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2020年04月25日(土) | ニラたっぷり料理♪
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[+10] >>

2013年05月18日(土) |  とれのさとの販売の工夫とは?

森崎「何食べてるんだよ!」

河野
「魅力的なコーナーですよ。
 これね試食なんですけど
 “長いも・チンゲン菜・しょう油麹”
 和え物。すごい美味しい!」

みんなも食べてみると-

ヒロト
「チンゲン菜とかの味が
 ネバネバと合わさっていてオイシイ

みんなで感想を言っていたところ
「こんにちは~」と好青年が
話しかけてきましたよ。

「実はその試食なんですけど
 うちのスタッフが作っております」 

さわやかに声をかけてくれたのは
お店の池田恵太さん。
 “とれのさと”では
野菜の魅力を伝える販売法を
いくつも実践しているということなんです。
その一つが「この試食」

河野「作り方も書いてある!」

池田さん
「うちの商品だけで作っているので
 みなさんも簡単にできるレシピですよ。
 しかも日によって異なる試食を出してます」

森崎
「ちょっとバーベキューをしたいんですけど…」

池田さん
「今のおすすめは…このネギ!
 焼いたらジューシーで美味しいと思います」

森崎
「土すごいね。これがネギの根っこ」

池田さん
「“千本ネギ”と言って
 スーパーでは置いてない!
 直売所でしかほとんど置いてないです」

森崎
「生で食べたら辛いだろうなあ。
 それがだよ火を通したら全部
 甘みに変わるんだから!」

と、ここであぐりっこが
壁に張ってある「あるモノ」に
気づきました。

ショウマ
「(読み上げて)私達が作りました…」

ミドリ
「野菜を作った人の写真がある!」

河野「写真いっぱい並んでるね」

森崎「“伝説の農家たち”という感じ!」

池田さん
「写真を貼ることによって
 生産者さんを身近に感じられて
 安心してお買い物ができると思います」

河野「あの方、買いたくなりますよね」

【買ってね!】と吹き出しを持って
ポーズをとっている生産者さん。

河野「アピールしていますね!」

さらに“とれのさと”で特徴的なのが、
商品についているバーコードを使った
「ポスシステム」。レジを通る度に、
その商品名と個数をカウントしているんです。
そして集計したデータを
一日に数回生産者へメール!
その情報を見て
「商品が残りわずかだな~
 棚が空いちゃってさみしいな」と
思った生産者さんは
お店に商品を持ってきてくれるんです。

つまり豊富な品揃えをできるかぎり
キープするためのシステム!

佐々木
「直売所ファンとしては…
 朝一に行かないと物が揃っていない 
 というイメージがあります」

河野
「ドライブファンとしては…
 ドライブして最後にお土産として 
 家に持って帰ったりしたいんですよ。
 夕方にね。(朝でなくても)
 揃っているのは有難いですね」

お客さんにとっては
大変嬉しいこのシステム。
利用している生産者さんは
どう思っているのか?
バーベーキューの買い物は
一旦置いておいて、
生産者さんの所へ向かってみることに-
やってきたのは【内海きのこ園】さんの
内海貴弘さん。
石狩市で40年間きのこを栽培し続ける
このきのこ園は、
“とれのさと”がオープンした9年前から
きのこを出荷しています。

2013年05月18日(土) |  ポスシステムで過不足なく届ける!

内海きのこ園さんで栽培している
シイタケを見せてもらうと…

あぐりっこ
「すごいキレイ!」「立派」「真っ白」

森崎
「バーベキューに最適じゃない?」

内海さん
「しいたけの他に
 “なめこ”がメインなんです!」

森崎
「なめこがどういうふうになっているか
 見たことあるかな?」

あぐりっこ「ない!」

ショウマ「木とかに生える??」

では早速なめこを栽培している秘密の部屋に
ご案内いただきました。

あぐりっこ「すご~い」

部屋一面なめこナメコなめこ。

棚と棚の細い通路以外は全てなめこ!

