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2016年01月30日(土) | ♯369 フレッシュチーズを学ぶ編
2016年01月30日(土) | 北海道生乳100%のチーズのお味は?
2016年01月30日(土) | イタリア職人のこだわりとは…
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2016年01月23日(土) |  ベジブロスで鍋を作ろう♪
では野菜をカットしていきましょう♪
ニンジン、長ネギ、ショウガも
大きめにカットします。
ニンニクは、包丁で押し潰すだけ。
あとは土鍋の底に手羽元を敷き詰めて、
カットした野菜を並べていきます。

タカコ先生
「ポイントとしてナツメを入れます。
 薬膳料理にかかせません。
 あとクコの実を入れます。
 美肌効果や冷え症改善の効果が期待できます」

ここにベジブロスを入れて煮立つまで
強火で煮込んだあとは、
弱火でコトコトおよそ30分、
食材に火が通るまで煮込んで完成!
一体どんな美味しさに仕上がるのでしょうか?

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧下さい。

さあいよいよ完成です!

藤尾「いい香り」

森崎「野菜畑にいるみたい!」

森崎
「うわ~おいしそう!」

佐々木
「もう1つありますよ」

タカコ先生
「ベジブロスで炊いたご飯です。
 普通にご飯を炊く時と同じように
 水をベジブロスに変えるだけです!」

森崎
「ご飯が炊けて味噌汁・おかずが
 作れちゃうんだから本当に優秀ですね。
 今日はベジブロスコースですね」

ではいただきま~す♪

タマキさん
「甘い!いつものカブより甘い!
 調味料いらないですね。
 素材の味だけで食べられますね」

リョウガ
「玉ネギのあま味が残っていておいしい!」

アヤさん
「ほんのり香りがして美味しいです!」

サヨ
「ニンジンのあま味が残っていて美味しい」

森崎
「あらま~!濃厚な余韻…
 野菜ダシの深みが出ていますね~」

藤尾「とり肉の油がすごくさっぱりしてる」

佐々木「幾重にも味が重なっている感じ」

佐々木
「今日いろいろやってきましたが…」

アヤさん
「野菜のスープというのは
 しょっちゅう作っていたんですけど
 今日ほんの少しダシをとっただけで
 すごい濃い味が出ていて
 いつもの野菜を切るよりも
 ずっといい味が出てることが分かったので
 これから活用したいと思います」

タカコ先生
「北海道は野菜が豊富な所なので
 ベジブロスだけではなく
 長く野菜をできるだけ
 大切に使っていく
 料理の方法がまだまだあるので 
 そういったことを伝えて行きたいと思います。
 この機会にみなさんに実践して頂きたいです」

森崎
「寒い冬の北海道にこそ最適な食べ物じゃない?
 見え方が変わるね!
 くずとは思えなくなったね!」


2016年01月16日(土) |  ♯367 担い手対策と地産地消編

北海道東部,根室湾に面する別海町。
北海道の中でも自然が豊かで
広大な牧草地が広がる町。

そんな町のとある保育園。
おやつの時間にお邪魔してみると、
みんなの手には地元の特産品が―

スタッフ「今何を飲んでいるの?」
園児たち「牛乳!」

別海町の子はみんな牛乳が大好き!

ところ変わって、こちらは町の中央公民館。
みなさん持参した袋に入れているものは牛乳!

男性
「今年になって初めての牛乳配布なんです」

女性
「毎日1パックここでもらった牛乳を飲んでます」

男性
「別海の牛乳はとにかくうまいです!
 元気ハツラツだ」

園児やお年寄りの方々が飲んでいる
この牛乳。
実は町民に地元の牛乳を飲んでもらい、
健康増進につなげようと
「べつかい乳業興社」
無料で配布しているものなんです。
この取り組みは今年で42年目
迎えることもあり
多くの町民が地元の牛乳に
大変親しみを持っています。
ということで今回は町民の誇り、
別海町の酪農について学んでいきます!

