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2011年07月23日(土) |  あぐりファームリポート 野菜のお世話をしよう

《あぐりファームリポート》
番組の農園【あぐりファーム】で育てている
野菜やお米の成長過程をあぐりリポーターが
身をもってお伝えします。
最終目標は4人のリポーターが考えた
オリジナル料理をくるるの杜にある
農村レストランでメニュー化すること!

さて今回のリポーターは
ユリカちゃんとカズト君です。

今回はハウス内の
野菜のお世話と畑・水田の状況報告です。

田植えから47日が経った水田をみてみると-

カズト君
「デカイ!もっと小さくて大きくなるのに
 時間かかるのかなあと思っていた」

くるるの杜 高橋ルミ子さん
「今は【深水】という作業をしています。
 田植えの時は水を張っていません。
 それだと稲が寒くなっちゃうので
 水を張って温かくします。
 稲を寒さから守って、穂が出るようにします」

田植えから三倍もの大きさに成長した稲には
嬉しい変化が!

高橋さん
「小さい穂が入ってますよ。
 見てみましょう」

ユリカちゃん
「お米の子供みたい」

カズト君
「なんか、かわいい」

さてこの日は雨が降っていましたが
作物にとっては恵みの雨。
畑の野菜達はとっても気持ちよさそう!

他の作物はどうでしょうか?

幹がしっかりしてきたトウキビ。

大きな葉っぱを茂らせている枝豆。
さらに、どんどん枝を増やしているジャガイモ、
全て順調に成長中です。
つづいては、ハウスへ-

トマトはあぐりっこよりも大きく成長してました。

高橋さん
「トマトは8月に入ったら食べられますよ」

ちょっと変わったピーマンも、
立派に実をつけています。
この後 何色に変化するのか楽しみ!

さらにナスは収穫間近ですよ。

今回は成長に必要のないの
葉や枝を取る作業にチャレンジ。
この作業は実にしっかり太陽を当てるため、
そして十分な栄養を
実に行き渡らせるため行います。
プロの生産者さんも行う大事な作業です。

あぐりっこ報告!
カズト君
「ハウスでは全ての野菜のいらない葉を
 切るのはとても大変だったけど、
 最後は慣れてきて速くできて
 嬉しかったし楽しかったです」


ユリカちゃん
「今日は水田といねの成長を見に行きました。
 米もよく見るとかわの中に小さい米が入っていた。
 すごく小さかったし、やわらかった。
 ビックリした。
 雨の中リポートするのは大変でした。
 次くるときは晴れてほしいです」


2011年07月16日(土) |  ♯152 南国野菜ゴーヤを北海道でも栽培!編

本格的な夏到来!
皆さん夏バテ対策は万全ですか?

森崎
「夏だな~!!」

あぐりっこ「ハイ!!」

佐々木
「今日は夏にピッタリの野菜
 勉強してもらいます」

あぐりっこの前に登場した野菜。

リーダー達からは見えますが、
あぐりっこ隊には何の野菜か見えません!

リーダー
「この野菜の名前、知っているかな?」

河野
「僕この時点で意外です…
 北海道でこの野菜って…」

その野菜とはゴーヤ! 
夏にピッタリの理由とは何でしょう?
荒川先生に聞いてみました。

天使大学 看護栄養学部
荒川義人教授
ビタミンCの量が野菜のトップクラス
 しかもゴーヤのビタミンCは
 熱をかけても壊れにくいので、
 炒めても、たくさんビタミンCを取れます」

では早速あぐりっこ達に
“触って”何の野菜か当ててもらいましょう!

コトノちゃん
「(触ってすぐに)キャー

ゴツゴツした独特の形をしているゴーヤ!
あぐりっこは触っただけで分かるかな?

セナちゃん
ボコボコしてる…多分…わかった!」

森崎
「箱の中は何だ?せーのっ」

あぐりっこ
「ゼ…」
「ゴーヤ」

河野
「チョット待ってチョット待って!
 ゴーヤの前に“ゼ”って聞こえた」

森崎
「コトノちゃん、何て言おうとしたの?」

コトノちゃん
「ゴーヤ!」

さあ今回も大爆笑からスタートしたあぐり王国!

