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2009年05月16日(土) |  #44放送分  日本一の牛の里!!
森崎
「すばらしい景色ですね~
 ようこそ北海道へ!

松坂
「今回、ここ別海町で
   取材するものはですね~」
森崎
北海シマエビ!!

リーダーのあまりにデカイ声で


松坂アナは・・・













画面から
外れていきました・・・

松坂
「ではクイズです!
 別海町の人口は
 約16000人ですが
 牛は何頭いるでしょうか?」
松坂
「正解は12万頭です!」


あぐりっこ
「えっーーーーーー!!そんなに!!」

河野
「別海町の皆さんが
1人7頭ずつ牛を飼ってる計算ですね!」

牛さんたちに会いに良く前に
一行が訪れたのはコチラ!

お寿司屋・双葉(ふたば)さん。

別海町の魅力を味わえる
メニューがあるというのです。

双葉(双葉)
住所:別海町別海緑町25  別海高校そば
TEL:0153・75・2221  
営業時間:11:00~21:00 
定休日:ほぼ年中無休

そのメニューがコレ!

別海町ジャンボ牛乳と
ジャンボホタテバーガーのセットメニュー(880円)!

町内4店舗で提供される
ご当地共通メニューなのです。
ハンバンガーは
自分で作って食べるという
お楽しみつき♪
ホタテは春巻きの中に
隠れていましたが
3Lサイズという
巨大な貝柱に一同ビックリ!!

2009年05月16日(土) |  研修牧場&営農センター
別海町には
酪農を志す新規就農者のための
研修牧場があります。
JA道東あさひの斎藤さんに
お話しを伺いました。

斎藤さん
「ココでは牛の搾乳、出産、病気の対応を現場実習で
 学んでもらいます。そして随時座学で酪農に関する
 勉強もしてもらいます。
 酪農業というのは1人でやっていくのは
 大変な職業ですので
 家族で酪農経営をやりたいという夫婦で
 35歳くらいまでの方。
 そして意欲ある方に入っていただいています。」
こちらでは
平成9年から研修生の受け入れをスタート。

全国各地から集まる研修生のために
専用の住宅を完備。

研修中の生活費を支給するなど
さまざまな形で
新規就農者をサポートしているのです。
いま研修中の中澤さんご夫婦に
お話しを聞いてみました!

中澤さん
「去年8月に埼玉から来ました!
 きっかけは牧場を題材にしたTVゲームなんです。
 それが面白くていつかやってみたいと!
 元の職は郵便局員で、妻は看護師でした。
 早く一人前になって
 牧場経営に取り組みたいです。」
じゃ~~~ん もんすけです。

12万頭の牛が飼育されている
酪農王国・別海町!!

JAではいろいろなサポートを
していまーーす。
JA道東あさひ 小島さん
「今年4月に酪農経営の
 サポートを目的に
 営農センターを新設しました。
 大型経営や中小の家族経営にも
 対応できるように-」
JA道東あさひ 小島さん
「専門のコンサルタントの導入や
 職員の専門性を高めるために
 人材の育成により
 酪農技術の提案や
 経営相談を充実させて
 農家組合員の経営の発展に
 向けたお手伝いをしています。」

2009年05月16日(土) |  牛が地球を救う?北海道は資源王国?
松坂
「別海資源循環試験施設にやって来ました!」

森崎
「TVでは伝わりませんが・・・
 実は ここ 臭いです
森崎
「どうもコッチから
  臭いのが流れてきます。」

松坂
「いえいえいえいえ!
   私からじゃないですよ(怒)
 この施設のことを教えてくれる
 別海町役場の登藤(トドウ)さんと
 待ち合わせているんですが・・・」

河野「オッ!!」
河野
「まさかの車での登場!!」

登藤さん
「実はこの車の燃料は
 牛のウンチなんです!」

一同
「えっ~~~~!?」

登藤さん
「牛のウンチを発酵して出来る
 メタンガスを利用しているんです」

登藤さん
「ここに別海町の酪農家から
 牛のフン尿を運んでメタンガスを
 作っているんですよ。」
登藤さん
「発酵させた牛のフン尿は肥料として
 畑(牧草地)へまくことになるんですが
 メタンガスが取り除かれているので
 ニオイも少なくなりますし
 肥料効果も高くなるんです。」
登藤さん
「また農家(酪農家)は化学肥料の
 使用量が少なくなります。
 それによって牧草の収穫量も増えますので
 一石二鳥、三鳥なんですよ!」