あぐりこ
「すごい~」「おいしそう~」

河野「これでもか!ってくらいなってますね」

森崎「味噌汁飲みたいわあ~」

よ~く観察してみると-

ヒロト「ネバネバしている!」

ミノリ「ヌルヌルしてる~!」

ミドリ「隙間が無い位いっぱい生えてる」

なめこは専用のポットに「おがくず」
きのこ菌を含ませたて約90日育てます。
その間は室温13~15度、
湿度90%
を保つのですが、
もうひとつ重要なポイントが…

河野
蛍光灯もありますが
 なんの意味があるのですか?」

内海さん
「真っ暗な中で育ちますと
 “モヤシ”のように白っぽい
 キノコになってしまうので、
 ある程度の光を与えて
 日焼けするようにしています

一部屋には約6000本のポット。
収穫は毎日行います。
内海さんのきのこは“とれのさと”でも大人気!
毎日3回ポスシステムのメールが
届くことになっているので
在庫の数を確認し、
再度お店に商品を届けることも
よくあることなんだとか!

内海さん
「せっかくお客さんが行ったのに
 今日は『今日はもう無いのね』
 いうことがないように!
 お客さんの目に触れるチャンス
 逃すことなく売れるので助かってます」

森崎
「いや~僕達バーベキューがしたいんです。
 バーベキューに“なめこ”って向かない?」

内海さん
「いいえ!バーベキューでも普通に焼いて
 バーベキューやジンギスカンのタレを付けて
 食べてみてください
 
河野
「なめこを焼いていいんですか?
 ヌメリはどうなるんですか?」

内海さん
「なくなるんですけど、
 なめこ特有の味というか“美味しさ”
 出てきますよ!」

森崎「やってみたい!」

河野
「これから直売所に行って
 “なめこ”いっぱい買っちゃうんで
 もしかするとポスシステムで連絡きて
 足りなくなるかもしれませんよ!

内海さん
「今日はいっぱい採れますので
 大丈夫ですよ~」
 
佐々木「良かったです!」

バーベキューでの意外な食べ方を教わって
“とれのさと”に戻ってきたあぐり一行。
「いよいよお買い物♪」と思ったら~

池田さん
「うちのJA女性部が加工体験施設で
 なかなか良い物を作っているので、
 良かったら見ていきませんか」

佐々木
「ここは直売所の隣ですよね?」

池田さん
「“とれのさと”の特徴として
 加工体験施設が併設されているので、
 加工品を作ってもらって
 お店で販売したりしています」
 
森崎「そうなんですか!」

女性部が作っている『良い物』とは
何なのか?
折角なのでお話を伺うことに…

JAいしかり女性部
伊藤佐智子さん
「今は冷凍したトウキビをすって
 コーンスープを作っていました」


2013年05月18日(土) |  実は身近な6次産業とは?

女性部が作っていたコーンスープを
見せてもらうと…

森崎「じっくりコトコトコーンスープ」

伊藤さん
「1袋で約1本半入ってます!
 すごく濃厚ですよ」

女性部自慢のコーンスープを
みんなで頂くことに!

