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2018年04月28日(土) | ♯473 ブランド牛乳“あっけし極みるく65”に注目編
2018年04月28日(土) | 牛乳を飲み比べてみよう
2018年04月28日(土) | 名前に隠されたこだわりの製造法とは?
>>

2018年04月21日(土) |  感動の甘さ!パティシエもビックリ♪

柿沢さん
「色がきれいですね」

リーダー
「めっちゃきれいだよ。
 オレンジってこうだよね!」

さて一口食べてみると-

ポリッ

リーダー「いい音です~」

森「いい顔ですねえ」

柿沢さん
あま~い!みずみずしい!」

田村さん「果物のカキに似ている」

柿沢さん「カキかあ」

リーダー「えぐみもないし…」

柿沢さん「こういう品種なんですか?」

田村さん
「越冬することによって
 えぐみとかなくなるんですよね」

田村さん
「真狩の子供たちは給食で
 この雪下ニンジンからスタートするので…」

リーダー「そうか4月に食べるニンジンだから」

田村さん
「ニンジン嫌いの子は少ないです!」

森「贅沢だあ~」

さらに、ジューサーでつくった、
雪下にんじん100%のジュースも!

森「これ天然の色ですか?」

田村さん「100%雪下にんじんです」

柿沢さん「色がより濃くなった!」

一口飲んでみると…

柿沢さん
甘い!なんですかコレ!
 南国のフルーツのような…
 マンゴーとか…果物の濃い甘さ!」

雪下にんじんの収穫を終えた一行は
続いて、隣の京極町にある、
ニンジンの選別場
「JAようていニンジン集出荷選別施設」へ-

リーダー「広いのね…」

JAようてい京極支所 山内良太さん
「よろしくお願いします!」

リーダー「すごい広い施設なんですけど…」

山内さん
全長200mあります!
 効率化を図るために
 ラインを真っすぐ流すというため!」

森「どれくらいのニンジンが集まる?」

山内さん
「雪下ニンジンにつきましては約2千トン! 」

柿沢さん「ちょっと…何本?(笑)」

山内さん「わからないです(笑)」

ちなみに、2千トンはおよそ1000万本!

さらに、一般的な秋ニンジンになると、
真狩村を含む、JAようていエリアで
およそ2万トン!
1億本ものニンジンが集められるんです!


2018年04月21日(土) |  日本一の選果場はスピード勝負!

2016年に完成したばかりの、こちらの施設。
パティシエの柿沢さんも、選別場初体験です!

「すごい!ニンジンが魚みたい」

山内さん
「まずプールに入れて
 ニンジンの土を落とします」

リーダー
「すると…上がってる!
 ニンジンが遡上しました!」
巨大プールで土を落とした後、
さらに5段階に分けて水洗いするのですが、
この洗浄水には、JAようていだからこそできる、
ある秘密が…

山内さん
羊蹄山の伏流水を使用しております」

リーダー
「すご~い!高額なお金を出して買う訳でなく
 町にあるものですもんね!」

ミネラル豊富な羊蹄山の湧き水で洗ったニンジン。
次は、手作業でいびつな形の規格外品を
取り除きます。
品質には問題ないので、
カット野菜やジュースなどの加工会社へ渡り、
無駄なく活用されているんです。そして…?


「ニンジンが1本ずつ
 線になって流れていってますね」

リーダー「なんかでも…」

柿沢さん「途中で落ちてる??」

山内さん
「この後ろの機械で
 流れくてくるニンジンを1本1本
 カメラで撮影して、大きさ・品質(7種類)の
 規格に選別してます」

柿沢さん「ええええ~」

リーダー
「このスピードで瞬時に判断してる!」

柿沢さん「ハイテク!」

高品質を維持するために、
人の目と最新鋭の機械によって、
厳しく選別される雪下にんじん。

札幌の市場を中心に、関東へも出荷され、
JAようていエリアのAコープや、
札幌市内の一部スーパーで、
春の道産ニンジンとして販売されているんです。


「ここ選別場に運ばれてから
 出荷される状態になるまでにどれくらい?」

山内さん「約10分ほどで!」

みんなあまりの早さに笑ってしまいます。

柿沢さん「早い!!」

リーダー
「さすが最新鋭の選果場ですね」

山内さん
「ありがとうございます!
日本一の選果場です!」

山内さん!ばっちりカメラ目線で決まったぜ!


