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2020年08月15日(土) | 甘いっ!これが富良野スイカの美味しさだ!
2020年08月08日(土) | ♯580 小平町・ルルロッソ編
2020年08月08日(土) | 知名度も作付面積もUP!
2020年08月08日(土) | スケールのでっかい収穫!
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2020年08月08日(土) | 超硬い!これが美味しさの秘密だ!
2020年08月08日(土) | ルルロッソをいただきます!
2020年08月01日(土) | ♯579 新冠町ピーマン編
2020年08月01日(土) | ピーマン嫌いな子は食べてごらん!
2020年08月01日(土) | 地域の特性を生かしたブランド!
2020年08月01日(土) | ピーマン収穫体験!

[+10] >>

2016年12月17日(土) |  異業種がタッグを組んでブランド化へー
松浦さん
「酒かすを食べさせてない牛と比べると
 最大で20%程度
 肉質が軟らかくなった!」
松浦さん
「牛肉の旨み成分として注目されている
 オレイン酸も上昇傾向があるとか
 いい結果が出ましたね」

そうなんです!
栄養生理学の研究が行なわれている、
東京・北里(きたさと)大学の協力のもと、
酒かすを与えた牛と、
与えなかった牛を比べたところ、
与えなかった牛のおよそ20%
肉質がやわらかくなったという研究結果が!

現在も研究は続いており、
日々酒かすの量などを調整し、
より高品質なブランド牛を生み出そうと、
チャレンジしているんです。

森崎
「牛肉のブランドなんて簡単に
 立ち上がる訳ではないですよね」

松浦さん
「そうですね。今回に関して言うと
 旭高砂牛は高砂酒造さん、JAあさひかわ、
 ホクレン、旭川市、産業創造プラザなど
 オール旭川で、旭川のブランド牛を作る!
 というプロジェクトでやらせて頂いてます」

じゃじゃん、もんすけです!
旭川の様々な機関が一体となって、
ブランド化を進めてきた「旭高砂牛」。
それぞれの役割について
JAあさひかわの方に話を聞いてみたよ。

JAあさひかわ 小中和彦さん
「どうにかして
旭川市を盛り上げていきたいと
異業種の人たちに声をかけたところ
 盛り上がってきた…ということですね。
 旭川市や産業創造プラザさんは
 例えば肉カーニバルに出すとか
 食べマルシェに出すとかイベント出展を
 行っていただいています。
 その中で当JAとしては
 トータルコーディネートということで
 生産者さんや地域の意向をくみ上げてます。
 販売はホクレンを通して
 まずは地元の方々に多く食べて頂きたいので
 旭川近郊のアークスグループ17店舗、
 及び北海道内外の一部店舗でしか
 取り扱ってません。
 地元の旭川を中心にして道内外に
 発信をしているところです」

まずは地元・旭川から、
そのおいしさを発信していく「旭高砂牛」。
ボクも食べてみたいな~

今年6月に誕生したばかりのブランド牛
「旭高砂牛」。地元の酒蔵「高砂酒造」の
酒かすを食べて育った牛は、
その出荷方法にも特徴が…。

松浦さん
「単純に大きくなったら出荷する…
 という訳ではなくて
 我が社では“完熟方式”という
 名前を付けて
 出荷時期を決めているんですけど
 とにかくお肉が一番おいしい時期
 見極めて出荷しています!」

森崎「へえーたまらんなあ~」

通常、月齢で出荷される肉牛ですが、
旭高砂牛は、一番おいしい時期を見極めてから
出荷する「完熟方式」を採用。

一体、どこを見て判断しているのでしょうか?

松浦さん
「実はですね…
 僕もそこはまだ勉強中で…
 が長い経験の中で培った目利きで
 牛の仕上がりを判断頂いているんです」
ひかり牧場 会長 松浦正さん
「基本的には体型、肉づき、毛づや、
 あと一番大事なのが牛の行動!
 仕上がってない牛って、
すばしっこく動く!
 若者のように動くんですけど
 仕上がってくるとゆっくりとしてきて
 ムダな動きをしなくなりますね」

正さん
「もういいよと、訴えかけるような
 動きになるんです」

森崎
「ボクもう食べていいよってことですか」

正さん「そーです!そうです!」


2016年12月17日(土) |  長年の経験から見極める!

