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2020年02月01日(土) | ライバルが仲間になって美味しいチーズを作る
2020年02月01日(土) | 地元の宝!モール温泉がポイント!
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[+10] >>

2010年08月14日(土) |  あるモノをとるために栽培している??
佐々木
「今日は日本の食糧生産を支えている
 あるモノをみんなでお勉強しようと
 思いますが、それがコレなんです!」

森崎
「なんだコレ??」

あぐりっこ
「種?かな??」

並んでいるのはすべて植物の種!
こちら女満別では109軒もの生産者が
種を取る目的で農作物を育てているのです。

森崎
「これは“てん菜(ビート)”の
 種なんだって!」

藤尾
「へえ~~」

森崎
「てん菜の種って言ったら
 まるでみんなのコトみたいだね!天才・・・」

藤尾
「なかなか良いコト言いましたよ!
 北海道の未来を背負って立つ
 天才の種ですからね!
 って いつまで”どや顔”なんですか!!」
森崎
「先日大根の取材で
 すごい大量の大根畑を見て、
 『大根の種ってどうしてるんですか?』
 って聞いたら
 『種は買ってる』って言うの!
 そうか!種を専門で作っている人が
 どこかにいるんだなって思ったの!」

藤尾
「今まで取材してきた農家さんたちを
 もっと陰で支えている人たちがいるってコト?」

森崎
「そうだ!」

佐々木
「そうなんです!」

佐々木
「いろんなモノがここ女満別では
 作られているんです」

森崎
「すごい種類の種を生産しているんだ!」

藤尾
「ハハー!だから
 ♪こんな小さな種を蒔いたら いのちが育つ♪
 っていうヒントだったんだ!」

森崎
「なるほど!いやねえ名言だなっ
 と思ってたんだよ~」

藤尾
「自分が書いた詞だからでしょ!」

空港がある町・大空町女満別。
農業には欠かせない種子の栽培が
盛んにおこなわれており
その数なんと20種類。
気候条件が安定しており、
栽培に適しているのです。

2010年08月14日(土) |  ハイレベルな衛生管理とは?

通常の農作物と種用ではどう栽培が違うのか?

一行は種子用の馬鈴薯を育てている
開口(かいぐち)さんの畑にやって来ましたが-

森崎
「靴の上にビニールカバーをしましたけども
 何ですか?コレは?」

女満別町種子馬鈴薯生産者
開口 浩志さん
「畑に病原菌などを持ち込まないように
 こういうカバーで防いでいるんですよ」

開口さん
「種事業が盛んな地域なので、
 いたるトコロにこういう看板を
 立てさせてもらっています。
 病原菌は私達にとって
 致命的なモノになるので…」

藤尾
「ここの畑に菌が入ってしまうと
 全国の農産物が
 全部病気になってしまう?」

開口さん
「そういう可能性がありますね」

森崎
「それに道路から畑がチョットだけ遠いんですよ」

開口さん
「水たまりとかの水はねが直接
 農作物にかからないようにするためです。
 額縁(がくぶち)栽培って言うんですね」
 

額縁栽培とは畑の周囲のスペースを
通常より広くとった栽培方法のこと。
通常の畑より栽培面積は
狭くなってしまいますが、
外部から病気や害虫が侵入する可能性を
少なくするために行われている工夫なのです。

畑を見学している一行の上空に飛行機が-
「いってらっしゃーい!」

佐々木
「空港があるというのも
 実は種栽培にイイ条件ということを表しているんですって。」

開口さん
「気候が安定しているって意味で良いんですよ!」

森崎
「気候が安定している場所に空港ってできるんだ」

じゃーん!もんすけです!
ハイレベルな衛生管理が
求められる種馬鈴薯栽培。  
女満別では昭和19年ごろに始まりました!
病気や害虫から守られて
育てられた種馬鈴薯は、
JAめまんべつが管理する集出荷施設で
規格分されて梱包されます。

そして全国各地へ出荷。
北海道はもちろん
遠くは九州の長崎まで行くんだって!
南国でも、おいしいおいもに育ってほしいよね!

種イモ用のジャガイモを収穫してみると-

あぐりっこ
「イッパイ!イッパイ!ついてる」

森崎
「この株だって種イモから育ったんだね」

藤尾
「優秀な種イモですねえ」

開口さん
「このぐらいがイイですね!」

藤尾
「大きすぎても小さすぎてもダメなんですね」

藤尾
「なんでこんなに大変な作業までして
 種イモを育てようと思ったんですか?」

開口さん
「使命!ですね」

森崎
「カッコイイ!
 オレ今年言ってみたいセリフNO.1」


2010年08月14日(土) |  女満別特産!セロリー一大産地!

