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2017年07月01日(土) |  四季を彩る北海道!

さて振り返ってみて…

リーダー
「今日どうでしたか?特別だったのでは?
 北海道の花。その産地で作るってこと」

清野さん
「作られている方の仕事内容と
 思いを聞いたあとでは、
 花を扱う感覚は違いますよね」

清野さん
「心改めてフローリストとしてちゃんと
 生産者さんの思いも
 お客さんにのっけて届けたいですね」
石田さん
「日本の四季を彩る大事な産地として
 北海道はあると思います。
 北海道内の他の産地と手を取り合って
 北海道の花を消費者に届けたい!!
 私たちはこの花を中心に、
 他の産地はその産地特有の花で
 北海道を届けていただきたい」
リーダー
チーム北海道として各地の花を
 全国に届けているんですね!」

リーダー
「最後にHANANINGENとしてどうですか?」


「こんなに美しくしていただいてお二人
 ありがとうございます!」

石田さん
「15年・20年と続けてくださいね!」

リーダー
「ありがとうございます。もちろんです。
 まだまだ10年目に突入したばっかりで
 北海道に農業がある限り
 農業への応援は止まりませんから!
 これからも何千回とロケに行きたいと思います。
 今後とも宜しくお願いします」

~お・ま・け~

選別シーンでのこと…

リーダー
「水に浸す・乾かす作業で重視することは?」

石田さん
「たぶん花屋さんは、
 これにさらに切り戻しという作業をします」

清野さん
「そうです。花が届いた時点では
 乾燥しているので根本を切って水を与える」

石田さん
「また水につけて生きかえさす!!」

清野さん
「色々な水の吸わせ方があって
 花によっては熱湯で吸わせたり
 ハンマーで叩いたり…」 

リーダー
「ハンマーで叩く???」

森「花を?」

石田さん「茎を!茎を!!」

リーダー
花叩いてどうすんの?
 花叩いたらぐちゃぐちゃになる!」

清野さん
「下です下!上は叩かない」

石田さん「おもしろいなあ~」

リーダー
「そんなの見たことあるか?
 そんな殴られまくった花を
 見たことあるかっっ!」

-----------------------------------
6月24日のクイズ
「江差町の歴史ある伝統菓子の名前は、
 なんだったかなー?」

正解は「こうれん」 でした。


2017年06月24日(土) |  ♯435 道南で受け継がれる伝統米菓子“こうれん”に注目編

北海道の“ある地域”で、
古くから受け継がれる伝統的なお菓子。
それは、明治時代から地元で親しまれているという
食べ物なのですが、
その存在を札幌で聞いてみると?

街頭インタビュー
「うーん。分からないですね…
「見たことないんで分からない!」
「お菓子ですか?甘いんですか?」
「メロンパンの変わった感じに見えますけど…
 何でできているんでしょう」
「かたい!初めてみました」

このあとも聞き続けますが、回答は皆さん同じ。

そこで、この伝統菓子が古くから
親しまれているという“ある地域”の方々に、
その美味しさを伺ってみると?

「子供の頃から食べてるから美味しいよね~
 せんべいとはつがう(違う)味だしね」
「5枚焼いたら今日は2枚で止めようと思ったら
 もう全部食べちゃう!」
「おいしいおいしい~軽い味だよ。ふわふわした。
 口の中に入れたら溶けるような。
 ほっぺたが落ちるほどのおいしさ。ははは」

今回のあぐり王国ネクストは、
農産物を使った手作りの伝統菓子に注目です。

森結有花アナウンサー
「札幌から車で4時間ほどの
 道南の江差町にやってきました」

森アナウンサー
「今回は江差町に古くから伝わる
 伝統的な農産物を使ったお菓子
 学びますが
 リーダーは何か分かりますか?」

森崎リーダー
全く分からないんです!
 これまで聞いたことも見たこともないです」

森「ヤッター」
 
森崎リーダー
「この地方以外の方々は
 初めてお目にするかもしれません!」

今回のあぐりっこは初参加の小学5年生。
大好物はご飯!岡田麻梨(アサリ)ちゃんと、
食べることが大好きな鎌田佳樹(ヨシキ)君です!

