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2020年07月04日(土) | ♯576 当別町カラー編
2020年07月04日(土) | 清楚さでひときわ人気の当別町のカラー
2020年07月04日(土) | 徹底管理で何度も咲かせる!
2020年07月04日(土) | 一か月かかってやっと芽がでる!
2020年07月04日(土) | 花と思っていた部分は、実は…
2020年07月04日(土) | なんと…花をジャブジャブ洗う??
2020年06月27日(土) | ♯575 北星学園女子中学生の商品開発に密着編
2020年06月27日(土) | 各グループで大議論!さあどんな商品にする?
2020年06月27日(土) | 商品開発から学ぶ意義とは?
2020年06月27日(土) | 緊張の本選プレゼン!
2020年06月27日(土) | アイデアとユーモアいっぱいのプレゼン!

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2016年01月16日(土) |  新規就農を町とJAがサポート!

山口さん
「実際見に来たってのは大きいよね」

森崎
「でも後には引けないですよね…」

山口さん
「自分の意思で家族を連れてきた
 責任がありますので
 不安に思ったり壁にぶつかったときには
 引くわけにはいかないんだ!と」

山口さん
ここで暮らすしかないんだ!
 ということを自分に言い聞かせていました」

酪農業は家族の協力がとても重要。
毎日朝と夜の搾乳作業は、
もちろん奥さんも行います。

佐々木
「さきほど牛舎にお邪魔したんですけど
 牛舎にいろいろなコメント
 書かれていたんです」

裕子さん
「あれはですね…
 仕事が始まったばかりのころは
 時々私が失敗をするんです。
 そうするとそのことを忘れないように
 書いてくれました

森崎「小学校みたい!」

佐々木「教室みたいな牛舎ですね!」

そして娘の海緒(ミオ)ちゃんも積極的に
お手伝いをしているんだとか。

海緒ちゃん
「家族全員で仕事をしたりするのは
 他にはあまりないと思うので
 すごく良いと思います!」

森崎
「こんなんに働いてる親父の姿を見せられる
 職場ってそうそうないよね~
 一緒にいられる時間も
 増えたんじゃないですか?」

裕子さん
「…本当のことを言っていいんですか?」

森崎「言ってください!」

裕子さん
「東京にいる時から…
 彼と一緒にいられる時間って限られていて
 先生をやっていた時も
 とても熱心な先生だったので
 娘とお留守番がとても長かったんです」

裕子さん
「なのでこうして一緒にいる時間が
 増えてくれたおかげで
 とても心強いしありがたいし幸せです」

森崎・藤尾

 
山口さん
「家族で力を合わせて 
 ひとつのものを作るというのは
 会社とかではなかなか出来ないので
 みんなが元気じゃないと農場は回らないと
 本当にひしひしと感じますね」

じゃ~ん もんすけです。
酪農のまち別海町を支える戦力の1つ、
‘新規就農者’。山口さん初め、
頼もしい新規就農者を輩出しているのが、
別海町酪農研修牧場。

1996年、別海町内にある3JAと別海町が
新規就農者の育成を目的に設置しました。

別海町酪農研修牧場 吉田達夫場長
「3年を基本として研修生には研修をさせています。
 主に家族で就農を希望する方々を受け入れて
 研修をしています」

酪農家を志す人達が全国から集まる施設。
現在は9組の研修生が酪農家さながらの
生活を送り、就農を目指しています。

研修生 石井香純さん
「牛が最初は怖かったんですけど
 やっぱり慣れてかわいいなと
 思えるようになりました。
 これから就農したら大変なことって
 たくさんあると思うんですけど
 今のところは辛いなと感じたことがなくて
 むしろ楽しく働けています」
 
家族での時間を大切にしたい!という
夫の想いを受けて研修に励んでいる石井一家。
施設内には家族用の住宅もあって
子供を育てながらでも
しっかり学ぶことができるんです!
 