北海道の東に位置する別海町は
道内でも有数の酪農地帯。
およそ10万頭以上のホルスタインがいて
毎日ミルクを生産しています。
その生産量はおよそ46万トン
全道1位!。
そんな酪農王国・別海町を
支えているのが酪農家。
中でも転職という形で酪農を営む
新規就農者の活躍も目覚ましいところ。

ということであぐりメンバーが伺ったのが…

120頭の牛を飼っている山口雄司さん。
12年前から別海町に移り住み
新規就農で酪農をはじめました。
すっかり作業が板に着いている
山口さんですが
意外な職業からの転職でした。

森崎
「以前は何の職業だったんですか?」

山口さん
「以前は教員として小学校
 子どもたちに教えていました!」

森崎
「学校の先生から…牛の世話!
 思い切りましたねえ」

山口さん
「って言われますけど自然な流れで!」

神奈川県出身の山口さんは
東京の新宿区などで10年間
小学校の先生として働いていました。
そんな山口さんが酪農業に興味を持ったのは
教員時代のある事がきっかけでした。
山口さん
「子供たちが給食を食べますよね。
 そうすると結構残したりするんですよ。
 その時に農家さん酪農家さんの苦労を
 話したりするんですけど…
 よく考えてみると自分もよく分かっていない。
 自分なりに調べてみると農家とか酪農家は
 すごく仕事として面白い!と気付いて…」

2016年01月16日(土) |  教師から酪農家へ―

佐々木
「別海には親戚がいたりとか縁があった?」

山口さん
「全くないですね!
 酪農家を志して、それで食べてく!
 と決めたなら研修牧場を持っている
 別海町がいいんじゃないか?
 アドバイスを受けました」

森崎
「何も経験がなくてもちゃんと
 サポートしますよって町の体制が
 出来上がっていますからね…
 とはいえですよ!
 牛の世話は大変じゃないですか」

山口さん
大変ですね…正直大変です」

森崎「小学生とどっちが大変ですか?」

山口さん
「はははは~
 同じくらい大変ですね!」

山口さん
「牛は子供たちと同じで、絶対に何か
 サインをだしますので
 それをキャッチできるかどうか。
 まだまだですけども…
 そういう点では子どもに接するのも
 牛に接するのも同じじゃないかな…」

酪農家として早9年。大変な事は多いですが
新たなやりがいを感じています。

山口さん
「自分の農場なので失敗したら
 自分のせいですけど
 うまくいけば自分のチカラになる…
 全て自分の考えで農場を回すことが出来る!
 そこが面白いところでもあるのかなって
 ようやく思えるようになりました」

新天地での生活を
バックアップしてくれた家族は
どの様に思っていたのでしょうか。
ご家族に話を伺ってみましょう!

森崎
「泰樹(タイキ)君は…
 北海道で生まれたんだ。牛は好きですか?」

タイキ君「好きです…」

佐々木「牛乳はよく飲むの?」

タイキ君「うん!」

森崎
「だからこんなに足が長いんだな~」

森崎
「お姉ちゃん(海緒ちゃん)は東京で生まれて
 こっちに来たんだ」

裕子さん「1歳半できました」

森崎
「新天地で新しいことを始めるんだ!
 しかもそれは酪農家だ!…
 これにわかには受け入れがたいことだと
 思うのですが…??」

裕子さん
「反対する余地は全然
 その時は無かったので…」

森崎
「旦那さん亭主関白!」

裕子さん
「子育てのことについては何度も
 『どうなの?』と聞いたのを覚えています」

不安を払しょくするため
別海町にある研修牧場に入った山口さん一家。
ここで酪農家としての生活を体験し、
就農を決意しました。

2016年01月16日(土) |  新規就農を町とJAがサポート!

山口さん
「実際見に来たってのは大きいよね」

森崎
「でも後には引けないですよね…」

山口さん
「自分の意思で家族を連れてきた
 責任がありますので
 不安に思ったり壁にぶつかったときには
 引くわけにはいかないんだ!と」

山口さん
ここで暮らすしかないんだ!
 ということを自分に言い聞かせていました」

酪農業は家族の協力がとても重要。
毎日朝と夜の搾乳作業は、
もちろん奥さんも行います。

佐々木
「さきほど牛舎にお邪魔したんですけど
 牛舎にいろいろなコメント
 書かれていたんです」

裕子さん
「あれはですね…
 仕事が始まったばかりのころは
 時々私が失敗をするんです。
 そうするとそのことを忘れないように
 書いてくれました

森崎「小学校みたい!」

佐々木「教室みたいな牛舎ですね!」

そして娘の海緒(ミオ)ちゃんも積極的に
お手伝いをしているんだとか。

海緒ちゃん
「家族全員で仕事をしたりするのは
 他にはあまりないと思うので
 すごく良いと思います!」

森崎
「こんなんに働いてる親父の姿を見せられる
 職場ってそうそうないよね~
 一緒にいられる時間も
 増えたんじゃないですか?」

裕子さん
「…本当のことを言っていいんですか?」

森崎「言ってください!」

裕子さん
「東京にいる時から…
 彼と一緒にいられる時間って限られていて
 先生をやっていた時も
 とても熱心な先生だったので
 娘とお留守番がとても長かったんです」

