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2014年11月29日(土) | ♯315 JA伊達市が取り組む冬野菜を学ぶ編
2014年11月29日(土) | 冬が旬?ホウレン草
2014年11月29日(土) | 絶品!しゃぶしゃぶ♪
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2014年11月22日(土) |  こんな食べ方が長イモにあったのか!

それでは粘りが強~い夕張産の長イモを使って
生産者でJA夕張市女性部の小林逸美さんに
簡単!絶品料理を教えてもらいましょう♪

小林さん
「今回は長イモとろろ焼きを作ります」

キリマ
「(長イモは)トロトロしているから
 普通ビシャーッて…」

藤尾「なりそうだよね」

キリマ
「焼けない!絶対焼けない…」

藤尾「どうなんですか?」

小林さん「大丈夫ですよ」

あぐりっこ「ええええ~」

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧ください

小林さん
「まずは皮をむいてすりおろします」
 
アキヒロ
「表はザラザラしていて
 中身はニュルニュルしている」

皮がむけたらすりおろします。

小林さん「やったことある?」

キリマ
「ない!なんか手が疲れる。けど楽しい」

すり終わったら…下準備終わり!
なんとこれだけ!!!

続いてもう一品!長いものステーキ。
こちらも皮をむいて半分に切るだけ。

小林さん「これで終わりです!」

こちらも詳しい作り方はレシピコーナーを
ご覧ください。

とろろ焼きはフライパンで
すりおろしたとろろを焼くだけ!

半熟の卵と絡めながらいただきます!

ココからは小林家のお嫁さんにも
参加して頂きます!

ではいただきま~す!

アキヒロ
「パリパリしてる食感と
 モチモチした食感があって
 すごく美味しい!」

佐々木「新食感ですよ!これは!」

藤尾「粘りとフワフワがすごい」

森崎「こんなものがあったなんて」

佐々木
「すごくシンプルで簡単なのに
 初めて出会った食感なんですけども!」

キリマ
「家に帰ったら今日の
夕ご飯もこれが良い!」

森崎
「我が家のとろろ消費量が上がりそう…」

大好評のとろとろ焼きでしたが、
続いては縦に切っただけの長イモを
バターとしょう油で焼いたステーキ!

キリマ
「ホクホクしてあったかい!」

アキヒロ
「香ばしくてサツマイモみたいに
 ホクホクしている!」

最後はやっぱりとろろご飯!

森崎
「これだよっ!ご飯にまとってる!ウマイ!
 粘りがすごい。この粘りのおかげで
 成形しやすいし味わいも豊か!

ネバネバもちもち、
そしてほっくほくなど、
調理によって全く違う食感になる‘長イモ’。
是非ご家庭でもお試しください!

今日一日、夕張で長イモをお勉強してきて
どう思ったかな?

アキヒロ
夕張はメロンが印象的だったんだけど
 長イモのいろいろな食べ方が学べて
 とても勉強になって成長したと思いました」

 

キリマ
「農家さんの人とか
 いっぱい教えてもらったりとかして
 最後に長イモ料理が食べられて
 すごく幸せでした…」

森崎
「今まで食べてきたものが
 こんなに姿を変えて美味しくなるんだ。
 しかもこんなに単純なことだったんだって
 知れた日!
 オレ今日を長イモ記念日にします!
 今日がそのときだ」

リーダーもあぐりっこも大興奮した
夕張の長イモ!
みなさんもぜひ食べてみてね♪

こんにちは。週刊あぐりNEWSの時間です。
「中札内村 収穫感謝祭」のお知らせです。


明日23日(日)に中札内村民体育館で
《中札内村 収穫感謝祭》が開催されます。

このイベントは今年の収穫を地域の方々と共に
感謝するのが目的で、毎年およそ2000名が
来場するお祭りとなっています。

会場では今年とれた小豆などの農畜産物や
収穫後4時間以内に調理・加工をした
中札内村の特産品「そのまま枝豆」などの
加工品が感謝祭価格で販売されます。

その他、お楽しみ大抽選会などもありますので
明日は中札内村まで足を運んでみませんか?

以上、週刊あぐりニュースでした!!

