ザクッザクッ
内田さん「音がいいですよね」
難なく稲刈りを進める、内田さん。 続いて、稲刈りに相当な自信を持つ、 森アナも挑戦!
ジョキジョキ…
森「ちょ…ちょっと待って」
ぐいぐいぐい…(稲を引っ張る)
リーダー 「ねえ~ すっごい、できないね! あの…(刃を)当てて手前に引いて刈る」
森「その通りにやった…」
リーダー「やってない!!」
リーダーの説明を受け、リベンジを試みますが…
ギコギコギコギコ…
全然刈れません!!
リーダー 「歴代でもできませんね… 一生懸命やる気持ちはあるんです」
森「体重の乗せ方なんですか?」
リーダー 「そんな細かい所じゃないです」
森「悔しい~」
ここで、改めてリーダーがお手本を! すると…
リーダー 「当てて刈る (ザクッ) 当てて刈る (ザクッ) まとめると… (ザザザザザ) このように刈れるんです」
森 「えっすごいすごい! きゃああああああ(絶叫)」
森「すごい!」
リーダー「オレの名前を呼んでみろ!」
森「ミスターコンバイン!」
リーダー「シャキーン」
リーダー「ラスト!」
ザクッ
内田さん「できました~!!」
リーダー「お疲れ様でした」
森「ありがとうございました」
リーダー「では行きましょう」
森「はい…」
グチョ…
リーダー「あれ?森さん?森さん?」
永井さん「大丈夫ですか?」
森「大丈夫大丈夫…」
リーダー 「稲刈りで埋まる人いないから! うわっフラワーロック! 北竜町のフラワーロック。 これが秋のひまわりです」
(永井さん大爆笑)
手刈り体験を終え、生産者が行う機械での 収穫作業を見学させていただくことに!
リーダー 「スピードが違うもんね」
森「全部刈っていってるんですかあ」
リーダー 「丸ごと刈って、籾(もみ)だけ取って あとは後ろに落としているんですよね」
6列の稲を一気に刈り取っていく、 スピーディなコンバイン作業。 どれだけの速さで収穫されるのか、 体験させてもらえるということで、 内田さんが挑戦してみることに!
田植え機では、初めてとは思えない、 スムーズな運転を披露した内田さんですが、 果たして、今回は?
内田さん 「田植え機よりコンバインの方が 操作が難しいですよね」
田植え機のようなスムーズな運転… とはいきませんでしたが、 永井さんのサポートのもと、 なんとか80メートルの収穫を終えた内田さん。 初めてコンバインに乗った感想とは?
内田さん「戻って参りました」
リーダー「どうでした?」
内田さん 「田植えより相当難しかったです。 こういう風に稲が刈られているとは 予想もしていなかったです」
リーダー「結構迫力ありましたでしょ」
内田さん 「手前に入り込んでくるのとか!」
このあと一行は、田んぼの近くに停められた トラックのそばに移動。すると…
ガガガガ~
リーダー「出た~~!」
コンバインから一気に籾が排出されます。
永井さん「一台で1トン弱ですね」
リーダー 「トラック行きましたよ。じゃあ~ね~ 田植えからずっと見守ってきた稲なんです。 旅立っていきました。 どんな気持ちですか?親方」
JAきたそらち 高木真樹さん 「今後も北竜町全体で行う 農薬を減らした米作りや 安心を伝える生産情報公表JAS規格を 継続的に実施するなど 消費者のことを第一優先に考えた米作りを 生産者・JA一丸となって取り組みたい」
産地一丸となった取り組みのもと生産される 安全安心なブランド米「北竜ひまわりライス」。 その確かな品質を、新米で感じてみてください。
森「お店からネタを持ってきて頂きました」
内田さん 「うちの穴子は色が白いのが特色で 爽やかな煮方で“爽煮(さわに)”という 名前がついております。 こちらが苫小牧産のホッキ貝です。 軽く湯引きして、砂糖とお酢を合わせた酢に 軽くくぐらせるのが、うちのやり方です」
そして、ネタに合わせる 新米・ななつぼしが…
リーダー「うわあ~」
内田さん「香りがいいですね」
リーダー「ツヤツヤ!立ってる~♪」
内田さん 「このまま一口ずつ食べてみましょう」
酢飯を作る前に、新米の美味しさをチェック! 果たして、ブランド米の実力とは?
