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2010年10月16日(土) |  稲刈り体験でリーダーの底力を再発見!

ザクッザクッ…

田んぼに稲を刈る音が心地よく響きます。

アリサちゃん
「とれた!」

リナちゃん
「おもしろい!」

初めての収穫体験にみんな無我夢中!
自分たちで田植えをしただけに、
想いもひとしおのようです。

「ザ、ザクリ…」
佐々木アナも稲刈りに初挑戦すると-

「何だそりゃ!!」
と、森崎リーダーの声が・・・・

森崎
「そんな手つきで

 稲が刈れるか!」

佐々木
「すみません!」

森崎
「まず持ち方が違う。
 稲は下から持つ!」

佐々木
「ハイ!」

森崎
「こう持って、こう刈って、こう!」

(訳:稲を下から持って、
   カマをスッと入れて刈り、横に置く)
 
森崎
「こう持って、こう刈って、こう!
 オラオラオラオラオラオラ…」

藤尾
「これはいよいよ登場じゃないですか~」

藤尾
「ミスターコンバインだ!」

森崎
「オラオラオラオラ…」

森崎
「オラ~!!」

藤尾
「出た~!
 まさか佐々木佑花を
 前振りに使うとは・・・」

さあ稲刈りもいよいよ終了…と思いきや-

森崎
「稲が歩いてるぞ…」

藤尾
「何だアレは?」

森崎
「コウタじゃん!」

こんなにたくさんの稲が収穫できました。

アリサちゃん
「途中から腰が痛くなってきた!」

2010年10月16日(土) |  200万種から選ばれたエリート・ゆめぴりか

ジャーン!もんすけです。
収穫された”ゆめぴりか”は、
どのようにして僕達の食卓に
届けられるのでしょうか?

沼田町でとれたゆめぴりかは、
JA北いぶきの施設へと運ばれ、
大型の乾燥機で乾燥、
巨大なサイロで貯蔵されます。

そして"もみ"から"もみ殻"を取り除いた
玄米の状態で袋詰めされ、
石狩市にあるホクレンパールライス工場へ
運ばれます。

この工場で"胚芽"と"ぬか"の部分を取り除く
”精米”が行なわれ、真白く磨きあげられます。

そして最後に厳重な品質検査が行われて出荷。
お店に並ぶまでには、
いろいろな工程があるんだね。

佐々木
「疲れたけど面白かった体験でしたね。
 実は私、もっと”ゆめぴりか”を知ろうと思って
 一人である場所に行ってきたんです。
 ”ゆめぴりか”の秘密を探ってきたので
 VTRどうぞ!」
佐々木アナが訪れていたのは、
お米などの品種開発を行っている
研究機関「上川農業試験場」。
実は、”ゆめぴりか”はここで生まれたんです。
ということで、
場長の菊地さんに開発秘話を教えて頂きました。

菊池 治巳(はるみ)場長
「コレまでだいたい、
 100年間ぐらい品種改良をやってきましたが
 77分種を育成しております。
 品種改良っていうのは、
 今ある品種よりも優れた品種を作ることです。
 
 まず親を選びます。そして
 どういう組み合わせをするかをよく考えて、
 ここ上川農業試験場では
 毎年100種類ぐらいの組み合わせを
 つくっています。

 最終的には私たちが実際に食べて評価します」

開発にたずさわる方々はもちろん、
首都圏で行われた食味官能試験でも
高い評価を受けた”ゆめぴりか”。
こちらで開発された200万品種の中から
選ばれた超エリートなのです。
そして去年、北海道米のエースとして
全国ブランドへ名のりをあげました。

菊池場長
「全国に北海道のお米が有名になったのは
 きらら397が初めてだと思います。
 その後、ほしのゆめ・ふっくりんこ・おぼろづきと
 続々とおいしいお米が出てきました。
 ”ゆめぴりか”は、その中でも
 もっともおいしい品種っていう風に
 我々も期待しております」

