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2017年04月01日(土) |  アコーディオンの正体は?

早速ハウスに入ってみると-

高木さん「かわいいですね!!」

森崎リーダー「かわいいね」

森アナ「すごい数ですね」

高木さん「芝生みたい!」

平田さん
78万4千苗あります!」

森崎リーダー
「78万4千苗…」

森アナ
「苗がちょっと蜂の巣みたいに
 仕切っているのは何ですか…??」

平田さん
ペーパーポットなんです。
 触ってみますか?」

高木さん
「開いて大丈夫ですか?
 (ペラペラペラ…)えっ?うわ~」

森崎リーダー
アコーディオンみたい」

「ペーパーポット」と呼ばれる、この紙筒。
広げると、中は空洞に…。
ここにどうやって種をまくのか、
特別に高木シェフが体験させていただくことに-

平田さん
「これが、てん菜の種です」

森崎リーダー「これを撒くんですね」

高木さん
「一個ずつ手作業だと大変ですよね」

森崎リーダー
「それね今日ね…終わっちゃいます(笑)」

まずは「ペーパーポット」を広げ、
専用の機械にセットし…

空洞の中にをいれていきます。

森崎リーダー
「普段、20kgの物を持つことありますか?」

高木さん
「持ちますよ。粉物や砂糖は一袋が重いので…」

平田さん
「では、もう一袋お願いします」

森崎リーダー「お任せしますね」

機械ですきまなく土を埋めたら、
ペーパーポットを反転させます。
底に固定させていた板を外してみると…?

森アナ「うわおおおお」
 
裏返すと、1つ1つの筒に種を植える窪み
できているのです!

さてどうしてでしょうか?
その答えはさきほど外した板にありました。

森崎リーダー
「板にトゲトゲした窪みがあって
 それぞれに穴を作っていたんだ」
高木さん
「ちょっと感動!!」

2017年04月01日(土) |  一瞬で種がペーパーポットに!
さらに、最後の工程にも感動が!
「は種板(はしゅばん)」と呼ばれる、
穴が空いた2層のアクリル板に種を流し、
上の層の穴を種で埋めていきます。
そして、ペーパーポットの上にセットし、
下の層をスライドすると…?

ザッ…

高木さん「一瞬!!」

森崎リーダー
「うわ~
 一瞬で全ての穴の中に種がああ!!」

高木さん
気持ちよさそう。やりたいですね」

高木さんもチャレンジ!
は種板の穴に、種を転がしながら
入れていきます。

それをセットして…板をずらすと…

ザッ(種が落ちる)

森崎リーダー「うわーーーー」

高木さん
気持ちいいいい♪(笑)
 なんか…楽しいですね」」

こうして種をまき、ハウスで育てた苗は、
5月に畑へと移植します。
直接 畑に種をまかないのは、
天候による被害を少なくし、
安定した収量を確保するためなんです。

「てん菜」の葉が広がる夏を過ぎ、
10月ごろに収穫を迎えます。
そのまま工場へ出荷され、
冬の間に砂糖へ加工されますが、
まだ砂糖にならずに残っていた、てん菜が…!

高木さん
「現物は初めてみました!重い!!」

切ってみると-

高木さん「木の年輪みたい!!」

加工用として出荷されるので、
普段はそのまま食べることの無い、てん菜。
特別に試食してみます!

高木さん
甘いっ!めちゃくちゃ甘い!!
 ちょっと青っぽさはありますけど
 みずみずしくて甘い!」

高木さん
「てん菜をそのまま家庭料理
 お菓子とかに使わないんですか?」

平田さん
「あまり聞いたことはないですね…」

高木さん「できそうですよね」

森崎リーダー
「また発見しちゃった!」

高木さん
「これはインスピレーション
 どんどん出てくる!!」

森崎リーダー
「よかったら飛行機で持って帰ってください」


2017年04月01日(土) |  巨大砂糖工場に潜入!

森アナ
ホクレン中斜里製糖工場に来ました」

高木さん「めちゃくちゃ大きいですね」

斜里町のほか、網走や小清水町など、
1市6町から「てん菜」を集めて、
砂糖へ加工している「中斜里製糖工場」。
1958年に操業し、
その敷地面積はおよそ149ヘクタール。
札幌ドーム24個分の広さを誇る巨大工場です!

森アナ
「今回ご案内いただきます水野さんです」

製糖工場に勤めて、35年以上になる
大ベテランの水野透さん。
早速、中斜里工場の砂糖について教えて頂きます。

水野さん
「中斜里製糖工場では
 グラニュ糖を専門に製造しています。
 あと清水工場で上白糖・てんさい糖などを
 作っています」

水野さん
「1日あたり約6千トンのてん菜から
 できる砂糖は約900トンぐらいです」

森アナ
「1日で、それですよ!すごい量ですよね」

1日900トンもの砂糖をつくる工場では、
およそ300人の従業員が、24時間体制で製造。
敷地内には、神社、寮、理髪店があり、
工場一帯が、町のようになっているんです。

森アナ
「改めて、てん菜がどう砂糖になっていくか…」

ということで、工場内部にやってきました。

水野さん
「生産者から集められたてん菜が山積みにされて
 このひと山で、約1万トンあります」

森崎リーダー
「これがどんどんいっぱいできていく。
 まず工場に運び入れるために
 水のチカラをかりて水圧で運んでいく。
 運搬と同時に洗浄もできちゃう」

4月は、製糖期間も終盤のため、
てん菜の運搬や裁断などは
すでに終了していますが、
このようにスティック状にした「てん菜」を
温水に浸し、糖分を抽出。

砂糖の原液となる成分が出来上がるんです。
そして…?

