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2020年12月19日(土) | ♯597 道産食材でクッキング祭り!編①
2020年12月19日(土) | ②ゴボウを叩いてクッキング?!
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2020年12月05日(土) | 漬物だけでなく調味料としてもキムチ活用術!③
2020年11月28日(土) | ♯594 芽室町のゴボウ①

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2019年06月29日(土) |  美味しいおにぎりのにぎり方
森アナ
「それでは美味しいおにぎりを作りましょう」

この方が、世界を股にかけて活躍する
ライスボールプレイヤー川原悟さん。
札幌にある「おむすびきゅうさん」という
お店の店長を務めながら、
おにぎりや北海道米の魅力を広く発信しています。

【おむすびきゅうさん】
住所:札幌市東区北9条東1丁目3-10
電話番号:011-788-2221
川原さん
「全国で北海道物産展など百貨店でやっていて
 そこでおむすび職人として実演してくれないか?
 という話がきたんです。
 その頃からライスボールプレイヤーといい始めて
 それから台湾から来てくれないか?
 アメリカからイギリスから来てくれないかと
 世界中を回るようになって、
 ライスボールプレイヤーの肩書で活動してます」
そんな川原さんが挨拶がわりに
おむすびを作ってくれます。

川原さん
「指先に塩を広げ…手前から転がして…」

リーダー「なに!?その動き??」

川原さん
「今度、どちらかの手でつぶして
 伸びてきたところを形を作って
 1・2・3・4・5
 ひっくり返して
 1・2・3・4・5」

リーダ「キレイキレイ!」

具材にもよりますが、
ひとつ作るのに10秒から15秒くらい。
その早業を、じっくりご覧いただきましょう。
まずは、川原さんの感覚で、
およそ100gのご飯を丸めます!

ちなみに、試しに重さを計ってみると…

リーダー「101g!!」
そんな101gのご飯に親指で穴をあけ
具材を埋め込みます!
その具材をご飯で包み込んでからが、神業!
指先に、適量の塩を塗り…
ご飯を、素早く優しく転がします!
するとご飯が塩を万遍なくまとっていきます!
それを繊細な力加減で握り…
(※片側ずつ5回にぎる)
きれいな三角形を形作っていきます!
海苔を巻いて…
三角形のてっぺんに具材を乗せて完成!

これを、ものの10秒くらいで仕上げるという
超絶テクニック!

2019年06月29日(土) |  形には意味があった!
ということで、ふたつ握ってくれたのですが、
ん?なんかちょっと違いますね…

川原さん
「上に具材が乗ってるもの
 上に具材が乗ってないもの…。
 これはどうちがうんでしょう?
 実はですね…これが“おにぎり”
。  こちらが“おむすび”でございます」
トモキ「えっ??名前違う?」

リンカ「え???」

リーダー
「この人何言ってるかわかんない」
川原さん
「ご飯で形を作ったもの、全て“にぎり”なんです。
 丸でも四角でも三角でも、
 ちょっと前に流行った“おにぎらず”も四角!」    
川原さん
「“おむすばず”って言わないでしょ?」

リーダー「言わないです」

川原さん
「手でごはんの形をつくったら“にぎり”!」
川原さん
「“おむすび”っていうのは
 三角形であり、上に具材が乗る!
 これが“むすび”。お供え物なんですね」
川原さん
「農業の神様を昔の人は山にいると思っていたんです。
 山からキレイな水や寒暖差だったり
 色んな恩恵を受けるんですね」
川原さん
「なので今年の五穀豊穣を願って
 山の形にごはんをむすび、
 神様は山の頂(いただき)にいると思われているので
 そこにお供え物として具材が乗る!
 これが、“おむすび”なんですね」
 
リーダー
「山なんだ!だから三角なんだ!面白い」
川原さん
「稲荷神社は昔、稲成り神社だったんです。
 いなり寿司は米俵なんです!
 たわわに実ったお米がとりますように…!」