種子栽培について学んだ一行。
続いては大空町女満別特産の野菜を
お勉強しちゃいます!
その野菜とは何なのか?ヒントはこちら! 
和名が「オランダみつば」。
食物繊維が豊富。
本場アメリカではピーナッツバターで食べる!?
この野菜、みんなは、わかったかな~?

森崎
「コレがその農産物なんですよね。さあ何なのかなあ?」

△■○生産者
宇野 幸博さん
「これはですね~セルリー!」

森崎
「セルリー??」

宇野さん
「セロリーだね!」

正体はセルリー!
一般的にはセロリーと呼ばれる野菜で、
日本へは200年ほど前にオランダから
持ち込まれたと言われています。
冷涼な気候を好み、静岡県や長野県で
盛んに栽培されている野菜なのです。

森崎
「こんなにたくさんセロリーが並んでるの
 見たことないんですけど」

宇野さん
「2万3千本ありますよ」

森崎
「2万3千!!!」

藤尾
「どんな風になってるんですか?」

というコトで
早速セロリーの根っこを見せてもらうと-

一同
「うわ~~なんだこれ~」

森崎
スゴイ重たいです~!
 このヒゲみたいな根っこが土の中を駆け巡って
 いっぱい養分を吸っているんだ!」

根っこを水で洗ってみると-

森崎
「土を落とすとスゴイ軽くなった!」

藤尾
「ほとんど土の重さだったんだ!」

森崎
「けどセロリーのひと株って
 こんな量だったんだねえ」

藤尾
「セロリーブーケだ」

もんすけです!
平成2年「収益性の高い野菜を!」を
合言葉に女満別のセロリー栽培はスタート。
ところが病気や温度の変化に弱く、
当初は収穫がほとんど出来なかった年も
あったんです。
 
そんな状況を打開するべく、
生産者のみなさん一丸となり
温度管理の方法など
試行錯誤を繰り返して
生産技術を確立してきました!
現在では、高品質なセロリーを
年間350トンほど出荷!
北海道では札幌や釧路、北見、
道外では東京や神奈川、愛知に
出荷しているんだって!

セロリーの収穫を見せてもらうことに!

宇野さん
「カマを手前に引っ張る!
 これで切れてるからね」

宇野さん
「そして、いらないモノを全部取っちゃう。
 外側の葉には“す”が入る場合がある」

藤尾
「空洞ですね」

宇野さん
「1つ1つ触って確かめて、
 最後に株もとをカマでキレイにする。
 1回手に持ったら、
 カマ1丁で全部終わらせる!」

森崎
「かなり収穫してから手間がかかりますね」

宇野さん
「最初から手間がかかるんです。
 育てるのも収穫するのも!」


2010年08月14日(土) |  セロリーが大好きになっちゃう?びっくりレシピとは?

早速とれたてのセロリーを
生で試食してみると-

森崎
「イイ音!水分がスゴイです」

あぐりっこ
「スゴイおいしい!」

ミサトちゃん
「甘みを感じる!」

続いてはアメリカでポピュラーな食べ方、
ピーナッツバターをつけて食べてみると-

あぐりっこ
「おいしい!!」

トキオ君
「キライではなくなった!食べれる!」

藤尾
「食べられなかったのが、
 おいしい!食べられる!って
 言ったことはスゴイ」
 
森崎
「あまり甘くないピーナッツバターが
 イイらしいですよ!」

お次はお待たせお料理のお時間!
JAめまんべつ女性部
齊藤さん、宇野さん、梅田さんに
【セロリーの漬物】を教えてもらいました。

※詳しい内容はレシピコーナーへ

ご紹介いただいた三種類のセロリーの漬物。
試食してみると-

ミサトちゃん
「さっき(畑で食べた)よりも食べやすい!」

ミユちゃん
「取れたてよりもシャキシャキになってる!」

ユウマ君
「一段と美味しくなった」

トキオ君
「甘くなってる!!」

佐々木
「これはサラダ感覚で食べられますね。
 是非おウチでもやっていただきたい」

藤尾
「これはもう
 セロリー革命と言って
 イイんじゃないですか」

お次はセロリーの天ぷら!

