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2020年07月11日(土) | ハウスの中がもしゃもしゃの理由は…?
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[+10] >>

2016年04月02日(土) |  今井シェフ登場!小麦を探ろう

憧れアナ
「そろそろいらっしゃる予定です…」

森崎
「おっ!」

憧れアナ
「いらしゃいました~」

男性
「どうも~Ciao(チャオ)です!
 楽しみにしてきました!今井です」

森崎
「今井さんはシェフですね?」

今井シェフ
「一応…シェフです!わははは」

イタリアントップシェフ今井寿(ヒサシ)。
東京・目白台にあるイタリアンレストラン
「タベルナ・アイ」のオーナーシェフ。

かつて本場イタリアでの修業を重ね、
日本では「料理の鉄人」で知られる
坂井宏行シェフがオーナーの
「リストランテ・ドンタリアン」など、
数々の名店で腕を振るった今井シェフ。
北海道の生産地には今回、初めて訪れます。

■タベルナ・アイ
東京都文京区関口3-18-4 フェリーチェ目白台1F
℡:03-6912-0780
HP:http://www.taverna-i.com/

今井シェフ
「生産者さんがどう頑張っていらっしゃるか…
 見ればみるほど、うちらもそれだけのものを
 作っていかなきゃいけないので。
 本当に苦労されてると思うので
 そういのを痛切に感じて
 それで愛情を持った料理を出してあげられたら
 (料理人として)最高だと思います」
イタリアンシェフとしての最高級の称号、
“マエストロ ”の認定も受ける、
日本のイタリアントップシェフが感じる
北海道農業とは…。今井シェフを招いて、
北海道が生産量日本一を誇る、
“ある作物”の生産現場に触れていただきます。

さてバスに乗ってある場所へ…

憧れアナ
「北海道で生産量ナンバー1の作物の
 それこそ現場に一緒に行きます」

森崎
「(その作物は)小麦です!」

今井シェフ
うわっやったー!最高じゃない!
 小麦はすごく興味ある。
 うちらはありますよ~」

今井シェフ
「イタリアにはデュラムセモリナっていう
 スパゲッティ―を作るには欠かせない
 小麦がありますけども、
 イタリアも小麦はすごいありますからね。
 パスタを作るときの一番のポイントは
 小麦がね・・パンチがないと
 おいしいものは絶対に作れない!
 どのくらいそういうのがあるのか
 見てみたいよね」

憧れアナ
「この雪の中で小麦がどうなっているか
 想像できますか?」

今井シェフ
「わからないねえ…
 だから生産現場に行けるだけで嬉しい」

森崎
「私は小麦を上手に料理はできませんが
 小麦の生産地には何回も行った事
 あります」

憧れアナ
「私は…どっちもないです!」

今井シェフ「わはははは」

新千歳空港から車でおよそ1時間。
一行は江別の小麦生産者のもとへ-


2016年04月02日(土) |  雪の下から小麦が!ビックリ!