2018年04月21日(土) |  ニンジンスイーツに感動!


「では雪下ニンジンを使ったスイーツを
 柿沢さんに作っていただきます」

リーダー「いでたちが可愛らしい」

低カロリーで気兼ねなく食べられる、
野菜スイーツを提唱する
パティシエ・柿沢安耶さんによる、
雪下にんじんを使ったスイーツとは?

柿沢さん「ガトー雪下にんじん!」

リーダー&森
「ガトー雪下にんじん??」

雪下ニンジンを使う、チョコレートケーキ。
材料は、スポンジ・トッピング・クリームの
3つに分かれます。

※詳しい作り方はレシピコーナーへ!
http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20180421&selectmonthforcal=201804

果たして、
どんな野菜スイーツに仕上がったのか!?

リーダー「ナニコレ?」

柿沢さん「いきますよっ!ザンっ!」

リーダー&森「うわ~~」

「山になってる!」

柿沢さん「羊蹄山をイメージしました」

リーダー
「今日羊蹄山見えなかったけど、
 3つも羊蹄山が見えました」

そうなんです!
今回つくっていただいた雪下にんじんスイーツは、
3品すべて「羊蹄山」をイメージしているんです!

※作り方は全てレシピコーナーに掲載されてます。
http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20180421&selectmonthforcal=201804

ではガトー雪下にんじんをいただきます♪

田村さん
うん!おいしいです!
 後からジュースで飲んだような
 あま味が出てくる!」

リーダー
「チョコとニンジンの味が見事に融合!
 プロってすげーなー」

すりおろした雪下ニンジンが入った
ニンジン山ドレーヌのお味は?


おいしい!
 食べていくうちにニンジンを感じる!
 上品な焼き菓子!」

山内さん
「おいしいですね!
 ニンジンの風味がグッとくる!
羊蹄山を感じます!」

雪下にんじんゼリー!

リーダー
すげー超うまい!!
 ニンジンとみかんが
 お互いに良いところを引き上げてる!」

リーダー
「あっ!オレとお前みたいな感じ!」

リーダー
「雪下ニンジンとの出会いはどうでしたか?」

柿沢さん
感動しましたね…
 雪がたくさんある中から掘らせて頂いて
 食べたニンジンの味に感動しましたし…
 素早いスピードで洗っていって
 全国にお届けするという… 
 その感動を形にしたいなって思いました。
 私はケーキを作ることしかできませんので 
 そんな形で貢献できたらいいなと思いました」

----------------------------------
4月14日のクイズ
「酪農体験を通して食と命の大切さを学ぶ
 取組の名前は何だったかな?」

正解は「酪農教育ファーム」でした。


2018年04月14日(土) |  ♯471 農業アナウンサー森結有花が酪農家に?!編

酪農王国、北海道。
道内各地の酪農家によって
高品質な生乳が生産され、
日本の乳製品は支えられています。

そんな生乳生産の拠点である北海道でいま、
酪農家自らが取り組む、
“食と命の大切さ”を伝える教育活動
が、
注目を集めているんです。

※ナレーター 森崎博之

「酪農教育ファーム」とは、
認証を受けた牧場と教育機関が連携して、
酪農体験を通じた“食と命の大切さ”
伝える取り組みなんです。

北海道だけではなく、全国でも実施されていて、
「心を養う教育」として、
高い注目を集めているんですよね。
そこで今回、その取り組みがどんなものなのか?
あの方に、体験してもらったんです!

HBCの会議室。
扉を開けると森アナウンサーが!