水野さん
「こちらは結晶缶と言いまして
 この中は真空になっています」

森崎リーダー
「なんか、はあはあ言ってるよ」

森アナ
「何でこんなに暑いんですか?」

水野さん
「結晶缶は75℃の温度でグツグツ煮立てて
 結晶をだんだん大きくしていく!
 その熱の影響で周辺も暑くなってしまいます」

森アナ
「上の方がグツグツしていますね」

森崎リーダー
「もっと上にいくとベタベタ付いてますね」

水野さん
「飛び散った結晶がガラスにくっついている」

結晶の大きさを確認するため、
プレートに取り出してみると…?

水野さん
「これが結晶と蜜が混ざっているもの」

さて、どんな味でしょうか?

高木さん
「うん!優しい甘さです
 まだ結晶が粗いので
 あま味がゆっくり伝わってくる。
 非常に美味しいですね」

このあと、遠心力で、結晶と蜜を分離させ、
さらに高純度の砂糖に仕上げます。
こうして出来上がった製品が、
全国へと出荷されていくんです。

高木さん
「こうした工場を見学したのは初めて!
 ひと粒たりとも大事に使いたいです」


2017年04月01日(土) |  グラニュ糖で本格スイーツ♪
トップパティシエの高木シェフに、
家庭でも手軽にできる「グラニュー糖」を使った、
本格スイーツを作っていただきます。

今回、ご紹介いただいたのは
「キャラメル・サレ」と
「フロマージュ・クリュ」です。

詳しい作り方はレシピコーナーをご覧下さい。

さて初めてのクッキングに挑戦中の森アナ。
その腕前はいかに?

高木シェフ
「グーッと出して、止めます」

森アナ
「なるほど!
 ビュウウウウー!ピュッ。
 ビュウウウウー!ピュッ。」

高木さん「まっすぐ!」

森アナ「すみません…ビュウウウ」

森崎リーダー「効果音が多いな!!」

ここで高木シェフ!
隠し味にニンジンジュースを取り出しました!

高木シェフ
「あま味を補うために
 ニンジンジュースを使います」

森崎リーダー「斜里のでしょ!!」

高木シェフ
「マンゴーの中に1本まるまる入れます」

森崎リーダー
「このニンジンジュース大好き♪
 すごくおいしんですっ!」

って、飲みだしちゃったリーダー。すると-

高木シェフ
「リーダーーーーーーー」

素晴らしいツッコミ。
ありがとうございます(笑)

さあ完成しましたよ。

森崎リーダー「おしゃれ~♪」

水野さん
「美味しいです!甘酸っぱい感じ♪」

平田さん
「甘すぎず、さっぱり食べられます」

森崎リーダー
「あと2~3個いけるなあ。めちゃ旨かった!」

続いて生キャラメルは?

森アナ
おいひいいい~♪
 甘さが上品!まろやかに口に広がる」

高木シェフ
「グラニュ糖でキャラメルを作って
 ビックリしましたね。 
 甘さが非常に優しい」

森崎リーダー
「あれだけの砂糖が入っていますけど
 ふんわり消えていく…いい砂糖だなあ」

森アナ
「砂糖ひとつでこんなに変わるんですね。
 砂糖を見くびっていました…
 見くびってるって言い方、ないですね(焦)」

さて振り返って…

森崎リーダー
「どうですか?こうやってオシャレで
 美味しいものに代わって…」

平田さん
「砂糖が美味しいスイーツになれば
 より一層みなさんに消費して頂けるので
 またこれを食べられるように
 頑張って仕事したいなって思います」

水野さん
「ひと粒でも多くの砂糖を作って
 みなさんに使って頂きたいと思います」

高木さん
「てん菜の生産者さんと製糖工場の方の
 顔が見えたことは、いい糧になりました。
 想いを橋渡しのように繋いでいくことが
 みんなが笑顔になるキーワードだと思います」

森崎リーダー
「イチゴ見ました。砂糖見ました。
 今度は、何が見たいですか?」

高木シェフ「小麦みたいですね」

森崎リーダー「やりましょう!」

みなさんこんにちは!
今日は「農業女子」を目指す
研修生募集のお知らせだよ。

オホーツクエリアのJAところでは
「女性農業研修生」を募集中!
自然豊かな土地で農作業をしながら
農業の魅力と技術を学ぶことができるよ。

研修期間は1ヶ月から最長で1年、
希望に合わせて畑作や酪農の体験を
選べるんだって!

未経験者でも大歓迎だから
興味のある人は応募してね。

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

3月25日のクイズ
「日高町の農業女性グループが、
お米からつくる食材は何だったかな?」

正解は「こうじ」でした!


2017年04月01日(土) |  おまけ

お・ま・け

森崎リーダー
「なんてったって
 森結有花は初恋の人
 てん菜農家!!」

森アナ
「ちょっと、やめてください!」

高木さん
「ずいぶん甘い話ですねえ♪」

森崎リーダー
「そうなんですよ。スイーツみたいに」

高木シェフ「あららららら(笑)」

森アナ
「ちょっと止めてください!
 北海道だと分かっちゃいますから」

森崎リーダー
「いいだろ、そんな初恋の話~♪ 
 大丈夫ですよ。もしいらっしゃったら
 メールお待ちしてます」

森アナ「やめてください~~」

初回からパニくる森アナでした♪




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