森崎
「すくうと、こうです(具がごろごろ!)
 味もまんまトウモロコシ!
 甘味は足してないんですか?」

伊藤さん「そのまんまです!」

ショウマ「まろやか~」

ミドリ「粒がシャキシャキして美味しい!」

女性部の手作り商品はコーンスープの他、
「いももち」も人気!
数量限定で販売しています。

池田さん
「お店にも6次産業に特化した商品は
 いっぱいありますよ」

佐々木「聴きなれない言葉が…」

池田さん「6次産業」

森崎「みんな聞いたことある?」

あぐりっこ「ない!」

「6次産業」という言葉。
初めて聞く人も多いはず…
実はとても身近な事なんです。

この言葉のヒントになるのが、
第1次・2次・3次産業。

第1次産業農業漁業など
自然の恩恵を利用した産業のこと。

第2次産業は第1次産業で
生産したものを原材料として
加工する製造業のこと。

そして第3次産業
1次でも2次でもない産業。
例えば出来上がったものを
販売する流通業などの事をさします。
そして…

森崎「4次産業は?」
ショウマ「4回作るってこと?」

森崎
4次産業はないんです。5次もないんです!
 でも6次産業という言葉はあるんです」

森崎
「みんな足し算できるかな?
 1+2+3=? 」

ヒロト「6?」

森崎
「そうソレなんです!
 1次・2次・3次産業を
 全部合わせたものを6次産業と言います」

生産者が加工品を製造し、
お店で販売まで行うことや
農業体験ができるグリーンツーリズムを行う事は
「第6次産業化」と言われていて
今、広がりを見せている産業なんです!

池田さん
「今後もこういった商品を増やしていければ
 お店側にも生産者側にもお客様にも
 良い事になると思います」

じゃ~ん、もんすけです。“とれのさと”には
魅力的な加工品がたっくさん!
ここで人気の加工品ベスト3発表!!

第3位は-
『石狩紅芋マッコリ』ボトルもオシャレ!

JAいしかり青年部が栽培した
紅芋を使った「マッコリ」。
これからの季節はソーダー割りなどもオススメ!

第2位は-『塩こうじ』(300円)
空前のブームを受けて堂々2位にランクイン!
万能調味料の「塩麹」。
農家の女性グループがきらら397を原料に
製造しています。

第1位『石狩春恋ラーメン』(1食200円)

堂々の第一位は石狩春恋ラーメン。
石狩産の小麦「春よ恋」を
100%使用した生麺は
味噌・塩・醤油、三つの味が楽しめます。
人気の秘密はとっても簡単な作り方!

まずはどんぶりに麺と熱湯を入れます。

そして、ここで登場するのが電子レンジ!
どんぶりごと3分半加熱します。
そう!
これで麺をゆでる手間が省かれるんです。

付属のスープを加えよく混ぜたら…完成! 

お好みの具をトッピングして
お召し上がりください。
リピーターが後を絶たない一品です。


2013年05月18日(土) |  地元のものでバーベキュー♪

これからの季節、
どんどん取り扱いが増える野菜。
どんなものが並ぶようになるのかな?
生産者さんのところへ行ってみたよ。

まずはアスパラ生産者・田中勝吉さん
「これは私的には美味しいサイズだよ」

食べてみて-
「甘いでしょ。ジューシな感じで!
 “とれのさと”のものは
 我々農家が収穫して放送して出荷しますので
 私的には美味しいと思います!」

吉田さんご夫婦は
ほうれん草とチンゲン菜がオススメだって!

吉田三千子さん
葉っぱが広くて甘味が美味しい種類です。
 すごく好評ですよ。
 やっと温かくなってね、
 美味しいホウレン草が出来るようになったよ。
 毎日とるのが楽しみだよ」

吉田 隆義さん
「名前を見て買ってくれる人が結構いるので
 たまに休んだら毎日出荷してくださいと
 言われるときもあります。作りがいがあるので
 作って良かったと思います」

‘とれのさと’には
新鮮な野菜に魅力的な加工品がたっくさん!
これは買いすぎちゃうよ~♪

ではバーベキューの買い物スタート!
好きなものを買っていこう♪

森崎「土付きネギ。立派!」
河野「シッカリしてる~」

森崎「ホタテ!10枚以上入って500円!」
あぐりっこ「ええええ~」

鮭がたっぷり入った「石狩漬け」に
大好きなお肉もチョイス!

さきほど見学させてもらった
内海きのこ園さんの「なめこ」。

冷凍したトウモロコシは-
森崎
皮のまま蒸し焼きにすると
 美味しいんだって!食べる?」

あぐりっこ「食べる~!」

お肉に野菜…
食材は全て買うことができました。
それでは本日のメインイベント。
いよいよスタート!

森崎
「どうだいどうだい!良い感じだぞ~」

オール石狩産
バーベキューパーティー♪

オススメの“なめこ”のお味は?

