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2020年01月25日(土) | ♯554 とわの森三愛高校編

[+10] >>

2010年11月13日(土) |  タイヤの山が給食センター??

デントコーンが運ばれるのは、
TMRセンターと呼ばれる施設。 
通称「牛の給食センター」です。
ここでは乳牛1600頭分のエサを
作っているといいますが・・・

森崎
「なんかここタイヤ工場?
 給食センターっぽくない!」

あぐりっこ
「なんか酸っぱい臭いする」

タイヤの山・酸っぱいにおいの正体は?
この施設の仕掛け人・菊池さんに
教えてもらいます。

(有)アグリサポートばろう
菊池 厚さん
「上に上がってください」

河野
「アスレチックジムみたい!」

頂上に到着!
森崎
「見晴らしがイイねえ~
 僕達は何の上にあがっているのでしょう?」

菊池さん
「牛のエサの上、
 ご飯の上にあがっています!」

森崎
「なんてことを!あらら!すみません」

ここはバンカーサイロといって、
牛のエサとなるデントコーンや
牧草を発酵させる場所。
発酵させながら貯蔵しておくエサは
「サイレージ」と呼ばれ、
こちらでは牛1600頭が
一年間食べる分を作っておくことが
出来るのです。

エサの臭いをかいでみると-

リク君
「発酵していて漬物のにおいがする」

森崎
「ホントだ!漬物!」

佐々木
「高菜みたい!おにぎりにできそう」

森崎
「コーンも入ってるし、クキも葉も
 牛さんは全部たべるんだね」

発酵させる事で、
消化が良くなるだけでなく、
一年間は保存が効くサイレージ。
まるで牛用の「漬物」です。
廃材のタイヤは「漬物石」がわりに
置かれているんです。
菊池さん
「人間は毎日違うメニューでないと
 飽きてしまいますが、
 牛は毎日同じモノを
 食べるコトがイチバン、イイ!」
道内におよそ40か所あるという、
TMRセンター。
こちらの施設は、
地元の酪農家15人が協力して
5年前にスタートしました。
エサの原料となる牧草やデントコーンの栽培、
収穫、発酵、貯蔵、そして配達までを
一括管理することで、
通常、農家ごとに
行わなければならない作業を減らし、
経費の節約にもつながっています。
更にシステム導入で、
より高品質で安定した牛乳を出す牛が
育てられる…と、
参加する農家が増えているんです。
お次は、いよいよエサ作りです。
ここで作っているのは
TMR飼料と言われもの。
まずは専門家が作ったレシピを元に、
トウモロコシの実やビートの搾りかすなど
乾燥させた飼料をミキサー車に入れます。

佐々木
「6番には何の乾燥飼料が入っているのですか?」

菊池さん
「菜種粕(なたねかす)です。
 重要なタンパク源ですね」

飼料を配合したら次の工程へ。
エサの主体となるサイレージを投入
していきます。


2010年11月13日(土) |  こだわりのエサ作りにリーダー感動!

先ほどみんなで登っていたサイレージの山。
ビニールシートの下には
大量のサイレージが・・・・・。

森崎
「僕らが上がっていた基地のような所の
 中身がこういう風になっていたんだね。
 そして、ああやって持っていくんだね」

佐々木
「エサとは思えない!
 まるで工事現場のよう」

先ほど飼料を配合したミキサー車に
サイレージが投入されていきます。

一斉に-
「スゲエ!」

ミキサーの中を覗いてみると-

ワカナちゃん
「すごいー」

森崎
「喜んでいる…」

ミキサーの中でおよそ5分ほど
すべての飼料を混ぜ合わせます。

森崎
「すごい!混ざった!」

最後の工程へ-
ブレンドされたエサはミキサー車から
コンベアで梱包する機械へと運ばれます。

そして大きなビニール袋に入れ
真空パックのように、
一気に空気を抜いていきます。
ちなみに一袋の重さは900キロ!
牛17頭の一日分のご飯です。

完成!栄養バランス抜群の飼料です。

森崎
「真空状態ですか?」

菊池さん
「圧縮して空気を抜いて
 腐らないようにしているんです」

森崎
「酪農家の方々、
 牛を育てながら牧草までつくるのは、
 ちょっと大変すぎる!」

このシステムには、
使われなくなった牧草地の有効利用や、
地域の雇用の拡大など、
様々なメリットがあり、
地元のJAゆうべつ町も
資金や運営などでサポートしています。
そして菊地さんには
酪農の未来へのアツい想いがありました。
菊池さん
「農業後継者だとか新規就農者が
 湧別町の芭露(ばろう)地区で
 勉強してみたいとか就農してみたいとか…。
 そんなふうに地域に活気ができるコトを
 期待してTMRセンターをつくりました」

