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2020年05月30日(土) | 絶品チーズに悶絶…!!
2020年05月23日(土) | ♯570 北海道の酪農特集
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2020年05月23日(土) | 脈々と続く血統…
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2014年07月12日(土) |  酪農とともに生きる強い意気込み!

子牛と戯れている、あぐりっこ。
ここは子牛専用の牛舎。
トイフードトイカンでは生まれた子牛を預かり
酪農家さんの代わりに育てる部門もあるんです。

野々村さん
ロボットが動き出したな」

森崎「ロボットが動きだした?」

牛舎にロボットとは?
一体どんなものなのかというと…

野々村さん
「これは授乳ロボットと言います。
 お湯が出て粉ミルクを撹拌して
 ホースを伝って《乳首》に
 流れるようになっています」

なんと自動でミルクを作り子牛に
与えることができるロボットなんです。

ここにいる子牛は牛の首についている
ディスペンサーで一頭一頭管理されていて
一日に必要なミルクの量を
カウントしているんです。
該当する子牛がゲートに入ると…

野々村さん「今は1リットル飲んでます」

河野「何回ぐらい飲むんですか?」

野々村さん「6回ですね」

子牛のミルクは温度が重要。
作りたての温度を落とさずに
与えることができるので
とても重宝されているんです。

森崎
「これで労力は軽減されますよね」

野々村さん
「いやもう本当に掃除をしたりそれぞれ
 牛の管理をすると数時間かかってしまうので
 ミルクをやるのに1時間2時間と
 時間を使っていられないんです

カイフードトイカンでは
生後3日から預かり
22ヶ月まで育てます。
預けられた子牛が搾乳できる
準備を整えてから
各酪農家へ戻しているのです。

ここであぐりっこが哺乳瓶を使って
子牛にミルクやりを体験しました。

ののあ「ちょっと怖い…」

カイはチューチュー指を吸われてます。

河野「ほとんど食べられちゃってる!」

カイ
「ヌメッとしてて気持ち悪い…
 けどカワイイ」

ここで野々村さんにお話を伺いました。

森崎「問寒別はどういう場所ですか?」

野々村さん
「人口が少ない町でもありますし
 山奥深い片田舎です。
 ほかの産業は企業誘致しても
 入ってこられないとこですから
 酪農しかこの地域ではやれることが
 ないだろうと私自身も思っています」

森崎
「この場所で酪農を守っていく、
 次の時代に引き継いでいくってことは
 大いなる役割がありますね」

野々村さん
「労働力不足を補うためにも
 こういうセンター(CFT)があれば
 雇用が生まれる。
 若い人がいれが活力になる!

森崎
「20年後、この町はどうなっていると思います?」

野々村さん
『酪農家がいなくなったよね』って
 言われない!
 そんなスタイルにしたいですね」

森崎
「次の世代に繋げていきたいですね!」


2014年07月12日(土) |  美味しいミルク料理をいただきます♪

幌延町問寒別で酪農を体験中のあぐりっこ。

続いては女性部の西村真貴さんの
アドバイスのもとペットボトルを振ってます。

振る振る…シェイクシェイクシェイク…

森崎
「秋葉原(アキバ)アイドルを応援するファンのごとく
 振っております…」

あぐりっこが振っているのは
ペットボトルに同量の牛乳と生クリームを
加えたもの。ひたすら10分ほど振りつづけると、
‘あるもの’ができるというのです。

河野「ほぼ液体ないですよ」

佐々木
「ということでバター完成です!」

そうなんです!
実はバターを作っていたんです!
出来たてのバターはどんな味かな!?
パンにたっぷり塗って「いただきます!」

カイ「おいひい!」

ののあ
「チョーおいひい!
 ちょっと牛乳のあじがする」

河野
「作るの大変ですけど楽しいですね。
 家族でやったら盛り上がるでしょうね!」

森崎「家の中でも出来るもんね」

※詳しいバター作りはレシピコーナーへ!