裕子さん
「なのでこうして一緒にいる時間が
 増えてくれたおかげで
 とても心強いしありがたいし幸せです」

森崎・藤尾

 
山口さん
「家族で力を合わせて 
 ひとつのものを作るというのは
 会社とかではなかなか出来ないので
 みんなが元気じゃないと農場は回らないと
 本当にひしひしと感じますね」

じゃ~ん もんすけです。
酪農のまち別海町を支える戦力の1つ、
‘新規就農者’。山口さん初め、
頼もしい新規就農者を輩出しているのが、
別海町酪農研修牧場。

1996年、別海町内にある3JAと別海町が
新規就農者の育成を目的に設置しました。

別海町酪農研修牧場 吉田達夫場長
「3年を基本として研修生には研修をさせています。
 主に家族で就農を希望する方々を受け入れて
 研修をしています」

酪農家を志す人達が全国から集まる施設。
現在は9組の研修生が酪農家さながらの
生活を送り、就農を目指しています。

研修生 石井香純さん
「牛が最初は怖かったんですけど
 やっぱり慣れてかわいいなと
 思えるようになりました。
 これから就農したら大変なことって
 たくさんあると思うんですけど
 今のところは辛いなと感じたことがなくて
 むしろ楽しく働けています」
 
家族での時間を大切にしたい!という
夫の想いを受けて研修に励んでいる石井一家。
施設内には家族用の住宅もあって
子供を育てながらでも
しっかり学ぶことができるんです!
 
そしてサラリーマンから転身をした小田さんは…

研修生 小田潤一さん
「絞られた牛乳がそのまま商品になって
 お客様の元に届いているので
 高い意識を持ってやることが出来ます。
 僕の牧場にいて牛が良かったなと
 思ってくれるような牧場を作っていきたい

イキイキと研修している皆さんが
別海町の酪農を支える力になっていくんだね!

この施設で生産された生乳は
牛乳としてはもちろん、
チーズやアイスクリームなど様々な商品となり、
私たちの食卓に届けられているんです。

ということで、ここからは別海町が行っている
地産地消についてあぐりっこと一緒に
学んでいきましょう!

今回のあぐりっこは
小学6年生の木村碧月(みづき)ちゃん。
小学5年生の清家綾乃(あやの)ちゃんです。

佐々木
「さてみなさん目の前に並んだこの商品」

ミヅキ「なんか見たことある気がする!」

藤尾
「このキャラクターは見覚えありますよ」

ということでべつかい乳業興社
加藤裕介さんからお話を伺っていきます。


2016年01月16日(土) |  おいしい牛乳をいただこう!

加藤さん「まずはこの自慢の牛乳を!」

森崎「ありがとうございます」

みんな牛乳でカンパーイ♪

ミヅキ「まろやかで美味しかった」

森崎
「飲み飽きのしないさわやかな
 おいしい牛乳ですねえ」
この牛乳、地元の人達に
味わってもらいたいと、
保育所や公民館など、
合わせて29箇所で無料配布
しているんです。
2014年度は92万個もの牛乳を
配布したのです。

佐々木
「小学校中学校は給食ですか?」

加藤さん
「給食でこの別海の牛乳を飲んでいます」

森崎「これ飲んでるの毎日?」

加藤さん「毎日!」

森崎「いいなあ~」

加藤さん
「外に出たときに地元の牛乳はおいしいよと
 (町民の)みなさんに宣伝して頂いている!」

そんな酪農の町らしい別海町ですが
地元の生乳を使った加工品も充実しています!

加藤さん
「おススメは…こちらのさけるチーズ!

さてそのお味は?

アヤノ「普通のチーズより味が濃かった

ミヅキ「柔らかめで歯に優しい感じがする」

森崎「カタカナでいうとどんな感触?」

ミヅキ「ホワ~~ン♪」

さらにこちら
「べつかいの甘酒ハニーミルク」も人気!!