森崎
牛さんが喜ぶ!酪農家さんも喜ぶ!
 そして我々消費者も喜ぶ!
 みんながハッピーになります!

 ソレを菊池さんは
 
 やりたかった!」

森崎
「菊池さ~~~ん」

抱きつくリーダー

河野
「暑苦しいな!」

菊地さんの想いが詰まったTMR飼料。
5年前から使ってるという酪農家の
越智(おち)さんの牛舎に伺いました。


2010年11月13日(土) |  美味しい牛乳はエサからなんだ!

およそ100頭の乳牛を育てている
酪農家の越智 宗晴さん。
早速、牛の食べっぷりを見せてもらう事に-

森崎
「大きな牛だねぇ~
 みんなこんな近くで牛をみたコトあるかな?」

あぐりっこ
「なーい」

越智さん
「牛の前に飼料をおいてあげれば
 食べるようになりますよ」

あぐりっこもエサやりに初挑戦です。

アヤネちゃん
「うー腰にくる…」

佐々木
「エサやりは一日に何回ですか?」

越智さん
「基本的には朝と晩です」

森崎
「牛が健康で安定してくると
 乳量にも影響するんですか?」

越智さん
「そうですね。今までより出ます!
 このエサになると食べる量が違う」

越智さん
「以前は乳量が9000㎏ぐらいだったのが
 現在で1万2000㎏ぐらいです」

森崎
「すごいじゃん!
 めちゃくちゃアップしてるじゃん!」

さあ搾りたての牛乳を頂きましょう。

あまりの美味しさにみんな一気飲み!

河野
「うまい!」

アヤネちゃん
「普段飲んでいる牛乳とは違って、
 スゴク甘くて後味が・・・スゴクおいしかった!」

リク君
「ソフトクリームを食べていないのに
 食べている味がして-」

河野
「牛乳そのモノの甘さがスゴイから!」

森崎
「ガボガボ飲みたいね」

河野
「タルでいただけませんかね?」

JAゆうべつ町女性部の
越智祥子さんから
とってもカンタンな牛乳豆腐の作り方を
教えていただきました。

※詳しい内容はレシピコーナーへ!
 このほかにも湧別町の特産を使った
 お料理をたくさん教えてもらいましたよ。

藤尾仁志の週刊あぐりニュース。

きょうはキャベツ界の河野くん出現!
全国でも珍しい
超巨大野菜の話題です。

日高の新冠町で収穫されている野菜、
近くで見るとその大きさにビックリです。
これは「札幌大球(サッポロタイキュウ)」と
言うキャベツ。
両手で抱える様子がその大きさを表しています。
 
札幌大球は明治時代に栽培が始まり
北海道の伝統野菜と言われております。
柔らかく甘味が強いため
主に「いずし」や「ニシン漬け」などに
使われてきました。

今年は夏場の猛暑により 
例年よりも小粒となったそうですが、
それでもひとつの重さは9kgを超えるそうです。
漬物だけでなく
ロールキャベツにしても
おいしいそうです。

続いては、
十勝の芽室町から届いたビデオレターです。
キュー!

