今月
2023年10月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031
       
アーカイブ
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
ページ内検索

   表示:全て(3473件)
<< [-10]
2020年03月28日(土) | 最後はやぱり森アナ劇場♪
2020年03月21日(土) | ♯562 2019年度の総決算 クッキング祭り【前編】
2020年03月21日(土) | 森アナの印象に残ったロケは?
2020年03月21日(土) | クッキング祭りだあ~!!
2020年03月21日(土) | 北海道の農畜産物を料理しよう!
2020年03月21日(土) | 森アナの穴??
2020年03月21日(土) | 感謝を込めて…いただきます!
2020年03月14日(土) | ♯561 芽室町・冷凍食品編
2020年03月14日(土) | 冷凍野菜と北海道の深い関係♪♪
2020年03月14日(土) | 冷凍工場にやってきた!
2020年03月14日(土) | 素の美味しさを閉じ込める!

[+10] >>

2012年07月21日(土) |  牧草も色々…漬物もある!?

粗飼料の牧草にはいろんなタイプがあります。

森崎
「牛さんは牧草をいっぱい食べるんですけど
 牧草地に生えている生のままの牧草
 乾燥させた牧草
 そして発酵させた牧草サイレージなどが
 ありますね」

なかでも橋本さんが
おいしい牛乳づくりのために
一番こだわっているのが「サイレージ」。

橋本さん
「これは牧草を乳酸発酵させた
 牧草の漬物みたいな物です」

森崎
「みんなお漬物だって!」

森崎
「漬物にすると保存も効きますよね。
 干したり漬物にすることで
 冬の間も栄養がとれるんですね。
 サイレージにこだわっているということは…
 漬物名人と考えていいですか?」

橋本さん「その通りだと思います」

橋本さん
“エサが全て”と言っても間違いない!
 このエサでどのくらい牛乳を出すか?
 あるいは健康に体を維持できるか?
 これらのほとんどが決まります」

森崎
「おいしくて牛が好んでガツガツ
 食べられる牧草を育てることが
 重要なんですね」

橋本さん「そうなんですね~」

牧草にも色々あることが分かりました。
ではその牧草をどのように収穫するか
見学しに行きました!

橋本さん
「“自走式ハーベスター”です。
 前日に刈った牧草を裁断して
 運搬用の車に積んでいます」

藤尾「細かく裁断するのは食べやすいように?」

橋本さん「そうです!」

間近で見ると-

藤尾
「でか~い!!」

森崎
「トラックの荷台にメッチャ入ってた!」

細かくなった牧草は
「バンカーサイロ」と呼ばれる所へ
運ばれます。
ここで行うのが
「鎮圧(ちんあつ)」という作業。
重機でなんども踏み、
水分と空気を抜いて圧縮していきます。
こうすることでよ~っく発酵するのです。

そうしてシートをかぶせ密封し、
3か月ほど経つと完成するのです。

このサイレージ作りには、
もうひとつ方法があります。
それは-


2012年07月21日(土) |  牧草は雑草じゃない!作物と同じだ!

森崎「ハハハ良い眺めだなあ~」

藤尾「出た!北のお調子者」

リーダーが特別に立たせてもらっている
この黒いカタマリも
サイレージを作るためのものなんです。

これは「ロールベールサイレージ」というもの。
牧草をカットせずに専用のシートに包んで密封し、
シートの中で発酵させます。
すると水分量が少ないサイレージができるんです。
ちなみに白いものと黒いものがありますが、
出来上がりに違いはないそうです。

※あぐりっこも登りましたよ。
 「ギャラリーコーナー」に写真をアップしてます。

さてこのロールベールサイレージ、大きさは?