河野
「別海町で出る牛のフン尿を
 全て利用できるとしたら
 この車はどのくらい走ることが出来るんですか?」
登藤さん
「理論上は1日に約500万立方メートルの
 メタンガスを発生させられますので-」

登藤さん
「それを使うと・・・
 1日に9000万Km!
 これは地球と月を
  116回往復できる距離で
 地球なら2250周可能です!!」


一同
「ほぇ~~~~~~~~~~」
森崎
「ぼくは3周くらいでいいです。」

2009年05月09日(土) |  #43放送分  畑で玉ネギ作業スタート!のはずが・・・

松坂
「こんにちは!あぐり王国です。
 網走管内 上湧別町にやって来ました。」

森崎
「われわれの北海道は
  どうなっちゃったんですか?」

森崎
「今年になって夏と冬の記憶が
 無いんですが 
 もう冬が来たんですか・・・?」

松坂
「本当であれば早咲きのチューリップを
 見ることが出来たんですけどね・・・」


藤尾
「えっ!この雪の下で咲いているの??」

森崎
「チューーーリップゥーーーーーーー!!」

 

森崎
「もしかして、雪の下で寝かせてる
  越冬チューリップですかっ!
   甘味が増すんじゃないですか!!」


松坂
「イエイエイエイエ!」

 

松坂
「きょうこの上湧別で取材する野菜なんですが
 去年、一度 北見エリアで取材してい」


藤尾
「玉ネギーーーーーーーッ」


森崎
「はやっ」


藤尾
「ぎっくり腰でロケに行ったから
 良く覚えているんです・・・」

森崎
「玉ネギ、今回は何を取材?」

松坂
「この時期の定植作業を
   取材に行きましょう!」

 

3代目玉ネギ生産者・工藤さんの畑へ。

工藤さん
「定植作業というのはビニールハウスで育てた
 玉ネギの苗を畑へ移して植える作業のことです。」

森崎
「でも、きょうは無理ですよね・・・」


工藤さん
「もう定植作業は始まっているんですが
 さすがに今日は・・・」

森崎
「雪の下にもう苗が!大丈夫なの?」

工藤さん
「はい。それが意外にも大丈夫なんです。」

そこで、どんな風に
苗を育てているのかお勉強することに。

 

工藤さん
「このハウスだけで40万本の
 苗を育てているんです。」

 

一同
「わぁーーー すごいですね!」

藤尾
「最初から収穫まで
 ずっと露地で栽培していると
  思っていましたよ。」

工藤さん
「それだと秋の収穫に間に合わないので
 苗作りはビニールハウスで始めるんです。」

 

工藤さん
「苗作りは雪深い2月から始めるので
 中に小さなハウスを更に作って
 氷点下の気温にならないように工夫します。」

あぐりっこ
「玉ネギはまだ出来ていないのに
 なぜハウスの中は玉ネギのニオイがするんですか?」

工藤さん
「実は半分の列は長さを刈り揃えてあります。
 その切り口からニオイの成分が出てくるんです」

 


2009年05月09日(土) |  玉ネギ葉っぱ刈り&育苗シートの秘密

工藤さん
「私たちは葉っぱ刈りって呼んでます」


と、不思議な装置が登場。
4つの車輪がある「葉っぱ刈り機」です。
剪葉機(せんようき)とも言うようです。

 

「葉っぱ刈り機」の最前面には
 巨大なバリカンがっ!

 

そして切った苗の先端部が
ハウスの地面に落ちないように
空気に吹き飛ばされて後方の袋にIN!!
回収できるようになっていました。

袋の中にはドッサリと
玉ネギ苗の葉っぱが!

