私たちがほぼ毎日、口にしているであろう 和食には欠かせない、 日本の伝統的な調味料「醤油」。
醤油はおよそ1300年前に 中国から伝わったと言われ、 地域によってその作り方や味わい、 そして種類も様々なものがあります。
街頭インタビュー 【北海道民】 「日高の昆布醤油! ずっと食べやすい感じですね」 「北海道の醤油はコクがある!」 【関西出身】 「薄味ですかね!ダシの効いた」 【九州出身】 「九州の醤油は甘いかもしれない」 【愛知出身】 「たまりという醤油があります。 刺身用に使っていて濃い目でトロンとしてる」
多種多様な地域性を持ち、 私たちの食卓に欠かせない、 身近な調味料である醤油ですが、 北海道産の主原料… そして道民の好みを考え、 こだわり抜いた醤油が製造されているのは、 皆さんご存知でしたか?
今回は地産地消に取り組む 札幌の老舗醸造メーカーを訪れ、 意外と知られていない 醤油製造の秘密に迫ります。
金井 「今日は北海道の醤油に注目! 明治24年創業の老舗醸造メーカー トモエでおなじみの福山醸造にきました」
森崎「明治24年??」
金井「操業125年になります!」
■福山醸造 札幌市東区苗穂2丁目4-1 HP:http://www.tomoechan.jp/
金井 「醤油はどの家庭にもある調味料!」
森崎 「醤油のない家庭はないでしょう… ベーシックなものから揚げ物・焼き物 何にでも醤油は必要ですね」
金井 「ではあぐりっこ…初めて呼びます」
森崎 「リニューアルして初めてのあぐりっこです。 せーのっ!」
あぐりっこおおおおおお~
はあああい
あぐり王国NEXTもあぐりっこに学んでもらいます! 今回は小学6年の北條晴令奈(セレナ)ちゃんと 同じく小学6年の吉村摩耶(マヤ)ちゃん。 まずは醤油についても質問!
森崎「醤油は何からできているか?」
マヤ・セレナ「大豆!」
金井 「正解!でもほかにも北海道が生産量NO1の ある作物が醤油の原料なんです!」
マヤ「ジャガイモ?」
セレナ「玉ネギ?」
森崎 「ジャガイモも玉ネギも北海道生産NO1です!」
セレナ「あっ!魚?」
森崎「さっ…」
金井「魚?」
森崎「この農業番組で魚!?」
その作物とはいったい何なのか? さっそく一行はその原料を使った醤油を 販売しているという福山醸造の直売所へ―
「お邪魔します~♪」 「たくさん醤油が並んでる~♪」
あら?我々より先に先客がいるようです。
女性「これって…」
森崎「お客さんがいますね」
森崎 「あの~すみませ~~ん」
女性 「うなああ~うるさいなあ~」
森崎「あの~撮影中なんですけど…」
さて振り返ったこの女性は…
「今日からお世話になります… あぐり◎△×…」
あれ緊張してる?口まわってない!
「あぐりっこのみんなよろしくお願いします」
北川久仁子 「リーダーと同じ事務所の 北川久仁子です。 どうぞよろしくお願いします!」
森崎「新メンバーだあ」
北川 「主婦の目線でお話できればと 思っています」
森崎「そうだよね。醤油とか興味あるでしょ」
北川「もちろんです!」
一児の母である主婦タレントの 北川久仁子さんが新メンバーとして登場♪ 育ちざかりの10代、 北海道農業新人の20代、 子どもの健康や家庭を守る母さん40代。 いろんな世代が入り混じって 北海道農業をこれから学んでいきますよ。
森崎 「あぐり王国は醤油の取材は初めてなんです! すごく楽しみにしているんですけど 北海道の醤油があると伺いました」
斎藤さん 「これが北海道の札幌で作られてる醤油です」
あぐりっこ「道民の醤油!」
斎藤さん 「北海道の方々に喜んでもらえるように 作った醤油です」
金井 「その醤油の製造過程を見せて頂ける!」