リーダー
「2人は知っているかな~?
 ふたりは札幌の子かな?」

ヨシキ
「今年に…初めて…あぐりっこに…」

森「ははは~緊張してます」

リーダー
「今回初出演!札幌在住かな?」

あぐりっこ「はい!!あははは」

森「では今回学ぶお菓子はコチラ!」

あぐりっこ「えええ~~」

リーダー「想像してみよう」

ヨシキ「さとうきびとか…てん菜とか…」

リーダー「おおおお~違う!!」

アサリ「米を練る?」

リーダー「米を練るとどうなる?」

アサリ「もち???」


「どんなお菓子なのか?
 作っている現場に行ってみましょう」

リーダー
「君たちだけじゃないんだよ。
 今日ね…4人とも誰も分かっていない!」


2017年06月24日(土) |  母さん手作りのこうれんとは?

ということであぐり一行は、
そのお菓子作りが行われているという、
江差町中網(なかあみ)地区の施設に、
お邪魔しました。

早速、中にはいってみると-

森「おおお~」

リーダー
「あらたくさんいらっしゃる!
 やってるやってる~何か作ってるよ」

江差町で伝統菓子を作っている、
JA新はこだて江差支店女性部のみなさん。
そのリーダーを務める笠原幸子さんに、
詳しくお話を伺います。

笠原さん「これがそうですよ」

あぐりっこ「こうれん!!」

リーダー
「さっきの米を練るって書いた漢字の読み方は
 “こうれん”だったんだね」

笠原さん「何から出来てるか分かる?」

ヨシキ「お米?」

笠原さん「そう!当たり!」

リーダー
「さっき漢字みたんですが
 なんであんな字を使っていたんですか?」

笠原さん
「私の小さい時は、
 2番米…出荷できない米を粉にして
 それを練って作ったから
 こういう字なんじゃないかな」

リーダー
「普段私たちが食べているのは“うるち米”!
 その“(うるち)”って字なんですよね」
笠原さん
「今は粳米(うるちまい)を使わないで
 全部もち米で作っています」

江差町で伝わる「こうれん」の歴史は古く、
明治時代から存在していたと言われ、
田植えがひと段落した時期に、
各農家が家庭の保存食として作っていました。

その昔は、もち米が非常に高かったため、
うるち米を精米する際、捨ててしまっていた
“2番米(まい)”を使ったことから
「粳練(こうれん)」という名前が
つけられたそうなんです。

リーダー「すだれの上に置いてますね」

笠原さん
「天日干しにするんですよ。
 天気予報をみて!
 1日じゃダメなんです。次の日も良くないと
 仕上がらないので…」

笠原さん
「本当は外で干すんだけど
 今日は雨なので室内に干します」

笠原さん
「これだけ買っていっても
 そのまま食べられないから」

リーダー
「これ食べられないんですか?」

笠原さん
ひと手間かけないと!
 揚げたり・焼いたりしないと
 食べられない」


2017年06月24日(土) |  こうれんを作ろう!

もちの生地を伸ばして
2日間天日干ししたものを、
油で揚げて食べるという、
江差町の伝統菓子「追分こうれん」。
その作り方を、あぐりメンバーも
教えていただくことに!

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧下さい!

こうれん作りの工程は、
もち米を蒸して餅をつく 
ところから始まります。

笠原さん
「ある程度つきあがりましたら
 塩と水と砂糖を加え、
 木べらで、つきます!」

リーダー「これついてるの?」

べちべちべちべちべち…

笠原さん
「少しだからね~踊ってるんだけど。
 今日は雨模様だからね~
 当たり前に、ホラできなっべさ~」

リーダー「そうなんだ」

笠原さん
「普通は2升でやるの。
 コレちょびっとしかやってない!!」
 
森「あああ~なるほど」

リーダー「分量が少ないんだ」

笠原さん「そうそうそう」

リーダー
「でも…
 天気関係ないですよね…?」

笠原さん「う~~~ん」

おっと、追い込まれた笠原さん…

ところが!!

ギロッ (睨みつける)

「怒った~~」

あぐりっこ大爆笑!!