お次は女性部の特性料理を頂きます。
教えて下さるのは植村佑貴子さんと
加藤美穂さんです。
植村さん
牛乳ごはん牛乳うどんです」

森崎「牛乳ごはん…??」

河野「おっと…」

どんな味なのか?想像できません。

作り方はレシピコーナーをご覧くださいね♪

さて実際に食べてみると…

ののあ「笑えるくらいおいしい!」

カイ「水で炊いたよりおいしい!」

今日一日、搾乳以外の
酪農家の仕事を体験して
あぐりっこが感じたこととは…

ののあ
「最初はこわい感じだったけど
 ミルクあげた時にかわいいなって…」


カイ「やりたい!と思った」

森崎「お~!何をやりたい?」

カイ「子牛の育成をやりたい!」

森崎
「やっぱり酪農のイメージが
 大きく変わると思いますよ。
 キツイ・大変というイメージありそうですが
 少しでも軽減できるシステムは
 この町が先駆けとなっていくと思う」

こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。
今日は来週金曜日の夜、行われる
「カルチャーナイト2014 JAグループ北海道」
のお知らせです。

JAグループ北海道は18日午後5時半から
札幌市中央区の北農ビル1階を開放し、
カルチャーナイトに参加します。

今回は稲やトマトの苗が観察できるコーナーの他、
JAさっぽろによる野菜などの即売会が行われます。

このほか、体や歯の健康相談のほか、
運転技術を判定する安全運転診断、
牛乳パックによる工作や案山子作りが
体験できます。

また「あぐり王国」でご出演頂いた
笠原清志先生による体の組織を包んでいる
筋膜講座もありますよ。
夏の夜JAグループ北海道のカルチャーナイトに
参加してみませんか?

当日私も北農ビルにお邪魔します。
皆さん、遊びに来てください!
以上、週刊あぐりニュースでした。

《カルチャーナイト2014》
7月18日(金)午後5時30~
札幌市中央区北4西1 北農ビル1階

【お・ま・け】

佐々木
「私からいいでしょうか。
 あぐり王国は2008年7月にスタートしまして
丸6年が経ちました。
 今回JA幌延町を紹介することで
 全道にある109のJA
 全部をまわったことになります!」

森崎
「そうなんですか!最終回かと思った…」

河野「よかった~」

佐々木「終わりませんよ!」

河野「おめでたい話なんですね!」

まだまだあぐり王国は終わりません!
これからも北海道の農業のために
走り続けます~!
応援よろしくお願いします!


2014年07月05日(土) |  ♯296 北海道産スナップえんどうの魅力に迫る編

突然ですが問題です!
次にあげる3つのキーワードから連想する野菜は
いったい何でしょう

①1970年代にアメリカから導入されて栽培が
 はじまり日本では比較的歴史の浅い野菜。

②名前には『ポキッと折る』という意味を持った
 英語が付けられています。

③食感は『シャキシャキ』。
 味は甘~い緑色の野菜。

この野菜が何かわかりましたか?
正解は『スナップえんどう』!

実はこの野菜、主に本州産がメインでしたが、
最近北海道での生産も少しずつ増えているんです!

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「ベータカロテンやビタミンCなど豊富。
 生活習慣病の予防に繋がります。
 これから暑くなって紫外線が強くなってきたら
 抗酸化性という力を持っているので
 紫外線などから体を守る働きがある」

初夏が旬の『スナップえんどう』に含まれる
驚くべき栄養価!知られざる栽培方法や
生産者ならではの食べ方など
『スナップえんどう』の魅力に迫ります!

佐々木
「今日は道南のせたな町にやって来ました!
 山も海もあって美味しいものもある町!」

森崎「もうすぐそこ海なんでしょ?」

藤尾「風車があるところが海なんですって」

森崎「奥尻島行きたいなあ」

藤尾「泳ぎます?」

今回のあぐりっこは初参加の小4女の子。
何でもチャレンジしたい! 
明るく元気いっぱいの常通綾乃(アヤノ)ちゃんと
野菜を育てて食べてみたい! 
農業に興味津々の小田嶋美優(ミユ)ミユちゃんです。

 

