旬とは魚介類や野菜果物などの 最も味のよい時期。 鮮度が良く値段が安定しており、 なにより美味しい♪ 多くの人が好みの作物の旬を 待ち望んでいるでしょう…
例えば、この夏、 この作物の旬を楽しんだ人も多いはず… その作物はスイートコーン。 スイートコーンは収穫したそばから 美味しさが逃げるという作物。 まさに鮮度が美味しさに直結しています。
しかし!もし! 旬の美味しさをキープしたまま 一年中味わう事が出来たら… そんな感動的な事がJA東神楽で 行われていたんです!
森崎「気持ちのいい景色だなあ」
河野「最高ですね」
黄色い人「本当ですねえ」
森崎「気持ちいいですね」
黄色い人 「今回は東神楽町にやって来ました!」
森崎「いえ~い♪」
森崎「良い場所だ!」
…??
河野 「ちょっと待って…! 佐々木さんじゃないよ」
黄色い人 「気付いちゃいましたか?」
森崎「佐々木さんじゃないよ!」
河野「どなたですか?」
黄色い人 「HBC新人アナウンサーの 金城茉里奈(きんじょう・まりな)と 申します。 北海道のアナウンサーになるということで 農業について学びたいと思って 今回参加させて頂きました」
森崎 「初々しいなあ~なんかちょっと “きんじょう”(緊張)してるんじゃ ないですか~?わはははは」
河野「おっさん!おじさん!」
ということで今回は金城アナも驚きの連続。 JAひがしがくらが行っている スイートコーンの旬を届けるための こだわりや工夫に迫ります!
まずはスイートコーンの畑に みんなでやって来ました。
あぐり一行「おはようございます~」
森崎 「今は何の収穫中ですか?」
バラバラと… 『トウキビ』『スイートコーン』 『トウモロコシ』
森崎 「もうね…子供たちと違って 全然あいません!」
スイートコーンの収穫は朝早くから行います。 そこで休憩中の皆さんに ちょっと話を聞いてみると…
河野「何時からやっていたんですか?」 『7時半ぐらい』
河野「2時間半!今は収穫適期?」 『最盛期ですね』
河野「何人でやってるんですか?」 『今日は12~13人いますね』
旬の忙しさを伺ったところで みなさんとはここでお別れ。 旬真っ盛りの東神楽のスイートコーンについて 勉強していきましょう!
教えてくださるのはスイートコーン生産者の 吉原義順さんです。
森崎 「いやーもうどこまであるのか 分からないくらいありますね」
河野「みんな向こうまで見えてる?」
あぐりっこ「見えない!」「すごい」
吉原さん 「これはゴールドラッシュという品種の畑」
森崎 「1本の茎からトウモロコシは いくつ出来ていますか?」
トア 「3本も生えているものがある!」
吉原さん 「どうしても1本目に栄養が集中して 2本目が細くなったり先端まで 実が入っていなかったりするんで 収穫するのは1本ですね」
トア「うわ~贅沢」
森崎「贅沢なんだよ~」
では旬の醍醐味! あぐりっこ初めての収穫体験!
バギッ
トア「良い音!」
タイチ「パキッて音がした」
吉原さんが取り方を教えてくれました。 スイートコーンの先端の方を持ち 下の部分をもう片方の手で押さえて 横に倒せば、簡単に収穫できますよ~
トアもマナミも上手に収穫できました♪
河野「金城さんもやってみましょうよ」
ということで吉原さんに 手取り足取り…ご指導頂いて
ボギボギ…
金城「とれました~(ニッコリ)」
河野「ものすごいへっぴり腰だったけどな」
森崎 「ものすごい手伝ってもらっていたけどな」
森崎 「中をみせてもらうよ~」
皮をむいていくと…
薄い黄金色に輝くコーンの粒が!!
