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2021年03月27日(土) | 【1時間スペシャル】北海道ブランドを探せ!①子牛はどこへ…?
2021年03月27日(土) | 【1時間スペシャル】北海道ブランドを探せ!②飛騨牛をいただきます
2021年03月27日(土) | 【1時間スペシャル】北海道ブランドを探せ!③北海道というチカラ!
2021年03月27日(土) | 【1時間スペシャル】北海道ブランドを探せ!④高知の酒蔵へ!
2021年03月27日(土) | 【1時間スペシャル】北海道ブランドを探せ!⑤生産者に救われた一言…
2021年03月20日(土) | ♯609 三石・花編①
2021年03月20日(土) | ♯609 三石・花編②

[+10] >>

2021年03月13日(土) |  ♯608 新生活を応援!お弁当作りに挑戦編③詰めるポイント!
これで、弁当のおかず作りが終了!
あとは彩りを考えながら、それぞれの弁当箱に詰めていきます。

森アナ
「野菜も用意していただきました」

星美さん
「隙間ができたときに入れます。彩りにもなります!」

森アナ
「詰め方のコツって何かありますか?」

星美さん
「最初にまずご飯を詰めて、
 次にメインとなるおかずを詰めて小さいおかず、
 仕上げに隙間おかずを入れていくことがポイントです」

そのほか、おかずは寝かせるイメージではなく、
立たせるようなイメージで立体的に詰めると、
華やかで食欲をそそる仕上がりになるそうですよ!
果たして、リーダーと森アナ渾身の手づくり弁当は、
どんな出来栄えとなるのでしょうか?

森アナ
「今回はお弁当のメニューにアレンジを加えた
 朝食メニューを先生に作っていただきました!」

リーダー「材料は同じ?」

星美さん
「そうなんです!
 リーダーのメンチカツでハンバーガーを整形!
 そのまま焼いてロコモコ丼にしましました」

森アナ「朝からロコモコ丼はテンション上がりますね」

森アナ「その横にあるのはオムレツですか?」

星美さん
「森さんのポークチャップを作っている途中で、
 牛乳とコンソメを加えてホワイトソースを作りました」

森アナ
「ケチャップを入れてたところを、こっちはホワイトソース!」

リーダー「いや素晴らしい!!」

森アナ
「では自分たちで作ったお弁当をいただきましょう!」

リーダー
「雪の下キャベツのメンチカツをいただきま~す!!」

リーダー
「これメンチカツだ。ちゃんと油揚げの周りがサクサクしてて
 サクッジュワ!!うまいこれー」

森アナ「いいな~食べたくなっちゃう!!」

お次は森アナのお弁当です♪
森アナ
「ではタラの味噌チーズ焼きいただきます!
 美味しい~!
森アナ
「あんなに手軽にできたとは思えない。
 お味噌とマヨネーズを混ぜたのがものすごくおいしい!
 まろやか!タラとの相性の抜群!」

リーダー
「オクラもカボチャも煮るだけより
 食感や風味がアップしているような気がします。
 おいしい」

星美さん「煮崩れもしないですし」

リーダー「電子レンジってこんなにいいんだ!」

森アナ「卵焼き美味しい!!」

星美さん「電子レンジとは思えないですよね」

森アナ
「自分で巻いたものよりすごくおいしい!フワフワ」

リーダー
「明日からの卵焼きは???」

森アナ「電子レンジ!!!!」

星美さん
「本日はJAみねのぶさんのハーブ米を使っております!」

リーダー「おいしい!!」

森アナ「モッチモチですね」

森アナ「リーダー食べきりますね…」

リーダー
「男子がっつりご飯なんて無理だよ~~と
 言っておきながら…」

星美さん
「電子レンジで出来ちゃうの?とか
 フライパンで一気に出来ちゃうの?とか言われますが
 料理をされない方でも取り組みやすいと思います!
 小さなおかず1つからでも作ることで
 手作りのものなので
 昼の時間がちょっとホッとして
 心と体が豊かになればと思います!」

リーダー
「(自分で作った弁当なら)人に見せたいでしょ?」

森アナ
「見せたいです!見せたいですし
 朝お弁当が綺麗にできると、
 1日が始まりが気持ちいいって言ったじゃないですか。
 超気持ちいい!!!
 これはいいスタートダッシュが切れます!!」

リーダー
「森さん、ますます仕事がはかどりそうですね!
 星美先生、ありがとうございました!!」
みなさん、こんにちは!
今日は、ホクレンからのお知らせだよ~
北海道米「ゆめぴりか」の美味しさを多くの方にお伝えしたい!
という想いを込めて、
インスタグラムで、『ゆめぴりかヲタク 写真投稿キャンペーン』を実施中!
「認定マーク」のついたゆめぴりかのパッケージとご飯を一緒に撮影して、
「ハッシュタグ ゆめぴりかヲタク」を付けて投稿してね~
投稿してくれた人の中から、抽選で豪華賞品をプレゼント!
たくさんの投稿を待ってるよ~
以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

お・ま・け
リーダー「あちちちちちちち~~!!!」

レンジで加熱したカボチャが熱すぎて
大騒ぎのリーダーだったのですが…

星美さん
「このぐらいの大きさに切ってください…」

何事もないようにザクザクザク切る星美先生

森アナ「全然熱そうじゃない…」

星美さん
「昔ラーメン屋さんでバイトしていたことがあって
 自分がやけどしてもラーメンを守れと言われていて…」

森アナ「あはははは」

星美さん「だから熱いの慣れてるんです」

リーダー
「もっとアルバイト先、考えたほうがいいよ…」

美しさと根性を兼ね備えたカワイイ星美先生でした♪

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3月6日のクイズ
「今回取材したビート資料館があるのは、
 なんというマチだったかな?」

正解は「帯広市」でした。



2021年03月06日(土) |  ♯607 十勝・砂糖編①砂糖っができるまで…
体と頭と心を元気にする調味料、砂糖。
三大栄養素のひとつ炭水化物として、体のエネルギーに。
また、脳のエネルギー源となるのは、砂糖に含まれるブドウ糖だけ。
さらに、ブドウ糖には心をリラックスさせる効果もあります。
砂糖の本当の姿を正しく知って、毎日の健康に役立てましょう!
森結有花アナウンサー
「帯広市にやってきました」

森崎博之リーダー
「おかえりなさい。故郷じゃないですか?」

森アナ
「そうです!帯広出身でございます」

リーダー「ここなんか立派な建物ですね」

森アナ
「こちらの建物はビート資料館といいまして
 砂糖の原料となっている農作物【ビート】について
 学ぶことができる資料館です。
 帯広の小学生は社会科見学で
 この施設を利用しているそうです。
 私はこのビート資料館ではないんですが
 芽室町かな?てんさい工場に社会科見学でお邪魔して
 砂糖がビートでできているんだよっと学びました」
リーダー
「日本のビートは100%北海道が請けおっております。
 その北海道の中でも十勝が占める部分は大多数あります!」

森アナ
「なのでこのビート資料館からスタートして、
 ビートが原料になっている砂糖について
 しっかりと学んでいこうと思います」
早速、日本甜菜製糖・通称「日甜(ニッテン)」の施設、
ビート資料館の中へ。

