん
「JAさんに確保してもらっている!
 なかなかダイコンだけに付きっ切りに
 なるわけにはいかないので、
 そういう力も借りながら生産してます」

JAめむろが中心となって進めている
ダイコン生産。
43軒の生産者と連携し、まきから収穫までの
スケジュールを組み立てます。ダイコン以外にも、
様々な作物を育てる生産者の負担を減らすよう、
人手がかかる収穫時の人員や機械を確保し、
計画的なダイコン生産が行われているんです。

河口さん
「さっき収穫したばっかりのダイコンです。
 よかったら食べてみてください」

では、いただきま~す!

ソウタ「おいしい!辛くない!」
マキト「あまいっ」

すると…

マキト「なんかちょっと辛くなった!」

リーダーも一口。
みずみずしい!水分びしょびしょ。
 子供にとっては辛い…なのかな?
 大人にとってはすがすがしい、うま味!」

あぐりっこ「うーんすごい辛い…」

あぐりっこ「辛い…辛い…」

「辛くてダメなんでしょう(笑)」

ソウタ「辛い!!」

リーダー
「めっちゃ元気、落しちゃった…」

ソウタ「辛い!」


2017年08月05日(土) |  大根プールだあ~!
畑を後にして、あぐりメンバーが
やってきたのは、
収穫したダイコンが集まる巨大選別場。
どんな作業が行われているのか、ここからは、
JAめむろの金子瞳さんに案内して頂きます。

金子さん
「ここには毎日3~4軒の農家さんから
 約30~40トンのダイコンが集まります」

リーダー「まさに最盛期ですね」

2階に上がってきました。

金子さん
「受け入れたダイコンは大きな水槽に入れて
 (表面の)土を落とします」

リーダー「予洗いなんですね」

リーダー
「今日は暑いからダイコンさん
 喜んでいるでしょうね~ 
 誰か入りたい人いないか?」

ソウタ「ちょっとヤダな!」

ダイコンはまず、
この大きな水槽で土の汚れを落とします。

そこからさらにピカピカの状態にするため、
ダイコンが向かった先には…?

金子さん
「先ほどの水槽のダイコンは
 洗浄ブラシでキレイに
 洗われてから出てきます」

ソウタ「キズはつかないんですか?」

金子さん
「傷がつかない優しいブラシなんですよ」


「めちゃくちゃキレイになって出てきてます」

リーダー「これは一日がかりですか?」

金子さん
8時から17時まで稼働しています。
 ダイコン三昧です!」
1日およそ40トン!
本数にして4万本ものダイコンを仕分けるため、
収穫最盛期の工場はフル稼働!

洗浄後は、人の手でサイズごとに選別し、
乾燥を防ぐ耐水紙をのせて箱詰め、
予冷庫でひと晩寝かせます。
翌日には、道内だと札幌や帯広。
道外では、関東から、遠くは九州まで、
全国へと出荷されていくんです!

そして…


2017年08月05日(土) |  規格外品も無駄なく使い切る!
リーダー
「箱に入らなかったダイコンがここに!
 これは何ですか?」
金子さん
「小さかったり、キズが付いていたり
 色が悪かったりした規格外品になります。
 味には問題がないので
 切干大根の原料として使います」

ほかにも…
選別の際に切り落とされる余分な葉も、
町内にあるたい肥場へと運ばれ、
牛ふんと混ぜて発酵させ、たい肥化…。
再び畑の土へと戻ります。

このようにJAめむろでは、
収穫したダイコンを無駄なく活用する、
循環型農業を実践しているんです。

リーダー
「これが来年の畑の土台になる!」

金子さん
「また来年のダイコンに繋がります!」

早速、選別場のすぐ隣にある、
切干ダイコン工場へやって来ました。

金子さん
「ここで規格外品のダイコンを処理してます」

ソウタ「皮剥いてる~」

品質は正規品と変わらないものの、
形が小さかったり、
傷が付いている規格外品が運ばれてきます。
1日に加工する、その量とは…?