橋本さん
「直径は1m50cm。500~600㎏あります。
 これが牛20~30頭の1日分のエサです」

おいしいミルクを出してくれる
牛さんのエサ「サイレージ」作り方を学んだ一行。
続いてはその原料「牧草」について…

藤尾
「そもそも論なんですけど…
 牧草って何なんですか?」

橋本さん
「そこら辺に生えてる草とは違うんですね」

藤尾
「広い野原に生えている雑草ではないんですね?」

橋本さん
「違います!雑草も一部分はありますが
 種をまいて育てていくんです
 

橋本さん
「ここの畑に生えているのは
 イネ科のチモシーと言う品種と
 マメ科のクローバー。
 これを混ぜて植えてあって
 これが基本的な牧草になります。
 作物と何も変わらないんです」
じゃ~ん もんすけです!
どこまでも続く牧草地。
酪農王国北海道を象徴する風景だよね。
このように牛さんがのんびり
草を食べたりするエリアは「放牧地」といいます。

そして牛さんが食べる牧草を栽培している畑は
「採草地」と言います。
衛生面を考えて、牛さんは入れません!

ちなみに、牧草は年に2~3回収穫していて、
この時期に収穫するのは1番草。
栄養価が高いって言われているんだよ。

藤尾
「だけど広いよね~
 奥まで橋本さんの畑だって!」

森崎
「タクトとケイタツ走っておいで!」

すると素直に二人でダッシュ!

藤尾
「ほんましんどいで!」

あまりにも広くて途中で姿が消える二人…

しばらくして無事に戻ってきました。

森崎
「タクト、どうだった?」

タクト「とっても遠かった!」

ケイタツ「すんごい広い!」

続いては牧草を育てるための
「土」について-


2012年07月21日(土) |  牧草の味比べ?違いの分かるリーダー?

土づくりのキーワードが【草地更新】

佐々木「これはどういうコトですか?」

橋本さん
「草地は牛が歩いたり、
 さっきのような大きな機械が走るので
 土が固くなります」 

土が硬くなると水や肥料が
浸透しにくくなります。
さらに牧草の根がしっかり伸びていきません。
そこで、土をおこして空気を含ませます。
こうすることで土が若返り、
牧草が育ちやすい環境になります。

佐々木
「牛のエサの牧草作りもありますが
 その牧草を育てる土作り!
 ここまで考えてやっているんですね」

藤尾
「ボクなんて最初の印象が
 草むらの草を食べていると思っていたので…
 まさか種をまいて、
 わざわざ牛さんの栄養を考えた物を
 育てていることも驚きですし、
 その草がおいしく育つために
 土をおこしている
 その苦労に驚きです」

こうして出来たエサをたっぷり食べて
おいしいミルクが搾れるんですね。

ではみんなで別海の牛乳
「いただきま~す」

タクト「濃厚で美味しい」
マユ「いつも飲んでる牛乳より甘くて美味しい」

森崎
「牛乳のおいしさって
 “草のおいしさ”“土のおいしさ”
 いうのも、あるのかも知れない!」

さてお次はJA道東あさひ営農センターの
畑にやってきました。
一体何が植えられているのか…

JA道東あさひ 白岩恵佳さん
「ここは約40種類の牧草を育ててる畑です

森崎「これで実験するの?」

白岩さん
「食べ物によって嗜好性も違うので
 嗜好性のの良い草はコレですよ!と
 酪農家のみなさんにお伝えしています」

森崎
「今日みんなが学んでいるのは
 チモシーやクローバーなんですけど
 それぞれどういう特徴があるんでしょう?」

白岩さん
食べてみたら分かると思うんですけど
 甘みや栄養価が違います!

森崎「食べるって牛が?」
白岩さん「いえ人間が!かじる程度なんです」

さあココまでくればもちろん
森崎「オレ夢でした!牧草食べてみたいっす」

ということで
まずはイネ科「ペレニアルライグラス」を試食。
森崎「ほんのり甘いです」
他にチモシーも試食すると「柔らかい!」

森崎
「甘みでいうとさっきのほうが甘いですかね?

