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[+10] >>

2010年02月13日(土) |  ビックリ!アイヌ民族の知恵

一同
「うわぁ~~! 
 なんですかアレは!!」

山丸さん
「アイヌ民族伝統の鮭の寒干しで、
 伝統的な保存食を
 つくる下準備なんです」

山丸さん
「しかも当時は鮭の皮を使って
 今で言う
 ブーツをつくったんです!」
山丸さん
「保存食だけでなく、
 食べることができない
 皮の部分まで無駄なく
 使っていたんです」
お次は、当時を再現したという
住居の中へ!すると!
森崎
「うわーカッコイイ」

山丸さん
「こちらが鮭の皮で作った履物です。
 片方に二匹分の鮭の皮が
 使われています」

あぐりっこ
「なんで背びれが付いてるの?」

山内さん
「背びれやうろこが坂道を登るときに
 滑り止めの役割をするんです!」

一同「すごーい!」

アイヌの文化を学んだ一行。
続いては、“白老牛”について
お勉強しましょう!


2010年02月13日(土) |  生き残りをかけた特産品!白老牛
北海道で生産されている肉牛は、
ホルスタイン種、
 褐毛和種など5種類。

今回取材する白老牛は、
黒毛和種。
白老牛になる黒毛和種の特徴は、
深いコクとまろやかな味わい。
2008年の北海道洞爺湖サミット
でも絶賛されたのです!

松坂
「白老牛という名前、実は
 2007年3月に商標登録されたんです」

森崎
「ロゴマークはアイヌ模様!
 白老らしいですね!」

松坂
「全国に白老牛を知って頂こうと、
 生産者だけでなく町役場、
 JAの皆さんが力を合わせて
 ブランド化に取り組んでいるんです」

森崎
「なるほど!
 じゃあまずは生産者の所へ
 レッツ牛肉~~~!!」

あぐりっこ
「うわーまっ黒い!」

松坂
「どうして有名で人気のある
 ブランドになれたんでしょうか?」

白老牛生産者
石川 宏さん
「6月~7月の白老町は、
 日照時間が少なく
 気温が低いため
 農作物が育ちにくいんです。」
石川さん
「最後に残ったのが
黒毛和種の育成なんです。
コレしかないという事で-」
石川さん
「コレに専念して
 生き残りをかけて
 やってきた特産物なんです!」
河野
「ここにいる全部の牛が
 白老牛なんです?」

石川さん
「実は5段階に格付けされていて、
 3等級以上のモノだけを
 白老牛として販売しているんです」
松坂
「白老牛から
 はずれたモノは
 どうなるのですか?」

石川さん
「白老牛になれなかったお肉も
 同じようにおいしいんです。
 北海道産とか道産和牛という
 形で出荷してますよ」

森崎
「特別な日は白老牛…みたいに
 どうやって食べるかによって
 使い分ければイイ!」

森崎
「それにお値段も
 けっこう違うワケですよね?」

石川さん
「(小声で)けっこう違いますね!」


2010年02月13日(土) |  ブランドを守り育てるのだ!
 じゃーん!
 もんすけです!
 高級和牛として販売される白老牛には、
 品種や出生地・肥育期間など
 厳格な定義があります!
 その中でもポイントは、 
 “格付け基準“
肉の色や脂肪の入り具合いなどを
5段階評価した「肉質等級」で、
3以上に評価された肉だけが、
白老牛として販売することが出来るんだって!