佐々木
「今日みんなでお勉強する野菜はコチラです」

あぐりっこ「スナップえんどう??」

森崎「知ってる?」

あぐりっこ「知らない!」

森崎「スナップえんどう知らないかあ」

森崎
「お豆なんだけどシャッキシャキの…
 もっとメジャーだと思ってたけどね。
 見たらわかるかな?」

とここで藤尾君がスナップえんどうの真似を…

佐々木「色もこんな感じ」

森崎「食べたらパリッシャキ!」

藤尾「パリッ!」

森崎「どう説明しても分かってもらえない感じ」

佐々木
「スナップえんどうがどのようになっているのか?
 この野菜の魅力は何なのか?
  生産者の所に行って勉強しましょう~」

森崎「勉強しましょう!」

あぐりっこ
「(いまいちテンションに乗りきれず)…」

森崎「…あれ??」

藤尾「興味持ってよ!」

あぐりっこ「(クスクスクスクス)」

藤尾「興味もっても!僕のこと勉強してよ」

スナップ藤尾くん
あぐりっこにじゃれます。
逃げるあぐりっこ!

さあ、では生産者さんのもとへレッツゴ~

農業一筋50年の大ベテラン、
御年71歳の生産者、本井嘉宏さん。
スナップえんどうのほかホウレンソウや
お米も生産しています。

藤尾
「スナップえんどうってどういう風に
 実っているとおもう?」

みゆ「う~ん、わからない!」

森崎
「スナップえんどうを知っている人も
 どのようになっているのかは
 ちょっと想像できないかもね…」

佐々木
「初めてスナップえんどうを見ますからね…」

おしゃべりしながら歩いていると…

森崎「見えるかな…」

あぐりっこ「わ~見えた!すごい」

さて初スナップえんどうはどうかな?


2014年07月05日(土) |  ぷっくり…すべすべ…初めてのご対面♪

藤尾
「どれがスナップえんどうか分かる?」

あぐりっこ「わかる!」「わかる!」

あやの「バナナみたいな形!」

森崎
「どんな形?体で表現してみて!」

あやの「こんな形!」

と言って藤尾スナップマンと同じように
体を曲げるあぐりっこ。

藤尾「そうでしょ!こうでしょ!」

あやの「なんか枝豆みたい!」

森崎
「そうだよね。そして上のほうにいくと
 こんな見事な花が咲いているんだね」

本井さん
「花が咲いて10日近くで収穫するんですよ」
『スナップえんどう』は
花が咲いた後に実を付け、
そのあと5日~6日程度で
収穫できるまでに成長します。

森崎「収穫っていつぐらいですか?」

本井さん
「5月の末からですね。
 温度が高くなると成長が抑制されるんです」

藤尾
「温度管理がすごい大変な繊細な植物なんですね」

ここでスナップえんどうに触ってみました。

森崎「うわ~パンパンだ」

みゆ「ツルツルする!」

じゃ~ん もんすけです!
スナップえんどうが実をつけるまでを簡単に解説!

まず2月下旬に専用のトレイへ2粒ずつ種を蒔いて、
室温10度~20度に保ったハウスで成長させます。

そして4月上旬に穴の空いた
マルチシートへ苗を移植!

その苗が10センチぐらいになるまで
成長したところで支柱とネットを設置します。

5月下旬には花が咲いて実をつけ収穫となります。

せたな町北桧山では6月上旬にもまた種を蒔いて、
5月~10月まで収穫できるような、
栽培スケジュールをとっているんだって!

森崎
「本井さん、今見えているスナップえんどう、
 収穫する豆はどのぐらいあるんですか?」

本井さん
「まあ簡単に言うと
 1日で収穫するのが約40~50キロぐらい」

森崎
「ちょっと待って…コレを40~50キロとるの??」

あぐりっこ「えっ…」

森崎「何個とれば、そんな重さになるの?」

本井さん「ハハハハッ…」


2014年07月05日(土) |  む…むずかしい収穫体験

ではスナップえんどうの収穫体験♪

佐々木「どのように収穫しますか?」

本井さん「まずサヤよく見る」

佐々木「重さがあるかを見るんですね」

本井さん
「そして軸をくるっと回して…
 (ポキッ)やってご覧♪」

あやのがチャレンジ

あやの「難しい…」

みゆもチャレンジします。

グリグリグリグリ…

なかなかスナップえんどうが取れません。
みゆ「あれ…取れない!」

森崎「意外と収穫は難しい!」

佐々木「ハサミを使わないんですか?」

本井さん「使わないね」

森崎
「本井さん、もう1回やってみて!」

ポキッ 簡単に取れました。

森崎「うまいな!本井さん」

本井さん
「そりゃあ~しょうがないわ。商売だもん!」

ココでリーダーが生産者に負けじと収穫に挑戦!