リーダー&森アナ「よろしくお願いします」

■ビート資料館
 住所:帯広市稲田町南8線西14
 電話:0155-48-8812

ビート資料館の館長・清水さんに館内を案内していただき、
砂糖の製造方法や歴史など、詳しく教えていただきます。
日本甜菜製糖 ビート資料館 館長
清水政勝さん
「こちらは1番最初に帯広製糖所の模型です」

リーダー「古い!!」

清水館長「1920年ですから…」

リーダー&森アナ「100年前だ!」

森アナ「100年前に製糖所というのがあったんですね」

清水館長
「実は帯広製糖所は日本国内では
 本格的なビート工場としては3番目でした!」

100年を越える歴史を持つ日本甜菜製糖ですが、
道内では現在、士別市・芽室町・美幌町の3工場で、
砂糖の製造が行われています。

清水館長
「工場建設時点では、工場の前と後に専用の鉄道を
 私たちビート会社が走らせておりました」

リーダー「鉄道があったんですか!?」

清水館長
「こちらのご案内であります。
 当時、こちら地域一帯が川西村と呼ばれておりました。
 オレンジ色で丸く囲ってますね。
 製糖会社と書かれています。
 その中心部がパネルに映っている【工場前駅】です」

清水館長
「当時の国鉄帯広駅までずっと総延長65. 5キロ。
 ビート会社自ら莫大な投資を行って私鉄を走らせた!」

リーダー&森アナ「へええ」

清水館長
「当初は貨物だけを考えてたんです。
 ところが、住民の方々から、
 貨物だけでなく人も乗せてくださいという要望があり
 免許取得して、人も乗せて営業を行った!
 ですから駅が設けられることによって、
 学校・病院がどんどん駅周辺に作られて
 駅周辺がどんどん栄えていきました」

リーダー
「マチをつくっていった…そういう産業だったんだ!」

リーダー
「さあ2階に上がってきました。
 ビートが見えてきました…浮いてるよっ!!」

清水館長
「仮に模型ビートの根の重さを1kg、
 糖分を16%と仮定すると、
 160gの砂糖が作れて、
 170%だと170g、 18%で180gの砂糖が
このビート1個から作ることができますよという
 ビートの効率の良さを実感していただくべく、
 あえて模型を置かせていただいております」
リーダー
「すみません…知りませんでした。
 ビート1つからこんなに砂糖がとれるってこと?
 へええ~知らなかった!」

森アナ
「ほんのちょっとしか取れないから、
 あんなにビートってたくさん作られてるんだなって思ってました」

清水館長
「これだけ効率の良い作物なんですね」

リーダー
「めちゃくちゃ優秀な作物ですね」

北海道産のビートは、日本一の生産量を誇り、
国内産の原料で製造される砂糖のおよそ8割を占める、
重要な役割を担っているのです。

続いて館長に案内されたのは、
砂糖の製造工程を解説する場所。

工場でビートがどのように加工されて砂糖になるのか
教えていただきました。

清水館長
「ビートが裁断機に投入されたできたのがコセット。
 まさにきんぴらごぼうのごとくですね、
 一辺が4~5ミリの細さに裁断されます。」

清水館長
「それをこの機械の下から送り込む。
 上からは70度の温水が注がれる」

清水館長
「隣町の芽室町にある芽室製糖所は
 日本最大のビート工場で
 高さは23m、直径9.2mという
ビート工場にとって一番大きな1つの機械でございます」

清水館長
「下から大量の繊維を送り込んで…
 ちょっとそちらに行きますねっ」

つつつつつー(ダッシュする清水館長)

リーダー
「館長ちょっとせっかちですね」

清水館長
「はい、下から大量の繊維を回転させながら
 上に押し上げていきます。
 その間に糖分がムダとムラなくしっかり抜かれ
 下のラインから一番最初のろ過工程にいきます」

清水館長
「糖分が抜かれた繊維は、牛豚家畜のえさになる
 ビートパルプ工程にいきます!」
森アナ
「捨てるところがないっていいですね」

リーダー
「おっしゃる通りでございます」

森アナ「あれ?館長が二人…?」
清水館長「ちょっと前失礼します」

リーダー「すみません失礼します…」

なぜか似てきたお二人?!

2021年03月06日(土) |  ♯607 十勝・砂糖編②名物館長が伝えたいこと…
繊維から糖分を抽出した液体は
いくつものろ過工程などを経て純度を高めていきます。

清水館長
「これをろ過するために使ってるのが自然の石。
 石灰原石をコークスで焼くんです。
 それが焼成石灰。しっかりと焼き上げるんです。
 これ(焼成石灰から出た液体)を
 (糖液に)溶かしたものが第一ろ過糖液になります」

リーダー
「へーそれは知らなかった」

清水館長
「炭酸ガスが発生しますと化学反応を示して、
 準々ろ過されます。
 ですから今だに白く見える砂糖は、
 漂白してるから体に悪いと
 残念ながらおっしゃってる方がいらっしゃいます。
 100年前からろ過は行ってますが、
 漂白はしていないんです!」

リーダー
「館長、今日一番大きな声を聞きました」

ろ過された糖液は、イオン交換樹脂塔と呼ばれる装置で、
色素や無機質などの糖分以外を除去。

そして70%ほどに濃縮した糖液を
さらに煮詰めて結晶化させ、
分蜜(ぶんみつ)という工程で、砂糖と糖蜜に分離させます。

ちなみにこの糖蜜は、発酵原料やいろいろな用途に利用されます。
清水館長
「遠心分密機の内側に残った結晶そのものが
 こちらのお砂糖になる…」

リーダー
「なるほど~ここで誰でも見たことがある
 上白糖やグラニュー糖に代わっていく!
 ビートはこれまであぐり王国では
 20回近く取材しているけど
 いっぱい見てるからここまで楽しめるんだろうな」

森アナ「そうかもしれない!」

リーダー
「今すごく楽しい! 
 このペーパーポットだって、すごい取材したからね」

森アナ「これ溶けるんでしたっけ?」

清水館長「おっしゃる通りです」

リーダー「おっしゃる通りです」

清水館長
「さすが森さんありがとうございます!
 自然に優しいエコな…」

リーダー
「この取り組み、よくご存じで!
 では、こちらへ!!!!」

館内2階にある特別記念展示室には、かつて砂糖が、
国民にとってどれだけ重要な食品であったかを示す
様々な歴史資料が展示されています。

そしてさらに、砂糖の歴史を辿る展示室へ―
清水館長
「国内で初の本格的な製糖工場の写真がコチラになります。
 明治13年、明治政府が道南の伊達市に
 国立の紋別製糖所を立ち上げたんです。
 ところが、採算が合わず16年後の明治29年には
 短い期間で失敗に終わってしまいました」

清水館長
「そして2番目の工場は
 民間会社の札幌製糖株式会社。
 現在の札幌東区苗穂にサッポロビール園さんでございますね。
 実は国内2番目の民間会社でもある
 札幌製糖株式会社の赤レンガビート工場でもありました」

森アナ「えええええ」

リーダー
「知らなかった…
 昔からあるんだっていうのは教わったけど
 その前身が製糖工場だったんですね。
 うわ~驚きです」

森アナ
「あえて資料館として残す意味は何なんですか?」

清水館長
「やはり順風満帆でこの日を迎えているわけではありません。
 当時の何もないところから始まった…
 これは今の食料基地・北海道の供給を
 より安定的にするために、
 できることの1つだったのがビートを作ることだった。
 多くの先人たちの創意工夫・努力・協力によって
 支えられてきているということを
 お伝えしていければ…と思ってます」