金子さん
「1日に約4トンダイコンの皮を剥いてます」

あぐりっこ「ええええええ」

リーダー「規格外のダイコンってそんなに出る?」

金子さん
「全体の約6%が規格品外になります」

また階段を上がっていくと…

リーダー「剥いてますね~~!」

森「うわ~」

金子さん
「規格品外なので曲がったりあるので
 手作業じゃないと剥けないんです」

リーダー「すげえええ、上手じゃないです?」

金子さん「プロですから!みなさん」

森「皮剥くのにこんな腰入れてる人。初めて!」

リーダー「すごい!速い」

皮をむいたダイコンを機械に入れると…
自動で千切り状にカットされます。
その後さらに、こちらの機械へと、
コンベアーで流れていくのですが…?

2017年08月05日(土) |  あついっ!!熱風にさらされて…
金子さん
「先ほど千切りしたダイコンは
 こちらのボイラーで
 約80℃約2時間機械乾燥します」

リーダー「この中が80℃なんだね」

金子さん
「よかったら中を見てみますか?」

リーダー「見られるんですか?」

金子さん「はい!特別に!」

オープン♪


リーダー「あちっあちっ」

「きゃあああああ」

リーダー「熱いっ熱いっ!!」

ソウタ
「いきなり熱風がぶわっと!!

金子さん
「ではもう一度、特別に開けます!」

オープン♪

リーダー「うわっ!!!アッツイ」

ソウタ
「うわっ!パサパサ!」

金子さん
「1番上から下の段にくるまでに
 約2時間かかります。
 上から順にコンベアーで落ちてきます」

リーダー「し…閉めてください!」

リーダー「クネクネクネクネ…と」

金子さん「そうです」

ボイラーの中では、80℃の熱風で、
ゆっくりとダイコンを乾燥させていきます。
機械の中をコンベアーが上から下へと往復し、
ダイコンが、徐々に切り干しダイコンへ。
そして、2時間後には…?

リーダー「出来たあ~」

金子さん
「これが完成した切干大根になります」

リーダー「あんなにシャキシャキだったのに」

コチラが、規格外品のダイコンを加工した、
切り干しダイコン。
JAめむろでは、年間およそ5万袋を作り、
町内の直売所などで販売しています。
ほかにも、コンビニエンスストアの惣菜用としても
広く使われているんです。

早速、出来たての切干大根をいただくと…

リーダー
「甘い…めっちゃ甘いよ!
 ダイコン感がすさまじく強い!!
 生のダイコンはちょっと辛かったでしょ。
 もうその辛味はないわ」

ソウタ「甘いっ!」

リーダー「辛味はどう?」

ソウタ「ない!!」

森「これなんかクセになりますね」

じゃじゃん!もんすけです!
ダイコンを乾燥させた保存食切干大根
実は、とんでもない栄養を秘めた食材なんだって。
札幌保健医療大学の荒川先生に聞いてみたよ。

荒川義人教授
「生のダイコンにはカリウムや食物繊維、
 ビタミンCが豊富に含まれていますが、
 切干大根にすることによって水分が飛んで
 成分が濃縮されることになります。
 ざっと水分が1/10ぐらいになるので
 それらの成分は10倍くらい入ってことになる。
 生のダイコンとはまるで別物のようになる。
 あと糖分やアミノ酸も濃縮されるので
 味が濃く感じます…コクが増える!
 水を多く使ってしまうと栄養価も逃げてしまうので
 なるべく水分を使わずに調理するのがいい!」
 
ダイコンの栄養分をギュッと凝縮した、
切り干し大根!おいしくて、栄養もあって、
保存も効いて、とっても便利だよね~!
ボクも食べてみよっと!


2017年08月05日(土) |  驚きのアイデア切干大根レシピ♪


「芽室町の大根と切干大根を使ったお料理を
 だいこん生産者の奥様たちに作って頂きました」

煮物だけじゃない!
そのアイデアレシピ!料理とは!?

リーダー「どこが切干大根ですか?」

石原さん
「ナポリタンはパスタの変わりに
 切干大根を使っています」

リーダー
「これはもうナポリタンではない!」

リーダー
「切干大根にケチャップを合わせたってこと?」

石原さん
「そうです!ちょっと斬新にしてみました」 

リーダー
「ちょっと斬新すぎません??」

詳しい作り方はレシピコーナーをご覧下さい。
 とっても簡単でおいしいですよ。

パスタの代わりに、切り干しダイコンを使った
「切り干しナポリタン」!
栄養分が逃げないよう、軽く水で戻した後、
具材と一緒に炒めます。麺と違って延びないので、
常備菜としてもオススメだということですが、
果たしてその味は!?

