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[+10] >>

2016年10月01日(土) |  こんなカボチャみたことない!

憧れ「うわ~~」

吉澤さん「真っ白なカボチャです!」

憧れ「キレイ~」

森崎「こんな真っ白なカボチャあるの?」

森崎
「みんな見た事ある?
 これはボクもみた事ないかも…」

憧れ「これカボチャ??」

こちらのカボチャは「スノーボール」。
その名の通り、真っ白い玉のような
形をした品種です。

吉澤さん
「先日注文されたお客様は
 結婚式のひな壇
 飾っていただきました」

森崎
「白いとね…神聖な挙式でもあうんだ!」

森崎
「農業アナウンサーはどうですか?」

憧れ
だいぶ先になりそうですけど
大丈夫ですか?」

他にも王冠のような形の
「オータムクラウン」など、
様々な品種を生産する吉澤さんですが、
そもそも北空知エリアで、
栽培が始まったきっかけとは…?
吉澤さん
約20年間は3軒で少しずつ栽培してました。
  学校の教材用として
 カボチャを配りたいんで作ってくれ…と
 注文が入ったのが始まり!
 もともと北空知エリアが日本有数の
 花の産地だったので、
 そうするとこの大きな産地で
 ハロウィーン用のカボチャ
 ぜひ作って欲しいと
 オファーがいっぱい来て、
 それに乗っかって生産者も増えて、 
 どんどん出せば、どんどんブームも広がって
 約33万個までいっちゃいました!」
 
森崎「すごいじゃないですか!」

観賞用として花の一種に分類されるおもちゃカボチャ。
実はそれをつくっている北空知エリアは、
日本有数の花の産地なんだよ!

JA北空知広域連 佐藤貴洋さん
「北空知エリアではスターチス類
 売り上げの約7割を占めていおり、
 他にもダリア・ヒマワリ・トルコギキョウなど
 60品目の花を生産しています。
 スターチスにおきましては全国の花市場が
 当地のスターチスがないと困ると言われるほど
 責任産地として位置づけされています」

佐藤さん
「消費者のみなさまに、キレイで長持ちする
 高品質な花をお届けするために
 水管理・収穫後の水あげの管理など
 様々なことに気を使っています。
 約9割が関東関西方面に出荷されています」

おもちゃカボチャは、どこで買えるの?
佐藤さん
「道内各地の花屋さん大きなスーパー、
 ホームセンターなどでお買い求めできます」

今年のハロウィーンは、本物のカボチャを
飾ってみるのもいいかもね!

さてオレンジや白のカボチャ以外にも
様々な色や形のカボチャが…!

吉澤さん
「『ギャラクシー・オブ・スターズ』です」

憧れ「カッコイイ~」

森崎「テーマパークみたい」

あぐりっこ「すごーい」

憧れ
「トンネルみたいになってますよ」

森崎
「トンネルみたいになってて…ある?」

なんと天井からカボチャが!

憧れ「面白い!」

吉澤さん
「アーチ型にしてカボチャが垂れ下がってます!」


2016年10月01日(土) |  圧巻のカボチャ!繊細丁寧な作業…

森崎
「何種類くらいあるんですか?」

吉澤さん
「これで品種としては1つなんです。
 こういうミックスの種で植えるんですね」

森崎
「全部がギャラクシーオブスターズ!
 まさに銀河系!」

憧れ
「本当に惑星の中に入り込んだみたい!」

吉澤さん
「いい表現ですね!素晴らしい!」

凹凸が多い星形の品種
「ギャラクシー・オブ・スターズ」!
土が付くと、汚れを落とす手間がかかるので、
露地ではなく立体栽培で育てているんです。
そして、収穫されたカボチャは、
こちらのハウスに運ばれます。
中には、さらに驚きのカボチャも…

憧れ「すごい!」

森崎「ずらあああ~と」

憧れ「圧巻!」

森崎「こんなにいっぱいあるんだ」

アン「キノコみたい!」

森崎
「あれ食べちゃダメなキノコみたい!」

吉澤さん
ベレー帽という名で売られています!」

ハウスの中でキレイに並べられた
様々なオモチャカボチャ。
実は、収穫後すぐに出荷できるわけでは
ないんです!