森結有花「お疲れ様です…」
すごく不安げです(笑)

番組プロデューサー
「ちょっとお話が…」

「え~怖い…」

去年の4月から、
番組の仲間に加わった森結有花アナウンサー。

北海道農業の応援団の一員として、
様々な産地にお邪魔しながら、
農業や食が持つ魅力に触れてきました。
そんな彼女も今月から2年目が突入!
より強力なパートナーに
なってもらおうじゃないか!と
今回たった1人で、
酪農教育ファームの取り組みの中で行われる、
1泊2日のファームステイに、
参加してもらうことになったんです。


「あ~なんか…
 酪農体験っていうより
 一人で番組やることの方が不安だな…」

ということで!
生乳生産の仕事にふれ
酪農の現実を学ぶ。1泊2日に密着しました。

酪農教育ファーム体験初日
午後2時30分


「ここですね…あのお家ですよね…
 いや~緊張するううううう」

ピンポーン

森「こんにちは~!森と申します」

こちらが、酪農体験でお世話になる、
岩谷史人さん・智恵さんご夫妻です。

幕別町忠類にある
「アイファーム 岩谷牧場」は、
酪農教育ファームの認定牧場で、
生乳の生産をしながら、
体験者の受け入れも行なっているんです。

岩谷さん
「お仕事の流れを説明する前に…
 今日と明日の一泊二日の間はお家の娘です。
 ゆうかって呼び捨て
 呼ぼうと思うんだけど」

森「ぜひ!」

岩谷さん「じゃあ、ゆうかでいきま~す」

さて、ここから岩谷さんからある提案が!


2018年04月14日(土) |  牛ってどんな姿だったかな?

岩谷さん
「まずお家泊まるにはテストがあるんですよ!」

「や~だなああああ」

いきなりテスト!?
教育ファームというだけあって、
まずは酪農の知識を試そうってことでしょうか?

岩谷さん
「牛の絵を書いて下さい!」

森「全身ですか??」

岩谷さん
「意外と難しいでしょ!上手下手じゃないから」

森さん、大丈夫?
いやちょっとその絵なに?
犬?仔ヤギみたくなってるけど?
何回も見てるじゃない!!
森さ~~ん!!

岩谷さん
「上手下手じゃないからね~へへへ(笑)」

智恵さん「犬じゃなくて…牛!」

森「牛書いてますよ!」

さて、書けました。牛。(笑)

岩谷さん
「酪農体験の最後に
 もう1回描いてもらいます。
 頭の中に覚えておきましょうね。
 では実際に牛を見てみましょう」

初日午後3時

岩谷さん「こっちへ~」

牛舎に入ったらまず、
消毒をした長靴やゴム手袋など、
作業をするための準備をします。
酪農の仕事では、大切なことなんですよね
岩谷さん
「手と言うのは雑菌の巣なので…。
 乳頭に菌は移らないようにするのと
 逆に乳頭の菌を自分達がもらわないために
 衛生の為に手袋をはめます」

準備が整ったら、
いよいよ牛との対面!…と思ったら
あれあれ? 
なにかのパネルが並んでいる部屋に来ましたよ。

岩谷さん
「お家は酪農家といって牛乳を生産する
 牧場になっています。
 1年365日、1日も休むことなく盆も正月もない」

岩谷さん
「僕たちは牛が気分よく牛乳を出してくれるよう
 サポートするのが酪農家の仕事です」

なるほど!体験する前に、
酪農がどんな仕事なのかを学んでもらうんですね。

岩谷さん
「実際に牛を見ながら、あとはお話しましょう」

さあ、ついに牛との対面です!


2018年04月14日(土) |  いざ!搾乳作業へ!

森「大きい!!」

岩谷さん
「ひざはどこでしょうか?」

森「??」

岩谷さん「ひざはここです!」

腿かな?と思っていた辺りが膝でした。

森「知らなかった~」

さておっぱいの数は?

森「4つありま~す!」

岩谷さん「さっき何個書いたっけ?」

森「3つで~す」

岩谷さん「あれは6個って意味?」

森「そうですそうです!」

岩谷さん
ネコじゃないから!笑」

森「わはははは」

絵に描いてから牛を観察してみると、
想像との違いだったり、体の仕組みだったり
いろんなことが学べるんだね!

これから、岩谷さんから
搾乳のレクチャーを受けて
酪農体験が始まります。

岩谷さん
「これが消毒液です。おっぱいにつけます。
 ここから絞ります。機械を伸ばします。
 勝手に吸い付いていきます。
 手を放すと牛乳が出てきます」

森「すごい勢いですね。どんどん出てる!」

森アナウンサーもやってみますよ。
最初の手搾りは上手にやった森アナ!
でも搾乳はココからが難しいんですよね~


「ああああ~もう1回やり直しですか。
 重たいですねえ…」

んー、わかる!わかる!
簡単そうには見えるんだけどね…
頑張れ!森さん

森「あっ!来ました来ました!」

岩谷さん「OK!」

「ヤッター」

岩谷さん
「はい。そのペースでやると
 明日の朝までかかるので…
 頑張ってね!!!」

森「あははは」

岩谷さんのサポートを受けながら、
なんとか作業を進めていくんですが、、
搾乳を待ちきれない牛が、
どんどん入って来ます。これは大変だー!