『あぐり王国をご覧のみなさん、こんにちは!
 今日は今月23日に芽室町で開催する
 「収穫感謝祭」のご案内です。

 芽室町は農業が基幹産業の町で、
 スイートコーンの生産量が日本一。
 そんな芽室町で自然の恵みに
 感謝しようというお祭りが
 「めむろ収穫感謝祭」です。

 収穫祭では、
 ここ芽室町でしか生産されていない
 ジャガイモ「マチルダ」の詰め放題、
 「豚汁うどん」の1,000食無料配布、
 そして芽室産農畜産物の即売会もあります。    

 そのほか、青年部・女性部などによる
 “おいしい屋台”や“楽しいアトラクション”、
 さらに、豪華温泉旅行が当たる大抽選会など
 盛りだくさんの内容です。

 TVの前の皆さん、
 11月23日の祝日は…
 
 芽室町へ遊びに来てください。
 お待ちしてま~~~す!』
                          
藤尾
「たくさん…練習して
 いただいたんでしょうね…
 JA芽室のみなさん、
  本当にありがとうございました。
 みなさんも11月23日はメムロへGO!
 それでは…また来週!」

■第29回 めむろ収穫感謝祭
日時)11月23日(火・祝)
場所)JAめむろ東側特設会場
問い合わせ)JAめむろ
TEL 0155-62-2313


2010年11月06日(土) |  ♯118 日本一を目指す!豆王国 本別町 編

森崎
「こんにちは!あぐり王国です」

佐々木
「今日もいい天気でお送りしますよ!」

佐々木
「突然ですが二人にクイズを出します。
 小さいけれど栄養価が高い!
 世界には1万8千種の品種がある!
 そんな食べ物なーんだ?」
森崎
「ピンポーン! 豆!!」

佐々木
「正解!」

河野
「ちょっとーボク考える暇、
 ひとつもなかったじゃないですか」

今回やって来たのは本別町。
一日の寒暖差が大きく日照時間が長い環境は、
豆の栽培にぴったり。
品質・旨さともに全国トップレベルを誇ります。

ここからはあぐりっこと一緒に豆のお勉強へ-

5種類の豆を育てる
山下正悟さんの畑にお邪魔しました。

一斉に
「山下さーーーん!!」

山下さん
「はーーい!」

森崎
「畑がものすごく広いですね!」

山下さん
「コレは小豆(しょうず)畑です。
 一般的には“あずき”と言われるものです」

縄文時代から身近な食料だった“あずき”。
“あんこ”や“おしるこ”そして赤飯など
今でも日本の食卓には欠かせない食材なのです。

森崎
「目の前の小豆なんですが
 枯れているようにも見えない?」

あぐりっこ
「枯れているみたい…」

山下さん
「枯れているんじゃなくて、
 成熟して成長が終わったってコトなんです。
 豆は一般的にこういう風になってから
 収穫するものなんですよ」

2010年11月06日(土) |  カッサカサは熟成の証拠

収穫直前の小豆を持ってみると-

ナオキ君
「カッサカサ!軽い!」

サヤを振ってみると-

シャカシャカシャカシャカ…

まるで楽器のように豆の踊る音がします。
みんな「聞こえる!」

森崎
「空けてみるよ…
 わあ出てきた~10粒入ってました!」

河野
「サヤによって入っている数は違うんですか?」

山下さん
「そうなんですよ!」

さていつものリーダーの…

森崎
「山下さん、これ食べてみたい!」

山下さん
「このままでは食べませんけど…
 どうぞ!いいですよ」

カリッポリッ

森崎
「うーん!香ばしい!」

山下さん
「生の豆をクチに含むのは
 水分を確認する時だけなんです。
 “カリッ”といったら
 水分が20%を切っているんで収穫しようか!とか
 “グニュッ”としたときは
 水分が20%まで落ちてないので待とう!とか
 判断基準にしてるんですね」
本別町は昼夜の寒暖差が大きく
豆の栽培に適した内陸性の気候。
ところが今年は記録的な猛暑だったため
豆の成長にも影響が…
森崎
「なんか緑の葉っぱが茂っている
 モノもなかにはありますね?
 これはどうしてですか?」
山下さん
「本来9月に入ると涼しくなり、
 サヤやクキが枯れて成熟を始めます。
 ところが今年は9月に入っても高温が続いたので
 クキが枯れずに再び成長を始めたんですね。
 なので実が熟れているのに
 緑の葉っぱが残っているんですね」

森崎
「これは正しい成長の仕方ではない!」

森崎
「大変だねえー」

河野
「天候の影響を受けやすい作物なんですね」

山下さん
「ダイレクトに受けるんです」

ちなみに、あずき畑のとなりには大豆畑。
大豆は納豆やみそ・しょう油などの
原料としてでおなじみ。
「枝豆」として食べているのも
実は完熟する前の大豆なんです。
そして今、一番注目なのがこちらのお豆!