ということで、実際に最も出荷が近い牛を
教えていただくことに。

森崎「会長が見極めています」

憧れ
「改めて人が入ると
 牛の大きさが分かりますね~」

正さん
「これいいですね~。
 例えば肉づきで分かりやすいのは
 おしりの肉づきでリンゴが2つ、
 丸いのがついたようになる」

森崎「リンゴみたいな丸いポッコリのが」

正さん
「こういうのが最終的に出来てくる!」

通常、肉用牛のホルスタインは、
月齢で18~20ヶ月くらいまで肥育させ
出荷されますが、
旭高砂牛は、22~24ヶ月を目安に、
1頭1頭の状態を見極めて出荷。

中には、27ヶ月まで肥育させた牛も!

その分、エサ代などのコストもかかりますが、
ブランド維持のため、
手間を惜しまずに生産しているんです。

松浦さん
「もちろん自分たちでも旭高砂牛を
 食べる機会はあるんです。
 その中で父は牛肉を食べて
“もう1~2か月育てていれば
 良かったんだけどな”ってことを
 言うんですよね。
 そういう事があるので
“これでどうだ!” という牛だけを
 出したいので
 完熟方式を採用しました」 

森崎
「これまで色んな牛肉を
 食べてこられたと思いますが
 この旭高砂牛のお味はどうですか?」

正さん
「味わいや香りは
高級和牛に負けない!」

森崎「すごいですね」

憧れ「えー気になる」

森崎「ご自身で食べてみても??」

松浦さん「全くそう思いますね」

松浦さん「では召し上がりますか?」

森崎「ヤッターついに食べられる!」

さてお楽しみの試食の時間です!

憧れ
「高砂酒造の酒蔵をお借りしました。
 リーダーの後ろに…」

うわあああああ

タカアキ「おいしそう!」

森崎
「赤身が自分から光って見えるね」

ホルスタインならではのヘルシーな赤身と、
酒かすを食べさせたことでやわらかくなった
肉質の旭高砂牛。

まずは、厚切りにしたロース肉を
ステーキでいただきます!

森崎
ジュって言うよ。音聞いてよ!」

ジュウウウウウウ~

あぐり一行
「うわあああ~いい音」
「めっちゃ美味しそう」

森崎
「肉汁が踊っている…」

うっとり見惚れていると…

パチッ

森崎「あちっ!」

ひっくり返すと-

「うわーーーー」「食べたい~」


2016年12月17日(土) |  この美味しさはチーム旭高砂のチカラだ!
森崎
「みなさん今日は牛さんを見たよね。
 その牛さんの命をこれからいただきます。
 牛さんに力いっぱい感謝をして
 大きな声で、せーのっ
 いただきま~~~す!!」

タカアキ「うん!おいしい」

森崎
「噛む前から言ったよ(笑)」

タカアキ
「結構しっかりしている!!」

しばし沈黙して、
その先の言葉を待ちます。

しかし-

森崎「何が???(笑)」

憧れアナウンサー。
笑いのツボに入りました。

森崎
「しっかりしているんだ」

モモカ
「肉汁が口に広がって…
 ほかのお肉よりも美味しい!」

憧れ
「やわらかい!美味しいですね」

森崎
「赤身のお肉です。
 しっかり噛むと口いっぱいに
 うま味が広がって
 甘くておいしいです!」

続いては、
薄くスライスしたロース肉のすき焼き。
ここで、高砂酒造ならではの仕上げが…

佐藤さん
「ここで隠し味の日本酒を!」
 沸騰しますんでお子さんでも大丈夫。
 甘さとうま味が増します」

森崎
「入れたのは料理酒じゃないですよ!
 純米大吟醸、国士無双!どーん」

憧れ「贅沢ですねえ」

タカアキ
「ものすごく美味しい!」

あまりのタカアキのいい顔に
みんな笑っちゃいます。

森崎
「うまい!
 ステーキにしてもすき焼きにしても
 赤身のうまさは特別ですね」

最後に-

森崎
「ブランド牛ができるまでに
 色んなストーリーがあったと思いますが
 今後どうしていきたいですか?」

佐藤さん
「地元旭川の酒蔵として
 地元に愛される酒蔵を目指しているので
 旭高砂牛も地元旭川に愛される
 ブランド牛になってほしい」

松浦さん
「生産者として旭高砂牛をどなたが食べても
 美味しい牛肉だね!
 言ってもらえるように
 続けていくということですね」

憧れ
「でも本当に日本酒と絶対合いますよね!!
 セットで販売したらいいと思いますよ。
 さっきから透明な水が日本酒に見えて…」

おいしい旭高砂牛に大満足!
そしてブランド牛を
ここ旭川から誕生させようと
熱い情熱を持った素敵な大人たち、
チーム「旭高砂牛」の皆さんに拍手です!!

