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2020年06月20日(土) | 命を守るための最新システム
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2020年06月13日(土) | えみまるの実力やいかに!?

[+10] >>

2015年05月09日(土) |  ハマナスW2(ダブリツー)とは?

では早速ハマナスW2について
詳しく学んでいきましょう。

佐々木
「ハマナスW2(ダブルツー)は
 お肉としては出回っていないんです」

岩上さん
「豚では一般的に3つの特徴ある品種
 掛け合わせていって
 三元交雑豚(さんげんこうざつとん)
 という豚を皆さんが食べていると思います」

一般的に私たちがよく食べる
三元交雑豚(さんげんこうざつとん)を
作るのに大事な役割を担っているのが
「ハマナスW2(ダブルツー)」ということ。

どんな役割なのかというと…

岩上さん
「ハマナスW2は子豚をいっぱい産んで
 子豚を育てるのが上手
 大ヨークシャー種の品種の系統。
 そしてランドレースという品種も
 子豚をいっぱい産んで育てるのも上手。
 その二つの品種を掛け合わせて
 雑種のF1雑種になることで
 さらに子豚をいっぱい産んで
 育てることが上手になります。
 ただお肉の味に関しては
 おいしくなるように改良していないので…
 そこでデュロックというお父さんが出てきます。
 デュロックはお肉が美味しくなるように!
 早く大きくなるように…!と選んでる」
岩上さん
「いっぱい子豚を産むお母さんと
 美味しいお肉を作るお父さん
 そこから生まれてくる三元交雑豚は
 いっぱい産まれて、
 さらにお肉も美味しいという
 特徴を持っているんです」
 
あぐり一行「へええ~~」

藤尾
「その良いとこ取りをするための
 いちばんベースになるハマナスW2を
 ここで開発・育成している!」

森崎
「三元にはそうい意味が込められていたんだ」

スーパーで良く目にする豚肉は
味や食感、そして安定供給など
様々な観点から選ばれた豚たちを
掛け合わせた結果、
生まれた肉だったのです!
そこで…

佐々木
「今回は本当に本当に本当特別に
 こちらの人でも簡単に立ち入ることが
 出来ないと言っていた施設に
 入れて頂ける
 
“特定の病気”を排除する特別な環境で
育てられているハマナスW2が育つ豚舎の
取材許可がもらえたのですが
6名しか入れないんです!

ハマナスW2が育つ豚舎は、
いろいろな菌が入り込むリスクを
少なくするため
本当に限られた人しか入ることができません。
しかも入るためには厳しい条件があります。

岩上さん
まずお風呂に入ってもらいます。
 シャワーで髪の毛から身体の隅々まで
 洗っていただきます」

藤尾
「つまりノーメークの状態で
 カメラがまわる!ということ」

佐々木「ノーメイクは厳しい…」

体に着いた菌などを持ち込まないように
全身を綺麗にしなければいけません。
さらに持ち込むものは
すべて滅菌消毒しなければいけないのです!

そして…

森崎
「先日ふれあい広場に行ってきました」

岩上さん「ミニ豚とかいましたか?」

森崎「いたかもしれません…」

岩上さん
「ふれあい広場で触れ合った場合は
 ご遠慮いただいております」

豚舎に入る前の四日間、
犬や猫など哺乳類との接触があると

豚舎には入れないんです。
ということで今回豚舎に入るのは、
あぐりっこ2人と藤尾くんに決定!

2015年05月09日(土) |  立ち入り禁止?あぐりっこが初潜入!

森崎
「ここからは選ばれた人たち…
 すなわちあなた達しか入れません」

タカアキ「すごいワクワクしている!」

タイガ「責任感もある!」

岩上さん
「ここは準規制区といいまして
 奥に豚舎がありますが
 その前の段階でこちらもあまり人が
 入れない場所となっています」

まずは靴の消毒です。

岩上さん
「病気がない環境を守るために
 しっかりと消毒をして中に入ってもらいます」

では三人が境界線を越えました!