吉澤さん
「小玉の品種は収穫した後、
 泥が付いてますので、
 それを1個1個丁寧に丁寧に
 歯ブラシやスポンジを使って
 丁寧に洗っています」

森崎「へえ~」

森崎
「上下の繊細な部分を歯ブラシ、
 全体をスポンジ…こっちはブラシ…」

吉澤さん
「でこぼこしたのはブラシじゃないと
 落ちないですね」

森崎「これ1個1個ですか?」

吉澤さん「1個1個です」

吉澤さん
「洗い終わったら今度は並べて乾かす!
 風乾(ふうかん)と言います!」
 
こうして、収穫後にしっかり乾燥させることで、
ハロウィンの時期まで、
およそ1ヶ月ほど日持ちするんです。
そして、このカボチャを使って、
あぐりっこも喜ぶ、ある体験を…

2016年10月01日(土) |  ジャック・オー・ランタン作りに挑戦!

憧れ
「ここからはハロウィーンの定番 
 ジャック・オー・ランタンを作ります!
 教えて頂くのはJA北空知広域連の佐藤さん」

森崎
「さっきもんすけのコーナーの出てた方ですね。
 佐藤さんは何個も作ってらっしゃるの?」

佐藤さん
「1年に4~5個くらい…」

森崎
「へえ~~
 じゃあ…ちょっと…1年に4~5個…」

佐藤さん「微妙なところ…」

森崎「決して多くない、この数字(笑)」

ということで、ハロウィンの定番、
「ジャック・オー・ランタン」の作り方を
教えていただきます!

佐藤さん
「まずはヘタ部分をフタになるように
 くり抜きます!」

まずはヘタの部分がフタ代わりになるよう
小型ノコギリを使ってカットし、
中から種やワタをキレイに取り出します。

佐藤さん
「途中まで削ったものがございます」
 
すると差し替え用のカボチャが登場!

森崎
「料理番組みたいな!!」

佐藤さん
「こういう感じになります」

あぐりっこ「うわ~キレイ」

佐藤さん
「ここまできたら顔を書いて
 くり抜いていきます」

あとは好きなデザインの表情を描き、
そこをくり抜いていきます。
およそ30分で完成です!

※ご自宅で作業される場合は
 けがに十分ご注意ください。
※中身をくりぬく場合はしっかり
 種などをとってください。
※ランタン完成品は1週間ほど
 楽しむ事ができます。

今回は3人のあぐりっこと、
美術が得意な金井アナが挑戦!

果たして、どんなオリジナルランタンが
できるのか!?

佐藤さん
「あら…手が入るかな?」

アオイ君、円がなかり小さいね(笑)

佐藤さん
「自分の手が入る大きさがいいよ」

憧れ
「アオイ、手を入れてくり抜くんだよ」

さあ、どんなランタンが出来るかな?

2016年10月01日(土) |  カボチャの楽しみを今後も発信!

初めてのランタン作りとあって、
それぞれ夢中で進めていきます。
そして…。

エマ「できました!」

アオイ「できました!」

ではみんなの作品を見ていきましょう!

まずはエマちゃん!

森崎「目がデッカイ!」

憧れ
「よくあんな丸く、くり抜けたね~
 かわいい~」

森崎「口はキバかな?」

エマ「歯!」

森崎「歯かあ」

続いて、アンちゃんの作品

森崎「ハートの目だあ」

憧れ「アンらしい作品ですね」

森崎「恋をしているね」

アン
「ハートはくぼみをつけなきゃいけないから
 ちょっと大変だった!」

そして、アオイくんの作品

森崎「ランタンらしい!」

憧れ
「カッコイイですね。
 口うまくギザギザにしたね。
 このフタがアオイらしさを物語ってる」

森崎「ダーツみたい」

最後は、金井アナの作品!

