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[+10] >>

2011年02月12日(土) |  お肉加工のすごさにビックリ!

お次はお肉の切り分けを見学です。

森崎
「うわ~いっぱいいらっしゃる!」

森崎
「スゴイ速さで懸命にカットされて
 いってますね!」

あぐりっこ
「あんなに大きかったのに!」

森崎
「大きなまな板の上で
 細かく部位分けされているんですね。
 5キロとか4キロにするんですよね?」
平塚工場長
「約40人で流通の形態にするまでの
 脱骨・小割りをいたします」

平塚工場長
「コレは奥から枝肉が入ってきて、
 コンピューター制御によって
 負荷をかけながら丸ノコやナイフで
 外しています」

河野
「これはなかなか見られないです!」

森崎
「スゴイ!」

部位ごとに切り分けられたお肉は隣の部屋へ。
こちらで、箱詰めまでの梱包作業が行われます。
平塚工場長
「まずは金属検知機を通って、
 この真空包装機で真空包装されます」

森崎
「これがまたコンベアにのって
 流れていきますよ」

平塚工場長
「次はUV(紫外線)装置で
 表面の最近を紫外線で落とす!殺菌です。

 そしてそのまま74度のお湯をくぐります」

森崎
「お肉が茹で上がらないギリギリの温度!」

平塚工場長
「すぐに0度の冷水に入ります」

森崎
「うわっ冷たい!
 ギュっと身がしまります!」

最後に重量を測ります。
こうして梱包が終了しました!

じゃーん!もんすけです。
安全安心、徹底した管理のもと、
出荷される北海道の牛肉。
こちらの工場では毎月、
【食肉市場】と呼ばれるセリが行われています。
セリには北海道はもちろん、
全国各地からバイヤーが買い付けに集結。
なんとこちらで出荷する枝肉の8割が
道外へ運ばれていくんです。 
北海道産の牛肉は価格と味のバランスが良く、
とっても人気なんだって!

2011年02月12日(土) |  命をいただいて、生きている!

お次は加工したモノを保管する冷蔵庫に
やって来ました。

森崎
「涼しくなってきたよ」

河野
「うわーお肉がイッパイある!」

出荷まじかの製品は室温0℃で管理。
そしてさらに奥には特別な場所が・・・

特別な場所の扉が開くと-

一斉に
「ひゃー寒い!寒い!」

あぐりっこ
「きゃーきゃー」

河野
「何℃?」

平塚工場長
「-40℃!!」

森崎
「ムリムリ~出ろ~!!」

なんとマイナス40℃!!
高品質を保ち、長期間保管するための
急速冷凍庫もあるのです。

あぐりっこ
「汗が凍った!!」 「手袋凍った!」

さあ、お次はお楽しみのお時間、
「未来めむろうし」をいただきます!

厳選した良質なお肉を提供する
人気の焼肉店「かぐら」にたっぷりと
「未来めむろうし」を堪能しました。

■焼肉KAGURA
住所)芽室町東2条1丁目1-7
電話)0155-62-8929

フロアマネージャー
橋本真吾さん
「脂の乗っているものは
 カリッとするぐらい片面を焼いていただいて
 あとはサッと焼くぐらいが一番美味しいです。
 【未来めむろうし】は肉汁もおいしいし、
 脂もおいしい!ソレが自慢ですね」

さくらちゃん
「柔らかい!」

カエデちゃん
「120点!」

トキオ君
「おいしい!」

もんすけです! キングオブ焼肉、牛肉~!
ところで一体どんな栄養があるのかな?

天使大学 看護栄養学部
荒川 義人教授
「牛肉はタンパク質が豊富で、
 栄養的に優れています。
 牛肉の赤味は
 《ミオグロビン》というものです。
 これは鉄を持っていて、
 鉄欠乏性貧血の方にはもってこいです。
 また最近の研究では
 《アナンダマイド》という物質が
 含まれると言われ、
 これは食べることによって
 《幸福感》を感じると言われてます。
 タンパク質や鉄以外にも
 様々な栄養が含まれていると
 最近の研究でわかってますね」

おいしいだけじゃなく栄養もバッチリ!
ちなみに牛肉は水分が少ないので、
保存に適しているんだって!