笠原さん
「天気いいといっぱいできるっしょー」

跳ねっかえるもち米を木べらで
しっかり押さえていると…


「ちょっとずつ粘りが出てきましたね~
 あーお餅だああ」

リーダー
「そんなに押さえてないといけないんですか?」

笠原さん
「だから少ないからっ!」

リーダー
「ついに怒られたっ!!」

この日は雨で天日干しができないため、
通常の分量ではなく、
体験用の少ない量で作って頂きました。

なので、このあと黒ごまを加えるのですが…

リーダー「うおおお~」

笠原さん「で!お湯も入れます」

リーダー「また踊ってるよ」

べちべちべちべちべち…

リーダー
「めっちゃ踊ってる!全然なじんでない!」

笠原さん「なじまないね~」

笠原さん
「(雨の日に来た)
 皆さんが悪いんだよ~~」

みんな大爆笑!

リーダー
「そんなことないでしょう~」

しかしこのあと、笠原さんの巧みな技によって、
黒ゴマを合わせた生地がなんとか完成しました!


2017年06月24日(土) |  伸ばして伸ばして4000枚!?

続いては、その生地を30g適度の大きさに
分けていきます。

リーダー
「ちゃんと計っていますよ。
 30gから28g…
 若干の誤差はありますけど…」

笠原さん「いいんです!!手作りだから」

リーダー
「ちゃんと分量が量るのが上手な人!
 おしゃべりが面白い人!
 (※もちろん笠原さんです)
 ちゃんと役割分担が出来てる!」

続いては生地を円形状に薄く伸ばす工程です。
ここであぐりメンバーも体験!!

笠原さん
「丸く伸ばすので
 すこし形を整えて…
 型を見ながら伸ばしていきます」

あぐりっこがやってみますが…

笠原さん
上手!2人とも上手!!
 ちょっとずつ伸ばしていきます」

リーダー「結構大変だなあ!」

見た目では簡単な作業に思えますが、
これが意外と難しいんです!
あぐりっこに続き、
森アナも挑戦してみますが…

のし棒にくっついて、ベトベトに!

笠原さん「見てるより大変なんですよね」

森「大変ですよね。キレイな丸にならない!」

笠原さん
「でも子供たち、すごい上手!!」

リーダー「アサリ上手じゃない?」

笠原さん「すごく上手!OK」

そして自らそば打ちもするというリーダーは…

森「リーダーうまいっ!」

笠原さん「さすがだね」

リーダー
「丸くするんだから
 等しく中央から周りに力をかけていいかないと
 丸くならないんだね。
 こうやって手作りで伸ばしていくんだね」

リーダー「1日に何枚作るの?」

笠原さん「4000枚くらい」

リーダー・森「4000???」

笠原さん「だから腰も痛くなるの…」

リーダー「ゆるくないわ」

地元女性部の“こうれん作り”は、
早朝5時から始まり
4000枚の生地を、

なんと5時間もひたすら伸ばすのだとか…

そしてさらに、その生地を一枚一枚
スダレの上に広げ、
天日干しをして完成となるのです。

笠原さんから
「天日干しをする前の状態も美味しい!」
というお話をいただき、伸ばしたての生地を
試食させていただくことに!

ヨシキ「うん!おもちだわ」

アサリ「あまい!」


「おいしい!お米の味がすごくしますね」

リーダー
「余計なものが一切入っていないですもんね」

笠原さん
天日干しだから
 本当に長期保存できるんですよね」

リーダー
「保存料とか酸化防止剤とかも一切入れない。
 添加物なしの保存食になる」

じゃじゃん、もんすけです!
江差町の歴史ある菓子「追分こうれん」。

笠原さんが幼い頃は、
田植えを終えた町内の農家さんたちが、
自宅の庭先で天日干しをしていて、
“江差町の初夏の風物詩“
言われるほどだったんだよ~

お菓子が手軽に買えるようになってきた頃から、
だんだん作る人も減っていって、
今ではJAの女性部が販売用に作るくらいに
なったんだって!