収穫を終えたあぐりっこ隊。 
ココからは、
脱穀(だっこく)・もみすり・精米を、
機械を使わず手作業で体験します。
まずは「脱穀」作業。
稲からもみをはずしていきます。

まず「千歯こき」という
鉄の歯がたくさん並んだ道具を使います。

この歯の間に稲を引っ掛けて
もみをこすり取ります。

続いては「もみすり」。 
お米の表面を覆っている“もみ殻”を取り除きます。

方法はすり鉢にお米を入れ、
ソフトボールで優しくすりつぶすように
まわしていきます。

森崎
「お米は硬いけど“もみ殻”はやわらかい」

ふっと息を吹きかけると-

森崎
「何が飛んでいっている?」

あぐりっこ
「なんか皮みたいな!」

森崎
「そう皮が飛んでいくね」

森崎
「こうして“もみ殻”と中の“お米”に
 分かれていくわけだ」

2010年10月16日(土) |  ゆめぴりかのおにぎりパーティー

こうして最終工程の「精米」へ。  
"胚芽(はいが)"と"ヌカ"をとって、
お米を磨きあげていきます。

ビンに玄米を入れて
棒でグイグイかき混ぜます。
あぐりっこ3人が挑戦しましたが
手作業は本当に大変だと実感!

続いては機械を使っての作業です。

手作業では大変だった精米も
あっという間に完了しました!

森崎
「すっごい早~い」

森崎
「すごいキレイ!
 お米ってキレイだね。
 ツヤッツヤしてる」

佐々木
「お米に見とれちゃいますよね」

ということで-

お楽しみのお時間。
”ゆめぴりか”を使って、
みんなでおにぎりを作りましょう!

まずは炊きたての”ゆめぴりか”とご対面。

森崎
「オープン!」

藤尾
「うまそう!見るからにふっくら!」

もんすけです!
全国でもトップレベルの
美味しさと言われる”ゆめぴりか”。
今年の出来栄えはどうなんでしょうか?
ホクレンの田辺さんにお聞きしました。

ホクレン米穀事業本部 米穀部
田辺 裕一さん
「今年のゆめぴりかですが、
 先月北海道大学で実施した100人規模の
 食味評価試験の結果は、
 新潟コシヒカリと同等以上という評価でした。
 昨年は販売量が1000トンほどで、
 1ヵ月あまりで販売を終了してしまいましたが
 今年はその10倍以上、
 1万トンを超えるゆめぴりかの販売を
 計画しています。
 少なくとも来年の夏場までは、
 ゆめぴりか100%のおいしさを味わって頂けます」

藤尾
「では早速みんなで握った
 おにぎりを頂きましょう!」

佐々木
「色んなおにぎりができました」

森崎
「バラエティに富んでおります」

コウタ君
「甘い!」

アリサちゃん
「米がひと粒ひと粒ふっくらしていて美味しい!
 あんな小さい苗から大きくなって…
 お米は食べるまで大変なんだってわかった」

森崎
「もうお米への愛がスゴイ!
 LOVE 北海道米!」

藤尾
何CM狙ってるんですか!
 そういうこと考えて取材しちゃダメでしょ」

森崎
「大丈夫、大丈夫~
 LOVE 北海道米!」

藤尾
「こら~」

河野真也の「週刊あぐりニュース」

こんにちは週刊あぐりニュースの時間です!
今週はJリーガーと子どもたちが一緒に楽しんだ
“食育イベント”の話題です。

今月3日コンサドーレ札幌の14名の選手たちが、
「みんなのよい食 JA親善大使」となり、
道南、十勝など全道7地区で、
スポーツを通して子供たちに
食や農の大切さを伝えました。

札幌地区の会場では 
キャプテンでディフェンダーの石川選手と
フォワードの横野選手が参加。
プロの技を伝授する「サッカー教室」をはじめ、
クイズで地域の農業のことを学んだり、
「お米の精米体験」をしたり、
「手作りの弁当」を一緒に食べたりすることで、
“地産地消”や“生産者への感謝の心”について
子どもたちとともに考えました。

JAグループ北海道と
コンサドーレ札幌を運営する
北海道フットボールクラブは
3年前から食育活動で協定を結んでいて、
様々なイベントを協同で実施しているそうです。
   
憧れのJリーガーと身近にふれあえて、
子ども達も楽しかったでしょうね。
ぼくも「あぐり親善大使」です。
“あぐり王国”を通して、
食と農の大切さを伝えていきます。
それではまた来週~!