森崎
「野菜も果物も今日学んだお肉も
 全部生きているモノなんだ。
 我々はその命をいただいて成長している。
 そして今日勉強した牛。
 お肉にするためにたくさんの人たちが
 一生懸命働いていたよね。

 ちゃんと感謝を込めて、
 いただきます・ごちそうさまって
 言えるようになれたらイイですね」

ナオキ君
「捨てたり残したりしては
 いけないなと思いました」

かえでちゃん
「牛さんにも感謝して残さないで
 食べていきたいなって思いました」

森崎
「そうだね!そしてこれからも
 おいしく、いただこうね!」

河野真也の週刊あぐりニュース。

北海道ナンバーワン!の出荷量を誇る、
道南知内町のあの野菜が
一年で一番美味しい時期を
迎えているという話題です。

「北の華」というネーミングで
出荷されている人気の野菜とはニラ!
以前あぐり王国でも取材した
知内産の人気ブランドなんです。
あぐりっこ隊も、
香り高いおいしさにビックリしました。
              
ニラは1つの株から1年で4回ほど
収穫ができるのですが、
冬から春にかけて、
株から最初に収穫される「一番ニラ」は
中でも特においしいと言われているんです。

この特産のニラをもっと食べてもらおうと、
JA新はこだて知内支店女性部の皆さんは、
家庭料理の発表会である
「農村生活工夫展」を実施して、
ニラ料理のレシピを公開しています。
そして地元の高校生などを対象に
調理実習を行い
「ニラとヤーコンのピーナッツ和え」や
「にらの肉巻きフライ」などの料理を
一緒につくっているそうです。

「ニラ」というと今までは、
料理の脇役のイメージでしたが、
「主役」になれる逸材と言えそうです。

私もいつかは主役に・・・
ではまた来週!


2011年02月05日(土) |  ♯130 日本一寒い町・陸別町の酪農 編

森崎
「こんにちは~あぐり王国です」

濡れたタオルをブンブン振りまわす3人。

森崎
「今日はドコに来ましたか?」

佐々木
「今日は日本一寒い町、
 
陸別町にやって来ましたよ!!」

河野
「やったー!!」

帯広から北へおよそ100キロ、
人口2700人、陸別町。
1月2月の最低気温の平均が、
なんとマイナス18℃!
正真正銘、日本で一番寒い町なんです。
この寒さを楽しもうと毎年、
「しばれフェスティバル」という
イベントも開かれているのです。
森崎
「陸別町と言えば・・・しばれの町!
 さて・・・タオルどうなってますか?」

シャキーン!!

ほんの30秒ほどでタオルが凍って
一枚の板のようになってしまいました。

実はこの日の気温は、マイナス15度。
こんなに寒い町に
あぐり一行がやってきたワケとは!?

佐々木
「今日は酪農を勉強いたします。牛です!
 しかも《ハイテクな牧場》《手作りの牧場》。
 この二つに迫りたいと思います」

まず最初に訪れたのは
ロボットがイッパイのハイテク牧場「銀河牧場」。

なんと350頭もの牛を管理している大型牧場。
社長の東雲(しののめ)さんに
牛舎を案内して頂きました。

階段を昇って牛舎を上から見てみると・・・

あぐりっこ
「うわ~~すご~い!」
「こっち見てる!!」

森崎
「ここは牛が自由に動いている感じがしますね」

銀河牧場 社長
東曇 庄司さん
「これはフリーストール牛舎といって
 自由に歩きまわれるように
 設計してあるんです」

東曇さん
「フリーストール牛舎だと自由に散歩ができて、
 おたやかな感じに育ちますね」

森崎
「それはミルクに影響ありますね?」

東曇さん
「もちろんあります!
 ストレスは大きな問題ですからね」

そして牛舎のまんなかに

巨大な箱!