お・ま・け

牛さんに酒かすをあげるシーンでのこと。
なぜか酒かすよりタカアキに関心が…

タカアキをなめまくる牛さん…

森崎
「はい。今この子は酒かすより
 タカアキに夢中です!」

もうみんな大爆笑。

憧れ「どんな感じ?」

タカアキ
「力強い!!!」

そう!なんと舌でタカアキの腕を
引っ張っているんです。

ぐいーん ぐいーん
(舌で引っ張る牛)

憧れ
引っ張られてる!引っ張られてる!
 タカアキの方が好きですっっ!!」

森崎
「ちょっと…
 タカアキあげてみましょうか」
-----------------
12月10日のクイズ
「香港の旅行者が北海道で
 農業体験したツアーの名前は?」

正解は「インバウンドツアー」でした


2016年12月10日(土) |  ♯410 インバウンドモニターツアーin 北海道編

2016年9月。新千歳空港・国際線ターミナルには
海外からの旅行者たちが大勢降り立っていました。
皆さん、どちらからいらっしゃったんでしょう?
え~、Where are you from? 

香港から来ました!」

アジア有数の大都市「香港」。
高層ビルが立ち並ぶ、近代的な街並み…。
その通りを一歩中に入ると、ご覧のとおり
昔ながらの風景が広がる独特の趣きが
魅力の街です。

広さはおよそ1100平方km。
札幌とほぼ変わらない面積に、
札幌の人口のおよそ3倍となる
700万人以上が暮らしています。

街頭インタビュー
「日本の食材は油が少なくて健康的ですよね。
 多くの香港人は日本料理が好きですよ」

「日本へは6~7回ほど行ったことがあるわ。
 北海道はふらのラベンダーが美しいですね。
 生チョコやジャガイモは大好きです!」

今、香港では「日本の食材」が人気
とりわけ「北海道ブランド」
注目が集っています。

そしてこちらは香港で日本の情報を発信している
雑誌「香港ウォーカー」の編集部です。
あの~北海道って香港で人気があるんでしょうか?

「北海道を特集した号はいつも人気
 香港での北海道の人気
  裏付けていると思います」

香港での人気が高まる「北海道ブランド」!

いっぽうコチラは北海道。
香港からの旅行者達が日本の農業
体験してます。

旅行で農業体験!?
観光客を虜にするインバウンドツアーとは?

森崎
「今回のあぐり王国NEXTは、
 いつもとちょっと違うドキュメンタリー企画
 お送りします。
 「北海道」「香港」。
 この遠く離れたふたつの地域を
 「食」「農」というテーマで結ぶ、
 国際交流の現場に密着しました」

遠く離れた香港から、
北海道にやってきた皆さん。
これからツアーが始まりますが、
何を一番にしたいですか?

牛乳をいっぱい飲んで
 新鮮な野菜も食べたいです」

インバウンドツアーとは
訪日外国人向けのツアーこと。

海外からの観光客に、
より北海道を知ってもらおうと企画されました。
JAグループ北海道としては
初めての取り組みです。

農地の少ない香港の旅行者にとって
北海道での農業体験
普段なかなか触れる事ができない
魅力的なコンテンツなんです。

さて今回のツアー参加者さんですが…
「香港のディレクターです」
「インターネットサイトの編集者です。
 日本のファッションを香港に紹介してます」

今回の参加者は、テレビやインターネットなど
香港のメディア関連の方々が中心。
彼らに「北海道」を体験してもらい
その魅力を香港に伝えてもらおう
というのが狙いです。

2016年12月10日(土) |  海外から見た北海道ブランドとは?
新十津川町 白石農園 白石昇さん
「今日は私達も初めて海外の人と
 コミュニケーションをとるんですけど…」
本日の宿泊地「新十津川町」では
地元農家の方々がお出迎えしてくれました。
テーブルには地場の食材で作られた
お料理が並びます。

男性「日本は初めて?」

香港女性
「NIHON?I went to TOKYO OSAKA OKINAWA
 First time to HOKKAIDO」

男性「ふむふむ…初めてね!」

新大和(香港)有限公司 Ellie Chowさん
「ジャガイモが新鮮で
 とても甘くておいしいです。
 何かおいしいものを見つけたら
 自分の会社に紹介して、
 香港に輸入してみたいですね」