内田さん「(ぷるぷるぷる)」
リーダー 「震えていますけど大丈夫ですか?」
内田さん「あまい!!」
リーダー「本当だ!」
森 「おいしい~。口に入れた瞬間に いい香りが鼻を抜けていきます!」
リーダー 「おかずにこのエビちょっとください…」
内田さん 「はははは(笑)なんてことをっ(怒)」
内田さん 「まずはホッキから握らせて頂きます。 ホッキは洗い酢に浸します。 そして水分をとります。 右手ですし玉をとって乗せて…」
軽くグイッグイッグイッグイッ
内田さん 「これで出来ました…」
内田さん 「次はコハダを握ります。 全く同じなんですけど… 酢飯が入りまして 1・2・3・4回で握れる」
リーダー「色が良いですねえ~」
永井さん 「食品サンプルみたいですね…」
森「わははははは」
「いただきま~す」
永井さん 「う~~ん… 洗う酢がホッキのあま味とマッチしてます。 うわ~!東京行きたい!」
美保子さん 「とうぎょう(東京)行くかっ!」
大爆笑
リーダー 「どうしました? かなりなイニシアティブ取ってましたね。 奥様!亭主関白ですねえ~」
リーダー 「もう噛めば噛むほど、シャリと一体化して うま味があがっていきます。 うまいっ!あまいっ!」
森 「う~ん♪ エビのプリプリッとした食感が勝つけれど どんどんシャリと一体になっていく感じ。 しかも新米と一緒に食べられるっていう ぜいたくな組み合わせですね」
そして最後は、 田植えから米作りを学んできた、 内田さん自らが味わいます。 北竜ひまわりライスの新米で握るシャリに、 老舗寿司職人の反応は?
内田さん 「心配していたことが 全て消えましたね! (新米との相性が心配だったが) まさか、うちの合わせ酢で こんなにおいしく感じられるとは 思ってもみませんでいた」
リーダー 「おすみつき出ましたよ~」
森「私達の方が嬉しいですね」
リーダー 「なんか嬉しかったな。それと… 寿司職人さんが寿司食べてるところ 初めて見ました!」
北竜ひまわりライスの米作りを、 「春の田植え」から「夏の水田管理」、 そして「秋の収穫」までふれ、 米を扱う寿司職人として、 内田さんが感じたこととは…
内田さん 「お米がなかったら寿司はできない。 そのお米っていうのを、 なぜ今まで自分でもって経験したり 体験できなかったんだろうと…」
リーダー 「本場の寿司職人と一緒に米作りができたのは どんな体験でしたか?」
永井さん 「こちらも頑張って、 もっとより一層おいしいお米を作りたい!」
リーダー「最後握手などして頂いて…」
内田さん 「どうもありがとうございました!」
永井さん「ありがとうございました」
みなさんこんばんは。今日は森結有花が 「週刊あぐりニュース」をお伝えします。 十勝・芽室町のおいしいものが大集合する 「収穫祭」のお知らせです。
実行委員長 堀江貴博さん
「あぐり王国をご覧のみなさんこんにちは! 11月23日午前9時40分から 収穫祭をJAめむろで行います」
副実行委員長 小林真弓さん 「豚汁1000食、無料配布。 バレイショ・マチルダの詰め放題」
副実行委員長 武藤駿輔さん 「おいしい屋台や楽しいアトラクション、 大抽選会と盛りだくさん!」
全員で… 「11月23日(木)みなさまのお越しを お待ちしておりま~す」
おいしいものやアトラクションもあって 子どもたちが楽しめるイベント目白押しです。 家族で出かけてみてはいかがでしょうか? 以上、「週刊あぐりニュース」でした。
≪第36回 めむろ収穫感謝祭≫ 日時:11月23日(木・祝)9:40~14:00 場所:JAめむろ本部事務所 東側特設会場 芽室町西4条南1丁目1-9 ---------------------------------- 11月11日のクイズ 「酪農家に代わって、牛のお世話をする 職業は何だったかな?」
正解は「酪農ヘルパー」でした。
そしてこちらは、 何やら怪しい動きを見せている、 我らが森崎博之さん。
ん?今回、酪農の話のはずなんですけど… リーダーは一体何を?