森崎 「でも醤油って30分番組の取材時間では 出来上がらないですよね?」
斎藤さん 「そうですよね… 通常は半年から1年かかります。 それをギュッと…」
森崎 「大丈夫?みんな半年くらい時間もらっても?」
北川「年…とっちゃいますね」
“北海道丸大豆”と“日高昆布”の 2種類を販売している「道民の醤油」。
■道民の醤油 北海道丸大豆 直売所価格 440円(税込)
■道民の醤油 日高昆布 直売所価格 440円(税込)
森崎 「醤油は大豆から出来ているのは 子供たちも分かっているんです。 でも大豆の他にもうひとつ 北海道が生産量NO.1の作物が 入っている」
斎藤さん 「そうなんですね… 今ここにくるまでに匂いがしたと思います」
森崎「香ばしいような…」
金井「きな粉のような香ばしさがあります」
斎藤「いまからそれを紹介したいと思います」
北海道が生産量日本一の 香ばしい香りを漂わせる、 その正体とは…
セレナ「麦??」
斎藤さん 「正解です! 麦の中でも小麦ですね」
森崎「みなさん分かりましたか?」
北川「分かりませんでした」
金井「初めて見ました!」
北川 「普段は製粉されている小麦粉の状態でしか 見たことない!」
斎藤さん 「ここでは小麦を煎っています。 300℃ぐらいで煎っています」
醤油は大豆と小麦を主原料に 作られているんです。
斎藤さん 「どうぞ食べてみてください」
森崎「これが小麦です」
マヤ「コーヒー豆みたい…」
食べてみると- マヤ「固い!」
セレナ「ナッツ(みたい)」
マヤ「似てる似てる!」
リーダーも食べると…
森崎「パリパリだな!おいしい」
北川 「香ばしくてドン菓子みたいな…」
すると金井アナとあぐりっこ 「ドン???」
森崎「ドンが分かんない?!」
金井アナとあぐりっこ 「分かんない!分かんない!」
森崎 「北川!ここに壁があるぞ!」
昭和と平成の壁を乗り越えて 次いきましょう!
金井 「いったい小麦がどうやって醤油になるのか 想像ができないん!」
斎藤さん 「実は麹(こうじ)というものを造ります」
さて頑丈な扉の前にやってきました。
斎藤さん 「ここが麹室(こうじむろ)という所です」
森崎「この中に麹があるんだ」
斎藤さん 「ちょっとだけ部屋の中をお見せします。 ここは他の菌が入ると大変なことになるので ちょっとだけ…」
ガチャッ
扉を開けるとモアモアモアモア
森崎 「あちあちあち…閉めて!閉めて」
ものすごい熱気が押し寄せてきました。
金井「すごい熱気」
セレナ「熱い!」
階段を上って醤油を搾る場所に やってきました。
森崎「香りが強い。醤油の香りすごい」
斎藤さん「ここが醤油を搾る所です」
森崎「うわっ!見て」
リーダーの指さした方をみてみんなビックリ! 一体なにがあったのか?
醤油を搾る場所でみんなが見たのは?
マヤ「チョコレートみたい!」
斎藤さん 「そうすると下から醤油 重みで落ちてくるんです」
北川さん「濾されてるかんじですね」
金井 「何枚くらい重なっているんですか?」
斎藤さん 「だいた130枚くらい」
もろみを敷き詰めた布を人の手で幾重にも重ねる、 創業以来変わらない熟練の伝統製法。
「出てます~~」
斎藤さん 「これが搾りたての醤油です」
斎藤さん「ちょっとだけ舐めてみますか?」
リーダー味見をすると…
森崎 「うあああああ~強い!」
マヤ 「辛いだけじゃなくて、 じわじわ~と広がる」
金井 「色々な味が凝縮された感じがしますね」
セレナ 「ごはんが欲しくなる!」
森崎「たしかにたしかに~!」
マヤ 「カレー粉みたい。甘い感じの臭いする」
北川「甘いね」
食べてみると…
森崎「うん…ふつうに全部食べられる!」
斎藤さん 「これは牛さんのエサにしています」