リーダー
「そういう願いが込められているんだ!」
川原さん
「昔の日本人っは食べ物に神様を宿して
 祈りを捧げていたと言われていますね」

リーダー
「食べ物の形には意味があったんだ。
 そういうことを知ると 
 また楽しくて美味しいですよね」
さて、川原さんが作ったおにぎりやおむすび。

その味は…??
リーダー
「めっちゃウマイ!口に入れるとね…
 お茶碗に入っているご飯のふくよかさに戻る!!」
森アナ
「でも形は全然崩れていないですよね!」

ではふわふわもちもちおにぎりの握り方を
教えてもらいましょう。

2019年06月29日(土) |  米の選び方・炊き方を伝授!
森アナ
「おにぎりで重要になってくるのはお米!
 川原さんはお米屋さんもやっているので
 おにぎりに合う米の選び方を教えてもらいましょう」

ということで、おにぎりにピッタリな
北海道米を教えて頂きます。
川原さん
「“ゆめぴりか”と“ふっくりんこ”を
 半分ずつブレンドします!
 ご飯として食べるのに最高の“ゆめぴりか”
 なんですが…冷めるとネバリが強い品種は
 硬くなりやすいんです。
 “ふっくりんこ”は冷めてからでも
 硬くなりずらい特性を持っているんです」

リーダー
「両者の良いところを合わせたんだ!」
「ゆめぴりか」と「ふっくりんこ」のブレンドが、
まずはポイント。
洗い方は、すすぐだけを3回繰り返し、
そのあと、赤ちゃんの頭をなでるくらいの
チカラ加減で洗いましょう。
これも3回繰り返すくらいで十分。
ゴシゴシ洗うと、お米を傷つけたり、
旨み成分を逃がしてしまいます。

研ぎ汁が、少し白く濁っているくらいの状態で
洗い終えます。
川原さん
「おむすびにする時の炊き方は
 酢飯の水加減で炊くといいですね。
 水は少なめに…」

リーダー
「白米というラインとすし飯というラインが
 ありますよね」

川原さん
「手である程度押し込めるので
 米に弾力があるほうが良いんですね」
お米を1時間くらい水にうるかし、
水分を吸収させてから炊きます。
森アナ
「炊きあがった後に注意することありますか?」

川原さん
「蓋を開けると湯気がバアーって出るじゃないですか。
 これをどんどん飛ばしてあげて下さい!」
川原さん
「普段はシャモジを入れて、
 ご飯の上と下をひっくり返して
 すぐ蓋を閉めちゃうじゃないですか?」

リーダー「すぐ閉めてました」

川原さん
「お茶碗で食べる時はいいんです。
 でも“おむすび”にするときは
 5分くらい蓋を開けっ放しにしても良いくらい!」

あぐり一行「えええええ」

リーダー「お母さんに怒られます!」
川原さん
「そうするとお米がベタベタしてくるんです。
 湯気が飛ぶとご飯自体のネバリが出てくる。
   このベタベタがご飯を作ると…」
 
川原さん
「シュシュシュシュッて作れる!!」

リーダー「なるほど~!!そうか!」
リーダー
「パラパラのご飯だとにぎりにくいけど
 ベタベタのご飯にあえてすることで
 おにぎりにしやすい!」

川原さん
「少ない手数でバシッと形が作れる!」
湯気が一旦収まったあと、もう一度かき混ぜると、
より水分を飛ばすことが出来ます。

2019年06月29日(土) |  誰でも大丈夫!簡単おにぎりの握り方
森アナ
「それではおにぎりをにぎっていきましょう」

川原さん
「三角形に作りづらいというお母さん方でも
 上手にできる方法です」
川原さん
「ラップをなるべく正方形になるように置きます」
そのラップの真ん中くらいに、塩を適量ふりかけ、
その上にご飯を乗せます。
川原さん
「真ん中に穴をあけてあげる」

好きな具材をくぼみにのせます。

最後に軽く塩をふります。
川原さん
「(ラップの)端と端をもって
 上に上げてねじる!!」  
そのまま形を整えます。

優しく…5回にぎったら、
ひっくり返してもう一度優しく5回にぎる。

川原さん「力いらないよ」
海苔をかぶせて…

川原さん
「海苔を押さえたまま、ひっくり返す!」

リーダー「いいじゃんいいじゃん!」

川原さん「最後に耳をつくってあげる」
リーダー「できた~!」
トモキ
「今まで作っていたものよりも
 簡単にできました!」
さてリンカも…

リーダー
「出来たじゃない!やったー」
この要領であれば、不器用すぎることでおなじみの、
森アナでもご覧の通り。
きっと、どなたでも上手に作れるはずです。

2019年06月29日(土) |  今流行の味つきおにぎりも!
森アナ
「一通りにぎり方を教わりましたが
 ここからは今流行っているおにぎりを
 教えてもらいましょう」