今回のテーマはゴーヤ。
なんと沖縄料理で有名なゴーヤが
北海道で作られているんです。

『JAあさひかわ』『JA東旭川』
『JAたいせつ』の3つのJAの連合会
《JA旭川青果連》が出荷しているゴーヤは
旭川のお隣・鷹栖町を中心に栽培されています。

今回ゴーヤについて教えてくれるのは
12年前から鷹栖町でゴーヤ栽培を始めた
ゴーヤ部会長の東出明男さん。
南国野菜ゴーヤを北海道で栽培するこだわりを
教えていただきましょう。

森崎
「ゴーヤはどこにあるんですか?」

東出さん
「ゴーヤは向こうにあります」

河野
「ハウスだ~」

まずはリーダーが1人でハウスをチェック。
すると…

森崎
「スゴイわ!南国だぞココは!
 北海道に南国があったぞ!」

東出さん
「南のモノだから暖かい方がイイからね」

河野
「じゃあ行って見よう!!」

森崎
「飛行機に乗らなくても南国に行ける」

ではハウスに入ってみると-

あぐりっこ
「アツイ!」

森崎
「入った瞬間、空気変わるね」

ハウスの中は40℃以上!
そんな中で育っているゴーヤを見てみましょう。


2011年07月16日(土) |  ハウスの中は40℃!こだわりのゴーヤ作り

森崎
「ゴーヤってツルなんだね。
 どんな野菜みたいかな?」

あぐりっこ
「キュウリ」

東出さん
「そうです、キュウリの仲間です」

別名“にがうり”とも呼ばれるゴーヤ。
キュウリと同じウリ科で
日本では沖縄や鹿児島県が主な産地。
ほかの野菜と比べ輸送中の鮮度落ちが早いので、
新鮮なうちに食べられる道内産が、
いま注目されているんです。

まずはゴーヤの花を見てみましょう。

東出さん
「雄花と雌花があってね、
 実が生っているやつが雌花!」

森崎
「なるほど~雌花の下に実が生ってる。
 これが大きくなってゴーヤになるんだ!」

東出さん
「雄花を取ります。
 この雄花を雌花にくっつけます。
 つけたら立派なゴーヤになります」

森崎
「花粉をつけるんですね!」

森崎
「手でやるんですか?」

東出さん
「はい手で!」

河野
「えっ手でやるんですか受粉?」

森崎
「1個1個、東出さんが受粉してるの?」

東出さん
「そうです!」

東出さん
「そうでないとゴーヤがダメになる」

40℃を超える灼熱のハウス内で
毎日手作業で行っている受粉作業。
東出さん達生産者のこうした努力で、
安定した収穫量が確保されているんです。

東出さん
「ゴーヤは長持ちしないから。
 だから北海道は北海道で作って
 皆に食べてもらう」
 
森崎
「あ~ん、グッとくる~~」

4月中旬に種をまいて
5月上旬にハウスに定植したゴーヤ。

森崎
「ツルをズーっと伸ばしたら
 僕らの身長超えますね!」

東出さん
「秋までには20m超しますね」

河野
「はあ~~??
 プールとか25mぐらいやからね!」

東出さん
「収穫しやすく、日が当たりやすく…
 横に“はわせる”ようにするんだわ…
 これ(ツタ)がぐるっと回ってきて
 ズーーっと向こうまで行きます!」

河野・佐々木
ズーーっと!!

東出さん
「はい!」

じゃ~んもんすけです!  
ゴーヤが北海道で栽培できるなんてビックリ!
このゴーヤ栽培、
最近では「グリーンカーテン」という
エコな取り組みとして注目されているんだよ。
大きく成長した葉っぱや枝が
建物の「日よけ」代わりになるんだって。
ゴーヤには虫が寄り付かないっていう
特徴もあるから一石二鳥だね。
僕もやってみようかな~

2011年07月16日(土) |  ゴーヤのイボには大切な役割があった!