森崎
「ここが冬の北海道の畑ですね… 
 ご覧ください!」

今井シェフ「もう雪しかない!」

森崎
「これが北海道の自然です」

今井シェフ
「これ…どこに小麦があるの?」

森崎
「どこにあるかって思いますよね。
 まだまだ北海道は寒いでしょ」

今井シェフ
「寒い!東京にはない寒さだね!」

小麦生産について詳しく教えていただく、
生産者の萩原英樹さん。
小麦のほかにも、大豆やビートなど、
およそ36ヘクタールの畑で農業を営んでいます。

今井シェフ
「ぼくすごく楽しみで!
 雪の中に小麦があることが不思議!」

森崎「小麦は…どこですか?」

萩原さん
「実はみなさんのすぐ後ろにあります」
 
今井シェフ「本当に??」

森崎「これが小麦畑です!」

今井シェフ
「全然意味がわからない!」

憧れアナ「私もわからないです」

雪原を歩いていると-

萩原さん
「この辺、掘っちゃいましょうか」

今井シェフ
「踏んでていいんですか?」

萩原さん「全然大丈夫です」

ではスコップで掘ってみますが…

森崎
「そんなんじゃ全然ダメだ!
 もっと腰入れて!
 スコップを刺して!腰入れて!」

憧れアナ「シェフしっかり」

森崎
「この人、包丁より重いものを
 持ったことないからね」

萩原さん
「出ましたよ。
 これが越冬した小麦なんです」

今井シェフ
「え~え~え??
 ただの葉っぱでしょ?
 いやーなんで?」

萩原さん
「雪が降る前にはが5枚~6枚まで成長して
 越冬するんですよ」

今井シェフ
「自分の頭の中が…
 これで生きているんですよね?」

萩原さん「もちろん!生きていますよ」

初めて見る道産小麦の冬の状態に、
とまどいを隠せない今井シェフ。
ここで小麦の栽培スケジュールについて
生産者の萩原さんに教えていただくことに。

萩原さん
「小麦は種をまく時期によって
 大きく2つに分かれるんです。
 春に種をまく小麦を【春まき小麦】、
 秋に種をまく小麦を【秋まき小麦】
 と言います」

萩原さん
「この小麦“ゆめちから”という品種は
 秋まき小麦で初めてパンにも
 中華麺にも向くという品種なんです」

森崎
「“ゆめちから”めっちゃうまいっす。
 香りも良いしチカラもあるしね」

萩原さん
「まさにイタリアの小麦デュラムに
 負けないくらいの品種特性があります」
 
今井さん「すごいな」

秋に種をまいて冬の厳しい寒さに耐えて育つ、
北海道を代表する小麦品種の「ゆめちから」。
ゆめちからを含めた小麦は、
北海道農業にとって重要な役割を担っています。


2016年04月02日(土) |  北海道小麦の生産状況

森崎
「これ…毎年小麦畑じゃないんですよね」

今井シェフ「えっ?違うの?」

萩原さん
「この畑で毎年、小麦を作るわけには
 いかないんです。
 同じ作物を同じ畑で作り続けると
 色んな病気にかかりやすくなって
 しかも収量も落ちてくるんです。
 色んな作物でまわすという
 《輪作(りんさく)》をします」

森崎
「だから毎年景色が変わっているんですよね。
 作物が違うんで…
 北海道の大きな特性。輪作って言います」

今井シェフ
「こういうのを見ただけでもビックリした…
 本当に言っちゃなんだけど…
 雑草があるのかなと思っていた」

じゃ~ん、もんすけです!
小麦の生産量日本一の北海道では、
秋まき小麦を5品種、
春まき小麦は3品種を栽培しています!

これらの小麦は、薄力粉・中力粉・強力粉など
用途別に分類されていて、
タンパク質の量やグルテンと呼ばれる
成分の性質もそれぞれ違うんだ。

北海道ではいろいろな特性を持った品種が、
道内各地でたくさん生産されているんだよ!

萩原さん
「こういう雪解けの小麦を見る方って
 ほとんどいらっしゃらない…」

今井シェフ
「これを知ってるって勉強になりました」

生産者から小麦の栽培を学んだところで、
続いては北海道全体の小麦に関する
生産状況についてホクレンの松本吉史さんに
詳しく教えていただきます。

森崎
「シェフもお料理で使われる小麦ですが
 国産小麦と輸入小麦の比率って
 どのくらいだと思いますか?」

今井シュエ「輸入の方が多いと思います」

憧れアナ
「実はこうなっています…
 輸入がおよそ86%、国産が14%」

今井シェフ「うわ~すごいね…」

松本さん
「国産小麦と輸入小麦あわせて
 500万トン~600万トン、
 国内の需要があります。
 そのうち国産は年によって変わりますが 
 10~15%の間という感じです」