それを見たリーダー・・・

森崎
「食べてみたい!」


工藤さん
「どうぞ!」

とガバッとリーダーの手へ。


森崎
「遠慮ない量、いただきました! 
                             では・・・パク。」

 

森崎
「甘い!!」

一同&工藤さん
「えっ~~~~~~???」

 

あぐりっこ
「あっ ホントだ!甘い甘い」


工藤さん
「初めて食べましたけど
                    甘味がありますね」


松坂
「これは普段はどうしているのですか?」

工藤さん
「捨てています。」

一同
「もったいなーーーーい」

 

続いて、定植作業をする直前の苗のハウスへ。
苗が育てられる育苗シートの下には
細かい網が敷き詰められていました。

工藤さん
「シートをはがすときに
 根が余分な土を抱えてしまわないように
 網を事前に敷いてあるんですよ。」

 

森崎
「1枚のシートで何本の苗が育つの?」

工藤さん
「448個です!」

 

このシートを定植する機械・移植機にセット。
機械は育苗シートの下から

 

棒で苗を
押し出して植えていくんだそうです

2009年05月09日(土) |  玉ネギの出来るまで & 上湧別玉ネギ物語

ビニールハウスで育てられた苗は
4月下旬から畑へ植える
定植作業が行われます。

広大な面積のため、
専用の機械・移植機を使って
一定の間隔で苗を植えていきます。

しかし!苗の間隔が空いてしまったり、
土に埋まったりした場合は、
人の手で ひとつずつ
拾って植えなおすという
大変な作業もあるのです。

そして8月、成長した玉ネギの
変形を止めるための
「根きり作業」を行います。
それから2週間後、
玉の部分が固くしまってきたら
収穫となるのです。

工藤さん
「この苗の青いスジの下が
 膨れてきて、みなさんご存じの
 玉ネギが出来るですよ。」


上湧別町での玉ネギ栽培は
いつから始まったのでしょうか?

 

上湧別町玉葱振興会 会長の
横尾さんに聞いてみました。

横尾さん
「上湧別町の玉ネギ栽培は
 昭和47年に始まりました。」
 

 

横尾さん 
「当時 上湧別町はリンゴ産地として
 有名でしたが、」

 

横尾さん
 「リンゴの木に病気がつき、
 リンゴ栽培が出来なくなったので
 リンゴに代わる高収益の農産物として
 玉ネギに転作したのです。」

 

横尾さん
 「現在は農家戸数も61戸。
 生産量も3万5000トンになり
 品質についても高い評価をもらっています。」

 


2009年05月09日(土) |  上湧別=チューリップ&屯田兵開拓

松坂
「ではここでクイズです。
 上湧別町と言えば
   チューリップが有名ですが
 なぜチューリップ栽培が
   盛んになったのでしょうか?」


森崎
「え、えぇ~~~なんですと・・・?」

 

松坂
「実は昭和32年、
  少ない面積の農家の収入を増やすには
   高収益であるチューリップを育てよう! ということで
   町内54戸の農家が
   チューリップ耕作組合を結成して
  オランダからチューリップの
   球根22種類を輸入して
 栽培をスタートしたんですって。
  3年後にはバンクーバー・
   シアトル・サンフランシスコに
 輸出もしていたほど
   盛んに行われていたんです。」

藤尾
  「チューリップって輸出してたの? 知らんかった。
    でも今は玉ネギを主力で育ててるんですよね?」

松坂
 「チューリップの栽培は
   順調に伸びていたんですが、
   昭和41年にオランダの球根が
   世界市場で値下がりしたため
   日本からの輸出が停止。
    生産農家が減っていって
   年々衰退していってしまい、
    違う農作物の栽培へ移行していったんです。
 それでも農家の皆さんは
    チューリップへの深い愛着から
    畑の片隅や 自宅の庭に
     植え続けていったんですよ」

森崎
  「だから今でも、
   あちこちにチューリップが
               咲いているんだね!」

 

そして、そのチューリップ栽培の始まるもっと前!
この地に上湧別町を築いた人たちといえば!


松坂
「屯田兵の皆さんです」

 

その上湧別町の屯田兵の暮らしぶりが
そのまま保存されているのが
ふるさと館JRY(ジェリー)です。

 

学芸員・中島さん
「屯田兵とは字のごとく・・・
 駐屯して田畑を耕す兵隊です」

藤尾
「農業されていた人なんですね!」

中島さん
「北海道内には37か所に
  屯田兵が配置されましたが
  上湧別町には399戸の
      屯田兵が入りました。」

 

屯田兵・・・
明治時代に北海道の警備と開拓のため
本州から配備された兵士のこと。
家族揃って移住し農業をしながら
軍事訓練もこなし
戦争に参加することもあった。

中島さん
「これは明治29年に建てられた本物の家です。
 北海道遺産に登録されています。
 この建物に平均6人が住んでいました。」

 

中島さん
「ダウンジャケットは無かったのですが
 そちら!」


森崎
「ワラで作ったミノでしょ・・・
 寒い北海道でこれを着て・・・」」

 

藤尾
「ホント屯田兵の皆さん、
  ありがとうございました。
 皆さんのおかげで我々は
   便利に暮らせております。」

 

このふるさと館JRYでは
屯田兵時代の服装に変身したり
作業を体験したり、
そして食事を味わったりも出来るのです。

食事のメニューは「レシピコーナー」に掲載!
驚きの屯田兵ダイエットが!?