藤尾「人の気配が全くしないよね…」
タカアキ「ばんがりま~す!」
タイガ「行ってきま~す」

それではテレビ初公開!?
ハマナスW2の原種がいる豚舎へ入ります!
まずやらなければいけないことが…

岩上さん
「シャワーに入って髪の毛・体を洗って
 入口とは反対側の扉から
 そのまま出て行ってください」
 
では頑張って体をあらいます。

タカアキ
「いつもは普通に洗っているけど
 今回はキレイにすみずみまで洗ってる!」

体もキレイになって服装もチェンジ!
ここからは家畜研究部中小家畜グループ
甲田洋子さんにお話しを伺います。

甲田さん「よろしくお願いいたします」

タカアキ
「柵とかが厳重になっていて
 外から入れない感じ…」

藤尾
「お風呂に入る前は準規制区でしたが
 お風呂あがった瞬間から規制区!
 普段は関係者以外は入れないですよね」

この規制区には滅菌消毒してないものは
持ち込めません。
みんなが着ている服、
そして撮影用のカメラは
前もって滅菌消毒したものを使っています。

甲田さん
「子豚がいる分娩豚舎にご案内します」

分娩豚舎ということは子豚がいるかも…
はやる気持ちを抑え豚舎に入ったら
洗濯し滅菌消毒済みの清潔なつなぎに
着替えます。長靴も履き替え、
マスクに帽子で準備完了!
いよいよ豚がいる部屋へ…

藤尾
「うわ~カワイイ!」

タイガ「かわいすぎる!」

お乳を激しく吸う赤ちゃんブタちゃん。

タイガ「奪い合いみたいな感じ…」

甲田さん
「1時間に1回のペースでおっぱいタイム。 
 30秒くらいしかおっぱいが出ないんですよ」

タカアキ「え~だったらすごい争いだ」

甲田さん
「ブタの健康を保つために
 部屋の温度は20度に保っています。
 子豚は寒さにとても弱いので
 子豚用のヒーターを用意しています」

藤尾
「快適に暮らせるための設備が揃ってる」 

このように徹底管理された場所で
品種改良が行われ誕生したハマナスW2。
私たちが普段何気なく食べている豚肉には
こんな秘密があったんです。

甲田さん「抱っこしてみる?」
とにかくカワイイ子豚達!
さっそく抱っこしてみると…

タイガ「柔らかくてフワフワしてる」

タカアキ
「すごく重みを感じてフワフワだった!」

じゃ~ん もんすけです。
北海道民も大好きな豚肉!
体に必要な栄養が含まれているものなんだよ。

天使大学看護栄養学部 荒川義人教授
「豚肉は他のお肉に比べて
 ビタミンB1が多く含まれている。
 ビタミンB1は体の中でデンプンから
 エネルギーを作るときに必要なビタミン。
 したがってB1をとることで
 スタミナアップに繋がりますね。
 ニンニクやニラなどと一緒に食べると
 ビタミンB1の吸収率がアップして
 体の中でB1が長く役割を果たします」

大切な命をいただいて、
健康な体を作りをしていこうね~


2015年05月09日(土) |  牛肉の食べ比べで何が分かる?

佐々木
「ではみんなお肉を食べましょう!
 みんなで食べるお肉はハマナスW2!」

お店に出回ることはほぼ無いという
はまなすW2を今回、特別にいただきます。

森崎
「命を頂いて私達は生かされているんだから
 感謝して食べようね」

いただきま~す!

タカアキ「めっちゃくちゃおいしい!」

「子豚の発育が良い」というハマナスW2。
柔らかい肉質でとっても美味しい肉でした。

佐々木
「畜産試験場では豚以外にも研究していると
 話していましたね。
 実はアンケートをいただいてきました。
 これから2種類の牛肉を食べてもらいます」

続いては牛肉の簡単な食味検査。
AとBの肉はあるものを変えて育てられた肉。
香り 味など、どのような違いがあるか
食べ比べしてみよう!