森崎
「じゃあ北海道産の小麦は
 国産に占める割合はどのくらいか?」

今井シェフ
7:3くらいで道産が多いと思います」

森崎「北海道産は66%!お見事」

今井シェフ「チャオです!」

正解して嬉しかったんですね~

国内で生産量、そして品質ともに
トップシェアを誇っている道産小麦。
その作付け面積と生産量ですが、
20数年前のデータと比較したものを見ると、
作付け面積がほぼ横ばいなのに対して、
生産量はおよそ1.4倍に増えています。
コレはいったい、どういうことなのか…

松本さん
「生産者の土作りや輪作の維持もそうですが
 加えて病気に強い新しい品種への改良や
 それらの品種に合った
 栽培方法の確立などもあって
 小麦の生産に関わる人たちの努力の結果が
 表れていると思います」

森崎
「漠然と量が増えただけじゃないです。
 質も良くなってる」

今井シェフ「それが素晴らしい」


2016年04月02日(土) |  道産小麦を使った絶品料理

ここで高品質を誇る道産の小麦粉を
今井シェフに触れていただくことに-
今回お邪魔している江別を含めた、
JA道央エリアの小麦「ゆめちから」を
ブレンドした小麦粉「ゆめちからブレンド」。
トップシェフだからこそわかる品質の高さとは…

今井シェフ
「色も良いよ…ツヤがある!
 ほら(粉が手に)残るんですよ。
 手にしっとりくる」

今井シェフ
「さらさらって落ちない。
 指紋に入ってるでしょ。
 それだけ残るんです。
 本当ね…これ東京にどんどん出してほしい。
 お店で使いたいですよ」
森崎
「嬉しいねえ~松ちゃんから
 2トンくらい届くと思いますよ」

みんなは「麦チェン」って知ってるかな?
道内で加工や消費される外国産小麦を、
道産小麦に変えていこう!という
地産地消を目指した取り組みなんだよ。

道産小麦を使った商品を積極的に作ったり、
販売しているお店は、
「麦チェンサポーター店」として認定されていて、
店舗に認定看板が掲げられているんだって。
僕たち消費者も道産小麦を使った商品を
たっくさん食べて、
地産地消を応援したいよね。

ということでココからは、
小麦生産者でもあるJA道央女性部の
皆さんも加わり、
今井シェフ直伝の道産食材を使った、
絶品イタリアンを披露していただきます!

使用するのは取材した江別産を含む
道央の小麦「ゆめちから生パスタ」と
「ゆめちからブレンド」です。

※詳しい作り方はレシピコーナーを
ご覧ください。常識を覆す調理方法など
たくさんの技もありますよ。

今井シェフ
「まずはミネストローネを作ろうと
 思うんですけど、シンプルなんですが
 ここにコツがあるんです!
 炒めていくコツがあるんです」

※詳しくはレシピコーナーへ…

さてみんなで試食しましょう。

■撮影場所■
ホクレン くるるの杜 農村レストラン

さてお味のほうは…
萩原さん
「なめらかでもちふわ感があって
 キタアカリとゆめちからが合った美味しさ!
 ぜひ家でも作ってみたいです」

北海道の冬の小麦産地で、
作物の力強い息吹を肌で感じた今井シェフ。
イタリアンのトップシェフは、
生産地を訪れ何を感じたでしょうか…

今井シェフ
「初めての体験…
(小麦の)力強さが僕たちに活力を
 与えてくれるんだなあ…
 それを作られている農家さんも
 色んな作業をして素晴らしいなと思いました」

森崎
「実った小麦畑も見たいんじゃないですか?」

今井シェフ「見たい!」

萩原さん
「穂がこすれ合って
 カサカサって音がするんです。
 素晴らしい音ですから
 是非、風景としても楽しんでください」

道産小麦の実力を引き出してくれたシェフ。
今後はシェフのメニューに道産小麦料理が
欠かせなくなる日が来るかもね…


~先週のクイズの正解は?~
3月26日のクイズ
「今回3人が世話をした動物は
 何だったでしょうか。モー!モー!」

正解は「牛」でした。


2016年03月26日(土) |  ♯377 農業理解
森崎
「こんにちは!あぐり王国です。
今日は広尾町にやってきました。
それでは今日のあぐりっこを紹介します。
あぐりっこおおおお」

「はあああああ~い

???声が太い?

