森崎 「とかち~ いつ来てもでっかいな~」
藤尾 「絶景には絶叫ですね」
森崎 「我々は住んでいるのに 北海道ってイイなあって思うね!」
森崎 「今日はトウモロコシの中でも スイートコーンを勉強していきます。 みんなで言ってみましょう!
スウイ~トッコーン(英語っぽい…)!」
あぐりっこ 「スウイ~トッコーン!」
森崎 「イエ~イ!」
藤尾 「メッチャ発音イイな」
生産量日本一! スイートコーンの街、十勝芽室町。
生産歴28年の橋本さんに 芽室産のスイートコーンについて 教えていただきましょう。
橋本 正彦さん 「これね…270mあります」
一同「ええええ~~(絶叫)」
橋本さん 「一列で…650本ぐらい生えています。 生食のスイートコーンは 組合の中では70軒くらいで、 作付面積が70ヘクタールぐらい。 ただ加工用を入れると350軒以上ありまして 約1000ヘクタールぐらいあるんです。
面積的にも日本一です!」
森崎 「1000ヘクタールって 子供たちにも分かりやすい感じで言うと…」
橋本さん 「え~ボクにもよく わかんないですよね!規模が!」
森崎 「日本一は広さだけでは無いってコトですよね?」
橋本さん 「それだけで無いです。 十勝全体として気候的にスイートコーンに 向いているんです。 夏場の日照時間が長く、 また昼間と夜の寒暖の差が激しいので 甘みがのる!」
森崎 「日照時間が長いって… 昼の時間が長いってコトですか?」
橋本さん 「くもりの日が…少ないってコト! 昔から『十勝晴れ』っていうぐらい… 今日はチョット曇ってますけど!」
森崎 「夏はね…ほとんど晴れるよね! 」
この日は珍しくドンヨリとしたお天気…
橋本さん 「今日はたまたま! たまたま曇ってます…」
スイートコーンの栽培に適した芽室の気候。 こちらはタネを植えてから、 およそ100日で出荷。
では早速収穫させてもらいましょう!
森崎 「一番上のイチバン大きいヤツ(一番実)を 収穫するんですね!」
音に興奮するあぐりっこ 「イエ~イ!」
森崎 「イイ音したあ~」
森崎 「朝もぎって言いますけど…」
橋本さん 「朝は5時前から… 中には4時ごろからとってる人もいます。 朝の気温の低いときにとらないと コーンが温かくなってしまうと 品質が落ちてしまうんです。 鮮度を落とさないようにとってますよ」
さて皮をむいてみると-
森崎 「うわー美しいね」
藤尾 「クリーム色っていうかね」
あぐりっこ 「真珠色!」
森崎 「いいねえ~オレこれ首飾りにしたい!」
生でも食べられるとのこと- リーダー恒例の丸かじりです!
森崎 「(ガブリ) なまら甘~い」
藤尾 「リク!(かごで) オレの顔隠れてる…!」
生産量日本一、 十勝芽室町のスイートコーンを 収穫しましょう!
橋本さん 「実を下げて、ぐるっとねじる!」
言われた通りやってみると…
ユウト君 「ウリャー とれたあ~」
藤尾 「勢いついてメガネもとれた~」
では一斉に収穫大会!
収穫は力仕事ですが、 あぐりっこには関係ないよう…
あぐりっこ「イエーイ!」
橋本さん 「(あまりに元気なので) 朝来てくれるとイイんだけどね…」
森崎 「畑で~ゆでて~食べよう!! 今みんながもいだスイートコーンを 食べます!嬉しいですか!」
あぐりっこ「嬉しいです!」
湯の中に入れたとたん…
あぐりっこ「黄色になった!」
森崎「色変わったね!」
藤尾「ホンマに!こんなにすぐに!」
あぐりっこ「すごーい!」
森崎 「色がどんどん鮮やかになっていくよ」
このまま3分待ちます…
辺りにあま~い香りが漂ってきました。
森崎 「開けるよ!オープン!」
あぐりっこ「うお~~」
リク君「粒がふくらんでる」
ユウト君「輝いている!」
ではみんなで 「いただきま~す」
ユメちゃん「おいしい!」
ユウト君 「1粒1粒に水分入ってて スゴイみずみずしくて美味しい」
森崎 「野菜の名前に町の名前がつくなんてね! 町をあげて地元の農産物を応援してますね」
佐々木 「(ある場所に)色んな野菜が あるみたいですよ~」
ユメちゃん「行きたい!」
森崎「行くか!」
森崎 「(藤尾を見て)行きます??」
藤尾 「…???」
藤尾 「えっ『行かない』あるんですか? 逆に『僕行かない』あるんですか?」
いえいえありませんよ!
