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2008年12月06日(土) |  まずはビート畑へGo!

学校の社会の時間に
習ったことはあるけれど
良く分からない農作物・ビート。

ビートのことを学ぼうと
生産者・山本さんの畑へ。

山本さんの手には
すごい刃物が・・・

ビート収穫用の
タッピングナイフです。

刺して 抜いて 切る が
一度に出来る優れモノです。

畑の際(きわ)は機械ではできないので
これを使って手作業するそうです。
これがビート。

見た目は完全に カブ です。
食べてみたい!

出ました!恒例の名ゼリフ!!
さすが砂糖の原料です・・・


そして機械による収穫を
見せてもらいました。
ビートハーベスター!

ものすごい勢いで広い畑を
突っ走っていきます。

後ろの丸いところが回転。
次から次へビートが
掘り出されます。
そしてビートハーベスターが
トラックに横付けされ・・・・


ど ど  ど どッー


すごい勢いでビートが落下!!
そうなんです。
大ざっぱというか乱暴というか・・・
これまで見てきた農作物の収穫の中で
1番ダイナミックでした。

確かにビートは
そのまま売られることはありません。
全て工場に運ばれて加工されるので
傷が付かないように
大事に大事に収穫しなくても
大丈夫なんだそうです。

2008年12月06日(土) |  予想外の大迫力!砂糖工場その1

じゃ~ん!もんすけです。
砂糖の原料となる「ビート」!
実は日本で栽培しているのは
北海道だけだってみんな知ってた? 

砂糖の原料にはビートの他に、
サトウキビなどがあるんだけど
国内で作られる砂糖の
およそ8割はビートが原料。
つまり北海道は、砂糖の国内生産量の
8割を占める一大生産地なんです!

ちなみに、もうひとつの原料の
サトウキビは沖縄や九州などの
温暖な気候で栽培されています。
反対にビートは北海道など寒冷な地域での
栽培に適していているんだって!

 

収穫されたビートが
どのように砂糖になるのか?

その疑問を解決するべく
あぐりロケ隊が向かったのは
清水町中心部の広大な敷地にある
ホクレン清水製糖工場です。

清水製糖工場の佐野さんに
案内していただきました。

最初に目に入ってきたのが
巨大なトラック。
20tトラックだそうです。
もちろんビートが満載されています。

しかも、トラックの荷台が持ち上がって
積載物を降ろすのではなく
なんとトラック全体を傾け始めました!!

これには一同びっくり!!

トラックはどんどん傾き
荷台から20tのビートが
すごいスピードで
すべり落ちていきます。
その光景はまさに圧巻!

「うわぁ~~~~~」
と口を開けたまま
見入ってしまいます。



工場は秋から春まで
フル操業で
砂糖を作り続けます。

でもビートの収穫は秋だけ。

そのため、工場内に幾つもの
ビート山を築きます。
その量 19万トン!!

山の右下に車が写っているので
その高さ・大きさが分かると思います。
製糖工場は 
もはやアミューズメント施設です。

驚きの連続なのです・・・

そしてココもすごかった。

森「なんだここ!!
  何してるんですかっー!!」

巨大な岩山 いや ビート山に向けて
放水銃で大量の水が!!!
・土で汚れたビートを洗う

・ビートに石も混じっているので分ける

・水に流して工場内へ運ぶ

などなど水での作業には
幾つものメリットがあるんだそうです。

そこでその放水銃に藤尾さんがチャレンジ。

でもいいのか・・・
そんな危ないモノを任せて・・・

やっぱり・・・
こうなりました。

リーダーの靴が浸水・・・


「こらっ!
  
  藤尾!!!」


2008年12月06日(土) |  予想外の大迫力!砂糖工場その2
まさに

どんぶらこ♪ 

 どんぶらこ♪


ビートが水で
運ばれていきます。
ビートが工場内に
入ってきました。

ずいぶん白くなってます。
そして次は
短冊状に切られます。

それをひたすら煮詰めることになります。

煮出した糖液を抽出し また煮る。
7つの釜で
その工程を繰り返し
糖分を濃縮していくのです。
そして大きな「結晶缶」という装置の中で
砂糖を結晶化!!
この段階では
砂糖の結晶と蜜が混合しているんだそうです。
それを遠心分離機を使って
結晶をより分ける。
それを乾燥させると
お馴染みの砂糖が出来上がり!