エリーさんが香港で勤めている会社は
日本の食材を香港に輸入している貿易会社です。
なかでも一番の主力製品が…

エリーさん
「後ろにある北海道の牛乳を扱っています。
 香港人は特に日本の食材が大好きですね」

農畜産物の生産が少ない香港。
データを見ても、日本からの輸出額が
一番多いのは香港なんです。

北海道と香港-
「食」の結びつきが強かったんですね。

あっ、エリーさんたちがランチに出かける
みたいですね。
ここは会社の同僚たちとよく利用する、
いきつけの飲茶店だそうです。
さすが本場の小龍包!美味しそうですね♪
ところでエリーさん、
外食はよく利用されるんですか?

エリーさん 
「香港の人たちは昼も夜も外食が多いです。
 食事には気をつけていまして、
 特に野菜を取るようにしています」

香港の食文化思想に「食得係副」という
言葉があります。
これは「食べることは福につながり幸せである」
ということ。古くから食への高い意識を持つ
香港の人々ですが、近年では…?

香港街頭インタビュー
「日本食は油が少なくて健康的ですよね。
 多くの香港人は日本料理が好きですよ」

「私北海道観光から戻ったばかりなのよ!
 これは妹へのおみやげ「トウモロコシ」。
 生チョコやジャガイモは大好物です。
 おいしい食べ物がたくさんあって魅力的ね」

彼らが求めるもの…
それは
「美味しくて健康的な食事」。

「北海道ブランド」は、
香港の方々のニーズにぴったりで
多少値段が高くても人気だそうです。

そして香港で日本の情報を発信している雑誌、
「香港ウォーカー」の編集者にも、
お話を伺ってみました。
あの~お仕事中にすみません、
北海道って香港で人気あるんですか?

香港ウォーカー 編集部 GIGI LAuさん
「ご覧のとおり香港ウォーカーでは、
 何度か北海道特集をしたことがあります。
 この上の号は最近出版されたもので、
 北海道新幹線を紹介しています。
 北海道を特集した号はいつも人気で、
 香港での北海道の人気を裏付けています」

北海道のブランドが、
遠く離れた香港で人気とは嬉しいですね。

ジジさん
「香港人はそばが大好きなので
 そば打ち体験が楽しみです。
 自分で打ったそばが本当においしいか?
 確かめたいです」


2016年12月10日(土) |  稲刈り・餅つき・そば打ち…食を通じて文化を学ぶ
インバウンドツアー二日目。
スケジュールはご覧のとおり、
いろいろな体験が用意されています!
まずは新十津川町の
お米農家「白石さん」の畑で
稲刈り体験です。

お母さん
「ほらこうやってやるしょ!やってごらん」

当然、稲刈りはみなさん初めて。
四苦八苦しながらも…楽しそうですね!

そしてさらに…餅つきまで!
これは我々日本人でも、
なかなか体験できないですよ!

エリーさん
「香りも歯触りも良くておいしいです」

KaKi Chengさん
「個人的に日本へは何度も来ているんですけど
 農地のような自然あふれる所へは
 あまり来たことないですね。
 香港人としては珍しい体験をさせて頂きました」

新十津川町 白石農園 白石昇さん
「海外の人たちと言葉が通じなくても
 なるべく交流することによって
 うちの町も変れるんじゃないかなって…
 我々受ける側としては
『ところでこういうものしかないけれども
 この中でどれほどおもてなしをできるか?』
 ということが大事なことで
 こういうことから
 心が繋がっていけばいいのかなと思ってます」

餅つきの後は、これまた日本の伝統的な食文化
「そば打ち」。
「新十津川 手打ち同好会」のみなさんが
指導にあたります。

ジジさん「もう大丈夫?」

先生「いや。まだまだ!

ジジさん「まだまだ!!あははは」

ジジさん「手が疲れました」
みなさん一生懸命ですね。

2016年12月10日(土) |  言葉の壁を越える想いがあれば!
そうこうしているうちに
おそばが完成しましたよ。
ジジさん、念願の手打ちそばです。
お味いかがですか?
ジジさん「おいしいです!」
ジジさん
「先生のそば打ちを見ていたら
 簡単そうに見えたけど
 実際にやってみたら、とても疲れました」
ジジさん
食べ物を大切にしなければ…
 と感じました」

そばを通じて国際交流。
先生たちは英語を話せませんが…
大丈夫でした?