岩谷さん「てんてこまいでしょ?」


てんてこまいです!目が回りますね」


「その牛が終って、どれが終ってないのか?
 分からなくなってきますね」

2018年04月14日(土) |  酪農家さんとじっくりお話も…

作業を続けること2時間。
夕方から始まった搾乳でしたが、
終わる頃には、
すっかり日も暮れてしまいました…

森「よいしょっ」

岩谷さん「終了!」

森「終わりました~パチパチ」

岩谷さん
「やりきった感あるみたいじゃん!」

「大変!死んじゃう!」

初日午後7時
「いただきま~す!」

「うふふ♪本当に美味しい~」

仕事を終えたあとのご飯は格別だよね!
夕食は、地元産のジャガイモやニンジンが
豪快に入ったカレーです!
こうして酪農家さんと食卓を囲んで食べながら、
いろんな話を伺ったり、
ゆっくりとした時間を過ごすのも、
ファームステイの醍醐味ですよね!

森「牧場は何年やられているんですか?」

岩谷さん「20年!」

智恵さん「よく続いたねえ」

森「夫婦ケンカとかするんですか?」

岩谷さん「もう酷かったですよ」

智恵さん
「丸くなったんだよ。
 言葉のイメージも違うのかもしれない。
 関東と関西だから」

実は岩谷さんご夫妻、
史人さんは京都、奥様の智恵さんは千葉の出身。
20年前に幕別町忠類で新規就農をしたんです。

当初は44頭だった飼育頭数も、
今では100頭ほどまでに増えました。

「北海道で酪農がしたい」という夢を叶えて、
夫婦二人三脚で歩んできたのです。

森「北海道で酪農してどうですか?」

岩谷さん
良かったと思う!
 特に生産の方に向いてたのが
 酪農教育ファームというのに出会って
 人を受け入れて色々事を伝える仕事を
 始めたのが転機になった。
 すっごく楽しい!」

岩谷さん
「生産だけに特化している時は
 すごくつらくなるの。
 教育ファームに出会って
 人とやりとりするって
 自分たちのやりがいになってくる!
 だから恩返しも込めて
 教育ファームをやっていこうと思ってる」
岩谷さん
「まっ!そういうことで!
 ごちそうさまでした。
 で!朝、4時起床!
 4時30分から牧場は動きはじめます」
「ひええええ」


一刻も早く寝ましょう!」

お疲れ様でした。初日の酪農体験が無事終了。
あとはゆっくり休んで、
2日目も頑張ってくださいね~!


2018年04月14日(土) |  朝日を浴びながら酪農できる喜び

2日目午前4時


「おはようございま~す。ふふふ…
 さむ~い。さ~む~い」

早朝の気温は、マイナス18度!
森さん。何で上着来てないの?

まだ日が昇る前の早朝4時。
酪農体験2日目はまず、牛舎の見回りと、
エサ押しの仕事から始まります。

真っ黒だし…極寒だし…
 まだ10分も経ってないないのに
 指の感覚がない!」

大変だよね~。
エサ押しのあとは、休む間も無く、
牛舎にいる牛すべての状態を確認します。

森「あっ起きてる~♪こっち見てますよ」

岩谷さん
「元気だね。元気な姿で良かったよ」

極寒のなかでも、子牛たちは力強い!
こうした毎朝の見回りも、
生乳生産をするうえで欠かせない仕事なんです。

おっ、今度は搾乳の準備かな?
昨日に引き続き、2回目の搾乳!
森さん、がんばってー!!

「来たあああああ」

扉を開けると「待ってました」と言わんばかりに
牛がやって来ました。

まず消毒後に手搾りをします。

「あったかい!」

岩谷さん「あったかいよね~」

え~スゴイ成長してるじゃないですか?
手際よく搾乳できてますよ。
あれあれ…なんか…
顔つきも変わって来たんじゃない!?