白岩さん
「牛もさっきの甘い方を喜んで食べてくれます」

藤尾「スゴイ!牧草語ってる~

森崎「牧草ソムリエになるわ」

この試験圃には、
品種の特性などを学ぼうと、
勉強熱心な酪農家たちが
よく訪れているんです。

白岩さん
「私も実際に牧草地に行って
 草をかじってみたりしてます」

藤尾「味を確認するのに…」

白岩さん「甘いなって感じてます!」

平成21年に誕生した 「JA道東あさひ」。
(JA上春別・JA西春別・JAべっかい・JA根室が合併)
このエリアの年間の乳量は37万トン(平成23年度)
なんと全国一位なんです!
さらなる乳量アップ!乳質アップ!のために
「JA道東あさひ」が取り組んでいることは?

JA道東あさひ 営農センター長
小島友喜さん
「サイレージの品質を良くしようということで
 農家に出向きまして作業の状況を確認しながら
 畑に行って刈高(収穫量)がどうなっているか、
 そして草地の3割~4割ぐらいに
 雑草が入っているという調査結果もありまして
 雑草が多いってことは
 おいしくない牧草ということになるので
 草地の改善提案もしています」

牛さんの健康にはエサがとっても重要!
現在は多くのエサが海外から輸入されていますが、
北海道など広い土地のある都府県では、
牧草のほとんどを酪農家さん自ら栽培しています。
安全安心なエサを食べて
おいしい牛乳を出してほしいよね!

2012年07月21日(土) |  苦労を知るとさらに美味しい!

森崎
「おいしいミルク料理をいただきましょう~」

「海鮮工房やっとこさ」小林康之さんに
ミルク料理を作っていただきました。

小林さん
「牛乳豆腐というミルクを固めた豆腐を
 ご飯に混ぜてのり巻きにしましたよ」

牛乳豆腐とは、牛乳を沸かし酢を加え、
豆腐のように固めたもの。
カッテージチーズのような食感で
酪農家の食卓にはよくのぼるメニューなんです。
※作り方は「レシピコーナー」へ。

森崎
「牛乳豆腐って栄養価高いんですよね。
 これを太巻きに入れちゃった!」

さあお味は?

ケイタツ「美味しい!」

マユ「おいしいです!」

あぐりっこも大満足のおいしさ。
太巻きの作り方は「レシピコーナー」に
掲載されていますよ。

橋本さんも試食されて…
「牛乳のコクが残りますね!
 すごいあっさりしていて、美味しいです」

お次はお店の人気メニュー
小林さん
「地元のゴーダチーズを使った
 ソフトナンピザです!」

おいしいチーズもミルクのおかげ!
今日一日、牛さん達のゴハン、
「牧草」について学んで何を思ったかな!?

タクト
「酪農家さんが苦労していることを
 考えて食べると、もっとおいしくなると思った」
マユ
「エサをあげたりして
 大変だということが分かりました」
ユウナ
「頑張って牧草とかを作っていることを
 思い浮かべて食べたら
 おいしく感じるから
 そういうことを学んでから
 食べたほうが良いと思いました」

普段は家のお手伝いをしない。
と言ってた酪農家の息子ケイタツは?

森崎
「改めてお父さんお母さんのやっている
 酪農という仕事をどう思いましたか」

ケイタツ
「搾乳とかしているときは
 スゴク忙しくしているし…
 そういう搾った牛乳を各地に
 乳製品かもしれないけど
 届けたりしているので
 すごくいい仕事だなと思いました!」

橋本さん
「酪農家ってのは
 土・草・牛・働く人と…
 血の通ったものでないと
 本当においしい牛乳は出来ないんです。
 もっともっと美味しい牛乳を提供しようと
 頑張っていますので、
 みんな一生懸命食べてください!」

森崎
「オレは次に土を食べてみたいと思いました!」

橋本さん
「ぜひ食べてみてください!」


2012年07月07日(土) |  ♯201道内一の生産量!東川町のチマサンチュ編

今回のオープニングは
自然のイオンたっぷりの場所からスタート。
ここはがおいしいところのようで
リーダーもゴクゴク水を飲んでますよ。

森崎
「う~うまい!
 ふるさと東川町の水はうまい!