いつもすんなり収穫できるリーダーが
なんとなんと悪戦苦闘!

スナップえんどうが取れません!

すると本井さん「何をしてるの?」

あぐりっこ「ハハハ」

本井さん「何してんの!ヘタだなあ(笑)」

やっと取れましたがサヤが潰れてる!!

佐々木
「あの…時間かけたうえに…
 潰してしまっている!」

簡単に見えて意外と難しい
スナップえんどうの収穫。
普段のスピードで本井さんが収穫してみると…

 

両手でパチンパチンとどんどん収穫していきます。

あぐりっこ「はや~~い!」「早っ!」

佐々木「見てます?」

本井さん
「見てるよ~つかんだら次にどれをとるか
 見ていかないと間に合わないさ」

あぐりっこ「すごい!」

ここであぐりっこも真剣に収穫に
取り組んでもらいました。

あぐりっこ「よいしょっ」

最初は収穫適期のスナップえんどうを
探し出すだけで時間がかかっていましたが
徐々にスピードアップしてきましたよ。

佐々木
「なんかコツをつかんできたね」

森崎
「やっぱすごいわ…
 ミスター本井が通ったあとは
 何も残っていないわ!」

佐々木「なるほど!」

森崎「取るものが何もない!」

藤尾「収穫体験が出来ていない!」

森崎「ミスター本井、すげえ~!」

あぐりっこも収穫のコツをつかみ、
順調に作業を進めます。
カゴには、スナップえんどうがギッシリ!

作業開始から30分たった
その手さばきは…


2014年07月05日(土) |  美味しい!甘い!が止まらない…

ポキポキポキ…

あぐりっこの手早い収穫に…

藤尾「早い!何今の?」

森崎
「みんなレジェンドになってきた!」

藤尾
「30分前と全然違う!すげ~
 次の見ながらやってる!」

こんなにたくさん収穫できました!

森崎
「生で食べられますか?」

本井さん「食べられるよ」

本井さん
「ここにスジがあるの。
 これを引っ張って…」

藤尾「キレイにとれる!」

森崎
「収穫したてのスナップえんどうを
 いただきます…ポリッシャキ・・」

みゆ
「うわ~すごいシャキシャキしてる”」

森崎
「甘~い!みずみずしい!」

みゆ
「ポリッシャキシャキ…甘い!」

あやの
「うわっ本当だ!甘い!」

佐々木「えぐみとかないんですね」

本井さんおすすめのスナップえんどうの
しゃぶしゃぶをいただくことに!

茹でる時間は20秒が目安。その美味しさとは?

あやの
「さっきのよりも(生より)甘いかも!」

森崎「甘みが…」

あやの「増してる!」

シャキ…

佐々木「あま~い!」

藤尾「みずみずしさがガーンとくる!」

佐々木「スナップえんどうのジュースみたい」

そのままの美味しさを味わったところで、
続いてはマヨネーズを付けて!

あやの「合う!」
みゆ「おいしい!」

本井さんも…「うま~い!」


2014年07月05日(土) |  手作業の選別作業があってこその美味しさ!

シャキシャキで甘いスナップえんどう!
美味しさはもちろん栄養価にも
優れているんだって!

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「スナップえんどうはエンドウの仲間。
 えんどう・さやえんどう・グリーンピースが
 比較的古くから作られているのに対して
 スナップえんどうは最近作られています。
 サヤの部分にはベータカロテンや
  ビタミンCが豊富で
  生活習慣病の予防に繋がったり
 抗酸化性という力をもっていますので
 紫外線から体を守る働きをもっています。
 また豆のほうには比較的多くタンパク質が
 入っています。そういう成分をたっぷり
 含んでいる素材の1つですね」

お次はスナップえんどの選別作業をみましょう!