「スムーズに作業できるようになりました。
 だいぶ楽しくなってきました」

いつもの笑顔も出て来て余裕ですね。
酪農家さんのような身のこなしで、
着実に作業が進んでいきます!


「すごいキレイ!感動しますね」

岩谷さん
「条件がよければ日高山脈が
 真っ赤に燃えて見える!
それ見たら今でも感動する」

朝日を浴びながら、酪農が営める喜び…

本州から移住してきて20年。
ずっと抱いていた夢の景色が、
毎朝、岩谷さんの目の前には
広がっているのです。

2日目午前8時

岩谷さん
「え~と。
780番という牛を探して下さい」

森「780番!はい!」

搾乳を終え、すべての牛が牛舎に戻っていますが、
なぜか、1頭だけを移動させるようです。
一体、どういうことなのでしょうか…?


2018年04月14日(土) |  いのちをいただくということは?

さて780番の牛は一体何があるのでしょう?

岩谷さん
「なぜこの牛を連れてきたかというと…
 廃用牛というものです」

森「廃用牛…」

岩谷さん
「牛乳を搾る役目を終えた牛は肉になります」

岩谷さんが、酪農教育ファームで
一番に伝えたいこと。
それは“乳牛の命と食の関わり”。

「酪農は、生乳を生産するだけではない」。
という現実を知ってもらうため、
多くの人を受け入れているのです。

愛おしく780番を撫でる岩谷さんを見て
森アナウンサーも涙が溢れます。

岩谷さん「よし!じゃあ」


「(ズルズル)仕方ないですよね…
 顔見ちゃうとダメですよね…」

森アナウンサーも
最後に頭を撫でてあげます。

森「お疲れさま~。お疲れさまです」

トラックに乗せられる牛さん…。
岩谷さんが取り組む酪農教育ファームでは、
牛の一生を言葉で伝えるだけではありません。
高校生以上を対象に、
ある場所の見学も行なっています。

2人が向かったのは、
帯広市内にある
「北海道畜産公社 十勝工場」。
生産者が大切に育てた家畜を、
食肉加工している施設です。

体験者に“命をいただく意義“を
少しでも深めてもらいたい…
そんな思いから施設見学をはじめたのです。


「うわ~うわ~大きい。これが枝肉」

職員
「食肉衛生検査委に合格したものです」

岩谷さん
「きれいな肉にしてくれる方々がいることを
 知るのもやっぱり良い勉強ですね」


人間も牛もしっかり仕事をした証し
 ここに並んでいるってことですもんね」

乳牛を通じて学ぶ、「食と命の大切さ」。
しっかり、実感できたようだね!


2018年04月14日(土) |  最後の搾乳体験

施設見学を終え、牧場に戻ると、
牛乳と生クリームで簡単にできる、
バター作りも体験しました。


「柔らかい!おいし~い」

岩谷さん「いい笑顔だな」

2日目午後4時…
午後4時。
1泊2日の酪農教育ファーム、
いよいよ最後の作業となる搾乳です。
2日間かけて学んだ思いを込めながら、
1頭1頭しっかり向き合って作業を進めます。
岩谷さん
「本当に上手になったよね。手搾りも」

「やーなんかツボが分かってきました!」

「終った~」

岩谷さん「おめでとうございます!」

森「終わりました!」

搾乳もすべてやり遂げ、
彼女の酪農体験が終了です。

幕別町忠類の酪農教育ファームに取り組む、
岩谷牧場での1泊2日のファームステイ。
2日間お世話をした乳牛の絵を描いて
締めくくります。

森「なんか、それっぽくなってきた!」

岩谷さん
「いいんじゃないですか!見比べてみよう。
 ちゃんと蹄が出来て、
 シッポだって太くて特徴とらえているし
 これが1泊2日のユウカの成果です」
 
森「ヤッター」
岩谷さん
「こんだけのことを学んでくれたんだと思うと
 これでまた一人、
酪農の応援団ができたかな」

岩谷さん
「こういう地道な努力を僕らは
 これからも続けていく…
 酪農教育ファームって
 そういうことなのかなって…」

森「いや~(涙なみだ…)」




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