藤尾
「リーダー。ここメチャクチャ良い場所ですね」

森崎
「今回は東川町にやってきました。
 この水はね旭岳っていう
 北海道で一番高い山雪解け水
 50年・100年かかって
 流れてきている水なんだ。
 この水が町全体にも流れていて
 全家庭が地下水なんです。
 上水道が無いんです!

藤尾「え~!!」

森崎
「申し送れました。ワタクシ
 東川町ふるさと観光大使館
 ございます!」

一行が訪れたのは、
リーダーのふるさと「東川町」。
今回は大雪山系の清らかな水で育つ
生産量・道内ナンバーワンの
ある野菜に注目します!

佐々木
「コチラをご覧下さい。
 “チマサンチュ”って知ってるかな?」

あぐりっこ「聞いたコトない!」

佐々木
“チマ”とは韓国語でスカートという意味」

森崎
「スカートのようなサンチュ!
 いわゆるレタスっぽい葉野菜ですよね」

夏本番を迎える北海道。
野外で焼き肉、最高ですね!
そんなときに欠かせないお野菜と言えば 
「チマサンチュ」。

今回は東川町自慢の
チマサンチュをお勉強していきますよ。

【オープニングロケーション】
■大雪旭岳源水公園
 住所)東川町ノカナン 
 電話)0166-82-2111(東川町役場代表)

さっそくチマサンチュのハウスに
やってきたあぐり一行。
地元での取材で意気上がるリーダーですが、
ここで驚きの再会が…

森崎
「実は本日お訪ねした生産者の牧さん。
 私の東川中学校時代の先輩です!
 どうもごぶさたしております!
 いや~どうも」

藤尾「腰低っ!!」

森崎
「しかも同じ部活の先輩ということで
 え~えちょっと非常に怖い!

藤尾「目を見て話しましょっ」

少し緊張気味のリーダーですが
早速チマサンチュのハウスを見学しましょう。

牧清隆さん
「こちらでサンチュを栽培してますよ」

森崎「大きなハウスですね~」
藤尾「サンチュはハウス栽培なんですね」

さてハウスに入っていくと-
森崎
「炎天下のハウスですから
 (ロケ時の気温は28度くらい!)
 どれだけ暑いんだと思ったら…
 そうでもない!

藤尾「暑くない!」

牧さん
涼しいでしょ!横は全部風通しが良いように
 換気できるようになってますし、
 上は網のような遮光ネットで光をさえぎって
 葉野菜なのでしなっとならないようにしてます」

じゃ~ん、もんすけです!
今回紹介する「チマサンチュ」。
「サンチュ」と呼ばれて親しまれているよね。
韓国ではとってもポピュラーな野菜で
焼き肉を巻いて食べるのが人気。
そんなチマサンチュはどんな特徴があるのかな?

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「レタスは切ると白い液が出てきます。
 それがまるで“乳”のように見えるので
 “乳草”と呼ばれたりしていますが
 チマサンチュはそのレタスの仲間です。
 特徴的なのはビタミンEです。
 体の中の細胞が健康であるように
 守ってくれます。
 普通の野菜ではビタミンは取りにくいんですが
 チマサンチュはおよそ2倍の摂取量が期待!」

チマサンチュは「レタス」の仲間。
そのレタスの栽培の起源は
およそ2500年前の古代エジプト。
日本には中国から伝来したと言われていて
奈良時代から食べられていたんだって~!


2012年07月07日(土) |  チマサンチュのハウスは何かが違う!?