2010年10月09日(土) |  ♯114 フルーツの楽園・仁木町で果物三昧!編

佐々木
「こんにちは!あぐり王国です!
 今日はとっても気持ちのイイ場所に
 やって来ました!
 果物の楽園・仁木町です!
 んん?なんか音がする??」

ゴロゴロゴロゴロゴロ…

森崎
「わーっ!
 わーっ!
 わーって!」

ゴロン!

森崎
「最高だあー」

佐々木
「リーダー今、尻もちついた!」

今日も朝からハイテンション!
さあ、あぐりっこと一緒に仁木町でお勉強です!

あぐり一行がお邪魔しているのは、
仁木町・自慢のテーマパーク
「フルーツパークにき」。 
こちらでは地元の果物を
ふんだんに使ったジャムやジュース、
さらにちょっと珍しいブルーベリーの
ソフトクリームが人気の販売コーナーや、
果物狩りが出来る観光農園の案内所もあり、
町の情報発信基地としても人気の場所! 
なかでも一番の見どころは、
南国フルーツも栽培しているという「温室」!

早速「温室」に潜入してみると
南国育ちのバナナやミカン、
それに珍しい果物の木がたくさん!

森崎
「グァバ!?フトモモ科!」

藤尾
「グァバって、
 グァバジュースとか聞いたコトあるけど、
 そのものは初めてみました!」

佐々木
「こちらにはたくさんのフルーツがありますが、
 今日は何を勉強するかと言いますと…
 夏から秋にかけて長い間、
 楽しめるフルーツです!」

森崎
「今 見た中にあるかな?」

ここで藤尾からヒントが!

藤尾
「そのフルーツを乾燥させてモノを
 持ってきました!」

森崎
「コレ何?」

あぐりっこ
「プルーン?」
「プルーンだ!」

森崎
正解!
 プルーンは食物繊維とか鉄分とか
 メッチャ含んだ健康果物ですよ!
 今日はコレを食べて健康になりますよ!」

藤尾
「よし今日はプルーンをいっぱい勉強して
 プルーン博士になるぞ!」

■農村公園フルーツパークにき
住所)仁木町東町16丁目122
電話)0135-32-3500
営業時間) 
夏季AM8:30~PM6:00   
冬季AM9:00~PM5:00

※リーダーが番組冒頭に滑っていたのは
「展望ジャンボ滑り台」。全長153メートルの
 ローラー式滑り台で眺望も楽しめますよ!


2010年10月09日(土) |  いろんな味を長く楽しめるプルーン!

一行が向かったのは
日夜プルーン栽培に情熱を燃やす、
仁木プルーン生産組合の組合長
大久保 俊哉さんの農園です。
 
佐々木
「木のトンネルをくぐってますね!」

森崎
「コレがプルーンの木ですか?」

大久保さん
「そうですよ!」

プルーンの実を探してみると-

あぐりっこ
「あった~!」

藤尾
「ブドウの房みたいになってる!」

プルーンの実はどうなっているのか割ってみると-

藤尾
「水分がスゴイ!」

表面の紫色の皮とはまったく異なる
琥珀色の実が出現。
タネは1つ入ってました!

大久保さん
「どんな大きさの実でも
 タネの大きさは変わらないよ!」

お次はあぐりっこが自分で食べるプルーンを
探してみることに!
食べごろの目安は
「耳たぶの柔らかさ」!