山下さん
「光黒大豆といって“黒大豆”と言われるモノです」

さあどんな豆なんでしょうか!


2010年11月06日(土) |  話題の黒豆にご対面!

山下さん
「これが光黒大豆ですよ」

森崎
「わー真っ黒」

佐々木
「豆が大きい!」

佐々木
「小豆はサヤの中に10粒ぐらい。
 こちらは2~3粒…」

あぐりっこ
「枝豆と同じだ!」

森崎
「そうだね。
 完熟してない未熟なモノを
 いただくのが“枝豆”なんだね。
 乾燥して食べるものが大豆なんですね」

健康ブームで大人気の黒豆。
ポリフェノールの一種アントシアニンを含み、
抗酸化作用などが注目されています。
中でも本別町で昔から作られているのが
「光黒大豆(ひかりくろだいず)」。
この豆を使い、
地元の専門店が商品化した《キレイマメ》は
全国各地から注文が入るほどの人気なのです。

《光黒大豆・加工品》のお問い合わせは-
■十勝本別「キレイマメの会」
 本別町役場企画振興課内 
TEL)0156-22-2141(代表)
TEL)0156-22-8121(課直通)

山下さん
「実は黒大豆はもともとは
 こんな色(赤)なんですよ」

森崎
「手品みたい!」

山下さん
「乾燥していくとこういう黒い色になるんです」

森崎
「ところでみんな、大豆はなんに加工される?」

アヤネちゃん
「しょう油!」

ナオキ君
「豆腐!」

ワカナちゃん
「味噌!」

山下さん
「黒大豆納豆というのもあるんですよ」

大豆は日本の食卓に欠かせないものなんですね。
さあお次は-

佐々木
「本別町でとれる豆を集めてみました!」

森崎
「すごい数ですねえ」

佐々木
「左側がインゲン豆の仲間、
 真ん中が大豆の仲間、
 右側が小豆(しょうず)の仲間。
 見るだけでなくて食べてみましょう!」

まずは、塩茹でした光黒大豆を試食。

森崎
「おいしい!いい歯ごたえ!」

河野
「中は黒くないんですね」

続いては豆好きに人気の「くり豆」。
あまり栽培されてない希少なお豆です。

森崎
「くりじゃない?!」

ナオキ君
「歯ごたえもくりみたい!」

他にイロイロ試食しましたよ-

《大袖振大豆》は粒が大きく、
甘味が強いのが特徴です。

河野
「紫花豆…皮は分厚いけど
 なかはホクホクしておいしい!」

森崎
「大豆って加工品で頂いているので
 食べ慣れない感じかもしれないけど、
 そのまま食べてもこんなに美味しいってことが
 よく分かりました」

じゃ~ん、もんすけです!
世界中に1万8千種類もあると
いわれている“豆”。
それぞれの豆に含まれる栄養って
違いはあるのかな?

天使大学 看護栄養学部
荒川義人教授
「豆は皮ごとたべるので食物繊維が非常に豊富。
 どんな種類の豆も
 ビタミンB1(炭水化物をエネルギーに変える)が
 豊富に含まれています。

 《大豆》のグループは
 タンパク質が多く栄養価も非常に高いです。
 また大豆オリゴ糖が含まれていて、
 コレを食べると腸内細菌のエサとなって
 腸内環境が整えられますね。

 《小豆》のグループは
 エネルギー源になるデンプンが
 多く含まれています。
 
 
へえー体に良いことばっかり。
これからはボクももっと食べよっと!


2010年11月06日(土) |  手を抜かない!最後は手と目で品質をチェック!

お次はあずきの収穫見学です!

