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2010年07月17日(土) |  ♯103 安全安心の全国ブランド らいでんスイカ編

佐々木
「こんにちは!とってもイイ天気!
 それにこの緑!」

森崎
「気持ちのイイ所だなあ!」

佐々木
「今日は気持ちのイイ場所、
 共和町にやってまいりました」

森崎
「みんな聞いたことあるかな?
 共和町は“らいでんブランド”が
 有名なんです」

リュウ君
「らいでんスイカだ」

タクヤ君
「らいでんメロン!」

リュウ君
「らいでんスイートコーン!」

藤尾
「らいでん博士やな!」

佐々木
「他にも“らいでん”という名前が
 付いたものがたくさんあるんです」

“らいでんブランド“とは、
共和町で育てられた農産物のブランド名で、
この付近の「雷電海岸」に
ちなんでつけれらました。
土壌や気候条件など生育に適した環境で
育てられた共和町のらいでんブランドは、
スイカやメロンを始め11種類もの
農産物が出荷されているのです。

藤尾
「そして今日あぐりっこのみんなが
 取材するのはコレだ!ドーン

 らいでんスイカ!!」

森崎
「おいしそう!」

比較的温暖な気候と
肥沃な大地に恵まれた共和町。
そんな共和町で育てられる
”らいでんスイカ” とは
どのように栽培されているのか?
一行は生産者の元へ!

森崎
「海があって山があって…
 すごくイイ場所ですね」

らいでんスイカ生産者
小野 公志さん
「実はおいしいらいでんスイカを
 作る秘密はこの地形にあるんです」

小野さん
「そよそよとそよ風が吹いてますよね。
 これが秘密なんです!
 海が近いので朝早くからそよ風が吹くんです。
 実は植物は朝つゆで濡れていると
 光合成をしないんです。
 しかし、このそよ風で朝つゆがとれて
 いち早く光合成ができて、
 甘いスイカやメロンができるんです」

森崎
「なるほど~この風に秘密があるんだあ」

佐々木
「あの右も左も畑やビニールハウスが
 ありますが…」

小野さん
「見える限り全部スイカなんです。
 らいでんスイカにも何段階もありまして
 今年は6月16日の初出荷から
 10月中旬まで長くスイカを
 作っているんですよ」

実は“らいでんスイカ”は
出荷期間が長いのが特徴!初出荷は6月。
まずはハウスで栽培されたスイカが出荷され、
7月中旬ごろから露地栽培にシフト。
栽培方法や気候に適した品種を使い分け、
なんと10月中旬までの長期出荷を実現しているのです。

2010年07月17日(土) |  ネギのパワーでスイカを守る!

佐々木
「小野さんはトップクラスの生産量を誇る
 らいでんスイカ農家さんなんです」

小野さん
「だいたい年間4万個~5万個」

森崎
「すごい!じゃあ共和町全体では?」

小野さん
「80万玉以上ですね」

森崎
「80万玉のうち、
 4万~5万玉を小野さん一人って、
 これもスゴイねえ」

小野さん
「まっ、そうですね!
 暑い中、頑張ってます!」

では早速ハウスへと移動すると-

森崎
「広いね~」

小野さん
「奥まで120mあります」

藤尾
「それは長いわ~」

森崎
「みんなスイカなっているかな?」

あぐりっこ
「ココになってる!」
「なってる!」
「なってる!」
「コッチ!コッチ!」

藤尾
「右も左もスイカや」

森崎
「いい形だね!」

森崎
「スイカと一緒になんかない?」

あぐりっこ
「ネギ!!」

森崎
「ネギ列ができていますねえ」

小野さん
「スイカとネギを一緒に植えると
 土の中にいる悪いことをする微生物を
 やっつけてくれるんです。
 そこで“らいでんスイカ”の
 ハウス栽培モノに限っては
 平成15年からYES!cleanを取得して
 農薬をなるべく使わない
 安全安心なスイカを作ってます」

大切に育てられた
スイカを見せてもらうと-

小野さん
「スイカって日が当たらないと
 緑色にならないんです。
 まんべんなく太陽の光や熱を与えるように
 マットを敷いているんです」

森崎
「スイカさんが座布団に座ってた」

小野さん
「しかもスイカは1株から1個しか
 とれないんです。
 1株から3本、ツルが出るんだけど
 その中からイチバン良いスイカを
 1個だけ選定してるんですよ。
 それに1個のスイカを作るのに
 これだけ大量の葉っぱがいるんです」

森崎
「葉っぱ1枚1枚がシッカリと光合成をして、
 栄養を送ってるんだね」

スイカのツルを伸ばしてみると-

藤尾
「わ~リーダーより背が高い」

森崎
「すごいですねえ~~」


2010年07月17日(土) |  おもーいスイカを運ぶプロの技!

