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2020年05月16日(土) | 白カブクッキング♪

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2014年05月31日(土) |  まずは肥料をまいていこう♪

コツが必要な作業みたい…
まずは肥料まきにチャレンジ!

佐々木「均等にまいて下さいね」

パラパラまく子、バサッとまく子。
肥料まきも個性がでます。

続いては ホーを使って
土に肥料を混ぜていきます

初めての作業に戸惑うモモカちゃん。
手の動かし方が分かりません。
さらにホーが重い!
なかなか苦戦しています。

しかしだんだん慣れてくると…

タクト「楽しいです」
モモカ「めっちゃ楽しい!」

この土作りをしっかりやらなければ
作物は元気に育ってくれません。
慣れない作業に悪戦苦闘のあぐりっこですが、
なんとか作業は終了!

続いてはマルチ張り!

黒いペラペラのフィルムを畑の中心に合わせ
引っ張っていき、土を被せて固定します。

高橋さん
「(マルチの)左右で引っ張りながら張ります」

佐々木
「4人のチームワークだよ」

マルチシートは
土の温度を上げるために敷きます。
水分をたっぷり含んでいる土は思いのほか重く
あぐりっこにとっては重労働!

スコップで土を掘るだけでもフラフラなモモカ。

佐々木「がんばれ~」

元気に男子に土盛りをしてもらい、
女子はシートを引っ張って固定しました。
もう土にまみれての作業です。

佐々木「さあ~完成です!」

自分たちで張ったマルチをみて…

タイチ
「自分たちで作ったとは思えない!」

タクト
「疲れたかいがあってとても良かった!」

マルチ張りのミッションを完了したあぐりっこ。
続いては枝豆です。
まずは種を蒔く前に肥料をまきます。
豆は効率良く肥料を使用する作物のため、
種を蒔くところにだけ肥料をまく
「すじまき」という方法をとります。

肥料をまいた後にホーでならします。

高橋さん「さっきより上手くなってるね」

ホーの使い方にも慣れ、これで準備完了!
いよいよ種を蒔いていきます。ところが…

佐々木「モモカちゃん大丈夫?」

モモカ
「ちょっと疲れてきた
 なんか眠たい…

タイチ「腰が痛い…」

タクト「手が痛い…」

佐々木
「みんなおじいちゃんみたいだな…
 しかしまだ終わりません

慣れない作業続きで疲れちゃったみたいだけど
もう少し頑張ってもらいます。


2014年05月31日(土) |  疲れたけど楽しい!丈夫に育ってね♪

続いては枝豆の種植えです。

高橋さん
「こちらは枝豆の種です。薬がついていて
 病気や害虫から守ってもらっています」

枝豆の種は25センチ間隔
2粒ずつ置いていきましょう。

全部植えたら土を3センチほど盛り、
押しつけていきます。

これで枝豆の作業終了!

佐々木「続いて植える作物は?」

あぐりっこ「ニンジン!」

これがニンジンの種。
表面がギザギザしているのには
意味があります。
動物の毛に絡まって一緒に遠くまで
運んでもらえるようになっているんです。

今回は3種類のニンジンを栽培します。
一般的なオレンジ色、
ちょっと珍しい黄色のニンジン。
最後の1種類は―

高橋さん
「真っ白い“スノースティック”という品種。
 なかなか珍しいと思いますね」

珍しいニンジンだと聞いて
テンションアップのあぐりっこ。
このニンジンの種も機械で蒔きやすく、
芽が出やすい加工がしてあって、
中には先程の茶色い種が入っています。

パラパラとまきますが…

高橋さん
「もうちょっと間隔を広くまいていいよ。
 あんまり狭いと間引きをするとき
 苦労するのはみんなだよ~」

とここで種がバサッとこぼれてしまいました。

佐々木「これは大丈夫ですか?」

高橋さん「大丈夫じゃないですね!」

固まった種を移動させました。

いよいよラストスパート。

最後は全員で土をかぶせます。

高橋さん
「みんなでやってる!速いぞ」

佐々木「ギュッギュ」

よく土を押しつけて完了です。

佐々木
「ニンジンの種植え終了です!」

あぐりっこ「いえ~~い!」

佐々木「お疲れさまでした~」

今日一日作業してみた感想は?