というコトでブランド野菜が集まる場所に 翌朝訪ねてみました。
森崎「おはようございます!」
佐々木 「現在朝の8時なんですが すでに並んでる人がいます。 まもなく開店ということなんです」
訪れたのは芽室産の新鮮野菜 “十勝めむろ”ブランドが揃う人気の直売所、 《愛菜屋(あいさいや)》。
森崎 「まさに開きました! 今、開きました”開店だあ」
藤尾 「すごいバーゲン会場に来たみたい」
キャベツを持って森崎 「これカーリング?」
朝もぎの新鮮な野菜が大量にそろい しかも『安い!』
買い物に来ていたお客さまも 「安全安心だし安い」 「新鮮だし…値段も安いですよ」。
店内に大きな看板にメッセージが 書かれていました。読んでみると-
『愛情を込めて育てた 十勝めむろの新鮮な野菜を 自信をもってお届けします 愛菜屋 生産者一同』
中村さん 「自分のモノが売れていくって楽しみがある! だから良いモノつくらないとって 隣の人より売れない!」
森崎 「顔も出てますから、 信用が大事になってきますね。 裏切れませんよね」 ■めむろファーマーズマーケット 愛菜屋(あいさいや) 住所:芽室町東めむろ3条南1丁目 電話:0155-62-5315
十勝めむろブランドの スイートコーンをいただきます!
教えてくれるのはJAめむろ女性部 前塚節子さん、竹内仁美さん、梶谷孝子さん。
前塚さん 「全部私達が作ったものです!」
藤尾 「十勝めむろの野菜ですね」
簡単かきあげやコーンスープ、 ピザなど教えてもらいましたよ。
※詳しい内容はレシピコーナーへ!
最後にスイートコーンが入ったアイスも いただきましたよ。
フタを開けると… なんとコーンの粒がそのまんま!
佐々木 「ウソ…」
佐々木 「もぎたてのトウキビを食べた時と 同じような甘さがアイスにも残ってますね」
茹でても加工しても美味しい 芽室のスイートコーンでした!
佐々木佑花の週刊あぐりニュース。
今日は日高・胆振地区の農産物が 道の駅に大集合!という話題です。
日高・胆振地区のJA青年部協議会が行なっている この直売会は今年で4回目。 今年は苫小牧市の国道36号線沿い、 道の駅ウトナイ湖で明日行なわれます。
東は「JAひだか東」から、 西は「JAとうや湖」まで12のJAが参加。 それぞれのJA青年部が厳選した 地域の特産品や旬の農作物を販売します。
例えば JAしずない青年部からは、 全道でもトップクラスの生産量を誇る ミニトマト「太陽の瞳」、 JAひだか東青年部からは、 もぎたてのトウモロコシや “すずあかね”というイチゴを使用して 加工したキャラメル、 JAとみかわ青年部からは、 一口かじると痛いくらい辛い! 辛党の方には是非食べていただきたい 唐辛子「激辛ナンバン」などなど…
ドライブの途中にちょっと寄り道して、 美味しい農産物をチェックしてみては いかがですか?
以上週刊あぐりニュースでした。
さて今回はいきなり ある場所にやって来る所からスタート!
