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2011年05月28日(土) |  北海道発 小麦革命だあ~!

自分達のケーキが焼きあがる間、
外国産小麦で作ったケーキと
「きたほなみ」のケーキを
食べ比べをすることに!

麺では違いがハッキリでましたが、
ケーキでも違いが分かるのでしょうか?

まずは外国産のケーキを食べてみると-

リョウコちゃん
「フワフワしてやわらかい」

佐々木
「軽くておいしい!」

森崎
「では今度はきたほなみ
 シフォンケーキをどうぞ」
リョウコちゃん
甘い!こっちの方が甘いような気がする」
森崎
「ふんわり感が全然違うね!」

河野
「スゴイ小麦の香りがする気がします」

佐々木
「しっとりしている中にも
 気泡の感じも残っていておいしい!」

安孫子さん
「何とは表現しずらいんですけど
 味わいは全然違ってきますね

森崎
「次もう1個どっち食べたい?といったら
 圧倒的にきたほなみ食べたい!」

佐々木
「みんなはどっち食べたい?」

あぐりっこ一斉に-
「こっち(きたほなみ)!」

もんすけです。

みんな知ってた?
日本で出回っている小麦の87%が輸入。
生産量日本一の北海道でも、
わずか8%しか賄えていないんです。

今年の秋に収穫する小麦の
9割が「きたほなみ」。
味・香り・色の三拍子そろった
「きたほなみ」で
国産小麦への麦チェンが進みそうだね

さあケーキが焼きあがりました!

ユウマ君
「おいしい~~」

ヨウスケ君
「上はサクサク中はフワフワ、おいしい!」

森崎
「しあわせ~~!
 何かコレは小麦革命じゃないですか」

安孫子さん
「(きたほなみは)スゴイと思いますね

さて北見農業試験場の吉村さんから
ビデオレターが届きましたよ。

吉村さん
「今北海道の小麦畑では、
 きたほなみが40㎝くらいの大きさまで
 育ってきています。この夏には
 生産者の愛情こもったきたほなみ
 みなさんの手元に届くと思います。
 きたほなみをどうぞよろしく
 お願いいたします。
 きたほなみで北海道を麦チェン!


2011年05月21日(土) |  ♯144 東神楽町グリーンだけじゃないアスパラ編

森崎
「さあ大雪山系を眺めながら、
 ここ東神楽町を歩いています」

河野
「いいね~」

森崎
「僕は隣町・東川町の出身だから
 ほぼ幼少の頃から
 同じ景色を眺めていたんだよ~」

さて突然ですが、ここでクイズ!
これはある野菜の根っこなのですが
何の野菜かわかるかな?

河野
「何なんだ!」

主な産地は北海道・福島・長野。
そして元気を生み出すパワー
“アスパラギン酸”がたっぷり♪
そう!今が旬の…あの野菜です。

答えはこのハウスの中にある…

早速ハウスに入ってみると-

あぐりっこ
「あったか~い」

河野
「みんな何かわかったな?」

あぐりっこ
「アスパラ~!」

森崎
「イエーイ!」

佐々木
「ニョッキニョキ!」

旭川の隣町・東神楽町は
米づくりや畑作が盛んな農業の街。
こちらでチカラを入れている野菜が、
色とりどりでカラフルなアスパラガス。

ではアスパラ生産者の
熊谷隆一さんにグリーンアスパラについて
色々教えてもらいましょう!

森崎
太く・長く・たくましく
 育っておりますね~
 ハウスだとアスパラもどんどん
 元気よく育ってくるんですか?」

熊谷さん
「気温が高い方がどんどん伸びますね
 35度ぐらいまでは」

このあたりは有機物が豊富な泥炭地。
養分タップリの土のおかげで、
良質な野菜が育つのです。

ではアスパラを収穫してみましょう。

熊谷さん
「商品にするには決まった長さがあります。
 26cmか27cmで収穫します」

アスパラ専用のカマには
【目印】がついてます。
このカマで長さを計りながら
手作業で収穫するのです。

リーダー、アスパラ収穫に挑戦です。

森崎
「(カマでアスパラの長さを計って-)
 カマを地面において…
 26cmくらいのアスパラがほしいから…
 このへんで取る!」

森崎
「とれた~すげー太い!