森崎
「すっげー歯ごたえ出てるから~!
 ヌメリは表面にチラッとありますが 
 コリコリした感じ!」

河野「うまい!家でやるべき!」
ミドリ「焼いたらコリッとして美味しい」

冷凍トウモロコシは-
ショウマ「ウマイ!」

アスパラにジャガイモ、
それにホタテにお肉…
野菜・肉から魚介類まで揃った
贅沢なバーベキューに
あぐりっこも笑顔・笑顔♪

佐々木
地元でとれた物
 地元で食べるのっていいですよね」

森崎
「産地でいただくっていうのは
 一番の最高のぜいたくですよね

オール石狩産のバーベキューは大成功!
みなさんも北海道の美味しいものを
たくさん食べてくださいね!

2013年05月11日(土) |  ♯242 家庭から見直そう!食の心構え 編

日本古来からの伝統的な食事作法。
皆さんが毎日使っているもの。
それは…箸(はし)!

切る、挟む、混ぜる
など、
食事を効率的かつ美味しく味わえる
日本食文化の象徴。

ところが、その箸の使い方を訊ねてみると
(街頭インタビュー)
「微妙ですね…」
「ちゃんと持てますかと言われると自信ない!」


日本の食文化が異常事態!
とある大学が8000人を対象に行った
調査によると40代~50代でも
正しく箸を使える人は30%台という結果。

これは、ほっとけない!!!
あぐり王国では箸作法やマナーなど
日本の食文化に注目します。

佐々木「日本の食文化を学びます」

森崎
「畑や牧場に出かけたりして
 食べるものの話をしていますけども
 “食べる事”その行為も大事ですよね!」

藤尾
「私事なんですけど…
 最近、お父さんになりまして…
 家庭でも息子に教えていかなきゃって
 気持ちがありまして、
 今日はしっかり勉強したいと思っております」

佐々木
「食のマナーは家庭から!ということで
 藤尾さんも今日はシッカリ習得して
 立派なお父さんになってください!」

藤尾「うん!」

子どもだけではなく大人も必見!
今回のテーマは『家庭で学ぶ食育』 。
ということであぐりっこ親子2組に
ご参加いただきました。

小学6年生の渋谷恒太朗(こうたろう)君と
お母さんの佳世子さん。
同じく小学6年生の旗町望未(ノゾミ)ちゃんと
お母さんの純さん。以上の2組です。

佐々木
「今日はこの“食育”について学んでいきます」

食育とは-
食べる事に関して興味や知識を意識しながら
健全な食生活を送ることができる人間を育てること

森崎
「ご家庭ではどんな食育をしていますか?」

佳世子さん
バランス良く食べること!
 偏った食べ方をすると、それだけじゃ
(栄養が体に)吸収されないんだよ…
 という話はよくします」

恒太朗
「魚が嫌いで魚が出されたときは
 『残していい?』って言っても
 『バランスよく食べなさい』って言われるから
 それだけは頭に残っています!」

純さん
好き嫌いをしないで食べると伝えてます!」

望未
「私は幼稚園の頃からお弁当で
 好きな物ばっかり入れてもらう時もあるけれど
 嫌いな物もちゃんと食べなきゃ
 栄養にならないから、そういうことを注意して
 作ってくれるお母さんに感謝してます」
 
森崎
「あら~いきない母への感謝!母の日おめでと~」

佐々木
「楽しく食べるのも大事なんですけども
 マナーというものがあって
 箸の使い方とかお椀の持ち方とか
 こういった事を皆さん気をつけたことは
 ありますか?」

恒太朗「よく言われます…」

森崎「よく言われるってことは…?」

恒太朗「ダメなところがある…」

食育の基本は美味しい料理を
楽しく食べること。
そして北海道でとれた安全安心な食材
旬の時期に味わうことも食育の一つ。
その季節ならではの恵みや
生産者への感謝の心も大切な要素です。

森崎
「(作物を)育ててくれた人、
 (お料理を)作ってくれた人…
 その素材そのものの命に対しての
 感謝の気持ちをこめて“いただきます”って
 言っているし、終わった後は
 “ごちそうさま”って言葉を大事にしてますよ」

佐々木
「私達は日本の文化を次の世代へ
 伝えなければいけません。ということで
 料理・マナー・食育の話など色々教えてくれる
 スペシャルゲストを呼んでいます」


2013年05月11日(土) |  リーダーも緊張?お箸チェック~!