チマサンチュの特徴を教えてもらいましょう。

牧さん
「サンチュの特徴はこのシワなんです!
 “シワ”があんまりない葉っぱは
 商品にならないんです」

森崎
ボコボコして立体的なものが良いですね」

さてここまで見てきて
「いつも見ているハウスとちょっと違う!」
と感じている方いませんか!?
そこで-

森崎
ハウスの違いを見つけよう!!イエ~
 みんな準備はいいかあ~!
 分かったらこのスイッチを押して答えよう。
 じゃあレッツシンキング!」

突然ですがココで
「クイズ早押し!ハウスの違いをみつけよう」。

森崎
「さあ一般的なハウスとちょっと違いがあるぞ!」

あぐりっこに寄り添う藤尾君がヒント係です。

藤尾
「ここまで来る間に、
 いろんな畑を見てきたよね。
 そこでいろんな野菜がなってたと思うけど
 そこと比べて、ここはどうだ?」

藤尾君のヒントでひらめいたあぐりっこ!

向こうから猛ダッシュでやってたのは…
タクヤ君です!

佐々木「来た来た~」
森崎「スゴイ勢いで来た~」

と勢いあまって…

テーブルごとひっくりかえる。

そして-

支えようとした佐々木アナも 
なぜか倒れる…

森崎「うお~ハハハハ」(現場も大爆笑!)

ケガ無く元気なタクヤ君。
さっそく答えてもらいましょう!
森崎「さあハウスの違いは何だ?」

タクヤ
「普通は地面にあるのに高台にある!」

森崎
「高い所にある…正解!!
 よく分かったね!」
さあお次に走ってきたのはヒロト君。
さて答えは?
ヒロト
「屋根の高さが普通のハウスより高い!」
森崎
「屋根の高さ…
 確かに普通のハウスより高いねえ~
 正解~!!

この後も女子チームが回答。
ノゾミちゃん
「普通はハウスにネットはかかってないけど
 このハウスはネットがかかってる!

森崎
「遮光ネットだね…正解だあ~」

ホノカちゃん
「植えられているところに
 白いビニールみたいのがかかってる」

森崎
「よく気がついたね…作物の下に
 白いビニールシートが張ってある正解!」

あぐりっこが答えた「ハウスの特徴」
実はとっても重要なことばかりだったんです。


2012年07月07日(土) |  工夫がいっぱいチマサンチュ栽培

佐々木
「みんなが出してくれた答えを検証しましょう。
 まずはタクヤ君が回答した
 “高い所に植えられている”
 タクヤ君、これは何でだと思う?」

タクヤ君「う~ん何でだろう」

ノゾミ「低い所より風通しがいいから?」
ヒロト「高い所にあると取りやすいから?」

森崎
「収穫がしやすいから…」

さてその理由は…

牧さん
「このように腰の位置に台があることで
 収穫作業や管理作業が効率的にできる!
 体に負担をかけないんです

森崎
「確かに葉物野菜は収穫が全て手作業ですよね」

森崎
「しゃがみながらの収穫は大変だよね。
 だけどこの位置だと作業がしやすい!
 これは生産側にとってメリットですよね」

高設ベッドと呼ばれる台を使い、
生産者の負担を軽減。

また台の上の真っ白いシートは
太陽光を反射して、葉っぱが熱くなって
「日焼けする」のを防止したりしています。

※実はこのシートを裏返すと黒になります。
 寒い時期は黒い面にすることで
 逆に太陽光を集め保温しています。

次にこのシートをめくってみましょう。
中からは土のようなものが出てきましたが…

牧さん
「これはもみ殻とヤシ殻です。
 それらをベットに敷き詰めています。
 土を使わないことで
 雑草の抑制にも繋がります」

牧さん
「ちょっと分かりづらいかもしれなけど…
 シートの上を触ってみると
 チューブみたいなものが、あるでしょう!」
牧さん
「3本チューブが張られていて
 水と肥料がタイマーで
 自動的に管理されてます。
 水をかける作業も軽減されますし
 一定の品質が保てますね!
このように高い台の上で土を使わずに
水と液体の肥料で栽培するこの方法を
「養液栽培」というんです。
JAひがしかわでは平成13年にこの栽培方を導入。
専門の部会を作って生産を行っています。
そもそも養液栽培を取り入れた目的は
何だったのかな!?