早速もぎたてのプルーンを食べてみると-

あぐりっこ
「ちょっと酸っぱい!」

藤尾
「ボクのメッチャ甘い~!」

ユウキ君
「食べた瞬間、ジュワ~って感じ!」

じゃ~ん!もんすけです。
海外では含まれる栄養の豊富さから
「奇跡のフルーツ」とも呼ばれるプルーン。
一体どんな栄養が含まれているのかな?

天使大学 看護栄養学部 
荒川 義人教授
「プルーンは食物繊維が非常に豊富です。
 ミネラル・カリウムもありますが、
 なかでも鉄分が非常に多いです。
 プルーンは生でも食べますが
 乾物にして食べることが多いです。
 乾燥しても食物繊維や鉄分は減りませんし、
 熱を加えても大丈夫なんです。
 なのでどうのような調理方法で食べても
 栄養素の働きが期待できますよ」
 
へぇ~! 
美容にも健康にも効果的なプルーン! 
ボクももっと食べてみよっと!

実はプルーンはリンゴやサクランボのように、
それぞれの品種による違いが
ハッキリしている果物。
仁木町ではおよそ三カ月の収穫期間中に
13品種ものプルーンをリレーのように
バトンタッチさせながら出荷しています。

そこには大きな理由があるんです!

大久保さん
「プルーンの収穫期間は
 2週間と短いんです。
 1品種だけ植えちゃうと、
 その収穫に追われてその後、
 何もなくなってしまうんです」
森崎
「なるほど!
 こうして品種を増やすことによって
 長く楽しめるっていうのが大きいですね」
しかも、味や食感も時期によって
ドンドン変化していきます!
出荷が始まるころは、
酸味が少なく皮が薄いもの、
終わりの時期になると、
濃厚な甘みの品種が多く出てくるので
その違いを楽しめるのもポイントなんですよ! 

2010年10月09日(土) |  品種探しゲームにあぐりっこヒートアップ!

佐々木
「ココで、です!
 さて目の前に2つプルーンがあります!」

森崎
「チョット色が違うね!」

佐々木
「このプルーンと同じプルーンを
 探して持ってきてねゲーム!」

ルールは簡単!
園内にある およそ150本の木の中から、
見本のプルーンと同じ品種のものを
見つけてくること。
このとき実をつけているのは5品種。
皮の色や実の柔らかさをヒントに
間違えないで持ってきてね~!

リーダーと女の子チームは「スイートワン」。
藤尾と男の子チームは「チェーアン」を探します。

匂いを嗅いだり、色を確認したりと
園内を行ったりきたり-

タクム君
「似てるんだけど匂いが違うかも…」

ノイちゃん
「あっ、これ似てる!これだ!」

さあ答え合わせです!
まずはリーダーチームは?

大久保さん
「正解です!」

ヤッタ~~!

大久保さん
「スイートワンの特徴はスジが入っているコト。
 他の品種にはあまり入っていないんですね」

続いて藤尾チームは?

佐々木
「こちらの品種はチェーアンですか?」」

よーく確認する大久保さん、そして-

「ブー(胸にバッテンマーク!)」

藤尾チーム
「え~~残念~」

藤尾チームが見つけてきたのは
「パープルアイ」。
チェーアンは実がとっても柔らかく
紺色の皮が特徴。
このように品種によって
色も形も全然違うプルーン。
では、いよいよ味の違いを体験しよう!

まずは実の柔らかさが特徴の
チェーアンを試食。
かじると果汁が飛び出すほどのジューシーさ!

森崎
「めっちゃ飛び出したね!」

藤尾
「振ったアトの炭酸水みたい!」

ユウキ君
「すごい甘い!」

次は酸味が少なく甘さが特徴のスイートワン。

森崎
「あまい!」

佐々木
「スゴイいっぱい蜜の詰まった
 リンゴみたいな感じ」

ユウキ君
「こっちのほうが甘さがスゴクあって、
 おいしかった!」

ちなみに今、出荷されているプルーンの品種は
「サンプルーン」。  
酸味と甘みのバランスがよい人気の品種!
フレッシュなプルーン! 
是非味わってみてください!