実はここ、牛さん達にとって
大切な場所なんです。 

森崎
「箱の中に牛さんが入っていってる!
 順番を待っているしね」

東曇さん
「あれは《さく乳ロボット》なんです!
 24時間、自動的に搾乳しているんです」

森崎
「おっぱいを搾られるために
 自分の意思で入っているんですか?」

東曇さん
「そうなんですよ!」


2011年02月05日(土) |  牧場にUFO出現!ハイテク機器にビックリ!

搾乳ロボットの中に入ってみると-

河野
「牛さん入ってきましたよ!」

するとタワシのようなモノが出てきて
牛の前脚と後ろ脚の間に入りました。

河野
「乳頭をロールで洗っています!」

森崎
「ちゃんと乳首の位置がわかるんだ」

佐々木
「車の洗車マシンみたい!」

河野
「センサーで乳頭の位置を見ている?」

東曇さん
「そうです!」

酪農王国・北海道でも、
まだまだ珍しい《搾乳ロボット》。
銀河牧場では6年前に2台導入し、
牛100頭の搾乳をまかせています。

一頭の搾乳は自動で5~7分程度。
1日2回から3回で
30~35キロのお乳を搾ります。

河野さん
「一日に2回か3回、その搾乳のタイミングも
 牛さんの自由なんですか?」

東曇さん「そうです!」

森崎
「進化してるなあ~ハイテク!」

牛の健康管理を担う
ハイテクなアイテムも-

それが牛の首についている
《リスポンダー》という首輪。

リスポンダーには
センサーが内臓されていて
体重はもちろん、
歩数、搾乳の量など、
あらゆるデータを一頭ずつ
管理しているのです。

リスポンダーをつけた牛がエサ場にいくと、
牛の情報をセンサーで読み取ります。
こうして栄養がたっぷり詰まった
「濃厚飼料(のうこうしりょう)」が
その牛に必要な量だけ
出てくるシステムになっています。

佐々木
「今日は終わりという牛さんが近づいたら、
 エサは出ないんですか?」

東曇さん
「出ないんです。おあずけですね」

と突然、あぐりっこが
「あそこにUFOみたいのが、あるんですけど・・・」

そのUFOを見に行くと-

森崎
「何コレ!?」

クルクル回ったかと思うと、
一直線にエサの方に動き出したUFO。
一体何を始めるのか?

森崎
「アレレ!エサを寄せてる~~」

東曇さん
「これはエサを押す機械なんです」

散らかってしまったエサを
人の手で寄せるのは重労働。
時間もかかってしまうので、
ロボットが大活躍なのです!
 
東曇さん
「時間で動くようになっていますよ」

ハイテクな銀河牧場。
実はこちら、町から遠く離れているため、
人手の確保が難しいのが悩み。
そこで24時間働いてくれる
ロボットが活躍しているのです。
森崎
「ロボットのおかげで、
 牛の管理に時間を多く費やせる
 というのが一番のメリットですね」

2011年02月05日(土) |  壁が無い!手作り牛舎のこだわりとは?
じゃ~ん もんすけです! 
うわ~子牛がいっぱい! 
ここは
一体どこなの?

JA陸別町 西岡悦男さん
「ココは町内15戸の組合員の牧場で
 生まれた子牛を10か月預かり、
 一括飼育している牧場です」

親牛の世話をしながら、
子牛を育てるのはとても大変。
そこで一番手間がかかる生後4日から
10か月までの子牛を預かっているんです。
寒さに弱い子牛達へストーブや防寒着、
さらにバランスのとれた食事を与えて、
健康な乳牛になるように育てているんだって!