地元JAでは高品質な肉牛を育てるための
活動も行っているんだ!
JAとまこまい広域
木林 茂樹さん
「JAとまこまい広域では
 地元農家との協力で-」
木林さん
「JAとまこまい広域では
 地元農家との協力で
 平成12年に
 白老牛改良センターを設置!
 コチラは白老町において
 より質の良い肉を生産するコトを
 目的としています!」
 木林さん
 「農協(JA)として
 ココから出荷された
 肥育牛の肉質データを管理し
 安心・安全な牛肉を生産するため
 日夜取り組んでいます!」
もんすけ
「しかも地元ではブランド価値を高めるため
 白老牛銘柄推進協議会を設立しているです!」
白老牛銘柄推進協議会
阿部 一雄さん
「白老牛銘柄推進協議会は
 白老牛の生産者や加工業者などで
 組織化をはかり、
 安全で安心な白老牛を
 提供するコトを目的に
 昨年の8月に設立いたしました!
 白老牛の流通は協議会が
 生産者と販売店を指定するコトにより
 管理を万全にし、
 消費者に自信をもって
 おいしい牛肉を提供しています!
 この白老牛は北海道洞爺湖サミットにも
 使用され高い評価を受けました!」

2010年02月13日(土) |  歯の抵抗がない・・・とろける白老牛

一行は出荷直前の白老牛を拝見…

森崎
「どのくらい大きいか
  予想できるかな?」

あぐりっこ
「うわー大きい!!」

石川さん
「30ヶ月で出荷するんです。
 今は700キロぐらいですね。
 1日に9キロもエサを食べるんですよ」

森崎
「みんな牛をみてきてどうだった?」

あぐりっこ
「食べられてしまうコトが
 かわいそうだと思った」

森崎
「そうだね。
 だからちゃんと感謝して食べようね!」
松坂
「お待ちかね、
 白老牛をいただきましょう~!」


森崎
「みんな!ちょっと!
 何か手に持ってるぞ~」
あぐりっこ
「うわーおいしそう!!」
森崎
「どうですかあ!?」

あぐりっこ
「(笑顔…)」

森崎
「言葉にならない!?」
森崎
「あれ…歯の抵抗がない!
 おいしい!!」

50年以上もの歴史を誇る白老の和牛
白老町には白老牛を食べられる専門店が5軒あります。

《白老牛のれん会》

レストラン カウベル  TEL(0144)83-4567
■白老町字石山112
■営業時間:11:00~20:00
■定休日:水曜日

天野ファミリーファーム  TEL(0144)82-5493
■白老町字白老766-125
■営業時間:11:00~20:00
■定休日:水曜日

炭火焼レストラン 牛の里  TEL(0144)82-5357
■白老町栄町1-6-13
■営業時間:11:00~20:00
■定休日:火曜日

白老牛の店 いわさき  TEL(0144)82-5093
■白老町字社台271-44
■営業時間:11:00~20:00
■定休日:月曜日

ファームレストラン ウエムラ  TEL(0144)83-4929  
■白老町字石山109-20
■営業時間:10:00~18:00
■定休日:年末年始のみ

ジューシーな味わいの
~白老産牛肉のハンバーグ~

お問い合わせは-
JAとまこまい広域 白老支所
TEL 0144-82-2266
ハンバーグ(5枚入)1袋1312円(税込・送料別)

JA青年部が平成21年「白老牛肉まつり」に
販売した「白老産牛肉のビーフシチュー」も絶品!

「白老牛肉まつり」は今年で22回目。
おいしいビーフシチューが食べられるかも!!

■開催予定日 6月5日(土)、6日(日)


2010年02月06日(土) |  #80放送分 真冬に新鮮道産野菜!雪の下大根 編

みなさん、こちらに注目!
これはある野菜の断面ですが、
この野菜の正体
いったい何か分かりますか~? 

松坂
「こんにちは!あぐり王国です。」

藤尾
「一面真っ白ですよ!!」

 


ちゃっちゃっーんちゃちゃん♪
  ちゃっちゃっーんちゃちゃん♪

 

森崎
「いや~ しばれるね~~~
  では  ”函館の女”
         北島三郎さんです。」

 

松坂
「さて今日は
  ある野菜の畑に行きます。
 何だと思います??」

 

 



あぐりっこ
「大根とか?」 


森崎
「えっ~~~~~~~ッ!!!」


雪原に崩れ落ちていくリーダー


森崎
「なぜそれを・・・・?」


松坂
「はい、実はきょうは
 ”雪の下大根”を取材しちゃいます。」


森崎
「みんな”雪の下大根”って分かるか?」

 