タクト
「とても楽しくて疲れたけど
 疲れたかいがあった!」

タイチ
「また同じような体験ができたら
 良いなと思いました」

マヤ
「丈夫に育って異常がなく育ってほしい」

モモカ「いつもよりもとっても疲れた!」

高橋さん
「みんなちょっと教えたらすぐ上達して
 きれいに畑もできたと思います。
 このままいけば…
 美味しい野菜が出来る 
 と思います!」

佐々木
「ただし農作業はこれだけではありません。
 まだまだ次の作物もありますから!
 ここに再集合したときは
 一生懸命頑張っていきましょうね!」

あぐりっこ「はい!」
 
大きく育ちますよ~~に♪


2014年05月24日(土) |  ♯290 JAたいせつで米作りを学ぶ ①田植え準備

およそ140年前。
北海道での栽培は困難と言われた
作物がありました。
しかしそれは今、
国内トップクラスの生産量を誇り、
日本の食を支えています。

あぐり王国では番組がスタートした
2008年から毎年、
道内各地でその栽培を見守り
作物を育てる苦労や収穫の喜びなど、
シリーズで食の大切さについて学んできました。
そして今年もまた、その季節がやってきます…

「お米作り頑張ろう~」

佐々木
「今日私達がやって来たのは
 JAたいせつエリアの鷹栖町です。
 見渡す限り…田んぼ!
 北海道の中でも空知に次いで
 ここ上川エリアは米どころです。
 では今回もあぐりっこを呼びましょう~」

「あぐりっこ~~」

森崎
「今回は全員が初参加です。
 札幌から来た子?」

マナト・しずく「は~い」

森崎「旭川から来た子?」

ミチル「ハイッ!」

河野「いいね。ミチル」

今回のあぐりっこは全員初参加!
旭川から参加の木村愛実ちゃん(小3)と
札幌から参加の斉藤しずくちゃん(小4)。
そして旭川から参加の
若竹未知琉(ミチル)君(小4)と
札幌から参加の小倉真斗(マナト)君(小5)。

森崎
「お米の品種知っているのあるかな?」

あぐりっこ
「ななつぼし!」

佐々木
「こちらはJAたいせつで生産されている
 お米の量の多い順に並んでいます」

森崎
「意外です!1位の品種は
 きらら397(サンキューナナ)
 なんですね」

佐々木
「そうなんです。このエリアでは
 きらら397が一番多く作っているんですね。
 今は“ななつぼし”“ゆめぴりか”は
 よく聞く名前だと思いますが
 このように上位に入っているお米が
 おいしくなるきっかけになったのが
 この“きらら397”なんです!」

JAたいせつエリアで最も多く作られている
品種『きらら397』は主に
全国の飲食店へ出荷され、
その品質の高さから人気が高く
生産量も多いんです。

佐々木
「ということで今回は“きらら397”が
 多く作られているJAたいせつエリアで
 お米作りを学びます!」

森崎
「じゃあ田植えから稲刈りから
 全部この場所で学ぼうぜ!
 米作り頑張ろう~」

あぐり一行「お~~!」


2014年05月24日(土) |  苗ってどうなっているのかな?

道内有数の米どころである
JAたいせつエリア。
秋の収穫までお米作りを
教えて頂くのは
お米生産者の高橋雄二さん。
およそ15ヘクタールの田んぼで
米作りをしています。