河野
「こんなの売ってるの見たことない!」

森崎
「太いね~~」


2011年05月21日(土) |  とれたてアスパラに感動♪

河野
「あの~
 今アスパラを収穫しましたが
 ここからまだ生えてくるんですよね?
 1シーズンでひとつの株から
 どのくらいとれるんですか?」

熊谷さん
「ひとつの株から30本ぐらい取れますよ」

アスパラの成長具合をチェック!
これは朝4時から午後2時までを撮影。 
元気に育てるためにはハウス内の温度が
20~25℃にキープするのが重要。
今回は10時間で、
なんと2センチも伸びました!

“もぎたて”のアスパラを食べてみると-

森崎
うまい!甘い!みずみずしい!

コウタ君
「甘い!みずみずしい」

河野
「サラダで生で食べられますね」

熊谷さん
「食べられないことは無いけど
 焼いたらおいしいですよ! 

河野
「どやって焼くんですか?」

熊谷さん
炭火で焼きますね」

森崎
炭焼きアスパラだ!」

炭焼きアスパラをいただく前に-

じゃ~ん もんすけです。
東神楽産のアスパラの栽培は、
ハウスと露地の2種類あります。
暑くなるこれからは露地物が
出てくる時期なんだって! 
一体どのように出荷されているのかな?

JA東神楽 営業指導課
塚田則和さん
「東神楽では5月中旬から
 露地栽培のアスパラの出荷が始まります。
 地元64戸の農家で育てられた
 露地栽培のアスパラはすべて
 町内の選果場に集められます。
 ここでは長さはもちろん、
 太さや形を10種類の規格に分類し
 全道一円の市場を中心に出荷しています。
 また宅配ギフトも行い好評を得ています。
 選果・出荷の作業を一括で管理することで
 農家の労力を軽減しています。
 さらに品質をキープして旬の美味しさを
 長く味わってもらうために
 冷凍加工商品の製造もしています」
 
これら先進的な生産流通の
取り組みが認められて、
今年の3月「農林水産省生産局長賞」を
受賞したんだって!すごいね~

宅配ギフトに関しては-
■JA東神楽 販売課(電話0166-83-2241)
 また「JAひがしかぐらネットショップ」からも
 ご注文できます
 (http://shop.ja-higashikagura.com/)

いよいよ熊谷さんオススメの
アスパラの食べ方が登場!

森崎
「炭焼きアスパラだ~!」

あぐりっこ
「スゴイにおいする!」

河野
「イイにおいするなあ」

さてそのお味は?

タクト君
「おいしい!」

河野
炭で焼くべき!
 うまい!
中はジュワー

コウタ君
「生よりもっとみずみずしい」

熊谷さん
「1度食べたら止められないしょ?」

一斉に
「やめられない!!」

佐々木
「我々おいしいグリーンアスパラを
 勉強しましたが、
 続いてはコチラです~」

あぐりっこ
「ホワイトアスパラ」

コウタ君
「何でこんなに白いんだ?
 ペンキ塗っているのかな?」

森崎
「ペンキ塗ってる?
 食べれらないよ、それは!」

ホワイトアスパラの秘密に迫りましょう!


2011年05月21日(土) |  洞窟に潜入!?純白アスパラの秘密

ホワイトアスパラ生産者、
青野隆さんのハウスの前にやって来ました。

ところが河野君、頭にヘッドライト??