憧れ「私は顔を彫りませんでした!」

あぐりっこ「北海道だ」

吉澤さん「真ん中の星が北空知?」

憧れ「はい!」

吉澤さん
「これはスゴイ!
 ちょっと押せば恐らく北海道が落ちちゃう。
 ギリギリで止めた集中力はスゴイ!」

森崎
「そうか。ちょっと押してみましょうか」

憧れ「止めてください!」

おもちゃカボチャを使った、
ランタン作りを楽しんだあぐり一行。
産地のひとつである沼田町の駅前には、
10月末になると、
およそ600個のランタンが飾られ、
幻想的な雰囲気に…

こうして日本のハロウィンを影で支える、
生産者の思いとは…?

吉澤さん
「確かに今ハロウィーンって盛り上がっていて
 グッズで楽しむのもいいんだけれども
 だけど生のカボチャを使う楽しみを
 是非ともみなさんに分かって頂けるように
 10月末までカボチャを提供していきたい!」

森崎
「ハロウィーンはにわかブームではなく
 10月末ってイベントとか無かったですから
 どんどんこれからも盛り上がっていきそう」

佐藤さん
「北空知エリアのおもちゃカボチャを
 もっと日本や世界に広げていきたい」

せっかくなので最後にランタンに火を灯し、
ひと足早いハロウィン気分を!

あぐりっこ「うわ~っ!」

あぐりっこ
「キレイ!」
「さっきよりキレイ!」

今月15日(土)「サンドーム北見」で開催される
「オホーツク農業祭(さい)2016」!

オホーツク産の小麦を使ったうどんや、
新鮮な農畜産物が販売されるんだって!
子ども向けのハロウィーンカボチャ作りや、
バター作り、トラクターの試乗など、
いろんな体験もできるんだよ!
景品が当たる抽選会もあるみたいだから、
みんなも行ってみてね!

またオホーツク地方のJAではオホーツクの
酪農の魅力を伝える動画をネット上で配信中!
「オホーツク酪農PR動画」で検索してね。

≪オホーツク農業祭2016≫
日時:10月15日(土)10:00-14:00
場所:サンドーム北見
問い合わせ:
オホーツク農協青年部協議会
℡ 0157-23-6151

9月24日のクイズ
「松恵小学校の収穫祭で、
 6年生が作った料理は何だったかな?」

正解は「カレー」でした


2016年10月01日(土) |  お・ま・け

あぐりっこから写真が届きました。
アオイ君は自分でもランタン作りに
挑戦したようですよ

後ろも前も掘ってある!すごいね

カボチャ飾りも最高だね!

アンちゃんからも写真が届いたよ。
みんな素敵なディスプレイだよね

2016年09月24日(土) |  ♯401 恵庭・松恵小学校の農園活動に密着編

今月3日、土曜日…。
とある小学校へとやってきた、
あぐりメンバーの3人。
何やら体育館の方から、にぎやかな声が…

憧れ
「今日は実は特別な日らしいです!」

憧れ
「聞いてみますね。
 さあみんな今日は何をするんですか?」

子どもたち「収!」

森崎「収穫祭??」

今週のあぐり王国ネクストは、
土づくりから、収穫、そして調理まで!
小学生が農業を学ぶ「農園活動」に密着です!

札幌のベッドタウンであり、
花の町としても知られる恵庭。
その中で、のどかな農村地帯にある、
こちらの学校が「松恵(まつえ)小学校」。
児童数106人、1学年1学級と小規模の学校です。
この日は、学校の一大行事「収穫祭」が
行われるということなのですが、
どのような行事なのか…?
6年生の担任・阿部実先生に聞いてみます!