しかも見慣れた黄色と緑のツナギ…

そう今回のあぐりっこは、
入社10年目
佐々木ゆうかアナウンサー。
好きな肉は豚のバラ肉
オクラホマの河野くんと
一番の年上
3歳児のお父さん、藤尾君。

今回、この3人が体験するのが…

森崎
酪農教育ファームというものです」

佐々木・河野・藤尾
「酪農教育ファーム??」

酪農教育ファームとは
酪農体験を通して
食と命について学ぶことを目的に
はじまった活動で、
認証をうけた酪農家が
主に学校や教育と連携をして
行っています。

そこで今回3人には特別に
一泊二日で酪農教育ファームを
体験してもらいます!

佐々木
「2日間、酪農教育ファームで頑張るぞ!
 おおおお お~!!」
今回お邪魔したのは広尾町。
海の幸が豊富な漁業のマチなのですが、
酪農に情熱を燃やし牧場を
営んでいる方もいます。
菊地亮太さん。
81頭の牛を管理し酪農を営んでいます。
2015年から酪農教育ファーム認定牧場として
高校生を中心に受け入れを行っているんです。
菊地さん
「一泊二日の短い時間ですが
 同じ家族として受け入れて
 時間を共に過ごしているんで
 強い絆になるのかなと思います」

ということでリーダーとはココでお別れ。
まずは今夜泊まる部屋を案内して頂きました。

菊地さん
「2つの家に分かれてもらいます」

河野
「僕らこっちなんだ!いいですねえ~」

菊地さん
「もう搾乳の時間なんで行きましょうか…」

佐々木「行きましょう!」

それではオクラホマと佐々木アナ
一泊二日の酪農研修ドキュメント
スタートです!

2016年03月26日(土) |  酪農体験スタート♪エサやり

菊地さん
「ミルクの集荷の車が来るまでにやらないと…
普段の作業が5時からだとすると
その2時間前にやらないと…」

4人で会話しながら牛舎に向かうと
奥様の亜希さんがすでに作業されてました。

河野
「ちょっと…待ってくださいよ。
菊地さんから想像した奥さんよりキレイ!」

こらこらこら…と突っ込まれつつ
作業の流れをお聞きします。

菊地さん
「エサやりのお手伝いをしてもらいたいな…」

藤尾「分かりました!」

菊地さん「よろしくお願いします」

スコップでエサをすくいとって
牛の口元に置いて行きます。

菊地さん
「牛が早くしてって雰囲気が…」

藤尾
「早くあげないと隣の牛がとってくね」

菊地さん
「そうなんですよ!
 そういうのに気づくってとても大事ですよ」

もうドタバタの三人です。

河野
「汗かいてきた…
 いつもの取材ってあぐりっこの事も考えて
 自分のペースでいいよって言ってるけど
 今やってるけど
 牛さんのペースに合わせなきゃいけない。
 だからペースが尋常じゃない!」

牛がえさを食べている間、
菊地さんが体験者に必ずする話があります。

菊地さん
「牛乳って何から作られてるって聞いたら
 たいてい牛って答えますよね。
 牛はいつになったら牛乳を出すんでしょう?」

河野「子供を産んだら」

菊地さん
「そうですよね。
 人間と同じように赤ちゃんを産んでから
 1年くらいしたら自然と牛乳が出なくなります」

菊地さん
「だからその間にもう一度妊娠をして出産をして
 牛乳を搾るって作業をずっと繰り返していく。
 この子たちは人間に牛乳を飲ませようと思って
 お乳をだしてるわけじゃなくて
 人間のお母さんと同じように
 自分の子供を育てるために牛乳を出してる。
 なかなかスーパーに行って牛乳パックを見て
 そこまで想像しろっていうのは難しいです。
 ぜひここに来て牛がエサを食べてる姿、
 乳を搾ってミルクがでる姿を
 そういうのを感じてもらえれば
 嬉しいなって思います」