Aのお肉は…
タカアキ
「すっごいおいしそうなジューシーな香り」
森崎「やわらかい…」

この味を覚えておいて、次はBのお肉を試食。

タイガ
「柔らかさはこっちの方がすごい感じ!」

藤尾「脂の強さはBの方がある」
森崎「脂強いね。こっちね」

食べた感じを思い出し、
しっかり記入したら…

佐々木
「このアンケートを持って
 今度は牛肉を学びます」

ということで移動してきました。
全身着替えました。

森崎「これもなかなかですよ~」

家畜研究部 肉牛グループ
遠藤 哲代さん
「外から病気を持ち込まないため。
 そして持ち出さないために
 外部から来た人には着替えてもらっています」

佐々木
「さきほど私達お肉を食べて
 アンケートに答えてきました」

佐々木
「Bの方が柔らかくてジューシーだと
 感じたんですが
 好みで言うとAが好きという感じで…」

遠藤さん
「一番違うのはエサが違うということ」

タカアキ
「エサだけであんなに違うんだ…」

遠藤さん
「そうなんです」

遠藤さん
「肥育牛は草よりも穀物の量が非常に多くて
 畜産試験場では穀物をできるだけ減らして
 栄養価の高い飼料を与える研究をしています」

「牛のエサ」の研究。
実は私たちの食卓にとても関係が
あることなんです。
それはどんなことなんでしょう。

2015年05月09日(土) |  国産のエサを目指して…
遠藤さん
「こちらの牛が一般的な飼い方をしていて
 穀物の給与が非常に多い牛です。
 牧草を乾燥させた干し草の他に
 (配合飼料として)トウモロコシ・大麦
 ふすま(小麦の皮)・大豆のカスなどを
 1日に10キロぐらい食べます」

そしてもう一方こちらの牛のエサが…

遠藤さん
「これはトウモロコシサイレージ。
 エサ用のトウモロコシを発酵させたもの」

実は先ほど食べた牛肉は
一つは配合飼料と干し草の
一般的なエサで育てた牛、
もう一つは配合飼料を4割減らすかわりに
トウモロコシサイレージを加えた餌を
食べて育った牛だったんです。

遠藤さん
「実はAの牛がトウモロコシサイレージを
 食べた牛になるんです」

森崎
「Aが好きです!」

森崎
「Aはとってもおいしかった!」

遠藤さん「ありがとうございます」

森崎
「あれは何枚でも食べられそうです!」

森崎
「Bは脂がのって美味しいよ。
 美味しいんだけどボクは2枚でギブアップ。
 Aを食べたときに何てフレッシュなんだろう。
 肉質も柔らかいと言いながら歯ごたえがあり
 肉汁がほとばしってくる!
 これぞまさにジューシーな牛肉だ」

エサの違いが
肉質や味、脂にも
関係するという事は
あぐりメンバー全員が実感しました。
しかし遠藤さんの研究は私たちの食卓に
もっと深く関係する事なのです…

遠藤さん
「穀物がほとんどが輸入物になるんです。
 いま非常に穀物の値段が高く 
 なっていますので
 エサ代が非常に高くなってしまう!」
遠藤さん
「仕入れる国の作物が
 病気などが発生してしまうと
 使いたいのにエサが使えなくなってしまう。
 なの自分の国で使うエサは
 確保しないと
いけない
 というのがあります」
肉牛を育てるために重要なのが
トウモロコシや大豆カスなどの「配合飼料」。
現在は輸入に頼らざるえない状況なんです。
そこで遠藤さん達は、
道内で栽培したトウモロコシを使ったエサ
「トウモロコシサイレージ」を使って
安全安心な肉を安定供給する
研究をしているんです。