森崎 「北海道の醤油を今後どうして いきたいですか?」
斎藤さん 「醤油の消費量は確かに どんどん落ちているのは確か… その中で北海道のメーカーとして 地元の原料や水にこだわり 古い設備を最大限活かして 醤油造りを守っていきたいと思っています」
じゃじゃん!もんすけです。 北海道のおいしい大豆と小麦で作る 道民の醤油。 明治24年創業の福山醸造は 歴史ある建物や伝統の製法を大切にしながら、 醤油作りを行っているんだよ。
福山醸造 工場長 澤田明夫さん 「北海道の醤油というのは 昔は本州から運んできただけで 回船問屋をやっていたときは その一役を担っていたわけですが 北海道で作りたいという想いが 明治24年の操業に繋がったと思います。 それからはずっと絶やさず 北海道で作った醤油を道民に供給したいという 熱い思いで作ってきたんだと思います。 その中で醤油の原料である大豆も小麦も 北海道でもいっぱい作ってますよね。 なのでせっかく道民の方が作ってくれた農産物を 僕らも少しお手伝いさせて頂いて 北海道ならではのもっと新しい商品を 作っていけたらいいなって思ってます」
道民の醤油が全国にもっともっと 広まってくれたら僕たちもうれしいよね。
和食の伝統調味料、醤油。 その栄養価と塩分の摂取を抑える 上手な取り入れ方を荒川先生に聞いてみたよ。
天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授 「醤油は大豆を原料として発酵させて作ります。 そうすると大豆成分からアミノ酸や糖分、 香り成分、有機酸が出てきて 特に発酵の過程でアミノ酸と糖が反応して アミノカロイド反応が起きて この過程でできるメラノイジンという物質は 強い抗酸化性を持っていて 体内でも酸化が抑えられたり そういった働きをもっています。 素晴らしい調味料なんですけど 如何せん塩分の過剰摂取に繋がってしまう。 したがって適量を上手に使う! あとは香辛料・食酢・ダシを一緒に使うことで 少なくした塩分が感じないくらいの 美味しさを感じることができます。 したがって調理でもそういう工夫をされるのが いいのかなと思います」 みんなも醤油のかけすぎには十分注意して おいしく料理を味わおうね。
では福山酒造の道民の醤油を使った オリジナル料理を福山醸造の フードコーディネーター白井敦子さん考案の 道民の醤油を使ったオリジナル料理を いただきます!
白井さん 「こちらの雨竜にんにく醤油を使って フランスパンをトーストします」
さあどんなお料理ができるのでしょうか? 詳しい作り方はレシピコーナーをご覧ください!
4月2日のクイズ 「JA道央の生パスタの原料は、 何という品種の小麦だったかな?」
正解は「ゆめちから」でした。
みなさんこんにちは。 今日はJAバンクが取り組む 食育教育について紹介するよ。
JAバンクでは子どもたちに農業を もっとよく知ってもらうための 様々な活動に取り組んでいます。
先月29日には、食と農業のつながりが 分かりやすく解説された教材本とDVDが、 北海道教育委員会に贈呈され、 道内1114校の小学校や特別支援学校の みんなに渡されるんだって。 この教材本とDVDは、2008年度から、 のべおよそ1万1000校! 41万人以上の子どもたちへ配布されています。 地域や農業に貢献しているJAバンクならではの 取り組みだよね! 以上もんすけの週刊あぐりニュースでした!
森崎 「北海道農業を熱く!深く!」
あっ!誰か映り込んできた!!
バタバタバタバタ…
「リ~~~」
森崎 「北海道農業…」
あー走ってきたきた!
「ダ~~~~~」
ズドン!!!
おっとぶつかった? ぶつかった??