加藤さん
「甘酒を牛乳で割ったような
 飲み物になります。
 非常に好評です」
 
飲んでみると…

森崎「甘酒だ!」

佐々木
「飲み口は甘酒なんですけど
 飲んだ後はすっきりとしたミルクの味」

加藤さん
「昔から酒かすと牛乳で作った飲み物が
 あったみたいです」
森崎
「アイスとかもすごい人気でしょう。
 どれもおいしいですからね!」

2016年01月16日(土) |  チーズ作り&試食体験♪

酪農王国別海町ならではの取り組みは
まだあります。こちらの施設では
アイスクリームやチーズなど乳製品の
手作り体験が出来るんです。
材料や道具は揃っていて、
専門のスタッフが親切に教えてくれます。

べつかい乳業興社 長谷川愛さん
「いまはストリングチーズを作っています!」

長谷川さん
「今日いらしたお客さまです」

チーズ作り体験者 
飯高素子さんと勇一郎さん
「厚岸からきました!」

この日は厚岸町の酪農家 、
飯高(いいたか)さんがチーズ作り体験に
来ていました。ここでリーダーがあるお願いを…

森崎
「あのですね…ここたちは昨日車で
 8時間かけてやってきたんですけど…
 体験させてもらっていいですか?」

飯高さん「OKです!」

森崎
「ヤッター!
 本当にイイタカさんっていい方ですね」

ということで少しだけ体験させていただくことに。
ちょうど今は乳成分を固めたカードを
練っているところです…

森崎
「内側に練り込むことによって
 どういう効果がありますか?」

長谷川さん
「さけるチーズなのでさくための繊維を
 作る作業になります」

長谷川さん「グーッて伸ばす!」

アヤノ
「おおおお! 
 なんか…固いのにすごい伸びる!」

5~6回伸ばしたら型に入れ冷やします。
これで出来あがり!
別海町ならではの取り組みに
あぐりっこも大満足!

森崎「イイタカさんって?」

あぐりっこ「いい方だ!」

酪農家のお母さんグループ 
‘別海Milk Maman(ミルクママン)’の
塩田日香さんに牛乳を使った料理を
用意してもらいました。

※詳しい作り方はレシピコーナーを
ご覧ください。
麻婆牛乳豆腐やキッシュなど絶品です!

牛乳料理の堪能していると…

塩田さん
「わたしもこの牛乳のおかげで
 心も体も丸くなりました!」

森崎「さすがママン!お上手!」

週刊あぐりニュース。
きょうは帯広と札幌で開かれる
イベントのお知らせだよ。

「ミルク&ナチュラルチーズフェア」は
道産の牛乳と乳製品の美味しさを
知ってもらおうと毎年行われています。
会場には道内各地のナチュラルチーズなどの
乳製品が売られているほか、
農業女子のグループによる
ミルクとチーズ料理の実演コーナーや
出店したチーズ工房の人たちのこだわりを聞く、
「世界に誇ろうミルク&チーズサミット」が
開かれるなどイベント盛りだくさん。
「ミルク&ナチュラルチーズフェア2016」は、
帯広ではおとといから19日まで藤丸百貨店で、
札幌は21日から27日までさっぽろ東急百貨店で
開かれます。北海道の牛乳・乳製品が
たっぷり味わえるイベントなので、
皆さん参加してみては?
以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした。

【ミルク&ナチュラルチーズフェア2016】
■帯広会場 1/14(木)~19(火)
 10:00~19:00(最終日は16時まで)
 藤丸百貨店7階(帯広市西2条南8丁目1)

■札幌会場 1/21(木)~27(水)
 10:00~19:00(最終日は16時まで)
 さっぽろ東急百貨店9階
 札幌市中央区北4条西2丁目


2016年01月09日(土) |  ♯366 北海道農業をグローバルな視点で考える編

森崎
「新年あけましておめでとうございます!
 2016年になりまして今年も北海道の色んな
 農産物や農業の魅力を発信していきたいです。
 なんとか今年は海外に行きたいですねえ

河野「全然言ってることが…」

佐々木
「今回は畑ではございません。
 私達がお邪魔しているのは札幌市中央区の
 喜久一(きくいち)本店。
 お正月もあけましたので豪華に参りますが…」

■喜久一(きくいち)本店
 札幌市中央区南13西8-1-20
 代表011-521-0143
 フリーダイヤル 0120-014191

佐々木
5名のゲストにお越しいただいております」

森崎
「どう考えてもゲストが座る椅子が
 用意されています!金屏風の前!」

河野「5名も!」

佐々木
「それではスペシャルゲストの皆さんです。
 どうぞ~」

「フーデミダァフ」
「ニーハオ」 「セラマ セジャラテ」
「ドブリーデン」「ハロー」

佐々木
「スペシャルゲストの皆さんは
 北海道大学の留学生の方々です」

今回のあぐり王国は北海道大学に通う、
外国人留学生を迎えた特別企画!