森崎
「選別ということはサイズ分けがあるんですね」

本井さん
「出荷の段階では3つに分けている」

色や形が良くサヤの長さが
8センチ以上であれば『秀L』。
サヤの長さが
5センチ以上8センチ未満であれば『秀M』。
そしてサヤにキズなどがある場合は『A』
というように厳正な選別が行われます。

本井さん
「こうやって種飛びといって
 タネが入っていないでしょ」

森崎「パッと見でわからないしょ」

本井さん「蛍光灯があるしょ」

森崎
「これで透かしてみるんだ」

森崎
「そしてサヤの部分を中央に合わせるんですね」

本井さん
「輸送するときにすり傷がつく。
 だから傷つかないようにお互いを並べる」

森崎
「キチッと並べられてお客さんの所に行くんだ」

生産者の苦労がギッシリ詰まったスナップえんどう。
JAきたひやまでは2008年から栽培をはじめ、
安全安心な『スナップえんどう』を
消費者に届けるため、
生産者のサポートを行っています。

JAきたひやま 武田英智さん
「JAきたひやまではホウレン草に次ぐ
 施設野菜の柱として生産拡大を目指しています。
 昨年からは独立した生産部会を設立して
 栽培技術向上に努めながら
 部会員全員が厳格な出荷基準をもとに
 選別を行って主に道内の市場へ出荷してます。
 ポリポリとした食感と甘みのある味が
 特徴的なスナップえんどうをぜひ召し上がって!」

北海道産の美味しいスナップえんどう。
僕も早く食べたいな~!

森崎
「みんなが我々がスナップ応援団だ!
 全力で応援させていただきます」

本井さん「握手!握手!」

ステキなジェントルマン本井さんでした!

JAきたひやま女性部の皆さん直伝の、
『スナップえんどう』を使った
お手軽料理を頂きます!

教えてくださるのは
大原ノリ子さんと江口幸江さん。

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧ください

みんなでいただきま~す!

ポリポリシャキシャキ…みんな笑顔です!

佐々木
「みんな笑顔になっちゃう味なんですね」

藤尾「お弁当に入ってたら嬉しい!」

森崎「味噌汁になっても歯ごたえいい!」

あやの「味噌と合ってる!(ニッコリ)」

藤尾「なんて幸せな顔するの~!」

もう美味しい美味しいが止まりません。

大原さん
「美味しそうに食べてる!
 料理の仕方ひとつでも
 食感が違ってくるんですよ」

森崎「どんな食べ方が好きだった?」

あやの
「生でマヨネーズをつけるのが一番好き!」

佐々木
「2人は今日何本食べたでしょう?」

みゆ「わかんない!」

あやの「10本以上はたぶん食べたと思う!」

森崎
「そりゃそうだ!炭火焼だけで4本食べてるもんな」

もうスナップえんどうに夢中になりました。
みなさんもぜひ食べてくださいね!

こんにちは。週刊あぐりNEWSの時間です。
熱き男達の闘い!! 
国際トラクターBAMBAのお知らせです。


今月13日(日)に十勝の更別村で
第12回国際トラクターBAMBAが開かれます。

このイベントは去年「あぐり王国」でも
紹介しましたが、
そのスケールの大きさに一同驚きの連続でした。

36台の大きなトラクターが隊列を組み、
更別村のメインストリートをパレードする様子は、
まさに圧巻!

メインイベントは賞金総額120万円の
「トラクターBAMBA!」。
4つのカテゴリーで争われ、
各カテゴリーの優勝者には
賞金20万円が贈られます。

その他、トラクターの試乗コーナーのほか、
屋台なども出ていますので
どなたでも楽しめるイベントとなっていますよ。

詳しくは更別村商工会へお問い合わせください!
 
来週は是非、更別村へ足を運んでみて
北海道農業のスケ―ルの大きさも、
改めて感じてみてください!!

以上、週刊あぐりニュースでした!!

<第12回 国際トラクターBAMBA>
日時:7月13日(日)
場所:更別村更別189-1
問い合わせ:更別村商工会 電話0155-52-2010


2014年06月28日(土) |  ♯295 大雪高原牛と大根で地域を守る編

「あははは~」
「うははは…」

緑、山、空、そしてシャボン玉!?