そしてサラリーマンから転身をした小田さんは…

研修生 小田潤一さん
「絞られた牛乳がそのまま商品になって
 お客様の元に届いているので
 高い意識を持ってやることが出来ます。
 僕の牧場にいて牛が良かったなと
 思ってくれるような牧場を作っていきたい

イキイキと研修している皆さんが
別海町の酪農を支える力になっていくんだね!

この施設で生産された生乳は
牛乳としてはもちろん、
チーズやアイスクリームなど様々な商品となり、
私たちの食卓に届けられているんです。

ということで、ここからは別海町が行っている
地産地消についてあぐりっこと一緒に
学んでいきましょう!

今回のあぐりっこは
小学6年生の木村碧月(みづき)ちゃん。
小学5年生の清家綾乃(あやの)ちゃんです。

佐々木
「さてみなさん目の前に並んだこの商品」

ミヅキ「なんか見たことある気がする!」

藤尾
「このキャラクターは見覚えありますよ」

ということでべつかい乳業興社
加藤裕介さんからお話を伺っていきます。


2016年01月16日(土) |  おいしい牛乳をいただこう!

加藤さん「まずはこの自慢の牛乳を!」

森崎「ありがとうございます」

みんな牛乳でカンパーイ♪

ミヅキ「まろやかで美味しかった」

森崎
「飲み飽きのしないさわやかな
 おいしい牛乳ですねえ」
この牛乳、地元の人達に
味わってもらいたいと、
保育所や公民館など、
合わせて29箇所で無料配布
しているんです。
2014年度は92万個もの牛乳を
配布したのです。

佐々木
「小学校中学校は給食ですか?」

加藤さん
「給食でこの別海の牛乳を飲んでいます」

森崎「これ飲んでるの毎日?」

加藤さん「毎日!」

森崎「いいなあ~」

加藤さん
「外に出たときに地元の牛乳はおいしいよと
 (町民の)みなさんに宣伝して頂いている!」

そんな酪農の町らしい別海町ですが
地元の生乳を使った加工品も充実しています!

加藤さん
「おススメは…こちらのさけるチーズ!

さてそのお味は?

アヤノ「普通のチーズより味が濃かった

ミヅキ「柔らかめで歯に優しい感じがする」

森崎「カタカナでいうとどんな感触?」

ミヅキ「ホワ~~ン♪」

さらにこちら
「べつかいの甘酒ハニーミルク」も人気!!

加藤さん
「甘酒を牛乳で割ったような
 飲み物になります。
 非常に好評です」
 
飲んでみると…

森崎「甘酒だ!」

佐々木
「飲み口は甘酒なんですけど
 飲んだ後はすっきりとしたミルクの味」

加藤さん
「昔から酒かすと牛乳で作った飲み物が
 あったみたいです」
森崎
「アイスとかもすごい人気でしょう。
 どれもおいしいですからね!」

2016年01月16日(土) |  チーズ作り&試食体験♪

酪農王国別海町ならではの取り組みは
まだあります。こちらの施設では
アイスクリームやチーズなど乳製品の
手作り体験が出来るんです。
材料や道具は揃っていて、
専門のスタッフが親切に教えてくれます。

べつかい乳業興社 長谷川愛さん
「いまはストリングチーズを作っています!」

長谷川さん
「今日いらしたお客さまです」

チーズ作り体験者 
飯高素子さんと勇一郎さん
「厚岸からきました!」

この日は厚岸町の酪農家 、
飯高(いいたか)さんがチーズ作り体験に
来ていました。ここでリーダーがあるお願いを…

森崎
「あのですね…ここたちは昨日車で
 8時間かけてやってきたんですけど…
 体験させてもらっていいですか?」

飯高さん「OKです!」

森崎
「ヤッター!
 本当にイイタカさんっていい方ですね」

ということで少しだけ体験させていただくことに。
ちょうど今は乳成分を固めたカードを
練っているところです…

森崎
「内側に練り込むことによって
 どういう効果がありますか?」

長谷川さん
「さけるチーズなのでさくための繊維を
 作る作業になります」

長谷川さん「グーッて伸ばす!」

アヤノ
「おおおお! 
 なんか…固いのにすごい伸びる!」

5~6回伸ばしたら型に入れ冷やします。
これで出来あがり!
別海町ならではの取り組みに
あぐりっこも大満足!