森崎 「一緒に北海道農業を応援していきます。 HBC金井憧れアナウンサーです」
金井憧れアナウンサー 「はい!宜しくお願いします。 宣誓!私、金井憧れは 北海道農業の知識までまだではありますが この番組を通して 大きく成長していきたいと思います」 森崎「いいぞー」 ということで 「あぐり王国北海道NEXT(ネクスト)」は この二人が北海道農業の魅力をフレッシュに 様々な視点でお伝えしていきます。
森崎 「北海道農業を応援する番組なのに なんで新千歳空港?」
憧れアナ 「初回から海外ロケですかね?」
森崎「違うだろ!」
森崎「飛ばすねえ~」
憧れアナ 「今日はですね…ある方を東京から お呼びしておりまして 北海道が生産量ナンバー1を誇る ある作物について一緒に学んで頂きます」
森崎 「その方は飛行機でやってくる… ここ国際空港だから ハリウッド俳優が飛んできちゃう?」
憧れ 「グイグイ飛ばしていきますね。ネクストは!」
森崎 「そうだよ予算あるから!」
憧れアナ 「そろそろいらっしゃる予定です…」
森崎 「おっ!」
憧れアナ 「いらしゃいました~」
男性 「どうも~Ciao(チャオ)です! 楽しみにしてきました!今井です」
森崎 「今井さんはシェフですね?」
今井シェフ 「一応…シェフです!わははは」
イタリアントップシェフ今井寿(ヒサシ)。 東京・目白台にあるイタリアンレストラン 「タベルナ・アイ」のオーナーシェフ。
かつて本場イタリアでの修業を重ね、 日本では「料理の鉄人」で知られる 坂井宏行シェフがオーナーの 「リストランテ・ドンタリアン」など、 数々の名店で腕を振るった今井シェフ。 北海道の生産地には今回、初めて訪れます。
■タベルナ・アイ 東京都文京区関口3-18-4 フェリーチェ目白台1F ℡:03-6912-0780 HP:http://www.taverna-i.com/
さてバスに乗ってある場所へ…
憧れアナ 「北海道で生産量ナンバー1の作物の それこそ現場に一緒に行きます」
森崎 「(その作物は)小麦です!」
今井シェフ 「うわっやったー!最高じゃない! 小麦はすごく興味ある。 うちらはありますよ~」
憧れアナ 「この雪の中で小麦がどうなっているか 想像できますか?」
今井シェフ 「わからないねえ… だから生産現場に行けるだけで嬉しい」
憧れアナ 「私は…どっちもないです!」
今井シェフ「わはははは」
新千歳空港から車でおよそ1時間。 一行は江別の小麦生産者のもとへ-
森崎 「ここが冬の北海道の畑ですね… ご覧ください!」
今井シェフ「もう雪しかない!」
森崎 「これが北海道の自然です」
今井シェフ 「これ…どこに小麦があるの?」
森崎 「どこにあるかって思いますよね。 まだまだ北海道は寒いでしょ」
今井シェフ 「寒い!東京にはない寒さだね!」
小麦生産について詳しく教えていただく、 生産者の萩原英樹さん。 小麦のほかにも、大豆やビートなど、 およそ36ヘクタールの畑で農業を営んでいます。
今井シェフ 「ぼくすごく楽しみで! 雪の中に小麦があることが不思議!」
森崎「小麦は…どこですか?」
萩原さん 「実はみなさんのすぐ後ろにあります」 今井シェフ「本当に??」
森崎「これが小麦畑です!」
今井シェフ 「全然意味がわからない!」
憧れアナ「私もわからないです」
雪原を歩いていると-
萩原さん 「この辺、掘っちゃいましょうか」
今井シェフ 「踏んでていいんですか?」
萩原さん「全然大丈夫です」
ではスコップで掘ってみますが…
森崎 「そんなんじゃ全然ダメだ! もっと腰入れて! スコップを刺して!腰入れて!」
憧れアナ「シェフしっかり」
森崎 「この人、包丁より重いものを 持ったことないからね」
萩原さん 「出ましたよ。 これが越冬した小麦なんです」
今井シェフ 「え~え~え?? ただの葉っぱでしょ? いやーなんで?」
萩原さん 「雪が降る前にはが5枚~6枚まで成長して 越冬するんですよ」
今井シェフ 「自分の頭の中が… これで生きているんですよね?」
萩原さん「もちろん!生きていますよ」
初めて見る道産小麦の冬の状態に、 とまどいを隠せない今井シェフ。 ここで小麦の栽培スケジュールについて 生産者の萩原さんに教えていただくことに。
萩原さん 「この小麦“ゆめちから”という品種は 秋まき小麦で初めてパンにも 中華麺にも向くという品種なんです」
森崎 「“ゆめちから”めっちゃうまいっす。 香りも良いしチカラもあるしね」
萩原さん 「まさにイタリアの小麦デュラムに 負けないくらいの品種特性があります」 今井さん「すごいな」
秋に種をまいて冬の厳しい寒さに耐えて育つ、 北海道を代表する小麦品種の「ゆめちから」。 ゆめちからを含めた小麦は、 北海道農業にとって重要な役割を担っています。
森崎 「これ…毎年小麦畑じゃないんですよね」
今井シェフ「えっ?違うの?」
萩原さん 「この畑で毎年、小麦を作るわけには いかないんです。 同じ作物を同じ畑で作り続けると 色んな病気にかかりやすくなって しかも収量も落ちてくるんです。 色んな作物でまわすという 《輪作(りんさく)》をします」
森崎 「だから毎年景色が変わっているんですよね。 作物が違うんで… 北海道の大きな特性。輪作って言います」
今井シェフ 「こういうのを見ただけでもビックリした… 本当に言っちゃなんだけど… 雑草があるのかなと思っていた」
これらの小麦は、薄力粉・中力粉・強力粉など 用途別に分類されていて、 タンパク質の量やグルテンと呼ばれる 成分の性質もそれぞれ違うんだ。
北海道ではいろいろな特性を持った品種が、 道内各地でたくさん生産されているんだよ!