料理研究家でもあり管理栄養士、
マナー講師でもある
東海林明子(しょうじ・あきこ)先生!
料理教室や講演会などを開いて、
食育や食事マナーを広く教えています。

森崎
「ちなみに箸の持ち方には自信ありますか?」

東海林先生
「もちろん!もう何十年も生きてるから大丈夫!

森崎
「こういう人にしっかり教わりましょうね」

東海林先生
「一生懸命作ってくれているものを
 シッカリ食べるってことからが感謝だと思う!」
 
佐々木
「日々の生活の中で培われていくもので
 ありますしね・・・」

東海林先生
「キレイに食べるというのは自分の体にも
 マナーが見につくし、
 人に不快感を与えない!そういうことは
 その人の一生の品格にも繋がる!
 そういう事は小さい時から家庭
 教えなければいけないことだと
 思うんですけどね…」

「ねっ…お母さんたち! 」

藤尾「来ましたよ!姑のプレッシャー

佐々木
「まずは参加してくれたあぐりっこ親子の
 箸の持ち方をチェックしたいと思います」

森崎「でた~おっかねえ~」

佐々木
「正しい箸の持ち方が問われる…
 お魚を用意しました!」

森崎「うわ出た~恒太朗~!」

魚が苦手な恒太朗。悶絶…

東海林先生「ちょっと厳しくチェックします!」

森崎「うわ~怖い~」

佐々木
「ではあぐりっこ親子の箸の持ち方確認!
 と行きたいところなんですけど、
 ここで出演陣を代表しまして
 リーダーにも挑戦してもらおうと思います」

森崎「えええ~」

藤尾
「これダメやったら(東海林先生に)
 国王の座を奪われますよ」

東海林先生「のさばるかもしれません!」

ということで、まずはリーダーから。
箸の使い方をチェックする食材は、
正しい箸作法が試される『さんま』を用意。
ちなみにコチラが
東海林先生のお手本となる箸の持ち方。

上の箸を親指、人差し指、中指で持ち、
下の箸は薬指と小指で支えます。

それでは、いよいよ検証スタート!

森崎「いただきます!」 

東海林先生「まず良いですね」

右手で箸を上からとり、
左手でお箸を支えて、
右手で箸を持ち直します。

東海林先生「おっと…」

いよいよ魚をほぐします。

森崎「緊張する~~!」

藤尾「お箸の持ち方はどうですか?」

東海林先生
「薬指を使っているところが…
 ちょっと違っているかな」

佐々木
「ぐちゃぐちゃになっちゃう人もいますが?」

東海林先生「いいですよ~」

キレイに骨を身から離していくリーダー。

東海林先生
魚を裏返さないで骨を外すのが
 魚の食べるルールなので良いですよ~!」

さすがはリーダー。
箸を上手に使いこなしながら、
さんまをキレイに食べていきます。

さらに注目は食べ終えた後!

藤尾「この仕上がりの美しさは凄いですね」

佐々木「漫画とかに出てくるサンマですよね」

皿にはさんまの頭と背骨しか残ってません!

森崎「ごちそうさまでした」

リーダーの食べ終わりがコチラ!
箸の持ち方に若干の不安はありつつも、
お皿の上に残るのは、
頭と中骨のみという素晴らしさでした。


2013年05月11日(土) |  親子も挑戦♪お母さん上手~!

続いてはのぞみちゃん親子の
箸作法をチェック!

望未(のぞみ)ちゃん親子
「いただきま~す」

森崎
「お母さん、お箸いいですね!」

お母さんの純さんは
まずは魚に切れ目を入れていきます。

東海林先生
「良いですね。真ん中に線を入れて
 身をほぐしやすくすると食べやすなります」

そして悪戦苦闘しているのがノゾミ。

ノゾミ「ダメだ!うまくいかないよ」

なかなかお箸だけで身がほぐせないようです。
だけど一生懸命やってますよ!