森崎「イイタカさんって?」

あぐりっこ「いい方だ!」

酪農家のお母さんグループ 
‘別海Milk Maman(ミルクママン)’の
塩田日香さんに牛乳を使った料理を
用意してもらいました。

※詳しい作り方はレシピコーナーを
ご覧ください。
麻婆牛乳豆腐やキッシュなど絶品です!

牛乳料理の堪能していると…

塩田さん
「わたしもこの牛乳のおかげで
 心も体も丸くなりました!」

森崎「さすがママン!お上手!」

週刊あぐりニュース。
きょうは帯広と札幌で開かれる
イベントのお知らせだよ。

「ミルク&ナチュラルチーズフェア」は
道産の牛乳と乳製品の美味しさを
知ってもらおうと毎年行われています。
会場には道内各地のナチュラルチーズなどの
乳製品が売られているほか、
農業女子のグループによる
ミルクとチーズ料理の実演コーナーや
出店したチーズ工房の人たちのこだわりを聞く、
「世界に誇ろうミルク&チーズサミット」が
開かれるなどイベント盛りだくさん。
「ミルク&ナチュラルチーズフェア2016」は、
帯広ではおとといから19日まで藤丸百貨店で、
札幌は21日から27日までさっぽろ東急百貨店で
開かれます。北海道の牛乳・乳製品が
たっぷり味わえるイベントなので、
皆さん参加してみては?
以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした。

【ミルク&ナチュラルチーズフェア2016】
■帯広会場 1/14(木)~19(火)
 10:00~19:00(最終日は16時まで)
 藤丸百貨店7階(帯広市西2条南8丁目1)

■札幌会場 1/21(木)~27(水)
 10:00~19:00(最終日は16時まで)
 さっぽろ東急百貨店9階
 札幌市中央区北4条西2丁目


2016年01月09日(土) |  ♯366 北海道農業をグローバルな視点で考える編

森崎
「新年あけましておめでとうございます!
 2016年になりまして今年も北海道の色んな
 農産物や農業の魅力を発信していきたいです。
 なんとか今年は海外に行きたいですねえ

河野「全然言ってることが…」

佐々木
「今回は畑ではございません。
 私達がお邪魔しているのは札幌市中央区の
 喜久一(きくいち)本店。
 お正月もあけましたので豪華に参りますが…」

■喜久一(きくいち)本店
 札幌市中央区南13西8-1-20
 代表011-521-0143
 フリーダイヤル 0120-014191

佐々木
5名のゲストにお越しいただいております」

森崎
「どう考えてもゲストが座る椅子が
 用意されています!金屏風の前!」

河野「5名も!」

佐々木
「それではスペシャルゲストの皆さんです。
 どうぞ~」

「フーデミダァフ」
「ニーハオ」 「セラマ セジャラテ」
「ドブリーデン」「ハロー」

佐々木
「スペシャルゲストの皆さんは
 北海道大学の留学生の方々です」

今回のあぐり王国は北海道大学に通う、
外国人留学生を迎えた特別企画!

留学生の方々は、
オランダ出身のマライエさん、
中国出身の王さん、
マレーシア出身のメルバートさん、
ウクライナ出身のジュリアさん、
アメリカ出身の太洋さんの5名。

北海道大学で日本文化や農業、
そして工業など様々な分野を学んでいます。

河野「日本に来てどれくらいですか?」

ジュリアさん「3か月になります」

河野
「3か月でそんなに日本語上手なんですか!」

森崎
「日本語の他に何語を離せますか?」

ジュリアさん
「ウクライナ語・ロシア語・英語、
 ポーランド語を話せます」

森崎
「すげー!」

佐々木
「みなさん日本語はお上手なんですけど…
 ここからあぐり王国です。
 野菜についてどのくらい知っているか?
 事前にチェックさせて頂きました」
ということで日本でポピュラーな野菜
10種類を用意して、留学生の野菜に対する
認知度の高さを確かめてみました!
まずはウクライナ出身のジュリアさんから―