森崎
「ついに新時代!
 北海道の穀物で畜産物が食べられるという
 入口に来ているわけですね!」

遠藤さん
「やっと来たとう感じです。
 相手が牛という生き物なので
 計算したエサを思うように食べてくれない
 時もあるし難しい所もあるんですが…」

遠藤さん
「あと10年20年で国産のエサになるよう
 頑張ります!」

森崎
「君たちの食べ物の未来は明るい。
 そして僕たちも待つために長生きしよう!」

北海道総合研究機構 畜産試験場は
私たちの食の未来予想図をしっかりと
研究してくださっているところでした。
みなさん、これからも頑張ってくださいね~

さてここでおまけ…
北海道開拓期を支えたどさんこ。
荷物を運搬したり、農耕作業をしたり
ほんとうに北海道の歴史を支えて立役者。
とっても優しい目をしていました。
しかもあぐりっこにも懐く懐く…

なでなでしまくるタカアキ。

佐々木「君はすごいなあ」


2015年05月02日(土) |  ♯336 ‘おにぎらず’と道産食材で行楽弁当編

最近巷で聞きなれない‘ある言葉’
よく耳にしませんか?その正体はこちら!
黒光りの正方形…
外見だけでは中をうかがい知ることは
できません。

しかしその中を開いて見てみると
ゴロゴロした具材
目に飛び込んできて、
そのインパクトにびっくり。
まるでサンドイッチのような、
しかし、おにぎりのような…

これが今話題の“おにぎらず”だ!

あぐりっこのお母さん
「握らない?ごはん??」

今回のあぐり王国は、
あぐり王国らしいこだわりをちりばめて作る
今話題の新感覚メニュー‘おにぎらず’で
北海道の恵みをいただこう!

佐々木
「今回は二組の親子に来てもらいました」

森崎「お子さんは双子ですか?」

そっくり~(笑)

今回のあぐりっこは
特技はヒップホップダンス!
普段食べているお米はゆめぴりかの
加納万愛(マナ)ちゃんと
お母さんの美香さん。
そして北海道に住んで2年。
北海道米のおいしさに感動しているという
清家綾乃(あやの)ちゃんと
お母さんの牧子さんです。

佐々木
「今回はあぐりらしい“おにぎらず”を
 青山さんに教えていただきます」

飲食店向けメニューの開発や料理教室を
主宰する青山則靖さん。
常識を覆す様々なテクニックを繰り出します。

今話題の ‘おにぎらず’とは
ご飯を握らずに“のり”の上に
ごはんと具材を重ね包んだもの。
おにぎりの様ですが、
にぎっていないのでおにぎりじゃない!
しかも握らないので様々なトッピングが
楽しめる新感覚のメニューなんです。

佐々木
「おにぎらずで重要なのがお米!
 北海道米3種類ご用意いたしました」

森崎
ななつぼしゆめぴりかは特Aランクで
 日本のお米の中でも最高ランクです」

作付面積・収穫量ともに
新潟県と1位2位を競う
日本最大規模の米どころ北海道!

そんな北海道で収穫するお米、
なかでもゆめぴりかとななつぼしは
お米の"おいしさ"の目安となる
日本穀物検定協会の
「米の食味ランキング」で
2010年度産以来5年連続で特Aに輝くほど
全国的に評価されているんです!