2008年12月06日(土) |  砂糖の種類とその違い そして栄養学

全国各地へ運ばれていく
北海道産の砂糖!!

こちらの工場では
3種類の砂糖が作られています。
まずは「グラニュ糖」。
最高純度の糖液から作られる
無色結晶状の砂糖で
サラサラしていてクセのない
淡白な甘さが特徴!

ちなみに海外では、
消費量がイチバン多いのは
グラニュー糖なんだって。

そして、「上白糖」!
日本の家庭では、
料理などに使われている砂糖で、
しっとりしたソフトな風味が特徴。

日本では最も使用量が多いんだって。

そしてもうひとつは「てんさい糖」。
これにはお腹の中の
ビフィズス菌を増やす働きのある
天然のオリゴ糖が含まれていて、
お腹にイイんだって。

とっても身近な砂糖!
実は大切な栄養パワーも
秘められているんです!

砂糖パワーについて
天使大学の荒川教授に伺いました!

荒川先生
「砂糖はエネルギーになったり
 血糖になったりする
 とても重要な働きをします。」
「ブドウ糖と果糖は
 くっついているモノですが
 これが消化されて
血糖(ブドウ糖)になります。」
「これが脳に伝わると脳が働く。
つまり脳が使えるエネルギー源は
このブドウ糖だけなんです。」

2008年12月06日(土) |  日本の砂糖事情・十勝清水 自慢の産品
食卓には欠かせない砂糖!
実は国内消費量の半分以上が
海外からの輸入だって
みんな知ってた?
日本の砂糖消費量は
1年間でおよそ220万トン! 

実はその内、
日本国内で生産されるのはおよそ4割で、
6割がオーストラリアやタイなど
海外から輸入されているんだよ。

大地の恵みがたっぷり!
ビートから作った北海道産砂糖を
もっと活用したいよね。
砂糖の一大生産地、清水町!

JA十勝清水町には、
砂糖の他にも有名な
特産品があるんです!
それは、あずき~~~。
十勝産のあずきは皮が柔らかく、
なめらかな舌触り、
そして風味が良いのが特徴!
全国的に有名な
一流和菓子店にも出荷されるほど
人気のブランドなんだって!

2008年12月06日(土) |  出来立て砂糖と小豆のコラボレーション どら焼き!

JA十勝清水町・女性部のみなさんが
清水町の砂糖と小豆を使った
手作りどら焼きを作ってくれました!

まずは、生地作り。
材料は、ハチミツ、みりん、てん菜糖、
そして卵白1つ分と全卵1個を用意。

これらの材料をボールに入れ、
もったりするまで
泡だて器でよく混ぜます。

 

次に薄力粉とベーキングパウダーを加え、
ヘラで切るように混ぜ、

粉っぽさがなくなったら、
冷蔵庫で15分ほど休ませます。

 

次にあずきホイップ作り。
あずき1合に
カップ1の水を入れて煮ます。

あずきがやわらかくなったら
てんさい糖1カップを入れて
水が無くなるまで煮詰めます。

 

あずきが冷えたら
固くホイップした生クリームを入れて
軽く混ぜます。

 

熱したホットプレートに油をひき、
生地を焼いていきます。

生地にポツポツと
穴が開きだしたら裏返し、
薄く焼き色がついたら
ホットプレートから上げます

 

生地が冷めたら、
あずきホイップをのせて
もう1枚の生地ではさむと
手作りどら焼きの完成~~~!!]

じゃがいも団子と
カボチャ団子のお汁粉も
作って下さいました!

最高に美味しかったです♪

2008年11月29日(土) |  #21放送分 十勝シリーズ第2弾は帯広の長いも!

秋の十勝シリーズ2回目は
帯広市の広~~~い畑から
スタートしました。

松坂アナが
今回取材する野菜についてのヒントを
リーダーやあぐりっこ隊に伝えます。

キーワードは

縄文時代

山うなぎ

台湾

あぐりっこは
チンプンカンプンのまま
隣の畑へGo!!