森崎
「どうしてゴーヤ栽培を始めたんですか」

東出さん
「うちにバイトに来ていた女性が
 フィリピン人女性だったので、
 『ここでゴーヤ作れないの?』って聞かれて…」

東出さん
「翌年種を買って色々勉強して
 作ってみた結果…
 作れるようになった!!」

森崎
「東出さんジェントルマン!
 作ってあげたんでしょ~」

東出さん
「どっこに~~」

佐々木
「想いを叶えてあげた方ですよ~」

ゴーヤをじっくり観察しましょう。

森崎
「近くで見るとね…
 の中にトゲみたいな…」

あぐりっこ
「本当だ!チクチクする」
東出さん
「イボっちゅうのは酸素を吸っている!
 だからこのイボが削れちゃうと
 活きが悪くなるの。
 だから、しずか~に丁寧に扱う

ではゴーヤを収穫してみましょう。

森崎
「どの辺りから切ったらイイですか」

東出さん
「太っていく付け根の5ミリほど上を
 切ってください!」

収穫仕立てのゴーヤ。
いつもの取れたてをリーダー、生食です!

森崎
「(ガブリ)…おいしい!
 苦いんですけど
 出てくるゴーヤジュースはおいしい」

あぐりっこもゴーヤ初収穫体験!
顔より大きいゴーヤが取れました。

4月から始まる鷹栖町でのゴーヤの栽培。
収穫は7月から10月までの4ヶ月間です。

あぐりっこ隊も生で食べてみたい!
チャレンジしてみると-

ショウヘイ君
苦い!けど水分おいしい

ミウ君
「いけちゃう。苦いけど…そんな苦くない。
 思ったほど苦くない

女子チームは…
セナちゃん
「苦い…けっこう苦いけど
 いけるっちゃあいける」

東出さん
「新鮮でスゴクおいしいと評判なので
 取引がけっこうあります」

鮮度が命!
東出さん達ゴーヤ部会が育てたゴーヤは、 
札幌や旭川・釧路など、
ほとんどが道内に出荷されています。


2011年07月16日(土) |  苦味がおいしい!ゴーヤジュース作り

森崎
「ゴーヤジュースを作ろう!」

一斉に「イエ~イ!!」

佐々木
「リトルジュースバーさんが…」

森崎
「僕、大好きです!」

佐々木
「そのリトルジュースバーさんが
 オリジナルレシピを考えてくれました」

今回は札幌のフレッシュジュース専門店
「リトルジュースバー」に、
ゴーヤを使った絶品オリジナルレシピを
教えていただきました。

《リトルジュースバー》
 札幌市中央区南4条東3丁目11-1
 TEL 011-213-5616/FAX 011-211-6255
 営業時間11:00~20:00
 水曜日定休 

河野
「プロが!」

佐々木
「はい!フレッシュでおいしく飲めるモノを
 考えてもらいました」

まずはゴーヤの下処理をしていきます。

ゴーヤを縦に切って
ワタの部分を取り除き、千切りに。

そして塩をふり5分たったら揉みます。
最後に完全に塩気が抜けるまで
熱湯で洗い流したら完了です。

《ゴーヤグリーンジュス》の材料です。

ゴーヤ…30g、ゴールデンパイナップル…100g
固形ヨーグルト…50g、キューブアイス…3個
レモン絞り汁…30cc、シロップ…20cc、
ハチミツ…20g

※詳しい作り方はレシピコーナーへ

「スイッチオ~ン」

ミキサーにかけて完成です!

森崎
「うわ~スゲエ色だあ」

ではみんなで…
「いただきま~す!!」

さてお味はどうでしょうか???

ショウヘイ君
「おいしい」

東出さん
「これはオイシイですよ~」

森崎
「いけますか?」

東出さん「いけます!!」

コトノちゃん
「苦味もあって甘味もあってちょうどイイ!」

河野
「おいしい!苦味を上手に使っている!
 嫌な苦さじゃなくて、酸味と苦味で
 ものスゴイ爽やかちゃいます!」

森崎
「元気がでるジュースじゃない?!」

大絶賛のゴーヤジュース。
みなさんもお試しくださいね!!


2011年07月16日(土) |  ゴーヤ作りのきっかけを作ったアノ人が登場!