一同
「え~~~~」

森崎
「セロリーは天ぷらにはむかないよ~」
と半信半疑…

森崎
「セロリーの天ぷら 初体験です!」

森崎
うまっ!
 サックサクの中にシャッキシャキが入ってる!」

トキオ君
「葉っぱ、うまっ!!」

ユウマ君
「葉っぱはポテトチップスみたいな味がする」

※詳しい内容はレシピコーナーへ

あぐりっこ
「おかわりしたい!」
「葉っぱ食べたい!」

森崎
「すごいすごい、我先に!我先に!」

JAめまんべつ女性部 宇野さん
「嬉しいですねえ。
 喜んで食べてもらえて良かった」

佐々木佑花の週刊あぐりNEWS

こんにちは!週刊あぐりNEWSの時間です。
まずはコチラ! 
あぐり王国では初めてかもしれません。
“海の幸”の話題です!

道北・留萌市にある
【Aコープ留萌ルピナス店】では 
新鮮野菜の他にホタテやカレイなど
近郊の漁港で水揚げされた 
鮮度バツグンの魚介類が並んでいます。

JA南るもいでは 
「留萌の野菜と鮮魚の美味しさを伝えたい」
という想いから地元の漁協と連携することで 
直売所で水産物の販売を
実現させることができました。

店内には漁師さんがその日、
前浜でとった魚を自ら店頭に並べる 
「生産者直売コーナー」と
アンコウやシイラなど珍しい魚が並ぶ
「漁協産直コーナー」が設置され 
連日大盛況とのことです!

野菜も魚もその日とれたものだけが
並んでるそうですよ。
畑と海の旬の恵みを一度に全部
堪能してみたいですね!

■Aコープるもい ルピナス店
 住所)留萌市高砂町3丁目4-6
 電話)0164-42-2104

続いてはJAびばいから、 
夏の一大イベントの話題です!

今月22日、空知の美唄市で
「JAびばい祭」が開かれます。      
16回目を迎えるこのお祭りは、
今年も“もちまき”やキャラクターショーなど 
趣向を凝らしたイベントが盛りだくさん。

中でも目が離せないのは重さなんと60kg、
米俵をバトン代わりにリレーする
「運俵(うんぴょう)リレー」! 
3人1チームで飛び入り参加することもできます。

また新鮮野菜の青空市や、
美唄名物「とりめし」のお店など、
多彩な出店にも注目です。

お祭りの最後には 旅行券といった
豪華賞品が当たる大抽選会も行われます。
みなさんぜひ行ってみてくださいね!
それではまた来週~~!

≪JAびばい祭≫
 開催日)8月22日(日) 開催時間)10:00~
 場所)JAびばい本店駐車場
    美唄市大通東1条北1丁目2-1
 ■お問い合わせは-
  JAびばい企画相談課 電話)0126-63-2165


2010年08月07日(土) |  #106 羊蹄山麓のハイレベル絶品大根とは?
森崎
「こんにちはあぐり王国です!
 ちょっと変わった所から失礼します!
 さてお隣の方、どちら様ですか?」
河野
「あっメガネとったんですけど河野です!
 ちょっとしゃべりかけないでください!
 今集中してますから!」

佐々木
「私たちはルスツリゾートに来ています!
 今回はこの留寿都村を含めた
 羊蹄山麓エリアで栽培されている
 ハイレベルの絶品大根をご紹介します!」

森崎
「上がっちゃうよ!」

美味しい野菜が採れることで有名な
「羊蹄山麓エリア」。
「気候・水・土」に恵まれたこの地域、
実は20年もの長い間、大根の収穫量が
道内トップクラスを維持している
一大産地なんです!

森崎
「本日のあぐり王国は
 ココ、留寿都村で大根の…」


ひぃやー

突然地上60mの上空へ飛んでいく3人…

ひぃやーひぃやーひぃやー

叫び声が遠のいていく…

※3人が乗っているアトラクションは
 「スペースショット」。
 ショットされると重力がかかって
 一気に地上60mの上空へ!
 そして次の瞬間には急降下!
 お問い合わせは「ルスツリゾート」まで!
 TEL(代表)0136-46-3111

スリル満点のアトラクションで
少々お疲れ気味の河野

河野
「早く…大根勉強しに行きましょう…
 それか、和やかな乗り物に乗りましょ!」

では早速あぐりっこ達も合流!