お父さん
「いや!関係ないです
 もう打つのは同じだから!
 地球の同じ人間なんですからね!
 誰が来ようと関係ないです!
 人間であれば(笑)」

インバウンドツアー 三日目。
この日のスケジュールはご覧のとおり。
新十津川町から南下し、
果物狩りで有名な仁木町へ向かいます。
こちらは嶋田農園。
甘くてジューシーなミニトマト「アイコ」が
大人気の農園です。

仁木町 嶋田茂農園 匠
嶋田 茂さん
「上から順番に赤くなって
 あま味も上からです。
 1個取って…
 彼女食べてみます?では拭いてあげます!」

「うふふ・・どうもありがとう!」

甘いです!ぜんぜん酸っぱくない!」

香港では果樹園が少ないので
こういった果物狩り体験
大人気なんだそうです。


2016年12月10日(土) |  食の交流はみんなを笑顔にする!

続いては同じく仁木町にある大久保農園へ。

チェリーハントイン&プロイラーガーデンオオクボ
「私の名前は大久保俊哉。
 ここではさくらんぼ・プルーン・トマトを
 作っています!今日は楽しんで下さい(英語)」

見事な英語!
実は元英語の先生という経歴の大久保さんです。
格好良いですね~!

エリーさん
ジューシーでとても甘くておいしいです」

質問)香港のスーパーにプルーンは売ってる?
「売っていますけど、こっちのほうが甘いです」

ジジさん「料金は?」

大久保さん「料金は600円です」

ジジさん「うわっ安い!何時間?」

大久保さん
「あっ無制限です。そんなんい食べられないので
 2個か3個でお腹いっぱいになるので」

ジジさん「そうですね。チョー美味しいです」

大久保さん
「タイ・シンガポール・韓国・中国・香港は
 フルーツ狩りにくるお客さんが
 非常に増えてます。
 もう何組も来ているので
 そういう時代に入ったなって思います」
森崎
「産地で、その場で収穫して、
 自分で食べる。
 まさに「北海道!」ともいえる体験は
 今後の北海道観光に欠かせない
 コンテンツではないでしょうか。
 さあインバウンドモニターツアー。
 続いては札幌市の中心部へ…」

やってきたのは
ABCクッキングスタジオ
札幌赤レンガテラススタジオです。

ABCクッキングスタジオ 小野茜さん
「私たちの海外の生徒さんからよく聞くのは
 日本の食材は比較的身近で手に入る
 環境にあるんだけど、
 ただそれをどうやって食べていいか分からない。
 ですのでABCクッキングスタジオで学んだ
 レシピを使って、日常的に日本食の料理を
 楽しんでください!」

今後のインバウンドツアーでは、
ABCクッキングスタジオで
地場の食材を使った料理教室を企画中です。
北海道の食を通じた交流が、
ここから始まろうとしています。

エリーさん
「とても珍しい体験ですよね。
 香港にはABCクッキングスタジオはありますが
 日本で料理教室を体験できるのは
 素晴らしい。
 観光とショッピングだけの旅では体験できない
 特別な経験をすることが出来ると思います」

香港のテレビ局員
Pang Yuen Wahさん
「今どきの旅行はショッピングや景色だけでなく
 文化交流が求められていると思います。
 なかでも飲食はもっともステキな交流だと思うし
 料理を作る過程で現地の歴史とか
 地元の人の好みも勉強できて
 良い経験だと思います」

インバウンドツアー in 北海道 最終日。
この日は札幌市白石区にある、
アサヒビール園の駐車場からスタートです。

ここではJAながぬま収穫祭が開催されていました。

新鮮な野菜が格安で買えるということで
ご覧のとおりお客さんがズラッと並んでいました。
ツアー参加者も地元の方々と一緒に
新鮮な野菜を吟味します。

Yeung kin Anneさん
「1本!買うつもりはなかったんですけど
 みんながめちゃくちゃ買っていて
 そんなにおいしいかな?と思って
 お母さんにお土産!