森崎「あ、こんにちは~」
生徒「こんにちは~」
アグリクラブとは新陽高校の部活動の一つ。 農作物の栽培から、その加工や販売、 はたまた、農業を通じて、 食や環境について学ぶなど、 とてもユニークかつ、 有意義な活動を行っています。 そんなアグリクラブで、 ある特別な体験をしてきた生徒がいるそうで…
リーダー「特別な体験してきたのは?」
1年 関陽菜(ハルナ)さん「はい!」
1年 湊陽愛(ヒア)さん「はい!」
リーダー「何してきたの?」
ハルナさん 「酪農ヘルパーの仕事を体験させて もらいました」
酪農ヘルパーとは、 毎日の作業で休みが取れない酪農家に代わって 牛の世話をする、酪農家の大切なパートナー。 酪農家が定期的に休みを取り、 肉体的・精神的にゆとりをもてるようにと、 酪農業界にとって欠かせない存在なのです。
酪農家 「(酪農家は)基本的に休みがないので 家族旅行や様々な行事の時に 酪農ヘルパーさんに来てもらうが いないと困る存在です」
関さん 「二泊三日の酪農ヘルパーのインターンシップで 私たちが学んだことを発表します」
パチパチパチ…
この日アグリクラブでは、 酪農ヘルパーを体験してきた2人による、 報告会が行われています。 新陽高校としては、 どのようなことを学んでほしくて、 今回の研修を実施したのでしょうか。 校長先生にお話しを伺いました。
森崎 「二人は素晴らしい体験をしたと思う。 こうしたことをアグリクラブのみんなに そして他の高校のみんな、家族にも 伝えてあげてください。 素晴らしい報告でした」
都会に暮らす10代の女子高生たち。 酪農家を支える酪農ヘルパーの仕事を通して 彼女たちは何を学び、何を感じたのか? 酪農ヘルパーとして過ごした 二泊三日の貴重な体験に密着しました。
ファム・エイでは、 およそ500戸の酪農家を対象にヘルパーを派遣。 酪農王国北海道の中でも、 屈指の酪農地帯である道東において、 縁の下の力持ちとして、 生乳の安定生産を支えています。
現在、酪農家の高齢化や後継者不足に伴い、 酪農ヘルパーの需要は増すばかり…。 同時に酪農ヘルパーの担い手も 不足してきています。
今回、彼女たちの指導をしてくれるのは、 その道15年のベテラン酪農ヘルパー、 猪俣勇(いのまた・いさむ)さん。
猪俣さん 「酪農ってこういうものなんだと知って欲しいし 酪農ヘルパーという職業があることも 知ってもらいたいし… そういう意味でインターンに来た子たちが 発信源になってくれたらと思います」
迎えるのは猪俣さんと、 猪俣さんの先輩、剱持(けんもつ)康一さん。
釼持さん 「関さんと湊さん? はじめましてファム・エイです。 宜しくお願いします。では早速移動します」
釼持さん 「中標津に来たらやってみたいことは 考えてた?」
湊さん 「ソフトクリームが食べたいなあって(笑) おいしそう♪」
ファム・エイに到着しました。
釼持さん「今日からインターンで来ました」
関さん 湊さん「宜しくお願いします」
釼持さん 「今日は一緒に入る2人を紹介します」
藤本健佑さん 鈴木佑香さん 「宜しくお願いします」
猪俣さん 「佑香!ソフトクリームはどこがおススメ?」
鈴木さん 「一番おいしいのは(札幌の)八紘学園! 今までで一番おいしかった!」
湊さん 「家に近くて毎週のように行ってます。 めっちゃ美味しいです」
猪俣さん 「彼女は八紘学園を卒業して この会社に就職したんです」
湊さん「へええ~かっこいい!」
釼持さん「朝早いよ大丈夫?」
湊さん「がんばります…」
釼持さん 「もし起きてこなかったら置いて行くからね」
湊さん 関さん「えええ~」
釼持さん 「厳しく聞こえるかもしれないど お客さん(酪農家)が待っているので そこはしっかり時間を厳守してほしいです」
(リーダー) さすがにちょっと緊張しているみたいだね… ひとまずは、この研修の序の口、 オリエンテーションが終わりました。
まだ始まったばかりだけど、 今どんな気持ちかな?