笠原さんを中心とした女性部の皆さんは、
そんな地域の伝統的な食文化を絶やさないために、
年間およそ1万枚を作り続けているんだよ。
無添加で手間暇をかけた「追分こうれん」。
僕も食べてみたいなー!

■追分こうれん■
1袋(10枚入り・30g) 756円(税込)

販売先は-
○江差町
「江差追分会館」「旅庭 群来(くき)」
○厚沢部町
「Aコープあっさぶ店」「あっさぶ道の駅」
「セラーズ厚沢部店」
○北斗市
「JA新はこだて あぐりへい屋」


2017年06月24日(土) |  アレンジこうれんを作ろう

江差町伝統菓子の「追分こうれん」を、
さらに親しんでもらおう!ということで、
塩味以外の味付けでも楽しめる
「アレンジこうれん」を教えていただきます。

今回は2種類の味付けに挑戦!
一つはスナック菓子でも大人気のカレー味。
そしてもう一つは、ビターな風味が楽しめる
コーヒー味を作ります。

リーダー「アレンジも出来るんですね」

笠原さん
「コーヒー味はほかの部員からのおススメです!
 私はまだ…食べたことはないです」

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧ください。

アレンジこうれんは、
蒸したモチを機械でついて、
砂糖と塩を加えるところまで、
通常のこうれんと同じ工程です。

そして、黒ゴマの変わりに、
それぞれの粉をモチに加えます。

笠原さん「少しづつね」

リーダー「いい香りだあ」

それぞれの粉がしっかり
混ざるまでモチをつきます。

このあとは、適度な大きさに分割して
生地を薄く円形状に伸ばしていきます。

笠原さん
「アサリちゃん、すごい上手よ」

リーダー
「アサリ履歴書に
 特技:こうれんづくりって書けるよ」

リーダー
「やっぱり何枚もやっているとね
 笠原さん上手って分かってきた!」

森「早いし、キレイですもん」

リーダー
「森さん!!
 なんだかんだ言って
 一枚もできていないの、やめてください」

森「難しいんですよ」

このあと、悪戦苦闘を続ける森アナを尻目に、
コツを掴んだ様子のリーダーとあぐりっこが
順調に作業を行い…

カレー味とコーヒー味の生地を
無事に完成させました!

リーダー
「やってみてどうだった?」

ヨシキ「楽しかった!」

リーダー「アサリ、コツは何ですか?」

アサリ
「私的にはスピード勝負!

もはやベテランの貫録です!

アサリ
「ゆっくり力入れてやっていると
 台にくっつくから!」

リーダー「だそうですよ、森さん」


「私は最初から最後まで
 コツがつかめませんでした!」

ちなみに、それぞれの生地を天日干しした状態が
コチラ!カレーのスパイシーな香りと、
コーヒーのビターな香りがほのかに香る
「こうれん」が出来上がりました。

そしてこのあとは…


「この工程は終わり。
 ただこのあとの油で揚げる工程も
 結構おもしろいんですよね」

笠原さん「そうなんです!」


2017年06月24日(土) |  パリッサクッ!絶品こうれん鍋

ではこうれんを揚げるのを見てみましょう。

笠原さん「おもしろいよ~」

シュワシュワシュワシュワシュワ~

あぐりっこ「うわ~」

「大きくなった」

リーダー
「広がるのも面白いし、ぐにゃってなった」

笠原さん
箸で押さえないとキューッとなるから」

笠原さん
「こんな感じで出来上がりです」

生地を揚げる油の温度は180度~200度くらい。
薄い生地なので、
揚げる時間も1分ほどで大丈夫ですが、
生地が丸まってしまうので、
箸で押さえながら揚げるのがポイントです!

ということで、
カレー味とコーヒー味も油で揚げると、
このような状態に!

それぞれ、どんな味わいなのでしょうか!

ではいただきま~す。

バリッ

アサリ
「サクッとしていて口の中に入ると
 溶けるような感じ!」

リーダー
「お米の味が甘い!油で揚げたことによって
 お米の甘みが引き立つ!
 おいしい!やめられないね」

続いて、コーヒー味のこうれんは?