萩原さん 「こういう雪解けの小麦を見る方って ほとんどいらっしゃらない…」
今井シェフ 「これを知ってるって勉強になりました」
生産者から小麦の栽培を学んだところで、 続いては北海道全体の小麦に関する 生産状況についてホクレンの松本吉史さんに 詳しく教えていただきます。
森崎 「シェフもお料理で使われる小麦ですが 国産小麦と輸入小麦の比率って どのくらいだと思いますか?」
今井シュエ「輸入の方が多いと思います」
憧れアナ 「実はこうなっています… 輸入がおよそ86%、国産が14%」
今井シェフ「うわ~すごいね…」
松本さん 「国産小麦と輸入小麦あわせて 500万トン~600万トン、 国内の需要があります。 そのうち国産は年によって変わりますが 10~15%の間という感じです」
森崎 「じゃあ北海道産の小麦は 国産に占める割合はどのくらいか?」
今井シェフ 「7:3くらいで道産が多いと思います」
森崎「北海道産は66%!お見事」
今井シェフ「チャオです!」
正解して嬉しかったんですね~
松本さん 「生産者の土作りや輪作の維持もそうですが 加えて病気に強い新しい品種への改良や それらの品種に合った 栽培方法の確立などもあって 小麦の生産に関わる人たちの努力の結果が 表れていると思います」
森崎 「漠然と量が増えただけじゃないです。 質も良くなってる」
今井シェフ「それが素晴らしい」
ここで高品質を誇る道産の小麦粉を 今井シェフに触れていただくことに- 今回お邪魔している江別を含めた、 JA道央エリアの小麦「ゆめちから」を ブレンドした小麦粉「ゆめちからブレンド」。 トップシェフだからこそわかる品質の高さとは…
今井シェフ 「色も良いよ…ツヤがある! ほら(粉が手に)残るんですよ。 手にしっとりくる」
みんなは「麦チェン」って知ってるかな? 道内で加工や消費される外国産小麦を、 道産小麦に変えていこう!という 地産地消を目指した取り組みなんだよ。
道産小麦を使った商品を積極的に作ったり、 販売しているお店は、 「麦チェンサポーター店」として認定されていて、 店舗に認定看板が掲げられているんだって。 僕たち消費者も道産小麦を使った商品を たっくさん食べて、 地産地消を応援したいよね。
ということでココからは、 小麦生産者でもあるJA道央女性部の 皆さんも加わり、 今井シェフ直伝の道産食材を使った、 絶品イタリアンを披露していただきます!
使用するのは取材した江別産を含む 道央の小麦「ゆめちから生パスタ」と 「ゆめちからブレンド」です。
※詳しい作り方はレシピコーナーを ご覧ください。常識を覆す調理方法など たくさんの技もありますよ。
さてみんなで試食しましょう。
■撮影場所■ ホクレン くるるの杜 農村レストラン
北海道の冬の小麦産地で、 作物の力強い息吹を肌で感じた今井シェフ。 イタリアンのトップシェフは、 生産地を訪れ何を感じたでしょうか…
今井シェフ 「初めての体験… (小麦の)力強さが僕たちに活力を 与えてくれるんだなあ… それを作られている農家さんも 色んな作業をして素晴らしいなと思いました」
森崎 「実った小麦畑も見たいんじゃないですか?」
今井シェフ「見たい!」
萩原さん 「穂がこすれ合って カサカサって音がするんです。 素晴らしい音ですから 是非、風景としても楽しんでください」
道産小麦の実力を引き出してくれたシェフ。 今後はシェフのメニューに道産小麦料理が 欠かせなくなる日が来るかもね…
~先週のクイズの正解は?~ 3月26日のクイズ 「今回3人が世話をした動物は 何だったでしょうか。モー!モー!」
正解は「牛」でした。