《第33回 中札内村 収穫感謝祭》
日時)11月23日(日)9:00~15:00
場所)中札内村民体育館(スリッパ持参で!)
   中札内村東1条南2丁目18

問い合わせ)
JA中札内村総務部企画課
℡ 0155-67-211


2014年11月15日(土) |  ♯313 日本古来の食文化“漬け物”を親子で学ぶ編

日本古来の伝統的な食文化…
漬け物。
様々な食材を塩などで漬け込み、
熟成させながら長期間
楽しむことができる保存食品。
和食には欠かせない漬け物ですが、
食の欧米化が進む現代の食卓では、
どうなっているのでしょうか?

インタビュー
20代男性
好きじゃないです…
 酸っぱいのとかが苦手ですね」

20代女性
「そんなに食べないですね。
 漬け方とかも全く分からないですね」

40代第女性
「わざわざ買ってまで食べませんね」

60代女性
食べます。ほとんど漬けます」

60代男性
「結構漬け物は好きなんで…漬け物さえあれば
 おかずはいらない!」

年代によって漬け物に対する意識も様々。
しかし漬け物は
単なる“ご飯のおかず”としてだけではなく、
健康や女性に嬉しい美容にも、
大変優れている食品なんです。

ベジタブルビューティーアドバイザー
小川由美さん
便秘の歌唱や免疫力の向上など
 ◎◎◎(番組内でご紹介)も
 期待できます!」

驚くべき漬け物パワー!
今回のあぐり王国は、その作り方はもちろん、
歴史や栄養など漬け物の魅力に迫ります!

佐々木
「今日は札幌から車で1時間の
 三笠市にやってきました。
 紅葉も終わりかけましたが
 こういう時期に今、
 農家さんが家でやっているのが…」

森崎「将棋??」

佐々木
「そういう方もいますが…
 この時期にやっているのが
 漬け物作りなんです!」

森崎「漬け物だ~」

河野「漬け物!(ガッツポーズ)

森崎「なるほど!」

河野「漬け物(再度ガッツポーズ!)

森崎「おかしな気合いの入れ方ですね」

河野「漬け物!ですね」(連呼しだす)

森崎「はは~ん…」

森崎「嫌いだな!」

演者もスタッフも大爆笑!

河野
におい!においなんです!
 子供の頃からなんです。
 冷蔵庫とかに漬け物が入っていると
 開けた瞬間にうわっ入ってるよ…
 (ガッカリポーズ…)」

河野「けど浅漬けは食べられるんです」

森崎
「浅漬けかあ。漬け物というのは
 日本古来の伝統的な保存食であり
 発酵食品なわけですよ。
 浅漬けはちょっと簡略化して
 塩もみした…というものなので
 ちょっと違うとオレは言いたいかな…」

さて今回のあぐりっこは親子で参加です。
まずは初参加の小学4年生の
二見優衣(ユイ)ちゃんと、
お母さんの裕子(ユウコ)さん。
そして小学5年生の
吉原滉人(ヒロト)くんと、
お母さんの美奈子(ミナコ)さん。
みんな漬け物は大丈夫かな?

森崎「お漬け物は好きですか?」

ヒロト
「なんか酸っぱいものとか苦手だから
 漬け物はあんまり食べない 」

ユイ「キュウリ以外キライ!」

森崎
「そもそも漬け物を漬けることは
 やったことありますか?」

ヒロトのお母さん
ミナコさん
「家では漬けたことはないですね。
 おばあちゃんがよく作っていた!
 おばあちゃんの大根のかす漬けが
 すごく好きでした!」

ユイのお母さん
ユウコさん
「好きですね!何でも食べられますね」

ユウコさん
「おばあちゃんがニシン漬けが大好きで
 毎年この時期になると
 木の樽に3つぐらい漬けて
 ご近所に配って
 喜ばれていた記憶があります」

じゃ~ん もんすけです!
和食には欠かせない漬け物は、
「今からおよそ2000年前には、
塩漬けで食品の保存がされていた」
という記録もあるぐらい、
歴史のあるものなんだよ。