さて続いては《手作り牧場》

早速やって来たのは
80年の歴史・ローパイン牧場。
こちらの5代目・酪農の未来を背負って立つ 
羽藤 樹美(はとう たつみ)さんに
牛舎をご案内いただきました。

牛舎に入ってみると-

森崎
「この牛舎・・・
壁がないですね!」

佐々木
「扉を開けるとかいうのが無く、
 入ってきましたからね!」

森崎
「風が吹いたらビューっと
 通り抜けるような!」

羽藤さん
「けれど牛は寒さに強いので
 大丈夫なんです!」

森崎
「寒くないんだ!
 ドカジャンとか着なくて大丈夫?」

羽藤さん
「大丈夫です!」

森崎
「ちなみに手作りは・・・ドコですか?」

羽藤さん
「全ての建物が手作りです!」

なんと羽藤さんのお父さんとお爺さんが
手作りで建てたというこの牛舎。
吹きっさらしの風が入る設計も
狙いがあってなんです。

羽藤さん
喚気を重点的に考えているんですね!
 換気を良くして風邪を引かないように
 しているんですね」

森崎
「寒いからなのか牛が凛々しいよね」

佐々木
「勇ましい感じがしますよね!」

寒いとどんな大変なことがあるのでしょうか?

羽藤さん
「吹雪くとエサが見えなくなっちゃうんですよね!
 寝る所も全部ふきだまりで、無くなっちゃって」

河野
「どうするんですか?その時?」

羽藤さん
「除雪です!雪かきです」

森崎
「壁ほしいなって思ったコト、ないですか?」

羽藤さん
あります!
 いつも羨ましく思いながら・・・」


2011年02月05日(土) |  なせば成る!こだわり牛舎に感動!
寒さで凍ってしまった牛のフン。
牛がすべってケガをしないよう
毎日取り除いているんです。
羽藤兄弟に教えてもらって、
あぐりっこもレッツ・チャレンジ!

ツルハシで凍ったフンを割っていきます。

森崎
「北海道の酪農業を救う、
 大切な作業をしております」

牛舎でのお手伝いのあとは、
搾乳を行うパーラーへ-
こちらにも手作りの工夫が
たくさんあるというのです。

森崎
「ここのドコに手作りがあるんですか?」

羽藤さん
「ここも全て祖父と父が
 手作りでつくったパーラーです!」

河野
「コレ作るって
スゴクないです!?」

森崎
「これは作れないよ~」

羽藤さん
「資材は買ってきたんですけど、
 建築と土木は全部そうなんです」

朝晩の搾乳時にとっても便利な
足元から牛の乳を照らすライトや
使用頻度の多い紙ナプキンホルダーを
使いやすい場所に設置するなど、
手作りならではの工夫が散りばめられています。

森崎
「どうしてこのスタイルを選んだのですか?

羽藤さん
「もともと借金がイッパイありまして
 牧場の規模を拡大して、
 借金を減らそうという事で取り組みました」

 

借金を返し酪農を続けていくため、
一斉一代の大勝負に出たローパイン牧場。
専門家のアドバイスを聞き、
10年の歳月をかけて、
なんと4倍もの規模の牧場に生まれ変わりました。
しかも手作りしたため、
1/5の費用で完成させたというのです。

森崎
「羽藤さんのお父さんです!」

河野
「イロイロ見ましたよ!」

羽藤 勲(かおる)さん
「なせば成る!です」

森崎
「“なせば成る”とおっしゃってますが
 お父さんの向こうに石があってね!」

負債を抱えた勲さんを
やる気にさせたのが、こちらの名言。
今では完済は目の前ということなんです。

羽藤 勲さん
「どんな難題でも絶対“なせば成るんだ”って
 想いで、ココまできたんですよ!」

森崎
「オヤジ スゲェな!!」

羽藤 勲さん
「“なせば成る”だぞ!キミたち!」

森崎
「良い言葉に出会ったな~!」


2011年02月05日(土) |  陸別グルメを堪能!
陸別町の美味しいモノを頂きましょう!
今日は陸別町の浜田旅館の料理人、
濱田正志さんにお越しいただきました。

濱田さん
「今日は牛乳豆腐の唐揚げと
 天ぷらの甘辛ソース和え、
 というモノを作らせていただきますよ!」

※詳しい内容はレシピコーナーへ

牛乳豆腐とは牛乳を加熱しながら、
お酢を加え脂肪分を固めたもの。
チーズのような味わいと食感が特徴で、
酪農家の定番料理なんです。

※詳しい内容はレシピコーナーへ

とココで河野が何やら発見!