川原さん
「ごはんの中に具材が入っているのが
 おにぎり・おむすびだったんですけど
 ごはん自体に味をつけちゃう!」
ということで、今回教えてくれるのは、
バターしょうゆおにぎり。
実は、油分が加わったおにぎりを、
ふわふわモチモチに握るのは難しいので、
ポイントをしっかり押さえましょう。
川原さん
「表面のバターとしょう油を
 シャモジで伸ばしていく感じですね。
 ご飯粒をつぶすんじゃなくて…」
森アナ
「パラパラにぎりづらくならないんですか?」

川原さん
「混ぜたこの瞬間は、すごく結びづらいですね。
 これを形つくりやすくするためには、
 混ぜ終わった後、少し置いておく!
 ご飯粒が汁気を吸ってくれて
 形が作りやすくなります!」

リーダー「そうなんだ!」
握り方は、先程と同じように、
ラップを使うとやりやすいでしょう。
ということで、このバターしょうゆおにぎりと、
メンバーそれぞれが作ったおにぎりを試食します。
リーダー
「お母さんにあげる前に自分で試食です。
 いただきま~す」

リンカ「とても美味しいです!」

トモキ
「今までつくったおいぎりの中で
 一番おいしいです!」
リーダー
「お母さんにあげるのどうですか?」

トモキ「絶対喜ぶと思います!」

森アナ「良かった~」
さてバターしょうゆおにぎりは?

リーダー
「いい香り~
 バターとしょうゆの香ばしさに
 海苔の香りが合う~~!!」

森アナ「食べる前からリアクションが…」

パクッ

リーダー
「うんバター!!効いてる」
川原さん
「これにトウモロコシとか混ぜても
 すっごく美味しいですよ」

リーダー「いいですね~入れて!!」
森アナ
「本当に形がキレイで崩れてないですね!
 いただきま~す。
 うん!美味しいです。
 お米がもっちもちですね」

川原さん
「蓋をあけて湯気を飛ばしていると
 こういう食感になるんですよね。
 にぎっても戻ってくるんです」

森アナ
「冷めてますし、具材の味もあるんですけど
 お米の味が残ってます。
 ごはんが美味しい!と思う、おにぎりです」
川原さん
「ゆめぴりかとふっくりんこを
 ブレンドしているのも良いところかもしれない。」

リーダー
「ブレンドすることで各品種の良いところが
 しっかりおむすびになっても出ている!」

森アナ
「おにぎりって具のところが当たりだなって
 そこにいくまでに『まだ具が出てこない』って
 思いますけど、このおにぎりは全然思わない。
 どこ食べてる美味しいおにぎりですね」
川原さん
「北海道は一大稲作産地になって
 東京でも食べられてて
 全国でも人気の高いお米に
 北海道の人たちの努力でなった。
 これからもっと北海道米が
 世界中で食べられるように
 僕がおむすびを教えて世界中を歩くことで
 世界と日本を結びたいです」

リーダー「ありがとうございました」

2019年06月29日(土) |  お母さんにサプライズ!いつもありがとう!
さてトモキ君とリンカちゃんは、ここからが本番。
誰の助けも借りずに、
昆布とおかかのおにぎりを作り上げました。
いよいよ、お母さんにサプライズ差し入れです。
さて、あぐり一行は、草なぎさんのお宅に突撃。
お母さんの智香子さんとご対面です。

あぐりっこ「ただいま~」

智香子さん
「子供たち2人だけだと思ったら…
 ビックリです」

リーダー
「すみません。
 私たちも一緒に帰ってきてしまいまして…」
そしてこちらは、2歳の妹のカノンちゃん。
まずは、何も知らないお母さんに、
ロケの内容を報告します。
トモキ「ライスプレーヤーの…」
智香子さん「ライスプレーヤーの???」

森アナ「全然伝わっていない(笑)」

トモキ
「おにぎり作る職人さんのところに行った!」
ということで早速、おにぎりを贈呈!