午後4時。搾乳の時間です。

搾乳ブースに牛さんたちが移動します。

菊地さん
「では搾乳体験をしてもらいます。
 うちでやるのは観光牧場でやってるような
 手で絞って出たでた!というのと違います」

菊地さん
「搾った牛乳は菊地牧場の牛乳として
 必ず誰かのお口に入るものなので
 そういうのを意識しながらやって頂けたら…」

河野「お願いします!」

責任感を持って搾乳をしてほしいと考える
菊地さんは作業のレクチャーはもちろん、
その作業がどれほど大事なのか、
なぜ行うのかの理由をしっかり伝えます。
頭と心の準備ができたところで
搾乳作業スタートです。

2016年03月26日(土) |  牛の個性に合わせて…

まずは手搾りでお乳を出します。

佐々木「5回くらいですよね」

菊地さん「10回くらいでもいいですよ」

佐々木「私の握力もつかなあ~」

ミルカーをお乳にセット中の河野君も
悪戦苦闘。

河野
「いやあ~外れた!!!
 ごめんね急ぐね…思ったより難しい」

河野「待ってまって!」

亜希さん「待ってくれないんですよ~」

菊地さん達は一連のやり方を教えたら
出来る限り手を出しません。
体験者自ら考え作業をすることで
色々な事を感じてほしいと
思っているからなんです。

佐々木
手がいた~い!足がいた~い」

藤尾
「ふううう…
 時間かけやがってって顔ですよね。
 いや申し訳ない…」

牛によって違う体と性格。
搾乳は1頭1頭に向きあわなければ
出来ない作業です。

自分が搾っている牛乳は
‘必ず誰かが口にする’
いう責任が3人を作業に没頭させます。

気が付けば最後の1頭になっていました。

河野
「待って!ヒザ笑ってる…」

外に出てみると…
佐々木「星出てる~」

ほっとしたのか三人は
一気に話出しました。

河野「ほんまにヒザ笑ってるのさ、やばいよ」

佐々木
「私なにより握力!重たいんです。」

河野「ミルカーね」

藤尾
「(お乳が)ついてる場所も牛によって違う!
 後ろのほうにあるのもある」

河野「そうしたら手がこう…」

藤尾「それぞれの牛にそれぞれの搾乳あり」

搾乳の後はお風呂で汗や汚れを落とします。
キレイなったところでみんなで夕食の準備。
6時半。なんだかみんなで楽しそう…

午後8時20分いよいよ夕食です。

菊地さん
「ようこそ広尾町へ。
そして作業お疲れ様でした。
(牛乳で)カンパーイ!」

3人「うわーうまいね…」

お食事は野菜のホットプレートで焼いて
トロトロのチーズをかけて頂きます。

佐々木「豪華ですねえ」

河野
「体験される方のお食事ってこんなんですか?」

菊地さん「そうですよ!」

さあチーズをかけますよ…

藤尾「すごーい」

佐々木「ハンバーグとチーズの相性バッチリ」

亜希さん
「これはうちの牛で作ったハンバーグ」

菊地さん
「搾乳牛としてのお役目を終えて
 お肉になった牛なんですけど
 こういう時にみなさんに食べてもらってます」

藤尾
「なんかのどにね…
 美味しいんだけど、
 それだけじゃないよね。
 なんか色々考えちゃうよね」

菊地さん
「そう思っていただけたら本当に嬉しい。
 やってもらった甲斐があります」

千葉県出身の菊地さんが
新規就農の夢を叶えたのは27歳のとき。
それから6年後には、
酪農教育ファームの認定を受けました。

菊地さん
「受け入れされている農家さんの集まりに行って
 受け入れた時の映像を見せてもらった。
 農家さんと修学旅行生が対面するときは
 ダルそうな…
 ところが次の日の退村式になったら
 帰りたくないって…
 そんなふうに変ってくれるパワーが
 酪農家にはあるのかなって思って…」

藤尾
「他人を我が家にいれて…
 そういうことをやろうってスゴイな…」

菊地さん夫婦と3人は同世代。
酪農についての熱い話に花を咲かせつつ
酪農研修 1日目が終了。

2016年03月26日(土) |  早朝から仕事スタート…
酪農教育ファーム 二日目

佐々木アナウンサーが
オクラホマの寝起きを襲撃!!