悩みながらもレタスのザルにホウレンソウを
置いてしまったジュリアさん。
しかし、残った野菜を見て、
何か思いついた様子…
消去法で悩んでいた白菜も分かったようです。

続いてはマレーシア出身のメルバートさん。
同じアジアの国ということなのか、
スピーディに野菜を置いていきます。

森崎「分かっている人の動きですね」

続いては中国出身の王さん。
やはりアジアの国ということで躊躇なく
決めていきます。

続いてはオランダ出身のマライエさん。
オランダ人の主食とも言える
ジャガイモから始まり
そのほかの野菜も順調に当てていきますが
ゴボウと長イモで悩んでしまいました…

最後はアメリカ出身の太洋さん。
やはり日本人の父を持つだけあって、
野菜選びもスピーディ。
しかしイマイチ自信がなかったのは…
「ニラ?ニラ?白菜…?そうかもね…うーん
 わかんないよね…」


2016年01月09日(土) |  母国料理は…刺激的!
佐々木
「マライエさんがゴボウと長イモを
 間違えてしまった以外は…全員正解!」
河野
「これは日本に来て分かったのか
 母国にもほぼ同じ野菜があるの?」

王さん「ゴボウ以外は全部わかります」

河野「中国にもある?」

王さん
「ただゴボウは日本に来てから
 初めて食べました

メルバートさん
「大根は日本の方が大きい!
 マレーシアの大根は
 ニンジンのサイズと同じ。
 日本は野菜のパッケージがキレイ!
 これは日本だけかな…」
マライエさん
「パプリカはどうして少なく売ってる?
 オランダではたくさんパプリカが売っていて
 たくさんバッグに入れて買うのに!!」

お国によって食文化も様々…ということで、
留学生の皆さんが大好きな、
母国の野菜料理を紹介!

ブロッコリーとマカロニをチーズで和えた
アメリカンな料理から
ジャガイモなどの野菜をひき肉と合わせた
和食のようなオランダ料理。
そしてマッシュポテトにお肉や野菜などを
加えたものをパンケーキの形にして、
サワークリームで味わうウクライナ料理など…
それぞれの国によって色々な野菜料理があります。

王さん「セロリ肉餃子です」

河野
「中国ではセロリ使うのはポピュラー?」

王さん
「セロリを使うのは普通ですね。
 白菜と同じレベルな感じで使います」

佐々木
「セロリおいしいですね!
 セロリの香り。このパワーすごいですね」

王さん
「餃子の皮は北海道産小麦です」

森崎「ありがとうございます!」

そしてさらにその国ならではの食材と
特徴的な味付けのこんな料理も…

メルバートさん
タピオカ葉とココナツミルクを煮た料理。
 タピオカの葉っぱをとって料理してます。
 東南アジアではよく食べられる
 伝統的な食べ物です」

なかをすくってみると…

佐々木「えええええ~」

河野「すごい量は言っていますけど?」

メルバートさん
「ちょっと口に入れる時、
 辛いかもしれない…」

佐々木アナひと口いただくと…

佐々木「刺激的!」

河野「おおお~Hot!」

森崎「辛いね!」

佐々木
「なんかグリーンカレーみたいな感じなんですよ」

佐々木
「このタピオカの葉っぱが・・
 うおっっゲッホッ!ゲボうおおっ

森崎「おい大丈夫か!!」

佐々木「ゲホゲッホ…」

突然やって来た辛さに
つっぷす佐々木アナ(笑)。

しばしむせておりました…。


2016年01月09日(土) |  あぐり王国クイズ大会!

佐々木「あぐり王国クイズ!」

ということで、あぐり王国の放送映像を
活用したクイズを出題!

その前に留学生の皆さんには、
北海道農業に関するいくつかの
基本的なデータでザックリと予習してもらい、
クイズに挑戦していただきました。

果たして農業に対する留学生の知識は
どのぐらいあるのでしょうか?
視聴者の皆さんも是非、
一緒に考えてみてください!!