※サンプルーンは10月中旬までが旬ですよ!


2010年10月09日(土) |  全道トップクラスの収穫量と品質!

続いて別の木の前に移動して来ました。

大久保さん
「これは仁木プルーン生産組合ができた
 ころからある古い木ですね!
 30年から40年ぐらいの木なんですよ」

実は北海道で一番最初にプルーンを
栽培したのは仁木町だと言われていて、
およそ30年前、
リンゴの価格低下や消費の減少を補うために
始められたという事。
当時は特に品種の選定に苦労したそうです。

大久保さん
「組合の役員さんで試験して、
 コレはイイぞ!ってわかるまでに
 5年ぐらいかかるんです。
 実ができてダメだとわかった時には
 すでに5年経っているんです」

もんすけです!
数々の苦労があったプルーン栽培だけど、
今では北海道でトップクラスの収穫量と
品質をキープするようになったんだって!
一体どんな取り組みをしてるのかな!?

JA新おたる 
三浦 洋一さん
「平成3年、JA新おたるでは
 “JA新おたる仁木プルーン生産組合”を発足し、
 平成16年2月には低農薬で安心安全なしるし、
 YES!cleanを北海道産のプルーンでは
 イチバン最初に取得しました。
 JA新おたる産のプルーンは
 関東・関西地区の一部でも販売しております」

去年の出荷量はなんと142トン!
安全安心なプルーンが
全国に出荷されているんだって!

続いてやってきたのはブドウ農園。
教えていただくのは
5種類のブドウを栽培している
森 敬承(たかつぐ)さんです。

森崎
「あ~フルーティー…
 (香りに酔いしれるリーダー)」

あぐりっこ
「イイにおい!!」

森さん
「これは白ブドウ“ポートランド”!
 実際の色は黄緑色ですけどね。」

佐々木
「みんなブドウの上を見てください!」

ノイちゃん
「ビニールハウス?」

佐々木
「ブドウってビニールハウス栽培なんですか?」

森さん
「ビニールをかけない露地とビニールをかけて
 促成させるビニール栽培があります。
 ビニール栽培では露地モノより
 三週間ほど栽培期間が早まり、
 ブドウの生産を安定させています」
ブドウ栽培は「雨」が大敵!
雨が当らないハウス栽培では、
受粉が安定して行われるため、
品質の均一な酸味の少ないブドウが
採れるんです!

早速ポートランドを食べてみると-

森崎
「すんごく甘いんですけど!」

タクム君
「持って帰ってお土産にしたい!」


2010年10月09日(土) |  甘いあまーいブドウに感激!
続いては大粒のバッファローを収穫!!

顔の大きさほどもあるバッファローを収穫!

ユウキ君
「スゴク楽しい!」

さてそのお味は?

「あま~い!」

藤尾
「カオリ!
  中なくなっているのに吸っているんやろ?」

カオリちゃん
「まだ味ある!」

ところで皆さん!
プルーンやブドウの皮についている 
白い粉!一体何かご存知ですか!?

この白い粉の正体は
「ブルーム」というもので、
実(み)自体からでたもの。
果実の水分蒸発を防いだり
雨から守ったりしてくれます。
さらに鮮度の良い目印とも言われているんです!

森さん
「コレがついているほうが品質が上ですよ!」

今の時期、出荷されているのは露地もの。
ブドウ本来の味が楽しめる露地栽培のブドウも
是非味わってみてください!

さあ、お楽しみの時間です!

佐々木
「仁木町のおいしいフルーツを使った
 加工品を頂きましょう!」

最初にいただいたのは
「バッファロー」のジュース。

あぐりっこ
「甘い!」

森崎
「ゴクゴクいけるよ!これ!」

カオリちゃん
「もう氷しかなくなっちゃった!」

お次は「プルーン」のジュース。

藤尾
「シソジュースみたいな感じ」

森崎
「すごい健康になりそうな味です!」

ジュースの他にも、
旬の味を閉じ込めた「ドライプルーン」や、
果肉がゴロゴロ入ったプルーンジャムなど、
仁木町はフルーツの加工品が充実しています!