留学生の方々は、
オランダ出身のマライエさん、
中国出身の王さん、
マレーシア出身のメルバートさん、
ウクライナ出身のジュリアさん、
アメリカ出身の太洋さんの5名。

北海道大学で日本文化や農業、
そして工業など様々な分野を学んでいます。

河野「日本に来てどれくらいですか?」

ジュリアさん「3か月になります」

河野
「3か月でそんなに日本語上手なんですか!」

森崎
「日本語の他に何語を離せますか?」

ジュリアさん
「ウクライナ語・ロシア語・英語、
 ポーランド語を話せます」

森崎
「すげー!」

佐々木
「みなさん日本語はお上手なんですけど…
 ここからあぐり王国です。
 野菜についてどのくらい知っているか?
 事前にチェックさせて頂きました」
ということで日本でポピュラーな野菜
10種類を用意して、留学生の野菜に対する
認知度の高さを確かめてみました!
まずはウクライナ出身のジュリアさんから―

悩みながらもレタスのザルにホウレンソウを
置いてしまったジュリアさん。
しかし、残った野菜を見て、
何か思いついた様子…
消去法で悩んでいた白菜も分かったようです。

続いてはマレーシア出身のメルバートさん。
同じアジアの国ということなのか、
スピーディに野菜を置いていきます。

森崎「分かっている人の動きですね」

続いては中国出身の王さん。
やはりアジアの国ということで躊躇なく
決めていきます。

続いてはオランダ出身のマライエさん。
オランダ人の主食とも言える
ジャガイモから始まり
そのほかの野菜も順調に当てていきますが
ゴボウと長イモで悩んでしまいました…

最後はアメリカ出身の太洋さん。
やはり日本人の父を持つだけあって、
野菜選びもスピーディ。
しかしイマイチ自信がなかったのは…
「ニラ?ニラ?白菜…?そうかもね…うーん
 わかんないよね…」


2016年01月09日(土) |  母国料理は…刺激的!
佐々木
「マライエさんがゴボウと長イモを
 間違えてしまった以外は…全員正解!」
河野
「これは日本に来て分かったのか
 母国にもほぼ同じ野菜があるの?」

王さん「ゴボウ以外は全部わかります」

河野「中国にもある?」

王さん
「ただゴボウは日本に来てから
 初めて食べました

メルバートさん
「大根は日本の方が大きい!
 マレーシアの大根は
 ニンジンのサイズと同じ。
 日本は野菜のパッケージがキレイ!
 これは日本だけかな…」
マライエさん
「パプリカはどうして少なく売ってる?
 オランダではたくさんパプリカが売っていて
 たくさんバッグに入れて買うのに!!」

お国によって食文化も様々…ということで、
留学生の皆さんが大好きな、
母国の野菜料理を紹介!

ブロッコリーとマカロニをチーズで和えた
アメリカンな料理から
ジャガイモなどの野菜をひき肉と合わせた
和食のようなオランダ料理。
そしてマッシュポテトにお肉や野菜などを
加えたものをパンケーキの形にして、
サワークリームで味わうウクライナ料理など…
それぞれの国によって色々な野菜料理があります。

王さん「セロリ肉餃子です」

河野
「中国ではセロリ使うのはポピュラー?」

王さん
「セロリを使うのは普通ですね。
 白菜と同じレベルな感じで使います」

佐々木
「セロリおいしいですね!
 セロリの香り。このパワーすごいですね」

王さん
「餃子の皮は北海道産小麦です」

森崎「ありがとうございます!」

そしてさらにその国ならではの食材と
特徴的な味付けのこんな料理も…

メルバートさん
タピオカ葉とココナツミルクを煮た料理。
 タピオカの葉っぱをとって料理してます。
 東南アジアではよく食べられる
 伝統的な食べ物です」

なかをすくってみると…

佐々木「えええええ~」

河野「すごい量は言っていますけど?」

メルバートさん
「ちょっと口に入れる時、
 辛いかもしれない…」

佐々木アナひと口いただくと…

佐々木「刺激的!」

河野「おおお~Hot!」

森崎「辛いね!」

佐々木
「なんかグリーンカレーみたいな感じなんですよ」

佐々木
「このタピオカの葉っぱが・・
 うおっっゲッホッ!ゲボうおおっ

森崎「おい大丈夫か!!」

佐々木「ゲホゲッホ…」

突然やって来た辛さに
つっぷす佐々木アナ(笑)。

しばしむせておりました…。


2016年01月09日(土) |  あぐり王国クイズ大会!