クイズ①
「日本のお米には品質のランク付けがされていて
 もっとも高いランクは特Aと呼ばれています。
 私たちが主食として食べている
 うるち米と呼ばれるお米は現在北海道に
 十数品種ありますが、そのうち特Aランクを
 とっているのは何品種でしょうか?
 正解の数字を書いてください」

“お米”に関する問題。
視聴者の皆さんは、わかりましたか?
果たして留学生の答えは…

さてそれぞれの回答をオープン!

河野
「見たことがない数字が…??」

マライエさんの数字は?

森崎「Y品種??」

マライエさん「これはです!」

正解は?
森崎
3品種です!正解はいらっしゃらない…
 初めて今回特Aになった
 “ふっくりんこ”は道南の函館のほう。
 ななつぼしもありますね…」

王さん
「ななつぼしをいつも食べています!」

森崎「あああ~特Aランクです」

クイズ②
「高品質なお米を生産している北海道ですが
 北海道民が普段食べているお米のうち
 何%が北海道産でしょうか?選択です

 A約30% B約50% C約90%」

佐々木
「これは北海道に住んでいても
 難しいかもしれません…」

留学生の答えはご覧の通り。

森崎「王さんはCの90%」
王さん
「そうですね…北海道民だったら
 北海道米を食べているんじゃないかな?」

森崎
「正解は…Cの90%!」

佐々木
「自分たちの土地で作ったお米を
 自分たちで消費している!」


2016年01月09日(土) |  あぐりクイズ②
さてクイズ③は映像を見て答えますよ。
「子供たちが引き抜いたこの作物は
 ある調味料の原料なんです。
 その調味料とはいったいなんでしょうか?」

この問題は全員、
回答が見事に分かれましたが?

メルバートさん「とうがらし!」

マライエさん「だし!」

森崎「出汁の原料じゃないかと…」

太洋さんはターニップという野菜を
書いてますが…

河野
「ターニップという野菜がアメリカにある?」

太洋さん「そうですね」

森崎「正解は…砂糖です!」

王さんが正解でした。

森崎
「てん菜(ビート)を使って砂糖をとってます。
 日本では北海道が唯一であり 
 シェア100%を誇ります」

クイズ④
「たくさんの牛がぐるぐる回っている
 アトラクションのような施設。
 この施設では一体何が
 行われているでしょうか?」

 

視聴者の皆さんは、答えがわかりましたか??
留学生たちは、全員ミルクを搾る施設と回答。
正解は「全員正解です!」

佐々木
「これはミルキングパーラーという施設。
 一度に数十頭もの牛がこの中に入って
 自動でミルクを搾ってもらえる」

森崎
「ぐるっと一周するのに30分。
 着いたら自動的にミルカーがはずれ
 牛さんたちが自分たちで帰っていく」

クイズ⑤
「現在北海道で飼われているお肉用の牛の種類は
 それぞれ見た目に特徴を持つご覧の6種類です。
 その中で半分近くを占めているのは
 どの種類の牛でしょうか?」

北海道民なら知っていたいこの問題。
正解はもちろん、わかりますよね。

正解は…Eのホルスタイン種です。

太洋さんとマライエさん正解です。

佐々木
「北海道は酪農王国でありミルクを出すためとして
 ホルスタイン牛は活躍しているんですが
 雄や乳牛として役目を終えた牛は
 お肉として食べられています…」

森崎
「何度も牛の取材をあぐりっこ達と一緒に行って
 私達は牛の命をいただいているんだから
 感謝をしていただきますと言って食べよう…
 と言う話をしています」


2016年01月09日(土) |  おしるこ作り体験
クイズ⑥
「これは北海道の和寒町で
 畑に積もった雪の下に
 貯蔵するある野菜
 掘り起こしている所です。
 その野菜とは一体なんでしょうか?」
北海道ならではの貯蔵方法ですが、
この問題は和寒町という地域がポイント。
留学生たちはご覧の回答を出していますが、
この中に正解はあるのでしょうか…

正解は…キャベツです!