トモキ
「いつもの感謝の気持ちを込めて
 つくったおにぎりです!」

智香子さん「ありがとう」

リーダー
「最初からお母さんに食べてもらうんだって…
 すごかったです。想いが!」  
智香子さん
「いただきま~す。
 うん柔らかい!美味しい!ふわっふわ!
 何でこんな風になるの??」

リーダー「ほらほらビックリしてる」

智香子さん
「米が一粒一粒しっかりしていて
 茶碗に入ってるごはんのよう!
 おいしい~」

リーダー
「お母さん、食レポめっちゃ上手!!」
カノンちゃんも、おにぎりをパクリ。
そんな3人の子供の面倒を、
お父さんが単身赴任中で1人でみている
お母さんへ感謝の言葉を伝えます。
トモキ
「お母さんへ
 いつもお父さんがいない中、
 3人のめんどうをみてくれてありがとう。
 部屋の掃除をしなかったりして
 怒られることもあるけど
 これからはきちんとすぐにやりたいです。
 ちなみにお母さんの料理で一番好きなのは
 からあげです。カリッとあがっていて
 すごく美味しいです。
 今度、僕が作ったおにぎりを食べて笑顔でいてね。
 Smile is the best! 令和元年6月13日トモキより」

リーダー
「おおおお~笑顔がサイコウだ!」
リンカ
「お母さんへ
 いつも美味しい料理を作ってくれてありがとう。
 おむすびはとてもおいしかった?
 教えてもらった通りに作ったよ。
 これからももっと手伝いをするから頑張ってね。
 リンカより」

リーダー「優しい!!」
智香子さん
「おにぎり…おいしいよね」
智香子さん
「とっても楽しみにしています。
 おにぎりを作ってくれるのを
 楽しみにしてます」

リーダー
「草なぎ家のお出かけが
 これまで以上に素敵なものになることを 
 祈っています。ありがとうございました」
お・ま・け

リーダーのうんちくが炸裂しました!!

リーダー
「食料自給率ってカロリーベースでいうと
 我々の家庭の食卓にあがるうち
 38%だけが日本のもので
 他62%は日本以外のものが
 食卓にのっている。
 今、お茶碗一杯が150gだとして
 もう一口、15g!
 日本人全員がもうひとくち食べれば
 1%回復するんです!
 だからもう一口キャンペーンです。
 日本人なんだから
 日本のものを美味しく食べていきたいですよね」

森アナ
「はい…お米ソムリエの森崎博之さんでした!」

リーダー
「はい!ありがとうございました~♪
 またよんで下さい!!」

あれコメンテーター風!?(笑)

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6月22日のクイズ
「今回取材した町にあった湖は、
 なんて名前だったかな~!?」

正解は「洞爺湖町」でした。


2019年06月22日(土) |  ♯528 洞爺湖町・赤しそ編
突然ですが問題です!
この漢字、なんて読みますか?
答えはシソ!
「ムラサキ」に「よみがえる」と書いてシソ!