さらに…

河野
「しかもふっくりんこも特Aに!」

森崎「ふっくりんこ取ったね!すごいぞ」

河野
「2014年度!初めて特A!」

森崎
「3種類ともいまや北海道が誇る
 全国的に有名になったお米ですね」

ではそれぞれのお米の特徴をみてみましょう。

ゆめぴりかの特徴
 ・強い粘り・甘み・やわらかさ
 ・つややかな炊き上がり
 ・北海道米の最高峰といえる

青山さん
「強い粘りと甘みがあるので
 ご飯が主役になります。
 なのでご飯をしっかりと味わう。
 そのためにご飯のお供になる
 漬け物や梅干しなどと一緒に食べると
 おいしいですね」

■ふっくりんこの特徴
 ・ふっくらした見た目でツヤがある
 ・やや甘みが強い
 ・道南生まれ

青山さん
「しょうが焼きなどを乗せて食べる
 カレーをかける…など
 ご飯と美味しいモノを合わせる!」

ななつぼしの特徴
・粒形が崩れにくくツヤも良い
・ほどよい甘み
・冷めても美味しさが長持ちする

青山さん
「お米自体を料理するのが美味しいので
 チャーハンを作るとパラパラに
 なり易かったり、炊き込んだピラフ、
 お寿司のシャリにもむいています。
 冷めても美味しいのでお弁当に入れても
 おいしいです」


2015年05月02日(土) |  お米の美味しい炊き方を学ぼう!

さて今回の“おにぎらず”には
どんなお米を使用するのでしょうか?

青山さん
ゆめぴりかふっくりっこ
 1:ブレンドします!」

森崎「ブレンド~?」

河野
「一般家庭ではしないですよね」

青山さん
「お米の特性が分かると
 カレーだったらふっくりんこ、
 炒めるからななつぼしを多めに…など
 3種類買っておけば
 その日の気分に合わせてお米も変えられる」

森崎「いや~上級者!」

河野
「今日おかずどうしようかな? 
 だけじゃなくてお米のブレンド
 どうしようかな?
 そんな表現もできるんですね」

‘おにぎらず’におススメの北海道米は
ふっくりんことゆめぴりか。
もちろん、このコンビには理由があるんです!

青山さん
「良い特性が2つにはあります。
 ゆめぴりかは柔らかくて粘りがある。
 ただそのままだとちょっとやわらかすぎ。 
 ふっくりんこのしっかりさが入ると
 それが混ざると
 冷めても美味しいご飯になる」

佐々木
「それでは青山流
 おいしいごはんの炊き方を
 教えて頂きましょう」

まずは「計量」です。

青山さん
「計量は大切です。
 (カップにお米を入れて)
 ギュッと押して、すり切って!」

今回は3合炊くので
ゆめぴりかとふっくりんこを
それぞれ一合半づつ量ったら次の行程へ―

ちなみに一合は180cc。
料理用の計量カップで量る時は間違って
200cc測らないように気をつけてください。

続いては「洗う!!」
ここでも重要なポイントが…

青山さん
「お米は(洗い始めの)1回目と2回目
 水をほとんど吸うんです。
 なので白い中でといでいると
 ヌカ臭さがお米に移ってしまうんで
 すぐに水を捨てたほうがいいんです!」

濁った水から素早く米をあげる事ができ、
さらに米が水と一緒に流れるのを防ぐのに
とっても重要なアイテムが「ザル」
このザルを使うと…

ボールを下において
その中にザル・お米を入れて
水を入れ、やさしく混ぜます。
そして水が溜まったらすぐに捨てます。

森崎「この排水は早い!」

これを2回します。

そしてザルでしっかりと水切りします。

はじめの1・2回は水を素早く捨て、
その後2回ほどザルに軽く
こすりつけるように洗えば完了です。
ちなみに水の温度は…

青山さん
「ちょっとぬるま湯程度で!」


2015年05月02日(土) |  常識を覆す炊き方が!

じゃ~ん、もんすけです!
みんなごはん食べてる!?
ごはんにはとってもいい事が
たくさんなんだよ!