リーダー
「感謝を込めて美味しく、お料理でいただきたいと思います。
 ありがとうございました」


2021年03月06日(土) |  ♯607 十勝・砂糖編③砂糖のチカラ&おいしく食べよう!
森アナ
「ここからは砂糖の働きについて学んでいきます。
 農学博士の名倉泰三さんにお世話になります」

砂糖が持つ甘さ以外の様々な働きについて、
日本甜菜製糖・農学博士の名倉さんに教えていただきます。
まず、砂糖の効果の代表的なものとしては、
水分を保持してタンパク質が硬くなるのを防ぐ効果。
そして、料理のツヤやテリを出す保湿の効果があります。

リーダー
「あぐり王国で一度お砂糖を使った化粧品、
 保湿を学んだんです。
 そしたらすごいの!
 お砂糖の結晶を塗ったら手がツルツル!」

森アナ
「砂糖の成分というのが化粧品まで使われているんですね」

リーダー
「次の防腐!これが大事ですよね」

名倉さん
「砂糖を溶かしていくと
 結合水っていうものに水に変えて
 カビや細菌の繁殖を防ぐことができます」

森アナ「結合水?」

名倉さん
「水の状態には大きく二つあって、
 カビとか細菌、私たち人間も水無しには生きられません。
 カビとか細菌が利用できる水が【自由水】だけなんです」

名倉さん
「砂糖を水の中に溶かしていくと
 砂糖の分子の周りの水を結びつけて
 結合水という状態になります。
 そうなるとカビや細菌というのは、
 自由水しか使えませんから、
 結合水がある中では生きづらくなってしまうんです。
 これが砂糖の防腐効果なんです」

実際に3つの容器でカビを繁殖させたサンプルを見ると、
砂糖の量による防腐効果の違いがわかりますよね!

さらに防腐効果に関係する特徴的な性質があるということで、
解説していただきました。

名倉さん
「(砂糖の)大事な特性に
 【水によく溶ける】っていう性質があるんです。
 コップ一杯180mlですけど2倍ぐらいですね、
砂糖が解けるんですね」

リーダー
「それはウソでしょ?本当ですか?」

名倉さん
「本当です!ただ溶かすのすごく時間かかるんで、
 すぐぱっとはできないんですけども、
 温めると割と早くできます」

ということで、常温の水が入ったビーカーと、
90度の熱湯が入ったビーカーそれぞれに、
水の量と同じ量の砂糖を加え、実験してみることに。

まずは常温では…
森アナ「白くに濁ってますね」

90度の熱湯に砂糖をいれると…
森アナ「ちょっと透明度がありますね」

名倉さん「だいたい溶けてます」

リーダー「早い早い!同じ量でこんなに溶けるんだ」

森アナ
「温度が高くなると、たくさん砂糖が溶ける。
 たくさん砂糖が溶けていると、防腐効果も高くなる!
 防腐効果が高くなると
 ジャムなどの食品の保存効果も高いんですよね?」

名倉さん
「ジャムを作る時は煮詰めることで
 お砂糖が溶けやすくなりますし、
 熱がかかりますから殺菌もされますね」

リーダー
「砂糖というものはダイエットの敵だっていうような
 ネガティブキャンペーンがされてるような気がしてなりません」

名倉さん
「そうですね。最近やっぱり体重を気にして
 お砂糖もそうですけど、
 炭水化物をそのもの控えようという健康法が流行っていますが
 やっぱりお砂糖、炭水化物は元気なエネルギーですね。
 まずはしっかり体を動かして、
 砂糖と炭水化物で(エネルギーを)補給するっていうのが
 健康に一番なのかなと思います」

森アナ
「だから私達消費者も食べ物のこと砂糖のことを
 正しく理解して食べるっていうことが大切ですよね」

リーダー
「先生の授業ありがとうございます。勉強になりました。」

じゃじゃん!もんすけです!
JAグループ北海道では、
砂糖に関わる正しい知識を発信して、
砂糖の消費拡大やイメージアップにつなげる取り組み、
「天下糖一プロジェクト」を行っているんだよ!
砂糖について学びながら料理を楽しむ「シュガーセミナー」や、
ホームページで様々な情報を公開しているから、
みんなもチェックしてみてね

■「天下糖一プロジェクト」 https://tenkatoitu-project.jp/
森アナ
「さて私達は帯広のお隣幕別町にある
 チーズ工房NEEDS(ニーズ)にお邪魔してます」

リーダー「おしゃれなお店ですね」

森アナ
「ここからはミルクジャムの作り方を
 工場長の磯部さんに教えていただきます!
 よろしくお願いします」

■チーズ工房NEEDS
 住所:幕別町新和162-111
 ℡:0155-57-2511
https://needs-kashiyuni.com/
地元の生乳を使ったチーズ製造を行っている、
工場長の磯部さんに、
今回は、お店で販売しているミルクジャムを、
家庭でも簡単にできるレシピで教えていただきます!

※詳しいレシピはこちらです
チーズ工房NEEDS 工場長 磯部公児さん
「まず牛乳(300cc)をいれました。
 続いて砂糖(100g) ですね」

あとは、中火くらいで沸騰しないよう気をつけながら、
じっくり煮詰めていきます。

磯部さん
「今回ご紹介してる方法で、我々が作ってるのと
 ほぼ同じような色合いになるまでには
 約1時間ほどかかります。
 ただもう少し少なめに作ると…
 例えば15分ぐらいで出来上がるのもあります」

煮詰めることおよそ1時間。

このような飴色になったら完成です。

磯部さん
「ちょっとゆるいかなっていうぐらいで
 火から上げて大丈夫です」

さて味見をしてみると…

リーダー
「う~~ん!おいしい!あま~い」

森アナ
「おいしい♪牛乳の味もしますし香ばしさもありますね!
 ちょっと飴のようなトロ~ットとした食感がおいしいですね~
 これは手軽に作れる作り方を教えていただきましたが、
 せっかくですから、お店のものもいただきます!」

森アナ
「さあニーズ自慢のミルクジャムでパンをいただきましょう」

リーダー
「絶対うまいです!!」

磯部さん
「パンにジャムを塗ってから焼きました。
 そうすることでミルクジャムが少し柔らかくなって
 パンに染み込みやすくなりますね」

■ミルクジャム
 大(140g)648円(税込)/小(100g)540円(税込)
※オンラインショップは「チーズ工房NEEDS ミルクジャム」で検索!