仁木町のフルーツ加工品のお問い合わせは-
■JA新おたる
 TEL)0135-32-2525 FAX)0135-32-3333
 ※「農村公園フルーツパークにき」でも
   購入可能!

佐々木佑花の「週刊あぐりニュース」

週刊あぐりニュースの時間です!
まずは日高地方から
「秋のお祭り」のリポートです。

先月11日、日高町富川で
「JAとみかわ収穫感謝祭」が開かれました。
            
「生産者と消費者の年に1度の
ふれあいの場」
として開催されているこのお祭りですが、
今年も“とうきびの皮むき競争”や
“カボチャの重量当てクイズ”、
そして“牛乳の早飲み競争”など
様々なイベントで盛り上がり、
新鮮野菜の直売コーナーも
賑わったそうです。

JAとみかわの女性部は料理を担当。
地元の農産物を使った豚汁やおにぎり、
そしてつきたてのお餅など 
なんと400人分を作ってふるまったそうです。

おにぎりで好評だった富川産のお米は
「ルシナ美人」というそうです。
町内のAコープ富川ルシナ店で販売していて
「低タンパクで美味しい」ということですので、
味わってみたいですね。

《ルシナ美人》販売場所
■Aコープ冨川ルシナ店
 住所)日高町冨川北4丁目1-2
 電話)01456-2-0193

続いてはコチラ!
最近注目されている「米粉」の話題です。

「米粉」はお米を粉末にした食材で
“もちもちの食感”
“小麦粉よりも油の吸収率が低いため、
揚げ物はサクサク感が長く継続”、
そして小麦粉よりもアミノ酸を
バランス良く含んでいることが特徴です。

さらに輸入小麦の小麦粉から
国産米粉に切り替えていくことが
水田の有効活用につながり、
食料自給率アップにも貢献するというのです!

いま「米粉を使った美味しい料理・
ユニーク料理を開発してもらおう」と
“北海道米粉料理コンクール”では
参加者を募集中です。

このコンクールは北海道内の
中学生と高校生が対象で
100のグループ・個人を募集しています。
参加申し込みの締め切りは今月末ですが、
料理のレシピと写真の締め切りは
来月末になります。

書類審査と作品の試食で
優秀賞5点、
そしてその中から最優秀賞1点を決定。
来年3月札幌で開催の「米粉フェア2011」で
表彰されるそうです。

参加100グループには、
米粉2キロがプレゼントされるそうで、
中高生のみなさんの柔らか~い頭で
米粉の斬新な料理やスイーツ作りに
チャレンジしてください!
それではまた来週~!!


■北海道米粉コンクール
対象)道内の中高生 100グループ(個人でも可)
募集締切)10月29日(金)まで(先着)
レシピ締切)11月末

■お問い合わせは-
北海道農政事務所 食糧部消費流通課
TEL)011-642-5472  FAX)011-613-3793
北海道農政事務所HP 【北海道 米粉】で検索を!


2010年09月25日(土) |  ♯113 ジャガイモは男しゃくだけ!今金町編

佐々木
「こんにちは!あぐり王国です!
 今回は我々今金町にやって来ました」

森崎
「いつ来るんだ 
 いつ来るんだと思ったら
 
 今かね!(にんまり)」

佐々木
「さて我々のすぐそばに流れている川なんですが
 後志利別川(しりべしとしべつがわ)と言って、
 国土交通省の水質調査で、
 清流日本一になっている川なんです」

森崎
「キレイな川だね!すごい透明感!」

佐々木
「しかも今金町はまだ他にも
 日本一があるんです!」

森崎
「何です?」

佐々木
「ホックホクで甘味があって、
 市場に並んでも常に人気がある!」

森崎
「それって今金の野菜?ひょっとして!」

佐々木
「ひょっとして…
 じゃーん!
 北海道発のスーパースター!」

森崎
「ちょっといいですか?」

ガリッッ

佐々木
「エエッー!?
(突然の事に素でビックリの佐々木アナ)」

さあ、ここからは
あぐりっこも合流してお勉強開始!