みなさん、良いお買い物が出来たようですね。


2016年12月10日(土) |  生産者さんとの触れあいも楽しい♪
さてバスは南幌町へ移動。
名産のキャベツを収穫します。

農業法人 有限会社豊夢
佐々木恒候さん 
「みなさん、遠いところから
 ありがとうございます。
 わたくし共はキャベツを作っています」

インバウンドモニターツアー最終日。
参加者は南幌町名産のキャベツを収穫します。

生産者
NO!NO!これは収穫してはダメ!」
 「これは良いですよ!OK!!」
生産者
「こっちも大丈夫ですよ。ディスワン!」

ツアー参加者
「どのキャベツを収穫して良いか判らないわ」
「大きさで選んでるのかしら?」

生産者さん「NO!NO!これもNOだね!」

ツアー参加者「why?なぜだめなの?」

通訳
虫が食べているからダメですって」

ツアー参加者「どうして分かるんですか?」

生産者
虫食いの跡があるんですよ」

ツアー参加者
「おおおお~OK!」

こうした収穫体験を通じて、
生産者の徹底した品質管理で
生産されている事を肌で感じたようです。

ジジさん
「大きなキャベツを自分の手で収穫できて
 嬉しいです!」

キャベツの収穫は機械が入らないから
こうやって包丁を持って手作業なんですよね。
腰曲げて辛いでしょう。
でもこの収穫体験、
とっても良い経験になったと思います!

佐々木恒候さん 
「こういう体験は初めてでしたが、
 自分達のキャベツを世界に向けて
 発信できたことが、
 有意義で本当に良い一日だったと思います」

JAなんぽろ 女性部 小谷泰子さん
「今日は南幌町にお越しいただきまして
 ありがとうございます」

ツアー最期のプログラムは、
JAなんぽろとJAながぬま女性部がお出迎え。

先程、収穫したキャベツや新鮮な野菜が使い
料理で国際交流を目指します。

小谷さん
「長ネギ、長イモを細かく切ります」

おっ、ツアー参加者用のレシピ
英語のものを用意していますね。
受け入れ側の準備もバッチリですね。


2016年12月10日(土) |  ツアーを通して北海道を深く知る

おっ何をつくっているのでしょうか?
キャベツ料理いえば…お好み焼きですね!

ジジさん
「混ぜてからここに入れて
 5分後にひっくり返します。
 さっきは失敗しちゃったけど…
 すみません。また失敗です」

女性部「大丈夫ですよ!」

Yeung Kin Anneさん
「地元の人みんながいつも食べてるものを
 作るのは勉強になると思います」

地元の新鮮野菜を使った華やかな料理が
ズラッと並びました。
言葉の壁を乗り越え、
料理を通じた国際交流が実現しました。
JA北海道中央会 
副会長 内田 和幸さん
「これを機会にさらに北海道の農業も
 香港の皆さんに広めて頂いて
 大きな人と人との交流のかけ橋になることを
 期待しています」

さあ試食会がはじまりました。

ジジさん「美味しい!」

Pang Yuen Wahさん
「おいしい!
 言葉は違うけど家庭料理を教えてもらい
 料理の文化交流ができて
 非常に面白かったです」

受け入れ側 JAながぬま女性部
「やる前は通じるのかな?とか
 食文化が違うので味噌って大丈夫かなとか!
 楽しく進んで料理してくれたので
 楽しくできました!」

女性部
「海外なんで全然無い!無い!」

ツアー参加者
「ぜひ香港にいらしてください!」

女性部
「行きたい!行きたい!
 ジャッキーチェンとかに会えるかな(笑)」

こうして3泊4日にかけて開催された
「インバウンドモニターツアーin 北海道」は
幕を閉じました。
ツアーに参加してみていかがでしたか?
ジジさん
「この旅行を通じて北海道に対する視野が
 広がりました。今朝のキャベツ収穫とか
 果物狩りとか、もちつきなど
 北海道ならではの体験ができたと思います」

エリーさん
「私はこれまで農場に行ったことが無かったので
 期待と緊張が混ざった気分でした。
 自分の手で果物を狩り、
 自分の手で料理をすることができて
 本当に珍しい体験をすることが出来ました。
 香港の人にとってこのツアーは
 珍しい体験だと思います。
 香港人にとって一般的な北海道旅行は
 雪を見たり、ショッピング、
 海鮮を食べたりなどですが
 新鮮な果物や農産物のイメージは
 あまりないと思います。
 今回のような農場体験ができるツアーは
 旅行者はより新鮮な気持ち
 なれると思います」

北海道を旅行しているみなさんも、
そして受け入れているみなさんも
とっても嬉しそうな笑顔が印象的でした。

森崎
「遠く離れた香港の国際交流に
 北海道の「食と農」が貢献しているのは
 これはちょっとした驚きでした。
 やっぱり北海道の農業は
 私たちの誇りです!

12月3日のクイズ
「中標津農業高校の生徒が、
 計根別学園で行った授業を
 何といったかな?」

正解は「出前授業」でした




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