お次はスイカの収穫体験です!

小野さん
「まずツルから実を切ってはずしたら
 ドコも悪い所がないかなって
 グルグルみます。
 合格ってなったらツルを
 実のギリギリのところから切ります」

さあ収穫したスイカをハウスの端まで
手渡しリレーをして運びます!
ところが…

森崎
「重いから気をつけて!」

ユキハちゃん ワカナちゃん
「おもい~~」

佐々木
「重たい!コレ」

リョウ君 タクヤ君
「うわお~」「ぎゃ~重い!」

小野さん
「これ8㎏ぐらいあるんじゃない?
 重いスイカが甘いんです。
 見た目の大きさ以上に
 重みを感じるスイカ。
 胴まわりが張ったスイカがおいしいですよ」

じゃーん、もんすけです!
日本の夏の象徴、スイカ!
実はスイカには夏を乗り切るための
栄養がつまっているんだって!

天使大学 看護栄養学部
荒川 義人教授
「カリウムがすごく多いです。
 カリウムは体の中の塩分(ナトリウム)を
 排出してくれて、
 高血圧の予防などに繋がります。
 また特徴的なのは赤い色、
 リコペン・ベータカロテンですね。
 これらは体の中で起こる
 酸化反応を抑える力はすごい!
 ということがわかってきてます。
 例えば、老化防止・ガンや動脈硬化の予防
 などに繋がると注目されています」

スイカはおいしいだけじゃなく
栄養もたっぷり!夏にピッタリの
フルーツだったんだね!

らいでんスイカの収穫体験!
続いてはトラックにつみこむ
大切な作業です。
1個1個、手渡しでトラックの荷台へと
積み込んでいきますが…
重い~
重いもので8㎏ほどもあるスイカに
あぐりっこ隊、悪戦苦闘! 
そこでプロのみなさんの
スピードを見せてもらいます!

森崎
「小野チームお願いします!」

さすがプロの技!
あっという間に積み込まれて行きます。

森崎
「振り向いたら、もう居るみたいな!」

藤尾
「スイカがちょっと浮いてる時間がある!」

佐々木
「速い!リズムがイイ!」

さすがのスピードに一同ビックリ!

このあと収穫されたスイカは選果場に
運ばれていきます。

小野さん
「選果場で糖度センサーにあたって
 11度以下だと出荷できないんです。
 見た目で判断できないので
 機械で最終チェックをして
 合格なんですよ」


2010年07月17日(土) |  スイカ!スイカ!スイカ!驚きの選果場

らいでんスイカの栽培を学んだ一行。
続いてやってきたのは、
スイカの品質検査、規格分けを行う
「すいか集出荷選果施設」。

JAきょうわ 吉田 浩滋さん
「農家さんが丹念に育てあげたスイカを
 大きさ・品質などで格付けし、
 箱詰めして出荷していきます」

森崎
「すごいよ!スイカだらけ!」

藤尾
「と言ってたら小野さんのスイカが 
 届きましたよ!」

森崎
「我々が先ほど積んだスイカでしょ!」

早速運んできたスイカを
トラックからベルトコンベアへ
移動させます。

藤尾
「トラックに載せるのは
 1つ1つ手作業やったんですけど
 降ろす時はわりとガーッと
 行くんですね!」

佐々木
「豪快ですね!」

トラック1台に400個!
運び込まれたスイカは、
生産者ごとに管理し検査が行われます。
まずは、洗浄機へ運ばれ、
ブラシでピカピカに磨きあげます。
その後、特殊なセンサーを使い、
スイカの中身の空洞を調べるのです。
そしてカメラを使い全体の形状、
さらに糖度を計測。
こうした様々な機械のチェックを通過した
高品質のスイカだけが、
“らいでんスイカ”として
出荷されるのです。