トア「すごいキレイな色してる!」
このゴールドラッシュという品種 なんと生でも食べられるという事で…
トア「あまいっ!」
マナミ「すっごい甘い」
みんな初めて食べる 生のスイートコーンの甘さにビックリ♪
金城 「東神楽町では別の品種のスイートコーンも 栽培しているんです」
吉原さん 「ハニーバンタムという品種です」
ということでまたまたバスで大移動して ハニーバンタムの畑に やってきました!
森崎 「さっきのゴールドラッシュとの 違いはあるかな?」
あぐりっこ「背が高い!」
並んでみると…
河野「大きいわ!」
トア 「ハニーバンタムが色が濃くて ゴールドラッシュが薄い」
ヒナタ「こっちが粒が大きい!」
ハニーバンタムは黄色味が強く、粒が大きめ。 それと比べるとゴールドラッシュの方が 色が薄く、粒が小さめです。 なにやら見た目以上に、 味や食感に違いがあるということで 試食させていただくことに-
ではゴールドラッシュを食べましょう。
トア「やわらかい!すっごい甘くなった」
タイチ「もっと美味しくなったりして…」
森崎 「うんまい!うま~い! 北海道のスイートコーンは美味しい」
続いては旬の秘密を握っているハニーバンタム。 かぶりついた時の音に特徴が表れてます!
マナミ「実がかたい気がする」
トア 「ギッシリしている。こっちの方が甘い」
吉原さん 「ハニーバンタムの方が トウモロコシらしい味がするかもしれません」
ここでリーダー前歯を粒にひっかけて 食べています。
トア「新しい食べ方?」
森崎 「今の子たちはトウモロコシを ガリガリ食べるでしょ。僕らの時は…」
そういって手で粒を列ごとむいていきます。
森崎 「ほらっ!こうやって手でほぐしてね ツブツブにして食べたんだ」
あぐりっこ「へええ~」
さて現代っ子のあぐりっこ。 リーダーの食べ方が、 実は真似できません。 実が柔らかいトウモロコシを 食べてきているので どう粒をほぐしていくか、 なかなかコツがつかめないようです…
吉原さんも… 「ツメを立ててグッとやってみてごらん」
あぐりっこ「出来ない!」「難しい」
森崎 「いまの小学生には無理だあ(笑)」
ハニーバンタムは 皮ごと芯から取る事ができるほど 実がしっかりしているんです。 JAひがしかぐらでは このハニーバンタムの特徴を生かし、 旬を閉じ込める、ある事を行っています。
鮮度が落ちやすいスイートコーン。 JAひがしかぐらでは、 収穫したての旬の美味しさを食卓に届けるため、 ある加工を行っています。
加工に向いている品種ハニーバンタムは 収穫後すぐにこちらの加工施設に届けられ、 皮をきます 。 そして施設の中へ運ばれるのですが…
あぐりっこ「良いにおいする~」
伊藤さん 「畑で収穫した新鮮なスイートコーンを 加工しています」
森崎 「たくさんのスイートコーンが 湯気とともに出てきたよ。そのあとは…」
あぐりっこ 「水の中に入っている!」
伊藤さん 「そのあとマイナス5度の チラー水(すい)という水で冷やします」
河野「もとはどんな水なんですか?」
伊藤さん 「東神楽町の地下水です。 フィルターに通して電気分解をすることで 軟水に生まれ変わります」
河野 「人間でいうとサウナ後の水風呂みたいな?」
森崎 「そうなるとトウモロコシはどうなる?」
伊藤さん 「食感がしっかりとした固さになります」
ココが旬を閉じ込める加工の第一ステージ! じっくり蒸し、急激に冷やす事で 美味しさを逃さないのです!
この後は人間が1つ1つ目で見て サイズごとに分けていきます。
そして、ここからが旬を閉じ込める 加工の第2ステージ!魔法がかかります。
伊藤さん「瞬間冷凍させます!」
森崎 「いよいよです。 旬の美味しさをギュッと閉じ込める!」
伊藤さん 「こちらの急速凍結庫というところで 一晩かけて中の芯までカチカチに凍らせます」
森崎 「入ってみたい!」
ということで急速凍結庫に入ることに…
森崎「オープン」
真っ白な冷気が流れ込みます…
あぐりっこ「寒い寒い」
うわ~っと声を上げながら 入っていきますが…
猛ダッシュで戻るあぐり一行。
森崎「全然ムリムリ」
トア「めちゃくちゃ寒かった!」
タイチ「すごく寒かった!」
出てきた瞬間 河野君のメガネが曇るのも当然!