 

あぐりっこ
「雪の下に埋まっている?」

 

森崎
「うおぉーーーーー!なぜそれを!!」


再び雪原に散るリーダー


あぐりっこ
「だって 名前のまんまだし・・・」


森崎
「きょうのあぐりっこは優秀だな・・・」

水産業の町として
有名な道南・函館市、
実は大根の一大産地
でもあるのです。
そんな函館で、
この時期に出荷される
人気野菜”雪の下大根”を
調べるべく、
生産者を訪ねるコトに!

森崎
「雪が無かったらココは畑なの?」


大根生産者・宇野 稔さん
「はい そうですよ。」

 

 


宇野さん
「もう出荷した分もありますが
 ココだけでだいたい5万本あります。」


一同
「5万本??」

宇野さん
「ちょっと掘ってみますか?」

 

森崎
「あ~ ビニールに
  包まれているんだ!」


宇野さん
「深さは
 30~40cmぐらいです。」
 

 

森崎
「すごい!
 凍らせずに
  貯蔵できるってコトなんだ。」

 

森崎
「いや~
 すごいみずみずしい…」

 


2010年02月06日(土) |  寒さで甘みが強くなる大根の不思議

 

サクッ♪

森崎
「大根汁がスゴイね。
 吹き出してくるよ。」

 

 

シャッリ♪

森崎
「ん~~~ シャーベット!!
 甘~~~い」

 

宇野さん
「糖度で6度ぐらい。
 トマトとだいたい同じ。
  夏場の大根だと4度くらいだから
   2度糖度が増すんだね。」

 

 


じゃーん!もんすけです!
冬の人気野菜、雪の下大根!
ところで雪の下に
大根を埋めると
どうして甘くなるのでしょうか?

 


大根の成分として多いのは、
ブドウ糖、ショ糖、果糖の三つ。

この中の一つ『果糖』は
低温になると甘味の
強くなる特性があるんだって!

 

こうしたことから、
雪の下で冷やされた大根は
より甘く感じるんだね!
雪国ならでは! 
自然の力を活かした
保存方法なんだね!

 


一同
「いただきま~~す」

 


あぐりっこ
「シャリシャリ~
      梨みたい!!」

 


森崎
「どうしてコレだけの水分が
 凍らないのかが不思議…」


2010年02月06日(土) |  腕!腕!腕!

森崎
「これはいつごろから
  作られているんですか?」


宇野さん
「最初に手がけた人は30年以上前で、
  私がやるようになって20年。
 昔は冬場、出稼ぎ行ったり
  アルバイト行ったりしてたけどね。
 いまはコレが収入源になってます!」

 

森崎
「ちょっと挑戦してみよー。」

 

カーーンッ♪


森崎
「お~~~ かたっ!」

 

 


森崎
「ちょっと見てくださいよ。
 土が凍ってます。霜柱で。」  

 


宇野さん
「普通はあっちの
 デカイスコップでやるんだよね。」


森崎
「スコップって
 ショベルカーでしょ!」

 


松坂
「わぁ~ やさしく やさしく!」


森崎
「なんて繊細なんだ…」

 

森崎
「ビニールまではがして
 大根にはまったく
  傷がついていません。」

 

森崎
「大根 顔を出しました!
 すごいね 宇野さん!!」

 

 

 

ポンッポンッポンッ♪
 腕! 腕!
   とアピールする宇野さん。

 


2010年02月06日(土) |  雪の下大根・誕生は先人たちの知恵

函館の人気野菜、
雪の下大根!

雪の下大根は
どのように
誕生したのでしょうか?