森崎
「何だ?その格好」

河野
「ソチラこそ!そんな格好では
 ホワイトアスパラは見られませんよ」

青野さん
「そうですよ!
 ホワイトアスパラは光が大敵 
 なんですよ。
 ですからハウスの中は真っ暗です」

森崎
「何か気付かない?
 ハウスの中どうなってる?」

あぐりっこ「二重になってる…」

青野さん
「光を遮断しなきゃいけないから
 特殊なフィルムをかけて暗くしてます」

ホワイトアスパラは
日光を完全に遮断した環境で栽培。
ビニルハウスの内部を
さらに専用の暗幕で覆い、
その中で育てているのです。
はたしてどうなっているのか? 
まずは河野が潜入!

河野
「行ってきま~す」

あぐりっこ
「いってらっしゃ~い」

河野
うわっ真っ暗すぎて何も見えない…
 本当にほとんど見えない!

少しずつ目が慣れてくると-

河野
おーハイ ハイ ハイ ハイ!
 もっのスゴイ、
 キョキキョキ生えてますよ!」

森崎
「キョキキョキ?」

河野
「うわっ白い~純白や~スゴイ」

ではみんなで真っ暗なビニルハウスへ
潜入してみましょう。

あぐりっこ
「うわ~何これ~??」

佐々木
「洞窟みた~い」

森崎
「これ外とは思えないよ」

森崎
「ニョッキニョキじゃん!」

あぐりっこ
「ニョッキニョキ!」

森崎
「ここの温度は?」

青井さん
「高いときは45℃になります」

一斉に「うわ~~~」

森崎
「湿度は?」

青井さん
80%以上です。サウナの中のよう」

森崎
「暑くて・蒸して・真っ暗。
 お仕事する環境としては
 結構キビシイものがありますね」

青井さん
過酷な状態ですね。100%遮光してますし」


2011年05月21日(土) |  カラフルアスパラ登場!

光が大敵のホワイトアスパラ。
今回の取材では特別に許可を頂いて
30分限定で撮影しています。

森崎
「僕らはライトの明かりで見えてるけど、
 普段はどういう感じなのか、
 今からライトを切ってみるから。
 じゃあ、ライト消してください!」

パチッ(消灯しました)

森崎
「あーうあ~ああ~ムリームリー」

あぐりっこ
「何も見えないよ!」

森崎
「ライト点けてライト!!」

パチッ(点灯しました)

ん? 
なんか不思議な格好のリーダー!

あぐりっこ
「ふふふふ(笑)」

世界各国で愛されている野菜【アスパラ】。
日本には18世紀後半、
オランダから伝わってきました。
当時の主流はホワイトアスパラで、
グリーンアスパラが増えたのは1980年代から。
ちなみに現在、日本を始めアメリカやカナダでは
グリーンアスパラの方がポピュラーですが、
ヨーロッパ諸国ではホワイトが
好まれているんだって。 
国によって好みも違うんだね!

森崎
「グリーンアスパラと
 ホワイトアスパラを比べてみよう」

あぐりっこ
「全く違うよ」

森崎
「でもこれは同じ品種!育て方が違うだけ」

青井さん
「(グリーンもホワイトも)同じ品種。
 ホワイトのほうはハウスの構えも違うし
 真っ暗なところでやりますから
 30%くらい価格が高いのかな?」

手間ひまがかかったこの白さ、
実はとってもデリケートなんです。 
収穫後も日光に当たると
変色してしまうため、
新聞紙で覆い光を遮断。
お店に並ぶまで細心の注意が
必要な野菜なんです。
そしてこちらのハウスには、
もうひとつ変ったアスパラが・・・

河野
「上から下まで紫色だ!」

その名もズバリ“紫アスパラ”。
ブルーベリーや小豆などに含まれる
アントシアニンが豊富で
グリーンアスパラより、
甘く柔らかいのが特徴です。

森崎
「なんでこんな色になったんですかね?」

青井さん
「異品種のモノが突然変異で現れますから。
 収量も少ないですし育てづらいです。
 専業としては、ごく最近ですね。
 生で食べると甘いし、
 希少価値ということで
 最近は人気が出てきております