阿部先生
「うちの小学校には約600坪があります」

森崎「600坪の畑がある!!」

阿部先生
「その学校農園の中で子どもたちが
 だいたい毎日…
 朝行ったりなんだりしてお世話をして
 やっと育てた野菜がある!
 今日はそれを1~6年生が料理をして
 全校で食べ合う行事が
 5月から子どもたちは苗や種を植えて
 ジャガイモやカボチャ・ピーマンなど
 ものすごい種類の野菜を育ててるんですね」
30年ほど前からスタートした、
松恵小学校ならではの取り組み
「農園活動」。
学校の裏にある畑を利用して
1年生~6年生までが、様々な野菜を育てます。
土づくり、種まき、水やり、草取り、収穫と、
野菜の栽培方法を一(イチ)から学ぶんです。
番組では今年が最後の活動となる
6年生を中心に密着してきました。

~5月20日(金)~

阿部先生
「ダイコン畑の土を耕してくれ~」

男子
「先生!ここをまっすぐ全部耕す?」

阿部先生「いいね。行ける所まで行こう」

農園活動は5月の「土づくり」から始まりました。
6年生は、タマネギ、ジャガイモ、ダイコン、
ニンジンなどなど17種類の野菜を植えたんです。
中には、専門的な作業も…

阿部先生
「あっち側にマルチを敷いていきましょう」

みんなでマルチシートを引っ張り
土の上にそっと敷いていきます。

ディレクター
 「マルチシートはなんで敷くの?」

男子
土の温度を上げるためや
 雑草を生やさないために張る!
 トマトとかはマルチを張った方が
 雑草をとる手間がなくなるから
 そういう理由でマルチを敷く野菜もある!」

低学年の時にはわからなかった「マルチがけ」も、
6年間で培った知識です。


2016年09月24日(土) |  子ども自身が育てる、教える、責任を持つ。
そしてこの日、隣の畑には1年生の姿も。
そこには、6学年全員で行う
松恵小の農園活動ならではの光景が…。

6学年「もう少し強く!」「ぐいって!」

さあ1年生がマルチに穴を開けるのが
うまく行かないでいると
あっと言う間に回りにお兄さんお姉さんが
集まってきましたよ…

6年生「そのまま縦にぐっと!」

1年生はなんとか穴を掘り苗を植えると…

6年生
「最後に苗を押さえる!」
「苗のまわりをこう…(ジェスチャー)」

1年生は6年生の真似をして押さえます。

先生「これでいいですか」
6年生「はい!」

先生
「ありがとうございます。
 みんな分かりましたか?」

1年生「はーい」

こうして、土づくりと苗植えが終わり、
2ヶ月が経った7月。
作物はすくすく生長し、畑も様変わり。

収穫祭を前に、
金井アナも児童達の様子を見守ってきました。

~7月20日(水)~

阿部先生
「いまは育ててきたトマトを夏休み中
 どうやって育てるかの話を聞いてます」

この日は、野菜ソムリエの方を招いて特別授業。
野菜の特性などを学びました。

野菜ソムリエ 中橋賢一さん
「トマトは実が出たら、そこから葉っぱが出て
 そこから120°ずつズレて、一周してまた戻る。
 なんで120°ずつ出るんだろう?」

男子「光を当てるため!」

中橋さん
「そう、さすがですね。バラバラで出た方が
 太陽の光をいっぱい浴びる!」

トマトに関する知識を深め、
生育途中も様々な作業を行うんです。

憧れ「いまどんな作業をしているの?」

女子
「枝が広がっているので支柱に近づけている」

男子
“誘引(ゆういん)”と言うんですけど
 枝の進路が広がらないようにしてるんです」

憧れ
ユウインって何?」

男子
って、くって書いて誘引(ユウイン)」

憧れ「はははは!なるほどね!」

憧れアナウンサーもたじたじです…

憧れ
「6年生は野菜に詳しいですね」

阿部先生
「そうですね。6年目ですからね!ははは!
 そしてだいたいニンジンが好きな子は
 1年生からずっと育てている子もいる!
 なので、その野菜が得意になってくる」

憧れ
「さっきもずっとトマト育ててるって子が
 いましたよ」

農園活動では、児童たちの責任感を養うため、
作物ごとに担当者を決めます。

こちらはタマネギ担当の高橋響(ヒビキ)君。
収穫までの生育管理を担う大役を任されました。

憧れ「今の玉ネギの状況は?」

ヒビキ君
「大きくなってきてるから…安心した!
 根本に雑草が生えちゃうから
 それを抜くのが大変だった…
 授業時間を使う時もあるし
 休み時間を使う時もあります!」