リーダー
「うーん!!!めっちゃうまい!
 バターとジャムで乳製品同士の融合を感じるくらい
 奥行きのあるうま味!」

森アナ
「おいしいですねえ~香りが立ちますね~」

磯部さん
「フランスパンがない場合は、
 食パンでちょっとバターを塗っていただいて
 ミルクジャムをつけていただくだけで、
 普段食べてる食パンが2倍にも3倍にも
 美味しくなるのではないかと思ってます」

リーダー
「すごいリッチな感じしない?」

森アナ
「そうですね!砂糖のうま味も牛乳のうま味もコクも
 ジャムにすることでギューッと凝縮されてますね」
紅茶にミルクジャムも!
磯部さん
「こちらの紅茶にミルクジャムを入れていただくと
 より一層美味しくなるかと思います」

リーダー
「紅茶にミルクジャムを入れたら、
 牛乳と砂糖ですから…ミルクティーになる!!」

磯部さん「その通りです!!!」

リーダー
「そうか!そういう使い方もできるんだ。
 すごい!また高級感がでてきました。
 この場所がホテルのラウンジみたくなりました!」

森アナ
「おいしい~!優しいあまさとほんのりとミルク感。
 紅茶の香りは壊さずに…
 けっこうたっぷり入れても、
 そこまで甘くならないですね」

リーダー
「ミルクティーって色々あるじゃないですか。
 本当の意味でなんかセレブリティのロイヤルミルクティ!」

磯部さん
「十勝で育った牛から取れるミルクで
 チーズやミルクジャムを作ってます。
 (十勝の)畑作と言えばビートも必ず出てきますので、
 かつ砂糖が持ってる力で賞味期限を延ばすことで
 (商品を)お届けできるということで非常に嬉しく思っています」

リーダー
「シンプルな素材でいいものを作りたい。
 そういったときに、その中心にお砂糖という
 農産物由来のものがあるのかなと思いました。
 今日はたくさんありがとうございました」

みなさん、こんにちは!
今日は、ホクレンからのお知らせだよ~

ホクレンの新たなインターネット販売サイト
「オンラインショップ HOKUREN GREEN+PLUS
(ホクレングリーンプラス)」がオープンしたんだって!

野菜やお肉、チーズなど北海道産の美味しい食べ物が
いっぱいそろっているよ~!

お買い物だけじゃなく、読んで、見て、楽しめる記事のほかに、
会員限定の企画や特典も充実しているんだって!
北海道や農業ファンのみんなに満足してもらえる内容盛り沢山!
サイトへのアクセス待ってるよ!

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

■HOKUREN GREEN+PLUS
 https://www.hokuren-greenplus.jp/

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2月27日のクイズ
「今回取材した蝦夷ノ富士醸造があるのは
何というマチにあったかな??」

正解は「栗山町」でした。


2021年02月27日(土) |  ♯606 栗山町・こうじ編①
日本酒や味噌、しょうゆ、みりん、酢などの調味料。
どれも発酵食品と呼ばれ、
古来から日本の食文化を支えています。
そしてこれらには、日本人にとって欠かせない、
ある共通の原料が使われています。
それは「こうじ」!

今回のあぐり王国北海道ネクストは、
日本人の味覚の礎、こうじに注目!
栗山町にある新進気鋭のこうじ工房で発見の連続です。
森結有花アナウンサー
「栗山町にやってきました」

森崎博之リーダー
「天気がいいですね。気持ちがいいね。
 どこまでも続くこの雪原!広いですね~
 栗山町というと新生姜を取材したところですよね。
 他にもトピックがあるんですよね」

森アナ
「栗山町を含む空知管内は
 米どころで稲作が盛んですよね」

森崎リーダー
「おそらくここもお米じゃないですかね」

森アナ
「今回はそんなお米と関係が深い“こうじ”に注目します!」

リーダー
「今もう世の中はもう発酵ブームですからね…
 日本が誇るこうじ菌はすごい人気ですよね」

森アナ
「栗山町にはその“こうじ”専門の
 醸造所(じょうぞうしょ)があるそうなんです」

リーダー
「“こうじ”専門の醸造所??」

森アナ
「2016年に開業したんですけれども、
 道内で新しい“こうじ”の醸造所ができるのは半世紀ぶり!
 大変珍しいことなんですよ!」

リーダー
「でもこうじっていうのは、
 お酒だったり、味噌だったり、しょうゆだったり
 色んなものに使われますから、
 いろんなところで歓迎されてるでしょうね!」

森アナ
「なので今回は栗山町のこうじの
 ゾウ…ジョウ…ジョ…ジョウ~~」

リーダー
「ここまで前枠カットせず、
 全部使えるところだったんですけども~!」

森アナ「悔しい~」

ん〜アナウンサー泣かせの難しいフレーズ!わかりますよ〜!
ということで、こうじ専門の醸・造・所、(ぞう・じょう・しょ)
蝦夷ノ富士醸造(エゾノフジジョウゾウ)にお邪魔しました。

森アナ
「蝦夷ノ富士醸造の社長、池下さんです。よろしくお願いします」

代表として工房を1人で切り盛りする池下雄介さんに、
こうじについて詳しく教えていただきます。

池下さん
「こちらが米こうじになります!」

リーダー
「お米のパッケージをちょっと感じさせる…」

池下さん
「こうじの種類的には何百種類ってあるんですが
 大きく三つに分けると…
 まず一つ目は、甘くするこうじ。
 代表的には日本酒に使われる。
 そしてもう一つは、素材の旨みを引き出すこうじ。
 これがおしょうゆ用のこうじです。
 そして【あま味】も【うま味】も両方引き出したいという
 欲張りなこうじが三つ目になりまして、
 うちはその“欲張りなこうじ”を作っている工場です!」

リーダー「これ欲張りなんだ」

池下さん
「【うま味】も【あま味】もしっかり出る!」

米や豆、麦などの穀類に、
こうじ菌というカビの一種を加え、繁殖させてつくるこうじですが、
うま味やあま味を引き立てるだけではなく、
栄養を分解して体に必要なエネルギーに変える働きを持つ、
消化酵素なども豊富に含んでいます。

森アナ
「こうじというのはそもそも菌なんですか?」

池下さん
「こうじは『お米』という土の上に
 こうじ菌というものを植え付けるんですよ。
 それでこうじ菌を成長して
 収穫できるようになったようなものが…こうじ!!」

リーダー「何かわかりやすい」

森アナ「分かりました!分かりました」

池下さん
「なのでどうやってうまく生育させていくか…
 それが腕の見せところでございます!」

リーダー
「こんなに明確に答えをいただいたのは初めてです」

リーダー
「そもそも何でこうじ屋さんなんですか?」

池下さん
「元々ですね、僕のひいじいさん・じいさん・親父と
 こうじ屋をやっていました。
 昔から親父がずっとこうじを作ってる姿を見てて…」

池下さん
「こうじって3日間かけて作るものなので
 なかなか大変なんです。
 ずっと黙って集中しながら作る寡黙な姿を見てですね、
 僕もやりたい!ってずっと思ってたんです」

写真左:一彦さん(父) 写真右:池下さん
幼少期からの夢を実現させるため、
東京の大学で食品の発酵についてなど専門知識を習得。

その後、職人としての技術と経験を積み、
5年前に蝦夷ノ富士醸造をスタートさせたのです。

リーダー
「代がわりっていうことじゃなく独立で?」

池下さん
「僕、この会社1人でやってるんですけど
 1人で自由にアグレッシブに
 思い切ったこうじを作っていこうということで5年前に独立しました」

池下さん
「実は海外の方に少しこうじを卸してまして
 海外のシェフは、こうじの固定概念がないので
 例えばリゾットにしてみたり… 
 すごい変わった使い方をされるんですね。」

池下さん
「そういうところに行って、意見を聞いて
 次のこうじ作りにフィードバックさせてっていうような繰り返しを
 ずっとやってきたので、そういう部分では
 アグレッシブでパワーアップできるかなって…」