ではみんな楽しみにしていた… スイートコーンをいただきましょう! 今回は東神楽産の小麦 「キタノカオリ」を使ったラーメンに 冷凍スイートコーンと 冷凍アスパラガスをトッピングして頂きます!
さて冷凍前とどれぐらい違うでしょうか?
森崎「甘いっ!」
ヒナタ「美味しい!」
トア 「冷凍しているとは思えないぐらい すごい甘い!」
森崎 「冷凍しているから味が落ちてるかなと 思って食べたんだけども…」
マナミ 「冷凍前より甘みが増してる感じ!」
森崎 「ちゃんと旬のもぎたての美味しさを 閉じ込めようという、その技術。 ここに行き着くための工夫と努力。 その成果だと思います」
ではラーメンにコーンを乗せましょう! 森崎 「トアどんだけ入れるの?」 トア 「ラーメンまだ見えてた!」
森崎 「タイチは十分か?」
タイチ「じゃあもうちょっと!」
ではいただきま~す!
河野「うまい!」
トア 「味がひと味違う感じ」
マナミ 「コーンも甘くて麺もモチモチだし すごく美味しい!」
うわコーンの色がとっても鮮やかでで おいしそう! こんなにおいしそうなのは、 加工に向いている品種を選んで栽培。 そして収穫したてを急速冷凍しているから なんだね!この取り組みが出来るのは、 JAひがしかぐらが一貫した管理を しているから。 けど他にも狙いがあるんだって!
JAひがしかぐら 西山 詔章さん 「JAひがしかぐらでは生産者の 生活安定のため、消費者のみなさまへ 高品質で安全な農産物をお届けするために 生産から加工まで一貫してとり行っています。 加工事業を行う事で地元での雇用の場も 生まれております。 生産者と私達JAひがしかぐらは 安全安心でおいしいスイートコーンが 1年を通してみなさまにお届けできるよう 努力しております」
30年ほど前から始められている、この取り組み。 旬の美味しさを閉じ込めたスイートコーンは 全国に出荷されています! すごいね~
森崎 「まだまだほかにも素敵な街があって まだまだ美味しいものがあるんですよ。 それをめぐる旅をしているんです。 どうしますか?」
金城 「来週も呼んでいただけたら…」 -------------------------------------- <販売情報> JAひがしかぐら管内で栽培された小麦 「キタノカオリ」を使用したラーメン・ パスタ・小麦粉の販売先はコチラ! ■東神楽農協本店 ℡0166-83-2322 ■ホクレンショップ東神楽店 ℡0166-68-5222 ■ホクレンくるるの杜直売所 ℡011-377-8700
もんすけがお伝えする週刊あぐりニュース! この夏、名古屋で行われた親子料理教室に ついてお伝えします!
ホクレンでは北海道の農畜産物のファンを もっと増やすための取組みとして、 2年前から名古屋で親子料理教室を 開いているんだって。 夏休みの子供たちに北海道の旬の食材を 味わってもらえるイベントなんだよ
今年も、先月21日に行われ、 たくさんの小学生とお母さんたちが 参加してくれたよ! 北海道で穫れた新鮮な野菜を使って いろんな料理を作ったみたい!
なになに~? カボチャを使ったクリームドリアに マッシュポテトの卵乗せに 大根くずもち! おいしそう~!ボクも食べた~い!
北海道の食材は道外でもとっても人気が あるんだね! なんだかボクも嬉しいなあ~!
以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした。
中華に洋食に… そして和食にも欠かせない食材、 それはキャベツ!
様々な食材と合うだけではなく、 料理の味わいや食感に、 独特のアクセントを与えてくれるキャベツ。 栄養価に優れた野菜としても知られていますが、 栄養成分の効果的な摂取法が、 注目を集めているそうなんです!