憧れ「夏休み中も来れそう?」

ヒビキ君
「はい!プールの帰りに育てたりします」

それぞれが最後まで作物を育て上げることで、
自然と野菜への感謝や愛情
深まっていくんです。


2016年09月24日(土) |  収穫祭スタート!6年生には野望が…
いよいよ、松恵小学校のがスタート!
1年生から6年生まで、
各学年が作る料理を発表します。

まず1年生から…

男子「わたしたち1年生は…」

全員
カボチャスイーツサラダ

憧れ「かわいい」

森崎「みんな大きい声でしっかりと」

そして今年が最後の収穫祭となる6年生は?

男子「6年生の野望!」

全員
「日本一おいしいカレーをつくる!」

女子
「テレビで“日本一うまいカレーの給食”
 という番組を見ました」

男子
「それは道東にある置戸町
 という町のカレーを
 給食で食べているというのです」

男子
「夏休み!阿部先生を
 置戸町に派遣して
 実際につくり方を教えてもらう事に
 成功しました!」

大人チーム大爆笑です…

男子
「そこでレシピをもらってビックリしました。
 なんとカレーのルーは手作りなんです」

そうなんです!収穫祭で6年生が作るのは、
「日本一おいしい給食」として知られる、
置戸小学校のカレー。

夏休み中、担任の阿部先生が、
実際にレシピを学びに行ったんです。
そのこだわりのカレーを、
児童達が再現するというのですが…

男子
「ここで森崎さんにクイズです!」

と、突然の無茶ぶり!
(小学生なのにスゴイです)

森崎「何だよ!それ?」

男子
「置戸小学校のカレーには
 スパイスが何種類入っているでしょうか?
 間違えたら…日本一のカレーではなく
 激辛カレーを食べてもらうことになります」

森崎「うはははっ!じゃあ9種類!」

男子「正解は19種類です!」

森崎「うわああああああ」

北川「激辛!激辛!」

森崎
「そんなにあるの?スパイスって!」

北川「すごおおおい」

男子
「19種類のスパイスを紹介します!」

森崎「言うの!?」

すると一人ずつ前に出てきて
スパイスを手前に出して…

男子「ガーリックグラニュー!」
女子「クミン…」「…」

19種類を紹介していきました。

森崎「うわ~そんなにあるんだ」

…ということで、
6年生のプレゼンテーションが終了し、
各学年の調理がスタート!

まずは「日本一のカレー」に挑む6年生の元へ…


2016年09月24日(土) |  調理スタート!慣れた手つきにビックリ…

森崎
「みんなしっかりと包丁
 細かい作業も全部やってますよ」

阿部先生
「そうなんですよね。
 1年生から調理するでしょう、うちの学校。
 そうすると包丁気をつけろよって
 そんなに言わなくても(できる)…」
 
森崎「すごい!」

森崎
「家でも一人でカレーをつくれちゃう?」

女子「はい!」

森崎「すごいな…」

憧れ「…教えて!!ははは」

さてお隣では…

森崎
「すごいの煮込んでいるけど何?」

女子「豚肉です!」

森崎
「ブタにはたくさんの旨みがあって
 まずはスープにしている!」

憧れ「本格的ですね」

ここでは玉ネギを切ってますよ。
なんだか涙が止まらないようですが…

森崎
「メガネの子が有利だよね!」

全校生徒分とおかわりの分まで
合計160人前のカレー
作る6年生。まずは、順調な滑り出し!

一方、初めての収穫祭となる1年生は?

北川「みんな何を作っているの?」

1年生
カボチャスイーツサラダ!」

北川「カボチャだけ入ってるの?」

女子
「ハチミツとクッキーと
 ヨーグルトとクリームチーズ!」

お隣、2年生の教室は?