河野
「何だコレは!!キターーー」

河野
「お肉が鉄板の上にのりました!何肉ですか?」

男性「鹿肉です!」

あぐりっこ
「食べたことなーい」

北日本ドゥリームハント
工藤 盛男さん
「私達は狩猟仲間なんですよ」

河野
「ぼく陸別町のしばれフェスティバルに
 4年前、来させてもらって、
 この鹿のステーキを何回も何回も
 おかわりしに食べに来ました!」

河野
「メッチャ うまいです!」

森崎
「陸別の鹿の被害っていうのは
 結構出ているのでしょうか?」

北日本ドゥリームハント
菅原 信義さん
「山にある鹿が好むような木は、
 ほとんど食べつくされている状態です。
 結局は食べ物がないからにでるんです。
 悪循環ですね」

森崎
「我々北海道民としては、
 自然との共存は大事なこと。
 そういう事も意識して、
 ありがたく頂きましょう」

しばれフェスティバルで鹿肉料理を
食べることができます。
是非、足を運んでみてくださいね!

■第30回しばれフェスティバル
日時)2月5日(土)6日(日)
場所)陸別町イベント広場
問合せ)しばれフェスティバル実行委員会
TEL)0156-27-3990

河野真也の週刊あぐりニュース。

突然ですが、
みなさんは農産物の新品種
「スノーマーチ」って知っていますか?

「スノーマーチ」は
今年から販売が始まった
道産じゃがいもの新品種なんです。
北見農業試験場の開発で誕生し、
訓子府町や北見市周辺エリアの生産者が
期待を込める期待のニューフェイスです。

実は私・・・先日訓子府町で、
このスノーマーチをいただきました。
ポテトサラダで頂いたんですが、
とてもサッパリした味わいで、
とってもおいしかったです。

特徴は通常のジャガイモよりも、
皮がむきやすくて、
切り口が変色しにくいこと。
さらに病気や害虫に強いなど
生産者にとってもイイことづくめ。
           
先月から北見市内のスーパーなどで
一般販売がはじまっています。
JAきたみらいでは、
主力の「男爵」などに次ぐ
ブランド品種として、
全道・全国へ販路を広げて
行こうと意気込んでいます。

そのスノーマーチを蒸かしてみました! 
アツッ美味い!アツッ美味い!
アツッ美味い!美味い! 
みなさんも是非お試しを!
ではまた来週~

《スノーマート》
販売期間)1月~3月
販売地区)北見地区の量販店
問合せ)JAきたみらい 販売企画部
TEL)0157-32-8790


2011年01月29日(土) |  ♯129 JAぴっぷ町特産《旬の彩り》とは? 編
森崎
「おーれたーち あぐりっこ♪
 みなさん、こんにちは。
 あぐり王国です」
佐々木
「今日は旭川市のお隣・比布町にやって来ました。
 ここ比布町では雪がしんしんと降る中、
 1月から4月の寒い時期に、
 ある特産野菜が育てられているんです!」

佐々木
「今みんなが見ている、この真っ白な原野。

 とくに、ココ!ココ!

佐々木
「この辺りに眠っているんですよ!」

森崎
「んんん?」

藤尾
「ドコで育てているの?」

の下にある野菜とは一体何なのでしょうか?

早速生産者さんのもとへ!

佐々木
「スゴイ雪の中ですけども!」

森崎
「スゴイですね。のっしのっし歩いています」

佐々木
「生産者の佐藤さんにお会いしますよ」

みんなで声を合わせて呼んでみると-
「佐藤さ~~~ん」

生産者
佐藤 孝夫さん
「は~~~い!」

森崎
「どこの作物があるんですか?」

佐藤さん
「雪の中にあるんです」

一斉に-
「本当ですかあ~?真っ白ですよ~」

佐藤さん
「印のために棒を立ててあります。
 あの辺りですよ」

森崎
「でも雪深いですよね、
 ちょっと藤尾くん、

 足入れてみないか?」

藤尾
「そうですね!
 こういうときのために
 ボクいますから!」

藤尾
「トゥ~~!」
と雪原に飛び込む。

ズボッと腰辺りまで雪に沈む藤尾を想像する一同。

と・こ・ろ・が-

膝あたりで意外に普通でした!