リーダー
「すごく面白いし、なんか無限の可能性が
 ちょっとここから広がりますよね」

池下さん
「めっちゃくちゃ面白いです!!」


2021年02月27日(土) |  ♯606 栗山町・こうじ編②
森アナ
「工房の中に入ってきました!
 これはお米を炊く釜ですか?」

池下さん
「この釜は特注の釜でして
 酒店が特別な酒をつくる時に使う釜を
 個人レベルで購入しました」

リーダー
「ということは物凄く良い釜ってことですか?」

池下さん「ものすごく良いい釜です!!」

池下さん
「こうじのお米というのは、ただ蒸すだけじゃ駄目で
 お米の粒の外側は硬く、
 中は柔らかくジューシーに炊き上げないといけないんですが
 細かい調整ができる!」

原料の米は、由仁町の生産者と契約栽培する
「きらら397」という品種を使用。

こうじづくりはまず、原料の米を洗米して浸水させたあと、
巨大な釜で1時間ほど蒸しあげ、こうじ菌を加えます。
米こうじは、この2つの原料だけでつくられるのです。
リーダー「工程的にはすごくシンプルですね」

池下さん
「シンプルがゆえに、ごまかしがきかないです」

リーダー
「こうじ菌ってもともとどっから来るんですか?」

池下さん
「専門で作られてる業者さんがありまして、
 うちの場合は特注でオーダーをかけて作っていただいてます。
 こうじ菌は何千種類もあるんです。
 うちの求めるこうじ菌っていうのは、
 人間に例えるなら
 足の速さはウサイン・ボルト
 顔はキムタクで…喋りは出川哲朗っていうような!」

リーダー
「そこだけ全然合点がいかない!もうちょっといませんか?」

池下さん
「なのでいろんな種類を掛け合わせて
 うちの使うお米にも合わせた、こうじ菌です」

蒸し上がった米は、布の上で広げて冷ましたあと、
こうじ菌を米全体に加え、しっかりと混ぜ込みます。

そして、折(おり)に入れて細やかな温度管理をしながら、
2日間かけて菌を繁殖させるのです。

池下さん
「特にこうじ室に入ってからは、すごく神経を使いますね」

リーダー
「こうじ室って温かいんですか?」

池下さん
「室温は30℃くらいですが、
 ただ米こうじも生き物なので呼吸をするんですよ。
 なので酸素濃度ロードが少し低くなってるので、
 イメージ的には温度は低いんですけど、
 サウナみたいな息苦しさなんです」

リーダー「はあ~!!」

池下さん
「プレッシャーがかかってよりパワフルな
 うま味・あま味を効かせるこうじになります」

特別に、こうじ室(むろ)を覗かせていただきました。
 
森アナ
「もう上がもふもふってなってますね!
 発酵なのか、ツンとする香りがしますね」
リーダー「キレイに生えてますね~♪」
池下さん
「昨日の夜に出来上がったホヤホヤのこうじ!
 触っていただいても大丈夫ですよ」

リーダー
「しっかりとした重みを感じますけど、
 持った感じはホワンとした感じです」

池下さん
「良いこうじっていうのは割った時に、
 こうじの菌糸が中に入ってる状態!
 なので農作物といえば、
 土の中にしっかり根を張っている状態」

森アナ
「たしかに粒と粒の間にも、ぎっしり入ってますもんね」
リーダー
「当たり前に生えてますけど、
 そんな簡単なことじゃないんですよね?」

池下さん
「上と下で温度が違ってきますので積み替えたりして
 1枚1枚、均一な状態に仕上げていく」

リーダー
「それは手を入れて引っ越しさせている…大変だよ~」

こうじ菌の繁殖を均一にすると同時に、
30度から40度の間で、
室温を上げ下げしながらストレスを与えます。
サウナと水風呂のような整え効果で、
あま味やうま味の強い、
上質なこうじに仕上がるそうなんです。

森アナ
「2日間寝かせたらもう製品として完成ですか?」

池下さん「そうです」

リーダー「一般的にも買えたりしますか?」

池下さん
「もちろんです!
 うちのオンラインショップでも販売をさせて頂いてますが、
 いかんせん私1人でやっていて
 ごくごく限られたお店さんしか卸してない状態ですね」

■北海道米のやわらかな生こうじ 1080円(税込み)

<商品販売先>
・蝦夷ノ富士醸造オンラインショップ
 http://ezofuji-brewing.co.jp/
・フーズバラエティすぎはら
 (札幌市中央区宮の森1条9丁目)
リーダー
「うち今度も味噌作るから欲しいわ~」


2021年02月27日(土) |  ♯606 栗山町・こうじ編③
森アナ
「それでは米こうじを使った味噌作りを教えていただきましょう」

池下さん
「原料となるのが、まずは米こうじ!
 あとお塩…それと大豆になります」

森アナ
「大豆のいい香り!こんな香りが強いんですね」

池下さん
「大豆の旨味エキスがしっかり染み出てる!」

リーダー
「でもまだ足りない!」

池下さん
「その時に米こうじ!!!」

大豆は、サッと洗って一晩浸水させ、
3時間程度かけて柔らかく煮たものを使います。
まずは、煮た大豆を潰す作業から。

森アナ
「出てきた出てきた!にょろにょろ出てます」

リーダー
「ここまでの機械はなくとも
 手軽な家庭用のぐるぐる回すハンドル付きタイプ、
 そういうのがなくてもちゃんと潰せばいい!」

すべての大豆を潰したら、
そこに米こうじを加えていきます。

池下さん
「これを一つ一つやったらパラパラって細かくなります。
 これで米こうじを入れていきます」

リーダー
「分量ってのはどれぐらいなんですかね」

池下さん
「一番ベーシックな分量は
 乾燥の大豆の状態で、こうじと大豆で1:1。
 お塩の量は、だいたいこうじの半分の量って言われてます。
 大豆が1キロであれば、こうじも1キロ。
 入れるお塩はだいたい500g」

さらに、適量の塩も加えたら、
均一になるように揉み込みながらしっかり混ぜていきます。

池下さん
「ある程度混ぜたら種水(たねみず)って言うんですけど、
 先ほどの大豆の煮汁を入れていきます。
 柔らかめのハンバーグぐらいの柔らかさ!
 大豆を茹でた時は、
 大豆の煮汁は捨てないで必ず取っておく!」

森アナ
「ひき肉をこねている感覚ですね」

リーダー「水分入って、しっかりと…!」

池下さん
「ここでちゃんと混ぜられるかで
 美味しい味噌が出来上がるか?ポイントになります」

リーダー
「でもそれがわかるとずいぶん先ですよね」

池下さん
「そうですね。だいたい半年から1年後ぐらい…」

柔らかいハンバーグのタネくらいになるまで
しっかり混ぜ込んだら、
野球ボールくらいの大きさの玉をつくります。

リーダー「これは簡単!」

森アナ
「味噌を1回作ったらどれくらい日持ちするんですか?」

池下さん
「基本的にお味噌って腐るってことはないですよね!
 なので3年おいてもおいしいです!」
森アナ
「保管方法とかで気を付けることってあるんですか?」

池下さん
「風通しの良い良い、直射日光の当たらないような、
 車庫とか納屋とかそういったところで全然大丈夫です」

池下さん
「最後の一大イベントがございます。
 この樽の中に投げ入れていきます!!」

味噌の発酵をしっかり進めるほか、カビを防ぐため、
保存容器のアルコール消毒は忘れずに行いましょう!