メルバートさん
「考えられない…キャベツが凍るんじゃない?」

森崎
キャベツは凍らない!
 北海道の雪はパウダースノーで
 空気をたくさん含んでいる。
 空気の層ができるので
 その下にある野菜は凍らない!
 こちらではキャベツだったんですけど
 たとえば他の町に行ったら雪の中から
 ジャガイモが出てきたり…
 ニンジンが出てきたりする」
森崎
「寒さを我慢することでデンプンが糖に変って
 野菜が甘くなるというわけです」

佐々木
「以上があぐりクイズでした」

メルバートさん
「キャベツが雪の下かた出る映像は
 障害忘れられないと思います」

王さん
「特Aの米のところが面白かった。
 日本のお米が美味しい理由は
 炊飯器だけではなく
 米そのものがおいしいからですね!」

マライエさん
「ホルスタインは北海道大学の近くにもいるので
 今度見たら、ああ肉にも使える!と思っちゃう」

最後に日本の伝統料理にチャレンジ!

道産のもち米と小豆を使った
日本の伝統料理「おしるこ」。
今回は留学生の皆さんに、
蒸したもち米からお餅を作ってもらい、
日本の食文化を体感してもらいました。

マライエさん
「クッキーの作り方みたい!」

ジュリアさん
「もちもちしていますね!」

太洋さん「なめらかですね」

初めて触れるお餅の手触りに、
留学生の皆さんも楽しそうな表情。
果たして自分たちで作った手作りの
おしるこの美味しさは??

ジュリアさん
「おいしいですね!
 もちもちしています」

王さん
「うまく説明できないんですけど
 幸せの味です!」

河野
「それ以上の言葉はないです」

マライエさん
「いろんな勉強ができて
 とても嬉しかったです!」

さて最後にリーダーから挨拶です。

森崎
「みなさま2016年も
 この番組にお付き合い下さい。
 森崎博之のあぐり王国北海道!」


2015年12月26日(土) |  ♯365 ブランド牛肉 十勝和牛に込められた産地の想い編

佐々木
「雄大な山々…広い大地が広がる音更町
 十勝和牛をみんなで学びたいと思います」

北海道は肉用牛の一大産地。  
北海道で育った子牛が全国的にも
有名な牛肉になる牛として出荷されているのです。
そんな中、北海道にも全国から注目される
和牛がいます。その名は‘十勝和牛’!

佐々木
「今日はある方と待ち合わせしているんですけど…」

森崎
「待ち合わせで人を待たせる人は嫌いです!」

佐々木
「もう来てるかなあ…」

女性「こんにちは~!」

森崎「これはどうもどうも…」

女性「お待たせいたしました」

森崎「いま来たばっかりです」

河野「全然言ってること違うでしょ!」

ということでなんだかいつもと違いますよ…

森崎「あれ?あぐりっこは?

佐々木「今日はあぐりっこじゃないんです」

今回は札幌大谷高等学校の家庭科と国語の
先生お二人にお越しいただきました。

森崎
大谷高校と言えば女生徒と一緒に
 酪農を学びましたよね。
 そこの先生方ですか?」

河野
「なんで家庭科の先生と国語の先生?」

家庭科 谷浦 伴子先生
「食の安全ということを大事に生徒に
 伝えたいと思っています」

国語科 泉 佳宏先生
「国語は自分の考えたことを自分の言葉
 伝える事が大事な教科です。
 実際に体験してみて子供たちに伝えたいと
 思って今回参りました」
 
ということで今回はアダルティーなメンバーで
十勝和牛を学びます。

私たちが普段食べている牛肉。
実は3種類あります。

まずは「サシ」と呼ばれる
脂が多く入っている高級な和牛の肉。

赤みに程よくサシの入った交雑牛の肉。

そして脂が少なく赤みを味わう
ホルスタインの肉です。

谷浦先生
「十勝和牛はあまり手に入らないかな…」

泉先生
「十勝和牛を札幌でなかなか見ないですね」

となかなかお店で見かけない
‘十勝和牛’ですが、その理由について
十勝和牛振興協議会の由佐哲朗さんに
話をうかがっていきましょう!