北海道では「ニシン漬け」が有名だけど、
地域の気候や習慣、
収穫できる野菜などによって、
色々な漬け方や味わいが楽しめるのも、
漬け物の魅力だよね~

森崎
「漬け物好きにはたまらないです!」

河野
「そうですか?
 こっち三人はテンションあがってないです。
 今日それがどうなるのか?
 苦手な僕らが…
 ぼくニシン漬けもちゃんと
 食べたことないし
 農家さんが作る漬け物も
 食べたことないので
 ちょっと楽しみではあります

佐々木
「それでは漬け物名人に会いに行きましょう」

森崎「おお~~」

河野・ユイ・ヒロト「…(沈黙)」

佐々木「あれ?テンションが違うな…」

漬け物嫌いは克服できるのか!?
一行はさっそく、
漬け物名人が待つ近くの畑へ―


2014年11月15日(土) |  まずは白菜を収穫!

佐々木
「さあ漬け物名人に会いに行きましょう」

森崎
「漬け物名人の前に
 まずこれですね…」

河野「さすがですね」

森崎
「ダイコン干してる~~」

佐々木「良い風景ですよね」

森崎
「すごいいっぱい漬け物作るんだろうな。
 自分の家だけじゃないよな~」

すると畑の中に名人発見♪
「こんにちは~」

漬け物を漬けて30年!
野菜生産者、大川千代(チヨ)さん。
地元で評判の漬け物名人です。

森崎「これは何だか分かる?」

ユイ「白菜!」

河野「これは全部漬け物用ですか?」

大川さん「はい!そうです」

大川さんは漬け物用の自家菜園で
20種類の野菜を作り、その栽培から収穫、
そして漬け込みまでを全て自らの手で
行っています。

河野
「漬け物用にしては畑、大き過ぎません?!」

大川さん
「ハハハッ(笑)。知り合いにあげるとか!」

佐々木
「大川さんは漬け物を何種類作ってますか?」

大川さん
30種類ぐらいはあると思う」

河野「漬け物ってそんなに種類あるんですか?」

大川さん
「ありますよ!食材や調味料を変えると
 いろんなものが出来ます」

森崎「30種類もあるんだって~」

すると大川さん、あぐりっこに質問!

大川さん
「漬け物は好きかい?」

森崎
あっ!聞かないでもらおうかな…」

ヒロト
「(苦笑いして言いづらそうに…)
 好きでは…ない」

苦手でもこれからどうなるかお楽しみだよ!

河野
「今日まさに作業ですよね。
 何を漬けるんですか?」

大川さん
「白菜のニシン漬けたくあん

森崎「うわ~嬉しい!」

ではニシン漬けに使う白菜の収穫を
お手伝いさせて頂くことに!

ユイが白菜の収穫に挑戦します。

ぐっと引っ張り上げ白菜を取り上げると
ユイの体の半分もある大きさ!

親子で白菜収穫体験!

ユウコさん
「楽しいですね~!」

吉原親子も一緒に白菜と大根を収穫。
大量の野菜をリヤカーに乗せて
畑から洗い場まで移動させました。


2014年11月15日(土) |  ニシン漬けを作ろう♪

白菜を収穫したあとは、
6分の1ずつにカットして水洗いの作業。
この時、真水で三段階に分けて洗うのが
ポイントなんだそうですが…

河野「これは冷たいよ!」

大川さん
「ぬるま湯で洗ったらダメッ!」

河野「ヒロト大丈夫か?」

ヒロト「手が…ヤバイ

肌寒い秋空のもと行う水洗いの作業。
北海道の漬け物作りならではの光景です。

では早速、漬け物名人の大川さんに、
二見親子は白菜のニシン漬けを、
そして吉原親子はたくあんを
それぞれ教えていただきます。

まずは白菜のニシン漬け」から。

材料は身欠きニシン、白菜、ニンジン、塩、
ショウガ、唐辛子、甘酒です。

※詳しい作り方はレシピコーナーを
 ご覧ください!

まずは下処理した身欠きニシンを
カットしていきます。

大川さん
「骨が邪魔にならないように斜めに
 切っていきます」

身欠きニシンを全て切り終えたら、
続いて白菜。

白菜のカットはだいたいでOK!

カットした白菜とニシン、
そしてショウガや唐辛子などを
ビニール袋を敷いた樽に入れていきますが、
ここで名人のワンポイントが…!