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「我々人間が生きていくために
 体温を維持したり活動するために 
 エネルギーが必要です。
 そのエネルギーは何からどれくらいの比率で
 とるかというのが決まっていて
 その理想系に近いほうが良い食生活になる。
 そこで大事なのが炭水化物。
 デンプンからだいたいエネルギーの
 6割ぐらいを取りたいんです。
 となると主食をしっかり取らないと
 エネルギーを取れないんです。
 したがってご飯を中心としてデンプンを
 しっかり取り入れて
 その他におかずもしっかり取る。
 そうした基本的な食生活をすることが
 健康維持をするのに重要なんですね」
 
なるほど! せっかく食べるんだったら
美味しく食べたいよね。
青山流の美味しいご飯の炊き方!
気になるな~

続いては「浸水(しんすい)」。

青山さん
うるかす!ですね。
 最低でも20分、最高で1日でも大丈夫」
 
さて20分浸水させたお米は?

あぐりっこ「すごい真っ白だ」

これでいよいよ「炊く」です!

青山さん
水加減火加減が大事になります」

ご飯を炊く時の水の目安は
米1合に対し水200cc。
今回は3合炊くので600cc必要です。
お水は正しく量りましょう!

青山さん
フタは開けた状態で火をつけましょう」

森崎「フタした方が早いんじゃない?」

青山さん
「沸騰までの時間はフタの有無は変らない。
 火加減はホーロー鍋や土鍋などは 
 温度が上がるまでに時間がかかるので
 最初から強火でいいです」

青山さん
「最初パッパ(強火)
 中(途中)チョロチョロ(弱火)
 いいですよ」

河野「逆だ~!」

今までの常識を覆す青山流のご飯の炊き方。
フタはせずに沸騰するまでは
強火をキープなのですが、
この後、フタをしない驚きのメリットが
発覚します。

青山さん
「これが沸騰した状態です。
 ここからフタをします」
青山さん
「フタをしたら弱火にします!」
青山さん
「フタをする理由。
 それは圧力をかけるんです。
 圧力というのは100度を超えてから
 その蒸気で圧力がかかるんです。
 要は沸騰まで圧力はかからないんです。
 なのでしっかりと沸騰したのを確認してから
 フタをした方が失敗がないんです」

青山さん
「何合炊こうがフタをして10分です!」

森崎
「沸騰してから10分って分かるためにも
 フタをしないほうがいいんだ!」

どんな量でも沸騰してから
弱火10分の加熱が青山流のポイント。
沸騰したタイミングをしっかり確認する事で
時間を正確に把握できるんです。

2015年05月02日(土) |  いよいよ“おにぎらず”作りだ♪

さて10分経ちました。

青山さん
「まず火を止めます。
 ここから赤子泣いてもフタとるなっ!
 さらにここから10分蒸らします」
 
森崎「えええ~」

青山さん「美味しくなるためなんですよ」

この「蒸らし10分」が大事な時間!
なのですが、
この時間がどれほど重要なのかを
体感するために、
蒸らす前のご飯を試食してみる事に…

アヤノ「おかゆみたい…」
さて食べてみると「フニャフニャ」

青山さん
「外側が柔らかくて中に芯がありますね。
 ここからが10分の蒸らしで
 ふわっとふっくりにする最後の行程!」

蒸らす10分の間に表面にある水分が
お米の芯まで浸透し
ふっくらやわらか…
冷めても美味しいごはんになるんです!

青山さん
「無駄な水分が全部お米の中に入った!
 蒸らし終わったらご飯をかき混ぜて
 無駄な水分を飛ばすと
 ふっくらとなりますよ」

アヤノ
「お米ってこんなにいい香りだったけ~!」

さて炊き立てのご飯を食べてみましょう。

アヤノ
「今まで食べていたご飯と全然違う!」

美香さん
「粘りも出てきて
 口の中でいい感じにとろけますね

牧子さん
「粒が1つずつ際立っていて美味しい!」

では極上のご飯を使って
おにぎらずを作っていきましょう。

美味しい北海道米で作る‘おにぎらす’には
北海道産の野菜にこだわったトッピングが最適!
ということで青山さんがおススメする
トッピングを教えて頂きます。

青山さん
「トマトとモッツアレラチーズを
 塩昆布で和えたものを作ります」

森崎・河野
ええええ~~」

青山さん
「意外な組み合わせですけど
 うま味があって美味しいんです!」

越冬したジャガイモを使ったカレーや、
北海道産の長いもとホウレンソウの
卵焼きなども用意して頂きました!    