「あっ!大好き!美味しい。
 コーヒー味になるとオシャレな味になる!
 洋風なデザートみたいな感じ!」

さらに、カレー味のこうれんも!
アサリ「ほんのりカレー味!」

リーダー「もっとカレー入れていいね」


色んな味を作ってパッケージにしてほしい!」

そして最後は、野菜などが入った
醤油ベースの汁に、
適度な大きさに割ったこうれんをのせた
江差町の郷土料理「こうれん鍋」です!

※詳しい作り方はレシピコーナーへ

ヨシキ
「うーん!おいしい!」

リーダー
「うー!うま~い。
 おだしがギューっとこうれんの中に入ってて
 これ…うま~い!!」


「口の中に入れた瞬間にシュワシュワシュワ…って
 溶けていきますね!これはいいですね」

リーダー
「何こんな美味しいものを
 オレ知らずに北海道にいたけど…
 こんなおいしいものあったんだね 」

JA新はこだて江差支店の女性部は、
販売を目的とした「追分こうれん」を作るほか、
地域イベントや地元小学校での
「こうれんづくり体験」を実施。

さらには、新たな食べ方の提案など、
伝統食文化の継承に取り組んでいます。

※詳しい作り方はレシピコーナーへ!

笠原さん
ここ(江差町)にしかないお菓子だって
 気が付いたの!
 生まれた時からあったから
 当たり前だと思っていたんだけど…
 江差追分じゃないけど
 ここの地方にだけ伝わっているものを
 絶やさないで続けていこうという
 みんなの思いで今がんばっています!」

リーダー
「全く見たことも聞いたこともない
 食べ物だったと思います。どうだった?

アサリ
「これもっと…
 札幌にも昔からあったら良かったと思う!」

リーダー「食べたいと思う?」

アサリ「うん!」

リーダー
「今度もちつき大会だなあ」


2017年06月24日(土) |  お・ま・け

≪お・ま・け≫

ラストのエンディングが流れています…



江差のお母さん達の天日干しの姿…


これで今回も番組終了!

その前に!!


「お母さんたちのこれからの目標って
 あるんですか?」

笠原さん
「うーん…
 目標っていうか
 このこうれんづくりを頑張ると
 皆が楽しみの旅行があるんですよ!

 なんかこう…

 旅行をエサにして

 部員を集めてるっていうか…

リーダー
「旅行をエサに部員を!!」

森アナウンサー。またもやツボに入る。

笠原さん「だってね~」

すると周囲の女性部のみなさんから
さすがに「NG」がでました。

笠原さん「あっごめん!がははは(笑)

なんて愉快でステキな笠原さんなんでしょうか!

【後日談】
後日、笠原さん御一行は
楽しみにしていた旅行
HBCにも遊びにきてくれました!
しかもラジオの生放送にも飛び入り参加!
いや~素晴らしい肝っ玉母さん達でした!

-----------------------------------
6月17日のクイズ
「冷涼な気候の釧路町で栽培されている、 
 丸くて白い野菜は何だったでしょうか?」

正解は「白カブ」でした


2017年06月17日(土) |  ♯434 霧の町で収穫スタート!釧路町名産の白カブに注目編

今から1700年以上前、
弥生時代に日本に伝わったと言われる
歴史ある野菜…カブ!
白くて丸々と太り、
色鮮やかな葉を持つカブですが、
皆さんのご家庭では、
どのくらいの頻度で食卓に並びますか?

街頭インタビュー
「赤カブの漬け物で食べるくらいで
 あまり買わないですね」
「ダイコンの方が買うかなあ~??
 でもカブのほうが火が通りやすいので
 カブの方が便利なので買う時もある」
「和食しか料理法が分からないので
 他の使い道も知りたいです」

厚生労働省が発表した
「日本人の野菜摂取量ランキング」でも、
1位のダイコンに対してカブは18位…。
見た目も食べ方も似た野菜ですが、
そこには大きな開きが…。しかし!
カブには、ダイコンに負けない高い栄養と、
カブならではの甘みがあるんです!

ということで今週のあぐり王国ネクストは…、
丸ごと食べなきゃ損をする!
栄養満点の野菜カブに注目です!