天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授 「キャベツに含まれる辛味成分 “イソチオシアネート”は 抗菌性という体内の悪い菌をやっつける働きや 抗がん性や抗酸化性という体内の参加を 抑えてくれる働きなど 非常に良い効果が出てきています。 それと●●●にすると イソチオシアネートが膨らんで たくさん出てくるんです」
ということで今回のあぐり王国は、 栄養満点の万能食材キャベツに注目! 最適な気象条件が生み出す強い甘味、 そしてスピーディなハイテク収穫と 画期的な流通システム。 十勝の名産地が取り組む、 高品質なキャベツ生産に迫ります!
佐々木 「今回は広大な畑が広がる 鹿追町にやってきました!」
藤尾「テンション上がる~」
佐々木 「鹿追町では気象条件や土作りや 生産システムにこだわった キャベツを生産しているんです」
藤尾 「鹿追でキャベツ? 鹿追町といえば“そば”が有名なので…」
ではあぐりっこを紹介しましょう。 小学4年生の2人! 好きな食べ物はキャベツ!野菜大好き 松下起昌(キリマ)君と、 元気いっぱいのスポーツマン! 好奇心旺盛な齊藤柊哉(シュウヤ)君です。
藤尾「どうやって食べているの?」
キリマ「ソース!」
シュウヤ「普通にドレッシングかけて…」
藤尾「生で食べることが多い?」
シュウヤ「たまにボイルして食べたり…」
森崎・藤尾「ボイル!」
藤尾「小学校4年生?今何て言ったの?」
シュウヤ「ボイル!」
今の小学生はスゴイですよ。
佐々木 「さて北海道で作られているキャベツは 主に3つの種類に分かれています」
キリマ「知らなかった」
キャベツは種類によって形や葉の特性が違います。 これを気にせず買っている方もいると思いますが、 この特性を知ると食卓での食べ方や 料理への取り入れ方など、より一層キャベツを 美味しく味わうことができますよ。
佐々木 「では鹿追町ではどんなキャベツが 作られているのか?お勉強していきましょう」
あぐり一行はキャベツの収穫が行われている 鹿追町内の生産者のもとへやってきました。
佐々木「キャベツ畑にやってきました」
森崎「すごいよ見て♪」
見渡す限りキャベツ… どこまで続くのでしょうか! キリマ「デカイ!」
シュウヤ「すげっ!」
森崎 「そんなものか?ふたりとも! このキャベツ畑を見たときの感想は… うわああああああ~ 見てください!一面キャベツッ! ダーーーーンッ
これぐらいビックリするキャベツ畑だろ!」
森崎 「はいやってみよう♪3・2・1どうぞ!」
キリマ 「わあああ~でけええ~!」
藤尾「いいね。伝わるよ」
森崎 「(肩を叩いて)あぐり王国へようこそ…」
森崎「キャベツと防風林…最高ですね!」
藤尾「どれぐらいの広さで作っていますか?」
堀籠さん 「この畑で2ヘクタールぐらい。 全部で5ヘクタールぐらい」
森崎 「札幌ドームを超えていますよ…」
藤尾 「大好きなキャベツ。 札幌ドーム以上の広さで作っているって」
キリマ「すごい…」
森崎 「目の前にあるものもキャベツですよね。 でも普段見ているキャベツと形状が違う…」
堀籠さん 「これはまだ若いんですよね。 ここからあと1か月半ぐらい成長させます」
堀籠さん 「中から新しい葉っぱが出てくるんですよ。 外側の葉っぱは徐々に大きくなって 中から新しい葉っぱがが ギュギュギュギュと増えていって 最終的に大きなキャベツになるんです」
森崎 「勘違いしていた… 巻かさっていくんじゃなく 今でてる赤ちゃんが外側になるんだ」
あぐりチームみんなでキャベツの成り立ちを 体で復習してみます。
リーダーの赤ちゃん葉っぱの下に 藤尾葉っぱが出来てきて その中に佐々木葉っぱが出てきて どんどん下から出てくるに従い 最初の葉っぱは成長して大きくなりますね。