生産者の藤田さんが
私が作っているのはコレ!と
立派な十勝川西長いもを
見せてくれました。

「十勝川西長いも」とは
平成18年の地域団体商標制度により
商標登録された十勝地方の
ブランド長いもなのです。

現在、このブランド長いもは
JA帯広かわにしをはじめ、
JAめむろ、JA中札内村、JAあしょろ、
JA浦幌町、JA新得町、JA十勝清水町の
7つのJAが協力して生産しているのだそうです。

さてさて、藤田さんの後ろに
工事現場で見かける重機が写っていますが
これがないと長いも収穫は
はじまりません。


それは なぜか?





藤田さん

長いもは 長いいも なんですね。」



一同「はい。」
藤田さん
「なので 手では掘れないんです・・・」



「じゃ~ 収穫体験させてください!」


藤田さん
「はい。では溝をもう少し掘りますね」
森「それじゃ~ 
 オレが今から
  クレーン動かすから!!」


河「ちょっとちょっと
  危ないですからっ!!」




河「だいたい これをクレーンって
  言ってる時点で危ない!!」

ショベルカーでしょ!」



「ガハハハハハァ~~」


「今回の優勝は私じゃないですか!」と

勝手に”デカデカ長いもグランプリ”を
開催していた松坂アナ。

確かにキングサイズを掘り当ててました・・・


一方、




・・・・



あぐりロケでは何が起きるか分かりません。
まるで台本どおりのような展開になりました。


森「 食べてみたい!!

待ってましたっ!!
リーダーの定番の名ゼリフ!!

森「まるで
  イタリアンジェラートのようだ・・・」

一同納得。

河「はいッ」

森「ガブッ」

河「どうですか?」

森「あっ 甘いっ!! 」




2008年11月29日(土) |  長いもが出来るまで!

じゃ~ん!もんすけです。
海外でも人気の十勝川西長いもは
収穫までどのように育てられるのでしょうか?

5月上旬!
まずは、植え付け作業。
専用の機械を使い
種イモを均等な間隔に植え付けていきます。

その後、長いもの生育に
欠かせないネットを張る作業。
左右均等・等間隔にポールをたてて、
ネットをはっていきます!

8月、夏の太陽を
たっぷりと浴びたつるは2mほどに成長!

そして10月、
つるが3mほどになった頃、
ネットとポールを撤去し
収穫の準備にはいります!

ちなみにネットは
土に分解する
「バイオマスプラスチック製」!
堆肥としてリサイクルできるんだって!

11月上旬、ついに 秋掘りの収穫!

長いもに傷をつけないよう手作業で
丁寧に掘り出されるんだね!

2008年11月29日(土) |  長いもの栄養パワー!!
じゃじゃじゃ~ん
   もんすけです。

栄養満点の長いもは
海外でも人気なんだって!

台湾では
長イモを「山薬(シャンヤオ)」と呼び、
漢方薬としても珍重されているんです。

天使大学の荒川先生に
長いもの栄養について聞きました!

長いもの主成分はデンプンですが
カリウムや亜鉛などのミネラルも豊富。

そして長いもならではの特徴といえば、
強力な消化酵素がたっぷり入っていること。

「マグロの山かけ」というメニューがありますが
長いもの酵素がマグロの消化を
助けるという働きをするのです。
美味しくて栄養があって
他の食べ物の消化を促進するという長いも!!
もっといっぱい食べようね♪

2008年11月29日(土) |  ”JA帯広かわにし”のすごい施設
全国各地に届けられる
    ”十勝川西長いも”!

おいしさの秘密は、
良質な土壌と降水量が少なく
晴天日数が多い十勝の気候風土!

さらに、昼夜の寒暖差が多いコトが
長いもの甘みをますんだって。

十勝ってスゴイんだね~~~!!
実は日本だけではなく、
台湾やシンガポールなど
海外でも大人気!

一本一本大切に
収穫された長いもは
国内最大規模のJA帯広かわにしの
「長いも洗浄選別施設」に
運ばれてきます。

ここでは、長いもの洗浄、
計量、規格の選別、箱詰めまでの
ほとんどの工程を機械で行います。
そして大切なポイントでは
必ず人の目で厳重に品質をチェック!

これらは、傷の無い高品質な長いもを
効率よく出荷するための工夫なんだって!
そしてさらに今年、
食品衛生管理の国際規格
「HACCP(ハサップ)」
の認証を取得!

国内最先端のシステムで
出荷される「十勝川西長いも」は
安心で安全なんだね!



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