大川さん「これは甘酒です!」

森崎「甘酒?」

大川さん「こうじの代わりに!」

森崎「甘酒作ったの~?」

大川さん「はい!」

昔ながらの甘酒は、
まず炊いたご飯と水を鍋に入れ、
60度~65度の温度に保ちながら、
おかゆを作ります。

火を止めたあと、こうじを入れて軽く混ぜたら
冷めにくくする為に
鍋をバスタオルや毛布などで包んで
およそ22時間置くと完成です。

※詳しい作り方はレシピコーナーを
 ご覧ください!

森崎
「もうじを甘酒に代えたら何が違うの?」

大川さん
「すぐ出来て甘みが違う!
 3日から1週間以内で食べられる!」

森崎
「(漬ける)期間が半減しましたね」

大川さん「そしてら一回混ぜる!

森崎「へ~!いちいちこの量でやるの?」

大川さん「一回一回やっていくの!」

名人大川さんは均等に漬かるように
少量ずつ漬けていきます。

「食材を入れてかき混ぜる」
という作業を繰り返したら、
その上に押し蓋と漬けた重量に対して
およそ2倍の重石を乗せます。

そして袋をしっかり密閉して
およそ5日間熟成させたら出来上がりです。

佐々木「ニシン漬け完成です!」

あぐり一行「いえ~い」

森崎「どうだった?」

ユイ「楽しかった!」

ユウコ「早速樽を買ってやりたいです!」


2014年11月15日(土) |  たくあんを作ろう♪

続いて吉原親子がたくあん作りに挑戦!
食材は10日間ほど天日干しした大根を
用意するほか、中ザラ糖、米ぬか、塩、
ウコン、唐辛子、寒こうじを使用します。

※詳しい作り方はレシピコーナーを
 ご覧ください!

大川さん
「では大根から葉っぱを離して下さい」

森崎
「葉っぱごと吊るされてましたね。
 葉っぱも使うんですか?」

大川さん「葉っぱも少々使います」

このあとは米ぬかが入ったボールに、
中ザラ糖などの調味料を入れて
混ぜ合わせます。

 

河野「これは何ですか?」

大川さん「寒(かん)こうじです」

河野「カンコウジ??」

大川さん
「1月~2月の寒(かん)の間に作っておく
 こうじのこと!ご飯とこうじと塩と砂糖!
 これがポイントです」

寒こうじがない場合は、
塩の分量を増やして作ることもできますよ。

※寒こうじの作り方もレシピに
 のせていますよ!

では作っていきましょう。
大根に色をつけるウコンや他の調味料も
全部入れて混ぜます!

森崎「ヒロトと料理することあるの?」

ミナコさん
「たまにクッキーとかホットケーキを焼く!」

森崎「スイーツ男子なんだ♪」

米ぬかと調味料をしっかり混ぜたら、
樽にその米ぬかと大根を隙間なく
敷き詰めていきます。

河野「なぜ隙間なく大根を詰めるの?」

大川さん
「きちんと詰めないと
 大根のツユの上がり方が遅くなる!」

河野
「隙間があると大根の水分が出るのが
 遅くなるんだ~」

全ての材料を詰め終えたところで、
切り離した大根の葉を…

大川さん
「この上に大根の葉を少し乗せていく」

森崎「なんで?」

大川さん
「冬の間にシバれるのを防ぐため!」

河野「凍るのは防ぐためだ」

森崎「葉っぱを食べるためじゃなく?」

大川さん「食べてもいいの!」

最後に程よい長さにカットした
大根の葉を乗せます。

「ニシン漬け」と同じく押し蓋と
漬けた分量に対しておよそ2倍の重石を
乗せます。
そして袋をしっかり密閉して、
大根の水分が出て来たら重石を半分の重さに!
40日間
ほど熟成させたら出来上がりです。

河野「やってみてどうだった?」

ヒロト
「こんだけ材料が必要なことにビックリした」

ミナコさん
「作業自体は思っていたより簡単だった!」
 
佐々木
「それぞれの方法でニシン漬けとたくあんを
 作っていただきました」

お疲れ様でした~♪


2014年11月15日(土) |  自慢の味…漬け物には愛がある! 