佐々木「あぐり王国クイズ!」

ということで、あぐり王国の放送映像を
活用したクイズを出題!

その前に留学生の皆さんには、
北海道農業に関するいくつかの
基本的なデータでザックリと予習してもらい、
クイズに挑戦していただきました。

果たして農業に対する留学生の知識は
どのぐらいあるのでしょうか?
視聴者の皆さんも是非、
一緒に考えてみてください!!

クイズ①
「日本のお米には品質のランク付けがされていて
 もっとも高いランクは特Aと呼ばれています。
 私たちが主食として食べている
 うるち米と呼ばれるお米は現在北海道に
 十数品種ありますが、そのうち特Aランクを
 とっているのは何品種でしょうか?
 正解の数字を書いてください」

“お米”に関する問題。
視聴者の皆さんは、わかりましたか?
果たして留学生の答えは…

さてそれぞれの回答をオープン!

河野
「見たことがない数字が…??」

マライエさんの数字は?

森崎「Y品種??」

マライエさん「これはです!」

正解は?
森崎
3品種です!正解はいらっしゃらない…
 初めて今回特Aになった
 “ふっくりんこ”は道南の函館のほう。
 ななつぼしもありますね…」

王さん
「ななつぼしをいつも食べています!」

森崎「あああ~特Aランクです」

クイズ②
「高品質なお米を生産している北海道ですが
 北海道民が普段食べているお米のうち
 何%が北海道産でしょうか?選択です

 A約30% B約50% C約90%」

佐々木
「これは北海道に住んでいても
 難しいかもしれません…」

留学生の答えはご覧の通り。

森崎「王さんはCの90%」
王さん
「そうですね…北海道民だったら
 北海道米を食べているんじゃないかな?」

森崎
「正解は…Cの90%!」

佐々木
「自分たちの土地で作ったお米を
 自分たちで消費している!」


2016年01月09日(土) |  あぐりクイズ②
さてクイズ③は映像を見て答えますよ。
「子供たちが引き抜いたこの作物は
 ある調味料の原料なんです。
 その調味料とはいったいなんでしょうか?」

この問題は全員、
回答が見事に分かれましたが?

メルバートさん「とうがらし!」

マライエさん「だし!」

森崎「出汁の原料じゃないかと…」

太洋さんはターニップという野菜を
書いてますが…

河野
「ターニップという野菜がアメリカにある?」

太洋さん「そうですね」

森崎「正解は…砂糖です!」

王さんが正解でした。

森崎
「てん菜(ビート)を使って砂糖をとってます。
 日本では北海道が唯一であり 
 シェア100%を誇ります」

クイズ④
「たくさんの牛がぐるぐる回っている
 アトラクションのような施設。
 この施設では一体何が
 行われているでしょうか?」

 

視聴者の皆さんは、答えがわかりましたか??
留学生たちは、全員ミルクを搾る施設と回答。
正解は「全員正解です!」

佐々木
「これはミルキングパーラーという施設。
 一度に数十頭もの牛がこの中に入って
 自動でミルクを搾ってもらえる」

森崎
「ぐるっと一周するのに30分。
 着いたら自動的にミルカーがはずれ
 牛さんたちが自分たちで帰っていく」

クイズ⑤
「現在北海道で飼われているお肉用の牛の種類は
 それぞれ見た目に特徴を持つご覧の6種類です。
 その中で半分近くを占めているのは
 どの種類の牛でしょうか?」

北海道民なら知っていたいこの問題。
正解はもちろん、わかりますよね。

正解は…Eのホルスタイン種です。

太洋さんとマライエさん正解です。

佐々木
「北海道は酪農王国でありミルクを出すためとして
 ホルスタイン牛は活躍しているんですが
 雄や乳牛として役目を終えた牛は
 お肉として食べられています…」

森崎
「何度も牛の取材をあぐりっこ達と一緒に行って
 私達は牛の命をいただいているんだから
 感謝をしていただきますと言って食べよう…
 と言う話をしています」




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