森結有花アナウンサー
「道東の釧路町にやってきました」

森崎リーダー
「さすが釧路!寒いねえ

取材日の気温は…8度です。

リーダー
「6月だというのにですね~。
 でも特徴的だと思います。
 釧路町は夏になっても
 なかなか気温が上がらない場所ですが
 それを活かした農業がある!!」

森アナウンサー
「そうなんです。
 今回はカブに注目します!」

リーダー
「カブってね…
 ダイコンに比べてね消費量が少ないです!」

リーダー
「でもねかたや、スズナ・スズシロって
 よく比べられるダイコンのほうはですよ…
 日本の農産物せいさんっ生産量と、
 しぇーっ
 しぇぇぇぇぇぇぇ…」

珍しい!リーダーが言葉に詰まった!!!

「リーダー頑張って下さい」

リーダー
「ちょっと落ち着きましょうか。私…」

リーダー
「とにかく人気野菜にしたいね。
 まさにカブを上げたい!! 」


・・・・・


「うまーーーーい」

パチパチパチ……

ん??

また褒めた?森アナウンサー

リーダー
「森さん。前も言ったかと思うんだけど
 ほめられるとキツイのよ」

森「あはははは」

さて今回のあぐりっこは、
となりマチの釧路市から参加。

「野菜を収穫してみたい!」
小学3年生の南花音(ハナネ)ちゃんと。
「北海道の食べ物をもっと知りたい!」
6年生・山崎舞美(マミ)ちゃんです。

リーダー
「まずカブって知ってる?」

あぐりっこ「知ってる~」

ハナネ「おおきなかぶ!」

リーダー
「そういうイメージだよね。
 “まだまだカブは抜けません”
 そうだよね~
 おおきなかぶっていう有名な絵本があります」

リーダー
「カブは食べたことはあるかな?」

ハナネ「ない!食べたことな~い」

マミ「今朝食べた!漬物で!」


「釧路町でカブがとれる事は知ってました?」

あぐりっこ「知らなかった!!」

リーダー
「どんな風に畑になっているかは?」

マミ
「なんか…埋められてる…
 なんかみんなで引っこ抜く!」

リーダー
「やっぱり!やっぱり大きなカブ(笑)」

森「イメージがね!」


2017年06月17日(土) |  スポンッ!涼しい釧路で始まってるぞ!

果たして釧路町のカブは、
数人がかりでも抜けない、
大きなカブなのか…?

早速、生産者のもとへ!

「こんにちは~」

釧路町でカブを栽培している、
猪瀬恵美子さん。
全部で5棟のハウスを持ち、
そのすべてが、カブのハウスなんです。

森「もう収穫時期なんですか?」

猪瀬さん
4月下旬から収穫していますよ!」

あぐりっこ「意外と早い!」

リーダー
「そんなに早く?
 釧路町はかなり涼しいでしょ?」

猪瀬さん「朝晩は冷涼な気候ですね」

リーダー「たまに昼も冷涼ですよね」

では早速、カブを見に行きましょう。
ハウスの中をのぞいてみると…

マミ「うわ~めっちゃたくさん!」

リーダー「カブは見えるかな?」

ハナネ「ちょっと見える」
マミ「ダイコンにも見える」

リーダー
「かなり連続してたくさん植えてますね」

猪瀬さん「10cm間隔で植えてます」

猪瀬さん
「このカブ抜いてみていいよ。
 葉っぱの下を持って抜いてみて」

では猪瀬さんの言われた通りやってみると…

スポンッ

マミ「あっ抜けた!すごーい」

ハナネ「抜けた!」

簡単に抜けましたよ!

冷涼な気候の釧路町で栽培されている「白カブ」。
酪農のイメージが強い、釧路地方ですが、
この釧路町では、カブやダイコンなど、
野菜の栽培も盛んに行われているんです。


「釧路町でカブ栽培のイメージがなかった」

猪瀬さん
15年くらい前から栽培して
 今は7軒の農家で年間80トンくらい
 釧路の中央市場におろしています」

あぐりっこ「80トン???」

ハナネ
「80トン+80トン+80トン+80トン…」

ん?

リーダー
「どうして全部足しちゃったの??」



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