紫アスパラは中身も紫なのか?
折って中を見てみると-

あぐりっこ
「みどり~」

森崎
「一枚の皮だけだ」

食べてみると-

森崎
わー甘い!うまいよコレ」


2011年05月21日(土) |  アスパラに敬意を!
今から46年前の1965年、
当時の北海道ではホワイトしか
栽培していませんでした。
そんな中グリーンアスパラを導入するため、
本場長野県で研究してきたのが
青野さんなのです。

青野さん
「うね幅がどうかや株と株の間の
 “送り幅”がどの程度かなど
 見てきました。
 アスパラは植えて3年ぐらいは
 お金にならないから、
 将来イイとわかっても
 なかなか3年間のブランクは厳しい。
 30~40人に話しをしましたけど
 植えたのはたったの
 二人だったんですね。
 収穫をして収入が
 入るようになってから
 (生産者が)急に増えました。
 一挙に北海道中に広がりました。
 ホワイト・ムラサキ・グリーンは
 真冬にも作れるようになってますから。
 しかも缶詰も冷凍でも出ていますから
 1年中フルにアスパラガスは
 食材にのれるようになってますから
 大いに食べていただきたい!」

年間260トン!
北海道で3番目の出荷量に成長した
東神楽産のアスパラ!
路地栽培のグリーンアスパラ、
そしてホワイトアスパラは、
6月末まで味わえるんだって!

JA東神楽・女性部から
アスパラ料理を教えていただきました。
失敗知らず!美味しいアスパラの
茹で方も教えてもらいましたよ~

※詳しくはレシピコーナーへ

もんすけです!
茹でたり焼いたり…
様々な料理で活躍するアスパラ。
実は健康パワーがたくさんあるんです。
代表的なのがアミノ酸の一種で
うま味成分でもある“アスパラギン酸“。
これは疲労回復や滋養強壮に効果バツグン。
そしてアスパラの穂先には
“ルチン“がいっぱい。
ソバにも含まれるルチンは、
血管の機能を高めて動脈硬化・高血圧の予防が
期待できるんだって。すごいね~~

番組最後に出てきましたが…
リーダーの
“もがずに食べたい”シリーズ!
(過去対戦 09年4月11日森町のキュウリ
      09年9月12日南幌町のキャベツ) 

熊谷さん
「太いのにかぶりついてください」

森崎
「ではもがずに いただきます!」

ボリッ

森崎
「おいしい~甘い!ありがとう

河野
「ありがとう言っている割には
 行儀悪いですよね?
 まっ土下座しながら食べてるから
 ある意味アスパラに
 敬意を表しているけど!

藤尾仁志の週刊あぐりニュース!

今日はオホーツクの農家さんから
ビデオレターが届きました。

島貫 亨(しまぬき とおる)さん
『みなさん、こんにちは。
 北見市のお隣・訓子府町で
 メロンや玉ネギ・米を作っている
 島貫農園の島貫です!妻の昌代です』

島貫農園では
5月のゴールデンウイークに
主力の玉ネギ栽培の大切な作業が
行われました。

『4月の末から
 ゴールデンウィークにかけて、
 我が家では15cmぐらいに育った
 玉ネギの苗を畑に植えていきます!』

『畑で何をしているか?というのを
 写真や動画でお伝えしたいと思います。
 詳しくはブログを見てくださいね』

ビデオレター
ありがとうございました。島貫さんは
農業の素晴らしさ・カッコ良さ、
農村風景の美しさを伝えるために
ブログや動画投稿サイトで
情報を発信しています。