森崎
「すごい根こそぎ収穫してますよ」

佐々木
「バリカンみたいに刈り取ってる」

クキごと豪快に収穫された豆は
出荷のためJA本別町穀類乾燥調整工場へ-
最盛期には1日に
120トンもの豆が集まってきます。
本別の豆が高品質と言われる、
もうひとつの秘密がここにあるのです。
集められた豆は、選別作業へ進みます。
まずは、精撰機(せいせんき)と呼ばれる
「ふるい」でサヤやゴミなどを取り除きます。
さらに細かい小石などを専用の機械で除去。
次に、豆の良し悪しを色で判定する機械
“色彩選別機”を通過。
こうして選び抜かれた豆だけが、
もっとも厳しい最終チェックへと
進むことができるのです。
その場所とは…
森崎
「すみません…お邪魔します…
 あれれ、ものすごく細かい作業!」
JA本別町
我妻 弘樹さん
「機械だけでは選別しきれないので
 最後は人の目で異物や皮の切れてるモノや
 割けているモノを除去しています」
森崎
「最後は人の目と手なんですね。
 こうやって本別のブランドでもある
 豆が出荷されているんですよね…」

集中力が必要な最終チェック、
あぐりっこ隊も挑戦することに!

森崎
「目疲れない?」

真剣なあぐりっこ

ワカナちゃん
「目回ってきた…!」

森崎
「もっとゆっくりやってくださーい!」


2010年11月06日(土) |  手作り豆腐に感動!

豆の町・本別で豆腐作りを行う生産者のグループ
「豆ではりきる母さんの会」 会長の山田さん。
自慢の豆を使った豆腐作りを
教えていただきましょう。

まずは、
作って頂いた豆乳に
にがりをまぜてお豆腐を固めます。

佐々木
「本別のおいしいお豆もつかった
 豆乳がこちらですよ」

あぐりっこ
「イイにおい!」

お手伝いスタート!
大豆をすりつぶし、
煮詰めてこした「豆乳」に、
少しずつニガリを加えていきます。
このとき均一に混ざるよう、
ゆっくりとかきまわすのがポイント。 

混ぜ終えたら、
20分ほど待ちます。
すると・・・

一斉に「うわー、おいしそう!」

森崎
「お豆腐の前段階ですよね」

佐々木
「ちょっとみんなでいただいてみましょう!
 この状態のお豆腐が絶品だそうですよ」

森崎
「お豆!優しい」

河野
「おいしい!」
 
ワカナちゃん
「おいしい!」

お次は山田三重子さんから豆料理を
教えてもらいました。
最初にご紹介いただいたのは
《ポークビーンズ》。

※詳しい内容はレシピコーナーへ
 他にもいろんなレシピを教わりましたよ!

最後は光黒大豆のお豆腐も頂きました。

河野
「フワフワにほどけてしまう…」

ナオキ君
「クチに入れたらトロッととろける!
 こういう豆腐 大好き」

《本別発・豆ではりきる母さんの会》のお豆腐は-
■本別町観光物産センター・本別町 道の駅などで
 購入可能です。

詳しくは-
十勝本別「キレイマメの会」
本別町役場企画振興課内 
TEL)0156-22-2141(代表)

佐々木
「いやあ、豆は偉大なり!」

河野
「今日のラストこれでイイんじゃない?」

森崎
「豆は偉大なり!」

河野
「復唱して自分のモノにするの止めて!」

佐々木佑花の週刊あぐりニュース。

今週は日本で最も古いハーブともいわれ、
私たちの体と心を癒してくれる
コチラの話題です。
                           
直径2.5mの大きな釜で
作業している人たち。
何をしているかわかりますか?
これは「シソ油の抽出作業」なんです。
独特の甘い香り・・・
伝わってきそうですよね・

網走管内サロマ町の
仁倉(にくら)地区では、
かつてハッカを栽培していた畑
およそ60ヘクタールを利用して
シソを栽培しています。
                  
シソの収穫は9月上旬から始まり、
刈り取ったあと、
3週間ほど天日で乾燥させます。          

大きな釜には、
乾燥させたシソおよそ
400キログラムが入ります。
1時間ほど蒸すと、
透き通ったあめ色のシソ油を
取出すことができるんです。
             
作業は11月上旬まで続き、
香水やドレッシングの原料になるそうです!

今日はおいしい話題をもうひとつ!