古代中国において、食中毒で死にかけた人が、
シソの葉を煎じたものを飲んで、蘇ったことから、
紫色の蘇る草、という意味で、
その名が付いたと言われています。


日本でも、古くから薬用として
栽培されていたという、シソ。
今でも、健康に良い、
そして、美味しい野菜として重宝されています。

今回のあぐり王国ネクストは
洞爺湖町の赤シソに注目します。
森結有花アナウンサー
「洞爺湖町になってきました」

森崎博之リーダー
「毎年来てる!去年もここでしたね」
森アナ「去年はセロリのロケで来ました」

リーダー
「そうだそうだ…イケメンでした…」

森アナ「カッコよかったで~す!」

リーダー
「あ~昔のVTRとか使わなくてもいいからっ!」

森アナ「ぜひ使いましょう!」
森アナ
「一昨年はゴボウの取材で来ましたね」
 
リーダー
「ゴボウの思いでありますか?
 私はありますよ。
 ゴボウを抜いた穴にあなた落ちたんです!
 自分でゴボウを掘って落ちる!
 そんな人いますかねえ」

森アナ「いや~いますかね」
リーダー
「洞爺湖町は湖・温泉地の観光のイメージが
 ありますが、農業も盛んな場所です」

森アナ
「そんな洞爺湖町で赤シソに注目します」

リーダー
「大好きです!全ての料理に入れたいくらい!」

森アナ
「その美味しさに気が付いたのはいつですか?」
リーダー
「大人になってからでしょう。
 そもそもそんな赤シソに触れてこなかったし
 多分梅干しと一緒にあった赤シソも
 よけてたんじゃないかな…」

森アナ
「なので今回は小学生だけでは
 難しいかなと思いまして、この方がに…」
今回のあぐりっこは、
小学4年生の藤川結良(ユラ)ちゃんと、
お母さんの美幸さん、親子での参加です。
リーダー「赤シソって分かりますか?」

ユラ
「はい!うーんとなんか
 おばあちゃんが作ってくれる梅干しの中に
 赤シソが入っているから…
 なんか食べたことがあります!」
リーダー
「ミユキさんはお料理に使うことは?」

ミユキさん
「青シソは使ったことはありますけど
 赤いシソは使ったことないですね…」

森アナ
「では赤シソがどういう風に作られているか?
 お勉強しましょう」
ということで早速、赤シソを生産する農場へ。

2019年06月22日(土) |  手のひらサイズの赤シソにビックリ!
リーダー
「こんにちは~素敵な笑顔が…
 お邪魔いたします!」

森アナ「生産者の伝(つたえ)さんです」

リーダー
「よろしくお願い致します。
 伝さん失礼ですけどおいくつですか?」

伝さん「82歳になりました」

リーダー「うわああああ」
リーダー
「この番組で訪れた生産者の中で
 最高齢かもしれないです!!」
伝さん
「そうですか、いやいや…
 たいした誉(ほま)れになりますなあ」

御年82歳にして現役バリバリの生産者、
伝(つたえ)信雄さんが、
赤シソについて教えてくださいます。
住宅の裏に広がる畑に行くと―

あぐり一行「うわあああ」

リーダー「すごい量だあ」
リーダー
「うわ~こんないっぱいあったんだ!!」
ユラ「すご~い」
リーダー「量もすごいけど大きさはどう?」

ユラ「立派!!」

リーダー
「近くにいって手のひらと比べてみて!」
ハウスの中に入っていくと…

ユラ「あっ!いい香りする~♪」

ミユキさん「あっ本当だ」

伝さん「ニオイしますか?」
ということで、
ユラちゃんの手の大きさと比べてみると…

ユラ
「なんか自分の手より大きそう!!」
香りをかいでみると…

ユラ「うふふ」
ユラ「あは!!」

リーダー「いい笑顔です!」

2019年06月22日(土) |  瞬時に食べてみると…美味しい!
リーダー「これは何用にするシソですか?」

伝さん「食用です」

リーダー
「じゃあこのまま食べられますか?」

伝さん
「食べられます! 
 ただ…新鮮な方がいいですから
 収穫してから、すぐ食べて下さい!」

リーダー「今もとれたてですけど…」

伝さん「いやちょっと置きましたから」

リーダー「ええええええ」

伝さん「なるべく新鮮なものを!」

森アナ「まだ2~3分しか経ってないですよ…」
では収穫してみます。

リーダー
「下にこそいで…
 あっ!!簡単に取れます!
 ではいただきます!!!」
リーダー
「柔らかい!
 待って…チョーうま味ある!
 刺激もあるんだけど
 ほのかにあま味があっておいしい~!」

森アナ
「しかもかじった後、
 すっごいいい香り広がってました」
ユラも食べてみると…
「うん!美味しい!!
 なんかね…ちょっと苦いけどなんか…
 噛み応えもあるしシャキシャキしてる!」
香りよし、味よし、シャキシャキで大きい。
この赤シソは、
どうやって育てられているのでしょうか。
伝さんの農場では、
ハウスで生食用、露地でジュース用の赤シソを
栽培しています。
栽培スケジュールはご覧の通り。
ハウスでは5か月以上も収穫期間があります。