佐々木「さてお箸はどうでしょうか?」

東海林先生「ちょっと違いますねえ~」

さて次は骨をどうするか?
純さんは骨をキレイに身からはずして
お皿の上のほうにおきました。

東海林先生「いいですよ」

一方ノゾミは「あれ?どうするの??」

お母さんのやり方を何度も確認しています。

森崎
「親の食べ方をチラチラ見ながら
 子は学び取りながらの食卓ですなっ」

ノゾミ「ここを持って…えっ…」

森崎「いい!いい!色々やってみれば良い!」

ノゾミちゃんも上手に骨を身から外しました。

森崎「ノンちゃん、いいよ~!」

箸の使い方に大きな問題もなく無事完食!

ノゾミちゃん親子が食べ終わえたあとのお皿。
食べられない部分を残してお皿の隅に寄せる…
これも食事の大切なマナー上出来です。

そして最後はコウタロウ君親子。
魚が大の苦手というコウタロウ君ですが、
きれいに食べられるかな?
「いただきま~す」

森崎「コウタロウのお箸はどうですか?」

東海林先生「ちょっと違うわねえ~」

森崎
「さてコウタロウは魚が苦手なのに
 ワタのほうから身をほぐしてます」

東海林先生「けどまあ6年生だからねえ」
 
と話している間にコウタロウのさんまが
皿の場外に出てしまいました…

森崎
「こういうのも箸の持ち方で、
 力加減がちゃんと箸先に伝わっていれば
 落ちなかったんですよね」

藤尾
「けど小学6年の男の子らしい食べ方で
 僕は好感もてますよね」

森崎「こうだったよな!」

苦手な魚に悪戦苦闘のコウタロウ君。
一方、お母さんは見事な箸作法を披露!
そしてコウタロウ君親子のチェックが終了。

「ごちそうさまでした」

コウタロウ君親子が食べ終えたあとのお皿。
箸の使い方、そして食べ方ともに
素晴らしかったお母さん。
そして残念ながら残してしまいましたが、
頑張って食べてくれたコウタロウ君。
よくやったぞ~~!

佐々木
「箸の持ち方チェック終了!ということで
 お疲れ様でした~どうでしたか?」

ノゾミ
「さんまを食べるのに苦労して
 箸の持ち方を気にしてなかった!」

コウタロウ
「いつもより食べられたけど
 耐え切れなかった…」

森崎
「けどお母さんが横にいて
 キレイに食べているのをみてどうだった?」

コウタロウ
「なぜそこまでキレイに
 食べられるんだろうと思いました」

森崎
オレはね今はそこまでで良いと思うよ!
 なぜお母さんはこんなにキレイに
 食べられるんだろうって思ってくれたことが
 今日はコウタロウにとって良い時間だった!」

東海林先生
「食べる事って“おいしんだな”って
 思ってくれればいいので、
 徐々にお箸の使い方を勉強するといいし
 こんなお母さんのようなキレイに食べる
 立派なお手本がいるから大丈夫だと思う」

佳世子さん
「美味しさがわかれば
 もう少し(上手に使えるように)
 なるのかなと思います!」

森崎
「本当に今日は良い挑戦をしてくれた!
 コウタロウ、どうだい?
 また挑戦してくれるかい?」

コウタロウ全く表情を変えず
小刻みに横に顔を振ります(完全否定!)。

みんな大爆笑!

ノゾミちゃん親子、コウタロウくん親子
ご苦労さまでした。


2013年05月11日(土) |  正しい箸の持ち方が老化防止にも!

それではここでは正しい箸の持ち方を
教えてもらいましょう。

右手で持って、
左手でお箸を迎えに行って、
右手を回すようにして持ちかえします。

東海林先生
「人差し指・親指・中指でしっかり持ちます。
 中指はハシとハシの間に入れます。
 この指が動くんだよね」

上のハシは人差し指と中指だけ動かし、
下のハシはあまり動かさない!