それではまず、保存容器に投げ入れる作業のお手本を、
池下さんに見せていただきます。

池下さん
「だいたい皆さん、的(まと)を外すんですよ。
 的を外さないように、しっかり前を見て入れてください!」

リーダー 「気を付けてください!それではいきましょう!」

池下さん
「では行きます!あいっ!!!あっ!アレ??」

ベチャー(四方八方になぜか飛び散ってしまいました笑)

森アナ「えええええええ~~」

リーダー「えらいことになってる!!!」

池下さん
「ちょっと想像と違いましたね…
 後からキレイにしておきます!!」

職人まさかのハプニング! 
何とな〜く、雰囲気は掴めた…
ということで、作業を進めます。
リーダー「はいよっ」

べちっ

森アナ「はいよっ!」

べちっ

リーダー「よいしょっ!壁にぶつける感じで!」

べちっ

森アナ「いよっ!!」

池下さん
「ありがとうございます。完璧でございます。
 最後、投げ込んだ後も押し込んで
 味噌の中の空気を抜いてあげます」

森アナ
「なんで投げ入れなきゃいけないんですか?」

池下さん
「中に空気が入っちゃうと
 悪さをする菌とかが出やすいんです。
 美味しく作るポイントです」

最後に塩を味噌の表面にふりかけ、
蓋と重石をのせたら終了です。

リーダー
「美味しくなったら会おうね!
 味噌づくり、ありがとうございました」

森アナ
「米こうじを使ったお料理をいただきました!
 ご用意してくださったのは池下さんの奥様です」

リーダー「お味噌汁とご飯…こちらは?」

池下さん「米こうじを使ったニシン漬け付けです」

リーダー「大好物です!」

池下さん
「それと塩こうじで一晩漬け込んで柔らかくしたお肉です。
 その上に載ってるのが、米こうじと玉ねぎのソース!」

リーダー「これは?」

池下さん「米こうじと水だけの甘酒です」

リーダー
「絶対うまいでしょう!
 この日本古来の文化に感謝をしていただきましょう!
 いただきま~す」
リーダー
「おいしい~うまいねえ~♪
 旨みの塊ですね~
 これをひとすすりしてからご飯が始まるっていう
 幸せのセレモニーですね~♪」

森アナ
「うわ~しみる!
 旨味がしっかりしているのに
 優しいほっとする味ですよね!
 お米ももっちもちですね~
 お味噌汁と交互に食べたら最高です!」
リーダー
「そこにニシン漬けなんか挟んだらもっと幸せなんじゃないの~
 いやーん!もう♪
 これもこうじのチカラですね。
 大根とキャベツがうまみを持ってます」

森アナ
「本当にニシンの旨味もキャベツの旨みも
 全部出してまとめてくれてますね」

お次は鶏肉を…

リーダー
「うまい!!  中にまで旨味が入ってる!
 こんなに分厚いのに柔らかくて
 歯がすっと入って、
 中の鳥の芯の部分までウマイ!!!」

森アナ
「低温調理とか、今流行ってるじゃないですか?
 それに近いですね」

池下さん
「塩こうじを使うと低温調理しなくても
 普通の調理で美味しく柔らかくなると思います」

森アナ「甘酒いきましょうよ」

リーダー
「お粥をみてるみたい…
 むははは…甘い!!」

池下さん「砂糖は一切使ってないんです」

森アナ
「トロトロで甘い!
 自然な甘味だから後味がすっきりしてますね!」

池下さん
「こうじとお水だけの甘さなんです!」

森アナ「すごーい」
池下さん
「こうじって、ちょっととっつきにくいような
 難しいようなイメージがみなさんにはあると思いますが
 これからもっと気軽に簡単に誰でも使って、
 おいしいものがもっと美味しくなるんだよっていうのを
 皆さんに知ってもらって、
 みんなおいしいもの食べて
 笑顔になってくれれば一番いいなって思ってます」

リーダー
「もう1回こうじの知識というものを深めて
 よりこれからもご飯が楽しめるようになるかなって…
 今日はありがとうございました」

みなさん、こんにちは!
今日は北海道の総合情報誌「HO(ほ)」のお知らせだよ~

「HO(ほ)」2月号はスイーツ特集なんだけど、
森アナウンサーが取材を受けたんだって!
スイーツに対する思いや、
あぐり王国の取材を通じて感じた
農業に対する思いが紹介されているよ~

さらに、天下糖一プロジェクトについても
紹介されているから要チェック!
HO(ほ)2月号は道内のコンビニや書店で絶賛発売中だよ~

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

■HO(ほ)  630円(税込)
 (出版社名:株式会社ぶらんとマガジン社)

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2月20日のクイズ
「今回取材した農業高校は、なんてマチにあったかな~?」

正解は「岩見沢市」でした。



2021年02月20日(土) |  ♯605 岩見沢農業高校編①日本一の高校生?
日本の食を支えている北海道農業。
その礎となるのは、広大な大地と…人。
先人たちが培ってきた技術や精神が、
若者たちに受け継がれ、
北海道農業は常に進化しながら、
私たちの食を守り続けていくのです。

道内最大の農業高校、岩見沢農業高校へ!
北海道の未来を背負って立つ若者たちを直撃!
個性豊かな生徒が続々登場します!
森結有花アナウンサー
「岩見沢農業高校にやってきました」

森崎博之リーダー
「これまでも農業高校は何度も取材してますけど大好きです!
 農業を専門的に学んでいる子供たちって
 ものすごいイキイキしてるんですよね。
 そんなに将来のことについて
 しっかり考えてなかったぞ高校時代!と思って…
 もういつもね眩しく光り輝くような取材をさせて頂いております」

森アナ「我々も刺激になりますよね」

リーダー
「ちょっとパンフレットを見せてもらったんですが、
 すごい広いですよ!!テーマパークかって!」

森アナ
「学校全体の面積が22ヘクタール!(札幌ドーム約4個分)
 水田や牛舎などの施設が充実しているんですよね」

リーダー
「北海道にはたくさん農業高校がありますけども、
 生徒数を見ても岩見沢農業高校がナンバーワンらしいです」

北海道岩見沢農業高等学校。
明治時代に空知農業学校として開校。

現在、全7学科で専門教育がなされている、
北海道最大の農業高校です。
リーダー
「学科がいっぱい分かれているってことは
 やりたいことがいろいろ叶いそうだなって!
 どんな夢とどんな目標があるのか、たくさん聞きたいですね」

こちらが岩見沢農業高校の7つの学科。
この中の農業科学科というのが、
農業の基礎的な知識や技術などを学ぶ、
一般的にイメージしやすい農業高校の学科。

その農業科学科に、なにやら日本一の高校生がいる?
ということで、早速会いに行ってみます。
森アナ
「敷地内の農場にやってきました。
 ハウスがたくさん並んでいますね」

リーダー「やっぱ広いよー」

このハウスの中に、
日本一の高校生が待っているとのことで…
果たして、どんな生徒なのでしょうか。
リーダー「こんにちは~大塚君!」

森アナ「農業科学科の大塚君です」

リーダー「日本一なんですか??」

大塚さん「う~はい!!」

森アナ
「大塚君なんですが農業高校生を対象とした
 作文コンテスト
 【第4回高校生が描く明日の農業コンテスト】の中
 全国550点の応募の中から、
 最優秀賞…日本一に輝いているんです」