森崎
「運ばれてきたものが
 列になって並んでいますね」

吉田さん
「同じ等級・同じ規格のモノが
 4個ずつセットになった時点で、
 次の箱詰めレーンへ流れていくんです」

森崎
「スイカが乗っているトレーによって
 スイカそれぞれが激突しないように
 なっているんですね。
 いいクッションの役割をしている!」

吉田さん
「こちらが箱詰めレーンです。
 吸盤みたいなモノで吸い上げて
 箱に収めていくんです」

藤尾
「あんな重いスイカが!」

森崎
「吸盤のスゴイ音がする!」

藤尾
「あれは空気の圧力ですか?」

吉田さん
「そうですよ!」

佐々木
「機械が導入されてからだいぶ
 選果作業が変わったんでしょうね?」

吉田さん
「それまでは箱詰め作業を手作業で
 やっていたんですね」

森崎
「大変だったんですね。
 手作業のときは中身がどうなかなんて
 わかりませんよね。
 今は格付けを見れば
 中身が詰まっているって保証されて
 いることになるんですね」


2010年07月17日(土) |  おいしいスイカの食べ方とは?
森崎
「箱に入ったスイカがドンドン
 出て来ていますよ!
 早速、箱の中を開けてみましょう」
 
吉田さん
「生産者一人ひとり責任があるんで
 実は《らいでん》マークのシールに番号を打って、
 【誰がどの日に出荷・選果されたモノか】が
 わかるんですよ」

吉田さん
「どういう肥料を使っているかなど
 追跡調査することができるようになってます」

森崎
「そういう厳しい審査があってこその
 YES!cleanマークなんだよ」

佐々木
「徹底管理しているんですね」

もんすけです!共和町の名産!
人気ブランのドらいでんスイカ。
その栽培はどのように始まったのでしょうか?

らいでんスイカ生産組合
長尾 正基さん
「らいでんスイカの栽培は
 昭和38年のトンネル栽培が始まりです。
 その後、各地区において
 スイカを作付けするようになり
 試行錯誤して技術を磨いていったと
 聞いています。
 現在のように選果作業が機械化されたのは
 昭和62年からですが、そのころは箱詰め作業などの
 大部分は手作業によるものでした。
 本年度は89戸の生産者により
 らいでんスイカを作付けしております。
 年間4600tの生産を目指し
 北海道内を中心に出荷・販売しております」

佐々木
「それではお待ちかね!
 らいでんスイカを頂きましょう!」
 
早速スイカを切ってみると…

藤尾
「わ~~詰まってる~~」

パチパチパチパチ
感動で一斉に拍手が!

みんなで
「いただきま~~す!」

シャリ!!!

「やばい、なまら甘い!」
「みずみずしい!」
「甘さの大洪水!」

吉田さん
「甘さとシャキシャキの絶妙な歯ざわり!
 このバランスがイイんです!」

森崎
「スイカはガッツリ冷やさないんですね?」

吉田さん
「生ビールと違ってキンキンに冷やさずに
 冷水程度、15℃~20℃以内で!
 コレくらいが甘さを引き立てて
 ちょうどイイ味わいになりますよ」

食べやすいスイカの切り方は-

吉田さん
「中心から放射線状に切りますよ。
 こうすると同じような味わいで
 食べることができます!」

藤尾
「こう炎天下で食べるってのが
 いいですよね!
 やっぱ夏はスイカですよ!!
 と言う事で
 夏だ!スイカだ!らいでんだあ~~」

タクヤ君
「It's very good Watermelon!
 (このスイカとってもおいしい!)」

佐々木佑花の週刊あぐりNEWS! 

こんにちは!
週刊あぐりNEWSの時間です
ココへ行くと気分はすっかり
“あぐりっこ隊”という、
テーマパーク誕生の話題です!

この夏、札幌のお隣・北広島市に
「ホクレン 食と農のふれあいファーム 
 くるるの杜(もり)」がオープンします!

広大な敷地に農場や調理加工などの体験施設、
農畜産物の直売所が設置され、
新鮮で多彩なメニューが味わえる
農村レストランも開店します。

来月6日がグランドオープンですが
直売所は先行オープンし、
既に連日たくさんのお客さんで
賑わっているということです。

【ホクレン 食と農のふれあいファーム くるるの杜(もり)】
住所)北広島市大曲377-1
電話)011-377-8700
■グランドオープン…2010年8月6日(金)予定
          直売所は既に先行オープン
■直売所営業時間…6~10月:午前10時~午後5時
        …11~5月:午前10時~午後3時

続いては一夜限りの人気行事、
「カルチャーナイト」のお知らせです!