藤尾
「案外そうでもなかったかな!
 なんか、なんかごめんなさいね! 


2011年01月29日(土) |  雪の中から出てきたのは・・・ネギ

佐藤さんと一緒に
その野菜があるという場所まで
やってきました。

佐藤さん
「この雪の下にあるよ!」

早速スコップで掘り起こしていくと
何やら物体が見えてきました。

藤尾
「何これ??」

佐藤さん
「ドッと(スコップを)さして、
 あおると出てきます!」

と言うコトでリーダーが挑戦してみると、
何やら異様な物体が出てきました。 

森崎
「結構深いね!スゴイ埋まってます」

藤尾
「何?全然わかんない!」

掘り出した、この物体。
もじゃもじゃの根がイッパイ。

森崎
「何だコレ~~!?今日何だ?」

とココで佐藤さんが
ヒントを見せてくれました。
枯れた葉の間から
青々とした見慣れたモノが…。

あぐりっこ
「あ~わかった!!長ネギ!」

佐藤さん
「チョット違うね!近いよ近いよ!」

佐藤さん
「下だけ下だけ」

あぐりっこ
「??ネギ??」

佐藤さん
「うううーーー当たりです!」

正解は「ネギ」!
「千本ネギ」と呼ばれるネギの仲間で、
比布では25年前から栽培。
《旬の彩(いろど)り。》と言うネーミングで
ブランド化に取り組んでいます。
佐藤さん
「今休眠させているんです、雪の中で。
 休ませているんですね。
 こうして栄養を蓄えているんです」
昨年の5月から畑で栄養を蓄え、
越冬のため休眠中だった千本ネギ。
雪から掘り起こしたあと、
ビニールハウスに移植して
出荷まで成長させるのです。
佐藤さん
「これを株に分けてハウスに入れて
 22~23日で仕上がるんですよ」

2011年01月29日(土) |  増える増える・・・千本ネギ!

千本ネギの出荷時期は1月~4月。
冬場の大切な収入源になっています。

では雪の下に眠っている
“千本ネギ”の掘り起こしを
体験させてもらいました。

藤尾
「頑張れ!頑張れ!」

藤尾
「やった~採れた!!」

コウノスケ君
「やっと採った!もうだめ~~」

リサちゃん
「農家の人がとるのが大変なのが
 自分達が経験してみてわかった」

森崎
「こんな大変な想い、
 普通はしないですよね?」

佐藤さん
「そうですね。
 けどコレ(千本ネギ)は雪ん中でないと
 この味が出ないんですよ!」

この後、雪の下から掘り出したネギが、
ハウスの中で育てられます。
早速ハウスを覗いて見ると-

森崎
「イッパイあるじゃ~ん
 ネギのいい香りする~~

あぐりっこ
うまそう!

藤尾
「もうすでに『うまそう!』って
 言ったヤツがいる!早くないか?」

森崎
「カゴにイッパイ“千本ネギ”が!
 こんだけ採るの、ゆるくないですね」
雪から掘り出しハウスに移植して
2週間経過したのがこちら。
土の中には電熱線が埋めてあり、
加温して成長を早めているのです。

出荷適期の千本ネギを収穫してみることに!

佐藤さん
「手で収穫できませんよ。
 スコップで掘り起こさないと!」

ミシミシ ミシミシといって
土からはがれる千本ネギ。

森崎
「コレが育った千本ネギだあ~重たい!」

藤尾
「千本ネギって種から育てるの?」

佐藤さん
「苗を株分けして植えていくんです」

森崎
「1本が増える。更にその1本を分けて植えると
 ソレがまた増える!」

なんと一株が30本ほどに成長し、
その後も分けて植えると、さらに増殖。
このように増え続けることが、
千本ネギの名前の由来なのだとか。



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