島貫さんの農作業のリポートは
「きたやさい」という
北海道産野菜のホームページで
見る事ができます。

先月リニューアルした、
こちらのサイトには島貫さんのほか、
全道各地の農家の方の農作業リポートや
野菜料理レシピなどの情報が満載です。

(ホームページを見る藤尾)
「へえ~野菜ってこうやって保存するの!
 ふーん、野菜に詳しくなるな~。
 以上、週刊あぐりニュースでした」

■きたやさい
 HP)http://www.kitayasai.com/


2011年05月14日(土) |  ♯143 十勝川西長いもの秘密に迫る!編
佐々木
「こんにちは!あぐり王国です。
 今日は帯広市の川西地区 
 という所にいますが
 ココではあるブランド野菜が育てられています。
 そのブランド野菜とは??」
 

あぐりっこ
「わかんな~い!!」

森崎
「すごいブランド野菜だよ~」

ななかちゃん
「十勝川西フキノトウ!!」

森崎
「いいね~かわいいな!」

河野
「春やな~~!」

ナオキ君
「僕は…長いもだと思う!

森崎
「…長いも…ふーん…」

森崎
「セイカ~イ!!」

森崎
「(自信を持ってハッキリと)
 “十勝川西長いも”です!」

※一瞬現場の空気が凍る…

森崎
「あっ!言っちゃった…」

※ホントは答えはもう少し後だった…

十勝平野の中心地”帯広市”。
馬鈴薯や豆類など大規模農業が
展開される一大農業地帯。
そんな帯広市の川西地区を中心に
栽培されている人気の長いもとは!?
森崎
「さあ長いもが有名だというコトが
 わかったな!じゃあ長いもの畑が
 ドコなのか見てみよう!
 ここだあ!
 ドゴ~ン!!」

河野
「広いっすね~」

森崎
「広いだろ~!」

というコトで
“十勝川西長いも”を丹精込めて育てている
児玉 和秀さんに教えていただきましょう。


2011年05月14日(土) |  アノ重機が繊細な作業を・・・!!
森崎
「今、雪解けして春ですけども
 収穫時期ってバラバラになったり
 するんですか?」
児玉さん
「秋と春の2回に分けて収穫しています。
 種は5月に植えまして、
 11月に半分ちょっとを収穫、
 そして春先の雪解けを待って残りを収穫!
 
 に食べるとサクサクして
 おいしさがよりいっそう増します!」
最初は11月の秋に収穫を行い、
春の雪解け後にも収穫。
“十勝川西長いも”は、
1年を通じて出荷するため、
年2回収穫を行っているのです。

児玉さん
「この畑の1列で360m位あるんだけど
 それで7000本ぐらい!
 (長いもが埋まってる)」

一斉に「え~~!!」

佐々木
「1列??」

河野
「何列あるんですか?」

児玉さん
「50列ぐらいあるね!」

森崎
「50列×7000本=
 え~と…」

森崎
「35万本!!」

一斉に「え~?」

森崎
「我々の立っているこの畑に
 35万ボーン!」
 (なぜか興奮するリーダー)

じゃーん!もんすけです。
“十勝川西長いも”は、
川西地区を中心とした8つのJA、
270戸の生産者の皆さんが
丹精込めて育てています。 
そんな“十勝川西長いも”の年間出荷量は、
なんと2万トン! 
日本はもちろん海外8か国へも輸出。 
世界で愛されている長いもなんだって!

さてこの長いもでは
どのように収穫しているのでしょうか?

畑を見てみると深く掘った溝が出現!

森崎
崖だ!どうして掘っているの?」

児玉さん
「(長いもの列と列の間)
 その間を掘っていって、
 人が中に入って取っていくんです」

溝を掘る作業を見せてもらうと、
登場したのは「ショベルカー」

突然、長いもの列と列の間を
掘り下げていきます。

一同
「うぉ~」

森崎
「すごいギリギリだ~」

河野
「キズついてないよ長いも!」

森崎
「しかも掘った土で
 隣の列を埋め戻している!」

河野
「これ賢いですね~」


2011年05月14日(土) |  土の壁を掘る?不思議な長いも収穫体験

児玉さん
「この1列360mを3時間半から
 4時間ぐらいで掘ります」

森崎
「速いですね~」

早速掘った溝に児玉さんが入っていきます。

河野
「結構、深さありますよね~」

児玉さん
「(壁面の土を)崩していく!