佐々木
「今日みんなが来ているルスツリゾート、
 留寿都村は羊蹄山麓エリアです。
 今日勉強するのは羊蹄山麓エリアの大根!」
佐々木
「実はここでは他の地域ではやっていない
 厳しい厳しいルールがあるんです。
 どんなルールなのか、
 みんなでお勉強しましょう!」

河野
「では大根を勉強しに元気に参りましょう~」

一同
「おおー!!」


2010年08月07日(土) |  テンション上がりっぱなの大根収穫!

一行が訪れたのは大根生産者の
吉本さんの畑。
大根をはじめ7種類もの農作物を
栽培している達人です!

森崎
「ものすごいキレイな大根畑!」

河野
「丘になっているのはキレイですが
 作業するのは大変なんですか?」

大根生産者
吉本 康朗さん
「平らなのも良いんですけど
 傾斜なりに良い所もありますよ。
 水はけも良くなるし、
 水がたまる所がないですしね!」

森崎
「なぜこの一体は大根の
 一大産地になったんですか?」

吉本さん
「大根の栽培に適した気候が
 一番の理由ですね!
 昼間は温度が高く、夜は寒い。
 寒暖の差もあってシャキシャキ感もでる!
 洗ったときのツヤも良いですよ」

早速みんなで収穫体験!

森崎
「大根は全部が土に埋まっていると思いきや…」

あぐりっこ
「半分ぐらい土の上に出ている!」

吉本さん
「これは“青首大根”といって
 生食向きの大根ですよ」

吉本さん
「抜くときは葉っぱを持って
 真上に引いてください!」

さあ引っ張りますよ~~

一斉に
リーダー!リーダー!リーダー!

スッポン!

森崎
「とったど~~!!」


佐々木
「すごいおっきい~」

河野
「コレねこうすると…
 陽気なサンバみたいな!」

森崎
ビバ!サンバ!

森崎
「オレ今日テンション
 上がりきっているぜ!」

あぐりっこ隊も収穫を体験し
とれたての大根を生で試食することに-

ナオキ君
「おいしい!」

マヒルちゃん
「ちょっと辛い!」

ナオキ
「でも中の方は甘いよ!」

じゃ~ん! もんすけです!
実は日本で最も消費されている
野菜は大根なんだって!!
その大根、場所によって味や食感が
違うんだけど、みんな知ってた!?

葉っぱに近い硬い部分は、炒め物や浅漬け
真ん中の甘い部分は、おろしやサラダ
辛みの強い下の方は、炒めものにオススメ!

大根をよりおいしく食べる参考にしてね!


2010年08月07日(土) |  良質な大根を出荷する3つの秘密とは…

森崎
「こちらの大根にはルールがあるって
 聞いたんですけど…」

吉本さん
「10月の中旬ぐらいまで安定的に
 毎日決まった量を市場に出荷しないといけないので
 冬の間に“○月○日にアナタは出荷して下さい”と
 日にちを決めて、ソレに合わせて農家の人が
 逆算して種をまいていくんです」

「羊蹄山麓エリア」で採れる大根は、
出荷量・品質ともにトップレベル!
良質な大根を数多く出荷する秘密、
それはこれら三つの取り決め!
「栽培スケジュールを立てる」
「エコファーマー」「4年以上の輪作」。  
生産者全員がこれらを守り栽培しているのです!

吉本さん
「雨が降ろうが暑かろうが
 決められた日には必ず出荷するんです」

吉本さん
「それだけではありません。
 136名の組合員がいるんですけども
 全員が“エコファーマー”の
 認定を受けています」

もんすけです!
厳しい取り決めを守って大根を
作っているJAようていの生産者さん!
皆さんが認証を受けた
「エコファーマー」って…なに!?

後志農業改良普及センター
小形 智子さん
「“エコファーマー”とは
 健康な土づくりをして
 化学肥料や化学農薬をできるだけ減らした
 栽培をしている農業者のことです。
 環境にやさしい農業の取り組み、
 安心・安全な農産物をつくってます。
 JAようてい大根生産組合では
 平成18年から136名全員が北海道知事から
 認定を受けまして“エコファーマー栽培”に
 取り組んでいます」

吉本さん
「まだあります。4年以上の輪作を絶対条件!
 毎年同じ作物を植えると
 同じ養分を吸ったり、その作物の好きな虫が
 畑に増えすぎたりするので、
 いろんな作物を組み合わせて
 かたよらないように栽培するんです」