今回お勉強するのは
人気のブランドジャガイモ
【今金男しゃく】。
“なめらかな食感と
 ホクホクした美味しさ”が特徴で、
その品質の高さ・おいしさから
「日本一の男爵いも」と呼ばれているのです。

河野
「ボク大阪出身ですけど、
 大阪でも知られているぐらいですよ!」

あぐりっこ
「へえ~~」

森崎
「実は北海道の人より道外の人に
有名かもしれない」

佐々木
「普通ジャガイモは
 一か所の産地で
 メークインとかきたあかりとか
 とうやとか男しゃく・・・とか
 いろんな品種を育てます。
 しかし今金町の場合は、
 品質のいいジャガイモを作るために
 男しゃく一筋!」

森崎
「なんと!男らしい!」

佐々木
「浮気しない!50年間!」

河野
「男しゃく一筋50年!」

森崎
「ハイどうも!
 今金男しゃくで~す!
 50年やってま~す!

 (リーダーなりの男しゃくのイメージ…)」

河野
「今金男しゃく出ましたよ!
 ちょっと胡散臭くて申し訳ないけどね」」

森崎
「ナイス トレビア~ン!」

渡島半島北西部に位置する
内陸の街・今金町。
後志利別川(しりべしとしべつがわ)が育む
肥沃な大地で、農業が盛んな町です。
“日本一の男爵イモ“を育てる、
そのこだわりについて生産者の西 政明さんに
教えていただきましょう!

2010年09月25日(土) |  掘っても掘ってもでてくる今金だんしゃく!

森崎
「広い畑にやってきたよ!」

農業組合法人ぴりかファーム
西 政明さん
「見渡す限り全部、男しゃくです!
 うちらでも想像がつかないぐらいでやってます」

西さんはおよそ14万㎡の
畑で今金男しゃくを
育てています!
目の前に広がるのは
露地(ろじ)栽培の男しゃく。

そして画面左端の畑には
何だか黒いトンネルの
ようなものが…

森崎
「太い・黒いパイプが
   地面に埋まっているような…」

西さん
「これはマルチ栽培をしてます!
 早く生育ができるし、
 雨風をしのげて雑草が出てこないんですよ!
 イモが出てきたらビニールに穴を開ければ
 そこからイモが出てきますよ」

リーダー収穫に挑戦!
露地モノより早く収穫できる
マルチ栽培で育てた男しゃくを
特別に収穫させてもらいます!

森崎
「クキのなごりがあるね。
 もとは葉っぱがあったんだよね」

西さん
「イモを収穫する前に
 機械でクキや葉っぱを
 刈り取るんですよ」

畝を覆っている黒いビニールを
はがしてみると-

森崎
「土が温かい!」

あぐりっこ
「えーっ!!」

そして土の中からは-

森崎
「ほらほらほら!土の中から出てきたよ!」

一同
「すごーい!」

森崎
「掘れば掘るほど出てくるよ!
 こんなに出てきた!」

じゃーん! もんすけです!
ジャガイモの主要品種
「男爵(だんしゃく)いも」。
日本での栽培は、
今から100年ほど前の明治41年に始まりました!
道南の七飯町(当時:七飯村)の農場で、
川田龍吉(かわだ りょうきち)男爵が
イギリスやアメリカなど海外の
ジャガイモ11品種を試験栽培したのが
キッカケなんです。
その中のひとつ
「アイリッシュ・コブラー」という品種が
北海道の地に一番適していたことから、
栽培が広がっていきました。
後にこのじゃがいものコトを
「男爵様が育てたいも」ということから、
「男爵(だんしゃく)いも」と
名付けられたんだって! 面白いねぇ!

あぐりっこ隊も収穫にチャレンジ!

ユウト君
「でかいの出てきた!」

クルミちゃん
「まだたくさんある!」

森崎
「出るよ!まだ!」




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