佐々木
「ここ全部、高橋さんの田んぼですか?」

高橋さん「だいたい見えるところは!」

森崎
「すげ~!ところで今は何の作業してる?」

高橋さん
「ハウスで育てています」

森崎
「稲は田んぼに植えられる前は
 どういう状態か知ってる?」

あぐりっこ
「知らない」「あんまり見たことない」

苗を見たことがないあぐりっこには
想像もつかないようです。

早速ハウスに行って見ると-

森崎
「見てごらん稲はどんな状況?」

あぐりっこ「緑色!」

森崎「これ芝生だね」

佐々木「こちらの品種は?」

高橋さん「きらら397です」

河野
「ハウスの中で何日ぐらい育てるんですか?」

高橋さん
「だいたい1か月くらいなので
 もう10日後には田植えが始まります」

ハウスで大切に育てられているお米の苗。
田植え前のおよそ1ヶ月間で
種から元気な苗に成長させる
『育苗(いくびょう)』が行われます。

佐々木
「みんなはまだどう育っていくか
 想像できないかもしれない…」

高橋さん
「もしよかったら抜いてみてください!」

早速1本だけ苗を抜いてみました。

マナト
「なんか種みたいのついてる」

森崎
種もみついてるよ。これお米だよ」

ミチル
「えっ!これがお米の最初なの?」

森崎
「種もみから苗が出来てるのがわかるね!」

高橋さん
「この時期は温度
 一番大事なところです。
 まだ朝晩は寒いので温度を保ったり
 昼間だとハウスの横を少し開けて
 風通しを良くして温度を下げます」

森崎
「このハウスの中にいる1か月は
 本当に温度管理が大切なんですね」

高橋さん
「そうですね。苗が重要で昔の言葉で
 【苗半作】というぐらい一番大事です」

農業では昔から
『苗を上手に育てることができれば、
半分は成功した様なもの』
という言い伝えがあるほど、
育苗は気が抜けない作業なんです。

森崎
「ゴールデンウィークは
 家族で旅行とか…?」

高橋さん
「本当に1日だけ。
 泊まりでは出かけられない」

森崎「大変だな…」

高橋さん
「天気が良いといけないので
 くもりの日に出かけるです。 
 子どもには悪いんですけど…」

河野
「お子さんは晴れた日に出かけたいけど
 曇りの日がチャンスなんですね」

森崎
「よし曇りだから出かけるぞっ!」

本当に今時期は目が離せないんですね。


2014年05月24日(土) |  田植え前の準備とは?

ここで苗への水やりを見学!
この特殊な機械をリモコン
操作するそう…

ではスタート

するとポンプがまわりだして…

あぐりっこ「あっ水!」

河野「上から水が出てきた~!」

森崎
「シャワーだシャワー!」

河野
「(バケツのような入れ物に)
 水がパイプを通って下に落ちて…」

高橋さん
「落差で水が落ちているんです!」
 
森崎
「リモコンにする意味はどこにあった(笑)」

高橋さん
「ハウスがいっぱいあるので
 離れて遠隔操作が出来るのでリモコンは便利!」

ハウスで苗の生育状況を見学した後、
いよいよ田んぼにやってきました。

佐々木
「この目の前にある圃場(ほじょう)が
 田植えをする田んぼですか?」

高橋さん「そうです!」

森崎
「みんなここが田植えする場所だって」

マナト「なんか荒れてる…

ミチル
「土がゴジャゴジャで 
植えずらそうな感じ」

高橋さん
「ちょうど田んぼおこしが終わって
 水を張って“荒くり”をする前です」

森崎
「あの~~
 『うおおお~酒と食料はどこだ~!』
 ってやつですか?」

河野「それは荒くれ者!

田植え前の田んぼでは
『田おこし』『荒くり』『しろかき』と言われる
3つの重要な作業が行われます。

佐々木「田おこしとは?」

高橋さん
「去年、稲刈りが終わった田んぼに
 空気を含ませるために一回起こします。
 植物ですので空気を入れるのもあるし
 土の養分は乾いたほうが吸収しやすい!
 なので土全体を乾かすためにもします」

佐々木
「これから荒くりをしますが
 どういう作業をしますか?」

高橋さん
「水を張った田んぼを“平らにする”のと
 空気を混ぜていきます」

森崎
「けっこう長くやってますけど
 田植え以前を取材する番組があるとは!


2014年05月24日(土) |  すぐには田植えは出来ません!

トラクターで行われる荒くり作業。
さっそく、その様子を見せて頂きました!

トラクターの後部に装着されたロータリーが
土と水を混ぜていきます。

河野「後ろの機械が回っている!」

森崎
「トラクターが通り過ぎた後は
 どうなったかな?」

アミ「きれい!」

河野「全然違うな」

森崎「きれいになったね」

河野「こんな一気に作業できるんだ」

荒くり作業が終わったら、
さらにかき混ぜて田んぼを平らにする
『しろかき』を行います。
こうした入念な準備を経て、
田植えは行われるんです。

高橋さん
「だいたい一回で終わりますが
 粘度(ねんど)がキツイ田んぼなどは
 2回は入ることもあります」

佐々木
「この作業を終えないと次の作業にいけない」

この後あぐりっこもトラクターに乗って
荒くりを体験。米作りの最初の仕事に触れる、
貴重な体験となりました。

マナト
「楽しかった!
 自分では荒くってないけど
 荒くった気分だった!」

じゃー~ん もんすけです!
田んぼの準備作業が始まった
JAたいせつエリア。
美味しいお米の生産はもちろん、
米どころならではの様々な取り組みを
行っています。

JAたいせつ 池田修さん
「水田に消費者が来る機会は
 なかなかないと思いますが
 ぜひ消費者のみなさんに水田に
 足を運んで頂くきっかけになればと思って
 異なる6色の稲を使って
 水田に巨大アートを描く
 <田んぼアート>などを
 行っています。
 その他に地元の小学生に
 田植え体験など水田学習にも
 積極的に協力しております。
 実際に水田に入って
 お米作りを見て頂くことで
 日々食べているお米が一層
 おいしく感じてもらえればと思います」

豊かな自然とお米作りが体感できる、
JAたいせつエリア!
みんなも体験してみてね~!