JAひがしかわ 福井陽輔さん
「高設ベッドのために、
 かがんで収穫をしないので
 腰の負担軽減と労働力の軽減
 つながります。
 ですので高齢者の女性の方でも
 簡単に収穫作業ができることです」

作業が軽減できると高齢者も無理をせず 
栽培に取り組むことができるもんね!
「高齢化対策」としてスタートした
チマサンチュ栽培。
現在JAひがしかわでは
10軒の生産者さんが栽培していますよ。


2012年07月07日(土) |  高齢化対策としてスタートしたチマサンチュ栽培

お次は「ハウスの屋根が高い理由」は?

牧さん
「実はこれは3重になるんです。
 冬場や春先は非常に寒いので
 ある程度の温度を確保するために!」

屋根が高くないと
3重にするのは難しいですよね…

森崎
「寒い…って、ちなみに
 いつから栽培しているんですか?」

牧さん「2月から準備していますよ

森崎「2月!?真冬ですよ~!」

東川町ではこのような立派なハウスを利用して
ほぼ通年栽培をおこなっています。
こうして道内ナンバーワンの生産量を
支えているのです!

チマサンチュの栽培方法を学んだあぐりっこ。
どう思ったかな?

ヒロト
工夫して野菜作りをしているところが
 スゴイと思いました」

ホノカちゃん
「(生産者さんが)収穫が大変じゃないように
 しているところがスゴイと思いました」

森崎
「そうだよねえ」

森崎
「生産者さんにも
 優しいシステムを作っていくことが
 これからもとっても
 大切になるんじゃないかな…」

では収穫作業を見てみましょう。

森崎
「1枚1枚とって収穫していますよね」

牧さん
「下の外側から収穫していきます。
 こうすると内側から次々と生えてきます。
 1株からだいたい100枚前後とれば
 その株は終わりということで
 植え変えの時期になります」

東川町の水で育ったチマサンチュを
いただきま~す!!さてお味は?

ヒロト
「口の中でシャキシャキする音
 メッチャ良い!!」

ホノカ
「苦いと思っていたけど
 そんなに苦くなくておいしかった!

ノゾミ
「ちょっと苦いけど
 みずみずしさがいいなあって!」

苦さもおいしさの一部!
あぐりっこたちの新たな味覚の扉を開いた
東川のチマサンチュ。さてお次は-


2012年07月07日(土) |  サラダGAP?チマサンチュをいただきま~す

あぐりっこ収穫のお手伝い!

下のほうから大きなチマサンチュを
10枚ずつ収穫。
お母さんたちに聞きながらやりました。
さて…
高齢者でも育てやすいということで始まった
「チマサンチュ栽培」ですが、
ハウスの工夫もあり
通年栽培が可能になりました。
その結果、年間の生産量は
およそ226トン!
枚数にすると4500万枚にもなるんです。

遠くは沖縄県まで出荷している
東川町産の「チマサンチュ」。
さらに消費者が安心できる「ある事」にも
取り組んでいるんです。

牧さん
“ひがしかわサラダGAP”というもので
 東川で作られる農作物全てにおいて
 自己点検・評価を記載するんです!」

森崎
「うわ~自分で通信簿をつけるようになってる!」

これは東川町の生産者が
独自に取り組んでいるもので、
病害虫防除や収穫作業について
細かくチェックするようになっているんです。

森崎(一文を読み上げる)
「未記載・未提出の場合は
 出荷取扱・相対販売などができなくなる
 場合がありますのご注意願います…
 これがないと扱ってくれない!」

藤尾「厳しいですねえ」

平成22年から行っている「サラダギャップ」
安全安心を徹底するための取り組みと言えます。

あぐりっこ達の収穫体験も無事終了!