詳しい作り方はレシピコーナーを
ご覧くださいね!

ポイントはご飯の乗せ方!
後から包みやすくなるように
のりに対してこのようにご飯を置きます。

詳しい作り方はレシピコーナーへ♪

のりがパリパリで落ちつかないので
ラップでしっかり包んで
包んだ部分を下にして落ち着かせて完成です♪

2015年05月02日(土) |  みんなでピクニックだあ~♪

それでは
おにぎらずを持って外へ!

河野「ピクニック~♪」

森崎
「外でご飯が食べらるようになったねえ」

森崎
「さあみんな座ろうぜ~!」

ではお楽しみのお弁当をオープン♪

うわ~~!

河野「これは面白い」

森崎
「キレイ!おにぎりだけとは
 感動が違うねえ~」

佐々木「華やか!」

森崎
「おにぎらずって盛り上がるね」

マナ「美味しい!」
アヤノ
「塩昆布の味がしっかりしているから
 ほかの具材の味もおいしくなっている!」
美香さん
「見た目よりも食べやすいんだな。
 具材が多い割にはのりに包まれていて
 食べやすいですね」
牧子さん
「作っているときのボリューム感よりは
 食べたら軽い感じでいくらでも食べられそう」
マナ
「運動会でおにぎらずを作ります!」
 
佐々木「もう作れるんじゃない!」

美香さん「教えてね!」

河野「一緒に習ったでしょ!」


2015年04月25日(土) |  ♯335 JAびばいの枝もの&花き栽培を学ぶ 編

佐々木
「今日は美唄市にやって来ました」

藤尾
「ちょくちょくお邪魔させて頂いてます!」

佐々木
「今日取材するあるものに関しては
 知らない方が多いと思います」

佐々木「こちらをご覧ください!」

森崎「美唄焼き鳥の串???」

佐々木「ではないです!」

藤尾「えっ?これ?」

佐々木
「一体これが何なんでしょうか?
 これは心を和ませてくれるもの」

今回のあぐりっこをご紹介。
運動と食べることが大好き! 
初参加の小学5年生佐藤琳(リン)ちゃん、
特技はダンスとものまね!
好奇心いっぱいの小学6年生、
佐藤光向(ヒナタ)ちゃんです。

佐々木
「これは今日みんなで勉強するものですが
 何だと思う?予想してみよう」

ヒナタ「やり?」

森崎「ひなた…俺より面白いなあ」

リン「赤いから植物だと思うから…」

佐々木
「今日取材するものは道内だけでなく
 ほとんどが本州に出荷されているんです」

一行はさっそく、
その作物を育てる生産者のもとへ―

藤尾「オシャレなお宅が!」

するとオシャレなお家の前に
ハンチング帽を被ってパイプを持った
とってもダンディーな生産者さんが!

今回あぐり一行がお世話になる
生産者の岸定(さだむ)さん。
いったい何を栽培しているのでしょうか…

畑にいってみると-

真っ赤な枝・枝・枝…

森崎「いっぱいあるじゃん!何だ?」

佐々木「異様なかんじも…」

藤尾「不気味な感じもするね…」

さて近づいてみると…

森崎「なんか海の中みたい」

藤尾「そうですね。サンゴっぽい」

森崎「どこ食べれるんですか?」

岸さん「食べれはしませんね!」

リン
「根っこの部分がショウガみたい」

藤尾「確かに!」

岸さん
「これはサンゴミズキという枝ものです」

森崎
「サンゴって名前になっているんだ」

では詳しく聞いていきましょう。




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