森崎 「やってきたぞ~ ここはあぐり王国が3年ぶりに来る場所です。 懐かしいなあ~いるかなあ~ 《ぶんちゃん》っていうねえ… あっいた!!」
森崎 「あのツナギ見覚えある~!! お久しぶりで~す」
ご夫婦「ども~!!」
稚内で酪農家の生活を体験したあぐりっこ隊。 続いて訪れたのは浜頓別町。
お会いするのは《ぶんちゃんの里》の 小川文夫さん優子さんご夫婦です。
走り出すリーダー 「ぶんちゃ~~ん!! どうもお久しぶりです~~」
河野 「今日お世話になるぶんちゃんです!」
あぐりっこ「ヨロシクお願いします~」
浜頓別町の山間にある 『小川牧場 ぶんちゃんの里』。 番組がスタートした3年前に 取材させていただきました。
こちらではぶんちゃんの 酪農を愛する想いや食の大切さ、 そして命の尊さを学びました。
森崎 「改めてぶんちゃんです! ここは『ぶんちゃんの里』という所。 イロイロ学んでいきたいと思います」
あぐり一同 「よろしくお願いしま~す!」
《ぶんちゃん》こと小川文夫さん 「来ていただいて感謝します!」
あぐり王国では以前『ぶんちゃんの里』で 命について勉強させてもらいました。
森崎 「今も命を教えているんですか?」
小川さん 「家族連れや子供達がクラス単位で来るときに 同じような話をして伝えています。 たまに学校に行ったりしてお話してます。 正式には『酪農教育ファーム』と言います」
酪農教育ファームとは、 酪農や農業の体験を通じて 「心の教育」「命の教育」「食の教育」を 支援している牧場の事。 酪農教育ファームは全国で308箇所、 そのうち道内では53の牧場が認証されています。
小川さん 「酪農体験の中から 食や命の大切さを伝えています」
このような牧場を始めたきっかけは?
小川さん 「20数年前にドイツ・スイス・オランダを中心に 酪農研修に行ったんです。 向こうの酪農家を訪問して 私どもの酪農経営とスタイルが違うなって 感じたんです。 酪農の景観を大事にしている、 文化や歴史を大事にしているな…って 実感して刺激を受けました。 特に一番最初に目についたのが 『(花があって)非常にキレイ』ということ。 日本では無いと実感しました。 私も花を植えるのは、そこから学びました」
サイロにも絵がいっぱい描かれてます。
小川さん 「山の中で人影がないので 少し賑やかさを取り戻そうかな~って」
タクヤ君 「楽しい酪農ができるような…」
さくらちゃん 「花とか絵があるから優しい感じもする」
ヒカル君 「こういう牧場が何個もあったら 牧場も楽しくなりそう」
ミオちゃん 「この絵を見たらぶんちゃんが 優しい人だとか感じられた!」
ぶんちゃんの里にはアートがいっぱい! さて、お次に迎えてくれたモノは…
森崎 「みんな、見てごらん!いるよ~」
あぐりっこ一斉に 「カワイイ~!!」
登場したのは生後1週間の牛の赤ちゃん。
森崎 「いや~かわいい! 笑ったみたいに見えた~」
佐々木 「毛並みがまだ柔らかい~」
リーダー、ミルクやりを体験。
森崎 「カワイイ!!ただスゴイ力ですね」
小川さん 「押し込む力がスゴイんですよ」
突然ゴゴゴゴ~ と何かがやって来ました・・・
森崎 「トラックがやってきました」
小川さん 「実はですね。 この牛・・・オスなんですね」
森崎 「オスだけ売られて牧場に行って… そのアトはどうなるか、わかる?」
ヒカル君 「どこかへ行く?」
さくらちゃん 「お肉にされて…私達が食べる…」
河野 「そうなんだよね…」
オス牛が出荷されていく様子を 見学させてもらいます。 森崎 「本当に大切な貴重な光景だと思います」
トラックから子牛がすっぽり入る ゲージが降りてきました。
あっという間にゲージに子牛を乗せます。
小川さん 「トレーサビリティといって どこで飼われた牛か管理しています」
さていよいよお別れです。 ゲージが少しずつ上がっていきます。 と同時に体重も量ります。
森崎 「体重が50キロくらいです…」
子牛がトラックに乗りました。
これで本当にさようならです。
森崎 「オスに産まれると… こういう風に売られていくんだな」
トラックを見送るあぐり一同。
森崎 「ぶんちゃん… なんとも言えない気持ちになりますね」
小川さん 「せっかく産まれてきたのが たまたまオスだったがために このような運命になる…というコトです」