お手伝いを頑張ったご褒美に
生産者のお母さんたちが
腕によりをかけてチマサンチュ料理の数々を
用意してくれました!
またチマサンチュ部会のみなさんにも
集まっていただきましたよ。

※「チマサンチュ」の手巻き寿司やナムルなど…
 詳しくはレシピコーアーをご覧ください!

お腹がすいていたあぐりっこ…

チマサンチュ焼肉をのせる定番料理。
あぐりっこたち、もう箸が止まりません!

藤尾「入れ過ぎちゃうか?」
森崎「よ~し、みんなもういい!のせすぎ~

モリモリほお張るあぐりっこたち!
大人もビックリの食べっぷりです。

タクヤ「うまいです!」
ヒロト「めっちゃうまくて泣きそう!」

お肉とチマサンチュ…おいしそう!
実はこのコンビ一緒に食べると
とってもいいことがあるんだって!

天使大学 荒川教授
「お肉の脂分の吸収をチマサンチュが
 ゆるやかにしてくれるんです。
 また苦味成分が肉の脂っこさを抑えて
 リフレッシュしてくれる効果もありますね」

へ~そうだったんだ~
僕もこんど試してみよっと!

森崎「子供たちの姿をみてどうですか?」

滝本旭人さん
「若い人からお年寄りまで
 おいしく食べられると思うので
 作っている側としてもうれしいです」

牧美紀さん
「子どもたちがあんなにほお張って
 食べてくれたなんて…
 作っている側としてはとてもうれしいです

森崎
「小学生の子供たちが汗をかきながら
 ご飯をほお張っている姿って
 美しいよ!
 
今日一日でチマサンチュが
大好きになったはず♪
みなさんも是非食べてみてくださいね!

さてここでJAひがしかわから告知!
8月26日(日)に開催される
【第10回大雪清流てっぺん祭り】では
野菜やお米の直売も行われます。
みなさん行ってみてくださいね!

こんにちは週刊あぐりニュースです。
100歳になっても第一線で活躍している、
あのお医者さんの話題です。

東京の聖路加国際病院の
日野原重明名誉院長は
100歳になった今でも診療を続けている
現役の医師です。90歳の時に出版した
「行き方上手」がベストセラーにもなりました。
その日野原医師の特別講演が、
8月5日札幌で行われます。

またがん予防の専門家、浅香正博医師の講演も。
長きにわたりがん治療に取り組んできた
2人の医師のお話は、がんに対する心構えを
考える機会になるのではないでしょうか。

お問い合わせは市民講座を主催する
「札幌厚生病院」まで。
申し込み用紙は病院のホームページから
ダウンロードできます。

【がんの予防と癒し~サイエンスとアート~】
日時:8月5日(日) 
   13:00~15:00(12時開場)
場所:札幌市民ホール 大ホール
   札幌市中央区北1条西1丁目

【問い合わせ】
JA北海道厚生連 北海道厚生病院 
市民公開講座事務局 
℡ 011-261-5331

続いては夏休みに広大な北海道を
体験してみたい小学生必見のお知らせ!

根室地区のJA青年部が中心になって
開催される恒例の「酪農体験ツアー」。

今年は今月27日から2泊3日で
行なわれます。
地元の乳製品工場で
チーズ製造工程を見学したり、
JA女性部のお母さんたちから
手ほどきを受けてのスイーツ作りなど
内容盛りだくさん。

メインイベントは酪農家のおウチでの
ファームステイ!搾乳やえさやりはもちろん、
かわいい子牛にミルクをあげられるかも…

都会ではできない経験がいっぱいですね。
参加条件は小学校4年生から6年生まで。
子供だけで参加可能な方です。

夏休みの思い出になること間違いなしですね!