空知の新十津川高校の生徒が
考案したインゲン豆のプリンが
全道のコンビニで発売されるんです。

「いんプリ!」と名づけられたこのプリン、
新十津川町特産のインゲン豆をペーストして
生クリーム、牛乳、レモンを加えたもの。
甘みを抑え、
豆の風味を生かしているのが特徴です。
開発を担当したのは6人の女子生徒。
コンテストに入賞するなど評判が良く
サークルKサンクスが
商品化することになりました。
発売は11月9日から。
生徒たちは
「町と学校の活性化につながれば」
と期待を寄せています。

新十津川のインゲン豆は、
ほとんどが関西方面に
出荷されている貴重品。
今回のプリンも限定ということなので、
食べたい方はお早めに!
それではまた来週~

《いんプリ!》145円(税込)
11月9日(火)より
全道のサークルKサンクスにて
発売開始。数量限定、なくなり次第終了です


2010年10月30日(土) |  ♯117 北海道が生産量日本一! ゆりね編
森崎
「こんにちは!
 あぐり王国でーす!
 パオーン(象のつもり)!!

森崎
「というコトでナウマン象からスタートです」

佐々木
「今日は帯広から車でだいたい一時間くらい、
 幕別町の忠類にやって来ました。
 ここはナウマン象の化石が発見された場所!」

あぐりっこ
「へえーー」

幕別町忠類は今から41年前、
ナウマン象のほぼ完全な化石が発見され
日本中を驚かせた町。
太古のロマンにあふれる
忠類で勉強する野菜とは?

佐々木
「コチラです!」

ヒカル君
「花みたい!」

サクラちゃん
「ゆりね?」

森崎
「すごい!よく知ってるね~」

藤尾
「カタチがお花みたいな野菜ですね」

なんと”ゆりね”の全国生産量のうち、
98%をしめるのは北海道。
道内では今ひとつなじみの薄いこの野菜、
ほとんどは関西方面へ出荷され
高級料亭などはもちろん、
なにわの食卓にも欠かせない人気の野菜なのです。
森崎
「ゆりねって言うのは住む場所によって
 認知度が全然違う!
 ただ我々が知っておかなきゃならないのは、
 ほとんどの“ゆりね”が北海道で
 つくられているってコト」
森崎
「2年前にもあぐり王国で
 取材したことあるんだけど、
 ビックリの連続でした!
 だから今日もみんなビックリするぞ~」
藤尾
「みんなで“ゆりね”のコトを
 いっぱい勉強する…象(ぞう)~!」

森崎「パオーン」

道内の産地の中でもトップクラスの
人気を誇る忠類産。
高い品質の“ゆりね”を
生産する秘訣はどこにあるのか?
この道10年ゆりね生産者・村田さんに
教えていただきました。


2010年10月30日(土) |  土の中の白いダイヤを探せ!

収穫直前のゆりね畑についた一行。

藤尾
「はじめてみました、ゆりね畑。
 なんか那覇空港降りた感じ…」

森崎
「南国のヤシの実みたいな感じ。
 “ゆりね”と言いますが・・・、
 何の花が咲くんですか?」

ゆりね生産者 村田英男さん
「ゆりの花ですね」

森崎
「わあ~ゆりだよね!」

佐々木
「大きな花ですね」

森崎
「でも、花を咲かせるのではなく
 根っこを育てるのが“ゆりね”なんですね」

村田さん
「コレだけ大きな花を咲かすってコトは
 たくさんの養分を必要とするんです。
 根を大きくするために、
 早く丁寧に花を摘み取っているんですよ」

ではお次は“ゆりね収穫”を見てみましょう。

村田さん
「稲刈りの要領で
 クキと葉の部分を刈って行きます」

森崎
「ホント稲刈りみたいだ~」

村田さん
「次はコレをトラクターのプラウで
 起こしていきます!」

一同
「起こしていく???」

豪快にトラクターで掘り起こしていきます。

森崎
「土がめくれていく!」

藤尾
「一枚土の皮をめくるようですね」

30センチほど掘り起こすと、
そこには見たこともない
根のかたまりが出現。

森崎
「根でびっしり!
 3つのクキでこんなんだよ!」

佐々木
「島みたい」

村田さん
「これを1つのクキにしますよ」

藤尾
「うわっカツラみたい!」

村田さん
「さあ、まだ“ゆりね”見えないですよね?
 ココからがミラクルなんですよ!」

と言って、
優しく“ゆりね”の根の土を
振り落としていくと…




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