森アナ 「収穫期間が長いじゃないですか。
 それって、植え替えたりとか
 何回かに分けて定植しているとかですか?」
伝さん
「違います!
 一度植えると10月いっぱい収穫できます!
 背丈くらいまで伸びますから、
 その間、だんだん上にあがってくるんです」
伝さん
「1本から約40枚とれるね」
一株から、1シーズンで40枚ほど
収穫できるという赤シソ。
春、夏、秋を通じて、
ハウス内の温度を20℃~25℃くらいに調整して、
成長を早め過ぎず、遅くし過ぎず、
常に収穫できる状態を保っているのです。

2019年06月22日(土) |  1枚1枚丁寧に収穫!
伝さん
「もう1つ条件があるんですけど、
 上をみてもらうと電球がついてますよね」
伝さん
「これによって夕方が遅くなるんですね。
 明かりをつけることで!
 それと昔の電球は温度が加わるんです。
 あったかいんです。
 その温度がプラスして生長が早まるんですよ。
 それで収穫が5月半ばまで出来るんですよ。

 それと、合わせて10月いっぱいやるというのは
 9月くらいから寒くなりますよね。
 (電球で)温度をなるべく上げて収穫してます」
 
その収穫、多い時は1日
およそ6000枚もの葉を摘むそうです。

伝さん
「今なら早朝4時から朝8時くらいまでとるのと、
 夕方は4時半から6時くらいまでの(2回)収穫。
 日中は暑いし、涼しい時に収穫して
 消費者になるべく新鮮なものを出したい!」
リーダー
「ひや~頭さがりますよ。
 新鮮なものをいい状態でお届けしたいという
 思いだったんですね」
じゃじゃん!もんすけです!
赤く美しく輝く、この赤シソ!
ところで、なんで赤いのかな~?
詳しいことを、北大農学部の鈴木卓准教授に
聞いてみたよ!
「赤の色はアントシアニンと言いまして
 ワインにも入っていると注目されています。
 生長するにつれて赤シソはアントシアニンを
 たくさん集積する!
 もともとの緑色は葉緑素の色なんですが
 アントシアニンが集積すると
 葉緑素の色をカバーして
 赤が強く見えるので赤シソの葉は赤い!」

苗の段階では緑色なんだけど、
アントシアニンという色素を蓄えて、
赤くなっていくんだって~!
ところでそのアントシアニン、
あとでまた出てくるから覚えておいてね~!
赤シソ農場におじゃましている、あぐり一行。
続いては、収穫の仕方を教えて頂きました。

リーダー
「葉っぱがあって脇芽があります。
 これごと下にピッと簡単に取れます」
10枚を束にして輪ゴムで結わえたら1組完成。

ということで、
ユラちゃんから体験させていただきます。
伝さん
「やってみて…ずっと下…そう!上手だあ。
 じゃあ今度そっちやって」

森アナ
「鮮度が大事ですからね。
 モタモタやっていられませんよね」

リーダー
「伝さんのプレッシャーもありますよね。
 次これ…ほれ…そっちそっち!」

伝さん
「はい上手だ!よしあと4枚!!」
伝さん「よし!あと2枚!」

リーダー「あははは」

伝さん
「あと1枚!ラスト!よーし良く出来た!上手だ」

リーダー「輪ゴムでまとめます」

伝さん「もう一回。よいしょ!できた!」
ユラ「できました~♪♪」

リーダー「どうだった?」

ユラ
「葉っぱが大きいのがいっぱいあったから
 とれるのがいっぱいあった!」

リーダー
「そうかたくさん歩かなくても
 その枚数がとれたね」
ではお次はミユキさん。

リーダー
「母娘そろっての収穫です!
 腰大丈夫ですか?腰?」

ミユキさん「もうそろそろ限界が…」

リーダー「ずっとかがみながらですもんね」

ミユキさん「これは大変です!」
森アナもやってみますが…

リーダー
「わき目も取るんだよね。聞いてた話?
 それわき目じゃないよ。成長するやつ」

森アナ「なんか楽しくなってきました」

リーダー「っていうか今何枚なの?」

森アナ「はっ!!」

リーダー「嘘だろう…」



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