佐々木
おはよーございまーす!
 朝ですよ~~♪」

藤尾「●△■…」

佐々木
「顔を洗ってツナギをきて
 働く準備をしましょう」

さて急いで牛舎へと向かう三人。

菊地さん
「今日もよろしくお願いします。
 エサやりとベットのお掃除を
 やってもらいたいと思います」

牛舎のウンコをスコップで捨てますよ。

藤尾「重たい!!!よいしょ…」

河野「もう汗だく…」

午前8時エサやりです。

牛さんの口もとに牧草を寄せ集めます。

藤尾「これ一番しんどいかも!」

河野「軽そうにみえてメチャ重いですから」

菊地さんが作業するとあっという間…

三人は息も絶えだえ…

藤尾「これは大変ですね!あつい…」

汗だくの河野君

河野
「ビックリした…朝からご飯を食べずに
 こんなに動いたことないと思う」

午前9時半 三人の朝食です。

「いただきまーす」

コーンスープはこちらの牛乳です。

佐々木「クリーミ!あったまる」
藤尾「めっちゃおいしい」

佐々木「お皿持てない…ピキピキしてる」

藤尾「いやー飯が上手い!最高だなあ」

一仕事を終えて食べる朝ごはんは格別。
いつもより美味しく感じるのは
やりきった充実感があるから。
ごはんを食べ終わったらいよいよ…

菊地さん
「これで一泊二日の酪農体験は
 すべて終了となります。お疲れ様でした。
 上手い下手は関係なく、とにかく消費者の方に
 必ず届くものだって感じたうえで
 一生懸命やっていただけば、それで十分!」

亜希さん
「知ってるってのと、
 体験して感じるってのが
 また別だってことを実感してくれたかなって
 思うので、良かったなって思います」
 
藤尾
「ずっと続けてほしいなって思いました。
 ずっと続けて続けて…
 うちの息子もつれてきたいな」

最後は握手で-

佐々木
「もっと居たいんですけど…
 うわーこの手だ。働く手だ!」

これで酪農教育ファーム体験は終了。

一泊二日、貴重な時間を過ごした3人でした。

「お元気で~」
「また牛に会いたいで~す」
「ありがとうございました」


2016年03月26日(土) |  あぐり卒業…今までありがとう!

酪農教育ファームを体験した3人は
リーダーと合流!

河野
「今まで1頭だけじゃないですか。
それが45頭を一気にお世話するのに
責任を持って実際に出荷する牛乳を
絞るということで…
責任を負って体験ができるのは貴重!」

森崎
「身を持って三人には
 一泊2日の体験をしてもらいました。
 お疲れ様でした。
 実は今回この体験をしてもらったのには
 理由がありまして…
森崎
「今回が…え~その…
 一緒に築き上げてもらったんだけども
 3人が今回の放送で番組を卒業です」
道内各地を飛びまわり
北海道農業の魅力を伝えてきた
オクラホマ佐々木アナ。
今回の放送をもって卒業になります。
佐々木
「ちょっと最後まで言えるか
 自信がないんですけど…
 私の仕事のほとんどがあぐり王国で
 農作業をして汗を流し
 マイナス20℃の極寒の冬から
 40度のハウスの中までみんなで行って
 まあ…なんでしょう…
 大変だったけどすごく
楽しかったです!」
藤尾
「本当に色んな事を体験させてもらったんで
 心の底から感謝の気持ちしかないです!」
河野
「ボクは…北海道が大好きで
 北海道に来てるんで………
 ごめんなさい………………
 北海道が大好きで来てて
 で北海道の魅力の大きな1つである
 農業に携われて、
 すごく幸せやなと思ってます。
 ありがとうございました」