森崎「これがキャベツ!!」
佐々木「そうやってキャベツができるんだ」
では収穫できる状態のキャベツというと…
堀籠さん 「まさにこれが収穫しているキャベツ」
森崎「すごいね」
藤尾「みずみずしいね。絶対おいしいね!」
シュウヤ 「楕円型…して…固いよね…」
森崎 「楕円形でシッカリしている。つまり?」
シュウヤ「寒玉系?」
堀籠さん「正解です!」
森崎「すげ~」
佐々木「よく特徴を覚えていた!」
では収穫したてのキャベツをちぎって いただきましょう。
キリマ「おいしい!」
シュウヤ「甘い!」
森崎「うんめい!水分すごい!」
藤尾「キャベツの味も濃いですね」
森崎「なんでこんなに甘いの?」
堀籠さん 「大雪山が近く、ふもとにあるので 昼夜の寒暖差が激しいんです。 温度差があるので甘みをギューっと 凝縮して出来上がっているんです」
鹿追町では減農薬や低化学肥料の エコ栽培にも心がけ、 安心安全なキャベツ生産に取り組んでいます。
堀籠さん 「鹿追町では交換耕作といって 酪農家の畑と畑作の畑を 何年かに一度交換して、土壌を改善しているんです。 森崎 「町独自の輪作体制ですよね」
土づくりから栽培管理まで、 すべてにこだわる鹿追産キャベツですが、 もっとも特徴的なのは、 その収穫方法なんです。
藤尾 「堀籠さん。キャベツ畑の中に さっきから大きな機械が行ったり来たりを 繰り返しているんです…」
キリマ「お家だ!」
藤尾 「ちょっとした工場が動いてる…みたいな。 後ろで作業されてる女性が5人いますね」
森崎 「段ボールではなくコンテナに入れてる!」
堀籠さん 「コンテナに入れてそのままトレーラーや トラックで運んで出荷するんですね」
森崎「このまんま出荷なの!?」
機械でのキャベツ収穫を行う鹿追町は、 生産者の労働負担を減らしながら 低コスト生産を実現する、 画期的な流通システムを 確立しているのです。
森崎 「機械を導入しない限りは やっぱり腰を曲げて 1個1個カットしていたわけですよね。 こんな広くは出来なかったですよね」
堀籠さん「そうですよね」
森崎 「堀籠さんは生産者さんですよね… 収穫しているのは??」
堀籠さん 「JA委託の収穫を行っています」
生産者に代わりJA職員が行う機械収穫。 いったいどんな作業なのか?、 機械に乗って体験させていただきました。
刈り取ったキャベツがコンベアで どんどん流れてきますよ。
それを一瞬で選別して コンテナの中にキャベツが痛まないよう スピーディーかつ愛を持って並べていきます。
いざ体験してみると けっこうスピードです。 早くて早くて、もう追いつきません…
下の方は大丈夫かな?と思いますが…
堀籠さん 「そのために固いキャベツを選んでます」
森崎 「そうか!寒玉系の特性を活かした収穫方法」
佐々木 「チームワークというか達成感、ない??」
キリマ「ある!(すごく疲れた顔で)」
佐々木「疲れたかあ??」
じゃ~ん、もんすけです! 機械化収穫でキャベツの 生産効率を上げているJA鹿追町。 苗作りから流通システムに至る様々な分野で、 良質なキャベツの産地化を目指した 取り組みが行われたんだよ~。
JA鹿追町 今田伸二さん 「JA鹿追町では生産者の所得向上を図るため 1991(平成3)年からキャベツの産地化に 取組始めました。産地化に取り組むには 均一な品質のキャベツを安定的に供給すること、 生産者の労力を軽減することが必要と考え 育苗施設・全自動移植機の導入など 機械化により産地の生産工場をサポート してきました。 また流通面では段ボールの使用を 大型コンテナに変更するなど費用の削減にも 努めています」 生産コストを抑えられるってことは、 キャベツの価格も抑えることができるんだ。 JA鹿追町のキャベツ生産は生産者にも 消費者にも嬉しいシステムなんだね!