佐々木
「漬け物名人大川さんが漬けた
 漬け物10種類をいただきましょう!」

森崎
「うおお~~すげえ!
 カラフルでさあ
 これって全部天然の色でしょ!」

大川さん「はい!」

みんなもトキめいちゃいました!

佐々木「気になるのはどれかな?」

ユイちゃんが気になるは
「キュウリ(黒さんご)のかす漬け」。

ヒロト
「キュウリもいけそうだけどたくあん!
 自分で作ったというのもあって
 食べてみたい!」

佐々木「大川さんのオススメは?」

大川さん
「カブのしば漬けかな。
 さっぱりして柔らかいしすぐ食べられる」

そのほか簡単にできる漬け物が
「大根の一夜漬け」。
皮をむいた大根を短冊切りにして袋へ入れ、
醤油などの調味料も加えてじっくり手揉み!
そして袋の空気を取り除いたあと、
涼しい部屋で一晩寝かせるだけ。
生の大根でも大丈夫ですが、
3日間ほど干したものが理想です。

※こちらの作り方もレシピコーナーを
 ご覧ください。

では新米と一緒に漬け物をいただきす。
「いただきま~す」

ヒロト、たくあんを食べてみると…
「おいしい!」

河野
「なんでそんな先に行っちゃうねん。
 プレッシャーやな…」

キュウリのかす漬けとご飯の相性は?

ユイちゃん…親指を立ててグッドジョブ♪
「おいしい」でました!

ニシン漬けを食べたゆうこさんも…
グッドジョブ♪

ユウコさん
「すごいいい漬かり具合ですね。
 美味しいです

森崎
「うわ~うまいっ!旨みたっぷり。
 白菜から旨みが染み出してきます」

大川さん
「酸っぱくなって乳酸菌が
  出来てきているから
 健康に良いの!」

森崎「この酸味うまいわ~」

熟成発酵した漬け物を食べた時、
特有の酸味があるよね!
それは体にも美容にも良い栄養素が、
たっぷり含まれているからなんだって!

ベジタブルビューティーアドバイザー
小川由美さん
「熟成してきちんと発酵した漬け物には
 植物性乳酸菌が豊富に含まれています。
 植物性乳酸菌は生きる力が非常に強くて
 生きたまま腸に届くのが特徴です。
 動物性乳酸菌が10%程しか届かないのに対し
 植物性乳酸菌は90%が生きたまま届きます。
 便秘の解消や免疫力の向上など
 美肌の効果も期待できます」

野菜の栄養も摂れて、
美容にも効果的な熟成した漬け物!
塩分の摂り過ぎや食べ過ぎには注意して、
バランス良く食べることも大切なんだってさ!

さて漬け物が苦手な河野くんも挑戦です。
ニシン漬けを一口パクリ…

河野
「もぐもぐもぐ…
 ボクは今まで損してました!
 これ美味しい~!
 本当においしいっ!」

森崎「でしょ~。ご飯に合うしょ!」

森崎
「北海道に爆発的な
 漬け物ブームが来るといいなあ」

大川さん
「どんどん漬けてほしいですね、
 若い人にね!」

大川さんが長い時間をかけて
辿り着いた自慢の味。
本当にどれも美味しい漬け物でした。
きっとこの味は大川家の味として
これからも伝わっていくのでしょうね。
ひと口ひと口、美味しさと優しさが
溢れるような素敵な漬け物。
みなさんもぜひ自分の味を求めて
チャレンジしてみてはいかがですか…♪

こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。
今回は芽室町よりビデオレターが
届いていますので、まずはこちらをどうぞ!

JAめむろ
めむろ収穫祭実行委員会のみなさん
「11月23日(日)午前9時40分から
 収穫祭をJAめむろで行います。
 豚汁1000食無料配布、
 特産馬れいしょマチルダの詰め放題、
 屋台や楽しいアトラクション、
 大抽選会と盛りだくさんです。
 23日みなさんのお越しをお待ちしてます」
その他、ペダル式のミニトラクターで行う
レースなどもありますよ!
芽室町の美味しさと楽しさいっぱいの
お祭りですので来週の日曜日は
芽室へGo~!
以上、週刊あぐりニュースでした。