輪作とは同じ畑で同じ作物を
作り続けないように、
複数の種類の作物を毎年畑を
かえながら作る方法!
そうすることで土が健康に保たれ、
良質な作物ができるのです。

※1年目に畑①で大根を栽培したら、
 2年目は畑②、3年目は畑③、4年目は畑④と
 畑をかえて栽培し、同じものを連続して
 育てないことです。

こだわりの大根には出荷する直前にも
「厳しいチェック」が!
そこでやってきたのは、
村の大根を全国に出荷する「大根洗浄選別施設」。

森崎
「村の大根すべて集まるんですか?」

JAようてい 
冨田 貴之さん
「平均しますと18万本の大根が…」

一同
「ええー18万本??」

河野
「しかもチェックが厳しいと聞いたのですが」

冨田さん
「まずコチラに入ってきた大根から
 5本選んで取り出して中身の検査をします」

一生懸命作った大根でも、
この検査を通らないと出荷できません!
その検査方法とは、
トラックで運ばれてきた大根の中から5本選び、
縦と横に切って中身を検査します。
その5本中、一本でも変色や空洞がある
大根が見つかってしまうと、
もう一度5本選び同じ様に中をチェック!
計10本のうち、
3本以上良くない大根が出てしまうと…
冨田さん
「すべて規格外品と
 いうカタチになってしまします!」

2010年08月07日(土) |  驚くほど厳格な検査によって品質を維持!

厳しいチェック体制に一同ビックリ!

河野
「残りの大丈夫かもしれない7本とかも含めて
 箱全部がダメってコトですか?」

冨田さん
「トラック1台!」

一同
「トラック1台!きびしい~」

生産者が一度に出荷する量は3000本ほど。
それがすべて規格外品に
なってしまうこともあるのです。
大根はまるまる一本で売られる事が多いため、
このような検査を行い、
高品質な大根を出荷しているんです。

実際に検査の様子を見てみると-

トラックの荷台に積まれた大根を
色んな場所から計5本選び出し、
水で洗いながら外側に虫食いなど無いかチェック!

そして大根を半分に切って
中身を見ていきます!

河野
「残り2本ですよ…ドキドキしますね!」

さてどうでしょうか?

森崎
「ジャッジいかがですか?」

検査員
「大丈夫です!」

一同
「やったー、イエーイ」

吉本さん
「いえいえ、まずは第1段階です。
 同じ検査がもう1回あるんです」

河野
「コレだけじゃないんですか??」

吉本さん
「同じ検査をもう1回やります!」

一同
「厳しい~」 

冨田さん
「これだと上側しか検査できないので
 今度は水槽の中に入れて
 下側から5本とって検査します!」

因みに規格外の大根は、
肥料などに有効利用されています。
続いては大根がどのように
選別・出荷されているのか、
こちらの施設に潜入!

冨田さん
「ココが受け入れ水槽になります!」

一同
「うわースゴイ数だあ~」

やって来たのは大根洗浄選別施設。

森崎
「4槽もあるよ!
 土とか汚れ落としてるんだ」

あぐりっこ
「細かく洗ってる!」

冨田さん
「ここでも検査します。
 受け入れ水槽にいる人が
 ランダムに5本選んで検査しております」
二回の品質チェックを無事終えた大根が
どのように出荷されるのか?というと、
まずは洗浄機へ向かいます!
電動のブラシの上で転がしながら
キレイに磨いていくのです!
その後、折れている葉を取ったり、
虫食いがないかを人の目でもう一度チェック!
いくつものチェックを受けた大根は
大きさ別に分けられ関東や関西など
全国に出荷されているのです!

2010年08月07日(土) |  大人もタジタジ・・・あぐりっこ雄弁に大根を語る!

お次はおいしい大根を使ったお料理を
いただきました!
教えていただいたのはJAようてい女性部の
鈴木さん、大友さん、本田さんです!

最初にご馳走になったのは
ツナとマヨネーズを和えた「大根サラダ」!