佐々木
「手作業で“荒くり”を体験しましょう」

ということでクワを使った昔ながらの
『荒くり』に挑戦!

まずは生産者の高橋さんがお手本を
見せてくれます。

高橋さん
「まだ土がゴロゴロしてますよね。
 それを足で潰して小さくしながら
 クワで中に空気を入れながらならしていく

高橋さん
「昔の人はこうやっていたんです」

森崎
「いや!オレもやってたわ!
 実家が米農家だったので。
 トラクターが入る前。全部手作業でした」

クワを使っての大変な作業。
頑張れ!あぐりっこ!

まずおそるおそる水田に入ります。

しずく「冷たいっ!」
アミ「すんごく冷たい」

ミチル「気持ちいい!」
マナト「なんじゃこりゃ」


2014年05月24日(土) |  荒くり作業にチャレンジだ~♪

森崎
「みんな荒くり頑張るぞ~」

あぐりっこ「お~~!」

マナト「踏んで…踏んで…」

水田に入って動くのも大変です。

森崎「やってみてどう?」

マナト「意外に楽しい!」

クワを持つのも初めてのあぐりっこ。
使い方もなかなか習得できません…

しずく「重い~」

森崎「クワ重たい?クワか土か?」

しずく「土が重い…」

ドロッと水を含んで重くなった泥を
クワでならすのは重労働なんです。

森崎
「疲れて交代したいときは
 河野マンカード使えるからね」

あぐりっこ「大丈夫です!」

大人達の心配をよそに
黙々と作業を続けるあぐりっこ。
コツをつかんできたのか、
クワを持つ手も慣れて来ました。
そこで出番ナシの河野君も体験!のはずが…

佐々木「力自慢の河野さん!お願いします」

とここでバランスを崩して…

バシャーン!!(転倒)

河野「河野マンまだ0(ゼロ)荒くり!」

そうこうしているうちに、
あぐりっこはご覧の通り。
田んぼの一部分ですが
キレイに『荒くり』が出来ました!

作業終了後…

森崎「あれ?なんでそんな顔に?」

そうみんな顔が泥だらけです!

森崎「朝と違う!いい顔になったな」

しずく「楽しかった!」
ミチル「体力が…全部なくなりました」

高橋さん
「(子供たちと一緒にやってみて)
 童心に帰ったようで楽しかったです。
 子供たちのやったのも上手!」

みんなお疲れ様でした!

頑張ったみんなにご褒美です。
JAたいせつ名産のお米と特産品を使った、
お手軽料理を頂きます。
作っていただいたのは
JAたいせつ女性部の
森山美和子さん、相澤裕子さんたちです。

相澤さん
「きらら397に五目ごはんの素を使ってます」

森崎
「加工品を女性部で作っているんだ」

相澤さん
「ハイ!それを混ぜ込みました」

森崎
「比較的忙しくない時期に
 (加工品を)作っておくことで
 これから忙しくなる田植えとか
 収穫時期に活用できるんだ!賢い!」

<五目ごはんのもと 300g450円>
お買い求めは-
JAたいせつ 農産物直売所たいせつ
住所)旭川市東鷹栖1条3丁目635-15
電話)0166-57-2141

ではいただきま~す!

ミチル「ちょ~うまいっ!」

アミ
「作っている人の想いが
 こもっている…味がする!」

森崎「おお~作文!(笑)」

佐々木
「お米がもっちりしていて
 五目の素も多くて贅沢な気持ちになります」

そのほか地元産のネギを入れた
手作りみその『みそ汁』、
そして湯がいたネギに手作りの甘みそをかけた
『ネギの甘みそかけ』も頂きました。

森崎
「ちらし寿司のおいしさを
 覚えておいてね!
 今年中にみんなが植えて
 育てて実ったお米で
 またちらし寿司が
 食べられるかもしれない!
 

しずく「楽しみ!」

森崎「楽しみだよね~」

河野「マナトは今日何が楽しかった?」

マナト「荒くり!(ニッコリ)」

次回はいよいよ田植えだぞ~
それまで田んぼよ。待ってておくれ~!

こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。
「食と農」を考える『あぐり大学』が
まもなく始まります。

「あぐり大学」は北海道大学農学部と
北海道新聞が連携して始める
小学校4年生から中学生までの男女と
その親を対象にした連続講座です。

北大農学部の先生を講師に
今年度11回にわたって
農業に関する様々な知識を学びます。

中には先月「あぐり王国」でも紹介した
ロボットトラクターの最新研究や
コメの食味試験を体験する講座もありますよ。

詳しくはあぐり大学事務局、
電話011-210-6008まで
お問い合わせください。
月曜から金曜の午前10時から午後5時まで、
問い合わせが可能です。

農業に関する知識を学ぶことができる
貴重な機会ですから是非ご参加ください!

以上、週刊あぐりNEWSでした。


2014年05月17日(土) |  ♯289 馬鈴薯の栽培と役割を学ぶシリーズ①

和食、洋食、中華、スイーツ…
様々な料理に使われる万能食材。
それは…ジャガイモ!

国内生産量の8割近くを占める我らが北海道!
栽培の歴史は300年以上もさかのぼると言われ、
私達にとっても馴染みの深い作物です。
しかし北海道がなぜ主産地となっているのか、
生産者がどのように栽培しているのか、
皆さんは知っていますか?
今回のあぐり王国は、
そんな北海道のジャガイモ生産を、
春から秋にかけてシリーズで学びます。

森崎「雄大!」

佐々木
「羊蹄山を望む京極町にやって来ました。
 お水のきれいな町、
 ジャガイモがいっぱいとれるので有名!」

森崎
「京極町はみんなが立ち寄る
 美味しい水もあるけど
 ジャガイモも有名ですよね」

佐々木
「ということでシリーズでジャガイモを
 学んでくれるあぐりっこをご紹介しましょう!」

今回のあぐりっこは、
好奇心旺盛な行動派!
今井大賀(タイガ君・小5)
人を笑わせるの大好き!
佐藤駿成(シュンセイ君・小3)。
肉じゃがが大好物!
岡田舞花(マイカちゃん小4)
何事も全力投球!
澤田花(ハナちゃん・小4)です。

まずはフリップで京極町を含むJAようていで
作られている馬鈴薯の出荷計画を説明。

男爵(だんしゃく)・キタアカリ・とうや・きかかむいの
4種類の馬鈴薯が作られています。

佐々木
「今日来ている京極町は
 この4つのジャガイモを作っています。
 1年を通して出荷できる体制をとっています」

森崎
「まずこの馬鈴薯って名前、
 聞いたことある?」

あぐりっこ「ない!」

森崎
「実はジャガイモは
 ばれいしょとも言います」

あぐりっこ「え~~」

4つの品種を栽培してジャガイモを1年中
出荷しているJAようていエリア。
なかでも『男爵いも』は、
生産量道内トップクラスの代表品種です。

※馬鈴薯の作付面積※
男爵1951ha、キタアカリ396ha、
とうや255ha、きたかむい150ha

藤尾
「男爵を作っている面積がダントツなんですね」

森崎「JAようていは男爵だらけだ!」

佐々木
「今回はこの男爵いもを農家のみなさんが
 どういう仕事をしているのかを
 見たりお手伝いをしてシリーズで
 学んでいきたいと思います」

ということで一行はジャガイモの栽培について
教えて頂ける生産者のもとへ―

佐々木「みんな見てごらん!」

あぐりっこ振り返ってみると
ドドーン羊蹄山が目の前に!

あぐりっこ「うわ~キレイ!」

藤尾「でっかいな~」

森崎「すげーこの距離か!」

藤尾
「目の前に広がる畑は
 多田さんの畑なんですか?」

多田さん「そうです!」

藤尾
サイコウの畑じゃないですか!」

羊蹄山の麓で農業を営む多田さん。
およそ9ヘクタールにも及ぶ畑で、
ジャガイモを生産しています。
この時期は畑に植える前の準備をしている
ということで早速その様子を見せて頂きました。


2014年05月17日(土) |  イモ作りの原点は…種イモ作りだ!