JAあさひかわの川島綾乃さん、
出戸美保さんから
ゴーヤ料理を教えてもらいました。

まずは沖縄料理の定番メニュー、
ゴーヤチャンプルをアレンジ。
地産地消スペシャル“ゴーヤチャンプルー”の
作り方を教えてもらいました。

※詳しい作り方はレシピコーナーへ!

森崎
「みんなで作った
 旭川ゴーヤチャンプルー完成!!」

「イエーイ!」

あぐりっこ
「おいしい!!」

森崎
「ウマイ!
 すんごい色んな野菜の甘味出てる」

河野
「野菜の甘味の中のゴーヤの苦さ。
 ちょうどイイ!!」

佐々木
「みなさん、東出さんのお話にありました
 フィリピン人のテスさんに来て頂きました」

市原テスさん
「コンニチハ」

森崎
「あなたですか??」

森崎
「ココにゴーヤの花を咲かせたのは
 あ な た!」
テスさん
「ピンポーン♪」

佐々木
「フィリピンではゴーヤは
 よく食べるんですか?」

テスさん
「1か月に3回くらいは食べますね」

河野
「なかなか日本では言わないペースですね」

さらにおススメメニュー、 
夏にぴったりゴーヤの和え物も
教えてもらいました。

※詳しい作り方はレシピコーナーへ

森崎
「涼しげ!」

佐々木
「マリネみたい!」

ミユ君
「おいしいです」

コトノちゃん
「ツナとか入っているやつは
 トマトと一緒に食べると苦味とミックスして
 すっごい合ってて、とてもおいしい!」

子供にも大人気のゴーヤ!

ゴーヤを食べて夏を乗り切りましょうね。

こんにちは週刊あぐりNEWSの時間です。
今日は道東の中標津町から
「ビデオレター」が届いています。

夏季交流会実行委員
JAけねべつ/JAなかしべつ
青年部のみなさん
「あぐり王国をご覧の皆さんこんにちは!
 地平線が丸く見える町、
 中標津では牧草の収穫中です。
 僕たちが考えたプランで
 あなた方をご案内します。
 中標津に来てください!待ってま~す」    

中標津町では町内の農業青年と
独身の女性との交流会を企画しています。
酪農に興味がある、
道内在住の独身女性のみなさん。
中標津町でこの夏、
楽しい思い出づくりをしてみませんか?
酪農体験やバーべキュー、
知床クルージングなどもりだくさん。

日程は、8月26日からの2泊3日。
応募の締め切りは今月27日です。

のどかな風景のなかで酪農体験。
すてきな出会いがあるかもしれませんね。
以上、週刊あぐりNEWSでした。

《中標津町農業青年との夏季交流会!》
日程:8月26日(金)~28日(日)2泊3日
参加資格:道内在住の20~35歳の独身女性
費用:ひとり1万円(交通費・宿泊費込み) 
お問合せ:0153-73-3111(中標津町農業委員会)

■主催 中標津農業後継者対策協議会

※締切りは7月27


2011年07月09日(土) |  ♯151 目指せ日本一ハスカップ産地ブランド化 編

7月もうすぐ夏本番! 
夏バテ防止に一役かってくれるのが、
血行を良くしたり目の機能を高める
効果があると言われている
ポリフェノールの一種アントシアニン

アントシアニンが豊富な食品といえば…

天使大学 看護栄養学部
荒川義人教授
「アントシアニンといえば
 ブルーベリーが有名ですが
 それより多く含む果実
 北海道にはあります!」

ブルーベリーよりアントシアニン
たっぷりのフルーツが北海道に?

それは…

ハスカップ!

今回注目したのは暑さに負けるな!
栄養たっぷりハスカップ。

一行は作付け面積日本一の産地
厚真町にやって来ました!