主に札幌中心部の公共施設や
民間施設などが夜間開放され、
「市民みんなで地域の文化を楽しもう!」
というこのイベント。
8回目を迎える今年は
来週23日金曜日の開催です。

JAグループ北海道では、
北4西1の北農ビルと
ホクレンビルの1階ロビーを開放。
「探してみよう!まるごと体感!
 あぐり王国北海道!」をテーマに
午後5時半にスタートします。

バター作り、お米の精米体験から、
骨密度チェックまで
様々な体験プログラムや
嬉しいプレゼントが用意されているようです!

当日は私、佐々木佑花もお邪魔して
イロイロ体験しちゃいますよ~!
ぜひ会場でお会いましょう~!!
もちろんHBCもロビーとテレビスタジオを
開放しますので遊びに来てくだいね。

■JAグループ北海道 カルチャーナイト2010
場所)JA北農ビル・ホクレンビル(北4西1)1階ロビー
時間)午後5時30分~午後8時


2010年07月10日(土) |  ♯102 元気野菜ブロッコリーは収穫出荷も大変!

森崎
「こんにちは~あぐり王国です!」

佐々木
「キレイな花時計…」

森崎
「音更の花時計有名ですね!
 今日は帯広のお隣、
 十勝地方の音更町にきました!」

佐々木
「今日の野菜ですが…
 キャベツが親(先祖が同じ)の野菜です」

さて今回取材する野菜とは?
ヒントはコチラ!原産地はヨーロッパ。
ビタミン・カロテンが豊富で、
キャベツや青汁で有名な
ケールと先祖が同じと言われてます。
平成の急上昇人気野菜で
実でも葉でもない
ある珍しい部分を食べているんですが
みんなわかったかな?

あぐりっこ
「レタス?ニンニク?」

森崎
「うーん近い!
 ちょっとマヨネーズを
 つけたりしてね!」

しんのすけ君
「多分なんだけど…
 
 ブロッ…… 」 

タランタッタッタッ
タランタッタッ タン

タラララランラン ラララン…

森崎
わー花時計、鳴った~!!
 これ正解なんじゃない??
 しんのすけ、
 何て言おうとしたの?」

しんのすけ君
「多分だけど…
 ブロッコリー?」
森崎
「正解~~!!」
正解は栄養たっぷりの
緑黄色野菜「ブロッコリー」。
こちら音更町では30年ほど前から
栽培が盛んに行われているのです。

森崎
「では今日はみんなで
 ブロッコリーをがんばって
 取材しよう!お~~」

一同「お~~!」

森崎
「あれ?」

森崎
「河野くんは?いないね」

佐々木
「まあ、あぐりっこ隊もいますし…」

森崎
イイッか!!
 じゃあ畑に行きましょう!」


2010年07月10日(土) |  朝4時からも?早朝収穫に一同びっくり!
一行が訪れた音更町木野地区は
昼夜の温度差が大きく
ブロッコリーが美味しく
育つのに適した気候。 
一体どのように育てられているのでしょうか!
そして河野はどこにいるのかな~?

ブロッコリー生産者の
大塚さんの畑に行って見ると…

一同「こんにちは~」

謎の男
「テレビが来ましたね!」

森崎
「みなさん休憩なさってる?」

謎の男
「今日暑くて全然作業進まないから…」

森崎
「あれ?
  
 河野くん??」
河野
「わかるでしょ!
   
  だいぶ早くに!」
実は河野、
早朝6時にひと足早く
大塚さんの畑にお邪魔して
収穫のお手伝いをしてたんです。

…というのも
ブロッコリーの収穫は
気温が上がらないうちに
行わないといけないのです!

森崎
「なんでそんなに朝早いんですか?」

ブロッコリー生産者
大塚 善徳さん
「気温が上がってくると
 しおれてしまうんです。
 それで朝早い時間から
 収穫をするんです。これ基本!
 量が多いときは…
 朝4時ぐらいから6~7時間
 作業しているんですよ」

あぐりっこ
「すご~い。大変」

森崎
「どうなったら収穫適期なんですか?」

大塚さん
「一升瓶の底と同じ大きさになれば
 収穫適期ですね。
 10.5~11cmをメドにして収穫します」

実はブロッコリーの
この部分は「花蕾(からい)」と
言って花のつぼみ。
一房におよそ3万個もあると
言われています。
ちなみに収穫せずに成長すると
このような黄色い花が咲くんです。

2010年07月10日(土) |  スピードが命!鮮度を保つ冷たい秘密!