<第33回めむろ収穫感謝祭>
11月23日(日)9:40~
芽室町西4条南1丁目
問い合わせは―
収穫祭実行員会 TEL 0155-62-2313


2014年11月08日(土) |  ♯312 小麦の地産地消を目指す人々 編

手付かずの自然が残された北の秘境…
知床。

2005年世界自然遺産に登録され、
四季折々で表情を変える
雄大な知床の自然環境は
多くの観光客を魅了しています。

そんな世界自然遺産がある町では今、
小麦を使った地域ぐるみの取り組み
積極的に行われているんです。

今回は世界自然遺産の町が行う
地産地消の取り組みと
その実現を目指した人々の情熱に迫ります。

佐々木
「遠くには雄大なオホーツク海。
 そして手前には畑が広がっています」

森崎「絶景じゃないか!」

河野
「世界遺産のすぐ近くに畑がある!」

佐々木
「そうなんです。
 そして目の前にある一本道!
 全長18キロの直線道路が
 天に続いているように見えることから
 『天に続く道』と言われています」

佐々木
「シーズンは限られていますが
 道の真ん中に夕日が沈む…
 と言うことで有名でもあります」

森崎
「すげ~ずっと見てられるな…」

佐々木
「ここ地元でとれた小麦の
 地産地消(ちさんちしょう)を
 町全体が取り組んでいるということで
 この町にお邪魔しました」

森崎
「地産地消はなじみの言葉になりました。
 私たちもこの仕事をしていますけど
 色んな方が地産地消という言葉を
 知っています。ところが知れば知るほど
 すごく難しいことなんだなと言うことも
 気づかされます」

佐々木
「ここ斜里町で取れている
  小麦の生産量をみてみますと…」

森崎「すごい数字だな…」

河野「札幌ドームの500個分?!」

森崎「すごいなあ~」

佐々木
「斜里町もこれだけ小麦を生産している!
 それがどんな美味しさなのか?
 どんな人達が関わっているのか?
 みんなで探りにいきましょう」

ということで一行がまず向かったのは、
小麦や野菜など地産地消に
こだわった料理を提供しているカフェへ―

森崎「大好きな予感!」
河野「これはステキ!」

斜里岳を望む峰浜地区にお店を構える
「陶房(とうぼう)カフェ こひきや」。
店舗の前には北海道の土と薪にこだわった
陶芸工房「斜里窯」が併設され、
その陶器に盛り付けた料理が楽しめます。

【陶房カフェ こひきや】
住所:斜里町峰浜110
電話:0152-28-2123
定休日:水曜日

河野
「失礼いたしま~す」

森崎「薪の香りがしますね」

佐々木「いい香りがします!」

森崎
「ちょっと…煙いですね

河野「これも何かあるんかな?」

陶房カフェ こひきや店主
中村良太さん
「いらっしゃいませ!」

2014年11月08日(土) |  地元の小麦を使う喜びと誇り

一角には陶器コーナーがありました。

河野「萩焼みたい!」

中村さん
「そうですね!
 萩焼の技法を北海道の土に活かして
 作っています」

森崎「この煙いのは?」

中村さん「薪窯を使ってピザを焼いてます」

河野「ピザと言えば小麦やね」

中村さん「斜里産の小麦です!」

3人が頂くのは地元産小麦の生地に、
地元産のジャガイモをたっぷりのせた
人気メニュー「斜里産じゃがピザ」です。

河野「窯は自作ですか?」

中村さん
「もちろん自分たちで作りました」

森崎「窯から作ってるんだよ」

河野「香ばしい!」

さてピザが焼き上がりました。

森崎「美味しそう~」

佐々木「いい香りしますねえ」

河野「ホント美味しそう」

【斜里産じゃがピザ 1000円】

ではいただきま~す。

森崎「うん!おいひい~

佐々木
「噛んでると小麦の香りが広がる」

中村さん
「“春よ恋”に“きたほなみ”を混ぜている!
 “きたほなみ”はフチ部分をカリッとする。
 焼きこむと良い甘みが出てくる粉なので
 ピザには良いかなと思っています」