佐々木
「こんにちは~あぐり王国です。
 厚真町にやって来ました~!」

森崎
集ま(厚真)りました…」

藤尾
厚真あつまりましたね。
 しょっぱなのダジャレ恥ずかしいですね」

さあここからはあぐりっこと一緒に
ハスカップ生産者さんを訪ねます。

みんな一緒に-
「山口さ~ん」

やって来たのはハスカップ生産者、
山口善紀さんの農園です。

山口さん
「お~い!」

声は聞こえますが姿が見えず…
山のような畑を駆け上がっていくと-

佐々木
「いたいた~」

森崎
「よろしくお願いします。
 アレッ昆虫採集でもしてたんですか?」

山口さん
「ハスカップの収穫してましたよ」

ハスカップ栽培のパイオニア山口さん。
厚真産のハスカップ、
そのこだわりを教えていただきましょう。

森崎
「それにしても山道でした~
 こんな山で作られているんですね」

山口さん
「ここだけではないのですが、
 全部で4ヘクタール
 ハスカップが植わってます。
 大きい木で5000本
 苗木も入れると10000本です」

森崎「ハスカップいちまんぼん!

山口さん
「もともと勇払原野に自生していたモノを
 移植して栽培を始めています」

ジャムやジュース、お菓子などでおなじみ、
本州では高山植物として知られるハスカップ
ここ厚真町では特産品として
30年ほど前から栽培してきたのです。


2011年07月09日(土) |  甘くて酸っぱい!ハスカップ収穫体験♪

森崎
「よく見ると木の足もとに
 ず~っとワラが敷き詰められている!」

山口さん
「乾燥に弱いのでワラを敷くコトで
 乾燥を抑えて元気に育てています。

 それともう1つ…」

山口さん
「ワラの下に、た~くさん
 たい肥があります!
 それに直接触るのもアレなので…
 ワラを敷いてます。
 そして雑草も予防しています」
じゃーん、もんすけです。
酪農や畜産も盛んな厚真町周辺の地域。
ここでは環境に配慮した
農業を進めているんだって。

JAとまこまい広域 営農販売部
峯村 憲治さん
「JAとまこまい広域では地域に密着した
 循環型農業に取り組んでます。
 そして厚真町ハスカップ部会では
 地元の畜産農家から購入した“たい肥”利用、
 米農家より購入した稲ワラの利用を進めてます。
 こうすることで雑草の抑制、
 化学肥料や除草剤の使用量削減にも
 つながっており、
 より安心安全なハスカップを
 栽培するコトができます」

不要物を有効活用!
美味しい農産物を育てて、
地球にも優しいってうれしい取り組みだね。

まずは取れたてハスカップを
いただいてみましょう!

「いただきま~す」

ユウキ君
「あんまっ??すっぱい!」

ほのかちゃん ノイちゃん
「すっぱい!」

森崎
「甘みは感じる?」

ユウキ君
「ちょっと感じる…」

藤尾
「果物感がしっかりありますよね」

山口さん
「独特の風味ありますよね!
 厚真町のハスカップ部会では
 生で食べて欲しい!
 という想いで作ってます」

日本最大級の産地、
厚真産ハスカップの収穫は
6月下旬から7月下旬までの1か月間。
高品質な人気のブランドとして、
常に市場価格をリードしているのです。

みんなでハスカップの収穫体験~~!
ハスカップはデリケートなので
つぶさないように優しく収穫していきます。

森崎
「収穫は大変ではないけど
 逆に繊細すぎて神経を使う収穫だね」

佐々木
「みんな収穫楽しい?」

ノイちゃん
「楽しい!!」

初めてのハスカップ収穫に
あぐりっこも夢中…
しゃがみこんでハスカップを
探していました!


2011年07月09日(土) |  ハスカップが嫌いだったから美味しくなった!?

お次は選果体験です。

ビニールハウスのような暗い場所に
やってきましたが…

山口さん
「ハスカップは直射日光が当たると
 実が柔らかくなるんです。
 熱を持って果汁がにじみ出たりするので
 日よけをしてお日様から避けています」

出荷基準を満たす実だけを残す“選果作業”。
色や形が悪いものや
つぶれているモノなどを、
ひとつひとつ除いていくのです。
森崎
「選果からもれたハスカップは
 色が赤かったり、
 なかの果汁が出てドリップしたり…」