東海林先生
「あとはこの3本の指をよく動かしてみる」

森崎
「動かすのは上のハシ…
 両方動かすのではない…」

東海林先生
「お箸を置く時も一緒です。
 一回左手を添えて持ち替えて
 それから置く!
 ハシの音もせず静かに置くことが出来ます」

東海林先生
「ムダな音って日本人って嫌なのね!」

ちょっと面白い顔でリーダー
森崎「エレガント!」

東海林先生「なんですか?!」

森崎
「いやいや…ステキだなと思って!」

食事マナーの基本とも言える箸の正しい作法。
もちろんマナー違反の箸作法はご存知ですよね。

東海林先生
「例えばおかずがあって箸で迷っちゃう
 “迷い箸”。みったくない!
 あとお箸でお皿をズズズッと引き寄せる
 “寄せ箸”。それもだめ」

森崎「したことある?」

コウタロウ「ある!」

森崎「何?」

コウタロウ「寄せ箸」

東海林先生
「日本は食べるだけでなくて
 食べる心を大事にする国だから
 お箸ひとつ、食べ方ひとつを
 大事にしていきたいなって思いますよね」

森崎
「ちゃんと出来ることが
 大友達や好きな人と食べるときに
 “おっ”と思わせるコツだね。
 これやったら男女関係ない!モテます!」

東海林先生
「それにこうやって指先を使うコトは
 集中力アップにつながります。
 頭の働きにも違うんですって!」

東海林先生
「みんなは違うけど
 ワタクシくらいになると老化防止にも…」

森崎
「先生、それは大丈夫でしょう!」

藤尾
「先生の口数はすごいですよ!」

じゃ~ん、もんすけです!
日本人の食文化に欠かすことの出来ない箸。
子どもと大人では体や手の大きさが違うので、
自分に合った長さの箸を使うことが大切なんです。

その最適な箸の長さは、
親指と人差し指を直角に広げたおよそ1.5倍。
これを知っておくだけでも、
箸の作法が上達するんだって~!

しかも今では子ども用の箸の矯正グッズなどが
販売されていて、家庭で気軽に箸作法の練習が
できちゃうんだよ! 僕も箸の使い方を磨いて
食事を楽しも~っと!

■取材協力
東急ハンズ札幌店
札幌市中央区南1西6
011-218-6111


2013年05月11日(土) |  バランスよく道産食材を食べよう♪

佐々木
「お箸の使い方を教わったところで
 おいしいお料理をいただきましょう~!」

あぐり一同
「いえ~~い!せ~~のっ!
 いただきま… 

森崎「って!!」

さて我々の前にはお料理は並んでおりません。

藤尾「昭和の空気が流れましたが…」

お料理の代わりに色紙が置いてます。

森崎「何ですかコレ?」

東海林先生
「色で食事のバランスもとってほしい!」

コチラが和食の基本的な配置を
わかりやすく色分けしたもの。
皆さんも見慣れている配置ですが、
改めてその食事作法を教えて頂きます。

東海林先生
「お箸をもましたら一番最初は
 右側のお汁から。
 汁物は必ず持って食べます。
 汁物を飲むということは
 喉を潤すということと
 乾いたお箸を濡らすことで
 次のおかずを食べるときに
 お箸にご飯がつかないんですよね
東海林先生
「(汁物を)軽く頂いたら次はごはん。
 ご飯も必ず(お茶碗を)持って!
 次に主菜。こちらはお皿を持たないで!
 置いたまんま、いただきます。
 その時に手を添える方がいらっしゃいますが
 なるべく手は添えない。手皿は使わない。
 もてる量だけもって食べる。
 そしてまた次に行く…
 右左右左にいくとキレイに見えますよね」
 
決められた配置でバランス良く
味わうことができる和食。
ちなみに箸を必ず手前に置く事は
『口を付ける部分を他人に見せない』
という意味が込められているんです。

森崎
「伝統的な古来からの美味しい食べ方を
 受け継いできてるのがわかりました」

東海林先生
「まさにこれは日本型食生活
 素晴らしい所だと思いますね。
 主食のごはんは大半は国内の米。
 ということは食料自給率アップにも
 繋がりますので、このスタイルでしっかり
 食べてほしいと思います」