 


2009年05月02日(土) |  #42放送分  和名で「乳草(ちしゃ)」というお馴染み野菜

松坂
「あぐり王国です!
   こんにちはぁーーー」


森崎・河野
「こんにちはーー!」

 

松坂
「今週は胆振の
   むかわ町へ向かいます。」

森崎
「むかわと言えば・・・・」

 

森崎
「ししゃも?」


河野
「いえいえいえいえ 
  野菜でしょ!野菜!!」

ここでヒントです。

1)サラダでお馴染みの野菜

2)日本では平安時代から栽培

3)和名で「乳草(ちしゃ)」

 

森崎
「ん~ん ミルクくさ ってことか・・・」

河野
「どうして 最初だけ英語なんですか?]

 

到着したのは
その野菜の
生産者・六角(ろっかく)さんの
ビニールハウス。

 

森崎
「いやぁ~ 六角さん!
 ししゃもがいるようには
   見えないんですよ。」

河野
「だから ししゃも じゃないって!」

 

そして いよいよハウス中へ。
入るとそこは 
緑のじゅうたんが敷き詰められていました。

森崎
「もうみんな分かったね!な~んだ!」

あぐりっこ隊
「レタスーーーーー」


2009年05月02日(土) |  ラクチュコピクリン!!

レタスの和名「乳草(ちしゃ)」の
由来になったという
切り口からの白い液体・・・
切り口を見ると
ジワァ~と滲んできます。

リーダーが早速ペロリ。

森崎
「ん~~~~~
   辛い!!!」
と意外なコメント。

ミルクのような見た目とは
ギャップありです。

 

そして六角さんから
衝撃的なコメントが・・・

六角さん
「この液体の成分は
 ラクチュコピクリンと
 いうらしいのですが
 軽い沈静作用や
睡眠・催眠作用があるらしいんです。」


それにビビットに反応したリーダー・・・

 

森崎
「えっ睡眠・催眠作用!?」

バタッ。


河野
「そんなすぐ
 眠くならないでしょう~!!」」

 

もんすけ
「じゃ~んもんすけです。
 ラクチュコピクリンは
 ポリフェノールの
  一種なんだって!」

このラクチュコピクリンの苦みが
レタス特有のアノほろ苦さを
演出しているんです。

 

森崎
「うぅ~~~~~ 
  食べてみたい!!」


がぶっ!!


六角さん
「そんなに豪快に食べてもらえれば
 レタスもきっと本望ですよ!!」

 

それを見ていた小2のなっちゃんも
「かじりついてもいいの?」


森崎
「いいよ~~」


なっちゃん
 ガブッ!!

小2とは思えない食べっぷり。

森崎
「なっちゃん!あぐり王国の素質あるなぁ~。」

 

しかも、驚異的な早さで
1人完食するなっちゃん・・・
恐るべし・・・。


2009年05月02日(土) |  むかわ町 春レタス物語

むかわ町の主力野菜、レタス!
ところで、むかわ町で
春レタスの栽培は
いつ頃から始まったんでしょうか?
元レタス部会 部会長の
馬場さんに伺いました。

馬場さん
「むかわ町の春レタス栽培は
昭和54年に始まりました。」

馬場さん
「当時は露地で栽培し
 6月下旬から出荷していましたが」
 
馬場さん
「もっと早い時期に欲しいという
 要望にこたえるために
 ホウレン草栽培の
 ビニールハウスを転用して
 冬期のレタス栽培を
  試行錯誤で始めました。」
 
むかわ町の
レタス生産者56軒で構成される 
「JAむかわレタス部会」では、
出荷方法にルールがあります!
それは、その日収穫したレタスを
朝7時までに、
配送センターに集めるコト!
レタスをより鮮度の良い状態で
出荷するため
取り決められたんだって!

こうした日々の努力で
新鮮なレタスが
出荷されているんだね!



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