森崎
「力任せに収穫したらみんなドリップしちゃう。
 本当に繊細に扱わないと商品にならない!」

山口さん
「生産者は選果でもれたハスカップで
 ジャムを作ったりもします。
 けれども生のほうが美味しいですよ」

山口さん
「ハスカップの美味しいのが
 7月10日くらいから出てきます。
 7月いっぱいぐらいが収穫期です

厚真産のハスカップは
地元のAコープやウトナイ道の駅、
札幌近郊ではくるるの杜などで販売しています。
そして、毎年大盛況なのがハスカップ狩り! 
今年も各農家で開催しますが、
収穫期間が短いですので、
ホームページなどで確認してください。

《問い合わせ》
JAとまこまい広域
TEL)0145-27-2241
HP) http://www.atsuma-kankoukyoukai.jp

こちらのハスカップにはある特徴があります。
それは特有の苦みがほとんど無いこと

実は山口さんのお母さんのアイデアによるそう…

山口さん
「母が30年前から栽培していているんですが、
 実は母はハスカップが大嫌いなんです!」

一同「えっ!!」

山口さん
「野生のハスカップを移植していたので
 苦い木・渋い木・すっぱい木とか
 たくさんあるんです」

山口さん
「キライで味見もしたくないほどで。
 だけど畑をどうにかしたいという思いで
 小学生だった僕らに
 『苦い木・渋い木を
  お小遣いあげるから探しなさい!
』と」
 
美紀子さん
 「とんでもない親だね~いやだっ!」

山口さん
「大人は苦味が旨味に変わっているんです。
 子供には苦味として判断できるみたいで…」

森崎
「実のお子さんを使って
 おいしくないモノを排除した!
 スゴク合理的です!」

美紀子さん
「いや~やっぱりとんでもないわ~」

30年の歴史、味の良い木を厳選して実現した
良質なハスカップ栽培。
そんなこだわりの厚真産を広めるため、
ブランド化を進めている新たな品種があるのです。

山口さん
「二種類あります。
 甘味と酸味のバランスの良い
 ハスカップらしい味わい《あつまみらい》。
 酸味が少なく甘い品種が《ゆうしげ》 」

試行錯誤の末、誕生した
《あつまみらい》と《ゆうしげ》。
厚真ハスカップ部会の皆さんで
“厚真ハスカップ”として本格展開していきます。


2011年07月09日(土) |  新品種の食べ比べ!あっ甘いっ!!

では新品種の食べ比べをしてみましょう。
まずは《あつまみらい》です。

森崎
「ウマッ!」

藤尾
「味が濃い!」

ノイちゃん
「おいしくてねえ~
 手がいっぱい汚くなった!」

あらら・・・・ハスカップで指が真っ赤に

ソウイチロウ君
「のどに入りそうな時が
 一番すっぱくておいしかった!」

藤尾
「のど越しで楽しんでるのか?」

続いては《ゆうしげ》です。

あぐりっこ
「あま~い!」

森崎
「甘い!これは甘いですね」

山口さん
「この品種を厚真のハスカップ部会で
 みんなで栽培して、これから
 日本一のブランド産地
 にしようと頑張っているところです!」

ブランド力を上げるには、
より多くの収量が必要。
そこで町とJAとまこまい広域では、
苗木購入の助成を行うなどして
作付面積を拡大。

その結果2003年の8ヘクタールから、
現在の23ヘクタールと3倍ほどに
増えたのです。

森崎
「お母さんのお小遣いが育てた
 ハスカップですね」

美紀子さん
「はい…」

藤尾
「そう考えれば安い先行投資でしたね」

山口さん「そうですね!」

さてお次はお楽しみのお料理タイム。
厚真ハスカップ部会の山口さゆりさんと
山崎三枝さんにハスカップ料理を
教えてもらいました。

まずはビックリのこちら~!!

あぐりっこ「おにぎり???」

山口さゆりさん
「この中にハスカップが入っています」

一斉に
「うそだ~~」
「いやだ~~」

山口さん
「我が家では焼肉の時に食べます!」

森崎
「焼肉のお供にハスカップおにぎり??
 普通の塩でいいじゃん!
 ご飯に合うわけないじゃん!!」




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