北川
「とうもろこし、いっぱい入ってるね。
 何をつくるんだっけ?」

2年生「コーンムース!」

北川「2年生は畑で何を育てたの?」

2年生
「トウモロコシ!」 「スイカ」
「ミニトマト」

調理では初めて包丁を使う場面も…。
そこでも、包丁使いが上達した6年生
サポートしてあげます。

6年生「ネコの手だよ…」

ドキドキしながらも上手に切れてますよ。

時ににぎやかに、時に真剣に、
収穫祭を楽しむ1・2年生ですが、
農園活動では、こんな体験もしてきたんです。

それは、学校の隣にあるこちらの小屋。
中には野菜を並べる生徒達の姿が…。

みんな一緒に
「ユネスコショップオープン!」

「ユネスコショップ」とは、
児童たちが育てた野菜を販売する直売所。
1袋どれでも50円で、売り上げはユネスコの
募金活動に寄付するんです。

憧れアナウンサーが買い物に来た
お母さんたちに取材をしていると…

男子
すみません!
 トウモロコシが売り切れなので
 マイクロキュウリでもいいですか?
 それも50円です!」

お母さん「これ、いただくわ!」

男子「はい!ありがとうございます」

憧れ
「思わず色々買ってしまいましたね」

誰もがほっこりしてしまう場面でした。

こうして低学年から様々な活動を体験し、
成長していく生徒達です。


2016年09月24日(土) |  カレー作りは本格的でスゴイッ!

さて調理の様子を見に行きましょう。
学年が上がるにつれ、
経験も増し調理の内容も高度に…

ここは3年生。
オニオンリングを作っています。

北川「油、こわくないの?」

みんな「怖いよ~」

こわいと言いながらも楽しそうに
揚げていますよ♪

北川
「すごい!こっち(5年生)は
 両手で炒めている!
 ナスの油炒め」

男子
「少し酒が足りない!」

北川「すごいね…」

男子「さっきの匂いと違う!」

北川「匂いで分かるの?」

高学年ともなると、手際や味付けも慣れたもの。
それぞれ完成が近づき、作業はいよいよ大詰め!

日本一のカレーに挑戦中の6年生は…?

森崎
「ではトマトピューレが入ります!
 うまそうだなあ。
 これでカレーの酸味がしっかりでる」

森崎
「これがオニオンペースト。
 焦げないように飴色になるように
 一生懸命混ぜる!」

男子
「1回で2時間くらいずっと炒めて
 給食も交代制で食べていって…」

森崎
「じゃあ本番までこれ何回も何回もやった?」

男子
「はい!これを…2回やったんですよ!」

森崎「へええ」

「日本一おいしい給食」と言われる、
置戸小学校のカレーを再現しようという6年生。
そのレシピに欠かせないのがタマネギペースト!

事前に収穫し乾燥させておいた
大量のタマネギを、
収穫祭前日に、
あめ色になるまで炒め続けたんです。

その玉ネギペーストを加えますよ。

森崎
「これで甘みを足しますね」

このあと、豚肉や すりおろしたリンゴ、
ブイヨンスープを加え、作業は終盤。
いよいよ19種類のスパイスも入れていきます!

このあと調味料を加え、
いざ試食してみた、生徒達の反応は…?

男子
「ん~…なんかもうちょっとのような気が…」
「ソースが足りない!!」

ところが…
男子「うまい!」「おいしい」

実は2つの鍋で同時進行していたカレー作り。
調味料の加減からか、
味に違いがあることが判明…。

そこで、阿部先生が取った奇策とは!?

阿部先生
「これとこれ1つにしま~す!」

森崎「えっ」
憧れ「えっ?1つにしちゃうの?」

男子「やめた方がいいよ!」

森崎「その決定をどう思う?」

男子「反対!!」

何と、2つの鍋をひとつにまとめる
大胆な作戦に!
この判断が吉と出るのか、凶と出るのか?
そして…。

阿部先生「完成です!!」

憧れ
「日本一のカレーになりましたか?」

阿部先生
「あとは全校の判断です!!」

憧れ「メガネが真っ白!」




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