森崎
「感謝を伝える場が食卓かなと思いますね」

東海林先生
「なので残さずいただきましょう!」

ということで旬の食材を使った和食料理を
東海林先生にご用意いただきました。

ごはん(ななつぼし)、
汁物(カブの味噌汁)、主菜(五目煮)
副菜(小松菜の白ゴマ和え)

東海林先生
「北海道の野菜をタップリ使って作りました」

森崎
「作ってくれた方、育ててくれた方に
 感謝を込めて“いただきます”」

コウタロウ「おいしい!」

東海林先生
「今日は北海道のカブを使った味噌汁。 
 カブの葉っぱも最後に入れてます」

森崎「ほとんど北海道産!」

東海林先生
三食キッチリ食べるってこと
 これが“食育”かなと思うので
 今日学んだ事を頭の隅に入れて
 三食食べてほしいと思います!」

ノゾミ
「食べ物ひとつずつの味を考えて
 これから食べようと思います」

コウタロウ
「いつもなら(ごはんを食べながら)
 テレビを見たり聞いたりしているから
 ごはんの味がわからないけど、 
 食材の話を聞いてごはんを食べると
 改めて食材の味がわかる!

森崎「おおお~」

佐々木「なんかスゴク成長してますね」

森崎
「おいしく最後まで食べることが出来ました。
 それではみなさん
 声を揃えていきましょう。
 “ごちうそうさまでした”


2013年05月04日(土) |  #241 米どころ美唄市で米作り!① ~田植えの前の重要なひと仕事を学ぶ~

それは縄文時代。
中国・インド・ミャンマーが接している
山岳地帯から伝わったとされ、
私達の先祖が改良を重ねながらも、
毎年行ってきた大切な農作業。

日本の食文化を語る上で
決して外せない作物。それは…

森崎
「今年もこの季節がやってきました。
 米作りを学ぶぞ~

今年もやります、米作り!
過去5年にわたり体験してきた米作り企画。
第一弾の今回、
まずは貯蔵の秘密を学びます。

さてお勉強する町はどこかな…?

佐々木
「私達は空知の美唄市にやって来ました!」

森崎「いい場所だな~」

佐々木
「見晴らしが良いですよ~
 では一緒にお米について勉強してくれる
 あぐりっこを呼びましょう~」

今回のあぐりっこは美唄市から参加の
小学校5年生、後藤海斗(カイト)君と
白いご飯が大好き桑折侑寿(ユズ)ちゃん。
そして札幌からは
体力に自信アリ、山口航生(コウキ)君に
泥んこになりたい~!
杉上水涼(ミスズ)ちゃん。
札幌と美唄の合同あぐりっこチームです。

佐々木
「今シーズンお米について
 一緒に勉強してもらいます」

森崎
「お米ってどんな作業があるかな?」

カイト「忙しい!」

藤尾
「『どんな作業がある?』って聞いているのに
 “忙しい”と答えてくれました!」

まずは今、私たちが食べているお米について
学んでいきましょう。

最初にあぐり一同が向かったのは
米どころ美唄市を象徴するような大きな倉庫、
『JAびばい 雪蔵(ゆきくら)工房』
案内していただくのは、
JAびばいの小山学さんです。

藤尾
「米どころの方ということで
 ふっくら炊けた米のような…

小山さん
「よく言われます!」

さて冗談はそこそこに
美唄市のお米の特徴は何でしょう?

小山さん
「美唄市は寒暖の差が大きいので
 大変おいしいお米ができます。
 米が成熟する期間を“成熟期間”といいます。
 美唄市は夏の後半が非常に暖かくなるので
 大変“ねばり”のある米が出来ます」
 
そうして美味しく育っだお米…
美唄市ではお米の鮮度をキープするために
ある工夫をして貯蔵しています。
では早速『雪蔵工房』に潜入してみましょう。



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