関さん「緊張します…」
いや~そうだよね。 何もかもが初めてだもんね。
湊さん 「ちょっと緊張するけど、すごい楽しみです」
わかるなあ~その気持ち。 ワクワクドキドキな感じがするよね。 ほかにも何か思ったかな?
関さん 「陽愛ソフトクリーム食べたかったの?」
湊さん 「うん!めっちゃソフトクリーム好きだもん。 絶対おいしいじゃん! 中中標津のソフトクリーム」
そ、ソフトクリームかぁ~! 緊張しながらも、ある意味頼もしいね。
そんな2人を、先輩酪農ヘルパーたちが、 ある場所に連れて行ってくれました。 中標津の人気観光スポット、 開陽台(かいようだい)展望館です。
関さん「めっちゃキレイ!すごい」
湊さん「いただきま~す」
でたあ! ここのソフトクリームが絶品なんだって!
夜、剱持さんと猪俣さんが、 2人に酪農ヘルパーの魅力を語ってくれました。
猪俣さん 「酪農ヘルパーとして出向いていって 酪農家の代わりに仕事をして 終った時にすごく感謝されるの。 『ありがとう』って。 その言葉が一番やる気に繋がる」
湊さん「陽菜~!5時だよ~」
関さん「う~~ん」
湊さん「5時だよおお!起きろっ!」
「おはようございます…」
5時半に猪俣さんが迎えに来て、 農場へと向かいます。
猪俣さん「よく眠れた?」
湊さん 「寝れました… でもめっちゃ眠いです!」
着いて早速、酪農家、そして牛との対面です!
「うわ~でかいっ!」「おはようございます」
「宜しくお願いします」
酪農家 藤田晋さん 「初めまして。宜しくお願いします。 どこから来たんですか?」
「札幌から来ました」
関さんと湊さんの、酪農体験が始まりました。
■牛舎清掃■
~臭いがとてもキツイし、牛も怖くて 想像以上に大変でした~湊陽愛
■搾乳■
~あまりにも牛が大きすぎて放心状態になった。 牛さんも緊張したよね…~関陽菜
■哺育・育成■
鈴木さん 「こっち側に指を入れて…」
~子牛が小さくてめちゃくちゃ癒された!~ 関陽菜 指をチュパチュパ吸われて… 湊さん「うわ~あったかい♪」
こちらは子牛に与えるミルクを配合中の鈴木さん。 何やら、壁に貼ってある紙を気にしながら 作業しています。一体何が書いてあるのでしょう。
鈴木さん 「上からみた牛舎の絵になっていて どの子牛にどのミルクをあげるのか、 育成だったらどの牛に どの(エサの)配合だったりだとか サイレージはあげるのか? 細かいところまで書いてあります」 酪農ヘルパーの仕事は、 単に作業を行うだけではありません。 藤田さんの農場では、藤田さんのやり方で、 ほかの酪農家の農場では、そこのやり方で… というように、酪農家それぞれの作業手順を 守ることが大切です。
そのために、酪農ヘルパーにとっては お客さんにあたる酪農家と、 蜜にコミュニケーションをとりながら、 仕事を進めていきます。
牛と向き合う前に人と向き合う、 酪農ヘルパーとはそんな仕事なのです。
~先輩ヘルパーさんは動きがテキパキしていて かっこよく、とても憧れた~関陽菜
たっぷり働いた後の朝ごはん。 感想を一言!
「すごい美味しい」「めっちゃ美味しい!」
午後もまだまだ仕事があるからね。 心置きなくがっついちゃってください!
午後4時30分。 夕方から夜にかけて再び作業が始まります。
午後5時
~昼寝をたくさんしたのに ねむくなってしまった。 とてもおなかがすいた~湊陽愛
午後6時 子牛にミルクをあげ…
午後7時 牛のエサやり…
午後7時15分作業終了
午後10時30分
湊さん 「朝から搾乳体験とか色々な作業があって すごい疲れて…明日も朝早いので… もう寝るか!」
朝5時に起きた関さんと湊さんは、 牛舎の掃除など、前日同様の作業を行います。
~本来は子牛が飲む牛乳を飲むために 搾乳している。命をいただいてると感じた~湊