河野
「20秒後に生地のすごい甘さがきました!」

ピザ生地は斜里産小麦の主力品種である
「きたほなみ」「春よ恋」の2種類をブレンド。
薄力粉と強力粉、それぞれの特性を活かした
味わいを心がけていますが、
斜里産小麦だからこその良さもあるといいます。
中村さん
「焼きこめば焼きこむほど美味しい。
 特にきたほなみは後味が良いと思う。
 その小麦の良さってものを
 自信を持って食べてもられるものが
 自分の町にはある!」
中村さん
「どこで作られたものか?を
 作っている人が説明できる付加価値を
 料理の特徴にすべきだと思う」
地元の小麦を地元のお店で使うことができる
喜びと誇り。
そんな地産地消への思いを料理に込め、
中村さんは店を続けているのです。
中村さん
「目の前で伸びていく小麦。
 四季の中が来てくれているお客さんも
 小麦が育っている姿を見ながら
 “ここの小麦なんだって”って会話が
 ひとつでも出れば一番いいですね。
 ボクは小さなお店ですけれど
 そういうお店がいっぱいあればいい!」

2014年11月08日(土) |  お菓子は斜里のトップセールスマン

さて次に向かったのは、
地元産小麦を使ったお菓子を提供する
お店「モンブラン」。

森崎「やだ~超トキメク♪」

河野「美味しそう~」

佐々木
「こちらのお店も地元の小麦を使ってます!」

【和洋菓子のモンブラン】
住所:斜里町本町30
電話:0152-23-3566
定休日:不定休

森崎
「地元の小麦を使っているのはどれですか?」

和洋菓子のモンブラン 
オーナーパティシエ
山川 信孝さん
「沢山種類はありますが今人気なのは
 『ほなみちゃん』というスイーツです」

河野
「斜里産小麦きたほなみ使用って書いてる」

人気商品の『ほなみちゃん』は、
地元産小麦の“きたほなみ“を
使ったパイ生地で斜里町の
姉妹都市である青森県弘前市特産の
“りんご”を挟んだ商品です。

山川さん
「これは2012年10月から販売しています」

【スイートアップルほなみちゃん 190円】

河野
「なぜこれを作ろうと思ったんですか?」

山川さん
「斜里の商工会やJA斜里町を通じて
 農家さんと話す場を設けさせて頂いた。
 それで生産者さんの苦労やこだわり伺って
 そのこだわりをお菓子に変えて作りたい
 と思ったんですよね」
 
生産者の情熱を形にしたという
『ほなみちゃん』。
果たして、その美味しさとは…

森崎
「うん!軽い食感でべた付かず爽やか!」

河野「おいしい!」

佐々木「ちょっとしっとりしてますね」

山川さん
「それが“きたほなみ”の特徴ですよね」

森崎
「最初は地元の粉じゃないときもあった…
 それを地元のものに転化した、
 作りにくさはあったんじゃないですか?」

山川さん
「いや~ものすごい大変でした。
 う~ん、やっぱり…
 女房を取り替えるような感じ!」

河野
「女房を取り替えるような…!?
 それは大変ですよね」

ご主人が一大決心のもと切り替えたという小麦粉。
その違いを一般的な小麦粉で作ったパイ生地と
比べてみることに…

森崎
ふくらみが違う!
 きたほなみがすごい膨らんでる」

河野「香りも全然違いますね」

佐々木アナも香りを比較してみると…
あっ本当だ~!(目がビックリ)」
 
山川さん
「香ばしさが立つんですよね」

河野「予想以上です」

山川さん
「食べてみるともっとわかるんです!」

ということで食べ比べてみると…

森崎
「(斜里産小麦)しっとりしてますよ!
 口の中に残るあま味がすごく長いです。
 これ小麦の甘さでしょ?甘い!」

佐々木
「1回香りがフワッと鼻から入ってきて
 口の中にもおいしさが残る」  

森崎
「ホロホロと崩れていく繊細さもありながら
 この甘みとしっとり感も包括している。
 これがきたほなみのチカラ!」

山川さん
「そう!だから
自信を持って売っていける」

『ほなみちゃん』はパイ生地作りから
一つ一つ手作業で行っています。
きたほなみの品種特性を最大限引き出すために、
何度も試行錯誤を重ね、
現在の美味しさが完成しました。