森崎 「これがリアルなんだ… 子供達には刺激の強い光景 だったかもしれません。 でも酪農家さんはこういう事と共にあって 僕達はこういうコトがあって お肉をおいしいって言って食べている…」
森崎 「今みたいな光景は見たくなかった?」
さくらちゃん 「見るのは複雑だったけど…」
森崎 「こういうコトをぶんちゃんは リアルに教えてくれる方なんです。 久々にあの授業をお願いしたいのですが…」
小川さん 「よろしくお願いします」
ぶんちゃん手作りの牧草ロールに囲まれた ステキな教室で命について学びます…
まずは三択のクイズからスタート。
小川さん 「牛が毎日“なめる”モノがあります。 塩か砂糖かデンプンか?」
ヒカル君 「砂糖…?」
小川さん 「正解は《塩》なんです。 生き物にとって塩は大切な食べ物です。 草だけではたくさんのお乳を出してくれません。 しかも病気になったりする場合もあります。 みんなが魚・肉・野菜をバランスよく食べるのと 同じように牛も草だけ食べてればイイ!という わけではないんですよ」
続いては、こちらの問題。 牛はいつからお乳を出すように なるのでしょうか? あぐりっこ「②かな?」
小川さん 「正解です!②の子供を産んだ時からです。 だから牛に子供を産ませるというコトが 非常に大事なことになります。 子供を産まないとお乳ださないから!」
写真で比べてみると-
小川さん 「産んだ直後はお乳が大きいでしょう! 下の写真の牛さんは しょぼしょぼってなってるでしょ。 産んでからしばらく経っているんだね」
小川さん 「子供を産むとこれだけの違いがあるんだよ」
ぶんちゃんから牛について学ぶあぐりっこ隊。 最後は食と命の大切さについて 教えていただきます。
森崎 「そんなのヒドイ…お肉なんか 食べるべきじゃないって思うかな?」
ヒカル君 「人間が生きていくためには お肉も必要だし 牛とかを犠牲にして食べているから… もっと食事を大切にしようと思った」
森崎 「これから目の前にお肉があったらね、 これは“生きていたモノなんだ”って、 そういうコトを考えて気持ちを込めて “いただきます”と言えたら…イイね。 魚もお米も野菜もみんなそうですね…」
あぐりっこ「ハイ!」
心にしっかり届いた ぶんちゃんの授業でした…
最後にぶんちゃんから 『記念に小屋の壁に絵を書いて』と提案が!
ということで、 あぐりっこがお絵かきにチャレンジ。 漫画家志望のさくらが下書きをして、 みんなで仕上げることになりました。
訪れた人が楽しくなるような作品に- そして番組の宣伝もシッカリと… あぐりっこ隊、名画誕生なるか?
こうして書き始めから40分後…
森崎 「完成~できたね!」
佐々木「かわいい!」
小川さん「素晴らしい」
牛さん着ぐるみのもんすけが ぶんちゃんファームでお迎えしてくれますよ!
小川さん 「ここに立って写真撮る人でるかもね!」
■ぶんちゃんの里(小川牧場) 住所:浜頓別町豊寒別 電話:01634-2-4563 ※ホームページもありますよ! http://www1.ocn.ne.jp/~farmin/
佐々木佑花の週刊あぐりニュース!
佐々木 「みなさんこんにちは! 今日はスタジオを抜け出して 岩見沢にやってきました。 田植えをしたあの田んぼが どうなっているのか?見に行きます~!」
お米の作付面積と収穫量が 北海道ナンバーワンの米どころ岩見沢。 今年6月ななつぼしの田植えを取材しました。 あれから3カ月、 水田はどのように変化しているのでしょうか?
ななつぼし生産者・大坂春雄さんに お話をお聞きしました。
佐々木 「田んぼにビッシリとお米が実って… きれいですねえ…」
大坂さん 「草丈が長くて… かしがって(稲穂が傾いて)きたね!」
佐々木 「実ってきましたね」
稲を手にとって見ると- 佐々木 「お米の形ですね… 少し色が青いですね…」
大坂さん 「あと1ヵ月近くで… 収穫できる状態になりますね」
さて田植えの後は どんな作業をしてたのでしょうか?
大坂さん 「雑草の防除です。稲に薬害のない、 そして人間にも安全な除草剤を散布。 これだけ広い田んぼに除草剤をまくのは 大仕事ですからね…」
さて気になる今年の生育状況は?
大坂さん 「去年並みの大豊作になると思います! 期待してください!」
佐々木 「では1ヵ月後、また皆で来ます!」
週刊あぐりニュースでした。