オクラホマは番組開始から
佐々木アナは2年目から
視聴者の皆さんと一緒に
北海道農業を学んできました。

最後にリーダーからメッセージが。

森崎
「あぐり王国は毎回毎回
 農業を体験したことのない小学生たちと
 テレビカメラの前に立つなんて
 緊張してたまらないっていう生産者さんと
 一緒に作ってきた番組です。
 みんなで盛り上げてきた
 おれたちは1つのチームでした。
 本当に長い期間、お疲れ様でした」

佐々木・河野・藤尾
「ありがとうございました」

来週から番組は
「あぐり王国北海道NEXT」
名前を変えパワーアップ!

今後も北海道農業の素晴らしさを
伝えていきます。

最後はリーダーとみんなで熱い抱擁…

次回からは佐々木アナウンサーにかわり
金井憧れアナウンサーが新パートナーとして
大地の誇りをお届けします!

森崎
金井憧れさんとこれを機に
 私改名いたしまして
 森崎トキメキ…と」

河野「それは面白い!」

最後は憧れアナウンサーから
みなさんに花束が-

出演者さんもスタッフもぼろぼろと
大粒の涙を流しながらの最後のロケ。
オクラホマの河野さん、藤尾さん、
佐々木アナウンサー
本当にご苦労さまでした。
番組を卒業しても
あぐり王国北海道のレジェンドとして
北海道農業を応援してくださいね。
ありがとうございました。

佐々木アナウンサーのブログはこちら
ご挨拶が掲載されています
→http://www4.hbc.co.jp/yuuka/list.php

3月19日のクイズ
「生産者の東井さんが切っていた
 枝に実る果樹は何だったかな?」

正解は
「リンゴ」でした!


2016年03月19日(土) |  ♯376 リンゴ生産は冬場の準備が重要!岩見沢で学ぶ編

藤尾
「うお~痛い!おいおい」

森崎「ははははは…」

藤尾
痛い 痛い 痛いって!
 今日(雪が)固いんだって!」

佐々木
「ということであぐりっこと藤尾さんが
 仲良く遊んでいますね!」

森崎
「楽しいねえ~
 まだまだ雪深くて楽しく遊んでますね。
 おいでおいで~」

走ってくるあぐりっこ。
雪山にうもれて「うわ~~」


今回のあぐりっこは小学6年生の二人が参加!
お家は洋菓子店!料理が大好きな
佐藤光向(ヒナタ)ちゃんと、
農作業は何でもチャレンジしたいという、
好奇心旺盛な小倉真斗(マナト)君です!

佐々木
「岩見沢市中心部から車でだいたい30分ほど…
 毛陽(もうよう)地区に来ました」

森崎
「自然豊かな雪もたんまりある…
 まさに雪合戦に持ってこいの場所」

佐々木
「この場所で何を学ぶかというと…ジャン

ヒナタ「リンゴ!」

藤尾「えっ??」

佐々木
「みなさんリンゴの収穫時期はいつ頃?」

マナト・ヒナタ「…春???」

森崎「違うなあ!」

みんな大爆笑。

ヒナタ「秋!」

佐々木「そうそう!」

森崎
「もうないでしょうリンゴ。
 冬も終わりだし…」

佐々木
「まだまだ雪深いこの地区で
 果樹農家さんは冬の作業
 とっても大事なんだそうです!
 その作業に今日は迫ります!」

佐々木
「寒いですが頑張れますか?」

マナト「はい!」

森崎
「寒いのでもう少し動きたいですね!」

森崎「行こう~!」

って、また雪合合戦ですか(笑)

さあ冬の農作業はどんなことをやっているのか
学びに行きましょう。




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