ハウスの中に入っているとイモがゴロゴロ…

シュンセイ「普通のイモ?」

多田さん
「これは専門の畑で検査を受けた種イモです」

多田さん
「これ(種イモ)を植えると
 食用のイモが出来るんです」

森崎「種イモのために作られたイモ」

佐々木「今は何をしているんですか?」

多田さん
「今は20日ぐらいかけて
 浴光育芽(よっこういくが)をして
 (種イモの)芽を成長させているんですね」

森崎「よっこ、いくが??」

『浴光育芽(よっこういくが)』とは、
室温10度~20度に保たれた場所で、
種イモ全体に光を当てて芽を育てること。
長さは3mm~5mm、
期間は20日~30日を目安として、
健康で丈夫な芽に成長させます。

森崎「すべての原点はここ!」

多田さん
「種イモをいかに良いイモに育てるか?
 種イモの良い芽を作るか?
 が原点なんです」
 
森崎「それにしてもすごい量ですね」

多田さん
「ここにあるので120~130個ぐらいあるんです。
 コンテナの数が。
 全部うちで植えるとすると
 コンテナが400個ぐらい必要なんです」

森崎
「400カゴ?ちょっと2人持ってごらん」

多田さん「軽いよ~!」

さて実際に持ってい見ると男子でもフラフラ…

タイガ「重すぎる!!」

森崎「多田さん何でウソ言うの」

多田さん
「1個(のコンテナ)に25キロぐらい入っている。
 250~260個ぐらい入っているかな」

森崎
「コンテナが400個だから…
 (ジャガイモが)10万個!

多田さん
「半分ぐらいは畑に植えられていて
 今日もイモ植えをしている!」

森崎「見たいです!」

多田さん
「見るだけでなく今は忙しいので
 手伝っていただければ…」

あぐりっこ「やりたい!」

ということで早速、畑にやって来ました。

森崎「多田さん広いわっ。すご~い!」

多田さん「イモをまく面積は3ヘクタール」

藤尾「3ヘクタール?」

※1ヘクタールは10000㎡です

どんどん畑に入っていくと-

藤尾「こんな機械、初めて見ましたよ」

森崎「何しているんだろう?」

佐々木「こちらは何の機械ですか?」

多田さん
「イモのプランターというイモを植える機械を
 トラクターでけん引していきます!」


2014年05月17日(土) |  イモの植え付け万能マシーンにびっくり!

ポテトプランターは種イモと肥料を同時に
4列の畝(うね)へ植えることができる優れもの。

種イモをいれるタンクに種イモをいれます。

タンクから1個ずつ種イモが下の方に
落ちていきます。

あぐりっこ
「イモ、落ちてる~!」
「おちてる~」「キャ~」(笑い)

ものすごい興奮状態のあぐりっこ。

するとタンクから落ちてきた種イモを
一瞬で半分にカット!

あぐりっこ
「半分になってる!」「半分になってる!」

カットされた種イモは土の中に落ち
しかも土もかけられていきます。

多田さん「掘ってみようか!」

ポテトプランターが種イモを
植え付けた後を掘ってみると…

あぐりっこ
「すげ~!あった!」
「しかも(カットされた面が)
下を向いてる!」

そうなんです。カットされただけでなく
チキンとカット面が下になって植えられてます。

しかも隣のイモが
その半分の片割れだと言うのです!
早速掘り起こして“くっつけて”みると…

「く

半分にカットされた種イモは、
深さおよそ5センチ、
間隔はおよそ33センチを基準に植えられます。

多田さん
「あんまり種イモの間隔が近いと根がぶつかって
 大きなイモが取れず変形イモになってしまう」

森崎
「上も大事なんだけどイモは土の中になるから
 土の中のほうが大事なんだよ」

佐々木
「あっちまで間隔はず~っと一緒で
 植えられていくんですね」

森崎
「すごいな~
 種イモが自動的に切られて
 植えられるのは見たことがない!」

畝の長さはおよそ200メートル。
膨大な量の種イモを機械で次々に植えていきます。

ポテトプランターが戻ってきました。

森崎「肥料を補充するのかな?」

多田さん
「肥料と種イモを補充します。やりますか?」

あぐりっこ「やりた~い!」

あぐりっこが種イモの積み込みをお手伝い!
多田さんのようにうまく出来るかな?

まずは男子がチャレンジだ。

25キロもあるコンテナを2人で持ちます。
「よしっ!」「重いっ」「いこっ!」

トコトコやっと歩いて
ポテトプランターの種イモタンクに
コンテナを乗せます。がこれが重くて大変!
「せ~のっ!」「よいしょっ!」

ゴロゴロゴロゴロ…

なんとか種イモタンクにイモを移動できました。




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