おじさんたちが年甲斐もなく
はしゃぐ!跳ねる!メルヘンワールド。

そんな場所にあぐり一同がやってきました。

佐々木
「気持ちのいい場所にやってきました」

河野「すごいねココ!」

佐々木
「この素晴らしい場所は上川町
 大雪高原 旭ヶ丘です」

森崎「気持ちいなあ~」

佐々木
「大雪山連峰が本当にキレイです」

今回のあぐりっこは、
杉上水涼(ミスズちゃん・小6)に、
体力に自信あり!川出愛依(アイちゃん・小4)
大きな牛に興味津々!
シンクル葉夏(ハナちゃん・小3)の3名が
「大雪高原で展開されている農業」を学びます!

佐々木
「今回はグリーンサポートという農業法人の
 藤田さんにお話しを伺いますよ」

農業生産法人グリーンサポートの
代表取締役社長・藤田輝雄さん。

この高原で農業を営んでいます。
藤田さんに案内していただき進んでいくと…

森崎「牛さんだ~」

佐々木「いっぱいいますね~」

奥行きある大きな牛舎にたくさんの牛さんが!

藤田さん「200頭以上いますね」

佐々木「牛さん近くでみてどう?」

あぐりっこ「大きい!」

ハナ「目が離れている…」

大爆笑。

森崎「アイ。どこまで近寄れる?」

アイ「え~やだっ!」

牛舎で牛を見るのは初めてのあぐりっこ。
牛の迫力に押され気味ですが、
実はこの牛こそ大雪高原で展開している
農業において重要な牛だったのです!

佐々木「この牛のブランド名って?」

藤田さん
大雪高原牛と言う名前で出荷してます」

佐々木「肉牛なんですよね」

大雪高原で展開している重要な農業とは、
「ブランド牛を育てていること」
だったのです。

それでは牛肉になる牛について、
リーダーから説明していただきましょう。

森崎
「北海道にいる牛は乳牛のホルスタインの
 イメージが強いよね。
 だけどミルクを出すのはメスなんだよね。
 じゃあオスに生まれた牛さんはどうなる?
 私たち人間がお肉にしていただくんだよね。
 メスはミルクを搾らせていただきます。
 オスはお肉になっていただきます」
森崎
「全国的にみると“肉牛”というと和牛
 和牛は日本では最高級のお肉と言われてます。
 この和牛ホルスタイン
 掛け合わせたものが 
 『F1(エフワン)』

和牛はサシと言われる
脂が多く入っている高級な肉で、
ホルスタインは脂が少なく赤身が美味しい肉。
お値段もお手頃!
そしてホルスタインと和牛を
掛け合わせたF1は
両方の特徴を持った牛です。

ということでホルスタインの大雪高原牛は
赤身を味わうヘルシーな肉なんです!


2014年06月28日(土) |  ストレスなく地元で育った大雪高原牛!
牛肉についてちょっと詳しくところで、
ここがすごいよ!「大雪高原牛」。
その一、牛が育つ場所!

河野
「ここにいる牛はどこから来たんですか?」

藤田さん
町内の酪農家で生まれた子牛
 引き取って育てています」

河野
「これが実はスゴイことなの。
 これから説明するね」

普通のの流通を説明しましょう。
酪農家さんの所で生まれた子牛が
オスだったら、
1~2週間後に市場にでます。

この市場は全国各地で生まれた
オスの子牛が集まってきます。
そこでオスの子牛は
素牛(もとうし)農家という、
子牛を育てる専門の農家に買われ、
およそ6~7ヶ月間、育てられます。

河野
「そしたらまた市場に出ます。
 ここで肥育(ひいく)農家さんが牛を飼い
 約20か月、大きくするために育てます。
 そのあと牛さんが食肉として加工されて
 みんなが食べるようになるんです」