さて毎年恒例のカルチャーナイト。
今年は13日の夜に110の施設で実施されます。
JAグループ北海道の会場には私もお邪魔します。
ぜひお越しください。

さらに10周年の今年は、
14日(土)にも札幌駅前地下歩行空間で
イベントが行なわれますよ。

以上、週刊あぐりNEWSでした。

------------------------------------------

【夏休み小学生酪農体験ツアー】
実施日:7/27(金)~29(日)
旅行代金:一人15000円(税込) ※添乗員同行
参加条件:小学校4年生から6年生
(ただし札幌駅発着で対応可能な小学生に限る)
応募締切:7月12日(木)
宿泊先
1日目/湯元マルエー温泉
2日目/根室管内の酪農家でファームステイ
申し込み:
農協観光帯広支店
協力団体 根室地区農協青年部連絡協議会
℡0155-24-4360(月~金 9:00~17:30) 

------------------------------------------
【JAグループ北海道 カルチャーナイト2012】
■7月13日(金)午後5時30分~8時
■JA北農ビル ホクレンビル1階(北4西1)

□7月14日(土)午前11時~午後5時(展示ブース)
□札幌駅前地下歩行空間(北3条交差点付近)
 午後1時~ コンサートほか


2012年06月30日(土) |  ♯200回スペシャル!あぐり王国東京へ進出!

広大な大地・・・
日本の食料基地「北海道」…。
あぐり王国北海道ではこれまで
この北海道農業の様々な現場に
お邪魔してきました。
そして今回ついにあぐり一行は
海を渡った…

森崎
「あぐり王国 in 東京!」

藤尾
「北海道を飛び出しました!首都だ首都~!

佐々木
「ということで今回は北海道を飛び出して
 東京にやってきました」

リーダー後ろを振り返って…
「畑じゃない!」

森崎
「今日きてもらったあぐりっこです。
 あぐりっこが北海道を飛び出したのは初めて!
 つまり君たち北海道を飛び出した
 あぐりっこ1号・2号よ!」

北海道から参加した今回のあぐりっこは
竹市愛華ちゃん(小5)と加藤舞桜(小4)です。

佐々木
「さてあぐり王国ですが
 2008年からスタートしまして今回で…
 200回になります」

一斉に「うお~(パチパチパチ)」

2008年7月に始まった「あぐり王国北海道」。
番組スタートから4年、
農業大国北海道を駆け巡ってきました!

これまで300人以上のあぐりっこ隊とともに、
「食や農業の現場」で、
たずさわる人たちの想いに触れ、
「いただきます」の意味を考え、
食や命の大切さを学んできました。

ところで、みんなはこの言葉、分かるかな?

佐々木
“食料自給率”という言葉は知ってる?」

マオ「知らない」
アイカ「あまり知らないです」

食料自給率とは、その国で消費される食料が、
どのくらい国内で生産されているか
示す指数のこと。
日本の食料自給率は、
カロリーべースで39%と、
実に半分以上を海外からの輸入に依存

そんな中、我らが北海道の食料自給率は
どれくらいなのでしょう?

佐々木
「北海道はどれくらいかな?」

アイカ「60%はいってると思う」
マオ「50%ぐらい…」

佐々木
「北海道の食料自給率は…173%!

あぐりっこ「えっ??」

森崎「小学生には難しい数字になってます!」

食料自給率173%! 
全国に占める北海道産の農畜産物のシェアは、
馬鈴薯、小麦、小豆、玉ネギは、
なんと半分以上!

さらに米、スイートコーン、大豆、牛肉など、
多くの産品が生産量日本一!
農業大国北海道“食料基地”と称され、
日本の食を支えているのです。

森崎
「そういう存在が北海道なんです」

佐々木
「その北海道で作られている物が
 首都・東京でどのように販売されているのか…
 北海道の物がどのように愛されているか…
 これをみんなで徹底調査します

森崎
「北海道を外から見つめましょうという企画!」

佐々木
「ではさっそく向うのは…アチラです」

佐々木アナが指をさしたほうには…
なんと今話題の…

あぐりっこ
「東京スカイツリー!!」

森崎
「そうだよ~行こうぜ~!!」

あぐりっこ達には
夢にまで見た東京スカイツリー。
大興奮でスカイツリーに向かいました。




TOP(全件表示)