森崎
ハイ出た~!
 ここまで掘ってくれたら
 簡単に取り出せるよね」

収穫したての長いもを持ってみると-

森崎
「ズッシリ感がある!」

るるちゃん
「凛々しい」

森崎
「(長いもの頭の方をさして)
 こっちからものスゴイ
 長いツルでてますから!」

児玉さん
「(ツルの長さが)3m50cmくらい」

森崎
「3m50cmくらい!?」

河野さん
「それだけ上にあがって
 いっぱい太陽の養分を浴びているのを
 ツルに凝縮させているんですね」

ではあぐりっこ初の長いも収穫体験!

壁面の土を崩しながら、
掘り出していきます。

森崎
「よーし、いいぞ~」

なんとナオキ君、同時に2本収穫!

河野
「でけえ~」

ナオキ君
「重い!!」

とれたての長いもを洗い、
皮を剥いてみると…

あぐりっこ
「しろ~い!」

森崎
「とにかくね
 イタリアンジェラード
 見えるんです…」

いただいてみると-

森崎
「うま~い!!」

ルルちゃん
「シャキシャキしてる」

ショウタロウ君
「粘々していてみたいだった!」

人気ブランドの“十勝川西長いも”。
その質の高さの秘密…
実は「種イモ」にあるんです。
衛生面を徹底管理した専用の設備で、
なんと6年もの歳月をかけて育てられます。
こうして丹精こめて作られた種イモだからこそ、
形が均一で質の良い長いもができるんだって。
すごいね~。 

2011年05月14日(土) |  世界一の洗浄選別工場に潜入!
1本1本、大切に育てられる
“十勝川西長いも”。
収穫後は地元の洗浄選別施設に
運ばれます。
こちらの施設には、
安全安心で高品質な製品を
出荷する仕組みが…

洗浄選別施設にやって来たあぐり一行。
目の前で大量の長いもが
洗浄されていますが…

河野
「あの~選果場で白衣を着るのは、
 初めてですよね~

森崎
「だってヘルメットの中に
 アミアミまで被っていますからね」

河野
「そうなんですよ…」

JA帯広かわにし
常田 馨さん
「ここは世界一安全安心な
 “十勝川西長いも”を支える
 大事な心臓部なんです。
 だからこの格好なんです」

森崎
「世界一ですか」

常田さん
世界一という自信があります!」

常田さん
「この施設は長いもを洗う工場では
 世界で一番大きいと思います。
 私達の目指しているものは
 全て世界一なんです!
こちらの工場は食品衛生管理の国際規格
“HACCP(ハサップ)”の認証を取得。 
これは微生物による汚染や
異物の混入などを防ぐことが
目的のシステムで、
農産物選果場での認証取得は
世界でも希少なのです。

次に移動してきたのは選別場。
足元でたくさんの長いもが
移動していきます。

常田さん
「この流れている長いもは
 18通りに選別されています」

常田さん
「その選別はこの機械で行ってます。
 良いモノ悪いモノのカタチを見ています。
 曲がっているか、傷があるか判定してます」

森崎
「ハンサムかどうかだ」

河野
「ここ通るのイヤですねえ~」

次にやって来たのは-

常田さん
「ここは最終チェックの段階で
 人の目で確認しながら
 箱詰めする場所です」

森崎
「最後は人の目なんですね」

この後、長いもを保護する
“おがくず”を入れ丁寧に梱包。
そして品質を保つため、
3℃の低温に管理された製品倉庫で
出荷の時を待つのです。



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