収穫のお手本を見せてもらいましょう。

大塚さん
「普通の包丁を使いますよ。
 まずは茎を切ります。
 そして余分な枝を切り落として、
 最後に残した枝の頭を
 切りそろえます。」

佐々木
「すばやい!」

大塚さん
「このぐらい早くやらないと時間かかってね…」

森崎
「間に合わないんだ!」

河野
「スゴイ技でしょ!」

河野
「師匠は切り落としながら
 次に収穫するモノを
 すでに見つけているんです」

大塚さん
「枝を払いながら次のを(チラッ)」

森崎
「チラッと!見たよ!次見たよ」

河野
「これぐらい収穫を早くしなければ
 いけないんですね」

大塚さんがブロッコリーを
収穫するのにかかる時間は、
一つたったの6秒!  
まさに達人!!
スピーディーな収穫の理由、
それは日光を当てたくないからなんです。
日光が当てると
ブロッコリーは光合成をし
「成長しよう!」と熱を発してしまうのです。
つまり鮮度を保つためには、
日光があまり長い時間当たっていない
早朝から収穫することが重要だったのです。

大塚さん
「多いときは家族3~4人で
 3600から4000個を収穫しますよ」

じゃ~ん! もんすけです!
音更町木野地区は
ブロッコリーの一大産地!
年間の収穫量はなんと1400トン。
全道でもトップクラスなんだって!
鮮度が命のブロッコリーは
どうやって出荷されているのかな?

JA木野
清水 善教さん
「JA木野では昭和50年代ごろから
 涼しい気候を活かした
 ブロッコリー栽培を進めてきました。
 
 JA木野のブロッコリー選果場では
 JAおとふけ・JA士幌町・JA木野の
 3JAでおいしさを保つための
 ルールをつくり出荷しています。
 朝とれたブロッコリーは
 コチラの予冷庫で冷やします。
 夏場のブロッコリーは
 特に痛みやいので鮮度を保つため
 一度冷やすんです。
 
 その後、選果場に運び
 クキの長さをそろえたり
 余分な葉を落とし
 形を整えたりしながら
 発泡スチロールに詰めます。
 ブロッコリーは鮮度劣化を少しでも
 少なくするために
 フレーク状の氷を詰め、
 温度を下げた状態で輸送します。
 こうすることで
 美味しい状態が保たれるのです」

こうして氷詰めされた
ブロッコリーは主に本州に出荷!
地元のスーパー「ハピオ木野」でも
販売されていて、
とっても人気なんだって!

■ハピオ木野
 住所:音更町木野大通西7丁目1
 電話:0155-31-2141


2010年07月10日(土) |  ブロッコリーの色白兄弟とは…?

早速あぐりっこ隊も
ブロッコリー収穫に初挑戦!

イツキちゃん
「サクッて音がイイし
 楽しかった!」

佐々木
「収穫までどのくらいの日数ですか?」

大塚さん
「まずハウスの中で苗を
 約1ヵ月間育苗します。
 それから畑に苗を定植して約2カ月。
 なので種をまいてから
 約3カ月かかります」

森崎
「愛おしい…(ジーン)」

河野
「今日はブロッコリーの
 勉強をしましたけど、
 大塚さんはブロッコリーだけでは
 ありません!
 ブロッコリーの兄弟分も育てています」

アヤナちゃん
「わかった!カリフラワー!」

森崎
「正解!!」

ブロッコリーを学んだ一行。
続いてはブロッコリーの
兄弟ともいえる野菜「カリフラワー」を
見学に行きました。
ところがみんな
葉っぱに覆われていました。

森崎
「朝寝坊をして布団をかぶっている
 子供みたいだね」

佐々木
「ちょっと開いてみようか!」

 

葉を広げてみると…

一同「真っ白~~!」

河野
「守られて守られてこの色ですね」

佐々木
「メレンゲみたい!」

大塚さん
「わざと葉っぱを折って
 隠しているんですよ。
 日光が当たると変色して
 黄色く色がついてしまうんです。
 (右側が日光の当たったカリフラワー)」

カリフワラーは水分や気候条件に
とてもデリケート。
全体の7割程度しか出荷できない
栽培が難しい野菜なのです。

せっかくなので
茹でたブロッコリーとカリフラワーを
試食させていただきました!