リーダー「すごいじゃん!」

大塚さん

「実家の農業を継いで持続可能な農業をしたくて
 そのために人材育成とかにチカラを入れて
 ファーミングスクールを開いて
 実家の農業をもとに後継者を育てていくようなことがしたくて、
 それを作文に書きました」

大塚さんはその作文コンテストで、
「群を抜いてレベルが高く、未来の日本の農業を支える人材」
と評されています。
リーダー
「生まれながらにもう農業があったわけでしょう。
 でもやっぱり中2ぐらいのときはさあ、
 俺は農業じゃねー都会に行ってロックやるんだぜ~
 みたいなこともあったんじゃないの?」

大塚さん「いや…全くないです!」

森アナ「あはははは」

リーダー「本当にないの?」

大塚さん「ギターは1週間くらいで辞めました…」

あはははは♪

リーダー
「普通高校に行きたいと思ったことはないの?」

大塚さん
「勉強ばかりより実習とかしてる方が面白いなって…」

リーダー
「そこそこ勉強してたワケでしょ?
 それでも農業高校を選んだっていうのは
 もう将来がちゃんと見えてたわけ?」

大塚さん
「もう寄り道はしないで農業1本でいこうって思っていました」

リーダー
「カ~ッコイイ~~!!!」

大塚さん
「農業が一番儲かるなって思ったし、地盤(実家)もあるので、
 農業以外の道は逆にリスクあるから
 農業1本で行った方が絶対幸せになれると感じました」

リーダー
「素晴らしい…
 高校生が農業で一番儲かるって言ってるんですよ。
 すごくないですか?
 どうですか?同じ髪型していますけど…?」

中学卒業時には既に将来の明確なビジョンを持って、
岩見沢農業高校に進んだ大塚君。
高校の3年間でも農業の専門的な知識や技術を身に付けてきました。
リーダー
「ビニールハウスの中に何かなっていますよね?」

大塚さん
「これは“ワサビ菜”です。
 あとはキャベツ・カブ・大根・小松菜とか、
 こっちはあっちにレタスなどもあります」

ということでワサビ菜をいただくことに…

大塚さん「先生と生徒で協力して育てました」

リーダー「この中で一番おいしいものください!」

大塚さん
「そうですね…一番美味しそうなのは…」

森アナ「何を見ているんですか?」

大塚さん「まずこの長さと茂り具合というか…」

リーダー「何か説得力があります!」
リーダー
「高校生たちが作ったワサビ菜いただきます!
 うーん!すごいみずみずしくて風味があっておいしいね!
 甘いよ~」

大塚さん「噛めば噛むほど甘いです!」

将来、実家の農場を継ぐ予定の大塚君。
ゆくゆくは、経営者としての知識など、
様々な能力が必要とされてきます。

森アナ「この後の進路は?」

大塚さん
「滋賀県にあるタキイ種苗専門学校に2年間行って…
大塚さん
「その後に東京にある
 日本農業経営大学校という専門学校に行き、
 その後、輸出などを学ぶために
 グローバルGAPなどが進んでいる
 ヨーロッパ(ドイツなど )に留学したいです」

リーダー
「国際的な基準をしっかりと踏まえて、いよいよデビューですか!
 全部決まってる…
 こうやってちゃんと自分の人生を構築できている。
 スケジュールが見える化してます!!
 すごいことだよな~明後日のお昼は何食べる?」

大塚さん「明後日は…カツ丼で!!」

森アナ「もう決まってるー!」

ところで今おじゃましていたハウス。
これは、農業土木工学科が実習で建てたもの。
岩見沢の豪雪にも耐えられる仕様になっています。

2021年02月20日(土) |  ♯605 岩見沢農業高校編②家業の経営を考える高校生!?
森アナ
「私達は食品科学科の微生物基礎実習室にお邪魔してます。
 こちらではチーズを作る実習などを行っているそうです。
 食品科学科の近藤さんにお話を伺いします」
森崎リーダー
「これ作ったの?目の前にドーンとあるんです。立派なチーズ!」

森アナ
「こちらのチーズなんですけど、すごいチーズなんです!
 2年に1度行われる国産チーズのコンテスト、
 ジャパンチーズワード2020で銅賞を獲得したチーズなんです!」

リーダー「メチャメチャすごいじゃん」

近藤さん
「それこそ道内の有名なチーズ工房とかも
 参加している中で銅賞を獲得してい」

リーダー
「日本中のプロのシーズの作り手たちが出品するわけですよ。
 そこに高校生が作ったものを出品して受賞した!すげー」
近藤さん
「これはエメンタールタイプチーズと言って
 (アニメの)トム&ジェリーに出てくる穴の空いたチーズです!」

リーダー
「チーズが大好きなジェリーのチーズだ!」

「フィバスの瞳」と名付けられているこのチーズ。
熟成期間に「ある液体」を使って表面を磨いています。
森アナ
「チーズの横に何か液体がありますね。
 これは何をするものなんですか?」

近藤さん
「これはワインで、このチーズを問う磨くものです。
 ワインと水と塩水を混ぜたものです!」
近藤さん
「このタオルを(このワイン水)につけて…」

リーダー
「ワインがもったいない気もしますけどね…
 ワインで磨くとどのような効果があるんでしょうか」

近藤さん
「酪酸値(有機酸の一種)を抑えることができ
 独特な臭みとかを消す効果があります。」

リーダー「チーズの臭みを消す…」

森アナ「ああいい香りがする~♪」

森アナ
「原料になってる生乳っていうのは
 ここ岩見沢農業高校のものなんですか?」

近藤さん
「当校の畜産科学科で飼育されている牛の生乳を使っています!」

森アナ
「じゃあワインも岩見沢農業高校で作ってるもの?」

近藤さん
「このワインは空知の私の実家で作っているものです」

リーダー「えっ…?近藤さん家、ワイン作ってるの?」

近藤さん「はい」

森アナ「趣味でとかじゃなくて?」

近藤さん「いや違います…仕事です(笑)」

リーダー「ダメです!いけません!」

森アナ「そうですよね…」

リーダー「よしてください!」

リーダー
「近藤さんってあれですか?あの近藤さんですか?」

近藤さん
「あの近藤さん…わかんないですけど!あはは」

リーダー「すごい人気ですよ。毎年売り切れですよね」

近藤さん「はい」

森アナ「えっ!!」

リーダー
「早くも売り切れになる!発売して即完売だよね?」

近藤さん「はい!」

近藤さんの実家は、岩見沢市栗沢町にある、
「KONDOヴィンヤード」という名門ワイナリーです。
森アナ
「ご実家がワイナリーだったらワイナリーを継ぐために
 果樹とかの勉強をしたりとかはなかったんですか?
 やっぱりチーズだったんですか?」

近藤さん
「ワインに合うものっていうのは
 やっぱりチーズだったり色々あると思うんですけど、
 そういうものを勉強してみたいなと思って…」

リーダー
「ワインはワインの人気商品だから、
 ここでやっぱり販路拡大でチーズを一緒に出す!
 もうさ…目標があって学校に入ってる!」

森アナ「素晴らしいですね」

リーダー
「彼女とか彼にしてみれば、
 当たり前のことなんだろう、それが…。
 もう我々にしてみたらなんかもう恥ずかしい話ですね…」

森アナ「そうですね~ここまで考えてなかった…」

リーダー
「できれば彼女が欲しいぐらいの思いで高校に入りました」

将来を具体的に見据えている近藤さん。
高校卒業後は、どのような進路へ進むのでしょう。
近藤さん
「経済学科の短期大学に進学したいです!
 経営を中心に学んで、
 家業の経営改善を通して発展できればと…」