※詳しい内容はレシピコーナーへ

アヤリちゃん
「シャキシャキしていて
 歯ごたえが良くておいしいです!」

河野
「グルメレポーターになればイイよ!」

負けずに森崎も…
「それぞれの食感が豊かで
 歯ごたえの遊園地みたいだね!
 (反応が薄いので念押しで)
 ルスツリゾートだからね!」

無反応のあぐりっこ…

河野
「あぐりっこには響かなかった…」

アヤリちゃん
「リーダー今日スッゴイ
 デンション高い!元気がイイ!」

さて続いての大根料理が「マーボ大根」。

※詳しい内容はレシピコーナーへ

料理が登場し飛び上がって喜ぶハヤテくん
食べてみると…
ハヤテ君
うまっい~!!
 色んな食べ物が手と手を取り合っている感じ!」

佐々木
「味の評論家ですね!」

河野
「詩人ですか?」

森崎
「畑・工場を見て大根も頂いて…
 みんなどうだったかな?」

ハヤテ君
「食べる人の気持ちを考えて作ってくれているから
 とってもありがたいって思う!」

河野
「我々3人よりあぐりっこ4人の方が
 しっかりしたコト、言ってます!」

森崎
「ボクは今日一日、
 おだってたな、と」

森崎
「だって遊園地も畑も工場も
 大好きなんだもん!」

藤尾仁志の週刊あぐりNEWS

こんにちは週刊あぐりニュースです。
以前もお伝えしたアノ農業テーマパークが
ついにグランドオープンです。

“食と農のつながり”がテーマの
【ホクレン 食と農のふれあいファーム くるるの杜】が
昨日札幌の隣、北広島市にグランドオープンしました。

札幌ドーム3個分以上もの広大な敷地には
ジャガイモや玉ネギなどの収穫体験ができる農場や
とれたて野菜を調理して食べられる
調理体験施設もあり、ここだけで生産から消費までを
まるごと体感することができるんです。

さらにとれたての恵みをバイキング方式で楽しめる
農村レストランも開業しました。
また先行オープンしていた農産物直売所は
新鮮な野菜を買い求めるお客さんで
連日大盛況ということです。

夏休みは家族みんなであぐりっこ隊!
子供も大人も楽しめる“くるるの杜”へ
みんなも出かけてみてはいかがでしょう!

■くるるの杜
 住所)北広島市大曲377-1 電話)011-377-8700

【農畜産物直売所 営業時間】
 6月~10月:午前10時~午後5時
        (8月いっぱいは午後6時まで延長)
 11月~5月:午前10時~午後3時

【農村レストラン 営業時間】
 ランチ      11:30~15:00
 ディナー    17:30~21:00(6月~10月のみ)


2010年07月31日(土) |  ♯105 都市住民が農業の力?レグメス野菜って?
日本は今まさに高齢化社会。
総人口は2005年をピークに減り続け、
あと5年で、4人に1人が
65歳以上の高齢者になることが
予想されています。
急速に進む社会の高齢化は、
北海道の農業にとっても切実な問題なんです。

さらに将来の不安はまだあります。
それは、離農問題。
農業経営の厳しい現実や
後継者不足などを理由に
やめていく人が後を絶ちません。

私たちの食卓の安心は守られるのか?
日本の食糧供給基地、
北海道の行く末はどうなるのか!

森崎
「こんにちはあぐり王国です。
 今日は巨大な灯台がある海までやって来ました」

佐々木
「海はもうすぐソコなんです!」

森崎
「今日は泳いじゃいますか~!」

佐々木
「泳ぎませんよ!農業やりますよ。
 今日は石狩市までやってまいりましたよ」

今回やってきたのは
札幌のお隣、石狩市。
この町ではある画期的な取り組みが
地元農業を守り、
更には特産品の生産拡大に
つながったというのです!

一体どんな取り組みなんでしょうか?

佐々木
「まずは今回取材する野菜を
 当ててもらいましょう!
 このハンカチの下に
 100個…いや150個ぐらい
 入っているかもしれない!」

威勢のいいあぐりっこたち
「エンドウマメ?」
「大豆?」
「マメ??」

河野
「では正解を!オープン~~!」

森崎
「サヤエンド~正解です!」

佐々木
「実は石狩市が道内で作付面積が
 ナンバーワンなんです」
 
一同
「へえ~~」(とても元気なあぐりっこ)

佐々木
「こんなにたくさんとれるのには
 理由があります!
 実は石狩市は画期的な
 とっても良いシステムを
 取り入れているんです!
 その取り組みと言うのが…」

あぐりっこたち
「グリーンサポーター??」

森崎
「ヒジとかヒザのサポーターなら
 聞いたコトあるけどなあ。
 なんだろうね?わからない言葉だね。
 コレも今日はしっかり勉強だ!」

あぐりっこたち
「ハイ!」(本当に元気なあぐりっ子!)

河野
「ではサヤエンドウとグリーンサポーターを
 お勉強しに行きましょう!
 がんばるぞ~~」

一同
「おお~~」

森崎
「海だ!海だ~!」

河野
「違う!違う!違う!
 畑!畑!畑行くよ!」




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