マキト「おいしい!」

リーダー
めちゃ合う!
 切干大根とトマトの味がすごい合う!
 めちゃくちゃ美味しい」

ソウタ
「お店に出してもいいんじゃない?」

石原さん
「うれしいね!うれしいね」

みなさん大喜び♪

こちらは、切り干しダイコンを水で戻さずに、
栄養分をそのまま閉じ込めた「かき揚げ」!

リーダー
「大根おろしいらないくらいに
 ダイコンが強いです!
 水で戻さず、そのまま揚げてるので
 食感がいい!!」

石原さん「完食してくれてるし!」

マキト
「プロみたいな味だった!!」

石原さん
「うわ~やったあああ~良かった」

またもや大喜び♪

最後は、ダイコンおろしをレンジにかけ、
豆乳やシナモンと混ぜ合わせ、
ゼラチンで固めたデザート大根ゼリー!!


デザート!おいしい!
 後味がさっぱりしているのが
 ダイコンの感じがしますね。 
 夏のデザートにピッタリ!!」

リーダー
「よく考えてみてください。
 大根おろしにあんこですよ…」

森「よくやりましたね…」

リーダー
「芽室町はチャレンジャー!!」

森「確かに~(笑)」

収穫、選別、加工…と、
人手も手間もかかるダイコン生産ですが、
芽室町の名産のひとつとして、
30年以上も生産が続いています。
取り組みをサポートするJAめむろの思いとは…?

金子さん
「ダイコンの収穫って朝も早いし重たいし、
 汚れたいと辛い仕事になるので
 生産者だけでは人材の確保が大変なので…
 今後もJAめむろが人材を集めて
 農家さんの手助けができればと
 思っています」

リーダー
「美味しいダイコン!待ってます!
 おかわりください!」

ソウタ「ボクも欲しい!」

お・ま・け

河口さん
「大根おろしで良く言うのが
 一生懸命おろすと辛くなる!細胞が壊れて!
 なので夫婦ゲンカして怒りながらおろすと
 辛くなるとか言います」

森「リーダーの家の大根おろしは?」

リーダー
めっちゃ甘い!!

森「きゃははは」

リーダー
「待ってくれよ…
 そんなこと言わせないでくれよ…
 恥ずかしいわ!!!」

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7月29日のクイズ
「酪農家と一緒に乳牛の健康を守る職業は
 何だったかな?」

正解は「獣医師」でした。


2017年07月29日(土) |  ♯439 ドキュメント・酪農王国を陰で支える獣医師に密着

NA森結有花アナウンサー

日本一の乳牛飼育頭数を誇る
酪農王国北海道。
広大な大地とおいしいエサに恵まれた
乳牛から生乳は生産され、
私たちの食卓に届けられています。

そして、安全安心な生乳を生み出すため、
酪農家は牛と向き合い、
牛の健康を守っています。
しかし乳牛のエキスパートである酪農家でも
手におえない事態が起こってしまったら…。

彼らは乳牛の獣医師。
酪農家とタッグを組み、
生乳生産を影で支えています。

酪農家 水間友幸さん
「自分たちが診れない所を診てくれる存在でし
 乳量も変ってくると思うので大切ですね」

酪農家からの熱い信頼
重要な役割を担う獣医師。

その世界に飛び込んだ一人の女性がいます。

「終わったらお腹スッキリだよ…」
「ごめんね何回も…」

彼女はいつも牛に話しかけ
気持ちのいい返事をします。

その人は森田優佳(もりたゆか)さん。
今年4月から乳牛の健康を守る獣医師として
日々、奮闘してます。

出来ること、まだ出来ないこと、
そのはざまで彼女が今思うこととは…

森崎リーダー
今回のあぐり王国ネクストはいつもと違い、
ドキュメンタリー企画をお送りします。
専門知識と技術を武器に北海道の酪農を
影から支える獣医師。
その世界に飛び込んだ一人の女性に
密着しました。

AM7:30 出勤

密着初日の朝、
優佳先生が出勤してきました。 

彼女が働いているのは
NOSAI(のうさい)道央 名寄家畜診療所。
主に乳牛の診察や治療を行っています。
北海道には5つの農済組合があり、
それぞれの地域で乳牛や馬など
大型家畜の治療活動を行っています。



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