リーダー「こんな娘欲しい~~」

森アナ「素晴らしい…」

リーダー
「素晴らしい!本当に素晴らしい~
 そこまで言われたら…食べてみたいね」
ということで、食品科学科が作ったチーズをいただきます。
リーダー
「どんどんうま味が出てくるね。
 あま味というかうま味ですね。すごい出てきます!!」

森アナ
「あ~どんどんきますね。うんおいしい~!
 噛んでいくごとにワインなんですかね…
 あまみ・香り、あと生乳のコクが口の中に広がっていきますね!
 プロですよ、もう!これは」

リーダー
「これはうまい!
 近藤さん、これだけでも勿論うまいですけど
 ワインと共にだともっとおいしいだろうね~」

近藤さん「ぜひ実家のワインと…!!」

森アナ「お上手~♪」

あぐり王国がおじゃましている岩見沢農業高校。
一口に農業高校と言っても、
その教育は多岐にわたります。
どんなことを学んでいるのか、
色々な学科の生徒にお話を伺ってみます。

山本さん
「私は、生活科学科です。
 草花を育てるところから、フラワーアレンジメントや
 リース作り・風景を作ったりしました」

リーダー「楽しそう~」

生活科学科では、
農畜産物全般の流通などについても学ぶそうです。

続いて、森林科学科とは?

花田さん
「もちろん木について学ぶんですが
 月形町に演習林というものがあって、
 そこに行って実践的なチェーンソーなどを使い実習します。
 初めて木を切った時とか快感でした!あれは!」

森アナ「あははは」
リーダー
「そりゃあそうだよな。そういう気持ちになるよな!将来は?」

花田さん
「進路が就職なんですが、
 国家公務員林業職に就き、
 林業は人手不足を抱えてるんで
 少しでも改善できたらなと思っています」


2021年02月20日(土) |  ♯605 岩見沢農業高校編③ここは夢をかなえる場所!
バラエティに富んだ学科が揃う中、
続いては、環境造園科の施設におじゃまします。
リーダー
「色々ある~ここで実習してるの?面白い~!!」

森アナ「これも作るんですか?」

須賀川さん「これは私達が作りました」


リーダー
「ちょっと…これ学校っすか?ここ!」

森アナ「竹垣(たけがき)とかも作るんですか?」

須賀川さん「作ります!」

森アナ
「作るっていうのは何をどうやってどうしたら
 こうなるんですか?」

リーダー「いや竹をたくさん組めば…」

森アナ「割るところから?」

須賀川さん 海斗さん
「割るところからやります!」
リーダー
「割るんだ…。
 まず造園の褒め方が分からない…」

森アナ
「おっしゃる通り!なんかすごいしか言えないですよね…」

リーダー
「俺たちはこれまで、食べた感想ばかりを言ってきた…
 こういうものは評価できないってことが分かったね」

ということで、わかりやすくスゴい情報を一つ…
森アナ
「こちらの海斗君ですけど、すごいんですよ。
 技能五輪っていう社会人も参加する大会の
 造園職種部門っていうのがあって、
 そこで全道大会を制して全国大会まで出場しているんです!」

リーダー
「すごいじゃん!それは何をする五輪なんですか?」

海斗くん
「北海道予選は建仁寺垣(けんにんじがき)という竹垣と
 4つの目垣という竹垣を3時間以内に作成し出来を競う大会です」

リーダー
「これ3時間で作るの?1人で?え~~!!
 じゃあ全国は?」

海斗君
「全国大会は3m×5mの敷地の中に
木製のベンチと野面積(のづらづ)みした花壇、
 木製のスクリーンなどを10時間以内に作り出来を競う大会です」

リーダー「レベルが段違いに難しくなってんじゃん!!」

海斗君「これ2人なんで!僕と相方の2人で作りました。」

リーダー
「へええ10時間で!?これ重機とか入れないんですか?」

海斗君「全部手作業です」

リーダー
「いやスゴイけど…
 プロのお金をいただいてしっかりやってる人達が競うんでしょ?」
 
海斗君
「行動一つ一つがプロの方たちはすごく速くて正確で…
 ちょっと(自分は)まだまだだなって思いました」
リーダー「春からどうするの?」

海斗君
「札幌にある会社で働きます。造園業です!」

リーダー「そんな造園家になりたいですか?」

海斗君
「日本庭園が好きなので、
 日本を重視した感じの庭を作ってみたいですね。一人で!」
環境造園科は、庭師やガーデナーを育成する学科。
これを専門的に3年間学べるのは、
北海道では岩見沢農業高校だけとのこと。
リーダー
「町とか周りのものを見て何か思うことはありますか?」

須賀川さん
「造園のものを見つけると習ったな~とか、
 これならできるな!とか思います!!」
みなさんに色々最後にお話しをお聞きしました。

リーダー「春からはどうするんですか?」

畜産科学科 稲垣葵さん
「大学に行きます!江別の酪農学園大学です!
 将来は農業教員を目指しています!
 畜産の先生になりたいなとは思ってます!」

リーダー「学校では何を学びましたか?」

農業土木工学科 安田和希さん
「主に農業のどちらかというと裏方で、
 例えば農地の整備をしたり、
 田んぼの近くにある用水路の整備などを学びました」

安田さん
「その用水路から空知の水稲などが補われてると考えると
 とても感慨深くて面白いとこだと思います」

生活科学科 藤澤梨奈さん
「生活科学科の流通の授業で
 草花ではなく販売を学んできたので、
 農業科学科と食品科学科・畜産科学科の皆さんが
 生産したものを販売している学科だったので
 その販売業に就きたいと思っています。
 将来は詳しくは決まっていませんが
 販売業でお客さんの笑顔が見られる
 職業に就きたいと思っています!」
 
リーダー
「僕はこの番組を通して北海道農業についてね、
 いろいろと学んできたんです。
 その中には先人の頑張り。
 この北海道を肥沃な大地に育ててくださって
 それで今や日本を代表する農業大国になった。
 日本の食料基地と言われる場所にしてくださったんです。
 さあここから、君たちがいろんな形で
 北海道をみんながより良くしてくれる!
 北海道の土壌をしっかりと未来に繋げていくんだなって…
 楽しいみです!君たちが今後どうなっていくのか。
 皆さんのこれからを心から期待しております」
リーダー「卒業おめでとう!!」

森アナ「まだです!早い!!」

リーダー
「将来を楽しみにしています!
 この学びを生かして次に繋いでください。期待しています。
 今日はありがとうございました」

みなさん、こんにちは!
今日は、パラレルノーカーのお知らせだよ。

パラレルノーカーとは、農業以外の仕事を持つ人や、
主婦、学生など、みんなが空き時間を利用して、
気軽に農業に触れ合える、新しい農業のやり方!
いよいよ春の農作業が始まるけど、
それに合わせてパラレルノーカーも本格的に始まるよ~!

CMはグレイの音楽に合わせた、藤本美貴さんの農作業姿!
農業「を」するから、農業「も」する時代がくるんだね~!

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

◆詳しくは「パラレルノーカー」を検索してね!

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2月13日のクイズ
「新札幌と呼ばれるエリアは、札幌市のナニ区にあったかな?」

正解は「厚別区」でした。




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