森崎 「鹿追町のキャベツはほとんどがここに集まる」
宮本さん 「全部集まってきます! (多い時で)1日に100トンぐらい運ばれてきます」
森崎「何カゴくるんですか?」
宮本さん 「多い時で300~400ケースぐらいきます」
あぐり一行「すごい…」
ということで「予冷庫(よれいこ)」と呼ばれる キャベツの貯蔵施設の中へ―
森崎「予冷庫オープン」
藤尾「なんか…白い煙が!」
森崎「冷気が!!」
シュウヤ「すげえ~」
キリマ「スッゲー!」
森崎「寒い…」
キリマ「涼しい(ジャンプ)」
キリマ君、大喜びです♪
藤尾「キャベツのにおいすごいね」
全て…キャベツ・キャベツ・キャベツ…
手に持ってみると-
シュウヤ「冷たいなあ」
森崎「そうだよね。冷えてるよね」
宮本さん「室温は1度です」
佐々木 「この温度が一番良いんですか?」
宮本さん 「品質を長く保たせるには 一番適している温度と言われています」
森崎 「フォークリフトでキャベツが 今度はトレーラーに運ばれていきます」
藤尾 「コンテナに直接積んじゃうんですか?」
宮本さん 「JRコンテナに直接積みます」
森崎「今からどこに行くの?」
宮本さん「大阪です!」
藤尾 「畑で収穫した状態のまま大阪に運ばれる!」
宮本さん 「昔は段ボールで積み込みしてたんですが (段ボールだと)380ケースぐらいの量になり 所要時間も約1時間かかります。 今だと10~15分ぐらいで 積むことが出来ます」
森崎 「これだけ新鮮で温度管理がなされているものは 早く積み込みたいですよね。 鮮度維持にも時間短縮は役立っていますよね」
森崎 「じゃあ鹿追町から大阪にむけて トレーラーが旅立ちます」
佐々木 「みんなに美味しく食べてもらいたいですね」
森崎 「いってらっしゃーい!」
藤尾 「おいしく食べてもらうんだよ~」
甘くてシャキシャキの食感がたまらないキャベツ。 美味しさはもちろん 栄養価にも優れた野菜なんだよね~
天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授 「ビタミンだとビタミンC・ビタミンUが多い。 ビタミンUは胃潰瘍の予防因子として 見つけられたんビタミンなんですね。 それとキャベツに含まれる辛味成分、 イソチオシアネートは 体の中の悪い菌をやっつけるとか、 抗がん性・抗酸化性など期待できます。 イソチオシアネートを有効に取るためには 熱をかけないで生で食べる! 細かく刻む“千切りキャベツ”は 酵素がうんと作用して イソチオシアネートを増やして 食べることが効果的です」 様々な料理に利用されるキャベツは、 多種多様な栄養価も併せ持つ、 万能食材なんだね!
鹿追町のキャベツでクッキング~♪
というこでジュワっトロッの お好み焼きレシピを教えてもらいましたよ!
※詳しいつく方はレシピコーナーへ。
藤尾 「シンプルな食材ですけど キャベツの甘さだけでごちそうになりますね」
森崎 「寒玉系の特徴なのかな。 しっかりとした味わい!ブタとキャベツの シンプルな取り合わせだけで とっても美味しい!!」
佐々木 「シャキシャキしていて 歯ごたえがとてもいいですね」
シュウヤ 「生の時のあま味が残っているから より一層おいしい!」 とれたて新鮮キャベツを大量に 鮮度を落とさず消費者に届けるシステム。 ここに辿り着くまでには 多くの人達の並々ならぬ 努力と熱意がありました。 でもそのおかげで全国の人が おいしいキャベツを 食べてもらえるんですね!
広大なロケーションの中、 みなさんの熱意に触れ とても充実したロケになりました。
みなさん、ありがとうございました!
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