由佐さん
「十勝には繁殖牛というお母さん牛が
 1万8千頭くらいいまして
 そこからいっぱい子供が生まれるんですけど
 その子牛を素牛(もとうし)と言うんですけど
 そのだいたい1万4千頭
  ほとんどが道外に出荷されているんです、
 仔牛として… 
 そして各地の有名なブランド牛として
 育てられてるというのが現状です」

森崎
「松坂牛とか神戸牛とか元をただすと
 どさんこだったってよく聞きます」

つまり素牛(もとうし)のほとんどが
道外に出荷されてしまうので
北海道にはあまり出回らないのです。
しかも…

佐々木
「北海道の素牛としてではなくて
 十勝和牛の素牛として市場では
 非常に評価が高い!」

森崎「やっぱ十勝すげーな~~」

北海道は道内各地で素牛を生産し
全国へ出荷しているのですが、
そのほとんどは‘道産の素牛’
として出荷されます。
素牛の段階で名前が付いているのは珍しい事。
それだけ評価が高いのです!

森崎
「だからと言って全国に好評だからって
 全部出荷しちゃったら北海道には
 残っていないの?と思ってしまう…」

由佐さん
「十勝でも一生懸命肥育(ひいく)をされて
 お肉として出荷している生産者もいまして
 1700頭を十勝和牛のお肉
 として出荷してます」

と、ほとんどを素牛の段階で全国へ
出荷してしまう十勝和牛ですが
地元で大きくなるまで育て、
‘十勝和牛’を楽しんでもらおう~
という動きが今盛んなんです。

ということで十勝和牛を育てて30年。
素牛での出荷はせず、
牛が大きくなるまで育てる事を専門にしている
山川克之さんに話を伺ってみましょう!


2015年12月26日(土) |  優しい顔をした十勝和牛にキュンキュン♪

さあ牛舎にやってきました。

すると目の前には子牛の十勝和牛が!

森崎「かわいい~~」

先生方も「かわいいい~」

森崎
「牛を見ている先生方もカワイイですよ」

谷浦先生「それほどでも~~」

森崎
「乳牛と比べて顔が小さい…」

山川さん
「こっちにいるのが
 3か月~4か月くらいの牛ですよ」

河野「毛がフワフワしている」

リーダーが触ってみますが全く
人間を怖がりません!

なでなでなでなで…

森崎「うわ~~~一緒に寝たい!!」

先生方もなでてみますよ。

谷浦先生
「フワフワというよりもガサガサ。
 意外と毛が硬い!」

泉先生
「僕の毛よりも柔らかいっすよ」

河野
「すごい人懐っこいですね」

山川さん
「産まれた時から世話をしてきたので
 人に慣れていますね」

森崎
「だってこんなに触らせてくれる牛、
 なかなかいないですよね」

さてお次は…
森崎「でかい!でかい!でかい!」

山川さん
「こいつは24か月になります」

大きくてもやはり大人しいんです。

だまって撫でられています…

泉先生
「うなじが出てきましたよ!」

佐々木
「ここまで大きくなっても
 人間に恐怖心を抱かないで…」

山川さん
「やっぱ毎日世話をすることによって
 慣れてきますね」

素牛と呼ばれるのは
生後12か月頃までの牛。
13か月から30か月の頃の牛は
肥育牛と呼ばれていて、
体重が700~800キログラムになるまで育てた後、
出荷します。

谷浦先生
「どんな思いで見送るんですか?」

山川さん
「この子たち(牛たち)は食用として
 その目的で生まれてきているので、
 みなさんの食卓に出たときに
 初めて日の目を見るので…」

森崎
「みなさんプロの方々はたぶん
 “想い”というのは
 そこに持たれないと思うんですよね。
 それを持っちゃうとお仕事にならない…」



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