佐々木
「産れた所にずっといないというのが
 一般的なお肉になるまでの牛さんの流れ」

子牛は安定的に牛肉を流通させるため、
全国各地にいる牛を育てる専門の農家が
「市場」を通じて買う…
というのが一般的な流れなんです。

河野
「ただ大雪高原牛は違う!
 さっき藤田さんが町内で生まれた牛を
 育てるって言っていたよね」

河野
「牧場で子牛が生まれると…
 市場を通さず
 まずは素牛(もとうし)農家に行きます。
 で6カ月育ちます。そのあとが…
 ここグリーンサポートになります。
 今ここにいる牛さんていうのは
 この流れで来てるんだよね」

河野
「けど何か抜けてるよね?」

あぐりっこ「市場??」

河野「そう市場が抜けてるの!」

森崎
「すごいと思うのが酪農家さんも上川町、
 素牛農家さんもグリーンサポーターも
 上川町。ずっと地元!」

森崎
「この牛さんにはどんなメリットがあるの?」

藤田さん
「移動が少ないですよね。これで
 牛のストレスがかなり緩和 されます」

その他、輸送経費がかからないこと。
生産者が同じ町に住んでいるので
情報交換がしやすいことなど、
環境の変化に敏感な牛にとっても
牛を育てるグリーンサポートにとっても
メリットが多いのです。

河野
「なんか子供たちを地域ぐるみで
 みんなで子育てしようみたいな雰囲気!」

藤田さん「そうです!」

森崎
「いいね~なんか1つの理想のように思える。
 良いことずくめですよね」

さて続いてはここがすごいよ「大雪高原牛」。 
その二!安心安全なエサを与えている~

佐々木
「こちらがこだわりのエサなんですが…」

藤田さん
「これが町内で収穫された無農薬の牧草!」

森崎「牧草も上川産!」

藤田さん
「大豆とトウモロコシが遺伝子組み換え
 じゃないものを使っています」


2014年06月28日(土) |  牛さん食べてくれるかな?餌やり体験!

こんなにエサにこだわっていますが…

森崎「正直…高いでしょ?」

藤田さん
「1頭あたりでいくと…
 2万円近く高くなります!」

森崎
「ただ輸送費がかかっていなかったり
 人件費もシステム上
 すごく安く抑えられているわけだ。
 逆に考えると
  エサにお金をかけられる!
 牛が食べるものが
 とても良い=牛の肉が上質になってくる!
 素晴らしいですね」
さらにエサの与え方も工夫しています。
初めに牧草をたっぷり与え、
時間差をつけてトウモロコシなどの
配合飼料を与えます。
そうすることで配合飼料の食べ過ぎを防ぎ、
栄養バランスが取れやすくなるのです。
大雪高原牛の6割は全道のコープさっぽろで
販売されています。
2009年には安全安心な牛肉作りを高く評価され、
コープさっぽろ農業賞大賞を受賞したんです。

森崎
「食べるものは安全安心
  なければいけない。
 これは食の基本だと思います。
 でも私たちの口に入るお肉となる
 牛が食べるエサまでも安全安心
 こだわり抜いた新システムの牛肉」

藤田
「それが大雪高原牛です!」

佐々木
「エサはだいたいどれくらい食べるんですか?」

藤田さん
「配合飼料ですと約10キロ。
 乾燥飼料は約3キロ。
 それと水を約50リットル」

佐々木
「最終的には何キロになると思う?」

ミスズ「200キロ?」

アイ「210キロ?」

ハナ「220キロ?」

森崎「刻んできたよ~」

藤田さん
「出荷するときにはだいたい
 700~750キロぐらいです!」

ビックリして口があんぐり状態。

ハナ「持てない!」

エサやりをお手伝いしよう!!

牧草ロールを解体してエサをあげるよ。

アイ「うわ~繋がってる」
森崎「ロールケーキと同じだよ」

自分の体よりも大きな牧草を
牛さんに運ぶあぐりっこ。

「食べた!食べた!」 
「食べてくれた!」

初めは牛を怖がっていたあぐりっこも
どんどん慣れてきたようで、
臆病な牛があぐりっこの手から
エサを食べてくれるまでになりました

佐々木「どう牛さん?」

あぐりっこ「かわいかった!」

佐々木
「食べてもらえてどんな気持ち?」

あぐりっこ「嬉しかった~」

牛さんとお友達になれました!




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