あぐりっこ
「おいしい!」「オイシイ!」

あぐりっこも大絶賛!

じゃーーん、もんすけです!
日光をたっぷり浴びて育ったブロッコリーと
日光をさえぎって育てたカリフラワー。
栄養に違いはあるのかな?

天使大学 看護栄養学部
荒川 義人教授
「ともにビタミンCが多いです。
 ブロッコリーは緑の部分に
 カロテンを多く含みます。」

なるほど~!
緑黄色野菜のブロッコリーは
抗酸化作用が期待できる
ベータカロテンが豊富なんだね!


2010年07月10日(土) |  ブロッコリーを丸々食べちゃうレシピ!

ブロッコリーとカリフラワーを使った
美味しい料理を作ろう!
ということで、
訪れたのは地元の人気直売所
「きのっ子ファーマーズ」。
とれたて新鮮野菜がいっぱいのこちらで
ジャガイモと卵をゲット!
一体どんな料理を作るのかな~?

■きのっ子ファーマーズ
 住所:音更町木野大通西6丁目1
             ハピオガーデン内
 電話:0155-31-1889

教えてもらうのは
ブロッコリーとカリフラワーを
たっぷり使った女性部特製
「変わりオムレツ」!
ジャガイモが入る
具だくさんオムレツです!!

JA木野女性部 増田さん
「クキが意外においしいんです」

※詳しい内容はレシピコーナーへ

材料を混ぜて
熱したフライパンに投入!

森崎
「ナイス〝ジュー〟!」

おいしい音に期待が膨らむ!
とその時…

増田さん
「クキ混ぜるの…忘れました!」

森崎
忘れた?ブロッコリー?」

お三方声を合わせて・・・
「ハイ…」

思わぬアクシデント発生!

卵液にクキを混ぜておく
予定のはずでしたが、
ここで急きょクキを投入することに!

森崎
「ココに忘れていたブロッコリー入れます!」

※詳しい内容はレシピコーナーへ!

両面をこんがり焼いて
出来上がりましたが…

森崎
「コレは・・・どうなんですか?」

貞広さん
「これは… 
 美人じゃないですね~~」

ところが切って
お皿に盛り付けてみると…

森崎
「結果、超うまそう!」

早速頂いてみると・・・

しんのすけ君
「スゴクうまい!」

イツキちゃん
「おいしすぎて言葉がでない!」

河野
「お三方これ以上ないってぐらい笑顔!」

※この他にもブロッコリーの酢味噌和えを
 ご紹介頂きました。詳しい内容はレシピコーナーへ。

佐々木祐花の週刊あぐりNEWS!

こんにちは!
週刊あぐりNEWSの時間です。

まずはJAたきかわから
そばの体験学習の話題です。

先月16日、
滝川市内の江部乙小学校
5年生の児童たちが
空知地方の特産品
「そば」の栽培体験学習に
取り組みました。
この日はJAたきかわ青年部の指導のもと
そばの種まき作業を実施。
児童たちはクワを使った
昔ながらの農作業に悪戦苦闘しながらも
初めての体験に夢中になったようです。
その後、青年部が機械を使った
種まきを実演した所、
機械の大きさや作業の早際に
驚いた様子で見学していました。
 
秋には収穫、
そして冬にはそば打ちや試食会も
予定されているそうなので
豊作になるといいですね!

続いてはコチラ。
JA根室地区青年部連絡協議会から
大迫力の収穫の映像が届きました。

道東・JA計根別(けねべつ)の
鈴木直良さんの牧場では
いま、今年最初の牧草「一番牧草」の
収穫が最盛期を迎えています。

牛のエサとなる牧草は
年に2~3回収穫しますが
この時期の牧草が
最も栄養価が高いんだそうです。

今年は春先の気温が低く
生育が遅れていましたが
6月に入り天候が回復したため
無事栄養満点の牧草を
収穫することができました。

収穫した牧草は秋からエサとして
牛に与えられますが
鈴木さんは
「安心安全な生乳生産が出来そうだ」と
微笑んでいました。

良い一番牧草が取れて
牛さんたちも大喜びでしょうね。
根室地方もこの夏は
暑い日が多いようですが
酪農家のみなさん!
私たちにおいしいミルクを
届けてくださいね!それではまた来週!




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