地産地消への思いと
菓子職人としての魂が込められた、
まさに珠玉の逸品です。

森崎
「こうした商品が出来上がって
 農家さんにも食べてもらったりするんの?」

山川さん
「お陰様で農家さんが来て頂いて
 商品を買って頂いたりしています。
 お菓子というのは斜里町の町内から
 町外・道外と広がっていくわけですよ。
 これは斜里町のトップセールスとなる
 働きをすると思うんです!」

山川さん
「いまで6種類ですが
 まだまだ増やしていきたいと思ってます」

森崎「まだまだお勉強ですね」

山川さん
「まだまだ死ぬまで!
 でもすごい楽しいですよ」

河野「うわっステキ!」

すでに新商品の販売も始まったモンブラン。
斜里産小麦の美味しさを引き出す為の
ご主人のお菓子作りは、
まだまだ続いていくことでしょう。

【知床のクマさん 250円】

じゃ~ん もんすけです。
小麦の地産地消に取り組む斜里町。
商品を販売するお店だけではなく、
原料を生産する地元の生産者も
積極的なPR活動を行っています。

JA斜里町 青年部 佐藤強さん
「しれとこ産業まつりでは
 地元の商工会と連携し小麦と小豆を利用して
 ジャンボどら焼きの作成をしました。
 また小学生・保育園を対象に行っている
 食育活動を通じて地産地消そして
 食べ物の大切さを子供たちに教えてます」

地域全体で食の大切さや
地産地消を考えている斜里町。
豊かな自然に囲まれた町は農業を通じて
豊かな心も育んでいるんだね。


2014年11月08日(土) |  商品開発に臨む斜里高校生

佐々木
「さて続いては地産地消に取り組んでいる
 斜里高校に伺います」

河野「よく取材にいく農業高校ではない?」

佐々木「農業高校ではないんです!」

お邪魔したのは普通科目のほかに
幅広い専門科目が選択できる
総合学科が特色の斜里高校。

地産地消を目指した商品開発を行う
授業があるということで、
担当の商業科・高橋賢司先生に案内して頂き、
早速その教室へ―

森崎
「こんにちは~♪」

佐々木「失礼しま~す」

森崎「すごい!全然キャーとはならない…」

いえいえ盛り上がって頂きました(笑)

森崎
「あれちょっと待ってください。
 明らかに高校生じゃない人が
 混じっています…」

高橋先生
知床グランドホテル北こぶしの
 総料理長の辺見徳士さん、
 知床第一ホテルの支配人の
 千葉豊さんに入っていただいて
 実際にアドバイスをもらいながら進めてます」

森崎
「直接プロの手ほどきを受けている!」

授業にはJAや商工会、地元の料理人、
郷土料理研究会などが参加。
グループに分かれて斜里産小麦を使った商品の
企画からプレゼン、そして試作を行って
その商品化を目指しています。

森崎
「自分たちで考えて商品開発をしている」

高橋先生
「今、商品にしてもらえるように
 プロの方に入ってもらい 
 助言をいただいているんです」

森崎
「へえ~すごいじゃん」

と突然生徒の肩をつかむリーダー。

河野「急にビックリしたな」

さてこちらのグループは何を作って
いるのでしょうか?

男子
「うどんを作って
 そのうどんをかき揚げにするという
 “うどんかき揚げ”です」

佐々木・河野「うどんかき揚げ??」

男子「うどんをかき揚げにするんです」

河野「斬新過ぎません?」

佐々木
「すごいアイディアですね」

森崎
「高校生のね…むちゃくちゃとも取れる
 奇抜アイディア!」

このグループでは斜里産の“春よ恋”で
うどんを生徒自らが打ち、
そのうどんを何と“かき揚げ”にするという
斬新なアイデア!

いったい、どんな美味しさが楽しめるのか…

佐々木
「こうした食べ方は初めて!」

森崎
「(一口食べて)
 確かにうどんのかき揚げだ」

佐々木「かんでるとモッチリしてくる」

河野
「衣の中に紛れてダメかなと思ったけど
 腰がすごい強くて歯ごたえも残っていて 
 かき揚げにしても成立する
 うどんなんだやなと思う」

森崎
いやこれ味いいよ。
 なんだろう。正月料理みたい!」




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