 

JA函館市亀田
鶴喰(つるはみ)さん
「函館では古くから様々な野菜を
 雪の下に埋めて糖度を増しながら
 出荷する方法を行っていました。」

 

JA函館市亀田
鶴喰さん
「その中でも冬季期間に需要があり
 採算性も良い大根の生産に
 力を入れてきました。」

 

JA函館市亀田
鶴喰さん
「平成15年に”雪の下大根”という
 ブランド名をつけて-」 

 

 

JA函館市亀田
鶴喰さん
「みなさんに
  認知していただくべく
     出荷しています。」 

 

現在の出荷量は、
年間700トン! 
冬だからこその
おいしい大根!
生産者の知恵と
工夫がつまった野菜だよね!

 

 

藤尾
「おっ 並べ方に
  規則性がありますね。」


宇野さん
「3段かな。
 すき間ないようにビッチリね。」

 

宇野さん
「並べ方はウチのオリジナル。
 農家それぞれで
 並べ方にコツがあるんですよ。」


森崎
「大根はどこに育ってたの?」


宇野さん
「ちょうどみなさんが
   立ってるところかな?」

 

森崎
「なるほど!ここから大根を抜いて
 横に並べて積んでいくわけだ!」

 


一同
「雪の下大根 とれました~~!!」


2010年02月06日(土) |  雪の下大根は全部札幌へ出荷されます!

畑で学んだあぐりっこ隊、
続いて一行が向かったのは
JA函館市亀田が管理する
とある施設。 
こちらで行っている作業とは!?

 

 松坂
「うわ~ 
 ジャブジャブ洗ってる。」

 

 

森崎
「みんな どうだ? 大根??」


あぐりっこ
「白くてキレイ!!」

 


森崎
「作業されているのは?」


宇野さん
「うちの両親と息子です。」

 

森崎
「これどうやって作業しているの?」


森崎
「先っちょと しっぽを切って・・・
 機械に入れると・・・」

 

 

松坂
「あっ 白い大根が
    出てきました。」

 

森崎
「大根がプールで渋滞中!
 みんな スピードアップしながらも
  力は強くなくね!
 宇野さん、
 1日でどのくらいの量を洗うの?」

 


宇野さん
「ウチでだいたい
 1200本~1500本かな。」

 


丁寧に洗った後、
大きさや品質など
7種類の規格に選別。

 

その後、
梱包された雪の下大根は、
全て札幌市中央卸売市場へ
出荷されているのです。


 


2010年01月30日(土) |  #79放送分 小豆の安定供給に寒さと氷が活躍!編

松坂
 「こんにちは!あぐり王国です。
  今回は十勝の
  池田町にやってきました。
  ここは、池田町のシンボル
  ”ワイン城”です!」

 

森崎
 「実はわたくし、大のワイン好きです!
  赤ワインには体の中の
  活性酸素を取り除く
  ポリフェノールという成分もたっぷりです。
  ワインをきょうは
  紹介します!!」

 

松坂
 「きょうはワインでは
  ありません。」


森崎
えッ~~~!! 」

次にあげる
3つのキーワードで
連想される食材が今回のテーマ。

●全国生産量のうち 
  およそ8割が北海道産!

●”活性酸素”をやっつける
  ポリフェノールがたっぷり!

●和菓子作りには欠かせない穀物!

松坂
「きょうは小豆について
 取材します!」

一同
「あずきかぁ」

ということで、
今回は赤ワインと同様、
ポリフェノールたっぷり!
あんこの原料としておなじみの
小豆について学びましょう!

「ワインの町」として有名な池田町。
こちらは、ブドウの栽培はもちろん、
馬鈴薯やビート、そして小豆などの
豆類の栽培も盛んなのです。

松坂
 「小豆というのは、
  しょうずとも呼ばれていまして、
  国内産の8割が北海道で
  作られているんです。 
  北海道で育てられているのには
  理由がありまして
  小豆は連作できない作物なので
  栽培には広大な土地が必要なこと。」
松坂
「小豆は6月・7月に
 太陽の光を
 たくさん浴びなくては
 いけないのですが-」
松坂
「北海道には梅雨が無いので
 小豆栽培に適しているんです。」



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